倉敷市議会議員 あしだ泰宏ブログ - あしたを創るあしだです!

倉敷市議会議員 芦田泰宏のブログです。

3R 🍀

議会活動の成果が出ました


一時多量ごみ引き取り許可制度創設

市議会議員になって2年、議会活動を通じて成果も出始めました。

倉敷市に、家じまいに際し、多量に発生する不要品の引き取りに関する新制度ができます。



一時多量ゴミ制度の概要2
これまで、家じまい不要品やゴミを、費用を払って引き取ってもらうサービスは違法でした。費用を払う以上廃棄物と見做され、廃棄物なら決まった日に集積場所に出すか、粗大ごみとして家の前に出して引き取りに来てもらうなどしかなかったのです。

このため、福祉施設への入居や子世帯への引っ越し、亡くなられた場合など、家をたたむ時に不要品が片付かないという問題がありました。

倉敷市は一定の条件の下、許可を受けた業者にこれを認めることになったのです。

令和5年1月10日~24日まで事業者向けの事前協議を行っており、2月14日から正式な許可申請書の受付が始まります。


2度議会で方針を質す
この問題については、当選してから2度議会で執行部の方針を質してきました(👇)
廃棄物行政の観点のみならず、3R(リユース・リデュース・リサイクル)の中で最もエコな、リユース産業の育成のためにも必要だと議会で説いてきました。


令和3年6月議会一般質問(すばりこの内容を聞いています)

議会録画も載せます。市長が答弁しています。25分18秒以降がこの質問です。



令和4年2月議会代表質問(リユース促進政策について質問しています)



担当部署からは

この制度を作るにあたり、倉敷市は条例改正を行いました。
改正に前後して担当部署からは、「こうやって議会で質問してくれた方が、行政ニーズがあるとして政策を進めやすい時もある。実は助かるんです。」と言われました。もちろん担当部署は独自に準備を進めていたとも思いますが、その後押しにはなった模様。


倉敷市は先進自治体に
こんな当たり前の制度が今までなかったのか?と不思議に思う方がいるかもしれません。
ところが廃棄物の取り扱いを厳格な監視に置くという日本の廃棄物行政の下で、これを認めている基礎的自治体は、実は全国で10市もありません。その意味で倉敷市は先進自治体になります。担当部署(一般廃棄物対策課)の行動力にも敬意を表したいと思います。

不要品の買い取りと称して家に入り、「捨てるものの方が多い」と手数料を徴収する、違法業者があとを絶たず、業界自体がグレーなイメージを持たれてしまう状態でした。

今後この制度を市民に周知すれば、しかるべきチェックを経た優良業者が、大手を振って取り組める事業分野となります。

制度改正に関与できてこそ議員だと思っていたため、嬉しい成果です。

以上

#3R #リユース #一時多量ごみ #家じまい #倉敷市 #倉敷市議会議員 #新風くらしき #あしだ泰宏




リユース施策の取組【2月議会報告12】廃棄物管理と海洋資源保護(2)

メルカリだけでなく

2つめの小問です。

👇録画のリンクはこちらです。
該当時間帯
質問: 23分36秒~24分56秒

答弁: 56分33秒~57分44秒

https://kurashiki.media-streaming.jp/recording/meeting/detail/1007



Q12. 3R(Reduce, Reuse, Recycle)と言われるものの、日本の法制度は廃棄物投棄規制や再資源化:Recycle:リサイクルが中心。廃棄を伴わない、本来最も環境にやさしいはずの Reuse:リユースについての政策、法律がない。リユースといえば、メルカリに代表される単品小口売買を思い浮かべるが、それに適さない一時に大量に発生する片付け発生品などもある。 行政としてリユースについてどう取り組むのか?


