March 30, 2017

第3121回「自分探しの旅終焉」

橋の上



3ヶ月間の長旅お疲れさんどしたぁ

東南アジアを旅していた浪速のバックパッカー
ことDちゃんは、その後アメリカに渡って
LAから長距離バスに乗ってマイアミに行き、
その後は最期の目的地のNYに行ったようだ。

陽気な現地の黒人?


セクシーなウエータトレスだけど



18年前のことだけど、バンコクで日本料理店の
設計をやっていた頃に、昔から世話になっていた
千歳の建築会社の社長からアメリカ在住の知人の
寿司バー設計の依頼を請けたことがあった。

よ〜し今度はアメリカンドリームやで

そう生きこんで、初めてマイアミから30マイル北
にあるフォートロードレイルに飛んだっけな。
当時はタイと違って白人相手に肩肘張りながら
やたらと背伸びして仕事していたのを覚えている。

結局は地元の日本人に騙された挙げ句に経費も
貰えず悔しい思いで帰国した苦い体験のある国だ。

その後の人生には良い経験になったけどね

すっかり米国人に見えるぞ


まさにアート


これぞアート街



【3月9日】ニューヨーク
お久しぶりで〜す。今はNYにいます。マイアミは
3日程いました。キーウエストは行けなかった.....
Little Havana,Wynwood Wallに行きました。
アメリカ人の友もでき思い出の地になりました。
フジさんも呑み過ぎに注意して下さいね!

ほぉ〜あんな治安の悪いマイアミに3日間もね

Dちゃんも東南アジアからアメリカに上陸して
ガタイのデカイ黒人に戸惑っただろうな。
それから誰しもが憧れるNYに移動して
タイムズスクエアーにも行ったんだ。

羨ましいねぇオレも行ってみたいな

タイムズスクエアー前


ニューヨーク摩天楼



【3月19日】大阪
マイアミ-NY-台湾を経て、先日、帰国しました。
今回の旅でフジさんに出会えた事は本当に財産です。
ありがとうございました。次はどのような形で会える
かと思うとワクワクします。本当にありがとうございました。
呑み過ぎてには気をつけて元気でおって下さいね。

なんで最後の旅の地が台湾なん

台北


いずれにしても無事に旅を終えてお疲れさんどした。
旅は自分を強くしてくれる。生きる術も身に付く。
何よりも価値観が変わりキャパも格段に大きくなる。

その無類無き行動力と飽くなき探求心と、
各国の旅先で出逢った多くの縁を活かして
今後の人生を大いに楽しんで欲しいもんですな。

Dちゃ〜ん6月にまた呑もうぜぇ



asia_jiyujin at 00:29|PermalinkComments(0)気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

March 27, 2017

第3120回「何かを感じて帰国」

ウドンタニでランチ



3月13日】 ノンカイバンコク

お〜い体調は大丈夫か朝食に行くぞ
「は〜い」

昨夜から体調が優れない息子だが、食欲だけは
あるようだ。昨夜はGに気を遣って部屋を出て
ホテルのロビーでM嬢と旅の反省会をした。

慣れない辛い料理や暑さも影響したんかな
「旅の疲れも出たんじゃないかな」
今回はGを連れてきてくれてありがとね

切っ掛けはどうであれ、昔からタイを嫌っていた
息子を連れてきてくれて、しかもオレが22年間
携わってきたノンカイや先生たちにも会えた。

タイで何を感じて何を思ったんかなぁ
「ちゃんと楽しんでたと思うよ」

今までいろんな大学生たちや若い子たちを
アテンドしてきたけど、みな夢や目的を抱いて
生きていた。それなりに彼らの気持ちも理解出来た。

でもなぁ、今時の世代の子の考えは分からん。
まぁ、一緒に暮らしてなかったんだから仕方ないけど
さしずめ自分に向いてる仕事を探すよりも、自分が
本当にやりたいことを見つけて欲しいもんだな。

やりたいことを思いっきりやるためには、やりたく
ないことも思いっきりやらなくてはいけないんだ

まだ観てんけど、映画”ちはやふる”より抜粋。

親の気持ち子不知ま 子の気持ちも親知らずだけどね

もっといろんな話をして彼の将来の夢や展望も
訊きたかったけど、体調が悪いなら無理も出来ん。
先ずは怪我も病気も犯罪に巻き込まれることもなく
無事に日本に帰国して貰う事を最優先せねばね。



そう言えばG トムヤムクンまだ食べてなかったよな
「辛いスープでしょ」
世界三大スープの1つだぜ

あと2つのスープを息子に訊いたら、ボルシチ
とフカヒレとあっさり言い当てやがった。
意外と雑学があんのやねぇ。

と言うことで前に迎えに来てくれた
T先生の車で空港のあるウドンタニまで行く。

「安っ シルクが100Bだってさ」

途中のOTOP(タイの一村一品)市場に寄った。
息子はタイシルクのネクタイを購入。
ピンからキリまであるタイシルクだが・・・



「わっ 辛い水 水」
「これはご飯と一緒に食べるのよ」

トムヤムクンに顔を歪める息子


スープそのものは酸っぱくて辛いけどご飯と
一緒に食べると食べやすくなると助言するT先生。
長年タイに住んでるオレは10回も食べてないな。

「あれ ホントだ。辛さが薄まって美味いっすよ」
「どれどれ 私も挑戦しま〜す」
「札幌のスープカリーみたいだね」
でもねスープカリーはタイではウケんのよ

食欲旺盛なM


タイ名物のグリーンカレーやレッドカレーも
スープのようなカレーだけど札幌名物のスープ
カリーはバンコクで開店して半年後には閉店した。

あとはコームーヤーンも食べてないよな
「何それ
豚の喉肉だよイサーン料理名物の1つだよ
「それも食べてみた〜い

ランチはトムヤムクン


タイ滞在最終日だというのに、相変わらずM嬢の
食欲は衰えを知らずであるレストランを出てから
セントラルデパート内にある人気店に案内して貰う。

さすがT先生。教育大時代に4年間住んでいた
街だけに美味しい店や噂の店には詳しいようだ。

「わっヤバ これ美味しいわ 絶品の味よ
「ホントだ これは美味いっす」

コームーヤーンにかぶりつく


M嬢も息子もコームーヤーンよりも鶏の
ちょい辛手羽先唐揚げの美味さに絶賛している。
もしかしたら今回の旅で一番美味い顔してるぞ。
酒がないオレはテンションだだ下がり気味。

食欲があるっちゅうことは良いことですな

鶏の唐揚げ絶品


ウドンタニ空港でチェックインを済ませて
2階のレストランでM嬢が杏仁豆腐を注文。
本当は途中のOTOPの屋台で飲んだタピオカ入
スイーツをもう一度食べたいとのたまうも無かった。

きっとバンコクの空港に行ったらあるよ

ウドンタニ空港で


「ねぇ ここで写真撮ろうよ」
おぉウドンタニの新名所じゃん

ノンカイのサンコムのスカイウォークが
新名所になったように、ウドンタニでは
蓮の葉が咲き誇った巨大な池を船で
ゆっくり探索するのが新観光地になっていた。

「でも、ここは朝の8時に行かないと暑くてね」
「じゃあ 次回はここに行きましょうよ」
次回って・・・

ウドンタニ空港見送り


すっかりタイの田舎を気に入ってしまった
M嬢のようだが、果たして息子にとってタイは
どう映ったんかな。もし次回訪タイする
ことがあるなら彼の希望の海に行くべか。

T先生いろいろと有り難うございました
「フジさん 次はNさんと11月よね」

何だかすっかり毎年恒例になってしまったノンカイ
の訪問だけど、メコン基金の活動が終わってからの
方が来る機会が多くなったような気がするな。
昨年の10月から半年間で4回だもんな。



ドンムアン空港に到着してからチェックインを
済ませて空港内にあるコンビニに行くも
ビールは売ってるのにウイスキーがねぇ。

仕方ねぇ酒なしで食べるか
「ダンピング大丈夫なの」

スクートチェックイン


諦めて3人で牛丼とうどんを食べようとしたら
Mが近くのレストランで赤ワインを買ってきてくれた。
しかも専用のワイングラスまで借りてきた。

「最後にお酒が無いのは寂しいでしょ」
おぉ〜さすがM気が利くね。ありがと

ドンムアン空港で最後の晩餐


益々見直してしまったM嬢だが、何と彼女は
帰国してから翌週にはアムステルダムに
飛んで友達とトルコ旅行に行くそうだ。

「だって 仕事が始まったら行けないでしょ」
アジアの次は中東かよ気をつけろよ

帰国前


その行動力と気遣いを、孤独な老人や
患者さんに対して尽力しておくれいずれ
オレも近い将来世話になるかもしれんしな。

それにしても今回の旅はM嬢の主張が優先して
殆どグルメ堪能ツアーだったような気がするな。
タイ料理に中華に韓国スイーツに海南料理。

ノンカイではベトナム料理にイサーン料理に
虫も食べたっけな。実はバンコクに戻ってから
体重を量ったら3圓盡困辰討いオレに
とっては究極のダイエットツアーになったな。

何はともあれ一緒に旅が出来て楽しかったよ感謝

果たして息子は楽しんでくれたのかしら




帰国した2日後にM嬢からメールが届いた。


藤岡さん!Mです!
今回の旅行は、本当にお世話になりました!!!
ハプニングも含めて、とっても素敵な旅になりました😊
(中略)
美味しいウイスキーか日本酒買っておくので、
夏帰ってきた時に大いに飲みましょう!!!

