朝日出版社営業部(橋)のサケブログ/書店訪問日誌

朝日出版社営業部・酒部に所属している(橋)による、書店訪問日記です。
本屋さんに行くことと安酒を飲むことがライフワークです。
書店イベントにも足しげく通っていますので、そちらもレポします。
【命題】継続は力。非道に生きる。

2015年01月

昨年7月に刊行された、佐久間裕美子さん著『ヒップな生活革命』。発売から半年以上経ちましたが、各地での話題は広がるばかり。ありがたい一冊に巡り合えました。


そして2015年1月、鳥取の今井書店吉成店さんにて「より独立した自分になるための『ヒップな生活革命』ブックフェア」が始まりました。今井書店さん公式HPにて開催情報をご紹介いただいておりますので、ぜひご一読ください。

◆今井書店ホームページ


さらに、同店店長・高木善祥さんが朝日新聞鳥取版にて、『ヒップな生活革命』の読みどころを的確に、かつ深まるように取り上げていただきました。心より感謝です。

◆朝日新聞/暮らし見直す「新しい流れ」 【本の学校から】


ヒップな生活革命1


高木店長がお送りくださった、店頭写真をご紹介します。ブックフェアリストにオリジナルセレクトも加えていただき、とても目をひく棚です。什器とパネル・各タイトル紹介POPのコントラストがいい感じですね。


ヒップな生活革命2


『生きのびるためのデザイン』『地球の論点』『spectator』などなど。


ヒップな生活革命3

『ファッションは魔法』も4面陳。writtenafterwardsの山縣良和さんは鳥取出身ですから、しっかりとです。


ブックフェアは2月末まで開催予定です。お近くの皆さま、ぜひ店頭へお立ち寄りのうえたくさんの本と出合っていただけますように。



◆今井書店吉成店
 〒680-0874 鳥取県鳥取市叶310
TEL 0857-51-7020 | FAX 0857-51-7025

営業時間 10:00~22:00

先日、Facebookに以下投稿をしました。


「お手紙いただくのって、なにより嬉しい。メールも好きだし、電話で声を聞くのも会って顔を見ながら会話をするのも幸せだ。なのだけど、お手紙は別次元で嬉しい。

葉書や封書が届いたとき、宛名の手を見たらその人が住んでいる町がぱっと浮かぶ。切手の消印を眺めて、この地で投函してくださったのかと思いを馳せる。書いてくださったひと文字ひと文字が大切すぎて、封筒含めてぜんぶが宝物になる。


娘はもう読める漢字が増えてきたから、いっぱい手紙を書こうと思う。いろんな種類のお便りを日々送ろう。自宅内でだけど。いつの日か交換ノートまでたどり着けるかな。」


言葉の届け方、ということをここのところずっと考えています。


言葉が好きで、文字が好きで。その中でも、人の手を介して、手紙の場合は介してというか、その人が自分の手で書くわけですが、相手に届くもの。音としての言葉も愛おしいのですが、紙に、紙でなくてもいいのだけれど文字として刻んで届けるもの。それはとてもとても特別なものだと思っています。


僕は手紙を書くのが好きだから、仕事でも私事でもせっせと送ります。送りつけちゃいます。ワードなどで作成した文書にも、必ず余白をとって鉛筆でメッセージを書きます。読みづらいかな、といつも心配になるのですが、それでも自分の手、筆跡で気持ちを伝えたくって。


一方通行でもちろん構わないのですが、お返事いただけたときは嬉しくて嬉しくて。一日中、その次の日も翌週もずっと幸せな気持ちになります。



中井の伊野尾書店さんが1月17日に以下エントリーをアップされました。

◆わたしたちは言葉に支えられている/伊野尾書店WEBかわら版


プリントアウトして、自宅にも会社にもいつも見ることのできる場所に貼りました。伊野尾さんとは、末井昭さん『自殺』を届けていただいた際に初めてお会いしましたが、その時の会話すべてをはっきりと覚えています。2015年のスタートに、このようなメッセージ、決意とも思えるようなお言葉に心震えました。


