April 2009

April 30, 2009

第1391回「インフルエンザか?」

45e6ad75.jpgメキシコに端を発した豚インフルエンザだが、タイでもメキシコ帰りの旅行者が疑いをもたれて検査したが結局普通の風邪と判明。取りあえず一安心だがいずれ感染者が出ても不思議じゃない国。

そんな中、ずーーーーーーっと風邪に似た症状が続いている。
熱はないのだが、喉に違和感があり鼻孔が詰まっている。
滅多に呑まない風邪薬を片っ端から流し込むも完治しない。

とにかく身体が怠くて食欲がない。おまけに思考が停止してな〜にも考えたくない。
まるで3年前に体験した癌の抗がん剤を体内に摂取した直後のような無気力と気怠さである。
単なる「風邪」か、それとも「鶏インフルエンザ」まさか「豚インフ・・・

普段から滅多に病気をしないだけに、こういう時はからきし凹む。
とにかく栄養価の高い食物を胃に入れ、身体が望むまま熟睡する。
幸い日本からの訪タイ客もなく、来月号の取材も全て終えている。

数年前、鹿児島の高校の女教諭が訪タイしたときに
何を勘違いしたのか「熱冷シート」を土産に持ってきたことがある。
年中暑い国だからおデコに張って外出したら、という配慮だったらしい。
その時は薩摩おご女の独特な発想にたまげた。

何が幸いするのか、そんな無用だと思った「熱冷シート」を冷蔵庫の片隅に発見。
さっそくおデコに張って身体を冷却する。(写真)
多少気持的には冴えるような気がするが、一向に完治の兆しがみえない。

過去に何度かサウナに行っていっぱい汗を流して完治したことがある。
だが、今回はあまりの怠さで、そのサウナでさえ行く気が起こらない。
こうなりゃあ最後の手段。己の気力と自然治癒力で治すしかない。

「病は気から」である。
もしかして暇すぎて気が緩んでいるのかもね。

asia_jiyujin at 03:54|PermalinkComments(2) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

April 29, 2009

第1390回「早くも雨季到来か」

473c57ad.jpgエルニーニョにラニーニョ、今や世界中が温暖化の影響でおかしな天候になっている。近年タイの気候もおかしい。本来ならソンクランが過ぎてからしばらくは猛暑で寝苦しい熱帯夜が続く。

でも、最近は突風が吹き荒れ落雷が天空に轟き、その後一瞬にして黒い空からバケツをひっくり返したようなスコールが降る。その瞬間的な勢いはまるでナイアガラの滝のようである。

この数年間は暑季も乾季も雨季も、全て1ヶ月ぐらい前倒しにずれている。例年雨季は5月下旬から10月の下旬。乾季は11月上旬から3月上旬。暑季は3月中旬から5月中旬である。それなのに4月の下旬ですでに落雷が轟き大雨が降る状態である。

ひと度スコールが降ればスクンビット通りは一気に渋滞して大混乱。
ソイ(路地)に至っては膝までつきそうなほどの洪水になる。(写真)
道路より低い敷地の民家は床下浸水。自慢の高級車も水に浸かっている。

モトサイ(バイクタクシー)はスコールに乗じて
いつもの料金の倍の料金をふっかけてくる。
天気の良い日は15B。雨が降ったら30B。

なんでやねん
尋常じゃないほどの洪水だからあながち理解出来ないこともない。
しかし、人の弱みにつけ込んでいるようでムカつく。
現地のタイ人なら雨が降ってもボルこともないのだろう。

もちろん中には通常料金で行ってくれる運転手もいるが、
生憎昨日はスーパーの帰りにモトサイが1台しかなく、
しかも、洪水で行きたがらないのか倍の料金をほざきやがった。

「嫌なら乗んなくてもいいぜ」みたいな上から目線に腹が立ち
BTS駅まで20〜30分はかかる道程を歩くことにした。
しかし、歩き始めてから5分もしないうちに後悔するハメになる。

洪水は明らかに車道だけでなく歩道にまで被害が及んでいた。
車が走る勢いでドドメ色の雨水が打ち寄せる波のように歩道を埋め尽くすのだ。
洪水には生活雑排水や目に見えない雑菌がいっぱい浮遊している。