G君、初めてのタイで、初めて会う人達との旅で、
疲れもあったかと思いますが、最終的にはきっと
たくさんのことを感じて帰ってきたんじゃないかなぁ
と思います。その後、どうでしたか?o(^-^)o

何はともあれ、色んな巡り合わせで、今回の旅が
できたと思うと、本当に人の縁って不思議ですよね(笑)
これだから生きることは、止められないですね!(笑)

暑期が続きますが、体調には気をつけてください。
これからも気持ち良くお酒が飲めるように、
日本からお祈りしております。
日本に帰ってくるときは、連絡くださいね〜!
ブログの更新も楽しみにしております!



この後、我が息子からは一切連絡がない。
まぁ、男の子ってこんなもんなんすかねぇ。

ひょんな切っ掛けで袖振り合った多生の縁のM嬢と
これまたひょんな縁で一緒に会食しただけの息子の
Gとのイサーンの珍道中は思い出深い旅になったな。

Gよ人の縁を活かして人生を楽しんでおくれ

空港で最後の記念撮影



asia_jiyujin at 23:09|PermalinkComments(0)気ままなアテンド日記 | 藤岡わこう

March 26, 2017

第3119回「風習食文化初体験」

対岸はラオ



3月12日】 ノンカイ 

お〜い起きろよタンブンに行くぞ
「ふぁ〜眠いよぉ」

昨夜はエアコンをつけっぱなしにして
寝てもやけに暑苦しい夜だった。酒の力も
なくオイラは殆ど寝られなかった。

「まだ真っ暗だよ」
つべこべ言わずに支度して行くぞ

朝陽の中の托鉢僧


タイの田舎のは早い。T母もT先生も
すでに起きてタンブン用のカオニャオ(餅米)
を炊いて我々の分も用意してくれていた。

托鉢僧にタンブン(功徳)がしたいという
2人の意向を聞いて、普段からのイサーン
の風習を自ら実体験させてあげましょ。

早くしないとお坊さんが行っちまうぞ
「は〜い おぉナムターン(犬の名前)お早う」

犬好きGくん


「これって何?」
今朝炊いたばかりのカオニャオだよ

厳かにタンブン


この地区は3カ所のお寺から托鉢僧が
順次歩いてくる6時40分朝陽の下に
最初のお寺からの托鉢僧の姿が見えた。

T先生を見て同じようにやりなよ
「わっ なんかドキドキする」

近所もみなタンブン


「サンダル脱いで裸足になるのよ」
Mはお坊さんに触っちゃダメだからね

初体験M


227の厳しい戒律を守る僧侶は、女性と
接触してはいけない。だから飛行機でも
専用の待合所と機内では周りに女性を座らせない。

あ 次のお寺からお坊さんが来たよ
「今度はお坊さんがたくさんいるわね」
ちゃんと配分考えないとなくなるぞ

初めての体験G


タイの上座部仏教には大別して2つの宗派がある。
マハニカイとタマユット。どちたかが午前中に
1度の食事だけで午後からは水物以外は口にしない。

「袈裟の色が鮮やかなオレンジとくすんだ色があるのね」
まぁ、同じ宗派でも年季の入った袈裟を着てんでしょ

2カ所目の寺院からの僧侶


3カ所のお寺からの托鉢僧へのタンブンを
無事に終えて家路につく。何だか清々しい
田舎独特の爽やかな空気が我々の身体を包む。

「さ、帰ったら朝食作りますからね」
「わぁ〜い お腹空いた」
Mもお手伝いしろよ

貴重な体験の2人


比較的辛くない東北料理とT先生お得意の
野菜炒めにM嬢のリクエストで豚肉を味付ける。
さらには定番のソムタムに青唐辛子を2つ。

「いっただきま〜す。わぁ美味しそうな香り」
「フジさんもちゃんと食べなさいよ」
分かってますってでも、アイス頂戴

家族と朝食


母上も一緒に食卓を囲み、まるで家族のような
朝食だが、末っ子に見えるM嬢の食欲が凄い。

「お肉のお代わりしてもいいですか」
「いいわよ 遠慮しないで食べてね」
あっぱれM 朝からその食いっぷり

朝からガッツリ食べる


帰国すれば来月から札幌の○●病院で働く
ことが決まっているM嬢だけど、普段から
食べておかないと体力が持たないそうだ。

「わぁ〜お腹いっぱいなったら眠くなってきた」
「オレも横になるかな」

のんびりM嬢


2人して庭先のテラスのハンモックで朝寝。
オレはウイスキーの水割りを持ってテラスで
クイっとやりながらT母と世間話をする。

「あぁ〜気持ち良い」
朝はそれほど暑くないから気持ちいいな

息子マッタリ


とは言え日向はすでに猛暑の兆しが。犬も
鶏もみんな日陰に避難している。T母が
鶏たちにエサを与えるときだけ集まってきた。

「ここの鶏って放し飼いなんだ」
だから みんな筋肉質の地鶏で美味いんでしょ

母上と記念撮影


日が暮れれば自然に小屋に戻ってくる鶏たち。
庭にはパクチーなどの種々の野菜やマナオや
バナナもなっている。イサーン人が大好きな
ソムタムのパパイヤも庭先で採れるのだ。

