2022年05月13日

日本イタリア料理教室協会xLagostina
Touch&Try
イベント
今回はトスカーナ州です。

IMG_2548


 今回はパンツァネッラとアリスタを作りました。

Panzanellaパンツァネッラ

IMG_1918


Aristaアリスタ

 

IMG_1927
IMG_1935
オーブンに入っている間に
Tonno e fagioliを作って待ちます。
FullSizeRender

前の日に焼いたCantuccini

IMG_1921

トスカーナ州は内陸のフィレンツェを州都として発展した背景から

肉料理が中心です。


美しいオルチャ渓谷へワインの里を訪ねる楽しみもあります。

IMG_1962



海に面したリヴォルノでは海の幸のズッパであるカッチュッコが

IMG_1960

あるものの内陸のフィレンツェではほとんど肉料理です。

 

IMG_1943

フィノッキの種(フェンネルシード)と粒こしょうが練り込まれた

豚の脂肪がたっぷりのサルーミ、Finocchionaフィノッキオーナを中心に生ハムなどのサルーミが盛り合されたトスカーナ風アンティパストから始まり

 

IMG_1944

歯ごたえのある手打ちパスタのピーチや幅広パスタのパッパルデッレにはウサギや猪のラグーがよく合います。

 

IMG_1945

IMG_1946

セコンドピアットには白く大きいキアーナ牛のTボーンステーキは

5cm以下の厚さには切らないというのが本格的な店であり、

IMG_1961


香ばしく炭火で焼き上げた肉は切り分けると

Al sangue アル・サングエ「血の滴るような」という焼き具合が理想的です。

 

IMG_1947

同じく炭火焼の牛フィレ肉をアル・サングエに焼き上げて切り分けルッコラの上に盛り付けた、タリアータTagliataがあります。

タリアータは直訳して「切った」という意味です。

 

IMG_1949

Aristaアリスタと呼ばれる子豚の丸焼きはお腹に塗り込んだスパイスがしみこんでなんとも味わい深いで

薄切りにしたものを屋台やお肉屋さんで調達しバニーニにしてたべたり家庭の食卓に並ぶこともあります。

これを家庭用にしたローズマリーを巻き付けた豚かたまり肉もお肉屋さんにAristaといって

売られています。

 

IMG_1950

また内臓料理も発達しており、鶏レバーペーストのクロスティーニ、

IMG_1951


牛の胃袋のトリッパはトマト煮込みのトリッパ・アッラ・フィオレンティーナ、

真っ白なトリッパをサラダにしたインサラータ・ディ・トリッパ、

IMG_1952


ギアラrampredottoの煮込んだパニーニやグリンソースをかけたセコンドピアットなど

IMG_1955


味わい深い料理が多くあります。

 

トスカーナのパンには塩が入っていないことも特徴の一つですが

そのパンを生かした料理が多くあります。


 リボリータ

IMG_1958


パッパ・コル・ポモドーロ

IMG_1959



ドルチェにはパーパ(ローマ法王)の帽子を模したと説もある

ズコット、

IMG_1963

シューを積み上げたボンゴ、

IMG_1964


カルネヴァーレの時期のスキアッチャータ・フィオレンティーナがあります。

IMG_1965


カントゥッチーニ・アル・プラートはアーモンド入り固いビスコッティーニは

IMG_1920


地元の人たちで賑わう昔ながらのオステリアやトラットリアでは

ヴィンサントと共に供され長々とおしゃべりに興じます。

 

トスカーナ州ワインはイタリアでも12の人気を誇ります。

Chiantiを始めBrunello di Montalcino、また世界の市場やDOCGなどの

ワイン法にも翻弄された歴史もさまざまなワインや流行を生み出しました。

下記は前回のトスカーナ州の回から
Tonno e fagioli
ツナと白インゲンの前菜

Fagioli all'uccelletto
白インゲンの小鳥風

Crostini di fegato
鶏レバーのクロスティーニ

Pici all'aglione
ピーチ アリオーネ

みんなで頑張って手打ち

Arista
アリスタ


マエストリアのフライパンは取手が取れるのでそのままオーブンへ。


Trippa alla fiorentina
トリッパ・アッラ・フィオレンティーナ

トリッパは下ごしらえが大変!
今回も誰も苦手な人がいなかった。
頼もしいメンバー。

Cantuccini
カントゥッチーニ
(Biscotti al Prato)




最後のVin Santoは
カントゥッチーニをジャブンと
するにはもったいない…

Vernaccia di San Gimignano
Chianti
Montecucco
Vino nobile di Montepulciano
Burnello di Montalcino
Vin Santo del Chianti classico
ではインフォメーションです。この講座は11時IMG_1943
パスタ&スチームポット
https://www.lagostina.jp/information/#1557
IMG_0608
オンライン販売サイトもありますよ。
次回は5月9日トスカーナ州です。
日時:2022年5月9日(日)11:00〜13:00
 
場所:オンラインレッスン
 
参加費:

ではインフォメーションです。この講座は11時から30分で料理実演します。
実演をご覧いただきながら、それぞれのご自宅等で同時に作り、その後30分休憩時間を設けます。
料理は自由参加でデモンストレーションをご覧になるだけでも結構です。
テーブルセッティングを整え、ワインの講義を待ちます。
12時から再びオンラインでイタリアワイン講座です。
新製品のお知らせです。
新しいパスタ&スチームポットが発売されます。
パスタを茹でながら同時に蒸し料理もできちゃうそうです。
IMG_0607
パスタ&スチームポット
https://www.lagostina.jp/information/#1557
IMG_0608
オンライン販売サイトもありますよ。
次回は6月12日ウンブリア州です。
日時:2022年6月12日(日)11:00〜13:00
 
場所:オンラインレッスン
 
参加費:17600円
お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。



ascig at 15:31コメント(0)イベントセミナー 

2022年05月01日

今回ご紹介するのはアッシジのCalendimaggioカレンディマッジョという行事です。
calendimaggio (5)




Calendimaggio とはCalendi(第一日目)、maggio(5月)。
今年のカレンディマッジョは5月4,5,6,7日です。
春の訪れを祝うこのお祭りは各地にありますが、このアッシジのカレンディマッジョは特に有名で、
今ではアッシジを代表する春の祭典となりました。
calendimaggio (2)




アッシジのあるウンブリア州は中部イタリアに位置しており、
周りをトスカーナ州、マルケ州、ラツィオ州と
陸に囲まれている州です。

丘に築かれた街の数々はこの州の魅力の一つです。
州都ペルージャを始め、規模は様々ながら丘に聳える街並みはどれも美しく人々を魅了します。
中でもアッシジは世界遺産の聖フランチェスコ聖堂を抱える特に人気のある街。
訪れたことのある方も多くいらっしゃることでしょう。
calendimaggio (3)





中世そのままの街並みの残る歴史あるアッシジ街の中を中世の衣装をまとった人々がそぞろ歩く様子は幻想的で中世にタイムスリップしたような雰囲気です。
calendimaggio (4)





この行列は街の広場Piazza Comuneピアッツァ・コムーネに集結し、
歌や踊りを競うのです。
というのもこのお祭り、下記2チームに分かれて競い合うものです。
各チームが一日ずつ歌や踊りを披露しそれを採点します。
そして3日目には最大の見せ場のパレードがあります。
両チームが左右に分かれコムーネ広場に入場します。
その昔、アッシジの街を二分して対立した争いを再現しています。
calendimaggio-magnifica







Magnifica-parte-de-sotto

Magnifica(勇敢な)Parte de sottoパルテ・ディ・ソット(下側)
チームカラーは赤  コムーネ広場からサンフランチェスコ聖堂側の北西


calendimaggio-nobilissima






Nobilissima-parte-de-sopra 
Nobilissima(高貴な)Parte de sopraパルテ・ディ・ソプラ(上側)
チームカラーは青  コムーネ広場からサンタキアラ聖堂側の南東

calendimaggio (1)





コムーネ広場には階段状の巨大な客席が設置され、幸運にもチケットを入手できると
このショーをじっくりと楽しむことができるのです。
そのチケットは始まる数日前には完売してしまうと言うほどの人気です。
お祭りならではの出店のポルケッタのパニーニやタベルナでの地元のお料理、バールで振舞われるワインも楽しみですね。

この様子は公式ページで見ることができます。
https://www.calendimaggiodiassisi.com/

ascig at 12:04コメント(0)会報イタリアの行事 

2022年04月18日

今年のパスクアは4月17日です。

 

FullSizeRender

Pasquaパスクアとは復活祭。キリスト教でイエスの復活を祝う祝日です。

ご存知カルネヴァーレはパスクアから数えて40日前です。

そしてパスクアは移動祝祭日で、どのように決められているのでしょうか。

春分のあとの最初の満月の後の日曜日と決められています。

毎年3月下旬から4月頃で、今年2022年は4月17日です。

 

Pasquaパスクアは宗教上の行事でありイタリアでは盛大にお祝いの食卓を囲む日です。

パスクアの時期には街のお菓子屋さんにはたくさんのUova di Pasquaパスクアの卵が並びます。

色とりどりのアルミシートでラッピングされた卵型の派手な包みには何が入っているのでしょう。

大きな卵はチョコレートや缶やプラスチックで出来ていて大きなものにはプレゼントをオーダーメイドで

入れることもできます。

たいていは卵型のお菓子やチョコレートやキャンディー、小さなマスコットなどが入っています。

この大きなパスクアの卵を贈り合ったりパスクアのドルチェを贈り合います。

 

パスクアのドルチェと言えば最も人気があるのがColombaコロンバです。

ロンバルディア州の南西の街Paviaパヴィア発祥のお菓子です。

翼を広げた鳩をモチーフにした十字型の大きな甘いパンです。

ふわふわで柑橘の香りを含んだほの甘いパンの上部を覆うように

アーモンドクリームを塗って焼き上げます。アーモンドや粒砂糖で飾られています。

 

NapoliナポリではPastieraパスティエラというタルトや

パンチェッタやフォルマッジョが練り込まれたパン生地で卵を包み込んだCasarecceカザレッチェがあります。

 

それぞれの地方にパスクアを祝う料理とドルチェがあります。

パスクアには子羊を食べるところが多く、子羊とジャガイモの料理が各地にあります。

翌日の月曜日はPasquettaパスクエッタと呼ばれて休日になります。

 

 

 

協会公式インスタグラムにUova di pasquaColombaの写真をアップしました。

https://www.instagram.com/p/CbxYn_rPYq_/?utm_source=ig_web_copy_link

 

今までのコラムも協会ブログからご覧いただけます。

3月ミモザの日

http://blog.livedoor.jp/ascig/archives/52569692.html

2月カルネヴァーレ

http://blog.livedoor.jp/ascig/archives/52568729.html

1月ベファーナ

http://blog.livedoor.jp/ascig/archives/52567652.html

 



ascig at 18:31コメント(0)会報イタリアの行事 

2022年04月17日

日本イタリア料理教室協会×Lagostina

Touch&Tryイベント

今回はエミリア・ロマーニャ州です。パスクア当日2022年4月17日(日)の開催です。

IMG_2548 食


食の宝庫エミリア・ロマーニャ州には押さえるべき食材や伝統料理が目白押しです。

地理を感じながらエミリア・ロマーニャ州を存分に味わいましょう。


IMG_3625
IMG_3626
プロシュット・ディ・パルマ
IMG_3628
IMG_3629

パルミジャーノ・レッジャーノ


IMG_3624
バルサミコ・ディ・モデナ

IMG_3627
クラテッロ・ディ・ジベッロ

IMG_3630

モルタデッラ

IMG_3631

コテキーノ

IMG_3632

ザンポーネ

ボローニャを境に西のエミリア地方と東のロマーニャ地方に分けて捉えてみましょう。
 


IMG_3597


ボローニャからアドリア海沿いに北から

フェッラーラ

ラヴェンナ

フォルリ

リミニ





FullSizeRender
ガルガネッリ ラグー・ロマニョーラ

IMG_3598

IMG_3599
パッサテッリ・イン・ブロード 
パッサテッリの器具

IMG_3601
ピアディーナ・ロマニョーラ


IMG_3600
ピアディーナoピアーダ


ガルガネッリやパッサテッリ、ピアディーナはボローニャからロマーニャ地方にかけてのものです。


フェッラーラの名物
IMG_3609
コッピア・アッラ・フェッラレーゼ

IMG_3611
FullSizeRender
IMG_3612
カペラッチ・ディ・ズッカ・フェッラレーゼ

IMG_3597





一方、エミリア地方は縦割りにして、ボローニャから西へ


ピアチェンツァ←パルマ←レッジョ・エミリア←モデナ←ボローニャ

都市ごとにラビオリの名前と形が変わります。

IMG_3602
トルテッリーニ

IMG_3606
トルテッリーニ・イン・ブロード

IMG_3618
トルテッリ・ピアチェンティーニ・コン・ラ・コーダ

特にエミリア・ロマーニャ州は州の料理はあるものの、
ロンバルディア州同様、都市ごとの料理があります。
 
IMG_3620
ワゴンでサービスされる
IMG_3621
ボッリート


IMG_3596
アッフェッターティ・ミスティ

IMG_3583
ティジェッレとペースト・モデネーゼ

IMG_3636IMG_3633
ティジェッレ器

前回2020年11月は
エミリア地方からはティジェッレ。
ペースト・モデネーゼ(クンツァ)を添えて
ロマーニャ地方からはガルガネッリ・ラグー・アッラ・ロマニョーラを
作りました。

今回2022年4月は
エミリア地方からはピアチェンツァのピサレイ・エ・ファソ。
ロマーニャ地方からはフォルリのパスクアのドルチェのパニョッタを
作りました。
FullSizeRender
FullSizeRender
IMG_1871
IMG_1862
ピサレイ・エ・ファソ

IMG_1872
プロシュット・ディ・パルマ

パルミジャーノ・レジャーノ
IMG_1859

ランブルスコ・ソルバーラ
アルバーナ・ディ・ロマーニャ

IMG_1875

ロンバルディア州パヴィア発祥のコロンバは今や全国的にパスクアには欠かせないドルチェです。
IMG_1879

ワインは微発泡のLambruscoを始め、
ほの甘い蜜の後味のRomagna DOCのAlbana、Sangioveseではその品種の起源にせまり、最後は注目のGutturnio、しっかりとした骨格のの見応えのある赤でしめました。
エミリア・ロマーニャ州は紹介すべき名物、伝統料理が州全体広域にわたり、とても多いのが特徴的です。

全てを一度に紹介しきれません。
それぞれの都市ごとに一回ずつ開催したいほどでした。またの機会に。
 
ではインフォメーションです。この講座は11時から30分で料理実演します。
実演をご覧いただきながら、それぞれのご自宅等で同時に作り、その後30分休憩時間を設けます。
料理は自由参加でデモンストレーションをご覧になるだけでも結構です。

テーブルセッティングを整え、ワインの講義を待ちます。
12時から再びオンラインでイタリアワイン講座です。

新製品のお知らせです。
新しいパスタ&スチームポットが発売されます。
パスタを茹でながら同時に蒸し料理もできちゃうそうです。
IMG_0607
パスタ&スチームポット


IMG_0608
オンライン販売サイトもありますよ。


次回は5月9日トスカーナ州です。
日時:2022年5月9日(日)11:00〜13:00
 
場所:オンラインレッスン
 
参加費:17600円

お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。


ascig at 18:18コメント(0)セミナーイベント 

2022年03月13日

日本イタリア料理教室協会×Lagostina
Touch&Tryイベント

オンライン講座になって2度目のリグーリア州です。


IMG_2548 食

リグーリア州は近年では世界遺産チンクエテッレで有名になり観光客がどっと押し寄せる観光地となりました。


IMG_0580
この断崖絶壁の急斜面が続く東西に長く
弓状の地形のリグーリア州は
ジェノバを中心にして、右(東側)をレバンテ
左(西側)をポネンテといい、チンクエテッレのあるのは
右側です。
IMG_0605
IMG_0606