A12.令和3年3月改定の倉敷市一般廃棄物処理基本計画では、ゴミの発生を抑制するReduce:リデュースと、繰り返し使うReuse:リユースの2Rを優先・重視した取組を展開することとした。倉敷市リサイクル推進センター、クルクルセンターでは、木製家具の修理再生販売や、家庭の不用品の登録・紹介を行う家庭用品再利用銀行を設置している。また10月に同センターで開催しているリサイクルフェアでは、リユース食器を使用したフードコートやフリーマーケットも実施している。


解説と所感

ここで念頭に入れたのは、家庭で一時大量に発生する不要品をどう扱うかです。
家庭から発生する廃棄物は、産業廃棄物(以下産廃)や、事業所から発生する産廃以外の廃棄物(事業系一般廃棄物)と区別して、家庭系一般廃棄物と呼ばれます。

この家庭系一般廃棄物は、ごみ収集の日に近所の集積所に自分で出しに行くか、粗大ごみなら、予約して家の前まで引き取りに来てもらうのが基本です。自力で自宅から持ち出した後、市から委託を受けた業者が決められた場所から引き取ります。
ところが家庭系一般廃棄物と言っても、引越しや施設入所、遺品整理などで、家じまいから発生する一時大量発生ゴミは、家庭内に入って引き取って欲しいケースが多く、従来の制度の枠組みには入りにくくなっております。

また廃棄物の収集運搬には許可が必要なのですが、現在全国のほとんどの自治体で家庭系ごみを対象とした許可は出しておりません。

こうしたニーズに応えるのが不要品買い取り業者です。 しかし、これも不要品買取の金額の方が廃棄物処分料よりも高い場合だけ認められる業態で、引き取り手数料や不要品処分費用の方が高くなると、買取ではなく廃棄物の引き取りと判断され、無許可の廃棄物引き取りとして違法なビジネスとなります。 このため、買い取り業者に頼んでも、中古品としてリセールできる品物だけえり好みして持ち出し、片付けにならなかったり、足元を見て違法を承知で割高な引き取り料を請求する業者も珍しくないと聞きます。

高齢化社会が進む中、今後ますますニーズ増大が予想される家庭系一般廃棄物の引き取りにどう取り組むのかが、質問のポイントでした。

答弁では、最新の一般廃棄物処理基本計画では、リデュース・リユースを優先・重視する内容にしたと言いつつ、リユースについては、小口単品の再販を手伝う事業(不要となった中古家具などを受け入れ、展示して買主を募る倉敷市リサイクル推進センター〈愛称:クルクルセンター〉の活動や、家庭用品再利用銀行等々)が紹介されたのみでした。そもそも基本計画自体、答弁で主張するほどリユース事業について説明したスペースが多くないのが残念です。
倉敷市一般廃棄物処理基本計画【概要版】
家庭からの一時発生ゴミについては、引き続き制度の一層の充実が必要な分野として、マークしていかなければなりません。
222議会質疑投稿12_ページ_1
222議会質疑投稿12_ページ_2

以上

#家庭系一般廃棄物 #リユース #3R #一時多量発生ゴミ #家じまい #クルクルセンター #3R+Renewable #倉敷市 #倉敷市議会 #新風くらしき 
#あしだ泰宏 

ご存じでしたか? もう埋立ごみの日を忘れません!

もう埋立ゴミ収集日を忘れません

うっかりして、資源ごみや埋立ごみの収集日を逃したことはありませんか?

倉敷市が契約するゴミ分別アプリ「さんあ〜る」(Delight System Inc.製)を使うと、スマホで一発確認できるほか収集日の朝に通知を受け取ることができます

こんな画面です。
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黄色いシャツと古新聞マークが資源ごみ、割れたグラスとお茶碗マークが埋立ごみの収集日です。ごみ袋マークは言わずと知れた燃やせるごみです。


AndroidでもAppleでも使えます。
「さんあ〜る」で検索ください。
(👇これはGoogle Playの画面です。)
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アプリ内で自分の住む住所を設定ください。👇下の写真をご参照。

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全国統一の仕様ですが、岡山県内で契約しているのは、倉敷市を含む3市1町です。
(一般廃棄物対策課のみなさん、GJです)