「殆ど自給自足の生活だね」
そうだなまさに地産地消の自給自足だな

ノンカイの朝


昔(20年ほど前)はこの辺の地帯はどの家も
テレビも冷蔵庫も洗濯機もなく生活水は雨水。
はランプやロウソクで過ごしていたの普通だった。

オレが初めてノンカイに来た時は何もなかったんだけどな

今や時代の波と共に現金主義社会がタイの田舎の
隅々まで押し寄せ、どの家にも薄型液晶テレビや
洗濯機に冷蔵庫は当たり前の生活になった。

スマホにコンピューターにバイクに車に耕耘機。
畑を耕してくれた水牛は今は殆ど見かけなくなった。



「フジさん サンコムに行く
今日は日曜日だぞ。混んでないかな
「正月の時よりは少ないと思うわ」

大河メコン


と言うことで昼前にサンコムに到着。ノンカイの
新名所にもなった噂のスカイウォークにご案内。
下界に見える大河メコンと対岸のラオスを眺める。

今日も賑わうスカイウォーク


「うわぁ〜凄い眺めねぇ」
あ“っづぃ〜足の裏が焼けるように熱いぞ

スカイウォークに立つ2人


定員20名までの強化ガラスの上は炎天下の
せいで裸足で歩くには辛すぎる。土足を脱いで
専用のスリッパに履き替える。

定員20名


「見かけよりは恐くないね」
床からすぐ下に崖が見えてんだな

スカイウォークの上から


東京のスカイツリーだったかに、床がガラス張り
のところがあるらしいけど、あれは確かに恐いな。

寺院参拝


よし 階段上ってお寺に参拝しに行くぞ
「また タンブンですか」
この際だからいっぱいやっとけ

サイシンを受けるG


タイは宗教が生活の一部になっている。日本の
ように正月に神社に初詣に行き、厄払いやお祭り
以外はあまり参拝に行かない国民とは違うのだ。

「暑いから回らなくていいわよ」
あっそ

祈願する3人


1月に来た時はNちゃんと本堂の周りを
3回回ったけど、さすがに裸足で回る
には床のタイルが熱すぎる。

ワイして生年月日と名前を言ってから祈願だよ
「もう覚えたよ」

ワイするGくん


僧侶から聖水を掛けて頂き身を清める。傍らで
写真を撮っていたら「フジさんもやりなさい」と
T先生に即されて健康祈願で聖水棒で頭を叩かれた。

「1人なんだから健康だけは気をつけてね」
はいはい分かっております

オレも健康祈願して


昼過ぎ、すでに気温は37度に達していた。
こんな酷暑に外に出れば溶けてしまうぞ。

「じゃあ エアコンの効いているあのカフェに行きましょ」
「わ〜い わ〜い スイーツタイムだ」

カフェでスイーツ


例によってメコン川を挟んで対岸にビエンチャンの
市街が見えるシーチェンマイの白いカフェに案内。

「私はこれぇ〜」
Mって自由奔放だなぁ・・・
「だって 折角だから楽しまないとね」

またもやスイーツ


スイーツに目がないMとT先生がショートケーキ。
オイラはアイスを貰って水割りでクイっと水分補給。
その後はちょっと遅めのランチでターボのバミー店に。

「わっ ハーブがいっぱいなのね」
タイ人も普段から健康に気を遣ってんだな

ターボでランチ


細麺と太麺のタイ風のうどんとラーメンを注文。
店はオープンでエアコンなんてない。日陰の
テーブルを陣取り額に汗かきながらラーメンを堪能。

「じゃあ 明日の昼に来ますからね」
T先生 有り難うございました

いつも常宿のノンカイのホテルにチェックインして
T先生と別れた。暑さで火照った身体をエアコン
の効いた部屋でクールダウンして夕方まで休息。



「フジさ〜ん お待たせぇ」
おっR先生が迎えに来てくれたぜ

タラートロットファイ


この日は日曜日だけノンカイ駅前の広大な
空き地を使って衣料品や雑貨や食品を売る市場が
開催されていたのでR先生が案内してくれることに。

何か同じようのモンばっかり売ってるな
「あっ 可愛いお寿司。食べた〜い」

市場で寿司を買う


まるで絵の具で色つけしたような鮮やかな原色の
寿司が炎天下で売られていること自体が不安だ。

「あれ 面白そう。買って食べたい」
今度はクレープかよ

市場でタイ風クレープを買う


恐るべしギャルMはとどまるところを知らない。
路地の最後にとうとうノンカイを訪れたら
最大の試練とも呼べる売り場にやってきたぞ。

「うっわぁ〜なにこれコオロギじゃない」

市場で虫に吃驚


M食ってみぃ
「やだやだ 絶対食べられない」

高温の油でサクッと揚げる


ここでは貴重なタンパク源なんだぜ

生きたコオロギがいっぱい


さすがギャルMである。なんだかんだと言いながらも
カラッと揚がった1匹を手にして恐る恐る口にする。

「あれ 美味しいかも。かっぱえびせんみたい」

食べたらアロ〜イかった


Mに感化されたのか息子も話の種に小さめのを口にした。

「うまい 見た目より全然うまいよ」

タカテントーがアロイ


究極のイサーンの食文化を体験した2人。頼むから
体調は崩さんでおくれよ。胃のないオイラは自分が
倒れられないから極力安全な食品しか口にしない。

「今日はね ノンカイ県の県立記念のお祭りなのよ」
へぇ〜何度も来てるけど初めてだな

旧県庁


旧県庁前の道路が歩行者天国になっていた。その
両側に焼き鳥やタイ風焼きそばや
ビールを売る露店が軒を並べていた。

「晩飯はいろんな店から買ってきて食べよう」
じゃあオレはみんなのビール買ってくるわ
「ガイヤーンとカオニャオとソムタム食べましょ」

テーブルにはイサーン料理がどっさり


イサーンと言えばこの3種が代表料理みたいなモンだ。
本場の味を堪能するのは案外こういう屋台が美味いのだ。

「こんばんは〜」
あ、Y先生いらっしゃ〜い

ノンカイ県立記念日のお祭り


昨夜に続いて日本語教師のY先生も合流した。
すると何を思ったか、またもや何種類かの虫の
から揚げを買って来た。どうやら列車市場で
食べたのが話題になって再度買って来たようだ。

「うわっ これもイケる味よ」

さなぎの唐揚げを手に持つM


「これって何かのサナギを揚げたヤツなの」

夕食も虫揚げを食うG


2人ともチャレンジャーだよなぁ。帰国したら
友達に自慢できるだろうけどさ、頼むから
体調は崩さんでおくれよ。

「きゃあ〜楽しい目が回るぅ〜」

何にでもチャレンジするM


目が回る遊戯


ご機嫌のM


タイの田舎町の祭りでは、子供用にちょいちょい
この手の簡易遊戯施設が出没する。ただ傍観する
息子と比べるとM嬢は、まさに「今を楽しめる」女だ。

「それにして凄い人の数だね」
ノンカイや周辺の人も来てるんだろな

遊技場もあり


普段から娯楽の少ない田舎ではソンクラン(タイ正月)
水掛祭りはもちろん、ロイクラトーン(灯籠流し)
などの祭りはやたらとテンションが上がるようです。

「わ〜花火」

ど迫力の花火


おぉ〜綺麗だな

頭上で上がる花火に吃驚


ほぼ真上に大輪の花火が上がった。町のど真ん中で
花火を上げて火事にならないのかね。ということは
タイ人には関係ないようで、ロケット祭りで死傷者が
出ても祭りが中止にはならない国民性なんです。

つまりは楽しさが優先されて後は運任せだな

旧県庁前


最後はメコン川沿いに出来た巨大なナーガ像を
散策してからホテルに帰ってきた。虫が原因なのか
酷暑のせいか息子は体調を崩して寝てしまった。

やれやれ大丈夫かな。オレは見守ることしかできん

巨大ナーガ新名所


老体にむち打って何とか酒でテンションを上げて
るけど父親が息子にしてやれることは限られている。
さりとて、今回は多少体調を崩しても、これから
現役の看護師になるM嬢が一緒だから心強いわな。

まぁ、環境も暑さも食べ物も全部初めての体験
なんだから、そろそろ体調も弱ってくる頃だろうな。
ま、我が子の心配をするよりも先ずは自分の身体。

明日の夜に帰国する2人 持ってくれよ〜オレの身体


asia_jiyujin at 23:59|PermalinkComments(0)気ままなアテンド日記 | 藤岡わこう

March 25, 2017

第3118回「田舎での長い一日」

ランチもベトナム料理



3月11日】 ノンカイ 

お〜い起きろノンカイに着いたぞ
「ふぁ〜い 眠い」

一昔前までは1時間くらい遅れるのが
普通だったのだが、今やタイの国鉄は定刻の
6時45分着の5分前に到着。凄い進歩だな。

実は前夜Mとサシで呑んでいるうちに
いつの間にか寝てしまったようで、途中、
車掌さんに起こされて吃驚した。

「これ あなたのと違いますか
じぇじぇじぇじぇそうですコップンクラップ

何と、オイラのポケットから輪ゴムで縛った
剥き出しの10枚の千B札が床に落ちていたのだ。
スリ、置き引き、引ったくりが日常茶飯事のこの国で、
何とも正直で優しい車掌さんだろ。大感謝。



T先生 サワディクラップ
「フジサン サワディトンチャーウ アルンサワ」
息子のGと友達のMです
「グッドモーニング」

定刻5分前に到着


さすがにノンカイに来たら日本語は通じない。
片言の英語でも充分に意思は伝えらるもんだ。

「朝陽が日本より赤くて大きいね」
まさに東南アジアの太陽だろ

息子は東側の席に座っていたのだが、田園の
平原に上がるタイ独特の真っ赤な朝陽は木々が
邪魔して車窓からは見られなかったようだ。

「いっただきま〜す」
Mは眠くても食欲だけは衰えないんだな

朝食はベトナム料理


到着早々にノンカイ名物店でベトナム料理朝食。
普段から朝食を食べないオイラは店で氷を貰って
真空魔法瓶に入れて水割ウイスキーで低血を上げる。

「すごいね。店が満席になったよ」
ここの店はベトナム朝食とお粥が有名なんだよ

ノンカイでベトナム料理


タイに来てからタイ料理を始め中華に日本食に
シンガポール料理と今日はベトナム料理である。
あとは現地のイサーン(東北)料理を堪能だな。

「フジさん食べたらあのお寺に行くわね」
えっ・・・あそこに行くの

巨大ナーガの前で


今年の正月に東京のNちゃん等と行った際に
長蛇の渋滞で諦めた通称我々は基地外寺と呼ぶ
ワット・サラケオクに行くことになった。まぁ、
ノンカイはあまり見る観光地がないからね。

