国宝
2023年07月12日
2022年04月 吉野へ花見 4/8
ロープウエイはさくら号とかえで号の2車です
昔は近鉄特急の塗装でしたが
数年前から2つの名前に合わせた塗装になりました
吉野山へはトレッキング・ロープウエイ・バス
この3種類ののぼり方があるのですが
股関節が悪い私はトレッキングは無理
バスは九十九折の道を揺られるので無理
なのでいやいやロープウエイになったんです
車両の中央に立ってカメラだけ上に出して下界の撮影ですので
きちんと撮れてないかもしれない点はご容赦ください
この千本口駅のあたりの桜を「下千本」と言います
約3分で吉野山駅に到着しますので
怖いと言ってる暇は・・・ないわけではありません
駅周辺の桜は「中千本」になります
山上駅からはしばらく上り坂です
しばらくと言いますが
実は平たんな道など吉野山にはありません
吉野山はいわゆる世界遺産として有名になっていますが
それまでも国の史跡名勝
元々吉野熊野国立公園の中心部なのです
しばらく上りますと黒門をくぐります
これは金峯山寺の所有物です
金峯山寺というのは山岳密教・山伏の総本山ですね
この門をくぐる時は「下乗」が原則です
その先に道が並んで高低差をもったところがあるのですが
そこの上の方にあるのがこれです
これも金峯山寺のものです
珍しい総銅製の鳥居で国の重要文化財です
密教寺院に鳥居があるのも不思議ですね
そしてしばらくして見えてくるのが
金峯山寺二王門です
残念ながら修復中ですが
堂々たる国宝です
金峯山寺はもちろん単体として世界遺産に指定されています
その蔵王堂は東大寺大仏殿に次ぎ
木造建造物として日本で2番目の大きさです
このあたりの桜一帯を「中千本」と言います
そして金峯山寺の東側に峡谷があって
そこに上千本から流れ落ちるように
白山桜の群生が見られるのです
へへ
このソメイヨシノの向こう側が白山桜の群生ですね
昔は近鉄特急の塗装でしたが
数年前から2つの名前に合わせた塗装になりました
吉野山へはトレッキング・ロープウエイ・バス
この3種類ののぼり方があるのですが
股関節が悪い私はトレッキングは無理
バスは九十九折の道を揺られるので無理
なのでいやいやロープウエイになったんです
車両の中央に立ってカメラだけ上に出して下界の撮影ですので
きちんと撮れてないかもしれない点はご容赦ください
この千本口駅のあたりの桜を「下千本」と言います
約3分で吉野山駅に到着しますので
怖いと言ってる暇は・・・ないわけではありません
駅周辺の桜は「中千本」になります
山上駅からはしばらく上り坂です
しばらくと言いますが
実は平たんな道など吉野山にはありません
吉野山はいわゆる世界遺産として有名になっていますが
それまでも国の史跡名勝
元々吉野熊野国立公園の中心部なのです
しばらく上りますと黒門をくぐります
これは金峯山寺の所有物です
金峯山寺というのは山岳密教・山伏の総本山ですね
この門をくぐる時は「下乗」が原則です
その先に道が並んで高低差をもったところがあるのですが
そこの上の方にあるのがこれです
これも金峯山寺のものです
珍しい総銅製の鳥居で国の重要文化財です
密教寺院に鳥居があるのも不思議ですね
そしてしばらくして見えてくるのが
金峯山寺二王門です
残念ながら修復中ですが
堂々たる国宝です
金峯山寺はもちろん単体として世界遺産に指定されています
その蔵王堂は東大寺大仏殿に次ぎ
木造建造物として日本で2番目の大きさです
このあたりの桜一帯を「中千本」と言います
そして金峯山寺の東側に峡谷があって
そこに上千本から流れ落ちるように
白山桜の群生が見られるのです
へへ
このソメイヨシノの向こう側が白山桜の群生ですね
2023年04月07日
2007年04月 お花見で奈良へ 3/4
さて宇陀・・・と言って思い出すのは
室生寺です
大野寺から車で10分ほど山に入ってゆきますと
女人高野・室生寺があります
門前町からお寺への橋あたりから桜が見られます
しかしこの桜も実はそんなに歴史があるわけではありません
