ボートレース児島改修計画

昨日市長会見があり、ボートレース児島のパークエリア整備事業について公表がありました。

市長定例会見(15分2秒以降)と地元新聞報道をご参照下さい。

令和7年8月度市長定例会見
https://youtu.be/r0R2ZUs9cag?si=fxfOo2FVMjkmPdj-



山陽新聞報道
https://www.sanyonews.jp/article/1782297



ボートレース児島は、2027年秋に向け施設のコンパクト化工事を進めています。

老朽化した観戦スタンド棟をコンパクト化しながら改修し、フードコートやキッズパークも備える家族連れが楽しめる施設とする予定です。2027年度完成を目指し昨年から工事が進められています。

計画の全体イメージについては、少し古いですが、下の2022年のTV報道をご覧ください(工事予算は166億円、完成年度は2027年度秋にそれぞれ変更されております)。




入場者は大幅に減少中 舟券販売のリアル

昨日発表されたのは、これと同時に行われる駐車場エリアの活用に関するものです。

インターネットと電話による舟券(賭け券)販売の発達で、全国的にレース場を訪れる人が減少中です。ボートレース児島も業績自体は、純利益がR5年まで3連続して50億円を超えるなど絶好調で、もうすぐ公表されるR6年度決算でもその勢いは変わりません。しかしながら、舟券売り上げの75%以上が電話投票によるもので、レース場での販売は全体の5%にも届かないため、観覧施設は閑散としており、駐車場も大幅に空いている状態です。

パークエリア整備事業は、余った駐車場エリアを利活用するものです。

新たに作るものは、
・スケートボード・BMXパーク(約1000㎡)
・3x3バスケットボールコート(2面)
・芝生広場(約880㎡ 多目的ゾーン、休憩ゾーンなど)
・パークセンター(新築建物)
・健康遊具等を配置したフィットネスエリア
等々です。

全体配置平面図(市公表資料から) 駐車場の一角に設けることが分かると思います。

R7.8.25_ボートレース児島パークエリア整備事業について(御報告) (1)_ページ_4b
市が公表した資料にあるコンセプトには、「スポーツに触れ合う環境づくり」や、「多様なアクティビティが行える」「地域のステーション施設」などの気軽で積極的なレジャーを楽しむ施設とする意図がうかがえます。


次は鳥瞰図です(市公表資料から)


R7.8.25_ボートレース児島パークエリア整備事業について(御報告) (1)_ページ_4c

アーバンスポーツの練習場を作る案は地元児島商工会議所を始めとして、地域から要望があったもの。それに応えてくれたことを評価したいと思います。

私は本格的な練習場にすれば、ここを練習場とする地元の学校に競技力の高いアーバンスポーツ部が発達し、学校の特色が作れると思っておりましたが、残念ながらオリンピックで使用された有明の競技場の半分ほどの面積で、起伏も優しい初中級者を対象としたものになるようです。

以下それぞれの詳細です。市長記者会見で使用されたスライドをスキャンしたもので画質が悪くですみません。(市公表資料から)
R8年8月市長会見_ページ_14b

R8年8月市長会見_ページ_14c

R8年8月市長会見_ページ_15b



次は、パークセンターの内部レイアウトと今後の日程です(市公表資料から)
R7.8.25_ボートレース児島パークエリア整備事業について(御報告) (1)_ページ_5b


もうひとつ要望が実現

一番上の全体配置図図の右下に見える「フィットネスエリア」には、ストレッチやぶら下がりができる器具が置かれるそうです。

これはボートレース児島と児島海員学校跡地、児島環境センター横芝生広場の海沿い3市有地を連携して活用して欲しい、具体的には3拠点を繋ぐウォーキングコースを作り、それぞれの場所にはストレッチ器具を置いて欲しい、とした私が市議会議員になって最初の議会要望に沿った内容となっております。
こちらも実現を感謝します。

令和10年は倉敷市立短期大学の児島駅前移転後新校舎の開校です。
これから公共施設の再編が加速していきます。

あとはこれを活かしきる市民側のソフト対応が求められます。
この面でもやりたいことはいつくもあります。
頑張ります。

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以上