うわ〜何年ぶりに来たんだろな
「私も10年以上は来てないわ」

鎌倉の仏陀像っぽいのもある


鎌倉にあるような巨大な仏陀像もあれば
巨大なナーガ(龍)が守る仏陀像もあり、
人の一生を象ったストーリーの石像もある。

ワット・サラケオクで


ヒンドゥー教もあればインドのあの髪の毛が
マリモのようなサイ・ババの写真もあり・・・。

ボ〜ン


つまりは主体性のないあらゆる仏教を集合させた
テーマパークのようなごった煮仏教寺院なのだ。
朝早かったせいか、参拝者は数える程度だった。



ここがY霊能師も言っていた有名な寺院だよ

ノンカイで一番有名な寺院


さて、本日2カ所目の寺院を参拝する。
蓮の花とロウソクと線香を添えて胸の前でワイ。
次に本堂に入り黄金に輝く仏陀像に三礼三合掌
してから生年月日と名前を伝えて祈願する。

ナモタサ パカワト・・・

ワット・ポーチャイでワイ


オレは息子たちの旅の安全と健康を祈り
今日も元気に酒が呑めることに感謝する。

寺院参拝




あの対岸に見えるのがラオス共和国だ
「へぇ〜こんな近くに見えるんだ」
「游いで渡れそうな距離だね」

ターサデットでパチリ


宗教はタイと同じ上座部仏教だけど社会体制は
まったく違う国だ。近年は中国や韓国からの投資が
活溌で眠っていた首都が俄に活気が帯びてきている。

「フジさん息子さんたち連れてラオに行く?」
パトゥーサイとタートルアンだけじゃん
「兄ちゃんが国教まで迎えに来てくれるって」

ビエンチャンで働いているT先生のJ兄が
来てくれると言っても、そもそもの旅の目的は
田舎でのんびりしたい“が主体である。

あまり短時間に彼方此方連れ回すのもどうかと。
それをT先生に伝えると「ダメよ」とキッパリ。

そうなのだ。元来タイ人のホスピタリティーは
世話好き気でお節介焼きなのだ。こちらの心境は
お構いなしに平気で人の懐に飛び込んできて
必要以上のおもてなしをしてしまう民族なのだ。

1人になりたくても、孤独にするのは可哀想という
考えもあるようだが日本人は時としてそれが
苦痛になるときもあるのよ。

今回はいいよノンカイもまだ観光してないし

正直T先生にすれば折角初めて来てくれた息子と
M嬢に最高の想い出をと思っているに違いない。

昨年11月の千歳からのN氏に続いて、
年末年始は東京からNちゃん夫婦にY子が来てる。

当然、今回も同じような思いだろうが、オレ的
にはT先生の家のテラスでハンモックに揺らて
母親と話をしながらのんびり酒を呑んでいたい。

それに食欲旺盛なM嬢は別として、我が息子は
エアコンの効いた寝台列車で少々体調を
崩しているようだからね。長距離の移動は疲れるのよ。

「いっただきま〜す。これどうやって食べるの」
「これに巻いてこれとこれを入れてね・・・」
ここも地元で人気のベトナム料理の店だよ

ランチはデーンで


気象庁によれば、今週末は東北部と北部に熱波が襲い
日中は37度を超える猛暑になると予報していた。

「フジさんも食べなきゃダメよ」
オレは暑くて食欲ねぇから・・・これで

炭酸水を注文して貰ってペットボトルに偲ばした
ウイスキーを入れてマナオで薄めてクイっと。
息子は美味いでも不味いでもなく、越南料理を堪能。

「わぁ 変わった食感で美味しいわよ」
いいなぁMおまえの食欲を少し分けてくれよ



食後は、日陰のターサデット市場を探索する。
すると何を思ったのかM嬢が店頭に飾って
あったサックスを徐に手にして音を奏でた。

Mってサックス吹けんの
「昔ティナーやってたの」

意外な一面を見せるM嬢


するとそこに外国人観光客が立ち止まり
店頭にあったフルートを手に持って
「俺と一緒にセッションするか」と笑顔。

「No・・・

どうやらそこまでの技量と勇気はないようで
丁重にお断りして店を後にした。驚いたな。
出逢った当初は方向音痴の天然おバカ娘と思いきや
意外な才能を持っていたことにちょっと見直した。

「私ね 震災の年に自転車でね・・・」

訊けば、競技用自転車も趣味らしく苫小牧港から
フェリーに乗って茨城まで行って、そこから
震災した東北の被災地を3日掛けて回ったそうだ。
その走行距離がなんと350劼畔垢い吃驚した。

こやつもしかしたら意外と凄いヤツなんじゃないのか

オレが右橈骨骨折して手術を受ける前に、
どんな手術を受けるのか写真付きで詳細を
メールで送ってきたヤツなのである。



くぅ〜あ“っづ〜いなぁ〜溶けてしまいそうだぜ
「37度だってさ」

さてさて、ますます気温が上がる東北の街。
外にいればかなり体力を消耗しそうだったので、
馴染みのお洒落なカフェに行くも、またもや
M嬢が巨大なスイーツを注文して数分で完食。

「あぁ〜美味しかった。全部食べちゃった」
この暑さでおまえの食欲には感心するよ

またも巨大スイーツを食らう


日本に居たときはこんなに食欲はなかったと
のたまうM嬢だが、何故かタイに来てから
自分でも驚くほど食欲が旺盛なんだとか。

その食欲の半分でいいから分けてくでぇ〜

ノンカイカフェでスイーツ


さて、オイラの食欲不振の原因は自分でも
分かっている。普段の生活リズムが皆と違うのだ。
カラオケ嬢のように完全夜型人間の生活者は昼過ぎに
起きるから飯を食べる時間帯は夕方からなのだ。



R先生オレの息子と友達のMです
「ノンカイにようこそ」
「えっ日本語が上手ですねぇ」

初めてのタイスキ鍋


夕方のディナーはオイラも食べられるMKスキ。
何だか毎回ノンカイを訪れる度に同じパターンに
なるけど、唯一オレが食べられるタイ料理なのだ。

ま、本音は最後に充分出汁が染み出た濃厚なスープに
タイ米を入れてみじん切りのタイ葱とゴマ油で味付けして
最後に溶卵を投入したオジヤが食べたいんだけどね。

あれY先生こんばんは。授業はいいの
「今日は生徒が来ないから中止してこっちに参加します」
「あぁ良かった 日本語の話せる人が増えた」

ディナーはタイスキ


こんなタイの田舎町で日本語教師をやっている
札幌出身のY先生と会えて、息子も少しは安心だろ。
さらには同じ千歳出身の御年輩のM女教師とも会えた。

「北海道出身者ばかりですよね」
「ほんとよね。千歳に札幌に旭川に美瑛ですものね」
「なんだか世間って狭いですね」

話しているうちに、どうやらM教師はその昔M嬢の
看護学校の教諭も務めていたらしく場が盛り上がった。
オイラはただただ呑みながら染み出す出汁をを待つ。

「藤岡さん 最後にあのオジヤやが食べた〜い」
おまえ何で知ってんの
「だって前に作ってくれたじゃない」
おぉそうだったか

へぇ〜千歳出身なんですか


それにしても鍋の食材の肉や野菜の殆どをMが
食べたのに、そこにまだ炭水化物が入るんか〜い。

これから君のことをギャルMって呼ぶわ

さて、食後は三々五々に別れて帰路に着く。
我々はT先生の車に乗ってターボの邸宅へ。

「わぁ〜すてきなお家ねぇ」
「わっ犬がいる」

実家でも犬を飼っている息子は大の犬好き。
でも、この国で犬に噛まれたら狂犬病で
100%の死亡率だから不要に近づくなよ。

「ちゃんと注射打ってるからマイペンライよ」
クンメー また来ましたよ
「いらしゃい フジさん」

いつものように笑顔で出迎えてくれたT母さん。
取りあえずも遅いこともあって、と言っても
まだ夜の22時前だが普段は就寝している時間だ。

3人ともシャワーを浴びた後は、庭先のテラスに
あるハンモックに揺られてのんびりユッタリ気分。

「あ〜これこれ 田舎でのんびり気分」

これぞ田舎の癒し


「いいねぇ〜 ストレスが解消されていくよ」

シャワー後のハンモック


いいだろまさにノンカイスローライフだな

もちろんストレスは解消されるけど、一番は都会で
薄汚れちまった心が徐々に浄化されていくんだな。

「フジさん 今夜はもう呑んじゃダメよ」
えええぇ〜そんなぁ寝られないじゃんよぉ〜
「今日は朝が早かったから寝れるでしょ」

長い長いノンカイの一日が終わるけど・・・寝られん。


asia_jiyujin at 18:29|PermalinkComments(0)気ままなアテンド日記 | 藤岡わこう

March 24, 2017

第3117回「警察と寺と夜汽車」

バンコクの最後の晩餐はどんたくで


3月10日】バンコク 

カオマンガイはシンガポールの料理なのよ

旅の醍醐味は何と言っても現地で食べるグルメ
でしょ、とのたまうのが日本人の一般的な女子。
この日も朝食と昼食を兼ねて海南料理店に案内。

福建麺も頼んだから食べてみぃ

海南料理店


タイ料理に中華料理に韓国スイーツに海南料理。
他にも美味いイタメシやフレンチもあるけどさ
胃にも財布にも優しいグルメを堪能してくれろ。

「うん 美味しいよ」
ところでM海外旅行保険に入ってきたんだろ
「うん 入ってきたよ」

カオマンガイを食う


実は前日の移動中にBTSかMRTで携帯電話を
スラれたらしいのだ。この国では最新の携帯電話は
市場で取引されるだけに届け出る人は限りなく薄い。

今頃はMBKで売られてるかもな

せめて国際ローミングになっていれば電話を
掛けて出た相手と交渉できるのだがそれも無理。
取りあえず保険会社に連絡して対処を訊いた。

これ食ったら警察署に行って盗難届を出すぞ
「え〜 面倒じゃないの?」
その為の保険だろこれも旅の経験だ

大抵の旅行者は、海外保険に加入しただけで
安心してるけど、いざ盗難にあったり怪我や
病気になったときの対処の方法が分かってない。

せめて緊急連絡番号は控えて欲しいもんだ

この国で長年アテンドをしていると携帯電話や
デジカメを盗まれたりする客人は多々いる。
かく言うオイラもそんな経験があり、何度か所轄の
警察署に行って盗難被害届を書いて貰った。

時に経験は最大の力になるもんじゃ

早々に歩いてトンロー警察署に赴く。熱中症や
食中毒での保険は想定してたけど、まさか盗難届で
海外保険を使うことになるとは想定外だった。

「うわぁ〜何だか緊張するわ」
みんな盗難届や事故届けの人ばかりだろ

トンロー警察署


我々の前に通訳者を伴って来ていた外国人がいた。
タイ語が話せなければ当然通訳者が必要になるわな。

「どうしましたか
昨夜BTSで携帯電話を盗まれました
「何時に何処で

盗難届を書いて貰う


おそらくこの手の事件は日常茶飯事なんだろう。
担当官が手慣れた様子で専用の書類に書き込む。
盗まれた機種番号とSDカードの価格も伝える。
30分ほどで書類を貰って警察署を退出。

「わぁ〜 貴重な経験だったわ」
あのな〜そりゃあそうだけど凹んでないの
「いいの諦めたから。私ネールアートに行きたい」

パトカーの前で記念撮影


終わったことは仕方がないやっちまったことは
戻せない。だから後悔するよりはいつも前向きに
ポジティブに考えるようにしているというM嬢。

旅にアクシデントやハプニングはつきものだ。
それを如何に楽しむことが出来るか。かの大打者
長嶋茂雄は、2アウト満塁で自分に打席が回って
来たら最高にその打席を楽しんだ逸話がある。

緊張や逆境を楽しめる人は精神の強い人間だな

警察署でVサインのポジティブM嬢


人生も同じだ。例え苦境に立たされても、崖っぷちに
立たされても、如何に自分のスキルでその逆境を
楽しみながら乗り越えることが出来るかが己の器量。

そう言う意味ではタイの貧困層の逞しさには敵わん。
オレも充分それはタイ人に教わった技量の1つである。

Mは案外神経が図太い女だねいいことだよ

M嬢はネールアート


と言うことでトンロー通りにあるネールアート店で
1人ネールをやり始めた。オレと息子は近くの
スタバでカフェタイム。すると息子が不満を零した。

女は欲深いのです


「タイは楽しくないよ。アンタは呑んでばっかりだし」

これには参ったM嬢ばかりを贔屓しているわけでは
ないのだが、どうにも主張がなければ動きようがない。
初めてのタイで嫌いになったらそれこそ父親失格である。

悪かったこれから寺院に行ってタンブンしょ

寺院前に立つ


昨日、Y霊能師に仕事面や健康面について助言された
際に、自分の生まれた曜日の仏陀像を購入してお寺に
タンブン(功徳)しないさいと言われていたのだ。

当初は、バンコク三大寺院のワット・アルンか
ワット・ポーに行ってタンブンをとも思ったけど
折しも前国王の崩御に伴う全国からの弔問者で
現地に辿り着くまでのかなりの交通規制で難儀。

ノンカイに行けば有名なワット・ポーチャイも
あるし、時間もあるからそこでとも思ったが
楽しくないと言われれば、タイの仏教を体験しょう。

「お〜 神々しい黄金の仏陀像だね」

寺院参拝


ところでGは何曜日生まれなの
「う〜ん 金曜日みたいだね」
じゃあラッキーカラーは水色だな

生まれは金曜日だね


さすが現代っ子だよなぁ。息子はすぐにスマホを
ググって自分が生まれた曜日を調べた。オイラは
木曜生まれで僧侶の袈裟の色のオレンジ色が良色。

これが月曜で水曜だけは午前と午後生まれがあるのね
「なんで
そんなこと訊かれてもわからんわい

金曜日の仏陀像に名前と生年月日を記入


息子の生まれた曜日の仏陀像は直立不動で両手を
胸の前で交差していた。早々に売店で購入して
仏陀像の裏面に生年月日と名前を日本語で記入。

サワディクラップ タンブンをお願いします

仏陀像を寄贈


近くに座っていたメタボ気味の僧侶に息子の
タンブン儀式を懇願する。Gは自分の仏陀像を
大事そうに僧侶に渡しワイをしながら頭を垂れた。

「ナモタサ パカワト アラハト サンマサン プタサ・・・」
よしこれで運気も向上して健康運も大丈夫だろ

良運と健康を祈願


神妙な趣で黄金の仏陀像を眺める息子。しばらく
その場を離れようとしない。タンブン終えて何を思う。

仏教を体験し何を思う


今晩の夜行列車に乗る前に摩天楼を見るか

我々がタンブン儀式を終えてAPTに戻る時に
ちょうど向かい側の道路にネールを終えたM嬢が
立っていたので、そのまま一緒にMarrott Hotel
ルーフトップバーに案内した。

「おぉ〜バンコクは広い街だねぇ」
見てみぃあそこがオレのAPTの部屋だよ

バンコク摩天楼を愛でる


地平線まで見えるこんな大都会の
片隅で君の父は長年住んでんだよ。

よし今夜は日本食にしよか

明日からはイサーン料理(東北)のオンパレードだ。
おそらくは辛い料理から虫料理も食べるだろな。
和食の醤油やわさびの味が恋しくなるだろから
行きつけの“どんたく”でバンコク最後の晩餐。



