March 2008

March 31, 2008

第888回「二次会はカラオケ」

48745c61.JPG「今日は遅くなってもかまいませんか?」
全然、朝までOKですよ
オレはミッションが入っていない限り、基本的に毎日OK。
越後姫も日曜日は定期休暇だから問題ない。

ということで、究極の晩餐会のあとはカラオケ店に移動。
ここでも日本産の旨い焼酎で乾杯。越後姫はマイク片手に熱傷。
1時間後、さらに河岸を変えて違う店で3次会になる。

ここでも姫は歌いまくる。普段のストレスを一気に発散。
4次会は店のホステスたちを引き連れてタイ人御用達の
辛いタイ料理の屋台で夜食会。オレは食えないけど。

夜7時から始まった晩餐会は、すでに午前2時を回っている。
7時間以上も飲みまくっているのに越後出身のI嬢はまったく酔ってない。
オレも胃を取ってからはすっかり酒が弱くなったが
この夜はまったくダンピングも起きない。

今日はすっかりご馳走になりました。じゃあ、次回
K社長さんにお礼を告げて分かれる。
袖振り合うも他生の縁は、時として至福の時間を演出してくれた。

実は、年度末の今夜もこのK社長に会う予定になっている。


asia_jiyujin at 15:53|PermalinkComments(2) 気ままな呑んだくれ日記 | 藤岡わこう

第887回「神戸牛肉と越後姫」

33d34f66.JPG神戸牛のしゃぶしゃぶ1人前1200B×4人前。〆て4800B
(約16000円也)さらには、牡蠣フライや高級そうな季節の
旬の和食など。酒類は日本からの焼酎に高級輸入ワインまで。

世の中には奇特な人がいるもので、普段から品疎な食事しかして
いない越後娘のI嬢と胃のないわたくしめに、バンコクでも高級な
某日本食料理店の豪華な晩餐会に招待してくれた。

写真に写っている日本から仕入れたばかりの鮮度の良い神戸牛肉
である。なんとも美味しそうな霜降り牛ではないか。野菜が
たっぷり入った鍋でササっとしゃぶしゃぶした肉を、手馴れた
女給の仲居さんに器に入れてもらう。

ゴマダレにたっぷり漬けてから口に運ぶ。
くーーーーー、うっめぇ〜

お隣の越後姫はポン酢で食している。
「わぁ、本当に美味しいですね」

「そんなに喜んでもらえるとこちらも嬉しいですよ」
T県出身の腰の低いK社長さんだが、知り合ったのは2年前。
その時は、まだバンコクで会社を開業したばかりだったが、
いまではすっかり仕事も起動に乗り、月に30万バーツ
(約100万円)以上は飲食代に使っているらしい。

「1人で食べても味気ないので、これからは定期的に一緒に食べて下さいよ」
と誘ってくれた。なんと良い人だ。もちろん、こちらはまったくに異存はない、
というよりこんなに旨いものが食べられるのなら毎日でも大歓迎である。

次回はバンコクでもNo.1と言われる究極のイタメシに決定。
よかったねぇ、越後姫。これでこのブログを読んでいるであろう
父君も至極安心するでしょう。でも、体重増が気になる。

それにしても、この神戸牛肉はマジに美味い。
感謝感激である。このうえない幸せが体中を駆け巡る。
人間、美味しいものを食べられたときには、
本当に至福の幸せを感じられるものだ。

内戦で国を追われて満足に食べるものがない難民生活者や、貧困生活者には申し訳ない。
でも、これが資本主義社会なのだ、と偽善者ではないが自分たちの立場に感謝する。
普通に食べられること。胃を取ったオレにとっては食事は特別な思いがある。

オーストラリア産のワインも格別に美味い。2本も空けちゃった。
お隣で越後姫はビールを煽ったあとに、冷えた焼酎を流し込んでいた。
美味しい食に旨い銘酒。これ以上の贅沢は無い。
有難うございま〜すK社長

昔から、オレの周りには美味しい食事に誘ってくれる人たちが多くいる。
特に日本に帰国したときなんか、全国各地でご馳走になる。本当に感謝である。
今年も宜しくお願いしま〜す

asia_jiyujin at 15:51|PermalinkComments(2) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

