October 2008

October 29, 2008

第1256回「この歳でお見合い」

533ff348.JPGひと様の恋愛を心配していたら突然T女史から言われた。
「フジさんこそ将来どうするの?」
どうするって・・・

「いつまでも若くないのよ」
分かってるよ
「結婚する気はあるの?」

娘でもないのに、えらく心配してくれるヤツだね。
確かにここまま歳を重ねて行くには1人暮らしは淋しい人生だ。
2年半前に病気を患ってから如実にそう思うようになった。
まぁ、ないこともない。良い人がいればね
「それなら良い人を紹介してあげるわ」

と言うことで、思い立ったが吉日。
早速翌日の夕方にラチャダのエスプラネードで一緒に食事をすることになった。
サワディークラップ
「サワディーカー」
「Aomさんよ。ね、可愛い人でしょ」
今までに出会ったことがないようなタイプ。
一言で言えば理知的で聡明な女性だ。

うん、確かにね
タイ西部カンチャナブリ出身の割には、北部出身のような色白だ。
小柄ながら推定年齢は30歳代後半と思われる。(写真右上)

MKゴールドで久しぶりにタイスキの鍋を食べる。
双方の食を考えると、一番ベストな選択と言える。
鍋をつつきながら彼女の情報を聞き出す。

バンコクの中堅会社に勤めていて給料は28000バーツ。
ホンダのシビックを所有している自立した女性。
中学校の校長先生の給料が2万バーツ前後だから結構収入はある方だ。

個人的にはストレートのショートヘアーが好みなのだが、
タイ人では珍しく髪にパーマを掛けている。さらに
妙に落ち着いていてしっかりして見えるが、その分奥手にも見える。

結婚歴があったのか、以前までタイ人の恋人がいたそうだが、
いずれにしても子供はいない。仮にこの後結婚を想定して付き合うのなら
1人や2人くらいの子供がいてくれた方が嬉しいのだが。

だが、惚れっぽいオレが、それほど胸がトキめかなかったのは、
ストライクゾーンギリギリなのか、あるいは相手の年齢のせいなのか。
でもまぁ、オレの歳を考えればちょうど良いくらいだろ。

とにかく今までに出会ったことがないタイプなので
少々戸惑っていたのは確かだ。だが、相手にも
選択権があるわけだから一気に恋愛モードにはならない。

気を利かせたT女史がみんなで映画を見ましょうと発案する。もちろんタイ映画。
The Queen of Langkasuka」内容はタイ版のパイレーツオブカリビアンっぽかった。
タイで映画を観るのは半年前の「チョコレート」以来だ。
食後にリクライニングのイスはマズいと思ったら、案の定途中で寝てしまった。

また映画に行こうね」と言って別れたが、
果たして今後恋愛に発展するのでしょうか・・・。

後日、T女史からメールが来た。
「How about Ms Aom? Do you think her?」


asia_jiyujin at 20:06|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

October 28, 2008

第1255回「2年目の中学教諭」

70ac8bc4.JPGT女史が大学を卒業して教職員試験に見事合格して教諭になってから早いもので2年が経つ。本人は仕事も新しい環境にも慣れたようで、今は恋愛よりも子供たちに教える方が楽しいそうだ。

今年帰国した時に彼女の里親である新十津川のI会員さんから化粧品のお土産を預かっていたのでやっと手渡すことが出来た。元々タイ人はそれほど化粧をしない。素顔でも充分綺麗な肌だ。

ただ、昨今の日本や韓国からの美肌や白い肌を唄った化粧品が
ブームになっているため、それまで化粧っ気のなかった若い娘たちも
妙にケバい化粧をするようになった。個人的には全然素顔でも良いと
思うのだが。確かに化粧すれば格段に映える子もいる。

でも、やっぱりタイ人は素顔が良いよね。
T女史も、ナチュラルメイクなのか普段からあまり化粧っけはない。
それでも大人の女性の嗜みとしてメイドインジャパンの化粧品は必須アイテムでしょ。

