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第74回ダイヤモンドS(G3)
東京芝3400m 4歳以上 ハンデ

所属着順
栗東(6・6・6)
美浦(4・4・4)

性別着順
牡・騙(10・10・9)
牝馬(0・0・1)

馬齢着順
4歳馬(4・2・2)
5歳馬(2・2・1)
6歳馬(2・2・5)
7歳馬(1・1・1)
8歳以上馬(1・2・1)

人気着順
1番人気(5・1・0)
2番人気(2・2・3)
3番人気(0・1・2)
4番人気(1・0・0)
5番人気(0・2・1)
6番人気(0・1・1)
7番人気(1・0・0)
8番人気(0・1・2)
9番人気(0・0・0)
10番人気以下(1・2・0)

前走着順
有馬記念(1・1・0)
AJCC(2・0・0)
ステイヤーズS(1・2・3)
日経新春杯(0・0・2)
中日新聞杯(1・0・0)
中山金杯(0・1・0)
OP特別(4・4・2)
3勝クラス(1・0・3)
2勝クラス(0・1・0)

ハンデ着順
50k(0・1・0)
51k(0・1・1)
52k(0・1・0)
53k(0・0・0)
54k(5・1・5)
55k(1・1・3)
55.5k(0・0・0)
56k(1・4・1)
56.5k(0・0・0)
57k(0・0・0)
57.5k(0・0・0)
58k(3・1・0)

枠番着順
1枠(1・1・2)
2枠(1・1・2)
3枠(0・2・0)
4枠(0・1・3)
5枠(2・0・1)
6枠(1・0・0)
7枠(1・2・1)
8枠(4・3・1)

強い馬も弱い馬も全馬横一線!
一列となってゴールするのを想定して各馬の負担重量に差をつけるハンデ戦。

4年前は1番人気タガノディアマンテが馬券圏外に飛んで16頭立てのシンガリ16番人気のミライヘノツバサが1着で馬連12万8730円。三連単は355万5600円なんて手品師もビックリする、とんでもない超波乱の特大万馬券が出れば、大多数の競馬ファンは「ハンデ戦は軽量馬が有利」だとか「トップハンデ馬は割り引き」だと思うのも仕方ない。が、しかし、それは過去のハンデ戦の結果を見れば一目瞭然!如何にも早計。早とちり!
世界一優秀と言われるJRAのハンデキャッパーのつけるハンデは、ソレほど単純でも無ければ
甘くも無い。
やはり「重ハンデは力の証!」重ハンデ馬がキチンと力を示しているではないか。

従ってハンデ戦の予想の要はハンデキャッパーがつけたハンデを素直に受け止めること。
ただ、4年前に16番人気のミライヘノツバサが優勝して大万馬券になったように、如何に重ハンデは力の証とはいえ「重ハンデ⇔重ハンデ」或は「軽ハンデ⇔軽ハンデ」とはいかないのが、ハンデキャッパーのつけるハンデの妙。ハンデ戦は重ハンデ⇔軽ハンデが基本中の基本だ!

さて、ハンデ戦の基本の講釈はこの程度にして・・・・・広い東京を1周半するダイヤモンドSの過酷さは内回り3600mの中山のステイヤーズSをはるかに凌ぐ。

またこのダイヤモンドSは距離3200mから3400mに延長されて久しい。が、たった200mの延長だが、これで「世界感」がガラリ変わった。直線半ばで先頭に立ちながら最後の200mで脚が上がらなくなった馬を何頭見てきたことか。

中距離馬に2400mや2500mはこなせても、やはり東京の3400mには壁がある。
スピード優先の我が国の競馬で僅か200mの距離延長が特異な別世界をつくり上げた。
バテる馬は間違いなくバテる。

スピードも一瞬の切れ味もいらない。

必要不可欠なのはスピードの持続力でありスタミナ。

本当の意味でステイヤーの聖域と言えるのがこのダイヤモンドSだ!
無論、過酷さは負担重量にも反映される。

要はこのダイヤモンドSに限っては前記した「ハンデキャッパーがつけたハンデを素直に受け止める」というハンデ戦の基本に抗い「軽量をバックボーンに狙いを定める」のがダイヤモンドSの本筋ということ。

で、過去10連対馬の傾向を見ると、連対馬全20頭中、1番人気は【5・1・1・3】とソコソコ好走しているが2020年以降近4年は【0・1・1・2】と振るわず、近4年で二桁人気馬が3頭も連対しているように波乱傾向に変貌しているこのレースを当日人気で有力馬を導き出すのは無理がある。

前述の通り当日人気で有力馬を導き出すのは無理だが、何も当日人気だけが傾向に非ず!
スタミナが物を言う過酷な3400mに重きを置いてもう1つ踏み込んでみれば、連対馬全20頭中【9・8・6】の17頭(85%)が馬体重498キロ以下。

無論、斤量が直接戦績に影響するハンデ戦故にハンデの優劣を見れば斤量の重い馬が強いハンデ戦。

当レースもハンデ58キロ以上の馬が【3・1・0・1】と強いが近5年は3着圏内皆無であることをどうとらえるかは諸兄の競馬勘だが・・・・・タテの加重がジワジワとスタミナを削いでいく重ハンデを背負って長い直線とダラダラ坂が待っている東京3400mを走れば最後にピッタリ止まるは想像に難しくない。

ならば長距離のハンデ戦で軽量馬かといえば、ハンデ53キロ以下は【0・3・1・33】と勝ち切れていない。

また前走の距離は血統や馬体重からステイヤー資質が問われるが、当レースは意外にも前走で3000m以上を使われた馬は回収率が悪い。

特に前走万葉Sの勝ち馬は昨年こそ1着も【1・0・1・4】と振るわない。

対して意外にも前走2000mを使われた馬が【2・3・0・19】と好走している。中でも前走中距離で差しの届かずで距離延長してきた馬は注視が必要。

前置きが長くなった。オチを付けよう。

先ずデータと言いながら毎回違う馬が走った、たかだか10回程度の結果。
あくまで参考に留めて頂き、ココからは過去の傾向と血統と軽量をバックボーンに競馬歴足掛け40年にもなる浅田の知識と経験。後は予想を立てる側の想像力。

重賞初挑戦の前走は2着馬に0.3秒の差を付けれたが、その2着馬は前走57キロから1.5キロ増。対して同馬は57キロから1キロ減の56キロ。前走同斤量から上げ下げ2.5キロ貰えば0.3秒は優に逆転の計算は立つ★★★★★ブログランキング

次いでココが昇級戦でも距離2500mの前走33.9秒の最速で快勝した★★★★★ブログランキング

他は東京は滅法走るルメールを配したサリエラと不利なデータに該当しない【データからの推奨馬】テーオーロイヤルハーツイストワール

穴はハンデ戦の基本中の基本!重ハンデ⇔軽ハンデ最軽量49キロトロピカルライト。勝ち切れないものの馬券圏内の狙いなら。

以上!

御参考まで!!

※尚、前記は過去10年の傾向から導き出した結果であり浅田駿の印と同じとは限りません。
予め御了承下さい。また人気はあくまで現時点での想定です。正確な人気は当日のJRAのオッズを確認して下さい。



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