さて、今日はヨーロッパの生みの親といっても過言ではないこの男。
 ガイウス・ユリウス・カエサルさんをご紹介。
 ざっくりイタリア半島周辺を拠点としていたローマの勢力範囲を
 一躍、西ヨーロッパ全土にど〜んと広げた立役者。

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 もともとカエサルさんは名門貴族の出身なんだけれども、
 彼が生れた頃には家門だけは有名でお金の方は淋しい状態。
 彼自身も庶民が住む下町であるスブッラの産湯を使ったのです。
 下町出身という辺り、勝麟太郎と似ている(笑)


 彼の人生を語ると文字だらけになるので自重しまして(爆)、
 一気にガリア戦記にまで飛んでいきましょーーww


 ガリアというと、ここらへん。
 フランスがすっぽり。
 あとベルギーとか少し。
 ドイツはゲルマニアというので違う。

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 このガリアには、多くの部族が住んでいたんだけれども、
 有名なのが、スピリチュアルな方々が憧れるケルト人。
 
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 ナチュラルな方が憧れるケルト人。

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 平和を愛する方が愛するケルト人。


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 ちなみにこの大きな人形には生きた人間が入っておりまして……。
 ちょいちょいと火をつけますと、
 ほら、こんなにぼうぼうと……。
 ちなみに股間がやけにビッグですが、
 これは左腕が焼け落ちたものと思料され。

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 ケルトの神は生け贄が大好きなのでね。
 捕虜はこうしてウィッカーマンという巨大人形に押し込められて
 ケルトの神に捧げられるのです。
 あと、ケルトの神は、子どもの生け贄も大好き。


 で、カエサルは、このガリアをローマ化しようと思ったわけです。
 動機はいろいろあったでしょうが……。


 そこで始めたのが、ガリア征伐。
 その様子を逐一彼自身が筆をとって書いたのが「ガリア戦記」です。


 この頃のローマ人は、肉もまあ食べましたけれども、
 どちらかというと小麦が主食っす。
 対するガリア人は血が滴るレアな肉が好物。
 というわけで、体格的にはガリア人の方が大きい。

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 今じゃ、混血して大差ないですけれどもね。
 金髪碧眼はガリア人やゲルマニア人ってイメージだったんすね。
 ま、天戸もパツキンには弱いですが(爆)


 このカエサルも、いわゆる兵法を上手に使ってガリアを平らげていきました。
 まともに戦うとこんな図体のガリア人は強いでしょう??
 おまけにフランスはこの当時は大森林ですから地理も不案内。
 さらに広範囲に部族が散らばっていますから、
 こんなマッチョなガリア人が無数にいますし……。
 あと、馬もとても多かったわけです。
 実際、ローマ軍は何度か痛恨の一撃も受けたりしています。
 さ、みなさんがカエサルならどうやってガリアを攻略しますか? 


 カエサルもできるだけ戦わずして勝つという方法をとりました。
 まず、ローマと比較的友好的な部族と同盟を結びます。
 ローマと同盟を結べば「ローマの友人であり同盟者」になります。
 同盟により、ガリア部族はローマの戦争には兵隊を送る義務が発生します。
 その代わり、ローマは同盟国である部族の安全を保障します。 
 

 この安全保障にはローマの命ともいえるこれも当然入りますよ〜。

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 もちろん、こんなインフラ整備もローマがやります。

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 そして、ガリアで同盟部族と非同盟部族の争いが起こると……。
 ローマは同盟国として精強なローマ軍団を送り込みます。

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 そして、非同盟部族に勝った後は、基本的には無罪放免とします。
 日本のように切腹はありません。
 無罪放免とする代わりにローマと同盟しようよと持ちかけます。
 こうしてガリアを平定していったわけですね。


 支那では民間に広く流布しているとされる兵法書に
 兵法三十六計ってものがあります。


 wikipediaから拝借しますと、
 カエサルの仕掛けた策略は……。

 借刀殺人 :
 同盟者や第三者が敵を攻撃するよう仕向ける。 

 趁火打劫 :
 敵の被害や混乱に乗じて行動し、利益を得る。

 借屍還魂 :
 死んだものや他人の大義名分を持ち出して、
 自らの目的を達する。

 混水摸魚 :
 敵の内部を混乱させ、敵の行動を誤らせたり、
 自分の望む行動を取らせる。

 仮道伐虢 :
 攻略対象を買収等により分断して各個撃破する。

 連環計:
 敵と正面からぶつかることなく、
 複数の計略を連続して用いて勝利を得る。


 ……とまあ、ざっと見ただけでも
 かなりの複数の計略を駆使していることがわかりますね。


 ということで、良いGWをお過ごしください。