🌊 「死体」を沈めるのではない。 「栄養」を還すのだ。
皆さんは、瀬戸内海がいま「きれいになりすぎた」ことで、魚や海藻が育たない**「貧栄養化」**に苦しんでいることをご存知でしょうか。
一方、里山では増えすぎたイノシシが農作物を荒らし、駆除された個体の多くは多大なエネルギーを使って「焼却処分」され、CO2を排出しています。
この「山の負」を「海の恵み」へと転換する。
それが、私が提唱する**『イノシシ海洋還元事業(もうひとつのカーボンリサイクル)』**です。
ここであらためて構想を纏めます。
🏛️ 行政の壁、強い嫌悪感と拒否感
私はこの構想を倉敷市議会の質問でも取り上げました。
「住民や消費者の心理には十二分に配慮し、有害でないこと、魚介類の育成に一定の効果があることを検証するため、県の農林水産総合センターなどに研究事案として提案してもらえないか?」
しかし、返ってきたのは噛み合った答弁ではありませんでした。事前打ち合わせの段階から「容器に入れて中身を還元し、後で容器を回収する」と明言しているにもかかわらず、「廃棄するなんてあり得ない」という発想から抜けられず、強い嫌悪感や拒否反応を示され、質問当日まで全く理解されることはありませんでした。後日ある職員から「制度的のすき間を縫う脱法行為に見える」との感想も聞きました。
役所からイノベーションは生まれない??
そう感じた瞬間でした。だからこそ、私は既存の「処分」という枠組みを壊し、新しい「環境改善技術」としての道筋を切り拓くのがいいのではと考えております。もともと、処分方法と海の貧栄養価の2つの課題を同時に解決する一石二鳥を狙う発想でした。
🌊 「処分」から「環境再生」へのパラダイムシフト
この事業は、単なる廃棄物処理ではありません。
**「山の命を、海の栄養として還す」**という、世界に先駆けた資源循環モデルです。
【この事業がもたらす3つの価値】
豊かな漁場の再生:分解された栄養分(窒素・リン)がプランクトンを育み、魚を増やします。
脱炭素の実現:焼却によるCO2排出をゼロにし、藻場の成長を促すことでブルーカーボンを創出します。
島嶼部の課題解決:埋却場所が限界に近い島々において、持続可能な解決策となります。
🔬 科学的な対話で未来を創る
「海に沈める」という言葉の生々しさを超え、科学的データと地域との共感に基づいた運用を目指しています。 環境省からは「容器を回収する前提であれば、海洋投棄に当たらない可能性がある」との示唆を得ており、地元漁協関係者からも「面白い、ぜひ進めてほしい」との支持のコメントをいただいています。
これは「害獣」を「資源」に書き換える挑戦です。 行政が動かないのであれば、民間の知恵と科学の力を結集し、外側から風穴を開けていく。 瀬戸内海を次世代に豊かなまま引き継ぐために、私はこの「もうひとつのカーボンリサイクル」の実現に向けて、歩みを止めません。
▼ 実際の質疑内容や構想の詳細はこちら
http://blog.livedoor.jp/ash_ashida1185/archives/23287636.html








