June 2009

June 27, 2009

第1449回「50にして天命を模索」

1f85ad7f.jpg毎日好きなだけ時間を使えることに至福の幸せを感じる。およそ一般的サラリーマンや公務員が家族や社会の為に身を粉にして働いてようやく定年後に迎える生活を15年前からやっている。

当初は友人の誰もが「良し」とは思わなかったドロップアウト。
しかも異国での生活。定職もなく日本語が通じない国である。
「日本に帰ってちゃんと生活しろ」と指摘されることも多かった。
自由に生きると言うことはそれ以上に誹謗中傷される的になる。

ちゃんとした生活」とはどういう意味だ。朝9時に会社に出勤して夕方5時に帰宅するような生活を言うのか。会社の利益に奔走し同僚や仲間を踏み台にして上の役職を目指すことか。

胃潰瘍になり円形脱毛症にもなり、そんなストレスの溜まる仕事が
ちゃんとした生活」なのか。だが、それが日本のあるべき姿だ。
人より良い物を食べて、人より良い車に乗って、人より良い家に住んで、
全てが他人より少しでも良い生活を望むことが生きる糧や目標になっていた。

もちろん全ての人がそうではないが、一般的なサラリーマンや公務員が
持ち家を持ち、ワンボックスカーを買い、育児や子育てに奔走する。
やがて子供たちも独立して家族を持つ、それからなんだかんだと数年後に
定年を迎えようやく年金生活に辿り着く。だが、その年金も先細り状態。

これが一般的で普通と言われる日本の「ちゃんとした生活」なんだろうか。
オレは否定も肯定もしないが、そういう「普通の生活」は合わない。
何か「生きてる」という実感が心底から湧いてこないのだ。

「自分の心に正直に生きたい」と辿り着いた先が今の生き方だ。
驚くほど排出される無駄な情報に翻弄され、せき立てられるように時間に
追われながら常にギヤをトップに入れてレッドゾーンで突っ走った生活。

およそ「安らぎ」とか「癒し」とはほど遠い生活だった。
でも、そんな甘っちょろいことを考える暇さえないのが先進国日本。
だから、たまの休みに行楽地や旅行に行って帳尻を合わせて納得する。

どっかで気付くんだよなぁ〜、果たしてこれで良いのかって。
自分が本当にやりたい事って何だったんだろう、ってね。
ガキの頃に描いた夢はいつの間にか頭の片隅に追いやられてしまう。

オレの場合「離婚」がその引き金になった。
独り身になってからユネスコ主催のタイNGO視察旅行がオレの生き様を180度変えた。
地位も名誉も財も、そして友も捨てて代わりに手に入れた無償の限りなき自由な時間。

人様に後ろ指を指されるような生き方をしているわけではないが、
本当にこれで良かったのかな、とたまに自問自答することがある。
ま、今さら元に戻れることも出来ないのだから、今をめいっぱい愉しむ。

しかし、自由とは不自由さの中にあって
初めて本当の自由を直に感じるものなのだ。
と、バンコクの達人が教えてくれた。

ふと国道を歩く象の親子を見ていて、野生の森で自由に生きている象と、
エサを貰いながら都会で不自由に生きている象と、果たしてどちらが
幸せなんだろうと考える。もっとも捕らわれた象には選択権はないけど。

決められたレールの上を歩くのは至極楽だと思うけど、オレは
生きている」実感を肌で感じられるのは断然離脱した道だろうと思う。
ま、人生ってその人に与えられた唯一のレール(道)だからね。

50にして未だ天命を知らずに藻掻いているような気もするが、
この半世紀はいろいろありながらも、概ね幸せな人生だったと思う。

さて、我が故郷に帰りて己の天命を模索しながら周遊するとします。
果たして日本で一番最初に口にするモノは何だろう。
あぁ、旨〜い鮨が食いてぇ

因みに、25日、新たに69人の新型インフルエンザ感染者を確認し、
累計で1,054人の感染を確認した事を明らかになった。感染者の内
17人が依然入院治療中。1,384人が監視対象になっている。

