倉敷市議会議員 あしだ泰宏ブログ - あしたを創るあしだです!

倉敷市議会議員 芦田泰宏のブログです。

2022年04月

市民憲章50周年記念式典


昨日、倉敷市民憲章50周年記念式典に出席しました。

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冒頭に市内の大学生により、市民憲章が朗読された後、市長から制定の経緯などが説明されました。

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2月議会で、(持続可能な発展)などのSDGsの価値を反映した改訂を検討しては?と質問したところでした。

当日の配布資料では、
….…まさに今、世界が取り組んでいる「持続可能な社会を作る」という思い(SDGs)を反映するものとなっており、制定当時から先見性を持ち、(中略)素晴らしい市民憲章です。

とあり、市長からも同様の説明がありました。

倉敷市民憲章を下に引用します。

【倉敷市民憲章】
倉敷市民憲章

本イベントに関する地元メディアの報道です。https://www.rnc.co.jp/nnn/news111aj584erwowl2lo2z.html


以上

瀬戸内海の島でビーチ清掃

与島・櫃石島クリーン大作戦2020

瀬戸内の島の海岸でのごみの清掃イベント、今回は主催者側のスタッフとして参加しました。
主催は、NPO法人グリーンパートナーおかやまです。
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以前から海ゴミ問題への関心は高く、何度かブログなどで紹介してきました。

【ブログ】
海底ゴミ回収イベント:http://blog.livedoor.jp/ash_ashida1185/archives/8071251.html


絶望海岸を希望の海に:http://blog.livedoor.jp/ash_ashida1185/archives/9317868.html


【フェイスブック投稿】
笹ヶ瀬川清掃:https://www.facebook.com/100005133043582/posts/2106014826246265/?d=n



櫃石島
今回ビーチクリーニングを行ったのは、香川県坂出市櫃石島の堂の浦海岸。香川県といっても、倉敷市下津井の目の前にある瀬戸大橋がかかる島です(海岸は正に下津井と目と鼻の先にあります)。
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漂着ごみ清掃は、櫃石島と与島の2ヶ所で同時開催され、日本財団の瀬戸内オーシャンズX(https://setouchi-oceansx.jp/)が後援して下さいました。

私が担当したのが櫃石島。約100人弱の人がチャーターした船、バス、路線バスで櫃石島に集合。午前中は海岸清掃、午後はオンラインイベントで過ごしました。

作業の様子です。

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戦果は、
燃えるゴミ    27袋  111.6kg
燃えないゴミ 128袋 238.4kg
合計     155袋 350.0kg
重量以上に、絡み、埋まり、すぐ毀れるプラスチックを始めとするゴミを集める苦労がありました。
参加者下さった方々も、一様に海洋漂着ゴミの深刻さに驚いたようでした。


BeforeとAfterを載せます。

【Before】

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【After】
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みなさんお疲れ様でした!
狭い海岸ながら、打ち寄せられたゴミの多さと、古いプラごみのもろさに、みな一様に驚いていておられました。
「閉鎖性海域」である瀬戸内海の環境保護は、沿岸に住む人たちの行動次第です。
ゴミの数だけ捨てた人がいます。捨てないのが最大の海ゴミ清掃だと、意識を高めていかなければいけません。
ご参加いただいたみなさん、お疲れ様でした。

当日の様子は地元紙にも紹介されました。

👇山陽新聞ニュース
与島と櫃石島でクリーン大作戦 ボランティアら海ごみ回収 

http://www.sanyonews.jp/article/1254855


以上

医療福祉業界との向き合い方【2月議会報告10】倉敷市の産業構造と対応


大問5.倉敷市の産業構造と対応

基幹産業である医療・福祉業界との向き合い方


👇録画のリンクはこちらです。
該当時間帯
質問: 19分36秒~22分39秒

答弁: 55分18秒~56分25秒

https://kurashiki.media-streaming.jp/recording/meeting/detail/1007



Q10. 国が提供する地域経済分析システム(RESAS)によると、倉敷市は他の人口規模の近い自治体と比べると、医療・福祉業の存在感が大きい。本市ではこの業界の産業振興をどう図るか? 単純な補助金投入が、医療費等の上昇を招く可能性のあるデリケートな業界でもあり、規制が多く、自由競争市場とも言えない。どう対応していくか?