革靴を脱いで裸足になったサラリーマンとすれ違う。
幸いオレは滅多にはかない短パンにサンダル履きだったので、
膝下までビッショリ濡れながらテコテコ駅まで歩いた。
でも、さすがに途中でモトサイに乗れば良かったなと後悔。

僅か15B。日本円で45円だぞ。でも金額的な問題ではなかった。
「裕福な日本人はボッテもいい」的タイ人思考に反発したかっただけだ。

季節の変わり目になると天候が荒れるタイ。そろそろ本格的な雨季の到来。
それにしても札幌では雪が降り、バンコクでは大雨が降る。
ホント、変な天候です

asia_jiyujin at 21:58|PermalinkComments(0) 気ままな呑んだくれ日記 | 藤岡わこう

April 28, 2009

第1389回「O型自分の説明書」

53e0ea4f.JPG越後姫が帰国前に置いていった一冊の本「O型自分の説明書」
サクサクっと読んで「なるほど」自分の性格を再認識する。
かと言ってマルっと全てが当てはまっていたわけではない。

心当たりの箇所もあれば「それはねぇな」と言う箇所もある。まぁ血液型なんてぇのは所詮統計学に過ぎない。事実オレとまったく同じ日に生まれた同級生は同じO型なのに性格は違う。要するに血液型より生まれ育った環境が後の人生に大きく影響すると思う。

因みに越後姫はオレと同じ戌年のO型故に世代が違えど彼女の気持ちが多分に理解出来る時があった。その彼女も今は生まれ故郷に帰り就活している。婚活はしてないのか。

人の振り見て我が振り直せ」ではないが、同じ血液型の行動や言動は
時として鏡を見ているような錯覚になる。不思議な感覚である。

O型っちゅうのは、どんな場面でも比較的みんなから大丈夫だと思われる。
たとえ「どえれぇ〜」状態でもそんなそぶりを他人には見せない。
顔で笑って心の中で「うわぁ、どないしよう」と焦る。

それでも「何とかする」のがO型の極みでもある。
正確に言えば、いつも「何とかなる」のだ。
事実オレは何度も人生のピンチを乗り越えてきた。
時には崖っぷちで「もうダメか」と諦めかけた瞬間でも
突然天から救世主や協力者が現れる。

まさにミラクル的ポジティブシンキング。
人生常に前向きに肯定的に生きていれば何とかなると信じる。
それでも解決しない時は、天空を見上げて笑う。
止まない雨も昇らない陽もないのだから。

O型は割が合わなくてもお人好しでお節介焼きのとこがある。
でも、時にはその性分故に誤解が生じるときもある。
誤解されたまま疎遠になってしまう人もいる。

いちいち弁明するのが億劫だからそのままになる。
あんなヤツ」と思っても持続性が無く月日が流れると忘れる。
だから、また同じように頼まれると「イヤ」とは言えない究極のお人好し。

この【O型自分の説明書】は他の血液型も出版されている。
読むと客観的に自己分析が出来るし、長所短所が見えてくる。
でも「だから?」と思ってしまう。これもO型の特徴。

ありがとね越後姫
お互いO型人間。これからも前向きに生きていきまっしょ。

asia_jiyujin at 02:39|PermalinkComments(2) 藤岡わこう 

April 26, 2009

第1388回「元嫁に深謝す」

b8b4bd09.jpg先日夜遅くに北海道の母上様から国際電話が入った。
「大丈夫なの、そっちは大変な事になってるようだけど」
TVニュースを見ての電話だがもうピークは過ぎている。

本題はデモではなく息子の事だった。先日札幌の大学に入学したようで入学写真を送ってきたと喜んでいた。さらには車の免許を取得したようでこの夏には母親(つまり別れた元嫁)と一緒に田舎のお婆ちゃん(つまりオレのおふくろ様)に会いに行くそうだ。

別れた元嫁が離婚してから15年も経ってからオレの母親に会いに行くというのもおかしなシチュエーションだが、息子にしてみればお婆ちゃんであることには間違いない。

急にどういう風の吹き回しだ?」なんかシックリこない。
それに昨年頃からオレの親父の墓参りにも行っているらしい。
息子がお爺ちゃんの墓参りに行くのは分かるが、元嫁がねぇ。