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そもそもの収集日の設定にご注意下さい
お住まいが、丁目の境目だと隣の地区に合わせた収集日が設定されていることがあります。私の家は児島下の町7丁目ですが、収集ルートの都合か、隣接する10丁目と同じ日になっております。個別にご確認下さい。


以上、議員控室の世間話から得たミニ情報でした。(日向会派会長ありがとうございます)


【6月議会報告6】一般質問:家じまいの廃棄物

6月議会最後の質問項目です。


高齢者の家じまいに際し発生するごみへの対応について

Q7. 高齢化社会の進展につれ、施設への入所、子供世帯への合流、さらにお亡くなりになった方の家の片付けなどに際し、一時的に大量に発生するゴミの処分が社会的課題になっている。
倉敷市では、令和3年度4月から始まったばかりの「倉敷市一般廃棄物処理基本計画」で超高齢化社会への対応するとして、こうした一時多量ゴミの収集・運搬体制の整備を施策の一つに挙げている。どのようなことを考えているのかその具体的な内容を説明願いたい。


倉敷市議会録画中継(本問25分15秒付近から)
https://kurashiki.media-streaming.jp/recording/meeting/detail/921




A7. いわゆる一時多量ごみについては、一括して運搬・処分する仕組みがないのが課題。「倉敷市一般廃棄物処理基本計画」で新たな実施施策の一つとして取り組まなければならない問題である。どのような仕組みを構築するか倉敷市廃棄物減量等推進審議会で審議・検討をしていく。(伊東市長)


解説と所感

空家にも関連するテーマです。

家じまいに際し、一時に多量に発生する一般廃棄物の処理には、1)ご近所のゴミステーションに出すか、2)各地の環境センターに持ち込むか、3)粗大ゴミとしてあらかじめ予約した日時に家の前まで取りに来てもらうことになっています。しかし体力の低下したお年寄り、もしくは短期間の帰省で対応しようとする家族は大変な困難が伴います。

不用品買取業者を利用する方法もありますが、買い取り品を選り好みするあまり片付けにならなかったり、一括持ち帰りを頼むと高額な請求を受けたりします。一般的に回収業者が引取費用を受け取れば、引取品が無価値=廃棄物となりますが、今の制度下では家庭由来の一般廃棄物の収集・運搬業を許可しておらず、そもそもが正式には認可されていない業種でもあるのです。業者の中にはリスクに見合う利幅を確保するため、引取料を貰いながら再販不可の品物を不法投棄する業者も散見されると聞きます。

そもそも廃棄物の収集・運搬・処分自体が原則禁止されている事業で、条件付きで許可された業者のみ認めるとの制度の建付になっています。条例では産業廃棄物は厳格な許可・管理制度を敷き、一般廃棄物については事業所から出るものだけ認めておりますが、家庭から出る一般廃棄物は許可制度の隙間にあると言えます。これが家じまい多量発生ゴミの処分を複雑にしています。

事前の執行部の答弁案は、家庭由来の一般廃棄物の収集・運搬業の許可制度の見直し(制度新設?)を検討するという内容でした。これに反し議会での市長回答はあまり具体的な内容がないものに後退しましたが、これは市長の判断が反映されたもののようです。


リユース業界育成にも

質疑の最後でも触れたのですが、一時多量発生ごみの中にはリユース商品として価値があるものが含まれます。リユースというとメルカリに代表される個人売買ばかり話題となりますが、日本由来の中古品は「ユーズド・イン・ジャパン」品として輸出され、東南アジアなど海外で人気を博していいます。

市は第7次総合計画が「目指すまちの姿」の一つに「リディース/リユース/リサイクルが徹底され、環境に配慮した循環型社会が形成されている」を挙げております。家庭由来の一般廃棄物の課題の解決は副次的には健全なリユース市場育成を後押しする効果もあるので、充実した制度整備が求められます。

以上


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