March 29, 2008

第885回「ハイソ気分に浸る」

52884e9a.JPGブリラム空港から飛び立った50人乗りのPBエアーは、
僅か40分でバンコクスワンナプーム空港に降り立った。
到着時刻18時10分。「はやっ」寝る暇もない。

保険会社のS氏が到着するのは21時過ぎ。3時間以上もある。
一度APに帰ってから再び迎えに来るのには中途半端な時間だ。
ならば、読書に耽るに限る。普段から何かと気忙しい時間を
過ごしているオレには無理してでもこんな時間も作らないとね。

ということで、飛行機を降りてから乗客全員が到着ロビーに
出るのを尻目に1人オレはそのまま通り過ぎて出発待合室の
途中にあるレストランのさらに奥にある野外ラウンジに向かった。

ここは、普段は誰も来ない静かなスペースなので、
地方都市に飛ぶときなんかは早めに空港に来て原稿を書くこともある。
誰にも邪魔されずにのんびり本を読んでいたら、アッというまに3時間が経った。

国際便到着ロビーにS氏を迎えに行く。
相変わらず突かれきった顔で現れた。
「はぁ〜、仕事が忙しくて胃が破れそうです」という彼は
仕事の関係で毎週札幌の本社から東京・名古屋・神戸を飛び回っている。
たまにロスやイギリスに飛んだりするのでマイレージは80万マイルを超えている。

無理してでも使い切らないと溜まる一方なのだそうだ。(羨ましい)
ビジネスクラスで金曜日にバンコクに来て日曜日の夜便で帰国して、
そのまま月曜日の朝から仕事が出来るから毎週来ようかな、と言う。
来なされ、来なされ。毎週愉楽の園へ誘って差し上げますよ

いつもは五つ星ホテルのコンラッドに宿泊するのだが、
この日は同じ五つ星ホテルのフォーシーズンズにご宿泊。
空港からの送迎は最新型ベンツのS320である。片道2.200B也。
冷えたオシボリに冷たいエビアンが用意されている。
なんとも高級車の室内はリッチな空間である。

ホテルに着くと綺麗なコンシェルジェおねぇさまと共に
直接デラックスルームに行ってエグゼブティブチャックイン。
それからすぐにフカヒレ&アワビ雑炊のコースを食べに行く。

翌日は、エステにグルメにブランド物ショッピングを堪能。
Dt.Feetで強烈に効く足ツボマッサージを受ける。
心身共に癒やしの空間に誘う。ついでにオレもあやかって
日中は高級ホテルのプールサイドでマッタリする。

金持ちそうなドバイの親子がプールサイドで戯れている。
う〜む、えぇねぇ
オレもハイソな気分に浸る。

昼食に何かをオーダーしようとメニューを見る。
お!カオソーイ(カレーうどん)があるじゃん
タイ料理が苦手なオレだが、なんと好物の北タイ名物カオソーイを発見した。

でも、1杯220バーツもする。(写真)
「げっ、高っけぇー!」
現地のチェンマイで食ったら20〜30バーツだぞ。
さすが五つ星ホテルである。

それにしても、往々にして高級ホテルのプールはセキュリテーが甘い。
別に泊り客でないオレが利用しても部屋番号を訊かれる事もない。
オーダーして何かを食しても。その場で払えば部屋番号は訊かれない。

ふ〜ん、こりゃあいいや・・・
来月のクソ暑いソンクラン(タイ正月)の時期は、
バンコク市内の彼方此方の高級ホテルにでも行って、
さも宿泊客のふりしてプールサイドでマッタリ過ごしてみようかな。
これって、意外とお金を賭けないハイソサイティーごっこな過ごし方かもしれない。

これを読んだ人、真似しないでね。

asia_jiyujin at 19:49|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

March 28, 2008

第884回「カンボジアの賄賂」

d80c9ae2.JPG実は、スリン滞在中に披露宴を抜け出してカンボジアに行ってきた。
ツーリストVISAの期限が間近に迫っていたからだ。3ヶ月前に
ラオスのビエンチャンでダブルビザを取得していたのだが、一度
タイを出国してタイに再入国すれば、最長で3ヶ月間滞在できる。

不法滞在にはなりたくないから正式手続きは済ませて置かないとね。
ま、異国に住んでいると外国人にはいろいろ制約が付きまとうのだ。

タクシン政権になってからは、不良外国人を締め出す法律が厳しくなった。
軍事クーデターでタクシン政権が崩壊した後は、多少厳格だった法律も甘くなったが、
今回の選挙で再び民主政権に返り咲いたが、果たしてサマック新政権はいかに、だね。

