倉敷市議会議員 あしだ泰宏ブログ - あしたを創るあしだです!

倉敷市議会議員 芦田泰宏のブログです。

環境

山の負を海の恵みに──イノシシ海洋還元という挑戦

🌊 「死体」を沈めるのではない。 「栄養」を還すのだ。

皆さんは、瀬戸内海がいま「きれいになりすぎた」ことで、魚や海藻が育たない**「貧栄養化」**に苦しんでいることをご存知でしょうか。

一方、里山では増えすぎたイノシシが農作物を荒らし、駆除された個体の多くは多大なエネルギーを使って「焼却処分」され、CO2を排出しています。

この「山の負」を「海の恵み」へと転換する。 それが、私が提唱する**『イノシシ海洋還元事業(もうひとつのカーボンリサイクル)』**です。

ここであらためて構想を纏めます。


🏛️ 行政の壁、強い嫌悪感と拒否感

私はこの構想を倉敷市議会の質問でも取り上げました。

「住民や消費者の心理には十二分に配慮し、有害でないこと、魚介類の育成に一定の効果があることを検証するため、県の農林水産総合センターなどに研究事案として提案してもらえないか?」

しかし、返ってきたのは噛み合った答弁ではありませんでした。事前打ち合わせの段階から「容器に入れて中身を還元し、後で容器を回収する」と明言しているにもかかわらず、「廃棄するなんてあり得ない」という発想から抜けられず、強い嫌悪感や拒否反応を示され、質問当日まで全く理解されることはありませんでした。後日ある職員から「制度的のすき間を縫う脱法行為に見える」との感想も聞きました。


役所からイノベーションは生まれない??

そう感じた瞬間でした。だからこそ、私は既存の「処分」という枠組みを壊し、新しい「環境改善技術」としての道筋を切り拓くのがいいのではと考えております。もともと、処分方法と海の貧栄養価の2つの課題を同時に解決する一石二鳥を狙う発想でした。


🌊 「処分」から「環境再生」へのパラダイムシフト

この事業は、単なる廃棄物処理ではありません。 **「山の命を、海の栄養として還す」**という、世界に先駆けた資源循環モデルです。

【この事業がもたらす3つの価値】

  1. 豊かな漁場の再生:分解された栄養分(窒素・リン)がプランクトンを育み、魚を増やします。

  2. 脱炭素の実現:焼却によるCO2排出をゼロにし、藻場の成長を促すことでブルーカーボンを創出します。

  3. 島嶼部の課題解決:埋却場所が限界に近い島々において、持続可能な解決策となります。


🔬 科学的な対話で未来を創る

「海に沈める」という言葉の生々しさを超え、科学的データと地域との共感に基づいた運用を目指しています。 環境省からは「容器を回収する前提であれば、海洋投棄に当たらない可能性がある」との示唆を得ており、地元漁協関係者からも「面白い、ぜひ進めてほしい」との支持のコメントをいただいています。

これは「害獣」を「資源」に書き換える挑戦です。 行政が動かないのであれば、民間の知恵と科学の力を結集し、外側から風穴を開けていく。 瀬戸内海を次世代に豊かなまま引き継ぐために、私はこの「もうひとつのカーボンリサイクル」の実現に向けて、歩みを止めません。


▼ 実際の質疑内容や構想の詳細はこちら
http://blog.livedoor.jp/ash_ashida1185/archives/23287636.html



#イノシシ海洋還元

#瀬戸内海

#貧栄養化

#ブルーカーボン

#脱炭素

#資源循環

#カーボンリサイクル

#環境政策

#倉敷市議会

#あしだ泰宏

#瀬戸内海モデル

ブラジル環境ミッションと瀬戸内海の海ごみ対策

少し前になりますが、日本財団オーシャンズXのご縁で、ブラジルからの環境ミッションの岡山での打ち上げに参加しました。
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(中央は何の旗でしょうか?私が暮らした街ベレンのあるパラー州の旗です(懐かしかった!)。左右の二人はパラーから来ました。私のテンションも上がりまくりでした。

それにしても、ポル語を喋るのはまだ片言いけるけど、聞く方はもう本当にしんどかった。)


本事業は、JICA(国際協力機構)のプログラムの一環として、日本の海ごみ対策を学ぶために来日されたもの。約1か月弱、日本各地を視察されています。
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「みんなでびぜん」の協力で鹿久居島の海岸に上陸した御一行。


