2024年10月9日のつぶやき
 石破茂ウソつき首相が官邸で内閣記者会(永田クラブ)で解散の記者会見をし、NHK が中継しています。「ニュース7」枠での電波泥棒です。
 石破氏は自民党・公明党の宣伝、自民党への支持を訴えています。事実上の選挙戦に入った中で、政権党の党首がテレビジャックしていいのでしょうか。不公平です。
 自民党の宣伝広報は自民党本部で、自民党クラブ(平河クラブ)相手に記者会見すべきです。
 石破首相は、ラオスの首都ビエンチャンで東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議に出席し、韓国や中国、インド、オーストラリア、ベトナム、ラオスの首脳と個別会談する意向を示しています。外交デビューと報道されています。
 報道各社は、選挙期間中の首相の外遊、閣僚の言動の取材・報道が政権党の宣伝にならないように注意しなければなりません。むしろ、権力を持たない政権反対党の主張を手厚く報道すべきです。
 官邸の会見は内閣記者会が主催しているのに、会見はすべて官邸報道室が仕切り、外務省から出向の内閣広報官が司会し、質問者の指名もしています。インチキです。最初の質問者、テレビ朝日記者は「総理、お疲れさまです」から始めました。社員記者たちは、首相に敬語をつかいます。異常です。
 誰も、「なぜこんなにはやく解散するのか」「自民党は解党・解散すべきではないか」と聞きません。怒りも緊張も迫力もないLap Dog集団です。
 そもそも、官邸会見は「内閣記者会」の常勤幹事社19社と事前に登録された「フリー」(12人)、外国メディアなどから、あみだくじ抽選で選ばれたジャーナリストしか参加できません。2020年まで130人も参加していた首相会見ですが、コロナを理由に29人に減り、今も40数人に制限されています。
 自民党とキシャクラブラブを解散・解体することが、日本臣民社会を市民社会に変えるこの国の民主化の第一歩です。