September 2008

September 30, 2008

第1237回「食べられる幸せ」

ef143b92.jpg結局、懐石料理のフルコースは全部平らげることは出来なかった。胃があるK御大はすべて完食。オイラはご飯類やデザートはパス。だって、松阪牛200グラムはけっこう胃に堪えます。

店の外まで見送りに来てくれた若い女給仕。老舗ならではですね。彼女は地元だが、中には鳥取から来ている子もいるとか。老舗の味を守るのは調理人だが客席の応対は全て彼女たちの腕に掛かっている。老舗の暖簾にはそれだけの責任があるんですな。

オレも若い時に料亭でバイトの経験がある。楽しみと言えばまかないご飯。どんな美食店でも従業員の食事はそれほど豪華な訳じゃない。だが作る人は一流の料理人だから味は最高。

因みに先週はテレビのロケで双子の女優のマナカナが来ていたそうだ。

それにしても美味かったぁ」ありがとうございます。K御大。
もう日本で思い残す食事はなに一つ無い。
これだけ究極の良食を毎日食べられたんですからね。
日本でと言うより、ある意味この世でも思い残すことがないかも。

胃を手術してから食べられない時期が続き、
無理な食事で、もがき苦しんだこともあった。
あまりの苦痛で飛び降り自殺まで考えたこともあった。
病室でTVを観れば、なんとグルメや旅番組の多いことか。

普通に食べたれることの幸せ。幸せの原点やね。
もうこれ以上の幸せを求めたら罰が当たるっちゅうもんです。
タイに戻ったら毎日が貧祖な食事が待っている。
もう充分です。打ち止め終了。粗食に切り替えないとね。

因みに6月10日に帰国したときの体重が62圈
3ヶ月半全国美味い食巡り旅で堊えました。


asia_jiyujin at 16:10|PermalinkComments(2) 気ままな流浪的旅日記 | 藤岡わこう

第1236回「これぞ究極の贅沢」

d3517f39.jpgオラ生まれてこのかた松坂牛なる最高級肉は食べたことがない。テレビでもお馴染みの【和田金】と負けるとも引けを取らない【柿安】「明日は桑名の柿安本店に行って松阪牛を食おう」とK御大。

で、翌日に電車に乗り継ぎ三重県の桑名に降り立った。
「桑名の焼きハマグリ」で全国的に有名な桑名市へ来るとは夢にも思ったことがなかったが駅前は人もまばらで閑散としていた。
早速タクシーに乗って【柿安本店】へ直行。

オレの親父は30年以上前に他界している。
もし生きていればK御大と同世代だ。
なんだか擬似親子旅行みたいな錯覚になる。

電話で事前に予約を入れておいたおかげで
店に行くと日本間の個室に案内された。
入れ替わり立ち替わり3人の女給仕さんが
和服を着て三つ指をついて挨拶に来る。

なんだか場違いなような高級料理店だが、
懐石料理を2人前頼み、桑名の銘酒を片手に乾杯する。
おぉ〜昼間っからの酒は利くぅ〜

ほどなくして白いサシがビッシリ入った正真正銘の松阪牛が鍋に入れられる。(写真)
ジューーーー
勢いよく焼ける音と何とも言えない香しき匂いが胃に染みてくる。
思わずつばが出てきた。
女給仕が小皿に入れてくれる。
それを、一気に口に放り込む。
うぉ〜、なんじゃこりゃ。口の中で肉が溶けていくぅ〜
日本滞在最終日の会食は、まさに神様からのご褒美のような贅沢の極み。
じっくり口の中で究極の幸せを噛みしめる。

ふと瞼を閉じると、この3ヶ月半の旅が走馬燈のように蘇る。
人生生きてさえいればこんな幸せな一時も味わえるもんですね。深謝。


asia_jiyujin at 16:04|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

第1235回「名古屋のオジキ」

930efc90.jpg名古屋には後期高齢者になるM基金会員のK御大がいる。5年前にスタディツアーでタイに来た時に知り合った。以来、NGOとは関係なく福岡の従妹N氏と一緒にタイに来るようになった。

2004年12月26日に起きたスマトラ沖地震の大津波で被災したプーケットやパンガー県を翌年に3人で回り、現地の子供達に衣服や御菓子を配って回った。ラオスの山岳地帯でもM基金とは別に、個人的にお金を出して小学校に図書館を建てて寄付した。

M基金でも1人の女子大生を支援して4年分の授業料や生活費を面倒見ている。まるで画に描いたような足長おじさん。10年前に伴侶を亡くし、2人の娘にはすでに家や財産を生前贈与。

趣味は友達や仲間たちとの温泉旅行やゴルフだとか。
だが、近年はその友達もあの世に旅立って数少ないらしい。
そのせいなのか、オイラが帰国すると頻繁に電話が掛かってくる。

「今どこにいるの?」
実家の美瑛に滞在中です
「なら、明日行くわ」
と、思いつきのようにセントレア空港から飛行機で旭川まで飛んでくる。
で、レンタカー借りて一緒に美瑛や富良野を旅してサロマ湖まで旅したことがある。