A10.答弁者:文化産業局長

医療・福祉業界は、社会保障の根幹をなすものとして、公的な助成で運営される。
この業界の課題は人材不足であり、産業振興策には、労働生産性の向上に寄与する政策、例えば、人材育成、医療福祉現場でのDX支援、介護ロボットなどの先端技術実証実験支援などを充てる。




倉敷市産業構造v2
倉敷市産業構造v3


解説と所感

この大問での問いコ今回の大問は、一つだけです。

議長の許しを得て上の資料を配って質問しました。

グラフは、従業員数と付加価値額を業界別に集計し、各自治体の産業の中で占める割合を表したものです。


事業所単位は、市内に立地する事業所で働く人、企業単位は、市内に本社がある会社単位の集計です。どちらも倉敷市民以外も含みます。法人税納税額など企業単位も地域貢献を示す指標となります。

岡山市の他、人口規模が近い周辺の福山市、姫路市と比較しました。

これを見ると、本市では、周辺自治体と比べ、医療・福祉業(各グラフ一番左のブルー)の存在感が非常に大きく、特に付加価値額では特徴的)、製造業だけが看板とも言えないように見えます。

事実に基づく政策決定(EBPM =Evidence Based Policy Making)の重要性が叫ばれる中、この特徴を産業政策にどう反映させるかについて問いました。




本市に特徴的な業界 生産性向上を後押しする
質問でも触れた通り、答弁でもこの業種の特徴について言及がありました。
医療にしても福祉にしても、公的な医療や介護の保険マネーが還流する産業で、国の政策の匙加減が経営に大きな影響を持ちます。ベッド数や入所者数なども厳格な規制があります。病院で言えば、国全体のベッド数の割に、新型コロナ感染者に振り当てられる数が伸びないのは、経営主体が多く、各々が個別最適を求めるからだと分析する人もあり、構造的な特徴が変わらないと、公的助成の政策効果は上がりにくいかもしれません。グローバル競争を戦う自由競争市場の製造業とはやや性格が異なります。


このため答弁では、医療福祉業界の最大の課題である人材不足を解決する政策が、産業振興策として紹介されました。政策の方向性としては、非常に納得感があるものでした。




気になるデータは他にも
今回利用したデータは、経産省と内閣府が運用するRESAS(Regional Economy (and) Society Analyzing System―地域経済分析システム)というオープンデータソースです。 あらゆる分野のデータが集計・加工されて公開されており、議員になる前から興味深く見ておりました。
統計は自治体によってカバー率や集計方法に違いがある場合があり、データの現れ方にクセもあったりするので(例えば今回の付加価値グラフの岡山市の統計は、データ上運輸業が分離されていません)、些末なことを取り上げて一喜一憂するのは避けた方がいいのですが、中核市である倉敷市くらいの規模があれば、大まかな傾向は掴めるはずだと考えています。

実は気になっている別のデータがあります。下のグラフをご参照下さい。 


倉敷市労働生産性

これは倉敷市の「労働生産性」で、2020年の倉敷市議補欠選挙以降、私の選挙でのチラシにも取り上げてきました。 今回質問にしようかと思いましたが、見送りました。 ご覧の通り倉敷市の労働生産性が一段と低くなっています。 労働生産性は付加価値額÷従業員数です。(なお付加価値額は、ごく大雑把に言えば、営業利益+給与だと理解しております)。 この原因が何か(何となく推測できないでもないのですが)、改善するにはどうすればいいかを、継続的に追いかけていきたいと思います。
👇より詳しいレポートもどうぞ。



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以上

市議会に来てくれてありがとう


見学に来てくれました

先日市内の学習塾「自学道場・安永教育学院」の生徒さんたちが、倉敷市議会に見学に来てくれました。

小学校3年から高校3年生までの幅広い年齢層からでしたが、みな聡いうえに、しっかり予習をしてきてくれたようで、飲み込みが早くて助かりました。

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議会の仕組みや議員の仕事などを説明したあと、議場や委員会室、傍聴席も見学してもらいました。
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感想もいただきました


数日たって感想をまとめたワークの結果も頂きました。(感激!)
せっかくなので、許可を得て👇に全部掲載させていただきます。


教科にとどまらず、こうした社会学習もしてくれる学習塾は貴重です。
このたびは見学してくれてありがとうございます。 

ブログをお読みのみなさんも、ぜひ市議会にお越しください。一生懸命説明させて頂きます!