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(往復の船内では地元小学生との交流が行われたそうです(私はこの場にはおりませんが))


岡山県では、備前市・鹿久居島での海ごみ清掃に参加。地元メディア(山陽放送)でも報道されました。
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rsk/2436938?display=1


ブラジルは自然豊かな国ですが、熱帯雨林破壊に加え、海洋、とりわけプラスチック汚染が深刻化しています。今回のミッションには、サンパウロ州環境公社(CETESB)など政府系機関も参加し、日本の官・民・および官民連携による環境保全の仕組みを学ぶことが目的とされていました。

私自身、大学時代に1年間過ごしたアマゾン地域(何と39年前!のこと)では、河も海も汚染とは無縁に見えました。いまなおブラジルは永遠の恋人です。

日本の環境保全の知見が進化し、それがブラジルの未来に資するのであれば、これ以上うれしいことはありません。

引き続き、地域から世界へつながる取り組みに関わっていきます。

参加されたCETESBの方(弁護士)のSNSはこちら。
https://www.instagram.com/p/DUNHXFxky03/

#海ごみ対策
#瀬戸内海
#備前市
#国際協力
#JICA
#環境政策
#あしだ泰宏
#新風くらしき
#倉敷市議会議員

おかやま海ごみゼロ大作戦中高生実行委員会


12月22(月)に、海ごみ清掃を進める中高生の団体が、倉敷市の小松副市長と面談するお手伝いをしました。
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団体は「おかやま海ごみゼロ大作戦中高生実行委員会」といい、NPO法人グリーンパートナーおかやま(GPO)の活動に参加する中高生さんたちが、活動を主体となって進めるために、自ら立ち上げたものです。


11月2日(日)に行われた倉敷市主催の六口島での海岸清掃には👇、
http://blog.livedoor.jp/ash_ashida1185/archives/29840905.html

彼ら/彼女らが企画段階から加わりました。今回の訪問は、副市長への表敬と海岸清掃イベントの報告が目的です。


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活動は日本財団の瀬戸内オーシャンズX👇
の後押しをきっかけに、瀬戸内海の他県の団体との連携も始めています。六口島での清掃イベントも、同じ問題意識を持つ松山市や宇和島市の生徒さんらが参加しました。

https://setouchi-oceansx.jp/



瀬戸内海はひとつ。


自治体が違うとはいえ、閉鎖性海域で環境改善に時間がかかるのはどこも同じです。悩みを分かち合う自治体の生徒さんたちが、問題意識を持って力を合わせるのは非常に意味があり、頼もしい限りです。


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今後とも拡がりが期待できるこの活動。私も議員としてできる限り協力していきたいです。



#海ごみ #ビーチクリーニング #海岸清掃 

#おかやま海ごみゼロ大作戦中高生実行委員会 #NPO法人グリーンパートナーおかやま #瀬戸内オーシャンズX #倉敷市 #倉敷市議会議員 #新風くらしき #あしだ泰宏

瀬戸内海の海ごみ清掃イベントに参加

11月2日に下津井沖の六口島で海岸清掃のイベントに参加しました。島の海岸清掃はこれで5回目です。
今回の主役は中学・高校・短大の生徒さんです。
イベントは倉敷市が主催。日本財団(せとうちオーシャンズ X )がサポートし、私が所属するNPO法人グリーンパートナーおかやま(以下GPO)は参加者を集めるのに協力しました。
これまでGPOで一緒に活動してくれていた倉敷市立短期大学や倉敷翔南高校、倉敷鷲羽高校の生徒さん、また岡山市や遠方から参加してくれた川ゴミ海ごみ清掃中高生実行委員会のメンバーも参加してくれ、大いに盛り上がりました。


👇イベント報じる地元山陽放送ニュース
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/rsk/2264449


👇
(写真に説明をつけています)

20251102_100930(芦田様)
清掃中の様子1 今回は現場監督ではないので、ごみ清掃に集中できました。

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清掃の様子2 撮影してくれる方に感謝


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船の手配は日本財団。これまで利用した地元の船でないのが残念。
ランプ付きのミニフェリーでパッカー車を現地に持参する大掛かりな段取り。人は遊覧船で運び、フェリーに横づけし、て上陸する手の込んだ方法で上陸しました。