年頃になれば(もうすでに)これから恋愛もするでしょ。
大学時代に一時期だけ彼氏がいたらしいが価値観が合わなくて別れたらしい。
タイの男子は本当に心が弱いヤツが多すぎる。

復縁を迫って断られたために、元カノを殺して自分も自殺
なんて新聞の記事は、それこそ毎日のように掲載されている。
若い学生だけじゃない、20歳代も30歳代も50歳代でもある。

この国の男子は、彼女に振られただけで将来を悲観してしまう。
自分に原因があるのに(賭博、浮気、酒、DV)全然気が付きもせず
まったく改善する気もなく自分のエゴだけで復縁を迫る。バカだ。

オレが今まで取材してインタビューしたタイ人女性の殆どが
「タイ人の男性より日本人の方が全然マシだ」と豪語する。
理由は至って簡単だ。タイ人は深酒をして二日酔いになったら
「マイサバーイ(体調不良)」を理由に会社を休むけど、
日本人はどんなに二日酔いでも会社を休むことはない。

また、結婚して離婚しても、その殆どが慰謝料も養育費も発生しない。
日本のように「責任感」というモラルがタイ人男性には稀薄なのだ。
だから田舎の両親に子供を預けて働く女性が多いんだよね。

ま、それを充分知っているT女史も、当面は「恋愛」よりも「仕事」なのだ。

asia_jiyujin at 20:05|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

第1254回「S代表との晩餐会」

0aad09d5.JPG先日支援しているノンカイの中学生奨学金授与と、ラオスの小学校建設資金を持って行ったM基金のS代表とK会員がバンコクに戻って来るのでドンムアン空港まで迎えに行った。

S代表は高齢の割には疲れもみせずに元気に戻って来た。行った時よりも良い顔つきだ。日本にいれば否応なしに日夜時間に追われながら不景気の中で業績向上を求められる立場である。

ストレスが溜まって当たり前。ある意味ラオスは命の洗濯の場所なのね。
M基金の創設者でもあるM前代表の意志を引き継いで、定年後の人生の糧に
しようとタイやラオス、さらにはヴェトナムの子供たちの教育援助活動を
続ける姿には正直頭が下がる思いだ。

本来ならすでに定年して悠々自適に過ごせたはずなのに、
前会社の100%子会社の社長職を頼まれて引き受けてから3年が経つ。
実は前会社では冬季オリンピックでも多くのジャンプの選手を
排出している一部上場企業の代表取締役専務だった人だ。

かつて集団就職の時代に東北秋田から上京してN大学を出た苦労人でもある。
そんな苦労人が最後に選んだ道は、やはり男に生まれてきたからには
最終的には会社のトップの立場だと明言する。昭和の男の生き方。

昭和生まれのオレも、その昔は地位や名誉に拘っていた時代があったけど、
いまは生活に足りる財を稼ぎ、時間を共有できる仲間がいるだけで充分幸せだ。
タイに住むようになってから、何度も組織の幹部になれるチャンスはあったけど
その為に失いかねない友達や犠牲になる時間が自分の気持ちにNOの応えを選ばせた。

ま、いろんなしがらみを断ち切ってまで自由気ままにタイで生きているのに
いまさら混沌とした日本時代のような生き方は出来そうもないし自信もない。
人の生き方は十人十色。一度しかない人生だし、自分の選んだ好きな道で
生きたいように幸せだと思える人生ならそれでいいんじゃないのかな。

さて、タイ東北部やラオスの山岳地帯は生憎まだ雨季が終わってなかったらしく
強烈なスコールのため危うく道路が寸断して山岳に孤立する寸前だったらしい。
それでも何とか予定通りに日程を終えられたS代表たちは心から安堵していた。