それから、18歳になったら必ず選挙に行ってね👍


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以上

コロナ第7波?倉敷市の現状

久しぶりにコロナ感染状況の報告です。

昨日新型コロナ感染症対策本部会議が開かれました。今回で35回目になります。

👇直後に開かれた市長会見の様子です。


私が注目したいポイントは、次です。

1)人口10万人当たりの陽性判明者数(直近1週間の移動平均)が増加中

ご存じの通り、この指標は、検査件数の多寡に関わらず、感染の増勢を反映すると言われています。
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昨年も大型連休後に波が大きくなりました。今年も同じにならないか、市執行部は危惧しています。
第35回コロナ会議資料_ページ_0502


2) 感染は20歳代以下で約5割、30歳代で2/3、40歳代以下で8割を占める

今や若い世代が感染の中心です。
第35回コロナ対策会議資料_ページ_0402
3)予約なし接種会場を設置

仕事の都合で前広に予約が入れにくい人に向けた配慮です。アポなし接種会場の設置がありがたい人は少なくないと思います。
https://www.city.kurashiki.okayama.jp/item/147989.htm#itemid147989


要旨は次の通りです。
場所: イオンモール倉敷 2階イオンホール
日程: 4月15日(金)~28日(木)14日間
受付時間:月〜土 17:30~19:30
 
     日   13:30~15:30
詳しくは上のリンクをご覧ください。

個人的にはかかりたくない病気で、かつ感染を通じて新しい変異株も生まれるので、私は3回目接種を終わらせました👇
予防的に解熱剤を服用したので、副反応はけだるさだけで済みました。

みなさんもご注意下さい。


以上


自治体での“トランスフォーメーション“はどんなもの?【2月議会報告9】自治体DXの着地点について(2)

自治体における“トランスフォーメーション“の方向性


👇録画のリンクはこちらです。
該当時間帯
質問: 18分26秒~19分35秒

答弁: 52分02秒~53分07秒
https://kurashiki.media-streaming.jp/recording/meeting/detail/1007


Q1. デジタル化の先にあるトランスフォーメーションの方向性

DXとは、デジタル化によるデータ分析や生産性向上を通じて、最終的には、新しいサービスや価値の創造につなげることとされる。 本市ではデジタル化の先のトランスフォーメーションについて、いかなる方向性を考えているか? 


A3. 答弁者:企画財政局長

政府計画に基づき、住民記録システム、Jシステムなど業務システムの標準化、共通化、マイナンバーカード用いた手続きのオンライン化拡充、キャッシュレス化の推進、業務効率化としてのAI RPAの利用促進を進めている。

この他、デジタル田園都市構想にも掲げられた地域社会のデジタル化、デジタルデバイド対策、窓口に来なくても手続きできるサービスなど、利便性の向上を通じて住みよいまちづくりに努める。


解説と所感

DXとは、情報の電子化やデータの分析を通じて、組織の生産性を上げ、関係者の満足度の向上を図った上で(D:デジタル化)、最終的に新しいサービスや新しい価値の創造につなげることとされます(X:トランスフォーメーション)。

総務省自治体DX推進計画では、自治体での例として、省力化を通じて人員を他の分野に再配分してサービス向上を図るとか、エビデンスに基づく政策決定を進めるとか、民間を含めた異種のシステムを相互につなげて新しい行政サービスを生み出すなどなどが例として挙げられています。 ただこの“トランスフォーメーション”の具体例については、民間でも明確な答えを出せているとはいえません。

倉敷市では、どのようなトランスフォーメーションを考えているかについて、執行部の考えを聞きました。


答弁で語られた、各自治体で展開している既存の業務システムの共通化や、マイナンバーカードの多面的な活用、AI・RPAの推進は、どちらかというとまだ半分デジタル化に属することがらとも思えます。 なお、住民記録システムとは、住民票の管理や発行等の処理を行うシステムで、Jシステムとは、株式会社ライトアップ社の運営する補助金・助成金の検索・診断システムで、自治体や企業の導入事例が増えています。