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現地は下津井沖の六口島ですが、一般に知られた海水浴場ではなく、船からしかアクセスできない小さい海岸です。

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学生の参加者は約50名。地元児島からの短大と中高生約30人に加え、グリーンパートナーおかやまで活動している岡山や愛媛の生徒さんも加わりました。報道や関係者を含め、70‐80人程度が上陸しました。
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(Before1) ほぼ手つかずの海岸でごみの密度が高い(ひどい)現場でした。

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(Before2) 斜面に向けて吹き上がったのか、発砲スチロールの破片が上に向かって散乱している衝撃の場所。この光景は初めて。

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(Before3)

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大勢で一気に清掃します。 途中から風が強まるとの予報で、1時間で切り上げざるを得なかったのが残念。

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(After1)

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(After2)

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(After3)


20251102_094729(芦田様)
まだ取り残しはありますが、次回この現場に上陸した時にやるべし。


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ニュース映像にも映りました💦(リンク画像の43秒付近)

#環境保護 #海ごみ #海洋漂着ごみ #海岸清掃 #ビーチクリーニング #六口島 #瀬戸内海 #日本財団 #瀬戸内オーシャンズX #みんなでびぜん #グリーンパートナーおかやま #倉敷市 #倉敷市議会 #新風くらしき #あしだ泰宏

【動画】あしだ泰宏政策集2025 /05環境・レクレーション

あしだ泰宏の政策を紹介する動画です。5回目は「環境・レクレーション」。

内容は、
ウォーキング・ハイキングコース〜 0:26
瀬戸内海の環境を守る〜 2:15
漁業を守る〜 3:40
です。

聞き手は親なきあと相談窓口本部代表 兼 親なきあと財産管理サポート協会代表 「親なきあと」財産プランナーの梶野雅章さんです。



以上

#倉敷市議会議員 #環境 #レクレーション #海ごみ #海洋ゴミ #瀬戸内海 #閉鎖性海域 #漁業を守る #管理運転 #新風くらしき #あしだ泰宏




釜島クリーン大作戦2023


今年も行きましたビーチクリーンアップ!NPO法人グリーンパートナーおかやま主催のイベントです。

参加者は約50人。今回は初めて倉敷市のテリトリー(釜島 = 無人島💚)が会場です。地元の高校、短大に通う生徒さんや先生にもご参加頂きました。(ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました!)


約120袋/点のゴミ及び粗大ゴミを回収しました。


生活の海瀬戸内海です。「環境保護」という地球規模の話も大事ですが、瀬戸内海に住む人間としてもっと身近で切実な、生活環境美化や食物資源保護(≒漁業保護)の観点も大切にしたいと考えています。


また、日頃から行政の枠を超え、“瀬戸内海”が主語になる活動をしたいと考えています。


NPOグリーンパートナーの活動を、これからもお手伝いして参ります。(写真に説明をつけています)


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渡船に2回に分けて乗り、現地へ向かいます。

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瀬戸大橋下をくぐって進みます。

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釜島の西の浜に上陸。この島の最も大きいビーチです。


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グリーンパートナーおかやまの藤原瑠美子理事長(中央)の開会挨拶。


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海岸に広く展開して活動します。

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大潮だと砂浜の過半が水没するため、ゴミは砂浜奥の藪に吹き寄せられて溜まっています。



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発泡スチロールが多かったですが、こうした漁具も少なからずありました。

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集めたゴミは計量しました。


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帰路に船に積んで港へ帰ります。

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港に仮置きしたゴミは、翌朝倉敷市から回収に来てもらいました。

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発泡スチロールはすぐに溢れるほど劣化していたので、こうした掃き掃除が欠かせません。

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回収完了!


#グリーンパートナーおかやま #釜島 #釜島クリーン大作戦 #ビーチクリーニング #ビーチクリーン #beachcleaning #beachcleanup #瀬戸内海 #出会いの海 #せとうちオーシャンズX





瀬戸内海の無人島でビーチクリーンアップ

今年もやります。海岸清掃!