この断崖絶壁で作られる希少なワインが日本にもちゃんと入って来ているから凄いです。
レバンテではヴェルメンティーノやピガートなど単一でも作られますが、ボスコ、アルバローラとの混醸で白の辛口のチンクエテッレや、甘口ワインとして有名なチンクエテッレ・シャケトラが作られます。
ポネンテでは単一品種で作る傾向が強く、赤ワインではドルチェアクアという地域のロッセーゼなどがあります。
料理では誰もが知るペスト・ジェノヴェーゼ。


IMG_0581
大理石のモルタイオ(乳鉢)で作ります。
ジェノバのバジリコは小さな葉がたくさんつくのが特徴です。
トレネッテ・アル・ペスト
trenette al pesto
ジャガイモとインゲンが入ります。
IMG_0583
もう一つは
トロフィエ・アル・ペスト
trofie al pesto
手の平でひねって作ります。
IMG_0584
ペスト・ジェノヴェーゼと同じくらい
現地で愛されているのが
松の実のソース、またはクルミのソース。
IMG_0586
こちらもモルタイオで作り、
IMG_0588
木型で抜くコルツェッティ・スタンパーティに
和える典型的なソースです。
IMG_0587
コルツェッティには
ポルチェヴァラスカというものもあって
このような8の字のような小さなパスタです。
ミネストラにしたりします。
FullSizeRender
ボッラジーネなどの青菜の入るラビオリの
パンソッティも外せない名物パスタで
クルミや松の実のソースであえます。
Pansotti alla salsa di noci
IMG_0591
https://www.lagostina.jp/recipe/detail/16/
こちらはレシピをラゴスティーナ公式HPでも紹介しています。
またリグーリア州とトスカーナ州の重なり合う地の
Luniの名物テスタローリもあります。
これにはペスト・ジェノヴェーゼを合わせます。
IMG_0576
それぞれのパスタに合わせるソースが決まっているのです。 
街のピッツェリアで頬張るファリナータは
ひよこ豆の粉で作ります。
IMG_0592
同じくひよこ豆のスナックと言えば、
パニッサです。
ポレンタのようなタイプとフリットがあります。
IMG_0593
こちらは日本にも浅草にお店が
ありますね。
IMG_0594
そしてフォカッチャ。
IMG_0595
もう一つはIGPにもなった
フォカッチャ・ディ・レッコ
中からとろけ出すクレシェンツァ。
IMG_0597
薄い生地にクレシェンツァをたくさん散らして
もう一枚生地を被せて焼きます。
IMG_0596
結婚式など特別な日に作られてきたと言われる
Cappon magro
カッポンマーグロ
豪快な海の幸の盛り合わせです。
これでもかというくらいふんだんに
海の幸を積み上げます。
グリーンのソースが特徴的な美味しさ。
IMG_0599
イカとグリンピースの
ブリッダ・ディ・セッピエ
buridda di seppie
IMG_0601
ドルチェではエスプレッソ風味のバタークリームが
幾層にも重なったサクリパンティーナ。
IMG_0602
ナターレ(クリスマス時期)のパン・ドルチェ。
IMG_0603
花形にくり抜いたクッキーの
カネストレッリ。
IMG_0604
数え上げればキリがないほど名物目白押しのリグーリア州は他にもたくさんの魅力的な食材があります。


今回のワインは珍しいものばかりだったので少し解説をしておきます。

IMG_1705

1番のオルメアスコはSiac-Traというロゼでなかなか珍しく入手困難なものです。チンクエテッレの甘口ワインのSiacchetraシャケットラとは別のものですからご注意を。

2番目のCrovinoという品種は絶滅危惧品種とこれまた珍しい地場品種です。

3番目のロッセーゼはリグーリアならではの品種で色合いは少し淡く、トマトを使った魚介にあいます。実際ジェノヴァのレストランで初めてDolceacquaのロッセーゼを飲んだ時、イカのブリッダに合わせてくれました。

4番目のピガートと5番目のヴェルメンティーノは今回は特別に熟成したものをご提供いただきました。

赤のロッセーゼと白のピガートとヴェルメンティーノはリグーリア州を代表するブドウ品種ですからぜひ覚えていただきたい品種です。本来のピガートとヴェルメンティーノは同じクローンと言われており、しかしながら、現地では明確にこの2品種を区別しており、実際特徴が変わります。このようなものをバイオタイプと呼ぶのですが、共通して言えるのはとても軽やかでフレッシュ、海のミネラルを帯びた口当たりの良い白の辛口スティルワインです。今回は特別造りの良いものだったため、2011年ヴィンテージという長期熟成に耐えたのであって、本来は早飲みワインです。

手に入りやすいので、この夏、この2品種の現行ヴィンテージを味わってみてはいかがでしょうか。

今回はコルツェッティ-スタンパーティをsalsa di pinoli 松の実のソースです。
FullSizeRender
モルタイオを使って作ります。

FullSizeRender
今日の材料です。

IMG_1696

コルツェッティ-スタンパーティの木型

IMG_1694

イカのブリッダ
IMG_1700

テスタローリは実演はしませんでしたが、それぞれの料理とワインの相性を確かめるために用意しました。
IMG_1698

いざ試飲です
IMG_1703






以下は前回のメニューです。

IMG_0574
今回実演したのは魚のパッサータ。いくつかの魚を煮込んで濾した味わい豊かなスープです。

IMG_0575
ペスト・ジェノヴェーゼはテスタローリで。
IMG_0576

IMG_0577
ファリナータも追加。

カッポンマーグロは食卓サイズのプレゼンテーションを試みました。

FullSizeRender

ではここからはこの講座のインフォメーション


この講座は11時から30分で実演します。
1週間前に上記のような伝統料理の写真付き資料と伝統料理のレシピ一式をお送りします。

前日までにワインも小瓶に分けてお届けします。
予めメールでご連絡したコツを踏まえて下準備して講座に臨んでいただき、
実演をご覧いただきながら、それぞれのご自宅等で同時に作り、その後30分休憩時間を設けます。
料理は自由参加でデモンストレーションをご覧になるだけでも結構です。

テーブルセッティングを整え、ワインの講義を待ちます。
12時から再びオンラインでイタリアワイン講座です。

ラゴスティーナの鍋を使っての実演です。

新製品のお知らせです。
新しいパスタ&スチームポットが発売されます。
パスタを茹でながら同時に蒸し料理もできちゃうそうです。
IMG_0607
パスタ&スチームポット


IMG_0608
オンライン販売サイトもありますよ。

次回はエミリア・ロマーニャ州です。
日時:2021年4月17日(日)11:00〜13:00
 
オンラインレッスン
 
参加費:17600円(ワインテキスト資料込み)
お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。



ascig at 20:08コメント(0)イベントセミナー 

2022年03月01日

今月3月はミモザの日とサン・ジュセッペ(父の日)をご紹介します。

 ミモザ













3月8日は世界女性デー。

イタリアでは女性にミモザの花を贈ります。ちょうど黄色いミモザの花が咲き乱れる

季節です。お花屋さんにもたくさんミモザが飾られます。

イタリアの男性は妻や娘に、レストランやスーパーなどでは女性のお客さんに

ミモザをプレゼントします。

 

ミモザが女性の日のシンボルに導入されたのは1946年頃。

19449月にイタリアの女性連合であるUDIがローマに設立され、

この時3月8日に女性の日を祝うことが決定されました。

なぜミモザだったのかというと、ちょうどこの季節の花であり

安価で手に入りやすかったからだという理由からでした。

 

ではそもそもいつ女性の日は始まったのでしょうか。

1908年にニューヨークの繊維工場の火事で何百人もの女工たちが

犠牲になったことが発端です。その後、女性の権利の獲得の歴史を経て、

イタリアでは1922年に初めて女性の日が定められました。

当時は3月8日ではなく12日だったそうです。

 

今では日本のイタリア料理店でもミモザの花をプレゼントしてくれるところが

あったりと少しずつ知られたイベントになってきているようです。

 

さて、話は変わり、3月19日はイタリアでは父の日なのです。

365日殉教した聖人の名前がついているイタリアですが、

サン・ジュセッペはこの日の聖人の名前。

イタリアではサン・ジュセッペは父の日でとおっています。

新約聖書ではイエスの養父がヨセフ=ジュセッペというわけです。

 


 

今までのコラムもご覧いただけます。

2月カルネヴァーレ


1月ベファーナ





ascig at 14:00コメント(0)会報イタリアの行事 

2022年02月15日

20州のイタリア料理とワインの講座
〜フリウリ・ヴェネチア・ジューリア州2/13日〜

IMG_2548

日本イタリア料理教室協会×Lagostina
Touch&Tryイベントを開催しました。

フリウリ・ヴェネチア・ジューリア州は
東側を隣国スロヴェニアとの国境に接する州です。
IMG_1593
Piazza Unita d'Italia 

IMG_1594
castello miramare

IMG_1595
トリエステの丘から

 フリウリ・ヴェネチア・ジューリア州はヴェネト州と北のドイツ語文化圏の影響を受けた料理です。
今回はヴェネト州と海沿いの料理で
Sarde in savorin saor)イワシのサオールを作ります。
IMG_1585

海沿いの街トリエステは隣国スロベニアに海沿いに入り込んでいて
フリウリ・ヴェネチア・ジューリア州の形をたぬきに例えると
たぬきのしっぽに位置するところです。
IMG_1596
独特な異国情緒たっぷりの街で洗練された素敵なところです。
作家須賀敦子さんの著作にトリエステの坂道があります。


読まれた方もいらっしゃるかもしれません。
この著者が愛する詩人のウンベルト・サーバの住んだトリエステの街を訪ねてのエッセーです。 
IMG_1600
海から坂道を登った先には城塞があり、街が一望できます。
途中詩人ウンベルト・サーバの生家があったり。
 
こんな素敵な街トリエステですが、街中には結構地元っぽい店もあります。
豚の各部位を細かく豚の形のお皿とともに出してくれる豚のボッリートの有名な店があり、旅人の誰もがここは訪れるようです。
Buffet da Pepi
FullSizeRender
それとは別に名物料理はたくさんあり、
ヨータという具沢山の滋味豊かなスープ。  

今回はヨータを作ります。

IMG_1584
また海沿いの街ならでは華やかな魚介類の料理が食べられますがあります。

魚のブロデット
IMG_1603

グラーシュは異国文化のなごり
IMG_1601
トリエステから北に進みゴリツィア近郊のワインの名醸地を通り
IMG_1604
さらに内陸に行くとウーディネという大きな街があります。
IMG_1605
その近くチビダーレ・デル・フリウリという小さな可愛い城壁街があります。
ここも人気の街で観光客が多く訪れます。
IMG_1606
有名なドルチェはほとんどこの町のものです。

ストゥルッキ・フリッティ
IMG_1607

ストゥルッキ・レッシ
IMG_1608
今回はこれを作ります。
これにはブドウ果汁を濃縮したサーバまたはモスト・コットというシロップをかけます。

リピエーノ(詰め物)には干しブドウ、ナッツ、パン粉、スパイスなどが練り込まれます。
これをパン生地に巻き込んだものを
グバーナ
IMG_1609
これをパイ生地で巻けば
プレスニッツ
IMG_1610
フリウリ・ヴェネチア・ジューリア州の有名なラビオリにチャルソンズがあります。
このリピエーノに青菜が入れば
チャルソンズです。
美しい縁飾りが伝統的。
IMG_1611
これにはリコッタ・サラータの燻製のすりおろしをかけます。
IMG_1612


チャルソンズもこのストゥルッキ・レッシも生地はパスタと違い、
練らないもっちりした独特のものです。これもこの地方の特徴です。

じゃがいもの生地に包まれたプルーンのニョッキ。生のプルーンにお砂糖を詰めて包むものや、ドライプルーンを包むものがあり、
通常プラモピアットとして食べますが、甘くしてドルチェにもなります。
IMG_1614
IMG_1613
そしてどこの店にもあるのドルチェがリンゴのストゥルーデル。
IMG_1615

さらにイタリア2大生ハムの一つサン・ダニエーレの街を抱えます。
IMG_1617
モンタージオを使った料理も有名です。
IMG_1618

じゃがいもとモンタジオを厚みのあるふんわりとしたパンケーキ状に焼き上げた
Frico morbido
IMG_1619
これはポレンタを付け合わせたりして
メイン料理にもなります。

もう一つはFrico croccante
IMG_1622
フライパンで焼いてパリパリにしたもの。
市販のものはこんな感じ
IMG_1620
袋入りで販売されています。
IMG_1621

ワインでは近年2〜30年前からは
高品質な白ワインの産地として名を馳せていますが、
実際大昔はメルローなど赤ワインの産地でした。

ごく最近ではGravnerを始め、
アンフォラを使った自然派ワインで注目を集めています。
オレンジワインなどと言う言葉を聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。

代表的な品種として押さえておきたいのは
白ブドウでは
フリウラーノ
リボッラジャッラ
ピノグリージョ

黒ブドウでは
レフォスコ
スキオペッティーノ
デザートワインでは
ピコリット
ヴェルドゥッツォ

主なDOCは
Colli orientale del friuli
Collio
Friuli Grave
Isonzo

DOCGのデザートワイン
Colli orientale del friuli Picolit
Ramandolo

 今回もラゴスティーナの鍋を使って楽しくお料理です。
新製品のパスタ&スチームポットと圧力鍋を使います。
IMG_1623

パスタを茹でながら同時に蒸し料理もできちゃうそうです。
IMG_0607
パスタ&スチームポット
https://www.lagostina.jp/information/#1557
IMG_0608
オンライン販売サイトがあります。
https://www.t-fal-onlineshop.jp/tfal/shop/goods/index.html?ggcd=8900531536
 
以下は参考までに前回の講座の模様です。

Sarde in Svor
イワシのワインビネガーマリネ

Jota
豚の塩漬けとうずら豆のスープ

Gulasch
牛肉の煮込みパプリカ風味
Presnitz
プレスニッツ 
ドライフルーツやナッツのパイ包み


IMG_0119
はVeneto州をテーマに、

次回はリグーリア州です。
日時:2021年3月13日(日)11:00〜13:00
 
オンラインレッスン
 
参加費:17600円(ワインテキスト資料込み)
お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。



ascig at 01:25コメント(0)セミナーイベント 
今月2月の行事はCarnevaleをご紹介します。
カルネヴァーレとは、パスクアPasqua(キリスト復活祭)から遡って数えること
40日前です。この日を最後に肉食を経ちます。
2022年は2月27日(木)です。

Carnevaleの語源はラテン語のCarnem Levareであり、
カルネCarneとはイタリア語で肉。
Levareはイタリア語で取り除く。
つまりprivarsi della carne 肉を奪われるという意味。

文字通りこの日が肉を食べる最後の日となり
その後復活祭まで40日の間肉を食べないのです。
この間を四旬節、イタリア語ではquaresimaクアレージマといいます。

IMG_1590
カルネヴァーレと言えば世界的観光地ヴェネチアのカーニヴァルが有名です。
中世の頃の仮装をした人々が街中を練り歩きます。
IMG_1589
トスカーナ州の海沿いの街ヴィアレッジョのカーニヴァルでは張りこの山車のようなものを作り、
パレードが行われます。
こうしてイタリア各地にカルネヴァーレのイベントがあります。