そして、吉祥寺ブックス・ルーエの花本武さん。「詩学の友」にアップされたお言葉はもう。駅のホームで一気読みしてしばらく立ちすくみました。

◆衝撃的でない日の暮れ方/詩学の友

花本さんとは、会ってお話するのも、こうして花本さんがネットでもフリペでもアップされた文章をこっそりと読むのも大好きです。それは、花本さんと心通っているからだと勝手に思っています。(勝手にすみません。)



この2つの言葉に触れたことで、言葉の届け方ということをタッパー弁当を食べているときも雑務処理をしているときも金麦を飲んでいるときも考えるようになりました。


なんでどうしても出版社で働きたかったのだろう、文字に関わる仕事を生業としたいと切望していたのだろうとときどきに考えるのですが、本というものは上記したようなものがすべて詰まって、一冊を成すからだと思います。


届けたい言葉がそこにはすべて刻まれています。著者、編集者、装丁家、イラストレイター……方々の打ち込みないしは手書きの諸々により出来上がる一冊の本。さて、それを本屋さんを通じて読者の皆々さまに届けること、それが営業の仕事です。


「言葉を届けるということ。」、とタイトル付けしたこのエントリー。営業職としては上記の方々の熱量を書店員さんに伝え店頭で表現いただき、自宅の棚に置きたい! 読みたい! と思っていただけるよう提案することがそれになります。


僕の個人的な好みや仕事の仕方によるのですが、ミシマ社社さんのオリジナルフェアや英治出版さんのテーマフェアなどは本当に勉強になるなと日々痛感しています。


ミシマ社さんのフェアは基本的には自社本フェア。「ミシマ社の本をお届けします!」のようなパネルを見かけたことのある方はたくさんいらっしゃるでしょう。そこで何がスペシャルかというと、ミシマ社さんはただ自社本フェアを開催してもらえればいい、フェア期間中に自社本がたくさん売れればいい、などの発想はまったくなく、そこの本屋さんで、そこの本屋さんに来るお客さんにどうしたらこの本たちの面白みを伝えられるのだろうか、ということに専心していることです。と、勝手に思っています。


日に5軒から10軒超本屋さんに行くので、ミシマ社さんフェアを見かけることも少なからずあります。その度に、そこにしかない拡材(パネルやPOP)にはっとさせられ、メモメモとなるのです。


後者の英治出版さん。「デザインの力で、新しい未来をつくる!」ソーシャルデザインフェアを牽引しつづけていただける、僕の先生です。人生のメンターと言い切っている程。


自社本の中だけで全点フェアもテーマフェアも出来るラインアップなのに、プロデュースするフェアは自社他社問わずに組み立てていらっしゃいます。こういうのを幅というのかな、懐の広さというのでしょうか。


僕も、今年は自社本だけで、自社本中心の棚提案をしてみようと思っています。自分の知っている、信頼する人たちが思いを込めて作り上げた本一冊一冊を届けられるかもしれないなとふと考えたからです。


皆さま、どうかご期待ください。

ツイッターもブログもメルマガも、言葉を届けたくてじたばたしているだけなのです。どうかどうか、生温かく。

各媒体での紹介がとどまることを知らず、増刷を続ける『理不尽な進化  遺伝子と運のあいだ』。著者・吉川浩満さんによるブックフェア<「絶滅」の視点から世界を眺める 進化思想と人間存在をめぐるブックリスト>がリブロ池袋本店さん1Fにて好評開催中です。


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パネル・コメント付きのテーマ別POPを綺麗に設置いただき、とても目をひきます。


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「絶滅と絶滅生物」「進化論の世界」などの見出しでそれぞれ各タイトルが並びます。


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吉川浩満さんと山本貴光さんが手掛けられた『心脳問題』『MiND 心の哲学』もしっかりと平積みです。


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「進化論と近代的世界観」 「進化論と人文的思考」 「文学における理不尽な進化」 ……ブラッドベリがここに挙がるわけですよ。しびれますね。


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そしてそして、2月10日(火)には別館9階池袋コミュニティ・カレッジにてトークイベントが開催されます。ぜひ皆さまお早めにお申込みください。

◆山本貴光さん+吉川浩満さんトークイベント / いかに探し、読み、書くか? ネット時代の〈本〉との付き合い方――「哲学の劇場」主宰者のノウハウ大公開!