今回の舞台は、初めての倉敷市内(!?)下津井沖の釜島です。
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(これが釜島です)

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(きれいに見える海岸ですが…)

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(たくさんゴミが打ち寄せられています)


大まかな日程は以下の通り。
【主催】NPO法人グリーンパートナーおかやま
【日程】5月21日(日)
【場所】倉敷市下津井沖釜島 渡船たい公望付近集合
【当日の予定】
     8:00 集合
     8:30 出港
     9:20 清掃開始
    10:50 終了
    11:35 解散   (雨天決行)
【申し込み】メールかファックスで直接NPO法人グリーンパートナーおかやままで。私と面識がある方は私が承ります(直接申し込みも可)
詳しくは添付のフライヤーをご参照ください。
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なお、昨年の企画は、以下の投稿でレポートしています。

以上

#環境 #SDGS #グリーンパートナーおかやま #ビーチクリーンアップ #ビーチクリーニング #BEACHCLEANING #BEACHCLEANUP #海ごみ #海岸清掃 #釜島 #倉敷市議会議員 #新風くらしき #あしだ泰宏

海洋並びに川ゴミ削減への取組【2月議会報告13】廃棄物管理と海洋資源保護(3)

海ごみは川ゴミ、川ゴミは陸ゴミ


👇録画のリンクはこちらです。
該当時間帯
質問: 24分58秒~25分59秒

答弁: 41分08秒~44分01秒
https://kurashiki.media-streaming.jp/recording/meeting/detail/1007



Q13. 倉敷市は、母なる高梁川に加え、瀬戸内海に面した長大な海岸線がある。また、岡山市と並び用水路が網の目のように巡り、海洋(プラスチック)ごみや、その元になる河川ゴミの削減を主体的に進めなければならないと考える。取組状況は? 
(録画該当箇所:24分58秒~25分59秒)

A13.(答弁者:伊東市長) プラスチックごみを始めとした海ごみの発生抑制対策として、「岡山県海岸漂着物等対策推進地域計画」に基づき、回収した海ごみの処理や清掃活動への参加の呼びかけ、ポイ捨て防止等の不法投棄に対する取組を進めている。
また、令和2年度からは、高梁川流域市町と連携し、海ごみや川ゴミの発生抑制をテーマにした絵本を作成、配布し、令和3年度からは、流域市町の河川や海岸で実施した、ゴミの実態調査結果を活用したパネル展を流域市町で巡回開催するなど、啓発活動に取り組んでいる。また日本財団と瀬戸内海沿岸4県で作る瀬戸内オーシャンズXに協力してゴミの実態調査やコンビニでのペットボトルの回収事業も行っている。
海ごみや川ゴミの削減には、高梁川流域全体での取り組みと沿岸地域の協力が重要。引き続き、岡山県や関係自治体と連携して取り組んでいく。
 (前録画該当箇所:41分08秒~44分01秒)

解説と所感
私は瀬戸内海の環境保護に関心を持っておりますが、言うまでもなく海ごみ削減には、海に注ぐ川ゴミや、ゴミ自体の排出削減が不可欠です。これに加え、倉敷市は膨大な用水路網を持つ自治体であるため、水域流失ゴミの削減の先頭に立つべきだと考えております。

答弁にある「岡山県海岸漂着物等対策推進地域計画」では、市町村の役割について、以下のように定めています。市はこれらを進めていると回答しました。
・海岸管理者との連携と海岸漂着物等の処理への協力
・住民や事業者等への清掃活動の参加の呼びかけ、連絡調整
・適正処理・発生抑制についての普及啓発や、環境学習の推進
・不法投棄に対する適切な対応と廃棄物処理法の適切な運用の推進 等々

(岡山県海岸漂着物等対策推進地域計画)

👉:https://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/467618_3286861_misc.pdf

この他、絵本の作成やパネル展の巡回などの啓発活動や、日本財団と瀬戸内沿岸4県で作る環境保護活動である、瀬戸内オーシャンズXへの協力が挙げられました。

倉敷市における水域流失ゴミの対策には、高梁川流域全体での取り組みや、瀬戸内海沿岸自治体との連携が重要であるとの認識に全く異論はありません。 また、市内の農業用水の水系は、倉敷川に合流しつつ、主に児島湾につながっていると理解しており、岡山市や玉野市とも連携してもらいたいと考えます。

今後とも市の積極的な対応を促してまいります。

なお、瀬戸内オーシャンズX は、ユニークかつ成果を上げられそうな活動として注目しております。私がお手伝いしている海ごみ問題啓発団体であるグリーンパートナー岡山にもバックアップしてくれています。