歴史がある・・・・・
これは関東の方と関西の方と少しずれがあると思います
応仁の乱を
前の戦争と言い切る京都の人間ばかりがやり玉にあがりますが
関西の人間は100年などは歴史と思っていません
また江戸時代は歴史があると思っても
その歴史がある中でも新しい部類だという感覚があります
そんな中で
このお寺は関西人にとっても大変歴史があるという認識です
境内に入って最初に目につくのはこの仁王門です
立派なもんですが
比較的新しいので重要な位置づけはされていません
このお寺は国宝と重要文化財の宝庫で
合わせて20以上のものが指定されています
門を抜けて少し歩いて左に曲がると石段が続いています
この辺りになりますと桜はありません
室生寺本来の木々が生い茂っています
高木はモミジ
低木はシャクナゲです
なのでこのお寺は本来
初夏の石楠花と晩秋の紅葉の名所なのです
石段を登りますと
国宝の金堂が見えてきます
平安時代ですよ
中の釈迦如来像と十一面観音立像も国宝です
本堂(国宝)を通って上を見上げますと
国宝五重塔が見えてきます
この塔は屋外にある五重塔では日本最小の塔です
1997年の台風で被害を受けたのですが
修復されたので比較的きれいな状態で目にすることができます
これも平安時代ですね
私が子供のころに見た時は
金堂と同じような色合いで古めかしかったです
台風では周りの木が倒れてきて屋根が崩れたりしたようで
塔部分は損傷がなかったようです
薬師寺もそうですが
こういう日本の塔建造物はしなやかに作られているのでしょうね
室生寺です
大野寺から車で10分ほど山に入ってゆきますと
女人高野・室生寺があります
門前町からお寺への橋あたりから桜が見られます
しかしこの桜も実はそんなに歴史があるわけではありません
歴史がある・・・・・
これは関東の方と関西の方と少しずれがあると思います
応仁の乱を
前の戦争と言い切る京都の人間ばかりがやり玉にあがりますが
関西の人間は100年などは歴史と思っていません
また江戸時代は歴史があると思っても
その歴史がある中でも新しい部類だという感覚があります
そんな中で
このお寺は関西人にとっても大変歴史があるという認識です
境内に入って最初に目につくのはこの仁王門です
立派なもんですが
比較的新しいので重要な位置づけはされていません
このお寺は国宝と重要文化財の宝庫で
合わせて20以上のものが指定されています
門を抜けて少し歩いて左に曲がると石段が続いています
この辺りになりますと桜はありません
室生寺本来の木々が生い茂っています
高木はモミジ
低木はシャクナゲです
なのでこのお寺は本来
初夏の石楠花と晩秋の紅葉の名所なのです
石段を登りますと
国宝の金堂が見えてきます
平安時代ですよ
中の釈迦如来像と十一面観音立像も国宝です
本堂(国宝)を通って上を見上げますと
国宝五重塔が見えてきます
この塔は屋外にある五重塔では日本最小の塔です
1997年の台風で被害を受けたのですが
修復されたので比較的きれいな状態で目にすることができます
これも平安時代ですね
私が子供のころに見た時は
金堂と同じような色合いで古めかしかったです
台風では周りの木が倒れてきて屋根が崩れたりしたようで
塔部分は損傷がなかったようです
薬師寺もそうですが
こういう日本の塔建造物はしなやかに作られているのでしょうね
2017年11月20日
2016年8月 長崎は負の遺産だったのか 6/8
庭園の一番湾寄りの場所から長崎湾を見ていますと
大型客船が港に停泊しているのが見えました
那覇港で何回も見てる大陸人のツアー用の客船でしょうね
長崎の東シナ海対岸は上海です
那覇には福建省や広東省からの客船が多く来ますが
長崎は・・・・上海や南京からの客船でしょうね
グラバー園からは正規ルートで山を下りました
下りですから今度は楽に歩けます
この石畳の道はグラバー通りと言います
この観光道が大浦天主堂を経て下のチン電の駅に続いています
ということで
途中の大浦天主堂に寄りました