この日の夜に帰国されるため、居酒屋「寅次郎」で晩飯を食べることになった。
以前までM基金のI会員さんが中学・高校・大学・大学院と支援を続けて見事中学校の
教諭になったT女史が夏期休暇でウドンタニからバンコクに来ていたので声をかけた。

最近の食欲不振でまともな食事をしていなかったが、
この日は多人数で久しぶりに日本食らしい料理を食べた。
でも、やはり超えた舌には「うまい」と思えるものがない。
けっして不味くはない。ないのだけど・・・・ね。

あぁ、こりゃあ相当ヤバい状態だな
いっそのことタイ料理ばかり食べて荒治療でもしようかしらん。
ま、いずれ引っ越しして自炊でも始めれば食欲も出てくるでしょ。たぶん。

さて、代表ともなれば、気ままに手伝わさせて頂いている
オレとは違って責任の度合いがまったく違う立場である。
この国で可能な限りサポートは続けていくつもりでいるが、
未来のアジアの子供たちのためにも、S代表にはいつまでも元気でご活躍して欲しい。


asia_jiyujin at 20:00|PermalinkComments(0) 気ままなボランティア活動 | 藤岡わこう

October 27, 2008

第1253回「未だ政情不安定」

9760af7d.jpgタイという国は本当に昔から汚職も賄賂も蔓延した国である。
政治のトップがいくら変わっても汚職が無くなることはない。
もっとも、先進国の日本でさえ否定できない事実だと思うが。

長年タイを底辺から見てきたけど「誰がやっても同じ」と思う。でも、圧倒的な資本力と実力を持って首相になった独裁者ヒットラー的タクシン氏がいたからこそアジア通貨危機の時に短期間で景気を上向きにさせ政情を安定させられたと思うんですがね。

もちろん異論がある人も多数いるでしょ。でも今までいろんな政党が変わる度に地方における貧困者対策を打ち出していたけど実際に末端までお金を回るようにしたのはタクシン氏1人だけだ。

「確かに彼は自分も儲けたが、我々にもお金が回るようにしてくれた」
と明言したのは地方に住む極貧農村地帯の国民たちの声だ。
あの不況時代は、それこそ世論がタクシン氏を適任者として選んだのだ。

その事によって国全体の内需が拡大されたが、結果的には借金が増えた民もいる。
それまで下層級で生きてきた者も中間層になった錯覚をしながら借金に追われている。
自給自足の生活なんかクソくらえと、若者は賭博に溺れ借金のために犯罪が激増する。

貧困層者の味方だったと思っていたタクシン元首相が、それまで自らの事業や首相と
いう絶対的権力者の立場を利用して得た巨万の富を持って事実上英国に政治亡命しちゃったから、
それまでの支持者と反政府が長期間啀み合ったまま未だに政情不安定が続いている。

金だけに群がる多くの資本主義者どもは、金に笑いいつかは金に泣く。
金と権力の国」自分たちの利権争いのために、国民の生活は二の次。
それまでの貧困層の政策も原油価格高騰や景気後退で後回しになっている。

いつの時代になったらこの国は「まともな」国になるんでしょ。
誰か「まともな」救世主的政治家が現れることを期待したいのですがね。

自説の仮想として前置きするが、米国が共和党から「民主党」に変わり、
日本も次期選挙で「民主党」が政党を掴む。そして啀み合っている今のタイも
やがて現在の野党である「民主党」が政党になるだろう。だが、果たして
各国が「民主党」になっても国民の生活は一変して楽になるのだろうか。

国民もそれほどバカじゃないだろう。
特に日本はそれほど政府に期待はしていない。でも、戦後60年だぞ。
そろそろ日本もタイも「まともな」国政をやって欲しいものだね。

因みに日本のテレビニュースを観た人が「タイは大変な事になっているよね」
「危険な状態ですよね」「いまタイに行ったら騒動に巻き込まれますかね」などなど、
旅行をキャンセルする観光客が増えているらしいが、実際は日本人居住区や
観光地はまったくは問題ない。首相官邸や国会のある場所は全然違うエリアですから。