答弁の後半で触れられたデジタル田園都市構想は、岸田内閣が提唱を始めたものです。


「デジタル田園都市国家」がどういったものかについては、下の資料がいいかと思います。


👇「デジタル田園都市国家が目指す将来像について」 第二回デジタル田園都市国家構想実現会議 牧島デジタル庁大臣資料から

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/dai2/siryou2-1.pdf
表紙ページ
デジタル田園都市国家が目指す将来像について

ここではデジタル田園都市があらゆる表現で語られており(同資料P-2から)、
デジタル田園都市構想成功の鍵

多くのデジタル技術活用事例が載せられておりますが、個人的には消化しきれない印象も持ちます。 (例) 同資料4ページ目から

デジタル田園都市国家が目指す将来像について3
 

トランスフォーメーションの方向性と言われても、現時点ではデジタルで暮らしの利便性を上げること、としか、言いにくいのだと思います。


国の打ち手は、以下の資料で語られております。

👇「デジタル田園都市国家構想関連施策の全体像」

デジタル田園都市国家構想実現会議(第2回)若宮内閣府特命担当大臣提出資料から
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/dai2/siryou1-1.pdf
デジタル田園都市構想全体像


答弁でも語られたデジタルデバイド対策(スマホやPCを使いこなせる知識の習得)は、ぜひ進めて欲しい分野だと思います。

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以上





総務省計画を超えた情報化の取組【2月議会報告8】自治体DXの着地点について(1)

次の大問です。

録画のリンクはこちらです。
該当時間帯
質問: 14
分23秒~18分25秒
答弁: 50分52秒~52分00秒
https://kurashiki.media-streaming.jp/recording/meeting/detail/1007



大問4.デジタルトランスフォーメーションの着地点について


次の大問は、技術の進歩を正しく取り入れて、人間の幸せに役に立たせるときに行政が果たすべき役割について聞きました。自治体のデジタルトランスフォーメーション(以下DXと略)についてです。




総務省自治体DX推進計画を超えた情報化の取組


Q1. 自治体のDXについては、総務省が定めた「自治体DX推進計画」に準拠して進めるものとされ、その意味においては、本市は順調に進捗していると考える。


一方、例えば通信基盤などにおいては、現在、職員間用と外部の一般市民との通信用と、別々のシステムがあり、外から来たファイルは、開く前に無害化処理に時間を掛けなければならない。 また部署共通のグループアドレスがなく、部署のメンバーで共有しようとするときは、文書取扱担当(通称「ぶんとり」)に一旦送って、初めてシェアされる等々、外部では当たり前に行われていることが実現していない。


DXと言うなら、同時にこうしたことも改善して欲しい。総務省自治体DX推進計画以外の情報化、デジタル化の取組方針を聞かせて欲しい。


A3.答弁者:企画財政局長

デジタル化には情報セキュリティ確保が重要。個人情報保護やサイバー攻撃対策から国の指針に従い、平成28年から庁内のシステムをインターネット接続から分離している。

結果としてネット閲覧やメール送受信等で、負担が増えた部署があるのは把握している。 

今後も安全性最優先で、情報セキュリティ確保と業務の効率化の両立し、利便性の向上に努める。



解説と所感

大切なテーマで、やや不満の残るやりとりだったので、今回の報告は少し長くなります。


市職員との驚きのやりとり

このテーマを取り上げたのは、この1年で私が経験した出来事が背景にあります。


ある日、道路の修繕の要望を受けたので、市役所の担当の方にGoogleマップの座標をEメールで送り、場所を説明しようとしました。 すると「外から来たメールは開けるのに時間がかかるんです。 Googleマップを開くのも、PCを立ち上げなければならない。悪いけど住宅地図をコピーして、そこにペンで印をつけてファックスで送って下さい。」と言われました。 なんと、前時代的な!と思いましたが、結局、言われた通り、住宅地図を広げてコピーし、〇印を付けて、改めてFAXで送りました。  