さらに頻繁に元嫁とオレの母親が電話で会話をしているらしい。
なんでや、何が目的だ?」
オレのいないところでいったい何が起こっているのだ。

世界的不況で収入が激減する中で、父親を名目とするオレに
学費や生活費のさらなる経済的支援のアップか?
おぉ、怖ぇ・・・

思い当たる節は2年前に息子の海外留学を勧めるために元嫁に顔を出してからだ。
息子とは毎年帰国した時に飯を食ったり、たまにネットでメールをすることは
あったけど、元嫁とは別れてから10年以上も連絡したことがない。

極たま〜に息子を介して「かあちゃんが○●○って言ってたけど」と
伝言されることはあった。「じゃあ、△□○って伝えていてくれ」と
これまた伝書鳩の如く息子を介して返事をする程度。

多感な時期に頼りにすべく男親が近くにいなかったにも関わらず
元嫁は女手一つで1人息子を脇道にもそらさず真っ直ぐに育てて
くれたことには本当に心から深謝している。

そんな細腕繁盛記のような元嫁から、年明け早々に
「アジアの子供の支援も良いけど、その前に自分の息子でしょ」
と息子の大学費の支援を単刀直入に伝えられた。

ごもっとも」まぁ、自由気ままに生きているとはいえ、
父親としての最低限の役目でもある。世界的な不況とはいえ、
これから4年間は、もやしに醤油でも掛けて食費を節約するかのぉ。

それにしても酒もタバコもやらずに(もちろん未成年だから当たり前だが)
スポーツに打ち込み、さらには母親思いで反抗期もなかったらしいが、そんな
絵に描いたような好青年って今時いないだろう。しかも卒業後は司書を目指している。
なんて地味〜な人生なんだ

親の生き様が反面教師になっているのか、あまりにも堅実過ぎて面白くない。
こりゃあ今年帰国したら、多少は悪いことでも教えてやらんといかんな。
男親の役目として・・・(元嫁にドツかれるかも)

でもねぇ、人生は脇道にこそ愉しく生きるヒントが転がっているものなのよ。


asia_jiyujin at 02:02|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

April 23, 2009

第1387回「小悪魔娘と偶然再会」

dbef0a31.jpg長年タイに住んでいると騙されたり、利用されたり、散々迷惑を掛けられたタイ人女性が何人かいる。そんなヤツとは滅多に会うはずがないのにタイは偶然にも再会してしまうことが多い。

「あ、フジさん久しぶり。元気だったぁ〜」
裏切りや不義理をしておきながら何もなかった顔をしている。
まぁ〜、いけしゃあしゃあとよく顔を合わせられるもんだ
普通ならバツが悪くその場から退散するものだがタイ人は違う。

疑心暗鬼になっているこちらの意なんかまったく気にはしていない。「こいつ演技してんのかな」いや違う。完全に記憶から消えているのだ。それがタイ人という特異な生きもの。

さて、そんな特異的な生きもののような小悪魔P子と偶然再会した。(写真左)
チェンライ県出身のP子は首長族で有名なカレン族。(因みに象使いはカレン族)
14人兄妹の真ん中で故郷には滅多に帰らない。で、タイでも比較的多いレズビアン。

かつて幾度となく日本人男性を騙くらかして利用するだけ利用してきた女。
(レズなのに男と擬似恋愛できるのも生きる術の1つ)
ま、タイでは騙された人が悪く、盗まれた人が悪く、裏切られた人が悪い。
巧妙な詐欺師が捕まった時によく言う台詞だ。全然理に適っていないけどね。

彼女にとって「その場しのぎの嘘」はそれほど罪の意識がない。
生まれ育った環境や生い立ちがそうさせるのか、それとも生きるために
必然的に身につけた術なのか、まぁ彼女以外のタイ人も似たようなものだが。

そんなP子だが意外にも人一倍優しい心を持っている。帰国してしまった越後姫も
風邪を引いたときや体調を崩したときにP子が甲斐甲斐しく世話をしていたらしい。
本人は一生懸命生きているのだが、どうも思っているような結果が伴わない。
人の期待に応えたくても体験が少なくキャパが小さすぎるのだ。

ま、何度となく自立を促して仕事を紹介しても、どの仕事も長続きしたことがない。
結局、我が儘で飽き性なんだろう。しかし、大都会で逞しく生きている彼女を見ていると、
数々の嘘や約束を反故されても頭ごなしに怒りつけることが出来ない。
憤りよりも、そう言う生き方を身につけてしまった彼女を同情してしまう。
しかも、そうさせたのが同じ日本国の同胞なのだから。

そんな彼女が、サイババのような日本人と結婚すると聞いていたのだが、
どうやら嘘がバレたのか何かの理由で破局になったらしい。

そのP子から今月の初めにメールが届いていた。
Koknichi wa Wako san,
Ogenkidesuka?.....
Oshigoto wa dodesuka?....
mushi jikan ga arimasu dewa wo kagete kudasai ne.