これからタイは1年で一番過ごしやすい乾期に入ります。
12月も20日前であれば、比較的安いパックツアーも御座います。
なんてぇことを宣伝したら、すぐに3組の客人たちから連絡が・・・。

タイがいくら政情不安定が続いても、かつてSARSや鶏インフルエンザ、
スマトラ沖の大地震による津波被災や年末の同時爆弾テロ、軍事クーデター。
毎年毎年何が起きても、その都度その時代を乗り越えてきた国です。
これから1年で一番忙しい時期が訪れる。
さぁ、オレも愉しもうっと


asia_jiyujin at 06:34|PermalinkComments(0) 気ままな呑んだくれ日記 | 藤岡わこう

October 25, 2008

第1252回「セレブリティな生活」

3b357abe.jpg先日、セレブなタイ人と結婚する予定のMがスペインに旅行に行ってバンコクに戻ってきた。そのMの彼氏Kからホームパーティーに呼ばれた。越後姫とBTS駅で待ち合わせをして行くことにした。

不思議なもので、お互い何を言わなくてもTPOをわきまえて普段は絶対に着ないようなフォーマルなウェアーに身を包んでいた。「やっぱり、セレブなお家に招待されたらジーンズはないよね」「確かに」お互い赤ワインとカクテルを持参してタクシーに乗り込んだ。

普段なら20分もあれば着く距離なのに、この日はどういう訳か殺人的な大渋滞に巻き込まれて結局1時間も掛かってしまった。
ほぉ〜、やっぱすっげぇとこに住んでんなぁ〜

俺たち2人はどう逆立ちしても住めないコンドミニアムを
改めて見上げながら落胆す・・・いや、感心するのだった。

ロビーまで迎えに来て貰い、部屋に案内される。
ほぉ〜、綺麗じゃん
9階のフロアーからは、デッカイプールが見下ろせる。
家賃36000バーツは、セレブでは下の方だが、
新婚時代は充分の広さだろう。いずれ母親が住む実家に行けば・・・・。

で、2人が行ったスペインは、なんとバルセロナ。
オレが死ぬ前に一度は見たいサクラダファミリア大聖堂を見てきたそうだ。
うぉ〜、超羨ましい

この日の夜は、Kくんがご自慢のカルボナーラを作ってご馳走してくれ、
ワインにバカルディ(カクテル)にグレンモーレンジを全部空けた。
写真に写っている間接照明が、なんともセレブリティな雰囲気を醸し出している。
明日仕事があるKくんの為に早めに退散することにした。

今週末に彼氏のKくんがタイ南部に出張になるため、再び越後姫を呼ばれた。
タイに友達が少ないMにとっては、越後姫は最適な仲になるでしょう。

それにしても日本の東京と比べたらさして普通のような生活ですが、
タイではプールやジムがあるだけでも充分セレブに見えちゃう。
オレも来月初めからは、ちょっとだけセレブっぽい生活になりまする。
歩いて10分とこに民営のプールもあるしね・・・セレブとは言えねぇか。


asia_jiyujin at 23:35|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

第1251回「M基金S代表訪タイ」

4af8d76f.jpg先日、オレが所属しているM基金のS代表と会員のK氏が訪タイされた。K氏が勤めているN社の創業30年を記念してM基金が支援しているラオスに小学校建設資金のうち200万円を援助してくれることになった。(通常の建設資金の相場は350万円)

行政や民間の援助も含めて学校建設の予算を出してから実際に着工するまでは相当期間のタイムラグがある。例えば半年前の予算が半年後の為替レートによっては大幅な赤字になることもある。

今回は米国株価暴落の影響で思わぬ円高が続いていたため、この日は1万円が3330Bと昨年の同時期に比べて300Bも高かった。3人で食事しながら為替レートに安堵するS代表。