バンコクでの感染者は625人。やはり予想通りに1000人を超えた。
このパンデミックは誰が見ても相当ヤバイ状況でしょ。
国際空港内は絶対にマスク装着ですな。

asia_jiyujin at 22:46|PermalinkComments(0) 気ままな流浪的旅日記 | 藤岡わこう

June 25, 2009

第1448回「ポップアートに浸る」

6acfccd5.JPGふと都会の真ん中で新鋭のアーティストの作品を飾る店を見つけた。「昔はこんな世界に憧れていた時期もあったのになぁ〜」と何品かの写真や絵をしみじみと眺めた。

「芸術には上手いも下手もないんだ」と昔の先生は言った。あるのは「なんじゃい、これは」という強烈なインパクト。かの岡本太郎氏もそうだったように奇抜なデザインやおよそ人が考えつかないような大胆な発想が求められる。

オレはそんな芸術家にはなれなかったが(まだやれる時間は残っているけど)時たま、こういう世界に無性に身を置きたくなる。絵とか写真とかいいよね。特に写真は一瞬のチャンスを捉えて撮る。

そこには何かを伝えたい作者のそこはかとない思いが描かれている。
考えてみれば、今やっているオイラの仕事も写真を元にした記事やコラムだ。
そこにはシュルレアリスム的(超現実主義)な芸術性はまったくない。

日夜排出される工場の汚染や売れ残るコンビニの弁当のように
気が付けば全て「過去」の産物として消えていく過程にも似てる。
読み終わった雑誌は電車の棚に置かれるかゴミ箱に捨てられる。

もちろん、毎号楽しみにしている読者マニアはいるが、多くの場合は
産業廃棄物のように用が済めば捨てられていくのが現実である。
一瞬で輝き、一瞬で消えていく儚さ。まるで打ち上げ花火だな。

例え芸術作品ではなくても、生きていく為の1つだけの作品を創っている。
そう考えるとオレも1人のクリエーターでありアーティストの端くれかな。
な〜んて、ふと立ち寄ったアート店で思った出来事。

因みに、昨日の24日に新たに86人の新型インフルエンザ感染者が確認され、
とうとう985人になった。現在15人の感染者が入院治療を受けており
1,316人が監視対象になっている。

こりゃあ、確実に帰国前には1000人を超えるだろうな。

asia_jiyujin at 17:17|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

第1447回「1年ぶりのご対面」

fc12b5c7.jpgP子に切願されてバックアップ用のノートブック(P1号機)を売る約束をしたが「月末にお金持って行く」と言いながら連絡無し。今月の「20日に必ず」と再約束しながらもやはり連絡無し。

おいおい、もう帰国すんだぜ」痺れを切らしてこちらから電話するも呼出音が鳴っても出ない。意地になってしつこく電話すると「ブツッ」切られた。さらに電話すると「マイミ〜サンヤ〜ン・・・」電源を切りやがった。「ナメとんのか

お〜い、君の為にデーター全部抜いたのにどうすんの
どうしてタイ人というのは自分が都合悪くなると逃げるんだろね。
「誤る」「謝罪する」ということが極端に苦手な人種なんですな。

長年タイに住んでいるけど自分のミスを認めて素直に謝るタイ人を見たことがない。
その代わり言い訳だけはプロの詐欺師並みに饒舌になる。
きっと忘れた頃に「フジさ〜ん、元気」と連絡が来るんだろうな。

現在使用しているノートブックは昨年4月に突然前触れもなくクラッシュした
Panasonic CF-T1(通称P2号機)の代わりに、恩人のS氏に買って頂いた最新式の
P3号機(CF-R7)。すでに1年以上も使っているが、ビスタは処理能力が早いっす。

で、P1号機を売る約束をしてしまったので、バックライトが焼き付いて
クラッシュしてしまったP2号機が部屋の隅でず〜っと放置されてので、
修理に出すことにした。なぜ今頃?と思うが、日本で修理すると10万円近く
掛かると言われて「う〜ん」と思案しているうちに月日が流れてしまったのだ。

現地の友人のPC修理屋さんに頼むとかなり安く見積もってくれた。
と思うが・・・何にせよここはタイである。「機種にも寄りますが
2,3ヶ月で突発的にまた同じような現象が起きるかもしれません」と言われる。

やっぱりね。でも、まぁ、何にせよ1年ぶりに画像が開けた。
「お待たせしましたぁ〜」懐かしきXPの画面とのご対面である。
ところがである。「遅い」やたら「遅い」処理能力が全然違う。

