2012年04月

愛鷹ホークス父母会へのお願い

●父母自身のやるべき事&やってはいけない事
・子供がスポーツに参加する事を一緒に喜ぶこと。子供の試合を楽しむこと。
・外側からサポートすること。親が前面に出て来ないこと。親の不快感を顕わにしないこと。
・他の父母と仲良くすること。親同士の良い人間関係を作り、父母を含めたチームを皆で作る。 陰口、悪口を言ってはいけないし、もし聞いても同調せず戒めてほしい。思った事をすぐに 口に出さない。周囲の人間が嫌な思いをしていないか、気配りが必要である。 言い方、やり方には充分注意を払うこと。
・挨拶、返事は父母が子供の手本となって率先してほしい。
・出来る限りのボランティア活動をすること。(無理をして、これだけやってるのだからという見返りは期待しないで、本心からのボランティア活動をして欲しい。)
・自分の子供だけ良ければいいのではなく、他のどの子に対しても公平、公正に接すること。(えこ贔屓をせず、やっていい事、悪い事の公正な態度(行動)や言動を心掛けること)
・コーチングは監督・コーチに任せること。特に技術指導、戦術、メンタル面などに関しては、勝手に指導しないこと。監督・コーチが仕事をしやすい様に、必要としている父母としてのサポートを心掛けること。 監督・コーチの役割を理解して行動(言動)すること。もちろん、指導者の批判はご法度です。これは指導者側もお互いに注意すること。
・子供についてのcommunicationを監督・コーチと取ること。情報を共有化する事で、互いに学ぶ事が出来る。子供たちの考えや意識、態度、能力、姿勢などを確認しあう。子供たちの 進歩や上達についても共に確かめ合い、目標に向かって努力をするプロセスを大切にする。
・子供に良い影響を与える言葉を使うこと。試合の結果だけで判断して話すのではなく、今の努力が近い将来報われるとか、positiveで希望の持てるプラス思考でする。決して親が主役ではなく、良い意味でのサポート(過保護は一番いけない)をして、後押しをしているんだという態度や雰囲気つくりをする。
・父母が押しつけとなるプレッシャーを掛けないこと。親がこれだけやってるんだから、あなたも顔晴りなさいは禁物(禁句)である。親のエゴを押し付けない。
・面白さ、技術の上達や協力、競争、自己鍛錬、責任といったスポーツをやる事で得られる大切なものがある事を強調する。結果オーライではなく、プロセス重視が肝心である。
・野球を楽しもうとは、ただ楽をすることではなく、皆で努力する大切や、全員で力を合わせ、勝利の喜びを共有してこそ初めて楽しめると言う事をご理解頂きたい。負ける事は成長過程では本当に大切な事だが、負けを分かち合っても、決して楽しいものではない。
・もしも、練習や試合で子供の行動が非常識で認められないものであったら、口をはさむ。(自分の子供ではなくとも、悪い事には悪いと全ての親が注意出来る様な環境を作る)
・謙虚に真摯に周囲に感謝して、自分の子だけでなくチームのために本気で力を合わせる。目配り、気配り、心配りが大切!目配りとは、常に視野を広げて全体を見て鳥瞰する様に!気配りは、そこに何か起こった事象に気持ちを向けること。子供が転んだら、大丈夫かと心配したり、グランドに誰かが来たら、そこへ挨拶しようと思うこと。など等。心配りは、それを実行(実践)に移すこと!良好な人間関係は、常に相手の立場に立って考え、行動(言動)する気付く力が本当に大切です!!よろしくお願い致します。

あとがき・・・父母会がうまくいかない時の特徴は、指導者に問題がある。父母自身に問題がある。のどちらかが大半です。そのどちらかも、指導者の責任者である監督と、父母会の代表者である団長!つまり私の責任となります。どこにも多少の不満分子はあるかと思いますが、何であんな指導!?どうしてあんな選手起用法!?という不透明なやり方にならない様、選手、父母会、指導者の三位一体で、しっかりとcommunicationを取り責任を果たしていきたいと思い、実践しております。
愛鷹ホークスも36期の代となっています。過去から沢山の関係者の皆様に支えられてここまでやってこれました。そういった皆様に感謝の気持ちを持って、今後も、皆さんのお子さんの為、チームの為に絶大なるご協力を、よろしくお願い致します。

団長兼監督 小磯公彦

子供のやる気の源泉となる「承認」って?