Shigoto ga arimasuka?
mushi shigoto ga arimasu denwa wo kudasai.
Gambatte to Faito ne!!
Kiosugete kudasai.
From: P

おいおい、数年前TVのコーディネート中に「疲れたから帰る」って言った我が儘娘は誰だよ。
さらに遺跡観光のアテンド最中に場の雰囲気を考えずに帰った身勝手なヤツは誰だよ。

元々数年前に知り合った日本人が彼女の自立支援を目的として日本語学校や
コンピューター学校に通わせていたのだが、ひょんな切っ掛けでその人から
P子の面倒を頼まれていた。

だから、たまに忙しいとガイドのアシスタントをお願いしていたのだが、
ド素人にアルバイト料を払うのはオレである。でも、途中で仕事を
放棄する自由奔放さにはさすがにオイラも辟易させられた。
故にガイドの仕事が入ってもP子に振ることもなくなった。

そんなファジィでアバウトなP子が事もあろうに今度は日本人相手に
出張タイ語家庭教師を始めるとのたまうではないか。上記のメールを
お分かりの通り、そりゃあ身の程知らずというよりはむしろ無謀だろ。

これから日系スーパの掲示板に張りに行くと手作りポスターを見せられ思わず考え込んだ。
あのさぁ〜、P子。これ全部タイ語で書いてんじゃん
「そうよ、なにか問題でも?」
物事を客観的に見られない子である。
これからタイ語を習いたい日本人にタイ語が読めると思うか
「えっ、あぁ、そうですね」
どっか抜けてんだよなぁ。

「それならフジさん日本語で書いてくれる」
そりゃあ貴女の仕事だろ、日本語のせ・ん・せ・い
「そうね、今度誰か習いたい人がいたら紹介してね」
ま、そんな貴重な日本人がいたらな
もちろん、あまり関わりたくないから生返事。

「ガイド仕事あったら私は手伝うことが出来ます」
半年後にはガイドになる試験を受けるそうだが。
「受かったらフジさんのお客さんを手伝えます」
なんで上から目線なんだよ

別れ際に越後姫に宜しくって言われたけどPCあるなら自分でメールせぇよ。
何でもかんでも人を利用・・・、いや依存していたら自立は出来んやろP子。
お〜い、越後姫。そう言うことだ

P子は相変わらず底辺のタイ人女如く、
逞しく強かにそしてズル賢く生き抜いているようです。


asia_jiyujin at 14:33|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

April 21, 2009

第1386回「勇者バットマン現る」

c51986a7.jpg非常事態宣言発令中のバンコクで陸軍と赤服軍団がにらみ合う緊張した場所に突如バットマンが現れた。一見泥棒のような黒マスクに何処で買ったのかピッチピチのタイツに黒マントの勇者。

最前線を走り回る姿を傍観する軍も赤服も呆れて笑っているだけ。赤服軍団が火をつけると脅しているタンクローリーに近づきながら「中身は空だ。安心しろ」と無責任なセリフをほざく。

バットマンの正体は公営住宅に住む一般市民。近所の住民は「あいつはスパイダーマンの服も持っている」とのたまう。結局、軍の強制排除の制圧が始まると勇者バットマンの出番はなかった。緊張高まる危険な現場で何というユニークなパフォーマンスなんだ。

恐るべし超楽観的主義者のタイ人。
で、目的は何だったんだバットマン

asia_jiyujin at 01:25|PermalinkComments(4) 藤岡わこう 

April 20, 2009

第1385回「遂に暗殺事件勃発」

109a2866.jpgニュースでご存知の通りUDD(赤服軍団)によるASEAN会議阻止や首相官邸占拠に続き主要幹線道路占拠などのデモ活動が激化しとうとう軍隊が出動しての強制排除で事態は収拾。