時代は刻一刻と進化している。15,6年前は確かMSDOSを立ち上げる
Windows3.1から使い始めて95→97→2000→XP→そしてVistである。
進化しないのは、いや進化について行けないのはオイラの頭だけだな。
人間も脳内のCPUをバージョンアップできればいいのにね。

asia_jiyujin at 02:22|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

June 24, 2009

第1446回「至高の師範代按摩師」

82f09105.jpgそう言えば、数年前にも多忙が続いて疲れまくって歩いていたときにふと気が付いたら吸い寄せられるようにこのマッサージ店に辿り着いていた。その時もノイさんを指名して按摩を受けていたら、右足と股関節ばかりを集中的に揉みほぐすのだ。「あんた、相当酷い状態よ」と自分の身体をもっと労れと怒られた。

実は、この日はマッサージ店で日本語メニューのお手伝いをした後に日本から来ているWEB会社の社長さんと打ち合わせを兼ねた会食会だった。ところが、先方が急にミーティングが入ってキャンセル。「ま、いっか」と1人で帰路について歩いていたらいつの間にか吸い寄せられるようにこの按摩店前に立っていたのだ。

身体は正直なのねぇ〜

普段はゴルフに行った後か、日本からの客人が来ない限りは
按摩店に行くことは稀。この2ヶ月ほどまったくヒマだったオレは
まさか、こんな酷い状態になっているとは思いもよらなかった。

このまま帰国していれば、確実にリンパ腺が詰まって偏頭痛か
酷い肩こりに悩まされていたかも知れない。
身体は頭で考えるより覚醒自愛本能が働くようだ。

それにしても、医者よりも頼りになるノイさん。
一家に一台・・・いや、一人欲しい存在だ。


asia_jiyujin at 07:37|PermalinkComments(0) 藤岡わこう 

第1445回「またも限界ギリギリ」

1647027e.jpg痛て、て、て、て、て、て、て
「どうしてこんなになるまで我慢してたのよ
ごもっともである。いつも来るのは身体が悲鳴を上げる寸前だ。

この日は、帰国前だというのに先日取材したDマッサージ店の
タイ人女性オーナーから日本語メニューを頼まれていたので
17人と取材しながら2時間も掛けて手書きで纏めた。

報酬は無料。その代わり無料でマッサージをしてあげるわ、と若くて可愛いマッサージ嬢から言われたが、笑顔で断った。実は、バンコクでマッサージを受ける場所は2店舗と決めている。1つは足ツボで有名な滅茶滅茶痛〜い(効く)Dr.Feet。

もう1つは、スクンビット22にあるHUTTHASAT
しかも48番のノイさんオンリー。長年タイに住みながら
この師範代を超える按摩師には会ったことが無い。

兎に角凄いのである。指圧をしながら身体の悪い場所を一発で当てる。
何も言わなくても、問題のある箇所を強烈な力で揉みほぐすのだ。
写真は首から肩に掛けてリンパ腺が詰まって血が流れていなかったようで
グイグイ凄い力で揉みまくる。思わず首がもげるかと思うほどの激痛が走った。

痛て、て、て、て、て、て、て
「我慢しなさい」
はい、痛て、て、て、て、て

それにしても、悪い箇所のツボを1mmも外さないで揉む。
もうこれは天才の域を超えている。あまりにも上手なので褒めまくると
その度に、「それならチップをいっぱいはずめ」と返される。

もちろん、毎回相場以上のチップは惜しまない。
だって、本当に神・・・仏陀の手を持った按摩師なんですもの。


asia_jiyujin at 07:33|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

第1444回「90日申請」

a03df475.jpg1年ビザを取得しているからと、危うく90日申請を怠るところだった。外国人は90日を過ぎてタイに滞在する場合はその都度イミグレに出向いて専用書類を申請しなければならない。

それを怠ると、そら恐ろしい不条理な罰金が科せられる。
ロングスティビザを取得してからは、3度もラオスに行っていたので気が付いたら先日で90日を超える寸前だった。危ねぇ〜。