ホームページと紹介ビデオを載せます。

👉 瀬戸内オーシャンズX HP : https://setouchi-oceansx.jp/

👉 紹介動画(15秒) 
https://youtu.be/4U3aFq_OOg4

👉 紹介動画(2分56秒)
https://youtu.be/MW9eM2CaCk4



222議会質疑投稿13


以上

プラスチック資源循環促進法施行後の対応【2月議会報告11】廃棄物管理と海洋資源保護(1)

議会報告を再開します。

6つめの大問と、内訳は次の通りです。

廃棄物管理と海洋資源保護
1)プラスチック資源循環促進法施行後の対応
2)リユース施策の取組
3)海洋並びに川ゴミ削減の取組
4)海洋資源保護と漁業振興


プラスチック新法

本日は最初の小問から。

👇録画のリンクはこちらです。
該当時間帯
質問: 22分42秒~23分39秒

答弁: なし(先行した議員と質問が重複したため答弁求めず)

https://kurashiki.media-streaming.jp/recording/meeting/detail/1007

Q11. 令和4年4月1日より「プラスチック資源循環促進法」(以下、プラ新法と略)が施行される。市町村は家庭から出るプラスチックごみを分別収集し、リサイクルに努めることとされるが、倉敷市はどう対応するのか。

(録画該当箇所:22分42秒~23分39秒



解説と所感

本問については、先に質問に立った議員から同一内容の質疑があり、執行部による答弁があったため、重複を避けるため答弁求めませんでした。


先行した議員への執行部の答弁は次の通りでした。

倉敷市では、環境省による関連支援事業を活用しプラスチックを「燃やせるゴミ」から

「資源ごみ」に変更する検討を進めている段階。 今後もプラ新法に基づいたプラゴミ

処理体制が整備できるよう取り組む。 

なお、検討の中には、衝撃により発火の危険性があるリチウムイオン電池や、汚れが付着したプラスチックごみなど、リサイクルの障害となる異物を取り除く作業や、分別区分の追加、収集日や収集体制の変更など様々な課題が含まれる。


プラ新法については、開始時期の規定がなく、市区町村の再資源化に向けた努力を促している段階であり、「検討中」という答えになっております。おかしな答弁とはいえません。


このプラ新法は、プラスチックを資源として再活用(再資源化)する、また、多種多様な製品に含まれるプラスチックを広く網掛けして再資源化体制を築くことを目的としています。


環境省HPから👉https://www.env.go.jp/recycle/plastic/pdf/gaiyou.pdf
プラ新法概要

具体的には、①プラゴミの排出抑制や、再資源化しやすくする商品設計とすること、 ②使い捨てプラスチック(ワンウェイプラスチック)の使用の管理(合理化)、③プラスチック廃棄物の分別収集、自主回収、再資源化体制の確立・構築 等からなります。


このうち、個人的には③を最も注目しています。③では、自治体がリサイクル業者と再資源

化に向け連携することが謳われ、再資源化を実現させるために、分別内容を定めることに

なっており、自治体の役割について踏み込んだ内容となっています。


また製造・販売業者についても、を自主回収・再資源化計画を立案させたり、排出業者についての規定も設けるなど、まさに包括的な内容となっております。

直ちに何が動くことでもないようですが、プラスチックごみの取り扱いについて大きな転換点となる法律ですので、今後の対応を見守ってまいります。


なお、資源再循環戦略については環境省が描いている大きな絵は、以下に説明されています。ここにある「3R+Renewable」は、今後のキーワードになります。

👉https://www.env.go.jp/council/03recycle/y0312-00/20190531s.pdf 
(環境省HP)
プラスチック資源戦略概要



補足:
リチウムイオン電池の発火の危険性について

なお、先行した議員への答弁にある、リチウムイオン電池の発火の危険性の周知活動(安易に捨てないよう促す)については、倉敷市は、学校の機能に着目した啓蒙を含むユニークな活動を、環境省の助成を得て進めております。


リチウムイオン電池処理困難対策集 (環境省HPから)

(P72~81ご参照)

👉https://www.env.go.jp/recycle/libtaisaku2.pdf

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以上


母校の生徒さんたちと対話しました


地元にある倉敷鷲羽高校の新聞部のみなさんから取材を受けました。

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先日の櫃石島の海岸清掃に、参加してくれた生徒さんたちです。

実際の海岸に立って、海洋漂着ゴミの堆積を見て驚いたそうで、環境保護への関心を高めてくれました。

私からは、海洋ゴミ清掃活動に参加した理由や、活動を通じて訴えたいことなどを説明しました。

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そして、環境を守ることは、いのちを守ることであることも伝えました。

生徒さんたちは、海岸清掃で得たSDGsに関する学びについて、今後自分たちなりの方法で発信してくれるそうです。

この活動をしていて、良かったと思える瞬間でした。

参加してくれて本当にありがとう!