未だ非常事態宣言が解除されない緊迫した状態で遂に恐れていた事が起きた。UDDと敵対するPADの創設者である実業家のソンティ・リムトーンクン氏が銃撃された。

17日朝、ソンティ氏が乗る車がバンコク都内を走行中にピックアップトラックから数十発発砲された。銃弾の破片が頭に刺さりチュラロコーン大学病院で緊急手術を受け数日後には退院できる見通しらく、まさに。九死に一生を得た。

ソンティ 氏が襲撃されたことで反タクシン派の間で緊張が高まっているが、
ソンティ氏の息子は、襲撃事件は実権掌握を狙う新たなる権力グループ
(青服軍団)を背後で糸を引いていた政治家が関与していると語っている。

黄服に赤服に今度は青服が出てきての三つ巴の新たな形の戦争の始まりか。
それにしても頭部を撃たれながらも助かるってよほどの強運の持ち主なんですね。
元々、事の発端はタクシン元首相とソンティ氏の利権争いから始まった抗争とも言える
民主主義国家ではあり得ない非常に馬鹿げた子供のケンカのようなものなんですよね。

方や貧困者を母体とする底辺層を味方に付けているタクシン派(赤服軍団)と、
方や利権を貪る富裕層が支持するエリート派(黄服)が共に過激なデモ活動している
わけですから、こりゃあどっちの頭が暗殺されない限りこの長い抗争は終わらないな、
と思っていた矢先に今度は青服が絡んできての暗殺未遂事件ですからね。

タイは選挙など事あるごとにヒットマンが出て来て対抗馬を暗殺しますが、
不思議と捕まらない。ゴルゴ13のように遠く離れたところから狙い撃ちする
わけではなく比較的至近距離からの銃撃ですよ。周りに目撃者がいっぱい
いると思うのですが、自分も狙われたくないから口が貝になるのかね。

さて、先に赤だか青だかの暗殺実行部隊が動いたわけですが、
現政権支持母体の黄服はどう出て来るのでしょうかね。赤が支持する
当のタクシン氏はドバイからニカラグアに飛んだと報道されていました。

いくら何でも映画や漫画じゃないんだから、さすがに海外までヒットマンは
飛ばさないだろうけど、それこそデューク東郷の出番かな。少々不謹慎に
聞こえるかも知れませんが、国が真っ二つに二分してしまった今の現状を
一刻も早く救世主が現れて平和な国に統治してもらいたいと思うのは
オイラだけじゃないでしょ。

今回のデモによるタイの旅行業界の損失は000億バーツ。
オイラも12月は黄服のせいで訪タイ客ゼロ。今度は赤服のせいで今月ゼロ。
えぇかげんにせんかい。己等


asia_jiyujin at 01:24|PermalinkComments(0) 藤岡わこう 

April 18, 2009

第1384回「まさかの夏バテ」

433868f3.jpg桜前線が日本列島を北上している時期だというのに不覚にも夏バテになったようだ。風邪を患わせて48時間も爆睡した後だというのに、今度は夏バテになるとは実に情けない。

油断して健康管理を蔑ろにしていたわけではないのだが、おそらく夏バテはタイで活動するようになってから初めての経験だ。暑さが原因なのかベランダの温度計が39℃を指している。

それとも長期的な多忙時期が過ぎて気が緩んだせいなのか。若しくは訪タイする客人のドタキャンで、それまで気を張っていた糸がプッツリ切れちゃったのか。いずれにしても猛暑のせいでまったくと言っていいほど食欲が湧かないでいる。

腹が減った」という感覚さえない。もっとも半径5m以内で
事足りる室内でしか動き回らないのだから無理もない話しだ。
これではいかんな」と久しぶりに取材を兼ねてタニヤに出かけた。

ところが4日ぶりに外に出たら耳に飛び込んでくる音や声が妙に耳に障る。
渋滞の車のエンジンは元より電車内の人の声。目の前のイタリア女性人同士の
早口で甲高い声に思わず耳を塞ぐ。それでも高周波の声は脳内に突き刺さる。

電車を降りて階段を下りていたら後ろから声を掛けられた。
振り向くとこれから顔を出す予定だった店のママさんが立っていた。
「さっき挨拶したのにずっと耳を押さえていたでしょ」
見られていたのだ。「だって、異常にうるさかったんだもん
ママさんも「確かにうるさかったわよね」と頷く。

