同志社大学 浅野健一教授の労働裁判を支援する会 ブログ

2014年4月、同志社大学から追放された、浅野健一教授。 元・共同通信の記者であり、生粋のジャーナリストとして輝かしい経歴を持つ浅野教授は、同志社大学と闘うために立ち上がっています。 これは、闘う浅野教授を支援し、情報発信するためのブログです。

2017年10月

1117シンポジウム「黙秘・出房拒否権」のご案内

 同志社大学・浅野健一ジャーナリズム講座(第14回)

 

自主ゼミ「浅野健一ジャーナリズム講座」(第14回)は1117日(金)午後6時半から9時まで、京都市上京区の同志社大学今出川キャンパス・良心館105R105)で、「黙秘のため留置場から一歩も出ない法理論―出房拒否権行使で不起訴を勝ち取った房安さんから学ぶ」をテーマにシンポジウムを開きます。

 

黙秘権に詳しい東京造形大学の前田朗教授(刑事法)、二度目の不当逮捕の後、京都府警伏見署の留置場で21日間出房拒否権を実践し、強盗殺人被疑事件などで不起訴を勝ち取った京都市民の房安努さん、房安さんの弁護人を務めた高田良爾弁護士、ジャーナリストの浅野健一・同志社大学教授(大阪高裁で地位確認係争中)の4人で討論します。

 

誰でも捜査当局に逮捕され「犯人」にでっち上げられる危険性があります。日本では逮捕されると最低22日間は警察留置場に拘禁され、自白を強要されます。容疑を否認すると弁護士以外の家族・友人との面会も禁止されてしまいます。不当な取り調べに対し、裁判所から勾留場所に指定された留置場から一歩も出ず、警察の取調室に行かなければ、刑事たちから自白強要などの威嚇はなくなるというのが、前田教授が提唱する「出房拒否権」です。前田教授の法理論を学んで実践して不起訴(裁判にならない潔白証明)を勝ち取った房安さんの報告をもとに、討論します。

 

学生、市民、法律家、ジャーナリストのみなさんの参加をお願いします。

 

・日時: 20171117日(金)午後6時半 ~ 9

・場所: 同志社大学今出川キャンパス良心館105教室(R105

・テーマ:「黙秘のため留置場から一歩も出ない法理論・出房拒否権」

・発言者:前田朗さん、房安努さん、高田良爾さん、浅野健一さん

・問い合わせ先:タカタ総合法律事務所 0752555757

 

*** 参加費無料 事前予約も不要です ***

 

 以下は、パネリスト4人のプロフィールです。

 

【前田朗(まえだ・あきら)さん】1955年、札幌市生まれ。東京造形大学教授(刑事人権論)。日本民主法律家協会理事、救援連絡センター運営委員。主な著書に『刑事法再入門』(インパクト出版会)、『軍隊のない国家』(日本評論社)、『ヘイト・スピーチ法研究序説』(三一書房)、『黙秘権と取調拒否権』(三一書房)、『旅する平和学』(彩流社)など。

 

【房安努(ふさやす・つとむ)さん】20169月、京都市でWさんが刺殺された事件で、京都府府警に今年1月から3月にかけて逮捕された6人の1人。Wさんから借金をしたことがあり、殺害の実行犯として起訴されたFさんとMさんとに殺害を依頼したと疑われ、Kさんと一緒に逮捕された。今年121日に“別件”逮捕、411日に強盗殺人容疑で再逮捕された。翌日、高田弁護士に「黙秘で通すように」と助言され、13日には、前田教授の本を読み、出房拒否を貫いた。52日に処分保留で釈放され、京都地検は725日に不起訴処分とした。Kさんの無実を訴え、救援会を準備中。

 

【高田良爾(たかだ・りょうじ)さん】1942年、京都府舞鶴市生まれ。65年、法政大学大学院法学修士。67年、京都弁護士会所属。77年、京都弁護士会副会長。現在、タカタ総合法律事務所所長。労働・公安事件・一般民事・刑事再審事件など多数の事件を扱う。浅野健一教授の定年延長拒否事件(地位確認請求訴訟)の弁護団メンバー。