また、こういうこともありました。職員の方と連携して、時間を切られた仕事をしていた時のことです。午後6時頃、自宅に程近い喫茶店で書類を読んでいた私は、急ぎ市役所本庁に長い文章を送らなければならなくなりました。職員の方が「議員さん、ファックスで送れますか?」と聞くので、「いやそれはできません。今外にいるので(喫茶店ですが)…。 複雑なことじゃありません。ネットのサイトを見ながら説明すると分かり易いから、そっちで同時に見てもらいながら、口頭で文章を読み上げて説明します。」と答えました。 すると「ネットがすぐに見れないんです。今から議員さんのところに行きますよ。それでひざ詰めで話をした方がぜったい早い。どちらにおられますか?」と返されました。 今からこのためにこっちに来るのか?と驚きました。 その時はその職員の方の熱意に打たれて、結局、私が本庁に片道25分の道を戻ることになりました。


この他、上記例と似た背景から、部署のメンバー全員が同時に送ったメールを見ることができるグループアドレスはなく、部署内の文書取扱担当なる役割の人に送ってしかる後に必要な別の人物にシェアされるそうです。一つの情報を送り、シェアしてもらうのに非常に時間がかかることになっております。 


上記何れも、民間企業に勤めていた私の感覚からは、理解しがたいことが起こっていると思いました。


総務省自治体DX推進計画

自治体のデジタルトランスフォーメーション(以下DX)については、総務省が定めた「自治体DX推進計画」があり、ここで自治体が重点的に取り組むべき事項・内容並びに、中央省庁による支援策等がまとめられています。 各地方自治体はこれに沿って進めていくことになります。

「自治体DX推進計画概要」 (👇の画像が表紙です)

https://www.soumu.go.jp/main_content/000727132.pdf

自治体DX推進計画概要
 

そこには、重点取組事項として、

●自治体の情報システムの標準化・共通化、 ●マイナンバーカードの普及促進、 ●行政手続のオンライン化、●AI・RPAの利用推進、●テレワークの推進、●セキュリティ対策の徹底

が挙げられております。

(👇上記計画概要2ページから該当部分抜粋。赤字部分ご参照。)

 自治体DX推進計画概要2


倉敷市はほぼ全てに遅滞なく体制を整えようとしており、特に最初の「自治体の情報システムの標準化・共通化」については、 政府のガバメントクラウド先行事業(市町村の基幹業務システム)」に、高松市・松山市との協議会が選ばれるなど、顕著な進展を見せております。

関連するリンクを貼ります。

👇倉敷市HP
https://www.city.kurashiki.okayama.jp/item/143525.htm


👇デジタル庁HP
https://www.digital.go.jp/news/ZYzU5DYY/



しかし、そうした中でも、足元の庁舎の中では、前述の前近代的なコミュニケーション体制が維持されています。


なんとかして欲しいというのが質問の趣旨でした。



石橋を渡らないという選択

執行部の回答は、本市では、セキュリティ確保を理由に、平成28年に外部通信環境と、市の通常の業務通信環境を意図的に切断した。部署によっては負担があることは知っている。これからもセキュリティの確保と業務の効率化と同時に進めたい、というもの。


行政なので、個人情報保護や外部からの侵入防止が何より重要で、多少の不便はやむを得ないとも聞こえました。


確かに、行政は個人情報の塊です。 社会福祉から収税関連情報まで、もし情報が丸ごと漏洩すれば、そのインパクトは大きいです。


その点、そもそもインターネット環境につながないという対策は、最も安全確実で、その効果には誰も文句を言えないでしょう。 石橋を叩いて渡るより、そもそも石橋なんて渡らないほうが安全に決まってます。 それにしても、職員の個別のPCからネットの接続を断念してメリットの享受を大きく限定するのは極端で、何か次善の策はないのかとの思いは残ります。 また、平成28年にこの外部と切断するという大胆な決断をして、そのまま6年間状況に進展がないのは残念です。



情報セキュリティが大切なのは行政だけでない

情報セキュリティ確保が重要なのは、何も行政ばかりではありません。民間企業でも個人情報等や営業上の秘密の漏洩は、社会的信用や評価(reputation)の低下に直結し、ガバナスや管理体制の欠如は株価下落を招来します。 もちろんシステムがロックされ業務が滞ると業績にも直結します。 それら全てが、不祥事として関係者の処分のみならず、経営陣のクビも簡単に飛びます。


個人情報漏洩は、民間企業であっても、万が一にも起こってはいけない出来事です。そうした中で、緊張感を持ってその時々のベストと思われる安全対策を施し、情報イノベーションの成果を取り込もうとしているのです。 でないと、競争に勝ち残れないからです。


私は、何より情報セキュリティを重視することは、役所の強い社会的使命感や責任感の裏返しであり、とてもありがたいと思います。 しかし、「行政は特別」「だから営利企業に比べ効率が下がるのはしょうがない」というのが言い訳になっているようにも感じます。


そもそも、外部につながるPCを限定するとしても、それを常時立ち上げていない部署が多いのではないでしょうか? 情報化・効率化への渇きが十分なのか確かめたい気分になります。 もし、素早い情報収集を、個人のスマホやタブレットに依存しているとしたら、まっとうな職場環境だとは思われません。


生産性を上げるのは、官民を問わず、待ったなしの日本全体の課題です。全国民が意識して取り組む必要があります。 特に、昨今の円安の漸進傾向から、日本のドルベースの国別生産性比較(順位)はさらに悪化していくでしょう。 国をよくするのは一人ひとりの取組の積み上げともいえます。


つまるところ、問題は自治体のシステム化を指導する立場の総務省にあるのでしょう。 ただし、自治体だけでも、外部と繋がるPCを立ち上げている時間の改善や、職員の面倒感のマインドセットを変えることはできるはずです。


県や国の体制もこうなのか、折に触れ確認してみたいと思います。

以上

学ぶことは生きること

岡山自主夜間中学移転

岡山自主夜間中学新校舎落成式に出席しました。

夜間中学とは、戦後の混乱、病気や不登校、外国人子弟などが理由で、義務教育を十分に受けられなかった人に「学び直し」の場を提供するところです。岡山自主夜間中学は、2017年に有志により設立されました。岡山市も2025年度までを目標に、公立夜間中設置の検討を始めています。


「新校舎落成」とは、制約の少ない私有ビルの中に新しい教室を確保し引っ越すことで、改装や備品の搬入は生徒さんにより行われました。

👇式典の報道です(山陽新聞 MSNニュース)
岡山自主夜間中 常設教室を設置 表町商店街内 150人が使用可能



👇これは引っ越しの様子 (KSB瀬戸内海放送ニュースより)



「学ぶことは生きること」


ことばの意味を知り、読み書きに不自由しなくなること、算数や基礎的な自然科学を学ぶことは、実社会での生活力に直結します。様々な事情で欠けていた集団生活の体験や学びの喜びを知ることは、人生の欠落感を穴埋めする過程でもあります。

式典では、5人の生徒さんによる作文が本人達により披露されましたが、みな心から勉強したいという気持ちにあふれていました。また、ここに来て自分は一人ではないと気付いたという生徒さんもいました。本当に心を打たれました。

岡山自主夜間中学が標ぼうする「学ぶことは生きること」が、本当によく理解できました。

👇は一般社団法人岡山に夜間中学を作る会 城
之内庸仁理事長の挨拶の様子。
岡山の夜間中学活動はこの方の情熱によりここまで広がって来ました。

並んでいるのは生徒さん。年齢も国籍もここに至るまでの学習経験もさまざまです。
岡夜中1


「誰一人置き去りにしない教育を求めて」

私は倉敷市議会議員ですが、倉敷市議会で質問させていただいたご縁で、今回来賓として呼んで頂きました。市内に
公立夜間中学を設置できないかとの問いに対して、倉敷市は、現在市立定時制高校を5校運営、その他の引きこもり支援事業も行っていることから公立夜間中は当面設置予定はない、との答弁でした。

岡山市において公立校が設置されても、当面自主夜間中は継続する予定と聞いております。私も倉敷市でのサポーターとして、できるお手伝いはしていくつもりです。
岡夜中3


関連する質問をした、昨年の9月議会議会報告のリンクを貼ります。
1)夜間中学を必要とする人たちの実態は?
http://blog.livedoor.jp/ash_ashida1185/archives/11120478.html


2)夜間中学は設置する状況にない
http://blog.livedoor.jp/ash_ashida1185/archives/11159389.html


3)市立定時制高校附属中学として設置を
http://blog.livedoor.jp/ash_ashida1185/archives/11166289.html


以上

ギャラリー
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