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以上



瀬戸内海の島でビーチ清掃

与島・櫃石島クリーン大作戦2020

瀬戸内の島の海岸でのごみの清掃イベント、今回は主催者側のスタッフとして参加しました。
主催は、NPO法人グリーンパートナーおかやまです。
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以前から海ゴミ問題への関心は高く、何度かブログなどで紹介してきました。

【ブログ】
海底ゴミ回収イベント:http://blog.livedoor.jp/ash_ashida1185/archives/8071251.html


絶望海岸を希望の海に:http://blog.livedoor.jp/ash_ashida1185/archives/9317868.html


【フェイスブック投稿】
笹ヶ瀬川清掃:https://www.facebook.com/100005133043582/posts/2106014826246265/?d=n



櫃石島
今回ビーチクリーニングを行ったのは、香川県坂出市櫃石島の堂の浦海岸。香川県といっても、倉敷市下津井の目の前にある瀬戸大橋がかかる島です(海岸は正に下津井と目と鼻の先にあります)。
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漂着ごみ清掃は、櫃石島と与島の2ヶ所で同時開催され、日本財団の瀬戸内オーシャンズX(https://setouchi-oceansx.jp/)が後援して下さいました。

私が担当したのが櫃石島。約100人弱の人がチャーターした船、バス、路線バスで櫃石島に集合。午前中は海岸清掃、午後はオンラインイベントで過ごしました。

作業の様子です。

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戦果は、
燃えるゴミ    27袋  111.6kg
燃えないゴミ 128袋 238.4kg
合計     155袋 350.0kg
重量以上に、絡み、埋まり、すぐ毀れるプラスチックを始めとするゴミを集める苦労がありました。
参加者下さった方々も、一様に海洋漂着ゴミの深刻さに驚いたようでした。


BeforeとAfterを載せます。

【Before】

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【After】
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みなさんお疲れ様でした!
狭い海岸ながら、打ち寄せられたゴミの多さと、古いプラごみのもろさに、みな一様に驚いていておられました。
「閉鎖性海域」である瀬戸内海の環境保護は、沿岸に住む人たちの行動次第です。
ゴミの数だけ捨てた人がいます。捨てないのが最大の海ゴミ清掃だと、意識を高めていかなければいけません。
ご参加いただいたみなさん、お疲れ様でした。

当日の様子は地元紙にも紹介されました。

👇山陽新聞ニュース
与島と櫃石島でクリーン大作戦 ボランティアら海ごみ回収 

http://www.sanyonews.jp/article/1254855


以上

産業廃棄物との関連から規制できないか/【9月議会報告5】盛土による埋立の規制について(4)

引き続き市議会質問をレポートします。

今日の質問は、録画の25分13秒あたりから、29分13秒までです。
https://kurashiki.media-streaming.jp/recording/meeting/detail/949



7. 産業廃棄物処分規制に関し、岡山県と連携しているか?(15:55~21:05)

残り2問は産業廃棄物取り締まりを通じて、違法な埋立を発見できないかについてです。

盛土埋立と産業廃棄物の不法投棄は全く別のものながら、両者はしばしば結び付きます。今
回の熱海市の事例もそれが疑われる他、倉敷市内でも実例が発生しています。産廃不法投棄自体も根絶したいものですが、その発見体制の強化で、違法な埋立も合わせ見つけることができないかとと考え、質問をしました。

平成30年2月議会では、対規模林地開発を直接許可する岡山県と(埋立規制条例の適用範囲外の場合)、主に産業廃棄物行政を所管する倉敷市との情報共有の場である「開発行為に係る連絡調整会議」が今後行われると説明されたので、その後の実績を聞きました。

その結果、実績は件の議会の直前に行われた1回のみであることが分かりました。そのほかにも随時県とは情報交換しているとのことでしたが、3年間で1回だけとは事実上ないに等しいのでしっかりやってほしいと要望しました。