イタリア人以外にもタイ人若者グループやアジア系観光客たちは、
周りの迷惑なんか一切気にしないで話に盛り上がる。まぁ、正月明け
なんだから仕方ないかと諦めたが、今の日本ではあり得ない光景だ。

来月号のために数軒の店を回るもやはり正月で田舎に帰った子たちは
未だにバンコクに戻って来ていない。おまけにママさんや経営者たちも
里帰りしている店が多いから取材の予約さえ出来やしない。

ま、想定内だがあまりの蒸し暑さでぶっ倒れそうになっていたら、
通りの彼方此方で馴染みのタイ人おねぇさまたちに声を掛けられる。
「どうしてソンクラン中に(タニヤ)に来なかったのよぉ〜」
「そうよ、面白かったんだから〜」
いやぁ〜、野暮用でよぉ〜
アホか、こちとら風邪引いて部屋で唸っていたのに来れるかよ・・・

タニヤのソンクランはそれこそ全身ズブ濡れ覚悟で来なければならない。
それこそ風邪をぶり返して最悪は肺炎を起こしかねないでしょ。
それにデモじゃあるまし、その大混雑さはまるで内戦で国を追われて
越境する難民か、はたまた中国の民族大移動並みの人の多さなのである。
(昨年は1日15〜20万人って言ってたナァ)

映画レッドクリフばりの人の多さは、昨年のタニヤ取材時で充分経験済み。
適当に挨拶して次の店に行こうとしたら急に頭がボーっとしてきた。病み上がりで
体力が低下していたのか、それとも低血糖になったのか身体が妙にフラつく。
ヤベぇこりゃあ大人しく帰った方がいいな・・・

そう言えば3年前の今日は、ICU(集中治療室)から病棟に戻った日である。
オレの身体、マジ大丈夫なのかね。

asia_jiyujin at 18:48|PermalinkComments(0) 藤岡わこう 

April 17, 2009

第1382回「今が旬のくだもの」

76a90bb4.jpg不覚にも風邪を引いてしまった。ソンクランで水を掛けられて風邪を引いたわけではないのだが、外出から帰宅して濡れたシャツのままエアコンをつけたのが原因かな。

頭が重い。妙にクラクラして周りがブレて見える。「ヤバッ・・・薬呑まねぇと」ここ数十年は滅多に風邪なんか引くことはなかった。常備薬箱を開けると風邪薬が出てきた。何年前のものか定かじゃないけど取りあえず呑んだ。途端に睡魔に襲われ爆睡。

目が覚めてもすぐに眠たくなる。いったいどんだけ寝んるだと思うほど寝まくった。別に疲れていたわけでも睡眠不足でもなかった。それなのに四六時中睡魔が襲い続けた。

48時間後、あまりの空腹と身体の怠さで起きた。
フラフラする足取りで体重計に乗ってビックリ。
一瞬我が目を疑った。なんと圓盡困辰討い襦

やっぱり食べなきゃ痩せるもんなんだな。
かといって空腹時に一気にガッつくのはよくない。
こんな時こそ新鮮な果物だろう、と思いながら
何食おうか迷った末にマンゴーが頭に浮かんだ。
この時期のマンゴーは特にジューシーで甘くて美味い。しかも安い。

日本では宮崎産の完熟マンゴーが1個1万円もするらしいが、
この国ではスーパーでも市場でも300円もあれば買える。
マンゴー以外にも一年中通していろんな新鮮果物が食べられる。

こんな素晴らしい環境に住んでいるのに以前までは滅多に果物は食べなかった。
友人が「もったいない」と批判する。もっともなご意見。元々タイ料理は苦手で
食べないようにしているが、果物はビタミンなどの健康を促進する大事な食材。

だから胃を切ってからは進んで果物を食べるようにはしていた。
実は家の近所には果物屋さんがいくつもあって、いつも帰宅時に
黄色に熟したマンゴーを見かける。スーパーに買い物に行っても
最初に目に飛び込んでくるのは採れ立ての新鮮なマンゴーである。

実は、一時期マンゴーに填っていた時があった。
それこそ毎日のように買って主食のように食べた。
しかし、物事には節度とか限度と言うモノがあり、
あまり食べ過ぎると見るだけで嫌になることを悟った。