当面は、禁煙施設の拡大だ。今までエアコンの設備のある公共施設やレストランだけ
だったのが、2月11日から暫定的に日本食料理店やディスコ、パブまでも禁煙になった。
それでも未だに店の中に喫煙エリアを設けて吸わせているところも多い。

だが、5月からは本格的に取り締まるらしい。
こりゃあ、先進国並みに禁煙ムードが高まりそうだ。

2年前、胃癌手術後に一度は止めた喫煙だったが、
その後度重なる逆流性食道炎の痛みを和らげるために
再びタバコに手をつけてしまった。そろそろ本格的に止めようかしら。

あ、禁煙の話題じゃなかった。
Pの実家から車で40分くらいでカンボジアの国境に着いた。
例によって弟くんがピックアップトラックで送迎してくれた。

日に何百人も行き交うアランヤプラテートの国境と違って、
ジョンチョンの国境はなんともマッタリとしていた。
行き交う車も人も数える程度。(写真)
外国人目当ての傘指し少女も、みすぼらしい子供たちの物乞いもいない。

出国も入国もまったく並ぶこともない。
タイを出国したら目の前に小さなカジノが2軒あった。
元々あまり賭け事に興味の無いオレには関心が無い。

賭け事で【運】や【ツキ】を使っちまったら
人生の一番大事なときに見放されかねないもんね。
もっとも、オイラはもっとデカイ賭け事をしている。
そう、自分の可能性に人生を賭けておりまする。

カンボジアの入管で24時間以内に出国するなら300バーツを払えと賄賂を請求された。
ざけんな!てめぇの懐に入れる金だろうが
アランヤでの賄賂の相場は100バーツだぞ。

タイ語と英語で文句を言ったら
「俺はカンボジア語しか分からない」とほざいた。
「分からない」と英語で返すなら理解しているじゃねぇかよ。
まったく食えないヤツだ
ま、出入国の数が何百倍も違うから実入りが少ないんだろうね。

それにしても、日常的に慣習化されている公務員や軍人の賄賂。
発展途上中のお国は仕方ないのね。

asia_jiyujin at 20:37|PermalinkComments(0) 藤岡わこう 

March 27, 2008

第883回「袖振り合うも」

830b618a.JPGスリン県から車で走ること2時間。
ブリラム空港に到着すると、だ〜れもいない。
マジ飛んでいるのか

電話で予約したTG(タイ国際航空)を探すがロビーを見渡しても
どこにもない。あるのはタイの代表的なビール会社のシンハービア
のマークのようなPBエアーだけ。

PBエアーってなんやねん
一応これでもタイ国内を飛んでいる飛行機は
すべて把握していたつもりだが、PBなんて聞いたこと無いぞ。

カウンターに行くと、暇そうな男女の係員が2人。
すいませんが、TGはどこですか?」
「TG?ここの空港はPBしかありませんよ」
んなバカな。電話で予約したんですけど
「お名前は?」
TGに予約したのに、なんでPBの係員に名前を言わなあかんのや、
と思いながら名前を告げると、
「ありましたよ」
へっ、なんでやねん
訊くとTGとのコードシィア便だった。
しかも、ちっちゃくて狭い。(写真)

受付してからPの弟くんに別れを告げる。
「今度はバンコクで遊びに行こうね」
弟くんが誘ってくれたが、勘違いせんでくれよ。
オレは君たち家族と親戚になったわけじゃないんだよ。
行けば支払いはどうせオイラでしょ。
ま、いいや。いつでも連絡してこいよぉ。

こうして慌ただしくも、スリン県のド田舎で行われた
大規模で派手な結婚式の貴重な体験をさせてもらった。

別れ際、新婦のPが心から感謝の気持ちを伝えてくれた。
「スリンまできてくれて本当にありがとうね」
ま、気にすんな。幸せになってくれよ。んじゃ、今度は日本で会おうな

