記憶
ずっと忘れないでいようと
深く心に誓って
朝、昼、晩、そして次の朝
私の記憶の引き出しを
まだあるかなぁ?って
何度もなんども開けて
中を覗くのだけど
悲しいかな
その引き出しは
いつのまにか
空っぽに近い状態になってる
随分と大人になった私は
ものを保管することができない
「できそこない」の引き出しのこと
よく知っている
そんな「引き出し」に、
大切な宝をぽいぽい
しまおうかどうか迷う時がある
静かで薄暗い夜道を
街頭だけが照らしている
一歩、また一歩
前に進むだけで
その「引き出し」からこぼれだす
その「記憶」を必死に拾い集めてる
Posted by asagiiro1416 at 20:53│
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