ほぉ〜いじゃあかんぱ〜い
「私はこれ食べようかな」
「オレはこの御膳にします」

長崎チャンポン


若い2人は南国でも胃も元気なようで、久しぶりの
日本食に食らいついていた。例によってオイラは
冷酒に舌鼓を打ちながら2人の食べっぷりを眺める。

Mは相変わらずガッツリ食うねぇ
「どうも〜藤岡さん」
おぉ〜N大将

バンコクの最後の晩餐はどんたくで


仕事中に時間を割いてN大将が会いに来てくれた。
初めてオレの息子がタイに来ると知って幼稚園に
通う自分の息子も連れて来てくれた。

息子のGです
「初めまして いつも父がお世話になってます」
「親に似合わずしっかりしてるねぇ」
おいおい・・・

冷えたビールをくぃっと


11年前に胃癌手術をしたときや、2年前に
右橈骨骨折したときにも世話になった友人だ。

「ホント君のお父さんは呑みすぎだよ」
「すいません。毎回記憶が無くなるようです」

どんたくで乾杯


小一時間ほど堪能してから夜行列車の時間が迫って
いたのでAPTに戻って荷物を持ってBTSと
MRTを乗り継いで午後20時発にギリギリ間に合った。

「あっ 電車が動き出した」
ふぅ〜あぶねぇ〜ギリッギリだったな

MRTを下りてから一番若いM嬢が全速力で
プラットホームまで走って、まさに出発寸前の
車掌さんに説明して何とか間に合った次第である。

「お父さん大丈夫ですか」
いや。娘じゃな・・・有り難う御座います

陽気な車掌さん


車掌さんから見れば兄妹を伴った日本人親子に
見えたんだろうが、この際乗れたから説明を省いた。

まぁ、万が一乗り遅れたらTAXIに乗って高速道路
ドンムアン空港駅まで行けば間に合うんだけど、
オレとしては珍しく想定した時間を間違った。反省

「わぁ〜綺麗な車両ね」
中国産の新車だよ

以前までの古い日本産と違って新車は綺麗で明るい。
トイレも食堂車も通路も広くなって長旅には最適。
まぁ、難点と言えば飲酒禁止になったことだよな。

ほぉ〜食堂車も明るくて綺麗じゃん

食堂車で


でも、古いタイプはその場で作ってくれたけど、
新車は事前に作ってあるパックに詰め
たタイ料理だけなのが残念だな。

よ〜し席に戻って呑むか

寝台列車でも呑む


どんたくでパックに入れた食材を肴に、真空魔法瓶に
氷とウイスキーを仕込んで極秘にちびちび呑む。
すると30分もしないうちにベッドメーキングが始まった。

ありゃ〜こんな時間にもう寝れってかよ
「まぁ 今夜くらいはいいんじゃないの」
酔わなきゃ寝られねぇよ

海外で二等寝台列車に乗る息子


飛行機で飛べば1時間で着く東北の街だが、22年前に
初めてオレが夜行寝台列車に乗って見た田園に上がる
朝陽に感動して、是非息子たちにも見せたかった。

おやすみ〜エアコン効いてるから風邪引くなよ

さ〜て、58歳の呑んだくれ父と、初タイ26歳の
一見クールな息子と、24歳のポジティブな
看護師が織りなすタイ田舎旅はどうなるのでしょ。

あぁ〜今日も慌ただしい一日だったけど愉しかったなぁ



asia_jiyujin at 19:39|PermalinkComments(0)気ままなアテンド日記 | 藤岡わこう

March 23, 2017

第3116回「中華と霊占と韓味」

M嬢1人で全部食べた



3月9日】 バンコク 

「いっただきま〜す」
なんじゃいMそのぶっかけご飯は

この日は前夜の深酒でスタートが遅く(毎度ですが)
M嬢のリクエストで中国人街の探索。その前にMBK
のフードコートで朝食と昼食を兼ねてタイ飯ランチ。
タイ料理が苦手なオイラは持参した酒をくいっと。

それって辛くないなのか
「さぁ どうかな。うん 辛くないよ」

MBKでランチ


何度も食べているM嬢はまだしも、初タイの息子が
現地の激辛エスニック料理を食べて下痢や食中毒に
なったらどないするべ、と心配する父なのです。

「わぁ〜い 美味しいタイスイーツ」
なんじゃそれ鯛焼きのアイスかよ

鯛焼きアイス


「俺は無難にこれね」

オレはココナッツ


スイーツは別腹とのたまう日本の女子たちだが、
胃がなく低血糖でダンピング症候群のオレもこれには同意見。
息子は南国らしくココナッツジュース。

食後はTAXIでチャイナタウンに行くもクソ暑い。
道路の頭上につきだした漢字の看板だらけに驚くも
茹で上がりそうな猛暑でバンコク中央駅に避難。

明日の夜はこっから寝台列車の旅だからね

明日はここから出発


さて、前回もそうだったけどM嬢のリクエストは
とどまるところを知らないようで、言い方を変えれば
一日を有意義に過ごしたい性格のようである。

オレは頼まれたら限りなく叶えてやりたい哀しい性なのね

つまりタイに来たら行きたい食べたい
やりたいことは全て主張する女性なのですな。
で、今回はブログにもちょいちょい出ていた霊能占い
を熱望。兎角日本人女子は占い好きなんですなぁ。

バンコクでTAXIにローカルバスに路線バスに
BTSを体験した息子に、さらにMRT(地下鉄)も
体験してもらう。バンコクは君が思っている以上に都会なのよ。

MRT




あれYさんいつ引っ越したの
「半年前からここに移ったのよ」

前にいた店のオーナーが一方的な開発工事を伝え、
半年前に店を引っ越したことは全然知らんかった。
突然の訪問にもY霊能師は快く受けてくれた。

「あなたの息子さん?」
「うげっやっぱ分かんだ。すげぇな〜

さすが霊能師である。2人を連れて店に入るなり
いきなりGを見て息子と見抜いた。M嬢とは
恋人同士でないこともすぐに分かったようだ。

「あなたの恋愛はね・・・」

M嬢占う


「はい 分かりました。もう充分です」
へっもういいのか

占うは恋愛運のみ


最初に占ったのはM嬢。看護学校の卒業も決まり
国家試験も終えただけに、やはり気になるのは
恋愛だけのようですな。霊視の結果は・・・秘密。

「あなたは転職を考えているようね」
「えっ すげぇ。何で分かるの」
あのなオレの胃癌を当てた霊能師だぜ

2年前に前職から転職した今の職場も、どうやら
息子にしてはモンモンとして悩んでいるようだった。
給料面では前職よりかなりいいらしいのだが、
果たして将来を考えると自分に向いているのか。

金は生きる手段であって目的ではないんだぞ

仕事に悩みあり


時間が経つのを忘れるほどその仕事が楽しいのか。
やっていて幸福感を得られるのか。人様の役に立ち
幸せな気持ちにさせられる、そんな形のない壮大な
夢のような仕事を自ら探してみんしゃい。

息子の霊占いは


「今の町を出て新天地を目指すのが良わね」
「出るって何処を?」
「日本を出て海外で働くと運気も上がるわよ」
ほぉ〜いいじゃん。 いろんな国を旅して
自分を探してみんのもいいじゃねのか


仕事に悩みあり


あれそう言えばモラトリアム症候群の浪速の
バックパッカーDちゃんは、今頃南米を旅して
いる頃だな。めっけたのかなこれからの自分を。

すっかり米国人に見えるぞ





つまりは飼い慣らされた枠を飛び出して
自分らしい生き方ををみつけろってことだろ


息子の手を握り気を送るY霊能師


霊視占いを終えてからみんなで撮影したら、
Y霊能師がずっと息子の手を握りしめていた。
息子に言われて気になって後日Y師に訊いてみたら、迷える
我が息子に良気”を送ってくれていたようだ。

霊占い終えて




かんぱ〜いま、人生の運気向上はこれからだぜ
「うわぁ〜エビチリ美味しそう」
人間は悩んだ分だけ成長できるもんだ。さぁ食え

中華で乾杯


晩飯はいつも行く老山東の北京飯店ではなく、
最近開店した“トンホーム”中華料理店に案内した。
日本人好みのこだわりの味”と謳うだけに
激辛苦手の息子たちの舌にも合うだろう。



なんじゃ〜このバカでかいスイーツは
「は、は、は、は、は おもしれぇ」

噂の韓国スイーツに盛り上がる


食後はトンロー通りに出店した韓国で大人気の店で
特大のスイーツをオーダーしたM嬢。こんなに
弾けた息子の顔を見たのは初めてだけに父嬉し。

おまえこれ全部1人で食うのか
「藤岡さん ちょっと食べてみる?」
いやぁ〜オレはいいや

さっきあれほど食べたのに、いったい女子の
胃っていうは本当に別に胃袋があんのかしら。
それにしてもランチのタイローカル料理から
中華料理に、最後は甘味ならぬ韓味スイーツ。