ここも国宝なので
やはり入場料が必要です
しかし
私ここは入場料が高いと感じました
600円
観光地の観光施設としては高くもないのですが
欧州で
大浦天主堂なんかが足元にも及ばない教会やカテドラルに
無料で入ってきた私にとって
(日本と言う国の中での歴史的な意義が大きいということは解ります)
すごく悲しい値段だな・・・・・と感じました
グラバー園が610円です
見るものが多く時間もそれなりに潰せるので納得ですが
この教会は教会に入るだけで600円です
国宝の維持は檀家の寄付だけでは追いつかないのでしょうね
大浦天主堂の次の観光目的地は浦上天主堂です
しかし大浦天主堂を見て
長崎の人には大変心苦しのですが
行く気が失せました
こちらの方はどうやら無料入場の様なのですが
原爆で破壊された再建物ですから
私の趣味とは違う所にあります
チン電に乗ってアジトに戻ることにしました
アジトの最寄駅は思案橋駅なのですが
歓楽街とは道を挟んで反対側は
アーケード商店街になってると前回書いたと思います
その入り口付近でこういう物を見つけました
長崎名物「角煮饅頭」の岩崎本舗さんです
少し甘口なのですが
大変おいしくいただきました
大型客船が港に停泊しているのが見えました
那覇港で何回も見てる大陸人のツアー用の客船でしょうね
長崎の東シナ海対岸は上海です
那覇には福建省や広東省からの客船が多く来ますが
長崎は・・・・上海や南京からの客船でしょうね
グラバー園からは正規ルートで山を下りました
下りですから今度は楽に歩けます
この石畳の道はグラバー通りと言います
この観光道が大浦天主堂を経て下のチン電の駅に続いています
ということで
途中の大浦天主堂に寄りました
ここも国宝なので
やはり入場料が必要です
しかし
私ここは入場料が高いと感じました
600円
観光地の観光施設としては高くもないのですが
欧州で
大浦天主堂なんかが足元にも及ばない教会やカテドラルに
無料で入ってきた私にとって
(日本と言う国の中での歴史的な意義が大きいということは解ります)
すごく悲しい値段だな・・・・・と感じました
グラバー園が610円です
見るものが多く時間もそれなりに潰せるので納得ですが
この教会は教会に入るだけで600円です
国宝の維持は檀家の寄付だけでは追いつかないのでしょうね
大浦天主堂の次の観光目的地は浦上天主堂です
しかし大浦天主堂を見て
長崎の人には大変心苦しのですが
行く気が失せました
こちらの方はどうやら無料入場の様なのですが
原爆で破壊された再建物ですから
私の趣味とは違う所にあります
チン電に乗ってアジトに戻ることにしました
アジトの最寄駅は思案橋駅なのですが
歓楽街とは道を挟んで反対側は
アーケード商店街になってると前回書いたと思います
その入り口付近でこういう物を見つけました
長崎名物「角煮饅頭」の岩崎本舗さんです
少し甘口なのですが
大変おいしくいただきました
2015年12月11日
2015年10月 秋桜の奈良 3/6
近鉄奈良駅からバスに乗りまして約10分
方向的には東に少し向かい
県庁と興福寺の角を北に入って
「京街道」を道なりに浄瑠璃寺の方に進みました
浄瑠璃寺は昨年いはちさんと行ったお寺ですね
奈良交通バスで210円の区間でした
バス停から振り返って南の方を眺めますと
遠景とまではなりませんが
あの建物が良く見えます
少しだけ登って来たようですね
東大寺大仏殿です
ご存知のように世界最大木造建築物にして
世界遺産に指定されていますね
奈良の世界遺産指定は京都と同じく
古都奈良の文化財
こういう指定の仕方で合計8つの遺産指定になっています
東大寺(とうだいじ)
春日大社(かすがたいしゃ)
春日山原始林(かすがやまげんしりん)
興福寺(こうふくじ)
元興寺(がんごうじ)
薬師寺(やくしじ)
唐招提寺(とうしょうだいじ)
平城宮跡(へいじょうきゅうせき)
それとその緩衝地帯・・・・・(奈良公園とか)です
この緩衝地帯というのが京都にもあるんです