それから1ヶ月後、またK御大から連絡が入る。
「今どこを旅してるの?」
熊本で講演しています
「なら、明日福岡まで飛ぶから熊本で会いまひょ」
結局、新幹線で待ち合わせしてそのまま鹿児島を旅した。

今年の11月には、福岡の従妹と共に訪タイされる予定だ。
今度はカンボジアのアンコールワットを案内し、ラオスに完成した
図書館の同行通訳にお供することになっている。

そんなオジキのようなK御大が、名古屋の金山にホテルを取っておくから
夜は一緒に食事しようぜよと誘われる。またしても今度はH先生からK御大に
オレの身柄は引き渡される。まるでホントに聖火のたいまつ状態だがや。

で、一緒に北海道産の肴をアテに焼酎で乾杯する。
うみゃ〜
オレが酒を口にしなかったのは、実家にいたときくらいだ。
後は殆ど全国何処に滞在していてもほぼ毎晩晩酌しているぞ。
こりゃあ本格的にアルコール依存症になったのかと徐々に心配になってきた。

でもね、まだ完治したわけではないのよ。
たまに食後に地獄のような苦しみが伴うときもある。
だから、その前にシコタマのんで酔っぱらっちまう。

正直、毎晩美味いモンばかりご馳走になっているが、
実はどの食べ合わせが自分に合っているのか研究中でもあるのだ。
食前酒の赤ワインと胃癌の相対性理論と大吟醸が及ぼすエントロピーの法則。
いずれ学会で発表したろかしらん。


asia_jiyujin at 15:54|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

September 29, 2008

第1234回「日本滞在最後のゴルフ」

7f371193.jpgなんとも清々しい朝を迎え、本日は快晴絶好のゴルフ日より。
6月11日はアウト56。イン50の106。
9月24日はアウト49。イン57の106。

どうしてまったく同じスコアーなんだ」と我ながら情けない。
確かにゴルフクラブは毎回借物とはいえ全て流行の最新型だ。
使い慣れるまでには3,4ホールはプレーしなきゃ分からない。
だからアウトがスコアーメイクできないのはしょうがない。

だが、後半にスコアーが崩れるのは己の技量不足だがや。錦町のドンN氏が89。同年代の70歳になるH先生が101である。
いくら、慣れてないとはいえ、あぁ情けない

この不甲斐なさは11月に再度タイでプレーする迄には
練習して軌道修正しておきま〜す。

でも、最新のクラブって、ほんとに進化しているのね。
高反発(今は飛びすぎて一般競技では使用不可)クラブで普通に打ったら
何と260ヤードもぶっ飛んだ。その後に低反発クラビで打ったら230ヤード。

ゴルフは上がってなんぼ、と言うがやっぱり飛んだら気持ちが良いもんです。
でも、セカンド(二打目)でグリーンに乗せないと良いスコアーには繋がらない。
300ヤード飛ばしても、30僂離僖奪謄ングも1打は1打なのだ。

何はともあれ、ゴルフが出来るほど健康になっていることに感謝。
H先生、ドンN氏様方、ほんとにありがとうございました
それにしてもオレの身体・・・細すぎでしょ。(写真)こりゃあ飛ばんわい。


asia_jiyujin at 20:12|PermalinkComments(0) 気ままな流浪的旅日記 | 藤岡わこう

第1233回「三重県多度に宿泊」

20ea3d6c.jpg「明日は多度でゴルフをやりましょう」
6月10日に帰国したその日の午後にラウンドしたゴルフ場。
旅が終演する前日も再び同じゴルフ場でプレーすることになった。

何とも人生とは不思議な巡り合わせで出来ているもんだ。
半年前まではまったく知らない人たちである。
それがタイでアテンドさせて頂き、帰国した日に名古屋でゴルフ。
そしてその面子7人と今度は北海道に集結してゴルフ。

名古屋、大阪、千葉、福島、札幌の異業種の社長さんたち。
しかもその全員が年商億を超える経営者たちばかりである。
今年の11月には再び7人がタイに遊びに来ることになっている。

袖振り合うも多生の縁」と言うが、いやはやなんとも・・・・
」は必要な人たちに必然的に訪れる偶然の人生のスパイス。
神様が与えてくれた縁と思い、けっして奢る事なかれ。感謝。

食後はH先生がメンバーになっている三重県東建多度カントリークラブの
ベルサイユ宮殿の一室のような部屋を手配してくれてオイラ1人で宿泊することに。

いやはや、オラはなんて幸せ者なんでしょ
もしかしたら、2年半前に人生が終わっていたかもしれないのにね。


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第1232回「究極の鮃の縁側」

4f2c3268.jpg見よ、これぞ究極のヒラメの縁側だ。
目の前には皿が回ってないヒラメの縁側がある。
「う〜ん、うみゃそうだがや」

名古屋に着いたその夜、会計税理士のH先生が
「何が食べたいですか」と訊くので「和食」と応えた。
すると錦町で8軒のクラブや飲食店を経営するN氏と相談して
「じゃあ。寿司のMにしょうか」と三重県に向かった。