「ほめることは大切だと思うのですが、
ほめるところが見つかりません。
子どもがほめるようなことをしてくれないんです」と、
嘆くお母さんが時々いらっしゃいます。

このお母さんには、「うちの子はこうあるべき。
こうでないとほめるに値しない」という
何か一定の基準があるのでしょう。
相手を肯定的に認め、言葉に出して伝えることを
「承認」と言います。コーチングでも、とても重要な
スキルの一つです。

「承認」と「ほめる」は似ているようですが、ちょっと違います。
「ほめる」というのは、どうしても「何かをした」「できた」
結果への評価に過ぎないように感じます。
今回は、あらためて、効果的な「承認」について
考えてみたいと思います。

◇「結果承認」の前に「存在承認」

先日の講座で、こんな報告をしてくれた
お母さんがいらっしゃいました。
「今までも承認しているつもりでした。
でも、承認するポイントを変えたことで、
今までよりももっと子どもがやる気になりました。
これにはびっくりでした」

「それはいったい、どんなポイントなのですか?」
「今までは、がんばった結果に対して、
『よくできたね』と承認していました。
今は、結果はどうであれ、『がんばっているね』
『チャレンジしているね』ということを
折々に伝えるようにしています。
過程もちゃんと見ているよという感じです。
そのほうが、子どもはがんばれるようです」
「なるほど、存在承認を心がけられたのですね」

何かを成し遂げたこと(結果)への承認を
「結果承認」と言います。
「良い点とれたね」「お手伝いできたね」
「早く終わったね」などの承認です。
それが悪いとは言いません。
達成感を持たせてあげることはとても効果的です。

しかし、結果承認だけを続けていくと、
子どもたちは、「何かを成し遂げないとほめてもらえない」
⇒「何かを成し遂げられない自分はダメだ。価値がない」
という想いに陥っていくのです。

【教育のまぐまぐ!】2012/03/22 号(毎週木曜日発行)


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褒める事が大切だと判っていても、褒めるところがない
というお母さんがいると、上記にあります。
このお母さんには、「うちの子はこうあるべき。
こうでないとほめるに値しない」という
何か一定の基準があるのではと書かれています。

正に私もこのタイプでした。
すべて自分自身の基準で閾値を設けてしまい、
子供たちの努力に気付きませんでした。

子供たちに対して「肯定的」ではなかったのです。
相手を肯定的に認め、言葉に出して伝えることを
「承認」と言います。「承認」が出来ていませんでした。

特に素晴らしい結果に対しては褒めても、
そうでないと、褒めるところがないと勝手に
決めつけてしまっていました。
「存在承認」はおろか、
「結果承認」すら出来ていませんでした。

この中で、プロセスを褒める「存在承認」の大切さ、
自分の視野の狭さ、気付きの大切さを再認識しました。

人材育成に携わる人間なら、誰でもご存知の、

「やってみせて、言って聞かせて、やらせてみて、
 褒めてやらねば人は動かじ」

聯合艦隊司令長官 山本五十六氏の言葉ですが、
実はこの続きがあって、

「話し合い、耳を傾け、承認し、
  任せてやらねば、人は育たず。

 やっている姿を 感謝で見守って、
  信頼せねば、人は実らず。」

と続く訳です。
ここに人材育成でもっとも大切な要素が
全て並んでいます。
人を育てる難しさ、大切さ、感謝の気持ち。。。
もう一度、謙虚に真摯に耳を傾けて、
魂をこめて全員野球で顔晴っていこう!!

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