先日、客人のアテンド中に久しぶりにマンゴーを食べた。(写真)
客人もあまりのフルーティーさに満面の笑みを見せた。
採れ立てのマンゴーはやはり「美味い」と再認識。

さて、話を戻すが結局買ってきたのはマンゴーじゃなく柑橘系のミカン。
それもゴルフボールよりもちっちゃなミカン。甘酸っぱくて美味い。
味わい深くて思わず口の中がミラクルフル−ティワールドに覚醒する。

でも、こんな時はやっぱり大好物の桃が食いてぇな。
あぁ、今年帰国したら食べられんのかなぁ〜
今頃山梨では旬の桃がいっぱい成ってんだろなぁ。

先日の甲州での山火事が気になったけど、A女教諭の
教え子たちの家族には被害がなかったのだろうか。心配です。

asia_jiyujin at 04:16|PermalinkComments(4) 藤岡わこう 

April 16, 2009

第1382回「非常事態宣言発令」

fda63e95.jpgまったくもって、もういい加減にして欲しいもんです。
TVの街頭インタビューでも一般市民は同じ意見である。
いつ終わるとも分からない黄服と赤服のデモ活動合戦。

主要幹線道路封鎖や一部の列車までもが営業中止になり、年に一度の帰郷を楽しみにしている若者にとってはたまったもんじゃない。道路封鎖に文句をつけた一般市民がUDDに打たれて死んだ。何故、同じ国民同士が啀み合うのでしょうかね。

確かに一時代は最低層から中間層に生活が向上したように思えたがそれは単なる勘違い。その分借金も増えたのだから。一度甘い汁をすった者は「足りる生活」なんか誰も望まない。

11日のASEAN会議を中止に追い込んだUDDはバンコク都内に戻り
今度は首相官邸や主要幹線道路を次々に封鎖。見かねたアピシット首相が
とうとう非常事態宣言を発令し軍隊を導入しての強制排除に乗り込んだ。

外務省は川村官房長官に即されて危険度勧告の引き上げを検討。
その事によってJALが今月19日までのツアーを全て中止したと、
今日から来る予定だった札幌・名古屋の社長さんたちから連絡が来た。

「JALはツアーを中止にしちゃったよ。そんなに危ないのそっちは?」
そんなことはないっすよ。日本のメディアもちょっと大げさに放映し過ぎですよね
事実、電話を貰った時間帯にはUDDの主導者が軍に投降して各地のデモ隊も
解散になり事態が収拾されていたのだ。

なのにJALを含めた日本の旅行会社各社がツアーの中止を決めたのだ。
日本では馴染みのない非常事態宣言や戒厳令なんてぇものは、こちらでは日常茶飯事。
かと言って、現地で何かあれば全てが主催者側である旅行会社の責任になる。
ま、決まってしまったものは仕方ないのね。

それにしても昨年11月末の黄服による国際空港占拠閉鎖事件に続いて、
今回の赤服による過激なデモ活動により訪タイ予定だった友人知人の旅行が
中止になった。本人たちは何とか行きたいと言うけどツアーそのものが中止じゃねぇ。

これじゃ、最近ようやく外国人旅行者の数が増えてきたのに、
またしばらくはタイ離れが続くことに成りかねない。
ただでさえ世界的不況だというのに観光業界は大変だろうね。

今回、首謀者が軍に投降したことであっけなく事態が収拾しちゃったけど、
何だかオレには嵐の前の静けさに思える。恐らく親タクシン派による
赤服軍団がかなり近い将来にクーデターを勃発させる予感がする。

そうなれば紛れもなく血が流血するほどの暴動になり、一部暴徒化した
一般市民たちや貧困層たちが外国人や富裕層に対して雪崩れ込んでくる可能性もある。
その時オレは赤服と黄服のリバーシブルのシャツを着ながらカメラを撮り続けてんのかな。ま、タイでは外国人にまで被害が及ぶことはないだろうけど。

ま、いずれにしてもこれで4月の訪タイ客はゼロに成りそうです。
ならば久しぶりに一人旅にでも出ようかしらん。

asia_jiyujin at 02:42|PermalinkComments(2) 気ままな呑んだくれ日記 | 藤岡わこう