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(大規模盛土埋立地 本文と関係ありません)


8.建設残土が扱われる市内唯一の味野港の検査を強化しては? (21:05~25:10)

最後の質問では、産廃が混入される可能性のある建設発生土が陸揚げされうるのは、市内では唯一児島味野港であるため、そこの現物検査を強化できないか、と聞きました。

市では県から求められたルーティンの他、既に自主的に週4回港湾施設を見回りしているので、その体制を堅持していきたい、との回答でした。

私からは、「倉敷の海は手ごろである」として、内航船で運べば関西方面から安く早くまとめて貨物が運べるため、将来においても廃棄物不法投棄のため船を利用せんとする者があらわれるかもしれない、しっかり警戒するマインドを持って欲しいと要望しました。


👇 詳しくはこちらをどうぞ 👇
219議会質疑投稿4_ページ_1
219議会質疑投稿4_ページ_2
219議会質疑投稿4_ページ_3



つづく

レポート提出/豊島不法投棄現場視察

岡山政経塾のレポート共有です。

7月10日に香川県豊島の産業廃棄物不法投棄現場を訪問し、また、帰ってから関連する書籍(「もう「ゴミの島」と言わせない 〔豊島産廃不法投棄、終わりなき闘い〕」)を読んで肉付けをしました。

ここではレポートの中の「所感及び今後の取り組み」のみ抜粋し、レポートを下に添付することで報告とさせて頂きます。

事業者の違法かつ一方的な営業行為を、行政はどう食い止めることができるのかについて考えさせられました。熱海市では違法な開発地から発生した土石流で多くの方の命が奪われたばかりです。倉敷市内でも規模は違えど、熱海と豊島の両方の性格を持つ事例(規模は違うが)もあります。議員活動を通じてやるべき仕事の一つと考えております。




レポートから抜粋

【所感及び今後の取り組み】


  • 日本最大級の不法投棄事件で、前々職の商社で一時金属リサイクルを担当したこともあることから強い関心を持って問題と向き合えた。
     
  • 深刻化の背景には、粗野で威圧的な業者に委縮する、香川県職員の初動動作の誤りと、責任回避への強い意図があると感じた。 ありがちな公務員気質といえばそうだが、そのコストが公費約800億円投入であれば、共感は許されないともいえる。1オーナー企業による不法行為でこれほどまでの被害が生じることにも驚きを禁じえず。

  • 法律は実態に対して必ずしも完璧であるとは言えず、類似の事例が起こりそうになった時、行政はどのようにして再発を防止できるのか考えさせられた。
     
  • 廃棄物は違法な流入防止と、許可取り消しを含めた軌道修正が、どれだけ機動的に実効力をもって行えるか、研究しておきたい。

【レポート全文】
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【番外】

豊島は瀬戸内国際芸術祭の会場にもなっており、アート作品の展示が多数あります。
数こそ直島に劣りますが、個々の作品の存在感からインパクトは決して負けておりません。
今回の視察ではアート作品の展示も見学しました。
機会があればご報告します。
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以上




絶望海岸を希望の海に

ビーチクリーニング

先週末に、NPO法人グリーンパートナーおかやま(以下GPOと略)主催のビーチクリーニングイベントに参加しました。

参加するたびに海ゴミの現実に愕然とします。

場所は、瀬戸大橋の橋脚の立つ香川県坂出市与島です。

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以前からGPOの運動のお手伝いをしていて、塩飽諸島の海ごみ・漂着ごみに関するイベントのお手伝いもしくは参加するのは、これで4回目となります。

このブログにも過去投稿させていただきました。

[2020年12月:水島沖底引網]
http://blog.livedoor.jp/ash_ashida1185/archives/8195332.html

ブログを始める前のFacebookの投稿もあります。
[2019年2月:丸亀市手島ビーチクリーニング]



絶望海岸!?