どうもこの世界の人たちは、食に関しては究極を求めるらしい。
例えば「焼き肉が食べたい」と言えば「じゃあ韓国へ」となる。
「美味い小龍包が食べたい」と言えば「じゃあ上海へ」となる。

市内の和食屋で充分なのに「食」に関しては拘る人たちは、
客人に対しては自分たちが馴染みとする最高の場を考えてくれる。
まぁ、地元人の方が“るるぶ”に掲載されているような広告より
遙かに「美味しい食」の場を知っているものです。

オレもタイに遊びに来る客人に対しては、リクエストに応じて
バンコクで食べられる究極の食を提供するように心がけていますが
彼らにとっては普通でも、ここまで来ると贅沢の極めかと・・・。

くっぅ〜うめやぁ〜ずら〜
H先生と奥様と錦町のドンN氏と4人で
慶弔料理Mのタチで三河湾で捕れた新鮮な海の幸を堪能する。
今宵の銘酒はMの大将が勧める石川の「舞姫」

あぁ、オラはほんとに幸せ者だがや・・・


asia_jiyujin at 20:06|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

September 26, 2008

第1231回「最終地尾張に到着」

d0b6323b.jpg飯田市からハイウェーを滑走して2時間ちょっと。
車はそれまで山間だった風景から一気に都会に溶け込んだ。
山はビルの摩天楼に変わり、空気は限りなく鬱積している。

名古屋から出発したこの旅も、合計17都道府県を移動して
とうとう200万人都市の名古屋に戻ってきた。
滞在中タイで縁が出来た170人の仲間に会うことが出来た。
正直「凄ぇことだ」と自分ながら感心している。

でも、こんな無謀な長い旅は最後にしよう。
来年からは一県集中でもっと仲間達と有意義な時間を過ごそう。
そう、長野のように。来年は沖縄を皮切りに旅を始めようかな。

名古屋に到着し高速をおりると3カ月半前にお世話になったH先生が迎えに来られた。
N&S嬢とH先生がご対面。
「では、Jさんをお渡しします」
「はい、ご苦労様でした」

そのままJR名古屋駅ビルの上にあるJWマリオットでお茶をする。
窓から市内を見渡す。名古屋城やナゴヤドームも見える。

今年の旅はこの町から始まったのだ。
そしてまもなくその旅も幕が下りて終演する。


asia_jiyujin at 01:46|PermalinkComments(2) 気ままな流浪的旅日記 | 藤岡わこう

第1230回「天竜峡で足湯堪能」

7f57d549.jpg高速バスに乗って新宿から甲府に着いた時、目の前にあった足湯に思わず靴を脱いで足を入れたのを覚えている。この日も天竜峡花の里で足湯サービスがあった。躊躇わずに足を入れる。

いいねぇ〜、癒される。首まで浸かりたい
この日で信州長野を離れて、とうとう旅の最終地へ向かう。
長かった3ヶ月半の日本縦断巡礼の旅はまもなく最終章に近づく。

いろんな思い出が頭を走馬燈のように駆け巡る。
思えば愉しかったことしか思い出せない。
オレはなんて幸せな人間なんだろう。
みんなみんなみんな、ありがとうございました。

この旅が始まった当初もそうだったように、
この日も2人が車で名古屋まで送ってくれた。
まるで北京オリンピックの聖火を次の走者に引き継ぐように。

幸せの聖火ランナー。


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第1229回「素敵な新婚カップル」

bcce4500.jpg長野飯田市滞在8日目の最終日。
今日は天竜峡の花の里で開催されている蕎麦祭りに来た。
信州長野を離れる前にもう一度究極の蕎麦を堪能。

地元や地方の家族連れで会場はいっぱい。
地元飯田市の市長さんも来ていた。
美味い、ほんとにうまい蕎麦だ

タイに戻ったら信州で修練したと言う【久保田】に行こう。
オレはもうすっかり蕎麦マニアになってしまったのかな。

滞在中オレのリクエストに応えてくれた2人に感謝だ。

それにしてもこの2人。後ろから見てもなんとも微笑ましい。(写真)
幸せのオーラの泉が身体中から湧き出ている。
本当に幸せな人は、その分いろんな人に幸せを分けているのですねぇ。
ありがと


asia_jiyujin at 01:01|PermalinkComments(2) 気ままな流浪的旅日記 | 藤岡わこう

第1228回「地ワイン善光寺の里」

38dd0724.jpg長野県にも地元名産のワインがある。
その名も【善光寺の里】(写真)
地元のお寺の名前をつけるのもどうかと思うが、
飲んでみると、これが中々渋みもありイケる味。

ポリフェノールいっぱいよぉ〜」と聞こえそうな味だ。

晩餐はS嬢の愛妻手料理と肴でワインを堪能する。
なんだかんだと言いながら、結局オレは毎食ごとに
いろんなジャンルのアルコールを口にしている。

そろそろアルコール依存症の領域に入ったかな。


asia_jiyujin at 00:42|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう