倉敷市議会議員 あしだ泰宏ブログ - あしたを創るあしだです!

倉敷市議会議員 芦田泰宏のブログです。

2020年09月

瀬戸内クルーズサミットを

コロナが終息したら

新型コロナ禍が終息したら、瀬戸内海をクルーズするサミットを誘致したいと考えています。

伊勢志摩サミットではメディアの取り上げなどによる広告宣伝効果だけで3,100億円の経済効果がありました。これにホテルの宿泊など直接の需要増加が別に1,000億加わります。莫大な金額です。
(データ出所:三重県試算: https://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0030500022.htm
瀬戸内海クルーズサミット1


もともと瀬戸内海の魅力はNew York Times で世界の訪れるべき場所52の7位にランクされたり、瀬戸内国際芸術祭に多数の外国人観光客が訪れるなど定評があります。
(New York Times 52 placed to go 2019 7位 Setouchi Islandsにご注目)  
https://www.nytimes.com/interactive/2019/travel/places-to-visit.html




サミット会場は海上!(ダジャレじゃありません)

サミットの会場は日本を代表する豪華客船飛鳥Ⅱ(旧クリスタルハーモニー)でどうでしょうか。


サミットには厳重な警備が必要であることは言うまでもありませんが、洋上にある客船は護りやすいそうです。洞爺湖サミットでも山の上のウインザーホテルが、伊勢志摩サミットでは賢島という一応は地形上の島にある志摩観光ホテルで行われたのも護りやすさに関係があるそう。


サミットの日程は2~3日。大阪で乗船後、広島はもちろん下関や博多で下船したとしてもゆっくりクルーズすることができます。(サミット終了後、広島で原爆資料館を案内してはどうでしょう?)


大事なのは政府関係者のみならずメディアにも瀬戸内海を感じてもらうこと! 瀬戸内海のファンが生まれることが期待できます。国に戻り好意的に発信してもらいます。
瀬戸内海クルーズ2


サミットなんてとおじけづかず、環瀬戸内海の自治体で連携してすればいいと思います。約10県が瀬戸内海に面しています。



倉敷市への直接のメリットは?

そんな広大な地域では経済効果が拡散する。倉敷市には何のメリットがあるのか、とお考えの方もいるでしょう。

サミットは関係閣僚会合もあります。伊勢志摩サミットでは倉敷に教育大臣会合が、大阪サミットでは岡山に保険大臣会合が誘致されました。これを再び誘致しましょう。会場は警備のしやすさから、風光明媚な山の上のホテルなどがいいのですが....... それもあります!(倉敷市内沿岸部にあります。ご存じの方も多いはずです)


観光産業は今大変な状況にあります。

そんなのむりとあきらめず、未来に向けて夢のある構想を描きたいものです。


休日・夜間もやっている親相談窓口を

先日に続いて、私のパンフレットから思うところを書きます。


今日はひとり親家庭のサポートについて。


ひとり親世帯と経済的な厳しさ

ひとり親家庭、特に母子家庭は経済的に苦労をしておられる世帯が数多くあります。

【↓詳しくは終わりにある追記欄に書いたので、ご興味ある方は見て下さい↓】


経済的な苦労が、養育の困難教育の困難のみならず、その世帯の、社会とのつながりの希薄さやさらには親子関係の貧しさへとつながって行くきっかけになりがちです。



役所の仕事として、養育上の問題や生活や教育の資金、人間関係などの悩み・不安を相談できるサービスはとても大切です。



相談窓口の営業時間を伸ばして!

市では子どもの貧困という看板を掲げた窓口はありませんが、困っているのが子育てなのか、経済上の問題なのかの困りごとの内容に合わせて、担当の窓口があります。市の公式HPでも支援メニューの詳細と担当部署もしくは相談先の電話番号が紹介されています。

ひとり親相談窓口2

ところが、見たところやっている時間は市役所の営業時間に合わせており、電話の相談受付時間は平日の午後5時15分までとなっています。外部委託してある先でもおおむね同様です。



これでは、昼間働いているお母さんは、とても利用しにくいのではないでしょうか。


昼食や職場の休憩時間に、場合によっては人目を忍んで電話をしなければならないなら、ゆっくり相談もできないでしょう。


ひとり親相談窓口



休日や夜間にも電話ができる、できればワンストップであらゆる相談ができる窓口があればもっと働くお母さんに寄り添うことができると思っております。



【追記:母子家庭と相対的貧困】

相対的貧困層(その国の生活水準からえいば困窮した層のこと。難しく言えば、等価可処分所得が国の中央値の半分以下の層)は、年齢別には高齢者、世帯類型別にはひとり親世帯や単身世帯に多いことが特徴です(厚労省H27「相対的貧困率等に関する調査分析結果について」https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/soshiki/toukei/tp151218-01.html)。



なかでも母子家庭は半数以上が相対的貧困状態にあります((独)労働政策研究・研修機構  R1 調査 https://www.jil.go.jp/press/documents/20191017.pdf