カルネヴァーレに欠かせないのがChiacchiereキャッキエーレです。
5x8cmくらいに甘いパスタ生地をラビオリカッターでギザギザにカットして
油で揚げてたっぷりの粉砂糖をかけたものです。ひらひらした軽いサクサク感のあるお菓子です。
カルネヴァーレ時期には全国のお菓子屋さんPasticeriaパスティチェリアで
山積みになって売られます。
各家庭でも山盛りのChiacchiereが用意されて家族や来客に振舞われます。
IMG_1591
このキャッキエーレ、各地で呼び名が変わります。
ピエモンテやリグーリアではBusieブージエ
トスカーナではCenciチェンチ
エミリア・ロマーニャではSfrappoleスフラッポレ
ローマではFrappeフラッペ

日本イタリア料理教室協会

公式Instagram

https://www.instagram.com/p/CZVffawvIaO/?utm_medium=copy_link



ascig at 00:48コメント(0)会報イタリアの行事 

2022年01月17日

La-Befana





イタリア料理検定教本には毎年のイタリアの祝祭日が載っているのを

ご存知ですか。

練習問題や過去問題の直前のページです。

このページにはイタリアの基本情報、県名の略記号などが載っています。

今月から毎月の会報に載せているイタリアコラムを協会ブログに掲載します。

 

今月1月6日はEpifaniaエピファニア、日本語では公現祭(こうげんさい)と呼ばれます。

キリスト教の行事で人としてこの世に現れたイエス・キリストが神性を人々の前で表したことを記念するキリスト教の祭日。

イタリアではこの日は祝日になります。

この日が終わるとイタリアでは一斉にセール(SALDIサルディ)が始まるのです。

 

このEpifaniaエピファニアに欠かせないキャラクターがBefanaベファーナです。

 

イタリアの子供たちにBefanaって何?と聞いてください。

 

Vecchia(ヴェッキア!)年をとったお婆さん

Brutta(ブルッタ!)醜い

Ma buona(マ、ブォーナ!)だけど良い人

という答えが返ってくるはず。

 

Befanaとは魔女なのです。

怖くて醜い魔女ではなく、良い魔女です。

 

子供たちはエピファニアの前日の夜、枕元に靴下を置いて眠ります。

翌朝、お菓子がパンパンに詰まった靴下に大喜びします。

一年間良い子で過ごしたご褒美です。

 

反対に悪い子には炭が入れられると言われています。

 

これらは魔女の仕業。

 

クリスマスのサンタクロースBabbo Nataleバッボ・ナターレは歴史的には最近のもの。

このBefanaが始まりではないかと伝えられています。

 

イタリアの子供たちにとっては学校が始まる前のお楽しみの大イベントなんだそう。

イタリア各地で街にはBefanaの扮装をした人が現れ露店が出たりちょっとしたお祭り騒ぎになります。

楽しそうですね。



ascig at 14:54コメント(0)会報イタリアの行事 

2022年01月10日

20州のイタリア料理とワインの講座
〜ヴェネト州1/9日〜

IMG_2548

日本イタリア料理教室協会×Lagostina
Touch&Tryイベントを開催しました。

ヴェネト州は世界的な観光地ヴェネチアを抱える州。
IMG_1462
 

ヴェネチアには独自に発展したヴェネチア料理があります。
アメリカ人オーナーに出資してもらったのが始まりのハリーズバーで生まれたカルパッチョ・ディ・マンツォ。

IMG_1463
プロセッコと桃のジュースのカクテル
ベリーニの発祥の地としても有名です。

IMG_1470
イタリアでカルパッチョは生肉の料理。

ヴェネチア風子牛のレバー炒めにはポレンタが添えられます。

IMG_1464

イカ墨料理も豊富。
イカ墨リゾットやイカのイカ墨煮込み白ポレンタ添え。
IMG_1465
IMG_1467
夏のオペラやロミオとジュリエットで有名なヴェローナ。
IMG_1483
IMG_1484

トゥルッキオで絞り出したビーゴリというパスタに鴨肉のラグーを合わせます。
FullSizeRender

ペアラという牛の骨髄のソースを添えるのが特徴のボッリート。
FullSizeRender
FullSizeRender
FullSizeRender


馬肉を繊維に分かれるまでクタクタに煮込みポレンタを添えたパスティッサーダ。
FullSizeRender


ナターレ(クリスマス)時期にはパンドーロ。
IMG_1493
グラッパや白アスパラガスで有名なバッサーノ・デル・グラッパ。
IMG_1482
IMG_1481
IMG_1480
内陸トレヴィーゾでは特徴的な野菜は他にもラディッキオ・タルディーヴォやカステルフランコなど。
IMG_1473IMG_1477
ラディッキオはマリネやリゾットにします。
リゾットにはアジアーゴをブロックで混ぜ込みます。
IMG_1478

バッカラ(干し鱈)のトレヴィーゾ風やヴィチェンツァ風。
IMG_1472

ビーゴリ・イン・サルサといえばアンチョビと玉ねぎのソースのこと。
IMG_1496

今回はポー川沿いに平野の広がるヴェネト州ではリゾット料理が盛んなので、Risi e Bisiリージ・エ・ヴィージを作りました。
フレッシュなグリーンピースが手に入りました。
IMG_1429
IMG_1442

セコンドにはパスティッサーダ。

まず一晩ワインと香味野菜でマリネします。

FullSizeRender

肉を引き上げ水分を拭き取ります。

FullSizeRender
ラルドを周りにぬります。


FullSizeRender

そして牛もも肉をラゴスティーナの圧力鍋で60分煮込みます。

繊維がほろほろに煮崩れます。




FullSizeRender

ほぐした肉と濾したソースを煮込んで出来上がり。

IMG_1449
ポレンタとともに盛り付けます。

ドルチェは来月のカルネヴァーレの季節にちなんでヴェネチアのフリットレ。
たっぷりのグラッパを染み込ませた干しぶどうを使います。
FullSizeRender

この3品を作って30分休憩の後、
ワイン講座とお食事です。
FullSizeRender

Veneto州のワインを紹介しましょう。
ヴェネトには有名なワインがたくさんあります。
Soaveは世界的に有名な銘柄ですが、土壌や造り手により大きな差が出ます。

イタリア最大のガルダ湖畔の銘醸地で作られるワインには、
Valpolcella
Bardolino

葡萄を陰干しして作るデザートワインはヴェネトならではの表現Reciotoレチョートと呼ばれます。
Vapolicellaを陰干しして作る辛口の赤ワインは
Amarone della Valpolicellaといい、
デザートワインは
Recioto della Valpolicella。
SoaveのReciotoもあります。
今回もラゴスティーナの鍋を使って楽しくお料理です。
新製品のお知らせです。
新しいパスタ&スチームポットが発売されます。
パスタを茹でながら同時に蒸し料理もできちゃうそうです。
IMG_0607
パスタ&スチームポット
https://www.lagostina.jp/information/#1557
IMG_0608
オンライン販売サイトがあります。
https://www.t-fal-onlineshop.jp/tfal/shop/goods/index.html?ggcd=8900531536
 
以下は参考までに前回の講座の模様です。

今月はVeneto州をテーマに、
バッカラ・マンテカート、
イタリア産ラディッキオ・タルディーブォを使い、前菜にマリネ、グラーナ・パダーノを添えて。 

プリモピアットにもラディッキオ・タルディーブォ。
Veneto州のアジアーゴをブロックでたっぷり使ったリゾットです。
ヴェローナ風にペアラという肉のソースを添えたボッリートの後はティラミスで締めくくります。


IMG_9495


IMG_9505

次回はフリウリ・ヴェネチア・ジューリア州です。
日時:2021年2月13日(日)11:00〜13:00
 
オンラインレッスン
 
参加費:17600円(ワインテキスト資料込み)
お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。



ascig at 11:24コメント(0)セミナーイベント 

2021年12月12日

20州のイタリア料理とワインの講座
〜トレンティーノ・アルトアディジェ州12/12日〜

IMG_2548

日本イタリア料理教室協会×Lagostina
Touch&Tryイベントを開催しました。

トレンティーノ・アルトアディジェ州はドロミテ峡谷を望むドロミテ街道が世界遺産に指定されています。
IMG_1228
街道沿いの平地にはポレンタが愛される土地柄、延々続くトウモロコシ畑でその先の街道の左右を囲むように両斜面にはワイン畑が広がります。
IMG_1227
山の斜面には牛の群れが草を食んだり牧歌的な風景が続きます。
夏は抜けるような青空に山々が美しい本当に良いところです。
IMG_1226
南のトレンティーノ地方はヴェネト地方と共通する料理があり、
スプマンテのフェッラーリで有名なトレントがあります。
IMG_1229

赤ワインのテロルデゴがあります。
IMG_1230

北のアルト・アディジェ(スッド・チロル)はドイツ文化が色濃く、
ドイツ語とイタリア語を話します。料理名にも多数登場します。
トレンティーノ・アルト・アディジェ州はイタリアではありながら
自治権の認められている地区なのです。
ワイン名にあるAbbaziaは修道院という意味で、各地に修道院のワイナリーの建物があり観光スポットにもなっています。
IMG_1233
赤ワインのラグレインを始め様々なワインに出会えます。
 
生ハムは燻製にしたスペックにビール。
きゅうりのピクルスやバターが添えられます。

IMG_1224
鹿肉のサルーミもあり、フェンネルシードやクミンが練り混まれた
固いおせんべいのようなパン(シュッテルブロット)が添えられます。
 IMG_1225
きゅうりにパプリカをふりかけたサラダや、
IMG_1190
クミン風味の
キャベツのサラダ、またキャベツはクラウティ(ザワークラウト)にしたり、

赤キャベツはバターを効かせたストゥファート(蒸し煮)にして
肉料理に添えられます。
スペッツレという生地を熱湯におとしていくパスタ状のコントルノは
IMG_1234
小さな箱のついた大根おろしのような独特の器具を使って作ります。
 IMG_1189
パスタ料理は無くなり、ジャガイモや穀類、パン、ポレンタ、大麦のミネストローネなどスープ、などが主食になります。

IMG_1246

北部らしい料理のそば粉のタルトのズマカファムがあります。
IMG_1235
アルトアディジェでは何と言ってもカーネデルリ。
IMG_2534
大きな団子状のカーネデルリはシンプルなものからいろいろ練り混まれた
ものまであり、ブロードに入れるのが一般的ですが、その他焼いたり、
IMG_1245
プッツォーネ・ディ・モエナというフォルマッジョのソースに和えたり、
IMG_1244
甘いドルチェのカーネデルリまであります。
 
トレンティーノでは青菜の練り混まれたニョッキ・ヌーディのような
ストランゴラプレーティがセージバターソースで供されます。
 IMG_1240
メイン料理はアルト・アディジェと言えば鹿の煮込みのチロル風。 
IMG_1239
パプリカの効いたウィーンやハンガリー料理のグラッシュはフリウリと共有の肉料理。
IMG_1193
ジャガイモやポレンタ、スペッツレなどの付け合わせにジャムが添えられます。
魚は川魚のマスなどの料理があります。    IMG_1247
 
ドルチェの種類は豊富で、ドイツ文化を彷彿させるものが多いです。
アーモンドやドライフルーツで飾られたタルトのツェルテン。
リンゴのフリッテッレや
IMG_1242
パンケーキのマルタリアーティにジャムを添えたカイザーシュマーレン、
IMG_1243
アンズジャムの入った揚げドーナツのクラプフェン、
IMG_1236
フリウリと共有するドルチェのストゥルーデルは最も一般的。 
IMG_1238
フォレスタ・ネーラは黒い森と言う意味のドイツ菓子。
IMG_1241
スタウベンというチロル風のフリッテッレは渦巻き型のユニークな揚げ菓子で
赤いベリーのジャムや生クリームが添えられます。
IMG_2528
 
魅力あふれるトレンティーノ・アルト・アディジェ州の少し異文化を感じる料理とワインの数々をお楽しみいただきます。

今日はグラッシュとスペッツレを中心に、スペックとキュウリのサラダを用意しました。
FullSizeRender
IMG_1190
IMG_1189
FullSizeRender

IMG_1198
IMG_1201
オンラインでの料理レッスンの後、準備時間30分を挟み、
レッスンに入ります。

FullSizeRender
今回もラゴスティーナの鍋を使って楽しくお料理です。
新製品のお知らせです。
新しいパスタ&スチームポットが発売されます。
パスタを茹でながら同時に蒸し料理もできちゃうそうです。
IMG_0607
パスタ&スチームポット
https://www.lagostina.jp/information/#1557
IMG_0608
オンライン販売サイトがあります。
https://www.t-fal-onlineshop.jp/tfal/shop/goods/index.html?ggcd=8900531536
 
以下、前回の講座の模様です。
各地域から選んだメニューです。
ワイン解説は永瀬先生です。
Trento brut Perle'11 Cuvee と
Alto Adige Vigna Kastelaz'18
Sudtirol Vernatch'08
Sudtirol Lagrein'04
Sidro di mele du Saint Bernard
Trentino Vino Santo'02
お料理は岸 摩弥子が担当します。
Speck
スペック
schuttelbrot
シュッテルブロット
Canederli in brodo
カーネデルリ・イン・ブロード
Spaetzle
スペッツレ
Stufato di cavolo rosso
赤キャベツのストゥファート
Insalata di cavolo capuccio
キャベツのマリネ
Capriolo alla tirolese
鹿のチロル風
Strauben
ストラウベン


さらにお皿いっぱいのスペックに添えるのは、きゅうりのピクルスとこのバターです。現地ではバターが添えられます。
FullSizeRender
IMG_2542
フェンネルシードとクミンを練り込んだシュッテルプロットをバリバリ食べながら。
IMG_2531
カーネデルリはスペックの角切りとバターを練り込みます。
IMG_2534
スペッツレは独特の器具でパスタ鍋に落としていきます。
熱々の茹でたてのスペッツレにたっぷりのバターを加え、余熱でなじませます。
同時にスペックの薄切りを混ぜ込みます。
IMG_2532
IMG_2538
鹿肉はスパイス、ハーブ、赤ワインで丸一日マリネしたものを煮込みます。
IMG_2544
IMG_2543
キャベツのマリネ
IMG_2536
赤キャベツのストゥファートにもバターたっぷり。
IMG_2537
ドルチェは渦巻型のストラウベンです。赤いベリーのジャムを添えます。
IMG_2528
すごく美味しいノジオーラのデザートワインとともに。

今年最後のレッスンです。
また新年にお会いしましょう。

メリークリスマス☆良いお年をお迎えください。
IMG_1203
Buon Natale☆

次回はヴェネト州です。
日時:2021年1月9日(日)11:00〜13:00
 
オンラインレッスン
 
参加費:17600円(ワインテキスト資料込み)
お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。



ascig at 15:00コメント(0)セミナーイベント 

2021年12月05日

IMG_1091
会報でお伝えした通り、11月25日にイタリア文化会館において、グラッパの講演会が開催されました。
コロナ後、初めてのリアルでの催しのご紹介となりました。

イタリアワインの第一人者として多数の著書のある林茂氏による講演でした。
IMG_1119
IMG_1118
グラッパ それは一つのイタリアの歴史と題しまして、古くからの農民の生活の糧であったこと、密造酒などのくだりから、グラッパの製造方法にいたるまで解説がありました。

サントリー勤務時代のミラノ駐在での出来事など面白おかしくお話しくださった中で、イタリア人によるグラッパの位置付け、暮らしや食文化にいかに欠かせないものなのかがよくわかるエピソードがありました。

もうすぐクリスマス、イタリアではナターレと呼ばれる時期に入ります。
細工の凝った瓶に入ったグラッパはギフトとしてイタリア人には大変好まれる中、1人氏はウイスキーの営業に苦戦したといいます。
IMG_1123
IMG_1125
IMG_1122
最後に場所を一階ホールに移し、簡単なブッフェがありました。
プロセッコで乾杯の後、ブッフェとグラッパの試飲があり、さまざまなグラッパを試飲できました。
IMG_1124
グラッパについての内容をもっとお知りになりたい方には氏の新刊が発売されたところですからご参考になさってみてはいかがでしょうか。
当日会場でも販売されていました。
IMG_1122
FullSizeRender