まさにバンコクは多国籍でんなぁ・・・

神楽で乾杯す


お〜いおっちゃん。息子連れて来たでぇ
「おぉ〜 いらっしゃい。顔似てるな」
そりゃあ親子だもん
「いつも父がお世話になっています」

息子にバンコクの歓楽街も見せてやりたいと思い、
かつてのオイラの長年の仕事場でもあった
タニヤ街を案内してから馴染みの神楽に入店した。

「そちらさんは?彼女さんか」
この子はMちゃんタイは3回目でね
「初めましてMです」
まだ息子の彼女じゃないからね

父親の失態を冷めた目で見る息子


知らない人が見たらバンコクに住む父親に
逢いに息子が彼女を連れて来たようにも見えるな。

「お〜い 酒持って来てぇ」
ほなかんぱいしょ
「Gよ 遠慮せんで呑めよ」

神楽で酩酊す


いきなり異様な雰囲気の空間にぶち込まれて
戸惑っている息子に、Kおっちゃんは遠慮無く
何度も泥酔したオイラの失態をぶちまける。

「こんばんは〜藤岡さん」
おぉ〜TにMちゃんいらっしゃい

T君カップルも合流


しばらくしてからT君カップルが合流した。
先月の日泰サッカー試合観戦以来の再会だ。

T君と息子は同じ年齢。海外で活躍する
同世代を見て少しは感化してくれればなと。

よ〜し今夜も呑むぞぉ
「父 あまり呑みすぎないでよ」
はいはいGくん分かってますって

この後、記憶を失ったのは言うまでもない。
でも、ちゃんと2人を伴って帰宅したのよ。


asia_jiyujin at 21:39|PermalinkComments(0)気ままなアテンド日記 | 藤岡わこう

March 22, 2017

第3115回「息子がやって来た」

ソイ38の屋台街



3月8日】バンコク

よ、いらっしゃい無事に到着したな
「あ〜 疲れた」

今年で在泰23年目になるオイラの元に
北海道千歳に住む息子が初めてタイを訪れた。

彼が4歳の時に離婚したオレは、翌年からタイに
移住した。札幌の高校に進学してからは年に一度
帰国した時に飯を食べながら成長を見守っていた
のだが、オレが住むタイにはまったく興味なし。

その息子が今年で27歳になる。何で今頃になって
タイに来たのか。出来れば現役を引退する
2年前に来て欲しかったんだけどなぁ・・・

切っ掛けは、昨年帰国した際に、一緒に会食
した看護学生のM嬢からの誘いだったけど、
その後つき合ったわけでもないのに何でやろ

じっくり酒を呑みながら訊いてみるべ

彼の渡航を突き動かした要因は何なのか
父親が異国で何をやって生きてんのか調査かしら。
ま、何はともあれ来てくれたんだから出来る限りの
お・も・て・な・しをしてあげたい父です。

「藤岡さん3番出口じゃなかったでしょ」
あ、そっか。ここドンムアンか。ゴメン

2年前に初めてタイに来たM嬢は、一見お気軽天然娘に
見えたけど、今回で3回目になるだけにすっかり旅慣れ
していた。今回の息子のエアチケットも全部彼女が手配。
彼女も無事に卒業して今春からは○●病院で看護師だ。

無事に会えたんだから良いべ

いつも訪タイ客の空港迎えはスワンナプーム空港
だっただけに、つい待ち合わせ場所を間違って
伝えてしまった。で、今回の彼女のリクエストは
タイの田舎でのんびりしたいとのたまう。

田舎ってまたノンカイか・・・

初タイの息子の希望は有名寺院の観光と海が
見たいと申す。さすがに日程的に海は無理だが、
今回オレが提案したのは首都バンコクと東北の旅。

よしエアチケット買いに行くぞ

行きの寝台列車のチケットは事前に買ったのだが、
何分にも彼らのカバンの重量が分からなかったので
東北から戻って来るLCCのチケットが買えずにいた。

旅慣れてネットに長けている人であればLCCや
skysccanner】のHPにアクセスして料金を
調べてからクレジットで買えるんだろうけど、
オイラはネットでのハッカーが恐くてクレジット
決済が出来ない超アナログ人間なのである。

よしチケットも買ったし飯食いに行くか
「わ〜いお腹空いたよぉ〜」

訊けば千歳空港からのジェットスターが
成田空港から乗るスクートとの乗り継ぎが無く、
前日に成田空港内で1泊したらしい。しかも、
機内では何も食べてなかったんだとか。

そりゃあ腹減ったろ

BTSで移動


TAXIに乗ってサクっと行きたいところがだ、
この夕方の時間帯は帰宅ラッシュの大渋滞。
バスとBTSを乗り継いでオイラが
住んでいるAPTに部屋を借りてチェックイン。

「これさ 言われた食材とお土産のお酒」
おぉ〜ありがと後で呑むべ

救援物資


いつもながら日本食材の救援物資には感謝感激
さらに今回は夕張郡栗山町の小林酒造の“北の錦“。
取りあえず腹ぺこの2人を近所の屋台街にご案内。

このカオパットプーとカオソーイが美味いぞ
「何それ?」
カニチャーハンとカレーうどんだな

屋台


オイラは持参したウイスキーと2人は地元の
ローカルビールのチャーンで無事の入国を乾杯。
見れば2人ともカオパットプーに食らいつく。

いい食いっぷりだねぇ美味いべ

屋台街で乾杯




食後は行きつけのマッサージ店に2人をご案内。
学業と実習に明け暮れ、先日国家試験を終えたM嬢と
日頃の仕事のストレス溜めた息子よ癒しておくれ。

「わぁ〜い 久しぶりぃ

足洗


「おっす 気持ちいいっす

初フットマッサージ


「足が気持ち良い〜

M嬢もフット


「タイ古式マッサージは初めてです」

2人してタイ古式マッサージ


マッサージを終えてからスーパーマーケットで
日本の土産を買う。ノンカイに行けば日本人
向けの土産はあまりないからね。

再びソイ38でマンゴー買う


部屋に戻る前に、さっき食べた屋台街に
寄ってM嬢がタイ料理の夜食を購入。

「美味しい」
「日本と同じ味だね」

二次会はオレの部屋


オイラの部屋で二次会開始。M嬢はタイ料理を
食べ、息子はタイ産の日清のカップラーメンを
美味そうに食らう。オレは土産の酒に舌鼓を打つ。

うめぇな〜ありがてぇ。幸せだなぁ

夜食のカップラーメン



asia_jiyujin at 19:49|PermalinkComments(0)気ままなアテンド日記 | 藤岡わこう

March 08, 2017

第3114回「やはり予兆だった」

上前歯治療



うっそーーーーマジかよぉ〜

前歯が折れた。5年前に乾物のカンカイを肴に
酒を呑んでいたときに、パッキリ前歯が折れた。
以来、堅い物は食べんように気をつけていたのだが。

今回はあたりめ・・・・か

ずっと気をつけていたのだが、先日北国から
訪タイされた仲間たちからお土産で頂いた
チータラやサラミやシャケトバなどをつまみに
しながら酒呑んで、ついスルメの“あたりめ”を食べた。

ありゃりゃ何だろ。前歯が変だぞ・・・

マイクロウェーブの扉の破損に続いてお気に入り
マグカップが割れた。もしやこれは何かの
兆候かと気にしていた矢先の出来事である。

タンブンに行っときゃ良かったなぁ・・・

後悔先に立たず』である。まぁ、
タイで治療して5年も持ったんだから凄いよ。

来週は息子たちが来るから早めに治さんとな

近所の歯科医院


で、上前歯が折れたのが土曜日の夕方だったので
前回も行った近所の歯科医院に月曜日に予約。
あの優しい歯科医が屈託のない笑顔で待っていた。

「また 堅い物食べたでしょ」
はぁ〜そうなんすよ。やっちゃいました

またも前歯が折れた


治療時間40分。治療費2,000B(約6,500円)。
1度の治療で全て完了せり。保証は3ヶ月間。

言葉の通じない異国で病院や歯科医院に行くって
何年住んでても緊張するけど体験は安心に繋がる。

モーファン コップンマーク クラップ
「食べ物に気をつけなさいよ あと歯磨きもね」


asia_jiyujin at 01:00|PermalinkComments(0)気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

March 06, 2017

第3113回「形ある物はいつか」

寅次郎で晩餐



うっそーーーーマジかよぉ〜

6年間使っていたマイクロウェーブ(電子レンジ)の
扉に、サイシン(白い聖糸)が引っかかって折れた。
今までに何度か引っかけたけど、まさか折れるとは。

「がーーーーんまさに大ショーーーック

マイクロウェーブが壊れた


買ったときには最新で3,500Bもした代物だが、
実際には温めるだけで料理に使ったことはない。
だったらもっと安いのを買っておけば良かったぜ。

じぇじぇスイッチが入らん

割れた!