まだ告知開始したばかりですが、すでに多くの方々(出版社や書店員さんが特に)から興味アリ反応をいただいています。


当日、吉川さんとともにご登壇頂く、山本貴光さん著『文体の科学』(新潮社刊)ブックフェアもリブロ池袋本店さん1FCartographia棚にて大開催中です。嬉しいダブルフェア。


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壮観です。パネル・系譜図POPや各タイトルPOPなど、ここまで作りこめるものなのかと震えました。


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配布冊子は永久保存版ともいえる濃度でした。ぜひ店頭へ足をお運びいただき、こちらの2つのフェアをじっくりとご覧ください。


店舗情報や著者情報、2月10日トークイベント情報を以下貼付しますので、ご参照いただけますと幸いです。


◆吉川浩満さん/Twitter

◆山本貴光さん/Twitter

◆哲学の劇場

◆2月10日(火)開催/山本貴光さん+吉川浩満さんトークイベント【いかに探し、読み、書くか? ネット時代の〈本〉との付き合い方――「哲学の劇場」主宰者のノウハウ大公開!】



リブロ池袋本店

〒171-8569

東京都豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店 書籍館・別館
電 話:03-5949-2910
営業時間:10:00~22:00

2015年1月14日、紀伊國屋書店新宿南店さん3Fふらっとすぽっとライブトークにgreenz.jp編集長・鈴木菜央さんが登場されました。


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今回のライブトークは、同店5Fソーシャルデザインの本棚の月替わり企画として2015年1月から生まれた、「著者の本棚」連動企画として実現しました。

◆【新宿南店】 【ソーシャルデザイン】新企画!「著者の本棚」誕生★

紀伊國屋書店さん公式HPより、以下引用いたします。

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ソーシャルデザインの棚に新たな企画として「著者の本棚」が誕生しました。
棚を通じて、読者と著者をつなげることができれば...そんな思いから生まれた企画。ソーシャルデザイン関連書や著者の座右の書、最近読んでクスっと笑った本などを集めて展開致します。

記念すべき最初の選者はNPOグリーンズ代表の鈴木菜央さんです。
“現代的テクニックなど、枝葉の本は一つも選んでいません。座右の書、風雪に耐えて、読みつぎたい本、やさしい表現で、本当のことを教えてくれる本を選びました。”

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ふらっとすぽっと会場には、多くのお客さま、そしてソーシャルデザイン棚に関わる出版社の方々、出版媒体記者の方々にお越しいただきました。イベント模様をtweet引用でご紹介します。









2012年に『ソーシャルデザイン ―社会をつくるグッドアイデア集』を刊行した当時から、現在にいたるまでの環境や状況の変化、今後の方向性や継続性など、様々なお話を聞くことができました。


「著者の本棚」セレクトの各タイトルについての紹介もとてもとても興味深く。


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終了後にはちゃっかりとサインをいただいてしまいました。


鈴木菜央さんによる「著者の本棚」は今月いっぱい、紀伊國屋書店新宿南店さん5Fで開催中です。来月・再来月、それ以降もぜひご期待ください。


◆紀伊國屋書店新宿南店

〒151-0051 

東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤタイムズスクエア

営業時間    10:00~20:30

2012年より全国書店・大学生協にて開催中の「デザインの力で、新しい未来をつくる!」ソーシャルデザイン関連書フェア、2015年も各地での開催が予定されています。


ブックファースト京都店さんにて、昨日より店頭展開が始まりました。京都周辺の多くの方々にお立ち寄りいただければ幸いです。




河原町交差点のコトクロス阪急河原町内のブックファーストさんはとてもお洒落な店内。その中で、このように大きなスペースでフェア開催いただけてとても嬉しいです。


店頭展開は2月中旬までの予定です。京都周辺の皆さま、河原町へお立ち寄りの際はぜひこちらのフェアに注目ください!



◆ブックファースト京都店

〒600-1001

京都府下京区四条通河原町北東角  コトクロス阪急河原町4階・5階

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