映画評「詩人の恋」(「しんぶん赤旗」2020年11月13日付)

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編集局のみなさん、本当にお世話になります。
担当者の一言が、私の原稿をガラリと変え、
昨日の私が今日の私と別人であるかのような錯覚を起こさせます。

映画評「詩人の恋」

詩人テッキは、まるで私ではないか!!
ぜひ、映画館に足を運んで御覧ください。マスク着用でね。

加藤康弘さんの第1小説集『海光る』刊行!!

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友人・加藤康弘さんが、第1小説集『海光る』を上梓(じょうし)しました。
加藤さんは、私が若い頃、一緒に文学修行を続けた仲です。
穏やかな性格、誠実……、
そしてファンタジーからリアリズム小説まで書かれる才能あふれた書き手です。
その縁なのか、帯文を書かせていただきました。

加藤さんの第一小説集


加藤さん! 本当におめでとうございます。

Sharon Jones & The Dap-Kings - This Land is your Land (live)

昨夜は、町の行政懇談会なるものに参加した。
今夜も明後日も参加する。で、zoomによる読書会で心置きなく文学活動に励むノダ。

私は、2度3度と発言して、
町長ならびに副町長の、この間の嘘とデタラメ答弁と汚い手口を明らかにした。
発言しながら、ずっと鳴り響いていたのは、この曲。



Netflixで放映中のオリジナル・ドキュメンタリー「レボリューション 米国議会に挑んだ女性たち」のエンディングナンバーだ。日本の小さな町のたたかいとアメリカのニューヨークのそれとは異なることが多いと思いきや、ほとんど変わらないと感じながら観終わるとき、流れてきたパワフルな歌声とリズム!! これだ、これが大きな違いなのだと切なくなってしまったよ(笑)。

みなさんも、ぜひ、御覧ください。

映画評「その手に触れるまで」(「しんぶん赤旗」6月22日付)

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よりよい原稿を仕上げるには、編集者が絶対に必要である。
今回、久しぶりに映画評を書いたが、
やはり、しんぶん赤旗の学術・文化部の記者にお世話になった。
改めて感謝を申し上げたい。

ダルデンヌ兄弟の映画スタイルは、もう、ずっと昔から一貫している。
カメラはドキュメンタリー・タッチであり、
それゆえ市井の人びとの暮らしに密着した主題を描き出す。
美男美女が出てくるわけでもない。
大きな人間の葛藤が、世界が直面している課題が描かれているにもかかわらず、
私たちは、それを「事件」とは呼べないという……。

私は、今作を2度観て、作家・芥川龍之介の短篇「蜜柑」を思い出した。
本当に素晴らしい映画である。

ぜひ、ぜひ!!
映画評「その手に触れるまで」

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支部総会、地区党大会(前半)が無事に終了したので、
今回、日本共産党「党綱領一部改定についての報告」(志位和夫委員長、以下、志位報告)への感想を書いておきたい。来年1月の党大会では、2つの大会決議案の討論・採択もかかっている。決議案は、現在の私たちの党の危機と打開の可能性を多角的にのべたものであり、私たちは、一つひとつの指摘や方向性から無限の発展的な具体策を引き出させるのではないか、と感じさせる内容になっている。例えば、野党共闘が深まる情勢下の地区委員会の体制・運営の在り方などが挙げられるであろう。

私自身は、この3つの文書には通底する党の態度があると理解しており、それは「社会主義の事業に対する真剣さ、誠実さ」(志位報告)という言葉に込められていると思う。別の表現を探すなら「温かいヒューマニズムとリスペクトの立場」(第一決議案「政治任務」)であり、「すべての地方議員が日常的に党議員の誇りと同志的連帯感、市民道徳と社会的道義をまもって活動できるよう、党機関の指導と援助を強める」(同)ということになるだろうし、第二決議案「党建設」につなげれば「党員の入党の初心をリスペクト(尊敬)し」「一人ひとりの党員を大切にする、あたたかい人間集団」「支部指導部や講師からの一方的な解説で終わらせず、疑問や気になることも率直に聞ける場」「会議で全員が発言できるようにする、荷を分かち合って活動する」「支部が民主的でみんなの力が発揮できる集団になるたに知恵と力をつくす」といった具体的な言葉になると思う。