GRAPPA BOOK 林茂




ascig at 10:29コメント(0)イベントレポート  

2021年11月14日

20州のイタリア料理とワインの講座
〜ロンバルディア州〜11/14
IMG_1087
日本イタリア料理教室協会×Lagostina
Touch&Tryイベントを開催しました。

今回はロンバルディア州です。

ロンバルディア州は州の料理というよりそれぞれの都市の料理と言われるのは
各々の都市ベースに発展を遂げており、料理もそれぞれの都市独特の魅力が
反映された郷土料理となるのです。

まずは州都ミラノでは
〜アッラ・ミラネーゼといった言葉は耳馴染みがあることでしょう。
IMG_1204
IMG_1205
IMG_1206
ミラノ風のリゾットや子牛のコトレッタは有名です。ッソブーコやクリスマス時期(ナターレ時期)のパネットーネなとはミラノ料理です。

IMG_1084




 

しっかりとした赤ワインの好きな方は北のソンドリオ県Valtellinaヴァルテッリーナ地方に

思いを馳せることでしょう。

IMG_1208




こちらではネッビオーロ(現地ではキアベンナスカ)を使ったValtellina,
Sforzato di Valtellinaといったワインがあり、ジビエや、そば粉を使ったタリアテッレ状のパスタ、

Pizzoccheriピッツォケリや、同じくそば粉のフリッテッレのSciattシャットなどがあります。

IMG_1209
IMG_1210

 


マントヴァはカボチャのトルテッリやドルチェのそぼろ状のナッツ生地が香ばしいズブリッソローナ。

IMG_1211


IMG_1212


 

クレモナはトッローネやカラシシロップ漬けのフルーツのモスタルダ。


IMG_1213


IMG_1214

 

ベルガモはポレンタ・エ・オゼイ。山盛りのポレンタに鳥のグリル。

IMG_1217




同名のお菓子もあります。ポレンタはスポンジケーキ、鳥のグリルは

チョコレートで作られています。

IMG_1216



カゾンセイ、またはカゾンチェッリというラビオリも有名です。

 IMG_1219


IMG_1218

泡好きな方はフランチャコルタやポー側沿いを思い浮かべるかもしれません。
IMG_1221


ポー側流域の平野では米の栽培が盛んで、

パヴィアはリゾットが有名です。パスクアのお菓子コロンバもあります。


IMG_1222


 IMG_1223


と、このように多彩な地域ロンバルディア州からは、

今回はカッスーラと来月は12月ですからクリスマス菓子のパネトーネを用意しました。
IMG_1094


IMG_1095
IMG_1092

オンラインでの料理レッスンの後、準備時間30分を挟み、
ワインレッスンに入ります。

今回もラゴスティーナの鍋を使って楽しくお料理です。

新製品のお知らせです。
新しいパスタ&スチームポットが発売されます。
パスタを茹でながら同時に蒸し料理もできちゃうそうです。

IMG_0607
パスタ&スチームポット


IMG_0608
オンライン販売サイトもありますよ。

 

前回も各地域から選んだメニューです。

Sciatt
シャット(ヴァルテッリーナ)
Risotto alla milanese
リゾット・アッラ・ミラネーゼ(ミラノ)
Cotoletta alla primavera
子牛のコトレッタ ミラノ風を
今回はアッラ・プリマヴェーラで
Sbrissolona
ズブリッソローナ(マントヴァ)

IMG_1101

次回は1月9日ヴェネト州です。

日時:2022年1月9日(日)11:0013:00

 

オンライン

 

参加費:17600円(ワイン・テキスト込み))


お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。




ascig at 16:00コメント(0)セミナーイベント 

2021年10月10日


20州のイタリア料理とワインの講座
〜ピエモンテ州〜10/10
IMG_1087

日本イタリア料理教室協会×Lagostina
Touch&Tryイベントを開催しました。


今回はピエモンテ州です。

ピエモンテ州というとワイン好きにはたまらない州ですね。


ピエモンテ州はサヴォイ王国のもと栄華を誇った土地ならでは食文化の水準も高く魅力あふれる多くの料理があります。


海の無い州ピエモンテはリグーリアとの貿易で保存食アンチョビを手に入れ、

バーニャカウダやアチューゲ・アル・ヴェルデを生み出しました。
IMG_1257


バーニャカウダは一人一つの素焼きのポットで、ソースをあたためながら

IMG_1248


いただくのが習慣で、家庭では山盛りの野菜が中央のテーブルに置かれ、それぞれのポットで野菜をつけて食べながら、外は寒い冬にポカポカの部屋で長々とおしゃべりに興じるのです。

前菜の種類は多く、子牛を生でいただくカルネクルーダや

IMG_1251


子牛のツナソース、


IMG_1252


お米と肉をチリメンキャベツで包んだカポネ等々。

IMG_2124


グリッシーニもトリノのものです。胃腸の弱かった王子のために母親が考案したとの逸話も残ります。

 

IMG_1256

卵黄と粉だけで練った極細パスタのタヤリン、

IMG_1258


ボッリートの残り肉と青菜を

リピエーノにしたアニョロッティ・ダル・プリン。

IMG_1249


ポー側流域の平野で採れるお米で作るバローロのリゾットやノヴァーラやヴェルチェッリのパニッシャ。

 

IMG_1254

バローロ一本で肉を2日間たっぷりマリネしてから煮込むブラサート・アル・バローロ。

実は作る人が一番幸せ。バローロを気前よく肉に注ぐ時の香りといったら…


IMG_1253



また、ボッリート・ミストも外せません。

Bollito misto (2)






さまざまな肉の部位をお皿にいっぱい盛り付けるボッリート・ミストに

添えるソースの種類が多いのがピエモンテの特徴です。

 Bollto misto ソース






お菓子はバーチ・ディ・ダーマやアマレッティ、クルミリ、サボイビスケットなどの焼き菓子、チョコレートプディングのボネ、
bonet2






ヘーゼルナッツ入りチョコレートのジャンドゥイオッティ、
トリノのカフェでのビチェリン、
Bicerin






ヘーゼルナッツ入りのチョコレートケーキのジャンドゥイヤ、パンナ・コッタ、ザバイオーネ等全国的に有名なものもたくさんあります。

 

ピエモンテは特にスローフードの本拠地ですからぜひとも教本片手に名物を

追ってみてください。

 

ワインは言わずもがなですがバローロ、バルバレスコをはじめ

バルベーラ、ドルチェットなど親しみやすいものからちょっと日本では珍しい品種まであります。

基本品種だけでも多彩なピエモンテですから確実に抑えていきましょう。




永瀬先生のワイン解説はワインのトレンドの歴史から最新情報まで幅広く、ピエモンテ州ワインの知識を毎回アップデートできます。


今回もラゴスティーナの鍋を使って楽しくお料理です。


新製品のお知らせです。
新しいパスタ&スチームポットが発売されます。
パスタを茹でながら同時に蒸し料理もできちゃうそうです。
IMG_0607
パスタ&スチームポット


IMG_0608
オンライン販売サイトもありますよ。


今回はボッリートとバニェット・ピエモンテーゼ(サルサ・ヴェルデ)
タヤリンに軽い鶏のラグー、ドルチェにボネを用意しました。
オンラインでの料理レッスンの後、準備時間30分を挟み、
ワインレッスンに入ります。




以下は前回の料理です。
ピエモンテ州の田舎料理を含むどっしりとした料理を用意しました。


カポネ
caponet
IMG_2112
IMG_2111
IMG_2124



ノバーラのパニッシャ
paniscia novarese



IMG_2113

IMG_2125


牛肉のバローロ煮込み
IMG_2114

IMG_2128
バローロ丸二本を注ぎ、肉をマリネします。


IMG_2105



IMG_2108

バターでこんがり焼きブランデーでフランベ。
IMG_2127


クルミリ
Krumiri

IMG_2116
IMG_2126


IMG_2118


次回は11月14日ロンバルディア州です。

日時:2021年11月14日(日)11:0013:00

 

オンライン

 

参加費:17600円(ワイン・テキスト込み))



お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。



ascig at 14:00コメント(0)セミナーイベント 

2021年09月12日


20州のイタリア料理とワインの講座
〜ヴァッレ・ダオスタ州〜9/12
IMG_2129
日本イタリア料理教室協会×Lagostina
Touch&Tryイベントを開催しました。

今回はヴァッレダオスタ州です。


ヴァッレ・ダオスタ州と言えばまさにアルプスの美しい山々を望む素晴らしいところです。

山の料理って…フォルマッジョとジャガイモが思い浮かぶかもしれませんが

こちらヴァッレ・ダオスタ州はフランス文化側。

古くは王家サヴォイアのお膝元ピエモンテ州と接する共有する料理やフランスと国境を接するので街の標識や料理名にはイタリア語名とフランス語名をもつものもあったりと、トレンティーノ・アルトアディジェ州などドイツ文化側とは

食文化の違っていることが見て取れるはずです。

 

山間の料理ならではのポレンタ、ラルド、フォンティーナ等脂肪と炭水化物でがっつり冬の寒さを乗り切る料理であることは間違いありません。

 

名物料理何もかもにDOPのフォルマッジョ、フォンティーナが入っているといっても良いほどです。

フォンティーナとハムをクレスペッレ(クレープ)に包みベシャメッラ(ベシャメルソース)でグラタン焼きにしたら

Crespelle alla valdostana

それを子牛のロース肉に挟みカツレツにしたら

Cotoletta alla valdostana

フォンティーナのフォンデューはFonduta

ポレンタに同量くらいのたっぷりフォンティーナを混ぜ込めば

Polenta concia

といった具合にいかにも力が湧きそうなメニューです。

ポレンタ・コンチャは冬山のスキー後の冷えた体をあたためるのに最高なんだそうです。

Seupa alla valpellenense(通称Zuppa alla valdostana)は

チリメンキャベツとライ麦パンにたっぷりのフォンティーナでグラタン焼きにしたズッパ。

こちらも温まります。

 

そしてヴァッレ・ダオスタ州の前菜にはアッフェッタート・ミストを味わうのが醍醐味です。

サルーミの盛り合わせですが、クルミや蜂蜜、ドライフルーツなどが添えられるのが一般的。

サルーミ類では何と言ってもDOPのラルド・ダルナー。

豚の背脂を塩漬けにして熟成したものですが、

そもそもは料理に使う脂でしたが、生でも食されます。


他にも鹿や牛の赤身のサルーミのMocettaモチェッタがあります。

 

牛肉の赤ワイン煮込みのカルボナーデや

ヘーゼルナッツ入りの瓦ビスケットTegole(瓦の意)

モンテビアンコなどのドルチェ類。

 

飲み口のたくさんついたGrolla(Coppa d’amicizia友情カップ)でいただく

アルコール度の高いgenepy(ジェネピー)入りのカッフェCaffe valdostano

スパイスや柑橘類の皮の入ったホットワインVin Brule(ヴァン・ブリュレ)。

 

今回もラゴスティーナの鍋を使って楽しくお料理です。

新製品のお知らせです。
新しいパスタ&スチームポットが発売されます。
パスタを茹でながら同時に蒸し料理もできちゃうそうです。
IMG_0607
パスタ&スチームポット


IMG_0608
オンライン販売サイトもありますよ。



今回はFavoファヴォというそら豆とフォンティーナとパスタの入った
グラタン状のずっしりとしたミネストラ、
La Favo






カッフェ・ヴァルドスターノ、
caffe valdostano







テーゴレ
Tegole






を用意しました。
オンラインでの30分のライブ料理レッスンの後、準備時間30分を挟み、
ワインレッスンに入ります。


以下は前回の料理です。
ピエモンテ州の田舎料理を含むどっしりとした料理を用意しました。

そして12時からお食事とワインの講義がスタート。ワインのヴァッレ・ダオスタ州ならではのなかなか味わうことのできない地域のお料理とワインを楽しみます。


まずはLardラルド。


IMG_2217

IMG_2224
IMG_2226
フォンティーナにくるみと蜂蜜をそえます。
IMG_2216
IMG_2222

FullSizeRender

Polenta Concia

IMG_2228

フォンティーナとバターがたっぷり。

IMG_2220
Carbonade
カルボナーデ

IMG_2237
Tegole
テーゴレ

IMG_2227

Caffe valdstano
カッフェ・ヴァルドスターノ

IMG_2215

アルコールに火がつき
青い炎がたちます。
IMG_2229
IMG_2232

ワインは6種
Blanc de Morgex et de la salle '16
Prie blanc

Valle d'aosta
Chardonnay'16

Valle d'aosta
Petit Rouge'16

Valle d'aosta
Fumin'10

Valle d'aosta
Donnas"Napoleon"'15

Jalousie
Moscato bianco

ヴァッレダオスタに想いを馳せた午後でした。

 

次回は10月10日はピエモンテ州です。

日時:2021年10月10日(日)11:0013:00

 

オンラインレッスン

 

参加費:17600円(ワイン、テキスト込み))


お申込みはinfo@ascig.com

日本イタリア料理教室協会まで。



ascig at 14:00コメント(0)セミナーイベント 

2021年07月13日

 
日本イタリア料理教室協会×Lagostina

Touch&Tryイベント

今月は夏の特別編パーティー料理講座です。

スライド1






資料には、過去7年分のパーティーメニューとパーティープランを
事前に配布し、当日はPower pointをご覧いただきながら説明をすすめます。

IMG_5684














実際のパーティーでのお料理
IMG_1434
















スライド2






副題のパーティー準備大百科の通り、
パーティー開催のノウハウを詰め込みました。
IMG_1426














パーティーの必需品の数々
ウォーターサーバーもその一つ
o0720096014524241306














リゾートがテーマの時のグラスマーカー

パーティーにはドレスコードやテーマがあると盛り上がります。

o0996108014524241407











パーティーに便利な食器やグッズを紹介します

IMG_1353














高低差で空間を効果的に利用してのディスプレイ

FullSizeRender (1)











自分で組み立てていくミニモンブラン
個々の小さなグラスはパーティーでは活躍します

IMG_5692














オリーブのまな板や大きな平皿の活用
準備リストや当日朝のルーティーンを紹介し、
誰でも20名規模のパーティーが準備できる自信がつく講座です。

スライド3






参加できるようなちょっとしたイベントを
パーティーに組み込みます。

スライド4






パーティーの必需品リストなどを紹介し、
最後に簡単にできるパーティーメニューを10種類ほど
実演を交えて紹介します。
スライド27






Power point資料とレシピはPDF資料にして
ご参加の皆様へお渡ししています。

スライド5







事前にお送りした、夏の軽井沢で飲みたいワインを
いただきながら、過去7年間のパーティー料理と
パーティーの開催の様子のスライドショーをご覧いただいて
締めくくります。
2018-8軽井沢ワインパーティ










参加いただいた皆さまからは活発に質問が飛び交いました。
夏に向け、皆様素敵な企画がいろいろおありのようです。
o0720096014524213093
















コロナが落ち着いた後、またはご家族での会食などで
活かしていただけたらと思います。




ではここからは次回からの講座のインフォメーション

9月からはイタリア検定教本通り北から順番に1州1州
進めるイタリア料理とワインの講座をお送りします。

この講座は11時から30分で実演します。
1週間前に上記のような伝統料理の写真付き資料と伝統料理のレシピ一式をお送りします。

前日までにワインも小瓶に分けてお届けします。
予めメールでご連絡したコツを踏まえて下準備して講座に臨んでいただき、
実演をご覧いただきながら、それぞれのご自宅等で同時に作り、その後30分休憩時間を設けます。
料理は自由参加でデモンストレーションをご覧になるだけでも結構です。

