15回 浅野健一ジャーナリズム講座

「安倍記念小学校疑獄」と報道

ゲストスピーカー 木村真・豊中市議


同志社大学の学生で運営する自主ゼミ「浅野健一ジャーナリズム講座」(第15回)は219日(月)午後6時半から9時まで、同志社大学今出川キャンパス・良心館410R410)で、「森友学園問題を考える市民の会」共同代表で豊中市議の木村真さんをゲストにお招きして開催します。木村さんは、森友学園・安倍晋三記念小学校疑獄を最初に取り上げた大阪府豊中市の市議会議員です。

木村さんの講義の後、学生代表、浅野健一・大学院メディア学専攻教授(20143月末、定年延長拒否=解雇を不当として大阪高裁で地位確認訴訟中)が加わり討論します。

昨年29日の朝日新聞の「国有地値引き」スクープで始まり、3月からは加計学園獣医学部疑獄事件の追及もあり、安倍晋三・自公野合ネオファシスト政権は崩壊の危機にありましたが、靖国派の盟友小池百合子氏と米隷従の前原誠司氏(村田晃嗣教授に近い)による市民・野党連合つぶしのおかげで、安倍官邸は総選挙に圧勝し、キシャクラブメディアは「モリカケ疑獄」報道を封印しています。木村さんは「モリカケ幕引きは許さない」として、疑獄追及の市民運動の先頭に立っています。いま、市民・学生、記者は何をすべきか、みんなで考えましょう。

なお、自主ゼミもある219日午後115分から、神戸地裁227号法廷で、対冨田安信教授裁判の判決が言い渡されます。


【木村真(きむら・まこと)さん略歴】
1964年、箕面市生まれ。大阪外国語大学二部ロシア語科卒。フリーター、会社員、自営業などを経て、 「誰でも、一人でも入れるユニオン」北大阪合同労働組合執行委員。中小零細企業の労働者の生活と権利を守るため奮闘する。20074月、豊中市議会議員選挙に無所属で立候補、初当選。現在3期目。

16年夏、豊中市に安倍昭恵氏の支援を受けた靖国カルト小学校建設が予定されていることを知り、「市民の会」を結成、反対運動を始めた。毎日放送は1221日夕、木村さんの政務活動費に関するミニ特集を唐突に放送した。3年間で450冊の本を購入したことを取り上げたのだが、カルト小学校反対行動への警告と受け取った。1728日、国有地払い下げに関わる情報公開訴訟を大阪地裁に起こした。翌日、朝日新聞がこの提訴を伝えると共に、「8億円値引き」をスクープした。1215日、知る権利を守る活動が評価され、「日隅一雄・情報流通促進賞」の特別賞を授賞した。

昨年1217日に東京都内で、人権と報道・連絡会の33回シンポジウム森友・加計疑獄と報道―ゆがめられた行政を監視する責任」が開かれた。パネリストは木村さんの他、黒川敦彦「加計獣医学部問題を考える会」共同代表、望月衣塑子・東京新聞社会部記者と浅野教授の4人。山際永三・人道連事務局長が司会を務めた。木村さんは報告の中で、昨年11月に逮捕され、今も勾留されている山田洋一・人民新聞編集長に対する報道を取り上げ、「権力批判をしない報道機関は解散し、警察情報を垂れ流す記者は記者をやめた方がいい」と提言した。