 

【浅野健一(あさの・けんいち)さん】1948年、香川県生まれ。1972年、共同通信社入社。84年『犯罪報道の犯罪』(学陽書房、講談社文庫)を発表。ジャカルタ支局長など歴任。94年に退社し、同志社大学大学院社会学研究科メディア学専攻教授。人権と報道・連絡会世話人。近著に、『記者クラブ解体新書』(現代人文社)、『冤罪とジャーナリズムの危機 浅野健一ゼミin西宮』(鹿砦社)、『安倍政権・言論弾圧の犯罪』(社会評論社)など。

 

※「浅野健一ジャーナリズム講座」(自主ゼミ幹事:大内健史 mailmr.ootake@gmail.com)は、「浅野先生を守る会」(吉川幸祐会長、木平良史事務局長)及び「浅野教授の裁判を支援する会」((山際永三代表=映画監督、携帯電話090-4614-3750eizoyama@asahi.email.ne.jp)が協賛しています。

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20171017

「渡辺先生の弁護士に頼まれ、読まずに陳述書に署名、押印した」

渡辺グループ・“セクハラ”捏造の三井愛子氏が大阪地裁で証言

 

「私が浅野氏にセクハラをされたと大学にハラスメント委員会に申し立てた内容はすべて事実で、今でも、その時のことを思い出すと精神的に苦しい。しかし、具体的にどういうセクハラだったかは覚えていない」。「浅野氏が起こした対渡辺教授裁判に出した陳述書は、渡辺氏の弁護士が郵便で送ってきた文書をほとんど読まずに署名、押印して返送しただけだ」。

 

1011日(水)午後1時半から4時まで、大阪地裁第22民事部(北川清裁判長)1009号法廷で対三井愛子氏(前・大阪経済法科大学准教授、浅野“セクハラ”虚偽申立人)を被告とした損害賠償裁判の証人尋問が開かれた。原告の私と被告の三井氏が証言した。三井氏は、20041月の大学ハラスメント委員会への虚偽申立て内容を真実と居直って偽証を連発した。「今もセクハラ被害のトラウマに苦しんでいる」と涙を浮かべる演出もあった。

 

証人尋問はこの日で終わり、地裁が1110日ごろまでに証人尋問調書を作成し、双方が11月中に最終準備書面を提出することになった。次回は2018111日(木)午後115分から大阪地裁1009号法廷で開かれる。

 

証人尋問の概要を原告の浅野から報告する。詳しくは、1110日前後に裁判所が作成する証人調書を読んでほしい。

 

「浅野氏からセクハラを受けたのは真実」と断言

 

私が20143月末の「定年延長」拒否で学校法人同志社から不当解雇されたのは、2003年ごろから私に「敵意に近い感情」(文春裁判確定判決)を抱いてきた渡辺武達教授(15370歳で退職、名誉教授)を中心とする渡辺グループ(文春確定判決では04年に結成と認定)による闇討ち・暗黒裁判だったが、渡辺氏が最初に私を攻撃したのは“セクハラ”捏造だった。渡辺氏による情報タレコミよりか書かれた「週刊文春」151124日号に掲載された“セクハラ疑惑”記事で、被害者「Aさん」として登場したのが被告の三井氏。三井氏は当時、大学院メディア学専攻博士後期課程の学生で、指導教授は渡辺氏。三井氏は173月まで大阪経済法科大学国際学部准教授で、私を解雇に追い込んだ冨田安信・前社会学研究科長(産業関係学教授)が所属する同大社会学部産業関係学科で長く嘱託講師を務めている。三井氏は最近も同大の講義中に、私を“セクハラ加害者”と繰り返し非難している。

 

私が1641日、山下幸夫弁護士(東京弁護士会)を代理人として、2003年から2004年にかけて私からセクハラを受けたとウソの申し立てを同志社大学のハラスメント委員会へ行った三井氏に対し、220万円の損害賠償を求めて提訴した。三井氏の代理人は喜田村洋一弁護士(文藝春秋の顧問弁護士、自由人権協会代表理事=http://jclu.org/jclu/)。

 

三井氏は証言で、041月に大学ハラスメント委員会に申し立てた「セクハラ被害」はすべて真実と証言。また、山下弁護士の反対尋問で、「被告は同大産業学科での授業中に、『浅野は度々セクハラをしている。自分も浅野からセクハラを受けた』と発言しているという証言があるがどうか」と問われたのに対し、「教室にセクハラ防止のパンフが置かれていたので、セクハラについて話した。その際、『同大のセクハラ委員会は全く役に立たない』と教えた。その際に、『浅野氏からセクハラを受けた』と話したことがある」と答えた。

 

元学生は、三井氏が同大の講義の中で「浅野先生はセクハラをしている」と教え、それを聞いた学生が「文春裁判で勝訴したが、あいつはセクハラをやってないはずがない」と吹聴しているのを聞いている。学生たちは、三井氏から聞いて信じ切っていたのだ。

 

対渡辺裁判の陳述書は「中身を読まずにサインして返送した」と言明

 

三井氏は、私が提訴した主な理由となっている対渡辺裁判の陳述書(1341日付)に関しては、名前は憶えていないが「渡辺先生の代理人弁護士が郵便で自宅へ送って来たものを、ほとんど読まずにサイン、押印して、そのまま返送しただけだ」と述べ、裁判官たちが呆れていた。対渡辺教授裁判(渡辺氏も反訴)は、渡辺教授に71万円の賠償命令が確定している。

 

三井氏は「当時、非常勤や嘱託講師をいくつも掛け持ちして、経済的にも大変な時期だったので、送られてくる膨大な裁判資料に目を通す時間もなかった」と訴えた。

 

宮崎裁判官(左陪席)は「あなたが文春裁判の一審で証言した、いわゆる愛人説ですが、誰にどこで言われたのか」と問うと、「覚えていない」と返答。「一人なのか複数なのか」と聞かれると、「記憶にない」と回答。裁判官が「複数かどうかぐらいはわかるのでは」と質問すると、「一人ではなかったかもしれない」と答えた。

 

三井氏は、文春裁判(文春が私に550万円の賠償金支払いで確定)で被告文春側の証人になったが、「腿を触られた」「『君はバーをやるといい』と言われた」などの“セクハラ”被害について何一つ証言できず、京都地裁の裁判長から「浅野教授にいったい何をされたというのか」と質問され、「学会関係のある懇親会の時に、ある学者に、『君が浅野先生の…ですか』と言われた。『愛人か』ということだった」と回答。いつどこで開かれた学会か、発言した学者の名前も覚えていないということだった。裁判長は「なぜ、…が浅野先生の愛人となるのか」と質され、「私の指導教授の渡辺先生がそう言っていたから」と答えた。「他にはないのか」と裁判長が最後に聞くと、「ありません」と答えた。

 

大阪地裁の宮崎裁判官は文春裁判の訴訟記録をよく読んでいる。

 

「文春裁判、渡辺裁判の最終判決は知らない」

 

三井氏は文春裁判の高裁・最高裁判決がどうなったか、また、渡辺裁判の判決結果について知らないと証言。「当時、非常勤講師の仕事を始めていて、文春裁判、渡辺裁判がどうなっていたかは関心がなく知らなかった」と証言した。

 

山下弁護士が「あなたが被害を申し立てたことになっている同大ハラスメント委員会は1386日に、『ハラスメント加害を証明する事実はない』としてセクハラ、アカハラ申立てを棄却していることを知っているか」という尋問にも、「全然知らない」と回答。「委員会は申立人のあなたに棄却決定書を送付したと言っているが、決定書を受け取っていないのか」と質すと、「決定書を受け取った記憶はない」と答えた。自分が精神的に追い詰められ今もその被害に苦しみ、「浅野と会うと怖い」と陳述書に書いているのに、委員会の審理結果がどうなっているかいまだに知らないと言うのだ。大学の委員会の判断を知らないというのはあり得ないことだ。

 