指定の仕方は寺社仏閣ですが
その緩衝地帯という指定もあって
町や町並みなどの京風情が味わえるところになってるわけです
さて
バス停前の標識に従って歩いてゆきましょう
はい
目的地は般若寺と言うお寺です
般若寺は天平・白鳳時代に創建されたという伝承ですが
はっきりとしたことは確認されていません
いずれにせよ奈良時代であることは間違いないようです
ただ
他の奈良市内のお寺と同様に
極々普通に重要文化財がいくつもあるお寺です
住宅地にひっそりと入口がありました
近づいてみますと
右側に拝観受付所
左側に地蔵さんの集合場所がありました
そして回り込んだ場所に
このお寺の門があります
国宝「楼門」です
さあ入ってみましょう
方向的には東に少し向かい
県庁と興福寺の角を北に入って
「京街道」を道なりに浄瑠璃寺の方に進みました
浄瑠璃寺は昨年いはちさんと行ったお寺ですね
奈良交通バスで210円の区間でした
バス停から振り返って南の方を眺めますと
遠景とまではなりませんが
あの建物が良く見えます
少しだけ登って来たようですね
東大寺大仏殿です
ご存知のように世界最大木造建築物にして
世界遺産に指定されていますね
奈良の世界遺産指定は京都と同じく
古都奈良の文化財
こういう指定の仕方で合計8つの遺産指定になっています
東大寺(とうだいじ)
春日大社(かすがたいしゃ)
春日山原始林(かすがやまげんしりん)
興福寺(こうふくじ)
元興寺(がんごうじ)
薬師寺(やくしじ)
唐招提寺(とうしょうだいじ)
平城宮跡(へいじょうきゅうせき)
それとその緩衝地帯・・・・・(奈良公園とか)です
この緩衝地帯というのが京都にもあるんです
指定の仕方は寺社仏閣ですが
その緩衝地帯という指定もあって
町や町並みなどの京風情が味わえるところになってるわけです
さて
バス停前の標識に従って歩いてゆきましょう
はい
目的地は般若寺と言うお寺です
般若寺は天平・白鳳時代に創建されたという伝承ですが
はっきりとしたことは確認されていません
いずれにせよ奈良時代であることは間違いないようです
ただ
他の奈良市内のお寺と同様に
極々普通に重要文化財がいくつもあるお寺です
住宅地にひっそりと入口がありました
近づいてみますと
右側に拝観受付所
左側に地蔵さんの集合場所がありました
そして回り込んだ場所に
このお寺の門があります
国宝「楼門」です
さあ入ってみましょう
2015年08月03日
2014年11月 天女様に会いに紅葉の奈良へ 5/5最終章
今日の記事は
美しい紅葉の写真ばかりでございます
今は季節は盛夏ですので
何ともちぐはぐですが
ぜひ画像をクリックして大きくして
古都の紅葉をお楽しみください・・・・・・・・・
あくまで私の腕で撮った写真ですからそんなにはきれいに撮れておりません
浄瑠璃寺が大変貴重な理由は
お寺が国宝・重要文化財の宝庫であることもありますが
何よりも貴重な点は
平安時代京都を中心に作られた
浄土信仰を元にした九体阿弥陀堂の現存する日本唯一のお寺
という希少な歴史的意味合いです
お寺の配置は浄土式庭園配置になっていて
真ん中に大きな池
その西側に本堂(阿弥陀堂)
東側に三重塔という配置です
三重塔には薬師如来様がいらっしゃいます
薬師如来は東方浄瑠璃世界に住んでらして
現世の人間の病や苦難・災害などの苦しみを除く仏様です
ここからお寺の名前が来ています
東側の本堂(阿弥陀堂)には文字通り阿弥陀如来様がいらっしゃいますが
最初に書いた通り9体の如来様がずら〜と並んでいらっしゃるんです
阿弥陀如来は西方極楽浄土にいらっしゃる救いの仏様です
なので現生の人間を薬師如来様がその苦しみから救い上げて
池(海でしょうね)の向こう西方浄土にいらっしゃる阿弥陀如来様の元に届けるという
浄土信仰の形がそのままお寺の伽藍になっています
その阿弥陀如来様が九体も存在するというのは
平安時代の一時期に流行った?のですが
現在はこの浄瑠璃寺だけに存在します
この庭園自体は国の史跡・特別名勝に指定されています