ちなみに、新郎のY氏も日本に帰国したら是非
我が家に遊びに来てくださいと誘われたのだが、
彼が住む県は東京から車で1時間のG県。

草津の湯があるとこじゃん。
しかもオレと同じ名前の藤岡市がある。
これも何かの縁だね。

またしても帰国したら寄る場所が増えちゃった。
こうやってオイラのしがらみは増えていくんだろうなぁ。
ま、袖振り合うも他生の縁だからね。

asia_jiyujin at 18:23|PermalinkComments(0) 気ままな呑んだくれ日記 | 藤岡わこう

第882回「急遽バンコク帰還」

2918a256.JPG約1年ぶりに札幌からS氏が訪タイされるという連絡が入った。
S氏は2年前に胃癌になったときにお世話になった保険屋さん。
オレにとっては命の恩人でもある。

何があっても行かねばならぬ。
いざ鎌倉(バンコク)」のノリではないが、
いかんせんここはスリン県のド田舎なのだ。

Pの妹たちが13時発のバンコク行きの長距離バスに乗るという。
「一緒に帰ろうよ。楽しいわよ」
と誘われたが、モーチットバスターミナルまでは7時間はゆうにかかるだろう。
そこからスワンナプーム空港まで1時間。下手すれば間に合わない。

ならば空を飛ぶっきゃない。ところがだ、スリン県に飛行場が無い。
最寄の飛行場はウボンラーチャタニ県かブリラム県。
ウボンであればデイリーで飛行機があるがスリン県から
シーサッケット県を経由して飛行場まで3時間はかかる。

お隣のブリラム県にある飛行場までは2時間。
でも、週に3便しか飛んでいない。
しかも50人乗りのちっちゃいジェット機なのに2500バーツもする。(写真)
僅か4〜50分なのにプーケットやチェンマイに行くよりも高いじゃねぇか。

ま、幸いにも19日の水曜日の夕方に1便だけ飛んでいる。
17時25分に出発して、18時10分にはバンコク新空港の
スワンナプーム空港に到着する。

S氏がバンコクに到着する時刻は21時5分。
アライバルロビーに出て来るまで30分かかるとして、
およそ3時間は空港で待機になる。

本来であれば20日に新郎とPと一緒にワゴン車に乗って
バンコクに帰る予定だったが、1人で先に帰ることにした。

スリン県の市役所で2人に別れを告げ、
Pの弟くんに空港まで送ってもらうことになった。

asia_jiyujin at 18:16|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

March 26, 2008

第881回「婚姻届申請手続き」

9aa5f2f0.JPGさてさて、午前中に結婚式の儀式はすべて滞りなく終焉した。
午後からは、スリン県の市役所に行って婚姻届の手続きをする。
これで2人は晴れて正式に夫婦になれる。

タイ語がまったく話せない新郎。これで一安心・・・と思ったら、日本から持参した戸籍謄本や住民票など全てタイ語に翻訳をしたのだが、日本大使館の証明印がないと受付で撥ねられた。(写真)

慌てる新郎だが、ま、何度も日本とタイを行ったりきたりしているうちに
「またか、バンコクの大使館にいくのか・・・ま、マイペンライだな」
と腹も据わっている。

バンコクに戻り、新婦が日本大使館に行って手続きを済ませて
郵送でスリン県の市役所に送ればいいことになった。
そのコピーを日本の新郎に郵送して彼が入国管理局に持っていけば
数ヵ月後には、晴れてPは日本に行ける事になる。

日本人がタイ人を嫁に貰うって、結構大変な道のりなのね。
日本人みたく、惚れたはれたで一緒になって、
性格が合わないから「じゃあ」離婚ってわけにはいかないのね。


asia_jiyujin at 20:39|PermalinkComments(0) 気ままな帰国滞在記 | 藤岡わこう

第880回「子作りの儀式」

c98f14fa.JPGさて、これですべての儀式が終わったわけではない。
最後に日本では有り得ない(古い村ではあるのかな)
子作りの儀式というもが執り行われた。

先生の進行で新郎新婦が花ビラを敷き詰めたベッドに入り、
神聖にお祈りをした後に2人仲良く寝る。(写真)
それを周りの人が見守るのだ。

さすがにタイに長く住んでいるオレでも始めてみる光景だ。
なんとも恥ずかしい格好だが、神聖な儀式らしい。
5?歳の新郎と3?歳の新婦だが、いっぱい子供を作って
日本の少子化に歯止めをかけておくれ。