テーブルセッティングを整え、ワインの講義を待ちます。
12時から再びオンラインでイタリアワイン講座です。
事前にお知らせしたワインをオンラインサイトで各自購入して臨みます。

ラゴスティーナの鍋を使っての実演です。

新製品のお知らせです。
新しいパスタ&スチームポットが発売されます。
パスタを茹でながら同時に蒸し料理もできちゃうそうです。
IMG_0607
パスタ&スチームポット


IMG_0608
オンライン販売サイトもありますよ。
次回は9月です。



日時:2021年9
月12日(日)11:00〜13:00
 
場所:オンラインレッスン
 
参加費:17600円
お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。


ascig at 12:51コメント(0)イベントセミナー 

2021年06月08日

 
日本イタリア料理教室協会×Lagostina

Touch&Tryイベント

6月のオンライン講座はリグーリア州です。

IMG_2548 食

リグーリア州は近年では世界遺産チンクエテッレで有名になり観光客がどっと押し寄せる観光地となりました。

IMG_0580

この断崖絶壁の急斜面が続く東西に長く
弓状の地形のリグーリア州は
ジェノバを中心にして、右(東側)をレバンテ
左(西側)をポネンテといい、チンクエテッレのあるのは
右側です。
IMG_0605

IMG_0606

この断崖絶壁で作られる希少なワインが日本にも
ちゃんと入って来ているから凄いです。

レバンテではヴェルメンティーノやピガートなど単一でも作られますが、ボスコ、アルバローラとの混醸で白の辛口のチンクエテッレや、甘口ワインとして有名なチンクエテッレ・シャケトラが作られます。
ポネンテでは単一品種で作る傾向が強く、赤ワインではドルチェアクアという地域のロッセーゼなどがあります。

料理では誰もが知るペスト・ジェノヴェーゼ。

IMG_0581

大理石のモルタイオ(乳鉢)で作ります。
ジェノバのバジリコは小さな葉がたくさんつくのが特徴です。
トレネッテ・アル・ペスト
trenette al pesto
ジャガイモとインゲンが入ります。

IMG_0583

もう一つは
トロフィエ・アル・ペスト
trofie al pesto
手の平でひねって作ります。

IMG_0584

ペスト・ジェノヴェーゼと同じくらい
現地で愛されているのが
松の実のソース、またはクルミのソース。
IMG_0586
こちらもモルタイオで作り、


IMG_0588

木型で抜くコルツェッティ・スタンパーティに
和える典型的なソースです。

IMG_0587

コルツェッティには
ポルチェヴァラスカというものもあって
このような8の字のような小さなパスタです。
ミネストラにしたりします。

FullSizeRender

ボッラジーネなどの青菜の入るラビオリの
パンソッティも外せない名物パスタで
クルミや松の実のソースであえます。
Pansotti alla salsa di noci
IMG_0591

こちらはレシピをラゴスティーナ公式HPでも紹介しています。

またリグーリア州とトスカーナ州の重なり合う地の
Luniの名物テスタローリもあります。
これにはペスト・ジェノヴェーゼを合わせます。
IMG_0576

それぞれのパスタに合わせるソースが決まっているのです。 

街のピッツェリアで頬張るファリナータは
ひよこ豆の粉で作ります。

IMG_0592

同じくひよこ豆のスナックと言えば、
パニッサです。
ポレンタのようなタイプとフリットがあります。

IMG_0593

こちらは日本にも浅草にお店が
ありますね。


IMG_0594

そしてフォカッチャ。
IMG_0595

もう一つはIGPにもなった
フォカッチャ・ディ・レッコ
中からとろけ出すクレシェンツァ。
IMG_0597

薄い生地にクレシェンツァをたくさん散らして
もう一枚生地を被せて焼きます。


IMG_0596
結婚式など特別な日に作られてきたと言われる
Cappon magro
カッポンマーグロ
豪快な海の幸の盛り合わせです。
これでもかというくらいふんだんに
海の幸を積み上げます。
グリーンのソースが特徴的な美味しさ。
IMG_0599
イカとグリンピースの
ブリッダ・ディ・セッピエ
buridda di seppie


IMG_0601

ドルチェではエスプレッソ風味のバタークリームが
幾層にも重なったサクリパンティーナ。
IMG_0602

ナターレ(クリスマス時期)のパン・ドルチェ。
IMG_0603

花形にくり抜いたクッキーの
カネストレッリ。

IMG_0604

数え上げればキリがないほど名物目白押しのリグーリア州は他にもたくさんの魅力的な食材があります。

IMG_0574
今回実演したのは魚のパッサータ。いくつかの魚を煮込んで濾した味わい豊かなスープです。
IMG_0575
ペスト・ジェノヴェーゼはテスタローリで。
IMG_0576
IMG_0577
ファリナータも追加。

カッポンマーグロは食卓サイズのプレゼンテーションを試みました。

FullSizeRender

ではここからはこの講座のインフォメーション

この講座は11時から30分で実演します。
1週間前に上記のような伝統料理の写真付き資料と伝統料理のレシピ一式をお送りします。

前日までにワインも小瓶に分けてお届けします。
予めメールでご連絡したコツを踏まえて下準備して講座に臨んでいただき、
実演をご覧いただきながら、それぞれのご自宅等で同時に作り、その後30分休憩時間を設けます。
料理は自由参加でデモンストレーションをご覧になるだけでも結構です。

テーブルセッティングを整え、ワインの講義を待ちます。
12時から再びオンラインでイタリアワイン講座です。
事前にお知らせしたワインをオンラインサイトで各自購入して臨みます。

ラゴスティーナの鍋を使っての実演です。

新製品のお知らせです。
新しいパスタ&スチームポットが発売されます。
パスタを茹でながら同時に蒸し料理もできちゃうそうです。
IMG_0607
パスタ&スチームポット


IMG_0608
オンライン販売サイトもありますよ。
2年半お付き合いくださりありがとうございました。

来月から2ヶ月間は新しいテーマでお送りします。

秋からは教本に則り北から順番に
基礎から解説するイタリア20州の料理とワインを
お送りします。
お楽しみに。

日時:2021年7
月11日(日)11:00〜13:00
 
場所:オンラインレッスン
 
参加費:17600円
お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。


ascig at 23:57コメント(0)セミナーイベント 

2021年05月09日

 
日本イタリア料理教室協会×Lagostina

Touch&Tryイベント

5月のオンライン講座はラッツィオ州です。

IMG_2548 食

イタリアの首都ローマを抱える州です。
IMG_0430

白ワインの生産量が75%を超えるという
白ワインの州です。
IMG_0426
ネーミングの由来の逸話が有名な
Est!Est!!Est!!! di Montefiascone
ゲーテがまるで楽園のようだと言ったという
Frascati
が誰もが知るところのラッツィオ州の白ワインです。

ラッツィオ州は湖が各地にあります。
北はウンブリア州に続いており、
ウンブリア州の白ワインとして有名な
Orvieto
こちらも陸続きのこのエリアの特徴的なワインとして
上記2種とともに押さえておきたい白ワインです。

これに加えて品種Belloneを使った白ワイン。
近年主力になりつつあると言う、
生産者たちが力を入れている品種です。

赤ワインではDOCGの
Cesanese del Piglioがあります。
今回はこれに加えて
品種Nero Buonoを使った赤ワインを味わいました。


ラッツィオ州は州の伝統料理もさることながら
ローマ料理として有名な料理がたくさんあります。

季節野菜のプンタレッラは
最近は二毛作で春と秋にも食べられるとか。

IMG_0434
中心にニョキニョキ生える芯は
アスパラガスのようで中は空洞です。
縦に幾筋にも割いて水に浸けると
クルクルになります。
IMG_0431
これをサラダにします。
アンチョビとニンニクのドレッシングが
特徴的な
puntarelle alla romanaです。

IMG_0444


broccolo romanesco

ローマ野菜のブロッコロ ロマネスコ

ニンニクとアンチョビの味付けで

少量の水分で蒸し煮にするストラッシナーティ
という料理方法で仕上げてコントルノやアンティパストに。
ニョッキ アッラ ロマーナは
ローマの昔ながらの料理。
ジャガイモのニョッキとは全然違います。
セモリナ粉で作ったメダル型のニョッキをペコリーノのグラタン焼きしたものです。
IMG_0448

ネーミングのユニークな
美味しくて口に飛び込むという
サルート イン ボッカが由来の
saltinboccaサルティンボッカは
この20州の講座で紹介している
ラゴスティーナのHPでもレシピを紹介しています。
IMG_0442


テスタッチョ地区では昔懐かしいローマ料理を食べさせるところが多く、この後に紹介するのはそれら数々のローマ料理です。
アーティチョークのローマ風
IMG_0440
アーティチョークのユダヤ風

IMG_0439
丸ごと揚げて花びらのように開きます。

パスタはカルボナーラやアマトリチャーナが有名ですが、カルボナーラの原型とも言える
Cacio e Pepe カチョ エ ぺぺ
はペコリーノたっぷりです。
トンナレッリという太めのロングパスタでいただきます。
IMG_0438
カルボナーラやアマトリチャーナに使う
グアンチアーレとは豚のほほ肉の塩漬けを
熟成させたものです。
IMG_0443
内臓料理では仔牛の腸の煮込み
Pajataパイヤータは
同じく形のよく似たリガトーニでいただきます。
IMG_0435
Coda di alla vaccinara
牛のテールの煮込みにはセロリの茎が必須。
FullSizeRender
子羊のグリル
abacchioとはここならではの子羊の呼び名

IMG_0441
ドルチェにいきましょう。
最近日本で流行し出した
Maritozzo con panna
IMG_0391
クリスマス時期Nataleのドルチェ
Pan giallo

IMG_0446
リコッタとアマレーナチェリーのタルト
IMG_0447
今回はマリトッツォを作りデザートワインも用意しました。
会報でご案内したレシピです。

以上がラッツィオ州の特徴です。


ではここからはこの講座のインフォメーション

この講座は11時から30分で実演します。
1週間前に上記のような伝統料理の写真付き資料と伝統料理のレシピ一式をお送りします。

前日までにワインも小瓶に分けてお届けします。
予めメールでご連絡したコツを踏まえて下準備して講座に臨んでいただき、
実演をご覧いただきながら、それぞれのご自宅等で同時に作り、その後30分休憩時間を設けます。
料理は自由参加でデモンストレーションをご覧になるだけでも結構です。

テーブルセッティングを整え、ワインの講義を待ちます。
12時から再びオンラインでイタリアワイン講座です。
事前にお知らせしたワインをオンラインサイトで各自購入して臨みます。

ラゴスティーナの赤い鍋のシリーズ「ロッセラ」の全シリーズを使っての実演です。

image

ロッセラ

https://www.lagostina.jp/lp/rossella/
IMG_0416

可愛いと人気のあったロッセラのシリーズが終了してしまいます。
只今公式ページで在庫限りでお求めいただけます。


次回はリグーリア州です。
日時:2021年6
月6日(日)11:00〜13:00
 
場所:オンラインレッスン
 
参加費:17600円
お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。


ascig at 16:30コメント(0)セミナーイベント 

2021年04月15日

 
日本イタリア料理教室協会×Lagostina

Touch&Tryイベント

4月のオンライン講座はモリーゼ州です。

IMG_2548 食


イタリアで2番目に小さい州で
1番新しい州です。
IMG_0320
モリーゼ州はの北に位置するアブルッツォ州から独立した州です。
IMG_0318

なだらかな丘が続く長閑な風景が特徴的です。
時折、羊の群れを見かけます。
IMG_0319

内陸のイゼルニアと州都カンポバッソ、海沿いの街テルモリがあります。
IMG_0321

今回はメイン料理はテルモリの名物料理ブロデット・ディ・ペッシェを作りました。
FullSizeRender 


魚や魚介類は何でも手に入るものでOKです。
なるべく3種類以上用意できると美味しくなります。
ラゴスティーナのリゾット鍋を使いました。
たっぷりの魚介が入るので、
盤面が広く、浅めの鍋がピッタリです。

FullSizeRender
現地ではテラコッタの土鍋でグツグツと
泡を立てながら供されます。


FullSizeRender

まずはスパゲッティをポキポキ折って茹でます。 

FullSizeRender

茹でただけのパスタをお皿に盛って
美味しいスープをその上に注ぎ
プリモピアットとしていただきます。 
或いはトーストしたパンをお皿に敷き、
そこにスープを注ぎます。

FullSizeRender

次にお魚をいただきます。
トーストしたパンを添えます。

FullSizeRender
前菜にはヒヨコ豆とビエトラのパンコットを作り
たっぷりの美味しいオリーブオイルをかけて
いただきます。次にお魚をいただきます。
トーストしたパンを添えます。
IMG_0326
モリーゼには質の良いマリーナコロンナ社の
オリーブオイルがあります。
DOP Moliseのオリーブオイル。

今回のワインはモリーゼDOCで
品種モンテプルチアーノ主体のものと
Tintiglia del Molise DOCで
品種ティンティリアのもの。

IMG_0290
モリーゼ州ではアブルッツォ同様にモンテプルチアーノが主要品種でしたが、州独自の品種ティンティリアを復活させ盛り立てていこうという気運が高まり、今では多くの造り手が手がけるようになりました。

いつもは小瓶で5〜6種類お届けしますが、
モリーゼ州のそんなワイン事情から
今回はボトルでお届けです。

モリーゼ州の名物を紹介しましょう。
パプリカパウダーにまみれた切れ目の入った豚肉はサルーミのように熟成させてグリルします。
パンパネッラ
IMG_0325

積み上げられた丸パンの豪華サンドイッチの
パノンタ
IMG_0324
パプリカパウダーの入ったサルーミの
ヴェントリチーナ
IMG_0323

トルチネッリ
新鮮な羊の内臓を腸でぐるぐる巻きにして
炭火焼きにした料理。
香ばしく本当に美味しい料理で
現地に行く機会が有れば
一番に味わって欲しい料理の代表です。

IMG_0327

炭火焼きで香りが香ばしい。

IMG_0329

パスタではクリヨリがあります。
アブルッツォではキタッラと呼ばれるそのパスタは
モリーゼではクリヨリと呼ばれ、
卵の入った生地で断面は四角い細麺です。

IMG_0330

チチェルキア豆というスローフードのプレシーディオにもなっている豆があります。
主にアブルッツォ、モリーゼ、マルケのものです。
IMG_0332

四角いソラ豆のような独特の形をしています。

IMG_0331
この形から付いた名前のドルチェがあります。
チチェルキアータ。
これも同じくマルケ、アブルッツォ、モリーゼ他南イタリアのナターレのお菓子として有名です。

IMG_0333
モスタッチョリ・モリサーニ
南イタリアからサルデーニャにまである
モスタッチョリという焼き菓子は
モリーゼ州ではチョコレートコーティングされています。

以上がモリーゼ州の特徴です。

ではここからはこの講座のインフォメーション

この講座は11時から30分で実演します。
1週間前に上記のような伝統料理の写真付き資料と伝統料理のレシピ一式をお送りします。

前日までにワインも小瓶に分けてお届けします。
予めメールでご連絡したコツを踏まえて下準備して講座に臨んでいただき、
実演をご覧いただきながら、それぞれのご自宅等で同時に作り、その後30分休憩時間を設けます。
料理は自由参加でデモンストレーションをご覧になるだけでも結構です。

テーブルセッティングを整え、ワインの講義を待ちます。
12時から再びオンラインでイタリアワイン講座です。
事前にお知らせしたワインをオンラインサイトで各自購入して臨みます。