扉を閉めても金具がシッカリ閉まらないと
電気が入らない仕組みになっているようだ。
文明の利器を失うと人間はどうしょうもない。

しゃ〜ねぇ修理に出すか

どうすんじゃい


翌日早速電子レンジを買ったエンポリアムデパート
の家電コーナーに行ってスタッフに修理を頼むも
「ここは販売だけで直接会社に連絡して下さい」と。

はぁ〜めんどくせぇなぁ

で、SHARPのカスタマーサービスに連絡するも
ずっと話し中。仕方なく住所を訊くと我が家から
そんなに遠くない。

でもなぁレンジは重いし外は暑いしなぁ

落胆してAPTに戻ってから用事があってオフィスに
行ったついでに「かくかくしかじか」と先ほどの
成り行きを愚痴っていたら「チャーンに話してみようか」と。

チャーン”とはエアコン掃除から水道カラン取り替え
やAPTの中の設備を治してくれるお抱えの便利屋修理業者だ。
で、部屋に戻って待っていたらすぐに見に来て
「うん大丈夫だ。任せておけ」と持って行ってしまった。

「旦那〜治りましたぜ」
おぉ〜すごいじゃん。コップンクラップ

タイ人の凄ワザ


1時間もしないで応急処置して持って来たぞ。
取りあえず扉は閉まるようになって電源も入る。
でもなぁ、代わりに違うところが割れていた。

昔オイラの友人が言っていた。車を修理に出したら
治ったけど違うところが壊れていた。で、また修理に
出したら、またまた他のところが壊れてさぁタイだよなって。

確かに目の前には一見治った電子レンジはあるけど
日本のように繊細に養護をしなかったか、瞬間接着剤
の汚れや無理矢理こじ開けて壊れた部品の後が・・・。

仕事が雑やなぁ。ましゃ〜ないわ

修理費を訊いたら「いくらでもいい」と。で300Bを
渡したらたいそう高い位置でワイをして喜んでくれた。

あれもしかして100Bくらいを想定してたんかな

でもまぁ、こんな重いモンを持ってTAXIに乗って
SHARPの会社まで持って行く思いをしたら、
正規の修理費と合わせたって安いくらいだろ。

使えるようになったんだから感謝せんとね



その数日後、今度はなまら気に入っていた
マグカップを落として真っ二つに割ってしまった。
声も出さず壊れたカップを拾いながら冷静に考えた。

またかよついてねぇな。これって何かの・・・

お気に入りマグカップが真っ二つ




シーロー移動


先日、研修でバンコクに来たノンカイのT先生と
寅次郎で会食した時に、この話をしたのだが
おそらくは酔っぱらった失態と思って苦笑された。

T先生


いや・・・確かに呑んではいたんだけどさ

和食ティスト


タイ人に言わせれば、こういうついてない時や
運が低迷している時はお寺に行って
タンブンしなさいってことなんだろうなぁ。

因みに、T先生に大都会の夜景を見せてあげようと
思ってMarriottのルーフトップバーに案内したら
意外にも高所恐怖症だったのが判明した。

バンコク夜景


ハハハハノンカイじゃこんな高いビルないもんなぁ

高所恐怖症のT先生


それにしてもだ。こんな短期間で大事な物が次々に
壊れるということは、もしかした身体のどっかが
壊れる予兆じゃないかと思ってしまう・・・。

おぉ〜恐ぇな。気ぃつけようっと・・・



asia_jiyujin at 19:59|PermalinkComments(0)気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

March 04, 2017

第3112回「あんた持ってんね」

屋台街



2月25日

「フジさん 土産買って昼食も済ませました」
あっそうなの

やはりH氏は凄い偉人だ。もはやオイラの尽力
なんぞ必要としないほど達人の域に達している。

好きこそものの上手なれ』という格言があるけど
地方公務員の分際・・・いえ、彼ほど独学でタイ語を
勉強しながら毎年訪タイする熱烈なタイフリークな
日本人にはお目に掛かったことがない。達人だな。

実は彼は社交ダンスの達人でもあり、3人の子供たち
もダンスを習わせて上級者になっている。さらには
誰もが敬遠する中学校PTA会長もこなすパパなのだ。
今年の新学期からは高校も引き受けちゃったらしい。

家族を愛し子供の成長にも尽力する父』尊敬するよなぁ。
しかも、彼の母上さまは茶道の師範で弟子もおられる。
見た目はそう見えんけど人は見かけによらんもんである。

按摩屋で


俗に男は『課長・島耕作』タイプと、釣りバカ日誌の
浜崎伝助』の2タイプに分類されるだってさ。

オレは完全に仕事を優先して家庭を崩壊させた
課長・島耕作』タイプだ。逆にH氏は趣味と家庭を
大事にしている『浜崎伝助』タイプの人間だと思う。

出世は二の次で、家族を愛しながら自分の趣味に
人生を掛ける愛すべき人間なのである。オレが彼の
ような性格だったら家庭を失わなかっただろうな。

つくづく貴方は凄い人だよ尊敬しますわ

屋台フードコート


今夜の便で帰国される2人を近所の按摩屋にご案内。
その後は近所の屋台街で最後のタイ料理で晩餐会。

「藤岡さんタクシー頼めますかね」
いいっすよお安いご用です

カオソーイに満足


H氏の土産類が多くてバゲージが3つになったので
普通タイプのTAXIでは無理。それで何度か利用した
ワゴンタイプのTAXIに電話するも今はパタヤだった。

すんませんいつものタクシーがパタヤでした
「わぁ〜 どうしましょう。カバンが3つだからね」
まぁ流れのタクシーと交渉するしかないっすね
「少し多めにチップ払えば行ってくれますかね」
う〜ん大っきなカバンが3つだもんねぇ

なまらうまいっしょ


屋台街から河岸を変えて我がAPTの下にある
居酒屋“伊藤家”に移動して呑んでいたら・・・。

「フジさ〜ん サワディクラップ」
あれなんでここにいんねん

長年使っているワゴン車のS運ちゃんが偶然目の前に。
そうなのです。このS運ちゃん、2011年10月のバンコク
首都圏大洪水の際に、何故か我がAPTの
クリーンウォーター機の水を気に入って買っていた。
実は、その時はスーパーマーケットもコンビニも
水が買い占められて高いエビアン水しか残ってなかったのだ。

そんなにウチの水って美味いのか
「フジさん ここのは他よりは断然美味いんですぜ」

知らんかった。アジアは『水と安全は金で買え』と
言われる国だけに水は毎回コンビニで買っていた。

因みにH氏もバンコク滞在中に水はコンビニでは
なくここで買っていた。やっぱ達人だぜ。コンビニで4リットル
38B(約120円)が4B(13円)で買えんのだ。

水道局は“都の水道水は安全に飲める“と豪語するけど
誰も呑んでねぇし配管が衛生的じゃないのは周知の事実だ。
だからオレもAPTのクリーンウォーター水を買うようになった。
それでも沸騰させた水を飲んでるけどね。

で、ちょいちょい仕事帰りにウチのAPTに寄って
クリーンウォーター機で水を買っていた運ちゃんが、
偶然にも呑んでる我らの前に出現したもんだから。

Hさん行ってくれるってさ
「えっ 空港に送ってくれるんですか。助かります」

通常は1200〜1300Bは掛かる空港送迎代だが、
何の因果か、数年前にH氏家族が訪タイした時に
動物園の観光で使ったことを覚えてくれていたので、
格安で空港送りを承諾してくれたのです。

Hさんあんたやっぱり持ってんねぇ


asia_jiyujin at 02:09|PermalinkComments(2)気ままな呑んだくれ日記 | 藤岡わこう