しかし・・・なんと
このお庭である境内は
入場無料なのです
さすが特別名勝だけあって太っ腹です
奥様・・・これは入らなければなりませんね(笑)
最後の写真に少し写ってる池の中の浮島は
弁天様がいらっしゃいます
三重塔は地面から少し高い所に建っています
そして西方浄土である本堂(阿弥陀堂)は
障子が閉ざされていて見えませんが
障子が開かれると
こちら(東方浄瑠璃世界)からは
阿弥陀如来様のお顔が見えない形になっています
でも池に映る阿弥陀堂の像ではお顔が見えるのです
これもトリック演出だそうです
西方浄土に行かなければ実際にはお顔を見ることができない・・・・・・
そういう仕掛けになってるそうです
そういう造りにするために
あえて三重塔(浄瑠璃浄土)を高くしているのかもしれません
この伽藍庭園が国の特別名勝であることは書きましたが
三重塔自体
本堂自体
九体阿弥陀如来坐像
薬師如来
全て国宝です
他にも国宝の仏様はありますが
実はこのお寺の一番のスターは別にいらっしゃるんです
重要文化財・吉祥天女立像
九体阿弥陀如来様とともに本堂にいらっしゃいますので
有料・撮影禁止区域です
拝観料は300円だったと思います
比較的安いというか
国宝がたくさんある割には格安です
もちろん写真はございません
公的サイトでも写真はないようです
しかし許可を得て撮影した写真は
史的サイト・観光サイトにはありますので
ググってみてください
そういうサイトは許可なくリンクは貼れませんので・・・
この仏様は長い間秘仏として逗子の中で眠っておられ
公開はされていませんでしたが
今は年3回特別開扉されています
そのため鎌倉時代に作られたにもかかわらず
その彩色の美しさ・様子の美しさ・今でもよくわかります
快慶の門下で作られたらしいのですが
これが快慶作であるとなれば
国宝間違いなしでしょう
それではお寺の最後に
美しい浄土庭園の紅葉を・・・・・
紅葉を満喫した後はお約束の泡で疲れを癒しました
この時私はあてとして「ごま豆腐」を食べたのですが
関東のI氏は想像と違っていたのでびっくりされていた様子でした
関西の「ごま豆腐」は
ごまをすってペースト状にして
それを葛で固めたものです
触感はなめらかなプリンと言う感じで
お味はちょっとチーズのような感じです
わさび醤油などでいただきます
粘りのあるゴマババロア(甘くありません)と言えば想像できるでしょうか
このあとバスで近鉄奈良まで行って
私は近鉄で帰宅
I氏は駅前からリムジンバスで伊丹空港となるのですが
奈良行きのバスが浄瑠璃寺参道の渋滞で到着遅れ
駅前での乗り継ぎが微妙になってきました
私が運転手に
「関東からの人を連れてきてるんですが
定刻通りに着いたらなんなく伊丹空港行きのリムジンに乗れるんですが
大丈夫ですよね」
と聞いてみました
いろいろ条件を挙げながら
結局は最後の渋滞個所でいつも通りだと何とか間に合うかもしれない
そういうことでした
でも関西の皆様がたにはお解りですね
私の言葉・・・・・・
最後の太字部分
これは裏言葉ですね
「急げ」
急げとは一言も言いませんが
関西ではこの文のつながりで大丈夫ですよねを使うと
大丈夫だと言え⇒大丈夫のようにしろ⇒急げ
こういう脅迫文になります
そういうことです(笑)
美しい紅葉の写真ばかりでございます
今は季節は盛夏ですので
何ともちぐはぐですが
ぜひ画像をクリックして大きくして
古都の紅葉をお楽しみください・・・・・・・・・
あくまで私の腕で撮った写真ですからそんなにはきれいに撮れておりません
浄瑠璃寺が大変貴重な理由は
お寺が国宝・重要文化財の宝庫であることもありますが
何よりも貴重な点は
平安時代京都を中心に作られた
浄土信仰を元にした九体阿弥陀堂の現存する日本唯一のお寺
という希少な歴史的意味合いです
お寺の配置は浄土式庭園配置になっていて
真ん中に大きな池
その西側に本堂(阿弥陀堂)
東側に三重塔という配置です
三重塔には薬師如来様がいらっしゃいます
薬師如来は東方浄瑠璃世界に住んでらして