ラゴスティーナの赤い鍋のシリーズ「ロッセラ」の全シリーズを使っての実演です。

image

ロッセラ

https://www.lagostina.jp/lp/rossella/

可愛いと人気のあったロッセラのシリーズが終了してしまいます。
只今公式ページで在庫限りでお求めいただけます。


次回はラッツィオ州です。
日時:2021年5
月9日(日)11:00〜13:00
 
場所:オンラインレッスン
 
参加費:17600円
お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。


ascig at 00:20コメント(0)イベントセミナー 

2021年03月23日

 
日本イタリア料理教室協会×Lagostina

Touch&Tryイベント

3月のオンライン講座はシチリア州です。

IMG_2548 食


参加者の皆様にはあらかじめ5種類のワインをお送りしております。

Sicilia01ー1






シチリアは島全体が個性あふれる場所なので、ぜひ長く時間をとって訪れて欲しいところです。

シチリアならではのAgro Dolce甘酸っぱい味付けや
美味しいドルチェがたくさんあるのはアラブ文化から伝わったお砂糖によるもの。
クスクスも魚のスープでいただくのも特徴的。

マグロのからすみやウニを始め豊富な海の幸にも恵まれています。
ricci di mare






東の先端にあるマルサラは食後酒として、
また料理にも多用されるマルサラ酒で有名です。
marsala







今回の白ワインはマルサラの原料にもなる、
白ブドウ品種カタラットやグリッロ 
黒ブドウ品種ペッリコーネ、ネーロ・ダーヴォラ、ネレッロ・マスカレーゼ

そして北に上がるとトラパニがあります。有名な塩の産地。
時計回りに海岸線を辿ると、
シチリアの州都パレルモ。空路でシチリア入りする主要都市です。
古い立派な建造物が多く、アランチーニなどのストリートフードも楽しめます。

ここから一気に東の先端に行くとカラブリア州がすぐそこに見えるほどの街メッシーナ。
列車が切り離されてフェリーで運ばれ、カラブリア⇔シチリア間を陸路で移動できます。

そのまま南下します。
タオルミーナという世界的に有名なリゾート地があります。
映画グランブルーでその海の美しさで人気を博したこともあります。
taormina






すぐ内陸側にはエトナ山があり、近年その標高の高さや地形の特色を生かした
高品質なワイン作りが知られています。

再び海岸線に戻るとシチリアの第2の玄関カターニャがあります。
空路でシチリア入りするにはパレルモもしくはここカターニャです。

古代ローマ遺跡の残るシラク―サにはローマ劇場などがあります。

三角のシチリア島の南東の頂点に行きます。

パキーノ産トマトが有名なパキーノ。
Pomodori-di-Pachino-grande




バロック建築の街ラグーサ。

DOCGワインCelasuolo di Vittoriaの産地のVittoria。

ギリシャ遺跡の残るアグリジェント。

海を挟んで南西方向にパンテレリーア島があります。
有名なデザートワイン Moscato di panterellia

このように広いシチリア州、名物がたくさんあります。
多くの民族、文化の支配の歴史をもつシチリアには
たくさんの食文化の影響を受けてきました。


ユニークな料理も数多くあります。

ナスのトマト煮込みのカポナータ
caponata









アランチーニはオレンジが語源のライスコロッケ
018アランチーニ









ヒヨコ豆の粉をポレンタ上に練ってあげたPanelle
Panelle







揚げナスとトマトのパスタにリコッタ・アル・フォルノがたっぷりかかった
BelliniのオペラNormaの名前のついたパスタ

6spaghetti_alla_norma_in_italian_wine_cooking







カラブリアのフィレイヤはシチリアではブジアーティ
busiate-trapanesi-recipe-main-photo







イワシのベッカフィーコは小鳥の名前が語源

Beccafico













カジキのインボルティーニ
Involtini di pesce spada









ファルソマグロ
falsomagro







カッサータ
cassata







カンノーリ

Sicilian_Cannoli





今回のお料理はInsalata d’arancia
オレンジのサラダ
Insalata d'arance2







Bucatini di Sarde alla siciliana
イワシのブカティーニ
Bucatini con le sarde alla siciliana






イワシのパスタにはフィノッキを入れます。

シチリアのフィノッキはFinocchi Selvatici野生のフィノッキで
株の無いもの。
干しブドウや松の実、サフラン盛りだくさんの具材。



IMG_0266







ではここからはこの講座のインフォメーション

この講座は11時から30分で実演します。
1週間前に上記のような伝統料理の写真付き資料と伝統料理のレシピ一式をお送りします。

前日までにワインも小瓶に分けてお届けします。
予めメールでご連絡したコツを踏まえて下準備して講座に臨んでいただき、
実演をご覧いただきながら、それぞれのご自宅等で同時に作り、その後30分休憩時間を設けます。
料理は自由参加でデモンストレーションをご覧になるだけでも結構です。

テーブルセッティングを整え、ワインの講義を待ちます。
12時から再びオンラインでイタリアワイン講座です。
事前にお知らせしたワインをオンラインサイトで各自購入して臨みます。

ラゴスティーナの赤い鍋のシリーズ「ロッセラ」の全シリーズを使っての実演です。

image

ロッセラ

https://www.lagostina.jp/lp/rossella/

可愛いと人気のあったロッセラのシリーズが終了してしまいます。
只今公式ページで在庫限りでお求めいただけます。


次回はモリーゼ州です。
日時:2021年4
月11日(日)11:00〜13:00
 
場所:オンラインレッスン
 
参加費:17600円
お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。




ascig at 22:33コメント(0)セミナーイベント 

2021年03月11日

Foodex2021が3月9日より開催されました。

日本イタリア料理教室協会からは
運営委員の緒方哲男氏がさっそく初日に訪れ、
会場内の様子をレポートしてくれました。
2





コロナ禍で昨年は開催が中止になりましたが
今年は対策を講じてなんとか無事開催されました。

3





対策は万全で、印象的だったのは入場の際の手続きが簡素化されていたことです。
事前にネットで登録しておくとQRコードが発行されるのですが、
無人の受付コーナーでQRコードをかざすと入場バッジが自動で印刷され、
自分でネームタグに入れて入ります。

8





いつもは二枚必要な名刺の提出も省略でした。
受付にずらっといるはずの受付スタッフは誰もいなくて、
長い列もありませんでした。 展示エリアに入る際に検温があり、
消毒スプレーは色々なところにありました。

フーデックス2021














出店業者は意外と多いように思いますが、例年に比べると
スペースを広く使ったレイアウトです。

5






イタリアエリアは、例年通りファッショナブルです。

食材は少なく、オリーブオイルはごくわずかで、生ハムはほとんど無いといった様子。多少の食材と、ほとんどはワインです。

イタリアワインのブースでは
日本人スタッフやインポーターが対応していて、
日本在住と思われるイタリア人は少人数といった感じでした。出店のないブースは商談スペース等として広くレイアウトされています。

7





他国のブースは出店業者は多いものの展示のみで企業のスタッフは誰もいないといったエリアもありました。
6




とは言え、日本にインポーターのある業者の商品等々、商談や新商品の視察など欠かせぬ一大イベントであることは確かで訪れた方々はそれぞれに楽しまれたようです。






ascig at 21:46コメント(0)レポート イベント 

2021年02月23日

 
日本イタリア料理教室協会×Lagostina

Touch&Tryイベント

2月のオンライン講座はカラブリア州です。

IMG_2548 食


参加者の皆様にはあらかじめ5種類のワインをお送りしております。
カラブリア州のサルーミには特別な思い出があることを語っていたら、ワインの永瀬先生より特別にサルーミも詰め合わせて届きました。

IMG_0240
FullSizeRender

対面レッスンなら皆さんと一緒に味わいたかったカラブリア州のサルーミを用意していました。本当に美味しいサルーミ。
FullSizeRender

カラブリアの海はとても透明度が高く綺麗なビーチです。チロ・マリーナを含むこの辺りの海岸線沿いを走ると海を背にワイン畑が続く光景が見られます。

IMG_0244
カラブリア州はイタリアをブーツに例えるとつま先に当たる位置です。
その中心にはシーラ山脈もあり、冬にはスキーも出来るしポルチーニ茸なども採れる山があります。
IMG_0247
また南イタリア各州で作られるDOPカチョ・カバッロ・ディ・シラーノのシラーノとはカラブリア州にあるのです。

つま先の先端、レッジョ・カラブリアに着くと、海の向こうにもう手が届きそうな、泳いで渡れそうなくらい近くに雄大なシチリア島が見えます。
整備された綺麗な海岸の散歩道から内陸に向けて急な切り立った坂道を登りながら街は広がります。

さらに西海岸を北上すると、お洒落なリゾート地トロペアがあります。
トロペア産赤玉ねぎはカラブリア州以外でも人気のあるちょっとした高級食材です。
エシャロットのような形のとても艶やかな色をしています。
IMG_0248
近くのスピリンガという街は唐辛子の入った豚肉のサルーミのンドゥイヤの郷です。
柔らかなペースト状のこのサルーミは大量の唐辛子と豚肉で熟成されます。
パンに塗ってクロスティーニにしたり、パスタや料理に使われます。

IMG_0227
IMG_0237

今回はフィレイヤと共に豚肉のラグーにも使います。
IMG_0234
IMG_0230

同じく唐辛子の珍味でシラスを使ったロサマリーナ(サルデッラ・ネオナータ)があります。
IMG_0249
今回はタコと緑パプリカの前菜の味付けに使いました。
IMG_0235
ンドゥイヤ同様、クロスティーニにもなります。
リクイリツィア甘草もこの州の特産物です。
リクイリツィアのリキュールや、キャンディ、セミフレッドは濃厚でも食後の胃をスッキリしてくれるアマーロのようです。

 IMG_0250

ワインはチロ・ビアンコから。
品種はGreco bianco di Ciro
チロは赤・白・ロゼがあり
赤・ロゼなら品種はGaglioppo 。
Greco biancoとCiroのGreco bianco di ciroは別物であることがわかったとのこと。
それから赤ワインの品種がもう一つ。
Maglioccoで作ったしっかり目の赤
と白ワインがもう一つ。
華やかな香りの品種Mantonicoは
カラブリア州の南に最高のエリアがあるなど。
日本でカラブリア中のワインが種類豊富に手に入るのは現地以上かもしれませんねとしめくくります。

ではここからはこの講座のインフォメーション

この講座は11時から30分で実演します。
1週間前に上記のような伝統料理の写真付き資料と伝統料理のレシピ一式をお送りします。

前日までにワインも小瓶に分けてお届けします。
予めメールでご連絡したコツを踏まえて下準備して講座に臨んでいただき、
実演をご覧いただきながら、それぞれのご自宅等で同時に作り、その後30分休憩時間を設けます。
料理は自由参加でデモンストレーションをご覧になるだけでも結構です。

テーブルセッティングを整え、ワインの講義を待ちます。
12時から再びオンラインでイタリアワイン講座です。
事前にお知らせしたワインをオンラインサイトで各自購入して臨みます。

ラゴスティーナの赤い鍋のシリーズ「ロッセラ」の全シリーズを使っての実演です。

image

ロッセラ

https://www.lagostina.jp/lp/rossella/

公式ページでは在庫限りのセール中とのことです。お早めに。


次回は2月21日シチリア州です。
日時:2021年3
月21日(日)11:00〜13:00
 
場所:オンラインレッスン
 
参加費:17600円
お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。


ascig at 07:57コメント(0)イベントセミナー 

2021年02月02日


日本イタリア料理教室協会×Lagostina

Touch&Tryイベント

今年最初の1月31日のオンライン講座はマルケ州です。

IMG_2548 食



今月もオンラインです。
参加者の皆様にはあらかじめ5種類のワインをお送りしております。
IMG_0186

マルケ州は海辺のレストランで働いていた友人を訪ねてフィレンツェの仲間たちと夏によく車で行ったものです。フィレンツェからはアドリア海側へは山脈越えなので、Bolognaまわりの実に遠回りで大変な道のりでした。

IMG_0199


砂浜に建ったとても素敵な洗練されたお店でしたが、店の中央ではおばあさんが手打ちパスタを練っているという昔ながらの光景も見られるという不思議な店でした。

マルケ州は個人的には夏の印象が強いですが郷土料理研究でAnconaJesiの街を歩き回った時にはまた全然違った一面を見ました。
 
さて、マルケ州を知るにはマルケ州の周りの州をぐるりと見てみましょう。

州を接するお隣の州と共有する料理が多いことに気づくはずです。
アブルッツォとエミリア・ロマーニャ州、そしてウンブリアに囲まれています。
 
IMG_0181
エミリア・ロマーニャ州のロマーニャ地方のパッサテッリは肉とほうれん草が入ったものになり、ガルガネッリも見かけます。
道具は独特です。
IMG_0200

中でも有名なラザーニャがあります。
ヴィンチズグラッシというラザーニャです。
IMG_0191
白トリュフの季節にはたっぷりと各層にすりおろして挟み込む
とてもリッチな一品です。
マルケ州は白トリュフと黒トリュフの産地です。
 IMG_0190
IMG_0189

極細のパスタ、カンポフィローネのマッケロンチーニもはずせません。
IMG_0208
IMG_0209

海辺へ行けばブロデットやムール貝、干しダラの料理があります。


 IMG_0192

muscioliムショリと呼ばれるムール貝


IMG_0197

アンコーナのストッカフィッソ(干し鱈)



IMG_0195

マルケのブロデット(魚のスープ)

IMG_0194
IMG_0193
アスコラーナオリーブの肉詰めのパン粉揚げの前菜はもともと大粒なオリーブであることから
生まれたお料理。小さなオリーブに詰めるのは大変。
 IMG_0203
IMG_0202
ピッツァ・アル・フォルマッジョというパネトーネのような円筒形に焼かれた
ボコボコとたくさんのチーズの入ったパンがあります。
 
チャウスコロというサラミも名物。
 IMG_0204
IMG_0205
ドルチェにはアルケルメスという赤い色素のリキュールで色付けしたものや
IMG_0210
Mistraという地元特産のリキュール(透明でアニス風味)の風味を効かせたものがあります。
 IMG_0206


ワインはなんと言っても白ワインなら
ヴェルデイッキオ・デイ・カステッリ・ディ・イエージ
IMG_0207
古くはアンフォラの形や魚の形と言われたこのフォルムの瓶が大半でしたが今では珍しくなりました。

マテリカ地区のヴェルデイッキオもまた独特な味わいです。

マルケの州都アンコーナは切り立った崖の景色が特徴的な港街ですが、すぐそばのコーネロ山の長熟型の赤ワインDOCG Coneroがあります。

またすぐ近くのDOCのLacrima di morro d'albaは是非とも押さえておきたい赤ワインです。

マルケの生産者ウマニロンキは昔からマルケ州のワインをたくさん日本に紹介している大事な生産者の一つです。
身近なところで手に入るはずです。

今月はマルケ州のお料理とワインで存分にマルケ州を味わいましょう。


 
ではここからはこの講座のインフォメーションです。

この講座は11時から30分で実演します。
1週間前に上記のような伝統料理の写真付き資料と伝統料理のレシピ一式をお送りします。

前日までにワインも小瓶に分けてお届けします。
予めメールでご連絡したコツを踏まえて下準備して講座に臨んでいただき、
実演をご覧いただきながら、それぞれのご自宅等で同時に作り、その後30分休憩時間を設けます。
料理は自由参加でデモンストレーションをご覧になるだけでも結構です。

テーブルセッティングを整え、ワインの講義を待ちます。
12時から再びオンラインでイタリアワイン講座です。
事前にお知らせしたワインをオンラインサイトで各自購入して臨みます。