ま、どうせ今週には帰国するからいいか」と甘く考えていても
下手をすれば空港出国時に「はい、あなたオーバースティね。罰金よ」
と成りかねない。理不尽で不条理な罰金など払いたくないオレは
あまねく賄賂に繋がるような弱みは一切タイ人には見せない。

それにしても。あれから3ヶ月か。アっと言う間に過ぎちゃったのね。
時間が経つのが早く感じられるのは、それだけ充実している証拠。
それとも記憶が欠如していき徐々に老化現象が悪化しているのかね。
これではイカンな。もっと脳を活性化せんと。

因みに22日に新たな69人の新型インフルエンザ感染者を確認し、
累計で774人になったと思ったら、翌日の23日には125人が
感染者し累計で899人の感染を確認した事を明らかにした。
今も尚1,328人が感染疑い患者として監視対象になっいている。

この勢いで行けばオレの帰国日には1000人を超えるな。
念のために空港ではマスクを装着した方が良さそうね。
万が一、日本で1週間も隔離されたらそれこそ予定が狂う。

因みにとうとう3人の日本人が感染したそうです。
いったい、この病気いつになったら沈静化するのでしょうかね。

asia_jiyujin at 04:02|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

June 23, 2009

第1443回「カオソーイとトムヤムクン」

9d56f760.jpgS氏が宿泊された翌日、一緒にホテルでランチを食べた。
いくらエスニックなタイ料理が好きだからと言っても同時に
カオソーイ(タイ風カレーうどん)と激辛トムヤムクンを
食べる人はタイ人でもそう多くないと思う。(写真)

でも、さすがに激辛が応えたのかS氏の顔は茹で蛸のように
真っ赤っか。仮にオレが挑戦していたら確実に途中で息絶える。

オレはカオパットプー(カニチャーハン)に半熟タマゴ乗せ。
かなり久しぶりに食べるタイ料理の食感。だが、最高の食材で
調理されたであろう五つ星ホテルの味がオレの胃に合わない。

おかしい。半分も食べないのに逆流してきて箸(スプーン)が進まない。
そもそも、田舎町を探訪すれば必ず食べているカオパットである。
それがなぜ故に高給レストランのカオパットが食べられないのだ。

逆流してくる食物と闘いなら、ふ〜ふ〜言っていると
目の前のS氏が、ふ〜ふ〜汗を流しながら全部完食してしまった。
恐るべし激辛好きのS氏。いったいどんな胃を持っているのだ。

因みに僅か1泊で帰国されたS氏。
移動中のタクシーの中も機内でも爆睡だったとか。
返ってバンコクで疲れさしちゃったかなぁ〜」反省。

次回は札幌ススキノの地下にあるシガーバーで再会・・・かな。
実は、S氏と一番最初に会ったのがそのバー。あれから4年・・・。
人生の窮地に立たされた時、いつも助けてくれた救世主。大恩人です。

asia_jiyujin at 05:10|PermalinkComments(0) 藤岡わこう 

第1442回「7chTVキャスター」

c8f8db0f.jpgジャカルタで仕事を終えたS氏がバンコクにやって来た。
6月1日に来てから今月は二度目の訪タイになる。
真っ直ぐ日本に帰国できたのだが、ヤダムの助言もあり、
多忙な時こそ無理にでも心身共に「」の時間を作る。

とは言ってもバンコクでも朝から仕事の打ち合わせで
」になる時間などそれこそ無いに等しい。
それでも環境が変われば身体は癒されるもんです。

さて、夕方に到着した便でリムジンにてホテルチェックイン。
今宵は以前から約束していたタイ人の女性等と晩餐会。
J女史は大学勤務。E女史はなんと7chのTVキャスター。

普段からタイの芸能人を追ってインタビューしているんだとか。
TVにもよく出演しているけど芸能ニュースは殆ど観ないオレ。
羨ましい仕事だが、朝は早く地方の仕事もあり常に体力勝負だとか。

何が食べたい?」と2人に訊くと「日本食!」とハモった。
今やタイだけでなく世界中にヘルシーフードの日本食が流行っている。
「私たちの薄給じゃあ、滅多に食べられないもの」

ジャカルタから来たとはいえ、S氏に日本食は失礼だと思ったが、
「いいですよ」と脂っこいナシゴレンをたんまり食べて来ただけに快諾。
と言うことで、昔は毎日のように通っていた居酒屋「寅次郎」に
かなり久しぶりに行くことに。行ったのはスクンビット26店。