放課後児童クラブ

今回から私のパンフレットに書いたやりたい政策からいくつかをご紹介してまいります。


まず最初は放課後児童クラブについて。

jpeg05


ご家族に代わり放課後のお子さんの遊び場となる放課後児童クラブ(学童保育)は、働くお母さん、お父さんにとってはとても大切な施設です。

私は父親と死別し母子家庭に育ちました。 幸運なことに母親は、義理の兄(私のおじ)が経営する会社で勤めていたため、放課後はその会社の中を遊び場としていました。事務所で親の横に座っていたり、工場の中を巡回(!?)したり...。仕事場に子どもがウロウロすると邪魔でしょうがなかったはずですが、寛大だった今は亡きおじさんに感謝しています。

もし、これが子どもだけで目の届かないところで時間を過ごすとなれば、親の心配は比較になりません。子どもの居場所が大人や同世代の友達のいる遊び場でれば、とてもありがたいと思うのは親心でしょう。これを実現するのが放課後児童クラブ(学童保育)です。

倉敷市内には67か所あるそうです。多くがNPO法人や地元有志の方の運営による公設民営形式と聞いております。地域で子どもを育てるため汗をかくスタッフのみなさんには本当に頭の下がる思いです。


一方、利用される方からは、いろいろなご要望もあるようです。

その一つが営業時間。仕事の都合でどうしても開いている時間にお迎えにいけない場合もあります。午後6時閉所のところが少なくないようですが、もう少し長く預かってもらえないかという要望です。

次に利用料。特に歳の近い兄弟姉妹を抱えるご家庭では負担感が小さくありません。
倉敷市HPによると、お子さん一人当たりの月額利用料は施設により4千から1万円の範囲にあるそうです。中心は5~7千円だと思います。仮に6千円として、お子さん二人なら月額1万2千円、3人なら1万8千円になります。経済的にゆとりのないご家庭では、これは大きい額であり、やむを得ず下のお子さんだけを預けるなど、兄弟を別々に遊ばせざるを得ないご家庭もあるようです。

放課後児童クラブ







一方で、運営側は常に担い手不足に苦しんでおられると聞いています。



もう少し市が運営への支援を厚くした方がいいと思います。

利用料は、1名の利用料で最初の1名は5千円で、以後1名追加しても1千円/人しかかからないとか、何人利用しても上限を7千円にするとかあってもいいと思います。

また、公設公営の市が直営する施設を増やすのも一つの方法です。



実際に岡山市では、今年度から3年かかりで、現在87か所ある児童クラブを直営に移行する予定です。(下のリンクは7月26日付 地元山陽新聞の報道です。有料記事ですみません)

記事によると、現在既に22か所が市直営になっているそうです。直営化により、市が指導員の確保に責任を持ち、基本利用料を統一したほか、開所時間も平均30分長くなり、保護者には概ね好評だそうです。

「保護者に不便を掛けており、公が前に出て底上げを図る必要があった」とは大森岡山市長のコメントです。





市の直営化移行はいいことばかりでもないため、しっかりした検討が必要ですが、いずれにせよ、折に触れ、子育てするなら倉敷市、子育て支援が市政の一丁目一番地とのキャッチフレーズをアピールには、やり残していることがあると思われます。


新作発表

新しいパンフレットが完成しました。

イメージカラーは水色から赤色に変えました。

自分でいうのも何ですか力作です。

ぜひお手に取ってお読みください!

各ページを下にご紹介します。


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ご入用の方は、氏名、住所、電話番号、メルアド
shun-so-kai@road.ocn.ne.jp
あしだ泰宏後援会(春草会)
までご連絡下さい。

都市機能縮小(!?)...... はぁ(溜息)

鶴屋南北

地元 児島/玉野市民劇場の観劇会で「東海道四谷怪談」を鑑賞しました。

初めてじっくり観た鶴屋南北ワールド。
ドロドロの愛憎劇に戦慄、でも刺激的!
作者の意図は?などが随所に。また、歌舞伎式演劇で近世古語のセリフが耳障りがいいです。

IMG_5646


都市機能縮小⁉︎
会場は児島文化センター。今の限界maxの観客を収容でした。

ここは、耐震強度検査を理由とした長期の使用停止→そのまま解体 が規定路線の噂あり。こうした演劇などのパフォーマンスは、舞台と会場が同じ空間を共有するライブにこそ意味があり。引き続き身近な場所で親しみたいものです。


箱ものを新設する時代でないのは当たり前。人口減少時代に向け、これからは都市機能の集約・縮小が課題なのも分かります。

ただ、この文化センターが無くば、児島地区は能力270数人限定のジーンズホールのみとなります。チケット売り上げ高を気にしないグループだけ呼べばいいということなのでしょうか。6万人以上いる地区としては、さびしい限り。せめて700人程度の規模の箱を維持してほしいと思うのは贅沢なのでしょうか。


どうしたらいい?

児島文化センター単独での開発はいかにも難しそう。

周辺に立地する民間企業と、コンソーシアム(共同事業体)を組んで、近隣の一体開発をすればいいと思うのですが、どうでしょうか。いわゆる官民共同共同事業体(LABV)方式を採用して。

すなわち、近辺は民間企業は天満屋ハピータウン、中国銀行、トマト銀行、下電旧児島駅博物館が、公共建物は児島地域交流センター、児島図書館などが集まる一角。駐車場や商業施設、マンションが集中して立地するエリアにできればいいと思うのです。この時民間企業には県外の資本も呼びます。

需要が足りないかなぁ。

おでこ星人!?

