2006年12月10日

シベリア抑留はメロンが食えて地上の楽園でした by朝日

本日の朝日歌壇より2首UP。

◆ ウズベクのラーゲルにどっさりメロン来て生れて初めて知りしその味
  (帯広市 吉森美信 馬場あき子選)

 【選者の評】ラーゲルで知ったメロンの味が話題として新鮮。待遇差のあるいろいろなラーゲルがあったのだ。

 ※朝日はこんな歌を採っていったい何を主張したいんですかね。「シベリア抑留はつらいことばかりではありませんでしたよ。日本が行った残虐な強制連行とは大違いです。暗黒の戦前日本では食ったことのなかったメロンも食えたんです。素晴らしい味でした。将軍様がメロン好きであらせられるのも分かるような気がします」ってか?
 抑留中にメロンを食ったというのは、まあ事実なのでしょう。こちらのブログさんの記事では、抑留中に飲んだワインの味が忘れられなくて帰国してから十勝でワイン作りをはじめた、という人の話が紹介されてますから。しかしそれはブドウ農場で強制労働させられたからであって、別に酒飲んで安楽に暮らせたからではありません。「待遇差のあるいろいろなラーゲルがあった」などという能天気な選者の評は、ひどく誤解を招くものです。
 シベリア抑留者らに慰労事業をしている独立行政法人「平和祈念事業特別基金」を解散し、戦後処理問題を最終決着とする法案が先日衆院で可決されたそのタイミングでこういう歌を出してくるセンス・・・。

 朝日がいくらこんな歌を載せようと、シベリア抑留がソ連の許されざる国家犯罪であり、朝日がそんなソ連を礼賛し続けていたという恥ずかしい過去は消えることはありません。当サイトでは引き続き、シベリア抑留体験記復刊運動↓を続けていきます。皆様どうかご協力下さい。
坂間文子著
『雪原にひとり囚われて―シベリア抑留10年の記録』
復刊リクエスト投票にご協力下さい!


終戦後、シベリア抑留された日本人女性の体験記です。
現在絶版なので、復刊運動をしています。

現在、従軍慰安婦だの、朝鮮人の強制連行だのは歴史教育で熱心に教えられているのに、本物の「強制連行」である、シベリア抑留の悲劇はほとんど語られることはありません。
おかしくありませんか?

この本を読んだ朝鮮人女性が、著者に「いい気味だ」という手紙を送りつけ、朝日新聞がそれを読者投稿を使って擁護したという逸話つきの本です。


今日はこんな歌もありました。

◆ 新婦母と書かれしカード持ち帰り横田夫妻の哀しみを想う
  (柏市 池田優子 高野公彦選)

 【選者の評】娘を嫁がせた喜びの中で、この喜びを味わえない横田夫妻のことを思う。

 ※今頃何で朝日歌壇にこんな歌が出てくるんだろ。意図が読めませんねえ・・・。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
 な、なんか狐につつまれたような   |
 気がする・・・。             .|
_____  _________/
        V
            ∧_∧
            /    ヽ
            | `  ´|
      <>○<>\= o/
      // ヽ\⊂ ̄ , ヽ
      / ∧_∧ヽ  ̄   ヽ
     /,( ;´∀`)ヽ ,ゝ  |___, ヘ
     | ヽ\`yノ )(   |   <   |
     ヽ ___ノ_と_ノ\_<_ノ

 これまで拉致問題に関して朝日に登場した短歌や川柳がどんなものだったか、愚鈍な読者は忘れてくれているとでも思ってるんですか? 事務局長は執念深いので決して忘れていません。棺桶に入っても忘れませんから。

《2002年の朝日歌壇・朝日川柳から》
 強制連行のアボジの子なり棄民なり差別・蔑視・無視・放置の六十余年
 チマ・チョゴリの少女が石を投げらるるその悲しみを祖国より受く
 拉致有りと認めしは一人かの夏に終戦を決ししも同じく一人
 モザイクの拉致実行犯映りおりどこからどこまで真実なのか
 子の祖父は強制連行されしという君が代歌わぬ生徒の母は
 源流は残留孤児も拉致の子もみんな悲しい鶴よ高鳴け
 拉致事件に在日は小さくなるなとう一世の言葉に心癒やさる
 怖くて外に出られぬと漏らしし在日の人の重き電話置く
 親が拉致されたと思う北の子ら

《2003年の朝日歌壇から》
 埒(らち)あかぬ拉致問題の対応のなまぬるき政府か、いと摩訶不思議

《2004年の朝日川柳から》
 青リボン黄色いハンカチ赤い紙

 拉致は真実ではないかもしれないだの、朝鮮人は強制連行されたんだぞだの、将軍様も昭和天皇も同じだだの・・・。素直に拉致被害者やその家族の悲しみ苦しみに思いを致す作品など全くありませんでした。
 そのくせ、家族を北朝鮮に置いて先に帰ってきた5人の拉致被害者とその家族についてだけは、何故か「引き裂かれた悲しみ」をやたら強調し、暗に5人を北へ帰らせるべきだと主張していました↓。
朝日新聞社学芸部(朝日歌壇担当)大上朝美記者の素晴らしいお言葉