ただし私のポイントは、今回の党綱領一部改定案において、中国を「社会主義をめざす新しい探求が開始」された国とはみなさず、その根拠はまったくなくなったと指摘する私たちの基準となる言葉「社会主義の事業に対する真剣さ、誠実さ」は、当然、私たち日本共産党の側にも折り込んで、常に自己検証する必要があるという点だ。

超過疎の村に移住して丸3年がすぎ、党の各機関の会議では「寝たきり」参加であった私は、今回の地区党大会で初めて演台まで歩いていき、5分間ほど発言することが出来た。党活動や大衆運動のなかで傷ついた健康を、再び党活動や大衆運動のなかで回復させていくことの意義を体現できたことにつき、多くの仲間のみなさんに感謝を表明しておきたいと思う。

みなさん、本当にありがとう。        

映画評「プライベート・ウォー」(「しんぶん赤旗」9月13日付)

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「しんぶん赤旗」編集局、
学術・文化部のみなさん、いつもありがとうございます。

マシュー・ハイネマン監督は、前作のドキュメンタリー「ラッカは静かに虐殺されている」にて、
ISIS(イスラム国)の恐怖支配の実態を命懸けで告発するアマチュア記者の市民、青年、大学生の姿を追った。

今回、初となる劇映画では、彼らを取材する新聞社の記者もまた命懸けの取材を繰り返していることがわかる。そして2作に共通するのは、彼らが真実と人間性に近づくほど「絶望」と「死」に近づくということだ。ブログ読者のみなさんは、おかしなことだと思うかもしれないが、この逆説こそ、現代世界のジャーナリズムの特徴なのかもしれない。

映画タイトルの意味を考え続ける。


この映画を見て、私が痛感したことは、記者たちを孤立させてはいけない! という誓いだった。

韓国のサスペンスドラマに唸る。

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私の家にはテレビがない。

というか、
大家さんは、
借家に備えている素晴らしく綺麗な画面の巨大テレビを「使っていいよ」と言ってくれたのですが、
私たちはテレビを見ないので、ずっと放置状態(奥三河情報ネット組合にも未加入)なのです。

そうなると、いよいよネットフリックスなどの映画やドラマを見ることになる。
で、ブログ読者のみなさん、韓流ドラマって知ってますか?
知らないでしょう?
私の考えでは、これから日本で、ものすごく流行ると思うんですよ。
予言しておきますから、みなさんも絶対チェックしておいてね(笑)。

今回、私は、初めて韓流ドラマ「秘密の森」っていうのを見たのですが、ヤバイね!
マジで日本のエンタメドラマのあれこれを一掃してしまう感じがあるよね。



小説を書いたり、本を読んだりする時間を忘れて、一気に見てしまったよ。
俳優さんは、楽しいだろうなあ。
日本の俳優さんも羨ましく思うんじゃないかなあ。

主人公は検事さんなんだけど、
こういう人、日本共産党員のなかにたくさんいるよね(笑)。

松田解子著『地底の人々』書評(「松田解子の会会報」第30号、2019年8月)

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「松田解子の会」会報、第30号が届きました!
渡邉澄子さんのインタビューも読み応え十分です。


渡邉先生の読解は、私の書評とシンクロしていると感じます。
期せずして愛知県では、あいちトリエンナーレにおける表現の自由が問われる重大問題が起こっていますが、松田作品がしっかりと捉えている「徴用工」の人々の真実を照らしながら、私は、安倍政権の歴史修正・抹殺主義者たちと闘うには、中国・朝鮮・日本の国民が連帯しなければならないことを感じます。

私たちは、主人公の一人「横田定吉」の限界を、いま突破しなければならないのだ。

「従軍慰安婦」をめぐる問題を解く文学作品!