瀬戸縦貫道の与島PA第二駐車場から、歩いて西北浜という現場に向かいます。
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近寄ると数えきれないくらいのゴミが漂着しています。ビン、かんもさることながら、発泡スチロール、ペットボトル、ビニールシート、漁具などのプラごみのオンパレードです。


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特にビーチから一歩入った草むら、岩場は、回収してもさらに下にプラごみがあります。どれだけあるんだと(絶望海岸)という言葉が浮かびました。

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また経年劣化したプラスチックがどれだけ脆弱になるか、マイクロプラスチック化がいかに進むかよくわかります。
動画が貼れないのでTwitter投稿のリンクを貼ります。


総勢約150人で掃除し、容積で軽トラと小型トラック3台分のゴミを回収しました。

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👆私です。

地元自治体の坂出市がパッカー車を含む収取車2台を派遣してくれました。

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講演とワークショップも

ゴミ掃除の後に地元与島中学で、環境省海洋環境室 飯野室長補佐からの講演と、感想を語り合うワークショップがありました。

1年間に瀬戸内海に流入するプラゴミは4,500tとの推測が紹介されました。
4,500tというと少なく聞こえますが、軽量なプラスチックなため、分量(容積)は想像がつきません。

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岡山県玉野市から参加しているある高校生は、「この小さな海岸だけでこの状態なら、瀬戸内海全体ではどれだけのゴミがあるのかと思う」という感想を言っていました。

大切な感想で
す。


いつもよく言うことですが、海岸沿いに住む人にとって、海はご近所であり、生活の場です。海ごみは言うまでもなく深刻な問題です。

発生元である陸に住む我々の発生・流失防止が重要であること改めて実感しました。

こういう企画には少しでも多くの人の参加をお勧めします。

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以上

テレビでも放送されました


倉敷市 市議会を前に あしだ泰宏

先日参加しここでも投稿した、海ごみイベントが、テレビで放送されました。
(日本財団提供「海と日本」)



東京から下津井に来たというお子さんに、海底から引き上げたナイロン袋がどれだけ簡単に破れるか説明している場面です。

下津井漁港にゴミのサンプルを引き揚げての場面でした。

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また乗船するところや

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船上での場面も

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下は同行した環境省の飯野さん。今回は有給を取って東京からお子さんと参加。

船の上では、海水の貧栄養化と魚の減少に繋がったと噂される下水道の排出基準の変更について、環境省が真剣に議論している話を聞きました。

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生まれた時から、いつも身近にあった海。
これからも環境問題、特に海中のマイクロプラスチック問題にはしっかりと関わって行きたいと思います。

海底ごみ回収イベント


忙しい活動の合間を縫って、NPO法人グリーンパートナーおかやま(以下GPO)主催の海底ゴミ底引きイベント「海底探検隊」に参加しました。

地元下津井漁協さんが全面的に協力です。
(早速地元紙記事にもなりました)




政治家秘書時代から、このGPOさんのイベントのお手伝いをしてきました。
https://www.facebook.com/100005133043582/posts/1182969848550772/?d=n



今回のイベントも、GPOが過去実績のある小豆島土庄町が最有力候補でしたが、岡山県内でインフラの整う地元下津井を推薦させてもらいました。


50人以上の方が参加。
屋外行事とはいえ、コロナ禍の中、人数は絞っております。
まずは協力してくれた下津井漁協さんの前で1日のガイダンス。
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瀬戸内海放送のテレビの取材も来ておりました。
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数少ない倉敷市の六口島の横を通って水島沖まで進みます。
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底引きに乗れなかった人は、遊覧船2隻にのって網を上げる様子を見学します。
遊覧船内でのガイドが面白かったそうです。

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底引き網にかかったヒトデやカニ類に交じりゴミがありました。
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ナイロン袋に、ビン、缶、ロープなどが混じります。
特に海中に長くあったナイロン袋が、いともたやすく裂けるのに驚き。
これがマイクロプラスチックの生まれる原因のひとつとなることに納得。

イベントに参加したちびっこにしっかり説明しました。

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実はゴミは思ったよりも少なめ。9月に地元漁協で年に2回の海底の掃除をしたばかり。
例年なら、台風シーズンを挟むとすぐゴミがたまるのだけど、今年は台風が来ずこの結果。

きれいなのはいいことなのだけれど。


海ごみ問題は、マイクロプラスチックの研究から、深刻な環境汚染としての共通認識ができつつあります。


引き続き強い関心を持ち、問題解決に少しでも力になれるよう頑張ります。

(主催のGPOおかやま理事長の藤原さんと)
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【追記】
海ごみとは関係ありませんが、元商社マン、特に金属の原材料を扱っていた私は、どうしても海から見た水島工場地帯、特にJFEスチール水島が気になってしまいます。
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高炉がしっかり見えます。テンションがあがります!
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以上
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