現世の人間の病や苦難・災害などの苦しみを除く仏様です
ここからお寺の名前が来ています
東側の本堂(阿弥陀堂)には文字通り阿弥陀如来様がいらっしゃいますが
最初に書いた通り9体の如来様がずら〜と並んでいらっしゃるんです
阿弥陀如来は西方極楽浄土にいらっしゃる救いの仏様です
なので現生の人間を薬師如来様がその苦しみから救い上げて
池(海でしょうね)の向こう西方浄土にいらっしゃる阿弥陀如来様の元に届けるという
浄土信仰の形がそのままお寺の伽藍になっています
その阿弥陀如来様が九体も存在するというのは
平安時代の一時期に流行った?のですが
現在はこの浄瑠璃寺だけに存在します
この庭園自体は国の史跡・特別名勝に指定されています
しかし・・・なんと
このお庭である境内は
入場無料なのです
さすが特別名勝だけあって太っ腹です
奥様・・・これは入らなければなりませんね(笑)
最後の写真に少し写ってる池の中の浮島は
弁天様がいらっしゃいます
三重塔は地面から少し高い所に建っています
そして西方浄土である本堂(阿弥陀堂)は
障子が閉ざされていて見えませんが
障子が開かれると
こちら(東方浄瑠璃世界)からは
阿弥陀如来様のお顔が見えない形になっています
でも池に映る阿弥陀堂の像ではお顔が見えるのです
これもトリック演出だそうです
西方浄土に行かなければ実際にはお顔を見ることができない・・・・・・
そういう仕掛けになってるそうです
そういう造りにするために
あえて三重塔(浄瑠璃浄土)を高くしているのかもしれません
この伽藍庭園が国の特別名勝であることは書きましたが
三重塔自体
本堂自体
九体阿弥陀如来坐像
薬師如来
全て国宝です
他にも国宝の仏様はありますが
実はこのお寺の一番のスターは別にいらっしゃるんです
重要文化財・吉祥天女立像
九体阿弥陀如来様とともに本堂にいらっしゃいますので
有料・撮影禁止区域です
拝観料は300円だったと思います
比較的安いというか
国宝がたくさんある割には格安です
もちろん写真はございません
公的サイトでも写真はないようです
しかし許可を得て撮影した写真は
史的サイト・観光サイトにはありますので
ググってみてください
そういうサイトは許可なくリンクは貼れませんので・・・
この仏様は長い間秘仏として逗子の中で眠っておられ
公開はされていませんでしたが
今は年3回特別開扉されています
そのため鎌倉時代に作られたにもかかわらず
その彩色の美しさ・様子の美しさ・今でもよくわかります
快慶の門下で作られたらしいのですが
これが快慶作であるとなれば
国宝間違いなしでしょう
それではお寺の最後に
美しい浄土庭園の紅葉を・・・・・
紅葉を満喫した後はお約束の泡で疲れを癒しました
この時私はあてとして「ごま豆腐」を食べたのですが
関東のI氏は想像と違っていたのでびっくりされていた様子でした
関西の「ごま豆腐」は
ごまをすってペースト状にして
それを葛で固めたものです
触感はなめらかなプリンと言う感じで
お味はちょっとチーズのような感じです
わさび醤油などでいただきます
粘りのあるゴマババロア(甘くありません)と言えば想像できるでしょうか
このあとバスで近鉄奈良まで行って
私は近鉄で帰宅
I氏は駅前からリムジンバスで伊丹空港となるのですが
奈良行きのバスが浄瑠璃寺参道の渋滞で到着遅れ
駅前での乗り継ぎが微妙になってきました
私が運転手に
「関東からの人を連れてきてるんですが
定刻通りに着いたらなんなく伊丹空港行きのリムジンに乗れるんですが
大丈夫ですよね」
と聞いてみました
いろいろ条件を挙げながら
結局は最後の渋滞個所でいつも通りだと何とか間に合うかもしれない
そういうことでした
でも関西の皆様がたにはお解りですね
私の言葉・・・・・・
最後の太字部分
これは裏言葉ですね
「急げ」
急げとは一言も言いませんが
関西ではこの文のつながりで大丈夫ですよねを使うと
大丈夫だと言え⇒大丈夫のようにしろ⇒急げ
こういう脅迫文になります
そういうことです(笑)