ただ、株価が暴落して円高になった今週は
1万円が3600バーツ台だっただけに素直に喜べない。
一党独裁のラオス共和国には「民主党」なるものは存在していないが、
この国も政府高官の利権や汚職が蔓延している国でもある。

10年ほど前、文部省を介して学校を建設したときは300万円だったが
民間だけでやれば50万円も安く見積もれた。往々にして社会主義国や
共産国では政府高官の袖に裏金が流れるのは慣習化されているそうだ。

民間のNGO(非政府開発援助)でさえそうなのだから、
ODA(政府開発援助)などは見積書も領収書も現場任せ。
いくらでも水増し見積書や架空領収書で汚職が可能になってしまう。

しかし、それをチェックできる厳粛な外務省担当者は存在しない。
日本の外務省の政府高官たちよ、援助金は国民の血税である。
きちんとチャックしないと、社保庁の二の舞になりかねないぞ。


asia_jiyujin at 23:26|PermalinkComments(0) 気ままなボランティア活動 | 藤岡わこう

October 23, 2008

第1250回「ロングスティビザ」

3737b779.JPGあ〜ぁ、長かったなぁ〜
とうとう念願のOビザ(ロングスティビザ)を取得した。
これで1年間はタイを出国する必要がなくなる。
(今回取得したビザは2010年1月まで有効)

タイの情勢が変わる度にタイ国内に長期滞在する外国人は
その都度いろんなビザを取得しながらなんとか生活してきた。

まともな会社に勤めている外国人は就労ビザを取得出来るが、
何の後ろ盾もないフリーランスの外国人は大変なわけだ。

近年は不良外国人犯罪を一掃するためにビザが厳しくなっている。
当然ビザが厳しくなればなるほど入国管理局職員の賄賂や汚職が横行する国である。

それに伴いいろんな業者がアンダーグランド的な危ういビザを扱っていたが
タイ政府のトップが変わる度にそのビザも無効になったり反故されてきた。

ノービザは30日おきにボーダーをUターンする組もいたが、
それも現在は180日間に90日しか滞在できなくなった為に
近郊国のタイ大使館にツーリストビザを取りに行くツアーが増えた。

タイ人と偽装紛いの結婚をしてOビザを取得する者もいた。
中には罰金覚悟で長期不法滞在する外国人もいた。
いずれにしても、タイに固着する外国人は何とかしながらも
いろんな方法でタイに滞在しているのが現状である。

オレもこの14年間は、Bビザやツールストビザを取得しながら、
実に不安定ながら何とかフリーランスに活動してきたわけだが、
今年で50歳を超えたこともあり待望のOビザを取得。もちろん
取得する為にはそれなりに多額の経費がかかるわけだが、
この日のために長年コツコツと準備をしてきた。

もっともこれも政府の情勢でいつ変わるか分からない不安定要素はあるが、
今回はTAT(タイ政府観光庁)が出資し、タイ関連機関や入国管理局とも
強い連携があるTLM(ロングスティマネージメント)が後ろ盾している
真っ当なビザである。そう簡単には無くならないだろう。

さらにこの特別なビザは、空港で優先的にVIP待遇の入国審査が受けられる。
あの長い長い列に並ぶことなくファーストトラックサービスが何度でも利用可能。
もっとも胃癌手術後は車イスで優先入国審査をしてきたから同じですけどね。

それとリエントリービザも同時に取得できたから数次再入国が可能になった。
つまり何度でも再入国が可能だから、いままで出国に制限を受けていたが
これからは何度でも日本に帰国できるし、諸外国を旅することが出来る。
アジアの時遊人が、さらに自由で自悠な活動が出来るわけだ。