今回はラゴスティーナの赤い鍋のシリーズ「ロッセラ」の全シリーズを使っての実演です。

image

ロッセラ

https://www.lagostina.jp/lp/rossella/


次回は2月21日カラブリア州です。
日時:2021年2
月21日(日)11:00〜13:00
 
場所:オンラインレッスン
 
参加費:17600円
お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。


ascig at 23:09コメント(0)セミナーイベント 

2021年01月04日

2020年12月22日
福島県耶麻郡猪苗代町
ピッツォッケリ講習会 

IMG_0117IMG_8727






IMG_8736IMG_8722







猪苗代町 農林課 地域おこし協力隊
の依頼で日本イタリア料理教室協会では
猪苗代町の特産そば粉の普及と発展を目的にピッツォッケリの講演会とピッツォッケリの実習試食会に協力しました。

講演会は町のホール「学びいな」で開催です。
日本イタリア料理教室協会からは3名が登壇しました。

理事の岸摩弥子がピッツォッケリについて講演し、実習を担当しました。
運営委員の緒方哲男氏からはオリーブオイルの生産地の北限についてご説明いただきました。
イタリアワインValtellinaについて永瀬喜洋氏にお話しいただきました。。

IMG_0004
IMG_8933IMG_9024















世界のそば料理の中からピッツォッケリに焦点を当ててくださったのには理由があります。

なんとここ猪苗代町の町役場の方とそば職人の皆さまは
ピッツォッケリの本場、
イタリアはロンバルディア州ソンドリオ県Teglio(テーリオ)の町へ出向かれ、
すでに食文化交流を果たされていました。

イタリア料理愛好家の中でもなかなか馴染みのないピッツォッケリ。
しかもその本場Teglioと直接交流がおありとは正直驚きました。

元々猪苗代町は稲作地帯とのこと。
今も米は主要な農作物ではありますが、
猪苗代町発信の農作物のブランディングプロジェクトの一環で、
そば粉に力を入れるようになったといいます。

今では町で生産されたそば粉は、町に建てられた製粉所に
一手に集められそば粉「いなわしろ天の香」としてブランド化されています。
天の香筆ロゴマーク(ホームページ用)











猪苗代町のそば粉は製粉時、50%ほど外側を削って、
中心部のみが残される為、とても色白なそば粉です。

地元の製粉所前のそば店にて。
そのコシの強さが特徴の蕎麦です。
IMG_0110







5種類のさまざまな具材の珍味をそばつゆに混ぜていただく五色そば。
鶏とごぼうの煮込みを具材とする温そばの祝言そば。
元々お隣会津地方の郷土料理の細かな具材の薄味の煮物こづゆ。
典型的な手塩皿といわれる会津塗りの小皿で出されます。
郷土料理についてもいろいろご紹介くださいました。

猪苗代という地名は訪れたことのない方にもよく知られています。
猪苗代湖のお陰でしょうか。地元福島県内外からの観光客で賑わう町です。
猪苗代湖を見下ろす雄大な磐梯山という自然が
コモ湖とアルプスの山々といったTeglioの景色と重なることもあり
ピッツォッケリにより説得力が増します。


   IMG_0111      





磐梯山

IMG_0109





猪苗代駅
IMG_0113
野口英世生誕の地

IMG_0114


IMG_0115
生家は場所もそのまま残されています。

IMG_0116
火傷を負った囲炉裏も見学できます。

IMG_0112










広大な稲作地帯一面が雪

IMG_0108 





猪苗代湖畔
夕日に照らされた猪苗代湖畔も雪に覆われています。幻想的で雄大な自然に感動です。

ピッツォッケリの郷Teglioの街はアッダ川の流域に広がるヴァルテッリーナ渓谷の中にあります。
ワイン愛好家の間では耳慣れたValtellinaの地名ですが、初めてピッツォッケリという言葉を耳にする方に向けて、イタリア州ロンバルディア州からアプローチしていきました。
州都ミラノから始まり、クレモナやソンドリオ県と県境を接するベルガモ、コモなどの都市と伝統料理や名物を紹介しました。


ロンバルディア州のソンドリオ県はもともと現在のスイスのグラウヴュルテン州、当時のグラウビュルテン共和国の一部でした。 

当時の文献にピッツォッケリの語源となる言葉ペルツォッケルが出てきます。
当時のペルツォッケルはそば粉と卵で作ったタリアテッレのようなものだったと言います。
農民の多くはキッチンに麺打ち台にする場所がなく、ニョッキのような状態にしていました。
それにバターとチーズを絡めていたといいます。

19世紀初頭には裕福な農民の食卓に現在の形に近いピッツォッケリが登場し、具材も現在に伝わる伝統的なピッツォッケリのレシピに準じたものになります。

16世紀ころから栽培されていたと言われるそば粉ですが、
イタリアではGrano Saracenoと言われます。
Saracenoは異教徒の Granoは穀物
異教徒の穀物という名のついたそば粉の語源は、
ドイツ語圏であるグラウヴュルテンに遡ります。

ドイツ語でハイデンコーンと呼ばれたそば粉のハイデンとは異教徒の
コーンは穀物。それをイタリア語にしたものです。

ではなぜ異教徒の穀物となったのでしょうか。

ヨーロッパの中東の荒れ地の穀物であったのがそば粉で、当時そこにはキリスト教からみた異教徒が住んでいました。つまりイスラム教の人たちです。

それで異教徒、アラビア人、という意味のサラセン人の、
サラチェーノの穀物という名前がついたと言われています。

さて、Teglioにはピッツォッケリの協会があります。

Accademia del pizzocchero di Teglioという2000年に発足した団体で、今やグルメブームや郷土料理の愛好家によって広まり、ロンバルディア州だけに留まることなく、イタリア全土、さらには世界へと広まりつつある中、正しい伝統的なピッツォッケリを守り、真のレシピを保護し、地域のホテル、レストランの活性化を目的としています。

  
今回の猪苗代町のプロジェクトと同じように、地域のホテル、レストランの活性化という、地域おこしにも一役買っています。

猪苗代町でもそば粉のPRのため、日本蕎麦という従来の食べ方の他にも珍しい料理を取り入れ、地域のそば粉文化に新しい風を送ることができたらと言う積極的な活動をしています。

このイベントで、ピッツォッケリを多くの人に知っていただくことができました。
講演会のあとの実習では、実際にAccademia del pizzocchero di Teglioの真のピッツォッケリレシピで作りました。そば職人も参加する実習ではパスタを捏ね、まとめる過程が実に見事でした。
ピッツォッケリを成形する段階では、幅にばらつきが出てきます。
実際のピッツォッケリを目にしたことの無くイメージできていなかったのです。
2mmの厚みで7〜8mm幅、長さは10cmにしてくださいと
各テーブルで何度も繰り返し指導しました。

猪苗代のそば粉はとてもコシがあるので、ゆで時間や他の具材のゆでる順番も調整しました。

地元での普及には入手可能なチーズを用いることになると思いますが、
当日はイタリア産のチーズを数種お持ちし、味をみていただきました。

ニンニクの切り方、炒め方、ジャガイモやキャベツの扱い方など、すべてが初めてだったようです。
普段ある程度イタリア料理に慣れている方々ばかりと接していたため、すでに常識と思われていたこともここでは丁寧に説明しなければなりません。

そんなこんなでカオスのような実習風景でしたが、出来上がったピッツォッケリは
本場さながらとても美味しいピッツォッケリになりました。
猪苗代の蕎麦粉でつくったピッツォッケリにニンニクもバターもチーズもとてもよくマッチしていました。

角切りのグラーナ・パダーノにそば粉の衣をまとわせ揚げたSciattシァットを添えて試食です。

猪苗代町長も視察にいらっしゃり、町ぐるみでイベントに協力していただきました。
猪苗代のペンションや飲食店で、ひょっこりピッツォッケリに出会える日が来ることを願います。
またピッツォッケリも一つのきっかけとなり猪苗代町でそば粉を栽培していることをいろいろな方にしっていただく機会になるといいなと思います。


後日送ってくださった記事です。


FullSizeRender


地元新聞に掲載されました。


今回のイベントに協力できたことで、この地域自然の雄大さを始め、そば粉や食文化に魅せられ、猪苗代町の今後の可能性に、引き続き目が離せない存在になりました。


猪苗代町の地域おこし協力隊の皆さまには温かいおもてなしをいただき大変お世話になりました。ありがとうございました。




ascig at 14:27コメント(0)セミナーイベント 

2020年12月25日


日本イタリア料理教室協会×Lagostina

Touch&Tryイベント

今年最後の12月5オンライン講座はウンブリア州です。

IMG_2548 食


イタリアの心臓部に緑豊かな州、ウンブリアがあります。

秋の味覚の王様トリュフ。
IMG_3786
ここウンブリアはノルチャの黒トリュフが有名です。黒トリュフを和えたウンブリチェッリやクロスティーニ。
IMG_3789


IMG_3790
サルシッチャや生クリームにペコリーノを加えたumbricelli alla norcina
IMG_3788

オリーブオイルの質の高さで評判です。
IMG_3787

緑に囲まれたウンブリアには海がありません。山間の肉料理が中心で、トスカーナと共通したビステッカやポルケッタと言った肉料理からギオッタと呼ばれるジビエ、ハト、ホロホロ鳥や内臓の煮込みなど濃い味わいの料理があり各地に様々なバリエーションが存在します。
IMG_3785
faraona alla ghiotta
IMG_3791
faraona alla reccarda
オルヴィエートのホロホロ鳥と内臓の煮込み


テストと呼ばれる鉄の型で焼く薄焼きパンに生ハムやサラミを挟んで食べるTorta al testがあります。

IMG_3782
同じく薄焼きピッツァのようなBrustengo di Gubbioは油で揚げます。熱々にペコリーノをすり下ろして生ハムを散らします。
IMG_3783
滋味溢れる、カステルッチョのレンズ豆のズッパ。
Zuppa di lentichie di castelluccio

アルケルメスで色付けされた
パスクアのドルチェのciaramicola
IMG_3793

パン・ペパート
IMG_3792

アッシジの秋Ognissantiの時期のドルチェrocciata di assisi
FullSizeRenderIMG_3798

strudelのようにフルーツを巻き込みます

ナターレのお菓子
蛇の形のserpentone
またはtorciglione


今回はBrustengo di Gubbioと
FullSizeRender

スペアリブソースのウンブリチェッリを作りました。
IMG_3709






 
ではインフォメーションです。この講座は11時から30分で実演します。
1週間前に上記のような伝統料理の写真付き資料と伝統料理のレシピ一式をお送りします。

前日までにワインも小瓶に分けてお届けします。
予めメールでご連絡したコツを踏まえて下準備して講座に臨んでいただき、
実演をご覧いただきながら、それぞれのご自宅等で同時に作り、その後30分休憩時間を設けます。
料理は自由参加でデモンストレーションをご覧になるだけでも結構です。

テーブルセッティングを整え、ワインの講義を待ちます。
12時から再びオンラインでイタリアワイン講座です。
事前にお知らせしたワインをオンラインサイトで各自購入して臨みます。

今回はラゴスティーナの赤い鍋のシリーズ「ロッセラ」の全シリーズを使っての実演です。

image

ロッセラ

https://www.lagostina.jp/lp/rossella/


次回は来年1月31日マルケ州です。
日時:2021年1月31日(日)11:00〜13:00
 
場所:オンラインレッスン
 
参加費:17600 serpentone
お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。


ascig at 01:11コメント(0)イベントセミナー 

2020年11月30日


日本イタリア料理教室協会×Lagostina

Touch&Tryイベント

今月11月も引き続きオンラインで開催です。
今回はエミリア・ロマーニャ州です。
IMG_2548 食


食の宝庫エミリア・ロマーニャ州には押さえるべき食材や伝統料理が目白押しです。

地理を感じながらエミリア・ロマーニャ州を存分に味わいましょう。


IMG_3625
IMG_3626
プロシュット・ディ・パルマ
IMG_3628
IMG_3629

パルミジャーノ・レッジャーノ


IMG_3624
バルサミコ・ディ・モデナ

IMG_3627
クラテッロ・ディ・ジベッロ

IMG_3630

モルタデッラ

IMG_3631

コテキーノ

IMG_3632

ザンポーネ

ボローニャを境に西のエミリア地方と東のロマーニャ地方に分けて捉えてみましょう。
 


IMG_3597


ボローニャからアドリア海沿いに北から

フェッラーラ

ラヴェンナ

フォルリ

リミニ





FullSizeRender
ガルガネッリ ラグー・ロマニョーラ

IMG_3598

IMG_3599
パッサテッリ・イン・ブロード 
パッサテッリの器具

IMG_3601
ピアディーナ・ロマニョーラ


IMG_3600
ピアディーナoピアーダ


ガルガネッリやパッサテッリ、ピアディーナはボローニャからロマーニャ地方にかけてのものです。


フェッラーラの名物
IMG_3609
コッピア・アッラ・フェッラレーゼ

IMG_3611
FullSizeRender
IMG_3612
カペラッチ・ディ・ズッカ・フェッラレーゼ

IMG_3597





一方、エミリア地方は縦割りにして、ボローニャから西へ


ピアチェンツァ←パルマ←レッジョ・エミリア←モデナ←ボローニャ

都市ごとにラビオリの名前と形が変わります。

IMG_3602
トルテッリーニ

IMG_3606
トルテッリーニ・イン・ブロード

IMG_3618
トルテッリ・ピアチェンティーニ・コン・ラ・コーダ

特にエミリア・ロマーニャ州は州の料理はあるものの、
ロンバルディア州同様、都市ごとの料理があります。
 
IMG_3620
ワゴンでサービスされる
IMG_3621
ボッリート


IMG_3596
アッフェッターティ・ミスティ

IMG_3583
ティジェッレとペースト・モデネーゼ

IMG_3636IMG_3633
ティジェッレ器

ワインは微発泡のLambruscoを始め、
ほの甘い蜜の後味のRomagna DOCのAlbana、Sangioveseではその品種の起源にせまり、最後は注目のGutturnio、しっかりとした骨格のの見応えのある赤でしめました。
エミリア・ロマーニャ州は紹介すべき名物、伝統料理が州全体広域にわたり、とても多いのが特徴的です。

全てを一度に紹介しきれません。
それぞれの都市ごとに一回ずつ開催したいほどでした。またの機会に。
 
ではインフォメーションです。この講座は11時から30分で材料を切るところから実演します。
実演をご覧いただきながら、それぞれのご自宅等で同時に作り、その後30分休憩時間を設けます。
料理は自由参加でデモンストレーションをご覧になるだけでも結構です。

テーブルセッティングを整え、ワインの講義を待ちます。
12時から再びオンラインでイタリアワイン講座です。
事前にお知らせしたワインをオンラインサイトで各自購入して臨みます。

今回はラゴスティーナの赤い鍋のシリーズ「ロッセラ」の全シリーズを使っての実演です。

image

ロッセラ

https://www.lagostina.jp/lp/rossella/


次回は12月20日ウンブリア州です。
日時:2020年12月20日(日)11:00〜13:00
 
場所:オンラインレッスン
 
参加費:17600円

お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。


ascig at 02:30コメント(0)イベントセミナー 

2020年10月19日

日本イタリア料理教室協会×Lagostina
Touch&Tryイベント

今月10月も引き続きオンラインで開催しました。


今回はアブルッツォ州です。
IMG_2548

11時から30分で材料を切るところから実演します。
実演をご覧いただきながら、それぞれのご自宅等で同時に作り、その後30分休憩時間を設けます。
料理は自由参加でデモンストレーションをご覧になるだけでも結構です。

テーブルセッティングを整え、ワインの講義を待ちます。
12時から再びオンラインでイタリアワイン講座です。
事前にお知らせしたワインをオンラインサイトで各自購入して臨みます。

