おはようございます。

 漫画評論家の紙屋さんが再構成・解説した理論劇画「資本論」(かもがわ出版)が、バカ売れしています。東京・神保町の三省堂書店では、ななな、なんと人文書部門の売り上げ第1位に輝きました(!)。
 かもがわ出版は、最高部数の初刷りに加えて、またたくま増刷を決めたそうです。

 党員作家・小林多喜二さんからマルクス『資本論』へ……、いずれも漫画に先導(煽動=せんどう)された政治と文学と社会科学の復権は、本当に現代的な現象です。

 出版事業ほど「売れる」ということへの想像力と「命がけの飛躍」が、全か無かが問われるような「賭け」と結びついている業界もないのではないでしょうか(笑)。
 いま読者が求めているものを考え抜いて、その届け方も考え抜くこと。本書によって、G-W-G△という単純な定式に隠された「想像力」の可能性をともに鍛えたいと思います。

 あ、「朝日ジャーナル」が発売されているので、そちらもぜひ、読んでみてください(笑)。