たとえ国籍が違って血が違っても人類はみな兄弟だ。
お二人とも末永くお幸せにねぇ。

それにしても先週は新婚旅行で日本から来たカップルのアテンド。
その次は、結婚式の介添人。人の幸せのお手伝いばかり。

オイラにも幸せを分けておくれぇ〜
ま、今は生きているだけでも十分幸せですがね。
それに決してお金では買えない「仲間」たちの絆が日本全国にある。
これだけでも十分人生を楽しめて幸せなことでしょうね。


asia_jiyujin at 20:36|PermalinkComments(2) 気ままな呑んだくれ日記 | 藤岡わこう

第879回「1.251.999B」

448778c3.JPGタイで最も縁起の良い数字とされているのは【9】である。
車のナンバープレートも、契約の日にちも、もちろん結婚式も、
記念紙幣などの【9】の連番は高額なプレミアムがつくほどだ。

そして、本日新郎新婦から両親に渡される「結納金」の額が式を進行する先生から発表される。マイクを片手に発表される声は、巨大なスピーカーを通して近所の村人たちにも届けられる。

「結納金は、1.251.999バーツ(約390万円)」
「オッォー凄い額だ!」
「Pちゃんは親孝行な娘ねぇ」
集まった親戚や村人たちは驚愕とともに羨望の眼差しだ。

往々にしてタイ人は底辺層の民でも見栄っ張りでプライドの高い。
この日は、集まった村人の前でも両親は鼻高々の思いだろう。

その横で介添人のオレは冷静にその場面を見ていた。
これって、まるで娘を金で買ってるみたな光景じゃん

もちろん、日本でも両親に対しての結納金の儀式はある。
娘さんを下さい」ってね。

でも、長年アジアで最底辺の民たちのルポをしているオレには
ある意味、合法的な人身売買に見えてしまう。
非常に歪んだ見方かもしれないが、素直に表面だけを見れないのね。

でも、多くの外国人と結婚するタイ人は、結婚=安定=財を考える。
日本では、箸にも棒にも引っかからないイケてない男でも
タイや発展途上中の国では、日本人=ジパング(黄金の国)なのだ。

ま、なにはともあれ結婚するPが納得して日本に嫁ぐのだから
オレはとやかく言う筋合いではない。でもね、数ヵ月後には
必ずなんらかの問題が発生して連絡が来る。

かつて、この手の駆け込み寺的な相談は山のように受けている。
ほとんどの場合は、金銭的なことより習慣から来る考え方の違い。
忍耐はあるけど、ちょっとした切っ掛けで我慢が出来なくなる。

ま、Pは心の優しい子だから、少々のことではへこたれないでしょう。
結婚しても毎月両親への送金は続ける。なんて親孝行な娘なんでしょうね。
親子の絆が稀薄になったいまの日本の若者立ちに、見習って欲しいものです。


asia_jiyujin at 20:34|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

第878回「タイの結婚儀式」

c72ff33f.JPG18日、朝6時半からけたたましい音楽で起こされて夜の1時
まで姉妹や義兄弟、親戚縁者、友達、近所の村人など約300人が
Pの実家に集まって披露宴が行われた。振舞われた豚は4頭。

お寺の僧侶に式の日取りを相談したら19日が良日と言われた。
この日も朝6時半からけたたましい音楽が起こされたら、
なんと居間に寝ていたオレの前に9人の僧侶が鎮座していた。

あわてて起きてオレも式用の白い服に着替える。顔を洗うヒマもなく
7時から結婚式の儀式が始まった。先生と言われる式を進行する人の挨拶で
仏壇のロウソクに灯を灯し、重々しく僧侶の仏経が始まる。

「ナモタサ・パカワト・アラハトタ・サンマサン・プタサ・・・」

新郎新婦のおでこに白い粉をつける。糸で繋がれた白い花輪を2人の頭に載せる。
仏の聖水をかける。出席している全ての人にもかける。やがて、新郎新婦が
9人の僧侶に炊き立てのカオニャオ(もち米)やくだものなどを托鉢の器に入れる。

儀式はわずか1時間ほどで終わり、9人の僧侶たちがお寺に帰っていった。
やれやれ・・・
ところが、これですべてが終わったわけではない。
これからが最も重要な儀式が始まるのだ。


asia_jiyujin at 20:30|PermalinkComments(0) 藤岡わこう