この便利な制度、オレがメンバーになっているクラブタイランドで取得できます。
詳しくは 下記サイトへアクセス。
http:longstay@thailandcard.com



asia_jiyujin at 18:09|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

第1249回「国際空港出迎厳粛化」

700c601b.jpg先日、スワンナプーム国際空港に人を迎えに行って驚いた。
今まで2階到着ロビーでの出迎えが可能だったのだが、
ツアー及びホテル関係者以外の出入りが禁止になっていた。

何をどうやっても2階にある到着ロビーに辿り着けないのだ。
今までエレベーターやエスカレーターで行けたのに、
バリケードが張り巡らせてまったく行くことが出来ない。

何でやねん?」もしかして「反政府のデモ?」とも思ったが、
近くにいた空港係員に訊いても「俺たちも行けない」と微笑む。
「微笑む前に納得できる理由を訊かせろってぇんだ」
ついムカついて江戸っ子(道産子ですが)弁風タイ語で返す。

客人たちが待ち合わせ場所の回転ドア8番の前で待っているのが見えるのに、
まるで迷路のようになっていてどうやっても出迎えに行くことが出来ない。
「行けない」のではなく「行かせない」ようにしている。

参ったな。どうせっちゅう〜ねん
仕方なくオレは3階ロビーから大声を出して客人たちを手招きした。
客人たちも俺の声に反応しながら不安な顔でエレベーターを上がってくる。
いやはや、なんとか無事にランデブーできたが今後は何処で待ち合わすか悩む。
本当にこの国は、外国人にはとうてい理解できない制度が突発的に起きる。

本日、地元ローカル新聞を読んで納得が出来た。
空港白タク撲滅に本腰

サンティ暫定運輸相が、スワンナプーム空港での違法タクシー撲滅に
本腰を入れる考えを示した。これは空港内で堂々と客引きする白タクに
業を煮やした認定タクシー運転手らがAOT(タイ空港社)に対して
再度苦情を訴えた事によるもの。

白タクの客引きは男女共にスーツを着用し、車種と料金を表示したプラカードを
掲げて乗客を集めているが、実際の認定タクシーに比べて2倍から3倍高い。
しかも、この空港白タクの元締めは警察幹部かAOT幹部らが関与しているため
これまで摘発が厳しくされることがなかった。

運輸省では「タイの玄関口」であるスワンナプーム国際空港における
違法行為は国のイメージダウンに繋がると懸念している。

なるほどね、これが理由か
ま、どんなに厳粛化しても所詮ここはタイである。
違法」が無くなるはずもなく、手を変え品を変え手段が変わるだけだ。
実際2階到着ロビーを追い出された白タクの客引きは
現在場所を4階の出発ロビーに移動して客引きしている。

オレは客人を迎えに行った時には4階の出発ロビーから外に出て、
客を送ってきたタクシーを捕まえてそのままメーターで町に向かっている。
2階にある正規だが無正規だが分からない変な業者と料金交渉して揉めたくないからだ。

実はこの手段がトラブらずに目的地へ行く一番賢い方法なんですな。
但し、これには適正な乗り場所があり、多少のタイ語が話せないと難しいですけどね。


asia_jiyujin at 18:03|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

October 20, 2008

第1248回「B級屋台グルメ」

3a835f33.JPG3ヶ月半にも及ぶ日本での贅沢な食事が徒となり未だに食欲不振が続いている。頼りの晩酌用の銘酒もすでに空になった。以前までは毎日のように通っていた居酒屋寅次郎にも足が遠のく。他の店にも同様に行かなくなってしまった。

」と唸るほどの食べたい食材がないのだ。
かくなる上は苦手なタイ料理を食べるかスーパーで売っている味気ない惣菜料理を食べながら肥えた舌の感覚をタイモードに・・・。

だが、田舎町ならまだしも自ら好んでタイ料理を食べることはまずない。ましてや屋台で食べることなど皆無に等しい。日本からの客人もよっぽどの要望がない限りは屋台に連れて行くことはない。

