これじゃあまるで惨状通り…

諸般の事情で地図の掲載は控える。だが、京都市民にはお馴染みの廃墟かもしれない(私は奈良県民なので知らないが)。
・Hアクアパーク

京都市と言えば内陸の都。京都府自体は海なし県ではないものの京都市に限って言えば奈良市よりも海が遠いんじゃないかと思える程度には海辺に縁のない都市である。そんなわけで東山にプールが設置されたのだが、あんまり繁盛しなかったのか潰れてしまった。よく考えたら海辺に縁がなくとも大津まで行けば琵琶湖で泳げるもんね。まあ海や湖とプールはまた別物な気もせんではないが、とにかくそのプールは今も東山のどこかに残っている。

こんな感じで…
山中のウォータースライダーに内陸の京都には似つかわしくない椰子の木。なお、言うまでもないが探索は公道上のみで行なっている。

ウォータースライダーの台には色褪せかけた看板。これ出したらもう伏字の意味ないね。完全に褪せていないあたり平成に入ってからも長い間営業していたのではないだろうか。ただ蔓に覆われた階段は廃業からの長い年月を物語っている。

「人類滅亡後の世界はこんな感じなのだろうか」と考えさせられる風景。廃墟鑑賞の醍醐味はこんなところにあるのだと思う。まあ夏以外のプールは廃墟じゃなくともだいたいこんな感じな気もするが…

海にはないプールの魅力と言えばウォータースライダーだが、ここには1つしか見当たらない。一応しょぼい滑り台もあるがこんなのじゃ小学生にもウケないだろう。そんな設備の微妙さがこの現状を招いたのではなかろうか。
・Z美術館

ヤバいでしょ。
一目見て思ったことがこれ。急坂にへばり付くように聳える、今にも倒壊しそうな廃ビル。なんじゃこりゃ。

崩れかかりながらも奇跡的なバランスでなんとか永らえているように見えるこのビル。廃墟はある意味芸術的なものだがこの物件に限ってはこうなる前から芸術に関係していた。標題のとおり元美術館である。

台風でも来れば、いや来なくとも崩れ落ちそうな廃美術館。芸術的と言うのは容易いが隣の家などからすればたまったもんじゃないだろう

接近。ほら美術館でしょ。ちなみにZはこの美術館の主人だった画家の名前らしい。中には美術品が残っていたりするのだろうか。この様子だとダメになっていそうだが。

蔦の緑と壁の鈍色のコントラストが美しい(とか言いつつスマホの写真で申し訳ないが)。とはいえこんなボロボロの廃墟、いつ消えてしまうか分からない。今回のレポートは敢えて位置情報を秘密にしてある上に廃墟の情報はほとんど出していないが、それでもこうして記録しておくことに少しぐらい意味はあるのかもしれない。諸行無常の世の中なのだから。

諸般の事情で地図の掲載は控える。だが、京都市民にはお馴染みの廃墟かもしれない(私は奈良県民なので知らないが)。
・Hアクアパーク

京都市と言えば内陸の都。京都府自体は海なし県ではないものの京都市に限って言えば奈良市よりも海が遠いんじゃないかと思える程度には海辺に縁のない都市である。そんなわけで東山にプールが設置されたのだが、あんまり繁盛しなかったのか潰れてしまった。よく考えたら海辺に縁がなくとも大津まで行けば琵琶湖で泳げるもんね。まあ海や湖とプールはまた別物な気もせんではないが、とにかくそのプールは今も東山のどこかに残っている。

こんな感じで…
山中のウォータースライダーに内陸の京都には似つかわしくない椰子の木。なお、言うまでもないが探索は公道上のみで行なっている。

ウォータースライダーの台には色褪せかけた看板。これ出したらもう伏字の意味ないね。完全に褪せていないあたり平成に入ってからも長い間営業していたのではないだろうか。ただ蔓に覆われた階段は廃業からの長い年月を物語っている。

「人類滅亡後の世界はこんな感じなのだろうか」と考えさせられる風景。廃墟鑑賞の醍醐味はこんなところにあるのだと思う。まあ夏以外のプールは廃墟じゃなくともだいたいこんな感じな気もするが…

海にはないプールの魅力と言えばウォータースライダーだが、ここには1つしか見当たらない。一応しょぼい滑り台もあるがこんなのじゃ小学生にもウケないだろう。そんな設備の微妙さがこの現状を招いたのではなかろうか。
・Z美術館

ヤバいでしょ。
一目見て思ったことがこれ。急坂にへばり付くように聳える、今にも倒壊しそうな廃ビル。なんじゃこりゃ。

崩れかかりながらも奇跡的なバランスでなんとか永らえているように見えるこのビル。廃墟はある意味芸術的なものだがこの物件に限ってはこうなる前から芸術に関係していた。標題のとおり元美術館である。

台風でも来れば、いや来なくとも崩れ落ちそうな廃美術館。芸術的と言うのは容易いが隣の家などからすればたまったもんじゃないだろう

接近。ほら美術館でしょ。ちなみにZはこの美術館の主人だった画家の名前らしい。中には美術品が残っていたりするのだろうか。この様子だとダメになっていそうだが。

蔦の緑と壁の鈍色のコントラストが美しい(とか言いつつスマホの写真で申し訳ないが)。とはいえこんなボロボロの廃墟、いつ消えてしまうか分からない。今回のレポートは敢えて位置情報を秘密にしてある上に廃墟の情報はほとんど出していないが、それでもこうして記録しておくことに少しぐらい意味はあるのかもしれない。諸行無常の世の中なのだから。
コメント