2018529

 

地位確認・大阪高裁判決は614日に

 

私の対同志社・地位確認裁判の判決についてお知らせします。

 

地位裁判の控訴審の判決言い渡しは614日(木)午後110分から大阪高裁第5民事部(藤下健裁判長)で言い渡されます。法廷は大阪高裁の別館81号法廷(8階)です。

 

判決言い渡しの後、午後1時半から5時まで、大阪弁護士会館1004号室(定員28名)で判決報告集会を開きます。報告集会では、同志社大学(同大)の大学院教授だけに認められている定年延長制度の問題も取り上げます。午後6時から大阪駅近くで懇親会も開催します。参加希望者は浅野まで連絡ください。

 

私が逆転勝訴し、教授としての地位が認められた場合、司法記者クラブで記者会見を予定しています。

 

4年半もかっかた裁判で私は70歳に

 

私が同志社大学を運営する学校法人同志社(当時の理事長は水谷誠・神学部教授=定年延長3年目、日本基督教団牧師)を被告として地位確認訴訟を起こしたのが201423日。提訴から4年半以上もかかって高裁判決が出ます。

 

同大の大学院教授の定年延長は5回で、70歳の時に退職となります。私は今年7月に70歳になります。渡辺グループが仕掛けて大学執行部が追認した私の解雇は、裁判の結果に関わらず、私の65歳から70歳までの「教授する権利」を奪いました。何という理不尽なことでしょうか。

 

この裁判は、京都地裁で敗訴し、高裁へ控訴していました。藤下裁判長ら高裁の裁判官たちは一審の堀内照美裁判長の判決について、「争点整理もせず、双方の言いたい放題で終わっている」などと激しく批判し、1年間、審理を行いました。65歳以上の労働者の地位に関する法令はなく、藤下裁判長が新たな判例を示してほしいと思っています。

 

藤下裁判長は322日に結審を宣言した後、黒野功久・右陪席裁判官が受命裁判官として、双方に和解を勧試(勧告)し、同日と420日に和解協議が行われました。学校法人同志社側はインドネシアで博士論文を書いているナジ・イムティハニさん(同大は小國隆輔弁護士の指示で、146月に「143月末に遡って退学」と決定)の指導の必要性を認めましたが、私を教員として任用することは、「嘱託講師(非常勤)でも絶対にできない」と断言したため、和解協議は打ち切りとなり、予定どおり、614日判決が言い渡されることになりました。

 

大阪高裁の裁判官たちが正義の判決を書いてくれるように願っています。

 

シンガポールで朝米会談を取材し、判決の法廷へ

 

私は610日から13日までシンガポールで朝米首脳会談を取材します。私は、1953727日に停戦協定が結ばれたままの朝鮮戦争を終結させ、停戦協定を朝米平和条約に切り替え、朝米国交正常化が実現することを願ってきましたので、今回の歴史的瞬間を取材したいと思い、決意しました。トランプ大統領が524日に会談中止を発表して、がっかりしましたが、朝米が612会談の成功に努力を傾けているので、おそらく実現するでしょう。軍事的緊張が不可欠な米軍需産業と安倍官邸は東アジアの平和への動きを何とか妨害しようちしていますが、「今までにない朝鮮半島の北南の和解・融和の動き」(友人の在日朝鮮人)が妨害の動きを食い止めるでしょう。日本のテレビで、朝鮮民主主義人民共和国を非難することしかしない共同通信関係者ら「専門家」は大恥をかくでしょう。

 

 私は13日にシンガポールから関西空港に戻り、14日午後の大阪高裁判決に臨みます。

 

学生たちを離反させた同大と小國弁護士の大罪

 

 私の裁判闘争が非常に困難だったのは、ナジさんと共に2013年度に博士後期課程に在籍し、14年度から2年間、日本学術振興会の「DC2」特別研究員に内定していた矢内真理子氏(184月から同大助教採用)が、私が解雇される4カ月前に渡辺武達教授グループに転向し、私を「不要」と宣言して漫画論の竹内長武教授の研究室に逃げ込んだこと、矢内氏の工作により13年度の浅野ゼミ3年生(20期、13人)も全員が私から離反したことです。また、学内の左翼・リベラル教授(しんぶん赤旗などに登場)は私の裁判を支援しないばかりか、私を支援する学生に、「大学相手に裁判を起こしている浅野氏の支援はやめたほうがいい」などと威嚇しました。私が1997年度に委員長を務めた同志社大学教職員組合(佐藤純一書記、16年に退職後再雇用)は「社会学研究科の自治に介入できない」として、私の裁判闘争を支援しないと公言、社会学部支部は144月に私の除名を組合執行部に求める決議をしています。私の組合員としての地位は、「組合を脱退していない」(佐藤書記)状態だそうです。組合は私の組合ニュースへの投稿を拒否し、組合ニュースを渡しません。

 同大は今年41日、矢内氏を専任教員に採用し、渡辺グループの三井愛子、中谷聡両氏(同大の委員会にハラスメント被害を虚偽申告)と一緒に2年ゼミの担当教員をさせています。最も大事な2年ゼミの担当を、博士号のない教員に担当させるのは、まともな大学ではあり得ないことです。他の教授や嘱託講師たちも、犯罪報道の実名報道主義に賛同し、記者クラブを肯定する研究者がほとんどです。