ところが、先日取材も兼ねてタイ人女性たちが足蹴く通う屋台へ行った。
俗に言う「ぶっかけご飯」と言われる好きな料理を選んで
白米と一緒に食べるタイスタイルの屋台文化だ。

一緒に行ったタイ人たちがオレに気を遣ってあまり辛くないおかずを選ぶ。
正直言って、オレがタイ料理を苦手とする理由は味以外にも匂いがある。
パクチーの匂いやガーリックの強烈な匂いは、かなり鼻を刺激する。

これは何十年住んでいても馴染めない。
慣れないからいつの間にか鼻が麻痺している。
で、タイ風卵焼きに匂いのキツイナンプラーをかけて食べる。
おぉ、美味い」意外と食べられるじゃん。

他にも口にしたことがない、名も知らない料理を口にする。
う〜む、食べられない味じゃない・・・かな
彼女たちの手前、「不味い」とか「食べられない」とは言わない。
彼女たちも心配そうに「アロイマイ?」と訊いてくる。
彼女たちの出身地の訛りに合わせて「セェープ」(東北弁)とか
ラムテェテェ−」(北タイ語)と応えながら
すぐにペプシで流し込んで笑顔でリップサービスをする。

こうやって舌のリハビリをしていけば、いずれ近いうちに
何を食べても「うっめぇ〜」と言える日が来るだろう・・・。多分。
タイ料理が超大好きなオレの友達らは「不幸な人ね」とのたまう。
確かに彼女たちの言う通りかもしれないが不幸とは思っていない。

その上、オレがタイ料理を食べないようにしている一番の理由は
自分の健康を考えてのことだ。だって、何にでもガーリックを入れて
何度も使い回したような濁った油でガンガン炒めるんでっせ。
さらに、強烈な辛さのプリックをいくつも入れるのです。
どう考えても身体に良いわけがないでしょ。

オレが2年半前に胃癌になった最大の理由は
1〜3月まで日本から大挙してやって来た客人たちを
連日アテンドしていたために3ヶ月間で2,3回しか日本料理を
食べられなかったせいではなかったのか、と今でも確信している。

健康を考えると、やはり胃に優しい和食がいいよなぁ。
今度引っ越しする予定のアパートにはキッチンがある。
念願の日本米を炊いて、納豆に味噌汁の生活が出来るかも。
あぁ、憧れの食生活がようやく実現できそうだ


asia_jiyujin at 19:23|PermalinkComments(2) 藤岡わこう 

October 18, 2008

第1247回「見えない大きな壁」

b2adf97f.jpg先日タクシーに乗っているとき、ふと何気なく外に目をやるといかにもタイっぽい和やかな風景が目に飛び込んできた。
4,5歳と思われる兄妹が不安そうにトゥクトゥクに乗っている。

気丈な兄が幼い妹を庇うように後部座席に鎮座している。
運転手が父親じゃないのは、客観的に見ていれば分かる。
親から何かお使いを頼まれたのだろうか。それもと帰宅。

「おにいちゃ〜ん、暑いよぉ〜」
「もう少しだ。頑張れ」とでも言っているのだろうか。
思わず映画の「火垂るの墓」を思い出してしまった。

妹はオレが向けたカメラに気が付いて怪訝そうな顔をしている。
こちらはエアコンのガンガン利きまくったタクシーの中。
なんだか、申し訳ないというか、変な罪悪感に苛まれた。
向こうは気にも留めないだろうが、一瞬オレはタクシーの
硝子一枚が階層級の壁に思えてしまった。

オレもたまにエアコン無しの窓が開けっ放しになっている
暑くて排煙臭いローカルバスに乗ることがある。
だから、けっして彼ら2人を見下しているつもりはないが、
そこには極めて大きな壁を感じてしまった。


asia_jiyujin at 07:43|PermalinkComments(0) 気ままな呑んだくれ日記 | 藤岡わこう