チョン ゲ〜ゥ」ビールと焼酎で乾杯。
オレの知っているタイ人は殆ど生魚は食べないが、
さすがに中流階級層以上のハイソ系タイ人は美味そうに刺身を食べる。

しかも、醤油の量よりも遙かにワサビの量が上回っている。
ソムタム(パパイヤサラダ)に大量のプリック(唐辛子)を入れて食べる民族である。
本来なら食物の素材を活かすために極力調味料は使わないで食べるのが日本式。
とは言え、異文化を理解する前にいかに自分好みに食を愉しむのかがタイ式。

「アロ〜イ(美味しいわ)」
ご満悦のTVキャスターとツーショットでパチリ。(写真)
食後、我々はバンヤンツリーホテルの最上階で最高級ワインを堪能。
いやはや、こんなセレブなお時間ってそうそう過ごせませんよ。感激。

翌日、二日酔いで目が覚める。
う〜頭が痛ぇ・・・」体調が頗る優れない。
いくら酩酊しても翌日は大丈夫なのに。

ところが、体重計に乗って我が目を疑った。
ろ、ろくじゅうにきろ・・・
この数ヶ月間、ずっと64圓世辰燭里剖呂1日で2圓盡採漫

炭水化物を摂取せずワインだけ呑んでいれば簡単にダイエット。
まさかね

asia_jiyujin at 03:12|PermalinkComments(0) 藤岡わこう 

June 22, 2009

第1441回「胃癌治療伴侶の叫び」

159b699f.JPG昨日、新たに43人の新型インフルエンザの感染者を確認し、
オレの予想を遙かに上回りとうとう累計で705人に達した。
つい2日前の518人から一気に700人を突破したのである。

公共保健省病害対策局によると、前日に確認された71人の感染者より減少傾向であることからこれまで取り組んできた感染防止策の効果が見え始めているとして2〜3日中には明確になる、と名言していますが。誰がそんな楽観的なことを信じますかってんだ。最近では街中でマスク姿の観光客を見かけるようになった。

さて、それはさておき、ご主人に胃癌の疑いがあるという奥様から
ようやく返信メールが届いたのでちょいとご紹介致します。


藤岡様
帰国前の超多忙とお察しします。パヤタイ病院に行きましてバムルンと同じ診断でした。
1回目の抗がん剤治療を受けましたが、帰宅して脱毛は無いものの体は別人のように、
弱り果ててます。藤岡様の予言どおりです。

主人は2回目の治療を予定してますが、私は主人のデータを持って、日本の病院に
行こうと思います。初期段階でタイと日本の違いを理解しておきたい。後で、悔やむことの
無いようにしたいです。主人本人が日本まで行く体力がないようです。

又、ご相談したいとき、勝手にメールすると思います。
その節は、よろしく、お願い申しあげます。胃を全摘しても、サバイバル現在進行形
の藤岡様は私共の励みになっております。有難う御座いました。

                                   
お疲れ様です。
最初に、僕は霊能者ではないですから「予言」はしていません。予想とか想定です。
パヤタイでも同じでしたか。それは非常に残念な結果でしたね。でも気を落とさずに。
問題はこれからが本当の闘いの始まりです。異国で胃癌の治療を受けると言うことは
相当の覚悟と勇気と、ある意味「マイペンライ」的な開き直りが必要になります。

深刻に考えすぎたり、悩みすぎれば、がん細胞が活気づきますので、ここは
ある意味「のっほっほぉ〜ん」としていた方が癌の進行を遅らせたり、場合によっては
がん細胞を食べてくれる別の良い細胞が全部退治して消滅することもあります。
実は、僕の知人の胃癌の人と、医者もサジを投げた食道癌の末期の人が、
タイに越しての〜んびり生きていたら一年後にがん細胞が全て消えていたそうです。
今もその方々は癌を再発することなく元気で活躍されています。

さて、タイでは病院によっては先進国並みの治療や手術が期待できますが、如何せん
介護や看護に関しては日本より遙かにレベルが低いと行っても過言ではありません。
ですから「おかしい?」とか「怪しい」と思ったらすぐに日本に確認する必要があります。