三井氏のハラスメント委員会への申立ては、正式な手続きを踏んでいない。039月に被害の申立てをしたのは、渡辺教授だった。渡辺氏はハラスメント委員会の鈴木直人委員長(心理学専攻教授)との親しい関係を利用して、039月、鈴木氏に三井氏らの「セクハラ被害」事案を持ち込み、ハラスメント員会がこれを受理して041月に三井氏から聴取したことをもって「被害申立て」としている。ハラスメント委員会の規定では、ハラスメントの被害者は、各研究科・学部に配置されているハラスメント相談員に申し出て、相談員から委員会へ案件が持ち込まれることになっている。山下弁護士は「あなたのケースでは、学内で決められた手続きをとったのか」と聞いたが、三井氏は「記憶にない」と答えただけだった。

 

三井氏は「相談員の教員に会ったことはある」と述べたのに対し、山下弁護士は「それは経済学部の新関三希代教授ではないか」と聞いた。三井氏は「そうです。新関先生です」と答えた。新関氏は渡辺氏と親しい金融論を専門とする新自由主義者で、大庭絵里・神奈川大学経営学部教授(社会学)と共に、三井氏らに「あなたたちが浅野から受けた被害はセクハラだ」と強く説得したことがわかっている。

 

三井氏は、博士後期課程を満期退学した後、結局、博士論文を提出していないと述べた。

三井氏は証言で、「本裁判の訴状が勤務先の大学に送られてきた。私は同大の院生の時から住所を変えていない。原告は私の京都の住所を知っているのに、大学へ送付してきた」と批判した。しかし、三井氏が就職した大阪経済法科大学は大阪府南部の八尾市にあり、中部地方出身の三井氏の住所はわからなかった。また、私が提訴した同僚の教員たちは、東京地裁からの訴状の郵便受け取りを拒否していたこともあり、三井氏の大学に送っただけだ。

 

三井氏は証言で、「今は専任の教員ではない」と述べた。大阪経済法科大学の准教授は辞めたようだ。大阪経済法科大学庶務課の課長代理が1017日明らかにしたところによると、三井氏は173月末に「自己都合」で退職願を大学に提出したという。庶務課の課長代理は、「理由はプライバシーに関わるので言えない」と述べた。いまどき、大学の専任ポスト(tenure)を自ら放棄するのは異例のことだ。

 

三井氏の代理人の喜田村弁護士の私への反対尋問は、三井氏の渡辺裁判の陳述書がなぜ名誉棄損になるのかと繰り返し聞いたが、「私のせいで薬をのまないと睡眠できなくなった院生がいるとかのウソを書いているので、明らかな名誉毀損だ。文春裁判でセクハラ被害について、愛人説しか言えず、それも荒唐無稽で、『渡辺先生がそう言っているからそう思った』という証言しかできなかった。それなのに、セクハラ、アカハラ被害は真実という陳述書を書いたわけで、不法行為だ」と回答した。喜田村弁護士は「表現の自由」だと反論したが、私は「表現の自由も名誉・プライバシー権も基本的人権であり、その調整が必要だ」と述べた。

 

 三井氏は開廷前、法廷から離れた場所で待機していた。法廷に入ってから、喜田村弁護士と親しそうに会話をしていた。私の証言中も、喜田村弁護士と声を出して打ち合わせをしていた。

 

喜田村弁護士は文春裁判で、「渡辺氏、院生の三井氏が言うので信用した」という主張を展開した。文春編集部が渡辺グループに騙されて記事化したという見立てだった。文春は渡辺グループの被害者というわけだ。その文春の顧問弁護士の喜田村弁護士がどういう経緯で三井氏の代理人を引き受けたのか、誰が依頼したのか知りたいところだ。

 

三井氏は14年に大学院を満期退学、2年間、社会学部で嘱託講師を務め、その後産業関係学科で嘱託講師を務め、15年から大阪経済法科大学国際学部の准教授を務めていた。同大学のHPで、三井氏は「業績」のトップに、私が指導した脳死移植報道に関する論文(共著)を挙げていた。

 

三井氏は虚偽情報を週刊文春記者以外にも、京都新聞、共同通信、読売新聞、毎日放送を回り、記者に会って伝えている。三井氏のメディア行脚をアレンジしたのは渡辺氏だ。

 

私が文春への情報提供者である渡辺教授を訴えた裁判は、渡辺教授に71万円の賠償命令を命じた東京高裁判決が確定している。

 

三井氏はこの日の証言で、03年以降、私の「猥談のような発言」などに悩まされ、精神的に苦しんだと強調した。しかし、三井氏を苦しめたのは渡辺氏ではないか。三井氏は、渡辺グループの中心人物としてハラスメント被害を虚偽申告させられ、文春記事にもなったことで、当事者として巻き込まれたことを後悔していると思う。三井氏は証言では、私のハラスメントに今も苦しんでいると断言したが、三井氏は渡辺氏に利用されたと思っているのではないか。

 

私は渡辺裁判の陳述書で、三井氏が文春裁判の一審判決の後、渡辺氏と距離を置いていると指摘した。三井氏は大阪高裁の口頭弁論を一度も傍聴していない。また、三井氏は07年ごろから、同大新町キャンパスの講師控室や飲食店で、渡辺教授のことを「渡辺のおっさん」「あのおっさん」などと呼んでいた。渡辺氏が三井氏に、私の陳述書での主張を伝え、渡辺裁判に陳述書を出すように強制したと思う。三井氏の対渡辺裁判の陳述書は、渡辺氏の弁護士に頼まれたのではなく、渡辺氏から強く要請されたので断れなかったのだろう。

 

三井氏は証言で、山下弁護士に「生活が大変だったというなら、こんな陳述書は断ればよかったのではないか」と聞かれ、「文春記事のことであり、渡辺先生が訴えられた裁判なので協力するべきだと思った」と回答した。

 

三井氏は今も渡辺グループから抜け出せないようだ。

 

文春裁判、対渡辺教授裁判については、文春裁判支援会に詳しい。

http://www.support-asano.net/index.html

私が世話人をしている人権と報道・連絡会主催の「第33回人権と報道を考えるシンポジウム」は、20171217日(日)午後1時30分から5時まで、東京・水道橋の「スペースたんぽぽ」(千代田区三崎町/ダイナミックビル4階)で開きます。

 

テーマは「森友・加計疑獄と報道――ゆがめられた行政を監視する責任」。

 

パネリストは「森友学園問題を考える市民の会」共同代表で豊中市議の木村真さん、愛媛県今治市の「加計獣医学部問題を考える会」共同代表の黒川敦彦さん、東京新聞社会部記者の望月衣塑子さん、人報連世話人の浅野健一。司会は人報連の山際永三事務局長です。

 

木村さんは昨夏、日本会議系の森友学園の「安倍晋三記念小学校」建設計画を知り、反対運動を始めました。木村さんらが、国が国有地の売却額などを非開示にした処分の取り消しを求めた行政訴訟の第1回口頭弁論が2月8日にあり、朝日新聞が翌9日に「8億円値引き」をスクープ。学園の籠池泰典理事長が安倍首相夫妻の関与を国会で証言し疑獄事件に発展しました。

 

週刊誌が最初に報じ、3月13日に福島瑞穂参議院議員が予算委で安倍首相に加計獣医学問題について質問して以降、前川喜平前文科省次官が勇気ある告発を行い、望月記者らが官房長官会見などで質問を重ねて調査報道したのが加計疑獄事件です。

 

5年前から、安倍政権に弾圧されてきた報道機関が権力監視機能を実践する一方、読売新聞は官邸の情報操作で、社会面に前川さんに関するプライバシー侵害記事を掲載しました。

財務官僚は1人も被疑者にならず、国会でウソをつき続けた佐川宣寿理財局長は国税庁長官に栄転。昭恵氏は会見を拒み、総選挙で夫の山口4区で公然と選挙運動を展開。安倍首相の“腹心の友”、加計孝太郎・加計学園理事長は雲隠れしたまま。籠池夫妻は詐欺容疑で逮捕されて「詐欺罪の被告」(安倍首相)とされ、保釈もされていません。シンポでは、「モリカケ疑獄」を追及した市民とジャーナリストが、人権と犯罪報道、ジャーナリズム論の視点から討論します。(浅野)

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