英国は終息間近⁉︎

緊急事態措置の中で、日々の暮らしが息が詰まるようになっています。

そうした中、今日本で主流になりつつある英国型変異株の発祥の地である英国の現状はどうなっているのでしょうか。項目ごとに見ていきます。(データ出所は全て:
GOV.UK  Coronavirus (COVID-19) in the UK

◆ 日別死者数推移 :👇 (陽性確認後28日以内死者数)

https://coronavirus.data.gov.uk/details/deaths#card-deaths_within_28_days_of_positive_test_by_date_of_death

UKテスト陽性28日以内死者
出所:GOV.UK  Coronavirus (COVID-19) in the UK

英国は累計死者数は13万人弱に達し、1月中旬には1日当たりの死者数が1千人を大きく上回っていましたが、ここ一週間近くは一桁台に留まっています。
(1月19日:1,358人 → 5月13日:6人)
(グラフでは軸目盛など見えにくいので、詳細はリンクをご参照ください。)




◆ 日別陽性確認者数推移
:👇 (検体採取日基準陽性者数) 
https://coronavirus.data.gov.uk/details/cases#card-cases_by_specimen_date
UK採取日基準検査陽性者数
出所:GOV.UK  Coronavirus (COVID-19) in the UK

陽性確認者数も最悪期には日当たり8万人を超えましたが、足元では大幅に減りました。
(12月29日:81,523人 → 5月13日:1,953人)
(グラフでは軸目盛など見えにくいので、詳細はリンクをご参照ください。)



◆ 累計ワクチン接種者推移 :👇 (ワクチン1回以上接種者数累計推移、3つ目のグラフをご覧ください)

https://coronavirus.data.gov.uk/details/vaccinations#card-people_who_have_received_1st_dose_vaccinations_by_report_date

export
出所:GOV.UK  Coronavirus (COVID-19) in the UK

ワクチン接種数も進んでおり、1回以上接種者が3,630万人以上、2回接種者は約1,970万に達します。人口が68百万人の国であり、国民の半数以上が1回以上接種している計算です。感染が広がらなくなる集団免疫を獲得するには、接種者が国民の7割から8割を超える必要があるとされるため、まだ時間がかかるでしょうが、状況は大きく改善しているだろうことはことは容易に想像できます。




接種が進んだ国は他にもあります

以下は世界でワクチン接種が規定回数分(2回もしくはワクチン種類によっては1回)完了している主要国とその人口に対する割合です。

(出所:John Hopkins Coronavirus Resource Center,  日本時間 5/16 22:00時点)

国名 接種完了率
イスラエル 56.29%
チリ 39.53%
UAE 39.27%
米国 37.10%
(👉 日本   1.24%)

日本でワクチン接種がここまで進むまでにはまだ相当時間がかかるでしょうが、海外では克服に近い事例も現れ始めています。

なんとか耐えてこの苦境を乗り越えたいです。

がんばりましょう。


以上