今回はラゴスティーナの赤い鍋のシリーズ「ロッセラ」の全シリーズを使っての実演です。
image

ロッセラ
https://www.lagostina.jp/lp/rossella/

アブルッツォ州はアドリア海に面しています。
イタリア半島をブーツに例えるとふくらはぎから下の位置にあります。


アブルッツォ州はアドリア海に面した北のマルケ州、南のモリーゼ州に挟まれた州です。

海に面した土地とグランサッソと呼ばれる山岳にまで及び多彩な地形です。

重要な都市もまんべんなく州内に点在しており、海沿いの鉄道の幹線からそれる内陸側はぐるりとローカル路線がめぐっています。

各都市を訪れるのは大変ですが、それぞれの地域に味があり、名産物があります。

 

海沿いのほぼ中心あたりに大きな都市ペスカーラ、夏には一大バカンス地になります。

ペスカーラからほんの少し内陸に入りとすぐに起伏の激しいキエーティの街。

さらに北西へぐっと進むと岩山の世界遺産グランサッソへの玄関口ラクイラ、

グランサッソをまたぎ、また東の海方向へ戻る途中にテラモ、マルケ州に近くなります。


ワインは何と言っても赤ワインのモンテプルチャーノ・ダブルッツォ。
モンテプルチャーノから作るロゼのチェラスオーロ・ダブルッツォ。
白はトレッビアーノ・ダブルッツォ。
ペコリーノやココッチョーラなどの珍しい品種の昨今の状況や新しくDOCGに指定されたTerre Tollesiなど、飲みながらお話しを聞きます。
image

事前にお送りした6種類のワイン。

お料理はパロッテと子羊とペペローニのラグーのキタッラを作りました。
image

ペコリーノたっぷりのパロッテは
トマトソースで煮込んでもOK

image

キタッラは特別なギターの弦のような器具でパスタをカットします。
image

image


image

そして30分の休憩の間に支度をして
ワインの講義に入ります。

image

ワインは何と言っても赤ワインのモンテプルチャーノ・ダブルッツォ。
モンテプルチャーノから作るロゼのチェラスオーロ・ダブルッツォ。
白はトレッビアーノ・ダブルッツォ。
ペコリーノやココッチョーラなどの珍しい品種の昨今の状況や新しくDOCGに指定されたTerre Tollesiなど、飲みながらお話しを聞きます。
image

事前にお送りした6種類のワイン。

アブルッツォならではの唐辛子を挟みでお皿の上から刻んで追加したりする食文化やアブルッツォの街それぞれに伝わる名産品やお菓子など、事前にお送りした資料に目を通していただきます。
資料にはアブルッツォ州の代表料理のレシピを多数付けていますので今回の2品に限らず今後もアブルッツォ料理とワインを楽しむことができますね。

アブルッツォの名物を少し紹介します。
ラクイラのサフラン
image

テラモのキタッラ
マイクロミニなポルペッティーニのラグー
image


羊の串焼き
image

子羊の炭火焼
image



雄大な自然の岩山グランサッソ
image

そこで採れるレンズ豆のスープ

image

お皿に添えられる唐辛子とはさみ
image


焼き菓子フエッラテッレ
image

ペスカーラのナターレのお菓子
image

などなど魅力いっぱいのアブルッツォ州です。


 
次回は11月29日エミリア・ロマーニャ州です。
日時:2020年11月29日(日)11:00〜13:00
 
場所:オンラインレッスン
 
参加費:17600円

お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。


ascig at 10:12コメント(0)イベントセミナー 

2020年09月20日

日本イタリア料理教室協会×Lagostina
Touch&Tryイベント

3月予定の講座からコロナの影響で延期になっており、ようやく今月オンラインレッスンで開催することが出来ました。


今回はバジリカータ州です。
IMG_2548

11時から30分で材料を切るところから実演します。
実演をご覧いただきながら、それぞれのご自宅等で同時に作り、その後30分休憩時間を設けます。
料理は自由参加でデモンストレーションをご覧になるだけでも結構です。

テーブルセッティングを整え、ワインの講義を待ちます。
12時から再びオンラインでイタリアワイン講座です。
事前にお知らせしたワインをオンラインサイトで各自購入して臨みます。

今回はラゴスティーナの赤い鍋のシリーズ「ロッセラ」の全シリーズを使っての実演です。
image

ロッセラ
https://www.lagostina.jp/lp/rossella/

バジリカータ州はイタリア半島をブーツに例えると土踏まずの位置にあります。

海に面している土地は少なく、内陸へと広がります。
起伏のある北のポテンツァ県と世界遺産の洞窟住居を抱えるマテーラ県に分かれます。

ワインに関しては圧倒的にバジリカータ州が誇るのはポテンツァ県のヴルトゥーレ地区のアリアーニコを使った赤ワインのアリアーニコ・デル・ヴルトゥーレです。
ポテンツァは起伏のある土地柄で街中が長い長いエスカレーターで繋がれています。

名物はツノ型で細長い赤パプリカの
セニーゼ産赤ペペローニDOPです。
image

クルスキと呼ばれ、
千羽鶴のように糸で吊りさげて乾燥させます。
image

image

夏に収穫されたペペローニを干して秋から冬にかけてクルスキとして登場します。
image

油で揚げたクルスキはサクサクしたチップスのような味わい。

凝縮したパプリカの甘みと風味が特徴的で、細かく砕いてパスタソースに絡めたり、セコンドピアットにもかけたりします。

パスタはラーガネ、ストラッシナーティ、3番指でくるっとひねるカヴァテッリ、手のひらで握りながら輪っか状にどんどん伸ばすマナテッレ。


image

セコンドの肉料理は仔牛、豚、羊と多彩で、特にインヴォルティーニはポピュラーで、渦巻の断面を見せたものや、ポルペッティーニ状の煮込みにします。
今回は子羊のポテンティーナ
image



ドルチェはストランゴラプレーティを揚げたものや、甘い具の入った焼きラビオリのようなものがあります。

白ワインはバジリカータ州のファランギーナ。
花のような香りやリンゴの風味の中にパイナップルのような香りを含む独特なもの。

image

Paternoster
VULCANICO Falanghina Basilicata


赤ワインはヴルトゥーレ地区の多々ある村の中、クリュと表現するならこの地区の畑と言うMaschito。
カンパーニアのタウラージは世界的に有名だが、本来のアリアーニコの産地であるここバジリカータ州ならではの味わいを学ぶ。 

VIGNETI DEL VULTURE
AGLIANICO DEL VULTURE PIPOLI

image


オンラインならでは出来ること、
今回いろいろな発見がありました。
手元カメラでの料理実演で
より分かり易い映像を配信出来たこと。

残念ながら都合のつかなかった方への再放送講座などの可能性。

それぞれの場所で寛ぎながら参加されていらっしゃる皆さまと画面を通じてお話出来たこと。

画面を見ながらのレッスンは何より集中できて得るものが多かったこと。

何より参加者の安全を担保しての開催が最重要課題ですからしばらくはこのスタイルでのレッスンが続きます。

 
次回は10月18日バジリカータ州です。
日時:2020年10月18日(日)11:00〜13:00
 
場所:オンラインレッスン
 
参加費:17600円

お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。


ascig at 17:00コメント(0)セミナーイベント 

2020年02月16日


日本イタリア料理教室協会×Lagostina
Touch&Tryイベントを開催しました。
今回はトレンティーノ・アルト・アディジェ州です。
IMG_2548

11時から1時間でいつもは4品のフルコースを皆さんと一緒に作ります。

今回もラゴスティーナの「ハンドルの取れる」新シリーズ「マエストリア」と赤い鍋のシリーズ「ロッセラ」を使って楽しくお料理です。
マエストリア
https://www.lagostina.jp/lp/maestria/

ロッセラ
https://www.lagostina.jp/lp/rossella/

そして12時からお食事とワインの講義がスタート。トレンティーノ・アルト・アディジェ州の各地域のワインとともにお食事を楽しみます。

トレンティーノ・アルト・アディジェ州はドロミテ峡谷を望む
ドロミテ街道が世界遺産に指定されています。
街道沿いの平地にはポレンタが愛される土地柄、延々続くトウモロコシ畑で
その先の街道の左右を囲むように両斜面にはワイン畑が広がります。
山の斜面には牛の群れが草を食んだり牧歌的な風景が続きます。
夏は抜けるような青空に山々が美しい本当に良いところです。
南のトレンティーノ地方はヴェネト地方と共通する料理があり、
スプマンテのフェッラーリで有名なトレントがあります。
北のアルト・アディジェ(スッド・チロル)はドイツ文化が色濃く、
ドイツ語とイタリア語を話します。料理名にも多数登場します。
トレンティーノ・アルト・アディジェ州はイタリアではありながら
自治権の認められている地区なのです。
ワイン名にあるAbbaziaは修道院という意味で、
各地に修道院のワイナリーの建物があり観光スポットにもなっています。
赤ワインのラグレインを始め様々なワインに出会えます。
 
生ハムは燻製にしたスペックにビール。
きゅうりのピクルスやバターが添えられます。

鹿肉のサルーミもあり、フェンネルシードやクミンが練り混まれた
固いおせんべいのようなパン(シュッテルブロット)が添えられます。
 
きゅうりにパプリカをふりかけたサラダや、クミン風味の
キャベツのサラダ、またキャベツはクラウティ(ザワークラウト)にしたり、
赤キャベツはバターを効かせたストゥファート(蒸し煮)にして
肉料理に添えられます。
スペッツレという生地を熱湯におとしていくパスタ状のコントルノは
小さな箱のついた大根おろしのような独特の器具を使って作ります。
 
パスタ料理は無くなり、ジャガイモや穀類、パン、ポレンタ、
大麦のミネストローネなどスープ、などが主食になります。
北部らしい料理のそば粉のタルトのズマカファムがあります。
アルトアディジェでは何と言ってもカーネデルリ。
大きな団子状のカーネデルリはシンプルなものからいろいろ練り混まれた
ものまであり、ブロードに入れるのが一般的ですが、その他焼いたり、
プッツォーネ・ディ・モエナというフォルマッジョのソースに和えたり、
甘いドルチェのカーネデルリまであります。
 
トレンティーノでは青菜の練り混まれたニョッキ・ヌーディのような
ストランゴラプレーティがセージバターソースで供されます。
 
メイン料理はアルト・アディジェと言えば鹿の煮込みのチロル風。
パプリカの効いたウィーンやハンガリー料理のグラッシュは
フリウリと共有の肉料理。
ジャガイモやポレンタ、スペッツレなどの付け合わせにジャムが添えられます。
魚は川魚のマスなどの料理があります。
 
ドルチェの種類は豊富で、ドイツ文化を彷彿させるものが多いです。
アーモンドやドライフルーツで飾られたタルトのツェルテン。
リンゴのフリッテッレやパンケーキのマルタリアーティにジャムを
添えたカイザーシュマーレン、アンズジャムの入った揚げドーナツの
クラプフェン、フリウリと共有するドルチェのストゥルーデルは最も一般的。
フォレスタ・ネーラは黒い森と言う意味のドイツ菓子。
スタウベンというチロル風のフリッテッレは渦巻き型のユニークな揚げ菓子で
赤いベリーのジャムや生クリームが添えられます。
 
魅力あふれるトレンティーノ・アルト・アディジェ州の少し異文化を
感じる料理とワインの数々をお楽しみいただきます。

ワイン解説は永瀬先生です。
Trento brut Perle'11 Cuvee vincitori
Alto Adige Vigna Kastelaz'18
Sudtirol Vernatch'08
Sudtirol Lagrein'04
Sidro di mele du Saint Bernard
Trentino Vino Santo'02

お料理は岸 摩弥子が担当します。
Speck
スペック
schuttelbrot
シュッテルブロット
Canederli in brodo
カーネデルリ・イン・ブロード
Spaetzle
スペッツレ
Stufato di cavolo rosso
赤キャベツのストゥファート
Insalata di cavolo capuccio
キャベツのマリネ
Capriolo alla tirolese
鹿のチロル風
Strauben
ストラウベン

今日はPur naturのBioのグラスフェッドバターをバンバン使います。
このバターを輸入販売する食品会社のカネカ様よりご提供いただきました。
カネカの乳製品事業開発の米原様より製品説明をしていただきました。
IMG_2500

イタリアのピッツェリアでピッツァを待つ間、パンにたっぷりバター&アンチョビをのせて食べた思い出があり、皆さまにもこのバターでそれをお試しいただきました。
IMG_2546

さらにお皿いっぱいのスペックに添えるのは、きゅうりのピクルスとこのバターです。現地ではバターが添えられます。
FullSizeRender
IMG_2542

フェンネルシードとクミンを練り込んだシュッテルプロットをバリバリ食べながら。
IMG_2531

カーネデルリはスペックの角切りとバターを練り込みます。
IMG_2534

スペッツレは独特の器具でパスタ鍋に落としていきます。
熱々の茹でたてのスペッツレにたっぷりのバターを加え、余熱でなじませます。
同時にスペックの薄切りを混ぜ込みます。
IMG_2532
IMG_2538

鹿肉はスパイス、ハーブ、赤ワインで丸一日マリネしたものを煮込みます。
IMG_2544
IMG_2543

キャベツのマリネ
IMG_2536

赤キャベツのストゥファートにもバターたっぷり。
IMG_2537

ドルチェは渦巻型のストラウベンです。赤いベリーのジャムを添えます。
IMG_2528

すごく美味しいノジオーラのデザートワインとともに。

今日もガッツリいただきました。
 
次回は3月15日バジリカータ州です。
日時:2020年3月15日(日)11:00〜14:00
 
場所:ラゴスティーナキッチン
新青山ビル(銀座線 青山一丁目直結) 
 
参加費:17600円

お申込みはinfo@ascig.com
日本イタリア料理教室協会まで。

ascig at 18:13コメント(0)セミナーイベント 

2020年01月28日

Buono!Buono!ITALIA FAIR 2020
2020年2月1日(土)〜3月31日

都内7つのプリンスホテルで開催

昨年に引き続き開催されるイタリア料理の祭典です。ミラノ、ナポリ、チェゼナーティコ3地域のシェフを招聘し、都内のプリンスホテルの各レストランにてイタリア料理が楽しめます。

昨年の動員数は7万人だそうです。

去る1月27日フェアの発表レセプションが催されました。

IMG_2441

イタリアを代表するブランド、車やアパレルなどが参加し、ヴェネチアのカルネヴァーレに参加しているような仮面とコスチュームの方々が現れ、幻想的な空間と音楽、テーブルやお料理など隅々までカルネヴァーレの装飾がされ、フェアの幕開けに相応しい華やかな一夜となりました。

イタリア大使 ジョルジョ・スタラーチェ大使のご挨拶
IMG_2443
テープカット
IMG_2450


イタリア地図のカーヴィング
IMG_2459
IMG_2455

マセラッティを囲むヴェネチアカーニヴァルの仮面の扮装。
IMG_2457

IMG_2458
歌の披露もありオペラ座の怪人など
IMG_2439
パルミジャーノとスカンピのリゾット実演のコーナー
IMG_2437
各地方のイタリア料理の皿の数々
IMG_2434
プンタレッラやラディッキオ・トレヴィーゾなどのイタリア特有の🇮🇹野菜が並びます。
IMG_2432 

実際のフェアで披露されるお料理の実物も並び、期待の膨らむ会場でした。

詳しくは下記公式ページをご覧ください。
Buono!Buono!ITALIA FAIR 2020



ascig at 00:12コメント(0)イベントレポート  
プロフィール

日本イタリア料理教室協会

日本イタリア料理教室協会は日本全国にあるイタリア料理教室と、イタリア料理愛好家を会員組織する団体です。
イタリア料理関係のイベント、イタリア料理研究家認定試験の開催、イタリア関連の情報の会報の配信を行っております。
どなたでも登録(無料)できます。
こちらには活動レポートを掲載いたします。

QRコード
QRコード
記事検索
  • ライブドアブログ