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支援者の方が描いてくれました。

私の似顔絵です。

えっ、私ってこんなかんじ?

バスがなくなった後に

昨日書いた自動運転、実は既に実用化している(*)自治体もあります。

茨城県の境町では、町内の中心部を通る往復5kmのコースを運転席がない11人乗りの車が走ります。緊急対応や車庫入れのため2人の職員が乗車するとのことで、完全自動運転ではないのですが、毎日営業運行するのは日本で初だそうです。

(*)町では3台導入し4月から走り始める予定でしたが、コロナ禍で半年延期されております



この他にも日本各地で自動運転の実証実験が行われております。

移動の手段の確保については、このほかにもいろいろな取り組みがあります。

(自動運転は飛び道具的な位置づけです)地方の公共交通衰退はとても深刻な問題で、県内でもいろいろな取り組みがなされております。

1) 自治体もしくは第三セクター運営のバス
  
  例:総社市「雪舟くん」

http://www.city.soja.okayama.jp/kotsu/kurasi/shin_seikatu_koutuu/shin_seikatu_koutuu_towa.html



2) バスまたは乗り合いタクシー路線設置とチケット配布を含めた補助
  
  例:倉敷市は8地区路線で運営中、ー西坂やまびこ号などなどー

   https://www.city.kurashiki.okayama.jp/3146.htm



3) 地域限定で許可された助け合いの(白タク)
  
  例:備前市「グリーンスローモビリティ」
    https://www.sanyonews.jp/article/1044189


  等々

それぞれ大切です。 特に1)、2)は考えられる現実的な方法でしっかりニーズを探り、制度設計して取り組めばいいと思います。安全安定運行のノウハウのある現行のタクシーやバス事業者と連携していくことが大切です。


一方で将来的な公共の足の理想は、3)の地域を限定した上で、コミュニティの助け合いの延長で車を出す、それにいくばくかの謝礼を払うのを認めることではないかと考えています。

上の備前市の例では、NPO法人が自宅からバス停などの間を電動ゴルフカートで1回200円で運びます。料金はもらうものの営利を目的としない助け合いの精神が基本となっています(NPO法人は
自家用有償旅客運送業者として登録するため、正確には白タクにはなりません)

昼間時間のゆとりのあるシニア世代の方が、同じ小学校区に住むご高齢者を運ぶ、その際にガソリン代 + α の相当を受け取ることを認めるのが最も持続可能とも考えます。ただこれには国による法律改正が必要です。長期的に取り組まなければならない課題となるかもしれません。


続きを読む

地方にこそ自動運転

過疎地にこそ自動運転

バス路線の廃止で困っている人が大勢います。


運転免許を返上したご高齢者は生活の足がなくなります。

買い物や病院に行く、友達と会う、趣味の集まりに行けないなど、たちまち不便さが噴出してしまいます。


 

まずはこの動画をご覧ください。

タイトルは、「バスがまた、通るようになったから」。





製作は、ソフトバンクグループのSBドライブと経産省などです。



自動運転が静かになるばかりだった地方のコミュニティを支える姿があります。

少し古い(3年前)ですが、初めて見たときはとてもインパクトがありました。

自動運転技術は、運転手不足の中、路線を維持するほとの乗客が見込めない過疎地にとてもフィットすることがわかります。 




各地で実証実験中

自動運転バスを公道で走らせて、実用上の問題点を探る実証実験も、既に全国で行われております。


岡山県でも赤磐市では、平成30年4月に宇野バス(本社:岡山市)とSBドライブの3者で自動運転実用化に向けた協定書を締結し、そのまま市庁舎の周りをまわる実験を行いました。

その時の様子がこれ。




いわゆる「自動運転レベル3」というドライバーが必要に応じて介助する自動運転です。




昨年11月に滋賀県大津市で行われた公道実験は、全長3.7kmのコースを一部区間をレベル4(特定条件の下で運転手なし)を含め、1週間にわたり6往復する実験も行われております。

下は大津市のYoutubeチャンネルです。







何か自動運転技術の紹介のようになってしまいました。 


自動運転に期待するところが大きいからです。


路線バスの減便や廃止はとても深刻な問題です。 バスが来なくなったことで困っている地域は市内にも現実にあり、またご高齢者の増加でバスの需要は高まってきているとも考えております。 



公共交通の問題はこれからも何度かここで取り上げていきたいと思います。

今日から9月

今日から9月。
なぜかいつもより長い8月だと感じたのは私だけかな。

新しい月は地元の氏神様の朔日詣りからスタート。
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氏神様はとても大事だと常日頃から思っております。

地域の精神的繋がりの核、象徴になります。


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お詣りでは、社殿の中の神事に参加します。

朔日と15日の恒例行事で、氏子として出来るだけお参りさせて頂いています。

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さぁ今月も頑張ろう。

どうか心身ともに健康でありますように。







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