大村知事、がんばれ。
津田大介さん、がんばれ。

俺も全力でたたかうことを誓います。


夏休み学童作文教室の風景

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全力でがんばってみました。
作文教室


すると、
なぜか、現代日本で子育てに奮闘するお母さん・お父さんの姿に泣けてきました。
完全ボランティアなので、何でも申し付けてください!!
作文教室


第2回目も、全力で子どもたちと「闘争」しますので、よろしくお願いします。
手づくりカレー、トマト、味噌きゅうり、茹でオクラ、お茶……最高でした。

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参議院選挙後の取り組みのなかで、
妻が、おそらく初めて新入党者の「推薦者」となりました。
すなわち仲間が増えたのです。

私自身、この村で、日本共産党員であることをカミングアウトして約5か月(?)で、
これまでの経験上、新しい仲間を迎えるためには2年ほど必要だと考えてきたけれど、
私の想像をこえるスピードで、支部の土台が大きくなっている。

多くのみなさんの支えと励ましのなかで、
1日いちにち前進できる幸せを嚙みしめたいと思う。

映画評「存在のない子供たち」(「しんぶん赤旗」7月24日付)

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この映画の自然さは、
是枝監督の映画「誰も知らない」(2004)のような、
粘り強い演出・指導を踏まえたもの、と思わされたのと同時に、
子どもの貧困ばかりでなく、
子どもの権利(行使!)まで可視化させている、という意味では、
さらなる物語創造の地平を切り開いている、と驚かされました。

存在のない子どもたち2019-07-24


俳優陣が、ほとんど一般人である、というキャスティングは、
私の胸を打った物語創造という観点から当然だと納得しつつも、俳優陣が監督の組み立てた物語を、よくぞ演じ抜いたものだ、とホトホト感心させられたというのもある。

日本映画や文学には、依然として「放置された慰安」が残されている。
しかし、この映画は「慰安」とか「余韻」とか「あとは観客の想像にお任せします」的なエンディングを拒否するために、子どもの権利・行使という極めて難しいもの=政治的なもの、を勇気をもって導入している。それに成功している、と思うのだ。

世界の映画は、
いつの間にか、
日本の先の先へと、
私たちが目を細めても見えないところまで行ってしまっている、という印象がある。

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今年も、昨年に続き「夏休み学童作文教室」(無料)やりますよ。
新城市内の公民館を渡り歩くツアーみたいな感じで(笑)。

保護者・子どもさんたちとワイワイやります。
とにかく子どもたちから「書くパワー」を引き出したいと思います。

昨年は、生活作文と読書感想文の「2本立て」に対応しましたが、
保護者の意向で、今回は生活作文に絞れそうです。

私は、毎日、ほとんど本を読んで、映画を見て、その原稿を書く、
あるいは終日ユーチューブを見ながらアイスを食べる、
飽きれば昼寝する、だらしない、いや自由な生活を保障してもらっているので、
年1回か2回か3回くらいは社会貢献したいと思います。

どうか、みなさん、今年もよろしくお願いします。

エッセー「妻の空白克服選挙をたたかって」(「しんぶん赤旗」5月14日付)

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「しんぶん赤旗」学術・文化部に深い感謝と敬意を。
こんな原稿を依頼かつ掲載してくれる、本質において自由な新聞はないよ……。
本当にありがとうございます。

さっそく20部ほど買い込んで、友人・知人に郵送しようッと。
妻の決意に巻き込まれていく夫の必死さ、わかってね。

春の祭り

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春の祭り、画家・藤田嗣治とは異なる思想と方法で描いてほしいものだ。
村人たちは「提灯(?)は40年もの」「今年新しくしたのもある」と言う。
その破れ方も含めて美しい。
細い急坂を登っていくとスサノオ神社があり、
その手前の屋敷にて妻を含む女衆が、アンコを煮たり、掃除をしたりしている。
春の祭り

映画評「あなたはまだ帰ってこない」(「しんぶん赤旗」2月20日付)

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昨日付の「赤旗」学術・文化欄に掲載されました。
担当記者には、いつも、たいへんお世話になります。ありがとうございます。

今回、この映画を2度3度と観ることになり、最終的に素晴らしい映画だと思いました。
俳優陣の凄さ、レベルの高さもありますが、
エマニュエル・フィンケル監督とスタッフ陣の完璧主義(?)に脱帽したかたちかな……。

作家の振る舞いに評価が割れるだろう


私は、やはり戦時体制下の日本の作家たちの振る舞いを思い起こさずにはいられませんでした。
そしてデュラスがフランス共産党員(戦後、離党する)であったこと、戦後かなりたってから刊行した問題作『苦悩』(1985)の構成についても考えさせられました。ただし、どんな評価を下すにせよ、デュラスの目玉は、フィンケル監督が描き出す歴史的瞬間を凝視していたのだ……という深い敬服の念が、私の胸のうちに生まれたのでした。

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