 

 同大は144月から5年連続、私が担当していた「新聞学原論Ⅰ」「新聞学原論Ⅱ」などの科目を休講にしています。

 

65歳で円満退職」した私を非常勤講師(70歳までOK)もさせないと言い放つ同大メディア学科は死滅したと言えるでしょう。

 

日大の危険タックルと小黒教授の闇討ち

 

日大アメフト選手による関学大選手への危険タックルの映像を見て、私が20131029日に同僚・小黒純教授から茶封筒に入った文書で受け取った「定年延長を研究科委員会へ提案しない」という通知を思い出ました。

 

その13日前の131016日に開かれたメディア学専攻会議とメディア学科会議で、次年度(14年度)の大学院と学部の10コマの担当科目が満場一致で決まりました。私の講義・ゼミを履修している学生は大学院と学部で300人以上いました。他大学、社会人もいました。小黒教授らは、私に「定年延長がある」と思い込ませておいて、当時、13年末に二度目の定年延長を拒否され解雇された山口薫・ビジネス研究科教授の地位確認裁判で同志社の代理人を務めていた小國隆輔弁護士(同大法科大学院講師)と綿密に相談して、クーデター・闇討ちで私を不当解雇したのです。

 

ボールを離して次のプレーを準備しようとしていた関西学院大学の選手が後方から不意打ち攻撃を受けたのと同じです。犯罪にも当たる不意打ち攻撃を仕掛けたのが小黒教授で、「やってこい」と指示を出したのが、私に「敵意に近い感情を持つ」(文春裁判確定判決)渡辺武達教授です。コーチが竹内長武・佐伯順子・池田謙一各教授です。

 

小黒・渡辺両氏らの違法タックルを見て、冨田安信研究科長(当時)と組んで、しめしめと私を追放したのが村田晃嗣学長(当時、現在は法学部教授)。矢内真理子氏(4月から同大助教)ら当時の大学院生、3年ゼミ13人が真実を知っていますが、1312月から132月までに、全員が渡辺グループに転向して私の不当解雇を追認しました。

 

同大は日大と似ているところがあります。日大も国際関係学部と法学部の教授の定年延長を拒否して裁判で負けています。ガバナンス、コンプライアンスがない無責任体制です。

違うのは組合です。日大教職員組合は立派です。

 

違法な闇年金が支える同大の定年延長制の差別制度

 

同大には「大学院教授70歳定年」制度の維持するために設けられた同志社大学「25年以上勤務した永年勤続者への退職後の特別補給金」があります。一分も働かないのに5年間、毎月約20万円の闇年金を払っているのです。所得税法違反の疑いもあります。現役学生、保護者が大学(八田英二・学校法人同志社理事長、松岡敬・同志社大学学長)へ質問書を出してほしいと思います。

 

この闇手当は同志社大学教職員組合の「組合手帳」に載っています。1511月の組合ニュースにこの闇手当てについての言及があるそうです。今年4月に65歳で定年退職した大学の研究所教授(大学院教授でないので定年延長の対象外)は、331日の同志社大学広報の「贈ることば」の中で、この闇年金などについて書いています。

 

私はこの不労所得について、次のようにまとめています。

 

〔 同志社大学の「永年勤続者への退職後の特別補給金」は組合も共犯になった闇手当て、不労所得。大学院教授だけに特権として、「70歳定年」制度が認められているため、65歳で定年となる非大学院教授の教職員を黙らせるためのバラマキ。大学の一般予算(授業料と血税)から違法不当なお金が出ている。

 

特別補給金は、25年以上勤続の定年退職者(全教職員対象)に対し、退職後、満70歳まで毎月、特別補給金として「退職時本俸×0.6-諸年金受給額」を支給するというもの。大学・女子大(特任教授)の大学院教授70歳定年制に対応するものとして、つまり65歳定年組に対する経済的慰撫策として導入された。かなりの金額で、20183月末に退職した研究所教授の場合、65歳定年)の場合、年金のほかに毎月約19万円が大学から受給されている。「結構おいしい制度だ」と多くの人が言っている。これがなければ、大学院教授の70歳定年制など持たない。

 

大学院教授の定年延長(65歳から70歳まで)の年間平均賃金は1700万円前後。院教授対象の「定年延長」しない教職員には、闇年金を毎月約20万円・年間240万円弱を支給しているのだ。65歳から69歳の人口が多く、同大職員でも他の年代に比べてかなり多くなっているから、同大の財政を悪化させている。同大はかなりの赤字のようだ。

この制度は同志社大学総務部人事企画課が所管。 〕

 

同大で、定年延長を希望したのに、同僚たちの会議で定年延長を妨害した前例はありません。闇討ち、クーデターでした。これは、危険タックルの日大アメフト部と同じように悪質な行為でした。これが「大学の自治」として認められれば、同大は自壊するでしょう。

 

6月14日の判決にはぜひ傍聴に来てください。大阪弁護士会館での報告集会も参加ください。                            (了)