 ・・・平壌で行われた日朝首脳会談で、北朝鮮による日本人「拉致」の事実が、最高責任者によって、不意打ちのように証言された。それまでは拉致「疑惑」であったものが、犯罪としてはっきり認知されたのだ。衝撃は大きかった。昨年秋以降、「拉致」の文字を投稿歌に見ない日はなかった。
 ある日突然、暴力によって海の向こうへ連れ去られた家族が、二十数年ぶりに帰国を果たす。しかも北朝鮮に家族を残したまま。二重に引き裂かれた家族の悲痛はいかばかりか。

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asapykadan at 23:58コメント(7)朝日歌壇   この記事をクリップ!

コメント一覧

1. Posted by イクコ    2006年12月11日 12:44
青リボン黄色いハンカチ赤い紙・・・・えげつない歌ですね・・・・・・
例え、拉致問題に腰がひけた新聞だったとしても、これは載せてはいけないでしょう、人間として・・・本当に仰天しました
選者も選者
掲載する奴もする奴
鬼畜アサヒというのが実感できました
ついでですがアサヒのスポーツ紙の「日刊スポーツ」の偏向っぷりも凄いですよ
スポーツ紙の社会面だから何をしてもいいという意図丸出しで
訳のわからない安倍批判と小沢ヨイショ
アサヒのコラムニストは日曜日に下衆な政治批判のコラムを連載
先日の山拓自作自演の「小泉再度訪朝」のニュースも午前中には否定コメントが出ているのに、スルーして翌日黒ヌキで何食わぬ顔で載せる最悪な新聞です
2. Posted by 日本海の竜    2006年12月11日 23:13
5 初めまして。極右評論からアクセスしてきました。今更アサピー珍聞(!)なんて一日も早く解体又は自壊して仕舞えばいいのです! そして未だに北方四島を不法占拠している、赤蝦夷露助の肩を持つとは、最早正常な、当たり前の人間としての感覚を持ち合わせて無いのかもしれません。
3. Posted by 事務局長    2006年12月12日 00:20
>イクコ 様

>青リボン黄色いハンカチ赤い紙
 ええ、本当にひどい川柳です。あまりにひどいので、これが紙面に掲載された当時は2ちゃんで非難轟々でした。今回、「反日マスコミの真実」の私の記事でも取り上げておきました。
 日刊スポーツもひどいんですか。別名「日韓スポーツ」ですから当然なんでしょうね。

>日本海の竜 様

 当サイトにようこそ。実はいまの朝日は、中国様礼賛するほどにはロシア様礼賛はしていないようです。いまの朝日社内では親ソ派(親露派)は肩身が狭くなっているらしいです。何しろ、2002年W杯では日露戦の直後にテロ朝支局長がモスクワの騒乱に巻き込まれて頭殴られちゃったし。
4. Posted by 臼どん    2006年12月12日 08:15
また馬場あき子か
さすがに夫が九条歌人の会の幹部、岩田正なだけはあるな
どうせ裏で糸ひいてんだろ

いくらでもある投稿のなかから、
プロパガンダに使えそうなのをわざわざ選んできて「待遇がよかったステキな収容所」とか言っちゃうんだからどうしょもないな
そのうち拉致された方たちのことも「待遇にもいろいろ違いがあった。拉致されて松茸食べられてよかったね」とか言いだすんだろ?
サイテーだな
5. Posted by 大ファン    2006年12月13日 23:46
5 「反日のマスコミ」ようやっと購入して読ませていただきました。
3頁とはいえ、こういうふざけた川柳も
どきを性懲りもなく投稿してくる反日の
実態を的確に暴いていて痛快でした。
私このブログの大ファンですのでこれか
らも辛らつな辛口の論評をお願いいたし
ます。
6. Posted by 事務局長    2006年12月17日 13:16
>臼どん 様

>そのうち拉致された方たちのことも
>「待遇にもいろいろ違いがあった。
>拉致されて松茸食べられてよかったね」とか

言い出しそうですね。
そう遠くない将来、めぐみさんが帰ってきたら、「北朝鮮の地でこんな楽しい思い出があった」などと大々的に取り上げそうですね。


>大ファン 様

つたない原稿をお読みいただきましてありがとうございます!
これからも頑張って更新していきます!
7. Posted by 無痛    2006年12月17日 15:58
狐につままれたような
 狐にばかにされた時のように、わけがわからなくなり、ぼんやりする
 広辞苑

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