ところで、胃癌のレベルはいくつですか。抗がん剤治療はパヤタイ病院ですか。
何という薬を使っていますか。明らかに初期段階で使うべきモノでなければ
かなり身体を酷使する結果になりますよ。先ずは早い段階で日本の友人か
知人に専門医を紹介して頂いて、日本サイドで判断して頂いた方が良いです。

幸い僕は、友人を通して札幌の開業医の院長先生と直接メールで治療内容や
進行をくまなく書いて送りました。日本とタイではかなり使う薬も違うようですしね。
特に抗がん剤治療は苦痛を伴うだけに、より慎重にお考え下さい。
抗がん剤は良い細胞まで破壊してしまうものですからね。

癌の場所が浅ければ放射線治療で破壊した方が良いかもしれませんが
もし、かなり深い(厚い)状態であれば、思い切って切除された方が転移の
恐れも薄まります。今や癌は誰でもが掛かりえる病気です。早期に発見、
早期に治療が完治に繋がります。少なくてもご主人さんには良き伴侶である
奥様がおられるだけに心強いでしょうね。この病気1人で闘うにはかなり辛いです。

僕の場合は、あんな人生最大の苦境の病気なのに意外と愉しみながら闘いました。
これが逆に日本語が全て分かる日本で手術したら、明らかにめげていたでしょうね。
たった1人で乗り越えられたのは、やはり微笑みの国だったからでしょうね。
つまりある程度ファジーでアバウトな方が神経質にならずにストレスも溜まりません。

頑張っている人に「ガンバレ」とは言いません。ただ、「病気に負けるな」です。
ご主人もまだまだ生きる使命が残されていると思いますから
そう簡単に仏陀はあっちの世界には誘いませんよ。



asia_jiyujin at 06:52|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

June 21, 2009

第1440回「拉 致」

6cb951f8.jpg大阪の天王寺に住む友人A氏から脅迫メールが届いた。
「帰国して関西をスルーするつもりなら特殊部隊を配備して
北海道まであなたを拉致しに行きまっせぇ〜

昨年は10年ぶりに関西に行ったがタイで知り合ってから10年以上も経っているにも関わらず、大阪市内は元より奈良や京都を周遊させて頂き最終的には福井県まで車で送ってくれた。

しかも、日本酒好きのオイラのために毎日銘酒を用意して頂き、名産の食い道楽の上げ膳据え膳に加え、色恋こそないが何から何まで至れり尽くせりの毎日。いやはや、それこそ究極の関西を目一杯堪能させてくれた大恩人である。深謝だ。

その彼から少し前にメールが届いていた。
「今年は京都で舞妓は〜んを用意しておきまっせぇ〜」
おぉ祇園の花街でお茶屋遊びでっかぁ」と小躍りしたが、
残念ながら今回の帰国は45日POEN期間限定のエアチケット。

昨年のような3ヶ月半も日本に滞在出来ないので、
今年は行けましぇ〜ん」と返信したら冒頭のメールが届いたのだ。
他にも兵庫のJ女史や大阪のS女史からもメールが来ていた。

6月=帰国=関西周遊と相成って御座るのか。
タイでも新型インフルエンザ患者が急増しているが、
関西周辺でも、未だに沈静化にいたってないでしょ。

それに6月は雨季・・・、いえ梅雨の時期。
昨年は数える程度しか雨に降られなかったが、
やはり関西、特に奈良や京都は秋が旬でしょ。

嵐山で紅葉を愛でながら蕎麦を手繰り、
銀閣寺の近くで吟醸片手に湯豆腐を突つく。
奈良では法隆寺の鐘の音を聴きながら柿の葉鮨を堪能。
あ〜、夢のような毎日やったなぁ〜

でも、はやり最初は通天閣界隈の串屋から始めないとね。
え〜、お約束します。必ず秋頃には大阪に上陸しますんで
今回は北海道まで特殊部隊を送り込まんで勘弁しておくんなまし。

ほな、秋は京都で「舞妓は〜ん」お願いしておくれやすぅ。
ついでに京都の嫁も探しておいておくれやすぅ〜。

asia_jiyujin at 05:06|PermalinkComments(2) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう