October 2011

October 31, 2011

第2235回「国家的プロジェクト」

2235「T5」


政府の発表と都知事の発表と微妙な違いが国民を惑わしている。
いつ何処が決壊して何処に水が流れて何処が浸水するのか。
「家財道具を高いところへ」「他県に避難して下さい」

タイ人ですら漠然とし過ぎて分からないのに日本人や外国人は
もっと分からない。幸いオイラが住む地域には水が来ていない。
水道水も濁ってないし色も付いてない。だが、未だに近所は
土嚢と防水壁を高く造り上げて万が一に備えている。

もう(高潮)ピークが過ぎたんだろ
「いや、まだ油断は出来ない」
「いやいや、もう大丈夫だよ」
いったいどっちなんだよ

2235「BTSも通常営業

BTSは通常営業

2235「地下鉄駅

MRTも通常営業

2235「地下鉄動く


2235「地下鉄エレ


2235「地下鉄車内


タイ人ですら正しい判断が付かないでいる。あまりにも情報が錯綜
しているので自ら取材を兼ねてバンコクの主要道路と交通網を調べた。
先ずは先日運休していると言っていたMRTだが、直接窓口に行って
従業員に訊いたらずっと運休せずに動いていると言うではないか。
BTSに至ってはまったく問題なく通常営業している。

2235「副都心」

サートン地区

2235「サートンソイ1」

サートンの路地

2235「彼らが見ていた景色」

シーロム通とナラティワート通

2235「道ラッチャダピセーク

ラッチャダピセーク通

2235「道アソーク

アソーク交差点付近

2235「道トンロー界隈も

トンロー界隈

2235「道38屋台街

黄金色スープの至高のタイラーメンがあるソイ38の屋台街

タニヤに近いシーロム通りやスリウォン通り。ラマ4世通りや
サートン地区の小さな路地も調べたがまったく浸水の心配はない。

28日にバンコクを流れるチャオプラヤ川が増水と潮位の上昇で
広範囲に氾濫し、オンヌット駅南側のスクムビット50通りで
運河の堤防が決壊して浸水したが、日本人駐在員が多数居住する
スクンビットエリアは特に浸水の情報は流れてない。

2235「ソイ50冠水


2235「傘さす2人


2235「住宅冠水


2235「警察冠水


風俗業界で働く子が多く住んでいるディンデンやホイクアン地区も
いつもと変わらずラッチャダピセーク通りの焼き鳥の屋台や衣料の
露店街もいつもと同じ賑わいを見せていた。

政府の思惑が功を奏したのか、はたまた国民の願いを聞き入れてくれた
上座部仏教の仏陀様が決壊を死守してくれたのか、中心部への浸水は
今のところ来ていないのが現状である。

因みに外務省による注意喚起が「渡航の延期」に引き上げられてから
多くの旅行会社が自粛を促して軒並みキャンセルが続いている。

君たちは現地にいながら本当に自分たちの目で見て判断しているのか

単なる噂や情報に流されて政府や外務省の判断を鵜呑みにする。
日本のように地震による津波とはまったく形態が違うのにも関わらず、
危険」と判断して楽しみにしていた旅行をキャンセルさせてしまう。

確かにチャオプラヤ川が氾濫して66年ぶりにバンコク三大寺院は
冠水したが、果たして「危険」と言えるほどの状況なのだろうか。
ファラン(白人)のバックパッカーが短パンとビーサンで楽しそうに
歩いている姿を観て「危険」と判断するのは、日本人だけだろう。

責任を負いたくない“事なかれ主義”の過保護な日本人の判断は
渡航の延期」なんだろうな。確かに溺れることはないにしろ
汚れた水で病気になったら旅行会社の責任を追及されかねないもんね。

まぁ、敢えてこの時期に洪水被災地を訪れて観光はしたくないだろう。
でもねぇ、観光立国のタイとしては外国人観光客に売上げが左右
されるだけにエステ業界やグルメ街やショッピング街は嘆かわしい限りだ。
それに、歓楽街で働く子たちを見ていると毎日閑古鳥が鳴く状況に哀愁
すら漂っている。ま、旅行の目的が明白であれば自己責任で判断して下さい。


ところで話は一変するが、今月中旬に2週間に分かれて初めてタイ国に
社員旅行で来られた東京の某会社だが、元々変な先入観を持ちたくないので
イチイチ会社の詳細を訊くことはないのだが、ふとアテンド中に何気なく
興味本意で訊いてみたら、なんとPCのハードや修理も行っている会社だと
言うではないですか。

へぇ〜、ならオレの古い機種でも直してくれんのかな
「大丈夫だと思いますよ」
あ、そう。じゃ頼んじゃおうかなぁ

女性陣に確認を取り、第1班で帰国された上司のM氏に直接メールを送ったら
「お世話になったので」と即快諾を得たので「じゃあ」と気軽に頼んでしまった。
別に恩着せがましく言ったわけではなくキチンと修理代を払う意思も伝えた。
さぁ、それから東京の会社では大変な受け入れ体勢になっていたようだ。

仕事柄、常にバックアップ用に2台のノートブックを駆使しながら
執筆活動を続けている。ところが2年前にそれまで使っていた愛用の
Panasonic T1の画面が突然消えて何も見えなくなってしまった。

どっひゃ〜、えらいこっちゃ

〆切り前の原稿や写真を急いで送らなければならぬ状況。苦境を察して
バンコクの若い友人が基盤を外してハードから中のデーターを取り出して
何とか〆切り前に出版社に送ることが出来たのだがT1は使用不能になった。

仕方なく、その前に使っていた2000年初期の古いモデルを使うも
これがマッタリとしていてまるでウミガメのように鈍い反応なのだ。
これでは今後の仕事に支障が出ると頭を抱えていたら、なんと
そこに彗星の如く神が舞い降り・・・いえ現れたもうた。

当時、数億円規模の投資関係の仕事で頻繁にタイに訪れていた某社長が
「(ノートブック)無いと困るでしょ」となんと新型のPnasonic
CF-R7を東京で買って来てくれて気前よくポンとくれたのだ。

断っておくが、その社長はゲイではなくオレとも深い関係ではない。
ただ、毎回タイに来る度に仕事以外のプライベートな時間をアテンド
していただけのだが、妙に気に入って頂き帰国した時はよく銀座や
六本木にも連れて行ってくれた。

どうもオイラの人生を振り返ってみると、自分では超えられそうもない
大きな壁にぶち当たると決まって救世主が現れる。5年前に胃癌で手術を
受けた時もそうだった。そう、まるで神様が使わした使者の如く現れる。

今回もR7と一度壊れたT1の液晶画面を修理して使っていたのだが、
あまりにもT1のリアクションの速度がカタツムリばりに鈍いので
デスクの上で埃を被って寝ていたのだが、そこにIT軍団の社員旅行。

まさしく、またも神様が救世主を使わせたのかと

で、先日の某会社の人たちが月末のクソ忙しい時期にも関わらず
4日間を堪能された第2版が持ち帰ったオイラのポンコツPCを
「藤岡さんのノートブックを最優先に」とソフトとハードの
専門家チームが手を組み合って国家的プロジェクト並にアッと
言う間に1つの、いや2つの逸品を造り上げてしまったのだ。

そんな専門家総動員によるプロジェクトチームからメールが届いた。

2235「逸品T5」


K@Hです。お疲れさまです。
Mさんから藤岡さんのノートPCを預かりました。
部品は私が。分解組立修理作業は当社が負担して
T1とT5、2台のパソコンになりました。

今回は T5 のみお持ちします。
メモリは最大の1.5GBですので、XP は問題なく動くでしょう。

T1の搭載メモリは128MBでした。
Windows XP を動かすのに、128MBでは足りません。
動作が遅いはずです。ということで、メモリを追加する
ことにしましたが、T1は特殊なメモリなので入手が困難です。
メモリが到着してからお持ちします。

ハードとソフトの専門家総動員によるプロジェクト!
それでは後日お楽しみに!



えっ、何がどうなったの。なんで1台のノートブックが2台に増えたの?
伊賀忍法分身の術のソフトでもインストールしたのかしらん。
何だか良く理解は出来ないが、きっとカタツムリくんはいろんな人の
技術と手腕を駆使されてチワワばりの速度に生まれ変わったのだと思う。

さすが専門家軍団というかあっぱれタイ帰りの結束チームというのか、
月末の多忙な時期にわたしめのたわいもないお願いに国家並みの
プロジェクトを組んで頂いた専門家チームに重ね重ね感謝である。

さらにH氏のメールが続く。


そこでプロジェクトチームとしては、
「いまでも十分に使えるマシンを」と考え、
Mさんの説明の通り、複数台の中古T5 を集めて分解。
使える部品、程度の良い部品を集めて1台を作る、
という方向にしました。

新品PCを用意すれば実に簡単なのですが、
「古いものでも出来るだけ使いたい」という藤岡さんの意向を
考慮し、そのような結論を出しました。みんなの「気持ち」なんですね

上司から言われてやる仕事ではなく、
自分たちが「藤岡さんのために動きたい!」という
自主的・能動的なプロジェクトです。
みんなを動かしたのは、藤岡さんですよ


何だかまるで弱体ラグビーチームの再生物語か、はたまた罪を犯した
少年院の端正プログラムみたいのようだが、特別な思いは時として
大きなうねりを造り出して自主性と能動さを芽生えさせたのだろうか。
そんな大袈裟なことになるとは思ってもいなかっただけに驚いた。

で、先日、日本から仕事で来られたH氏から再生されたT-5を受け取った。
何とH氏曰く無料報酬だと。訊けば彼らの気持ちが結集された逸品だとか。
いくつもある中古品の中から使える部品と基盤をつなぎ合わせてまったく
新しい中古のノートブックを完成させてしまったのだ。

誰もが中古を買った方が早いと思う中、対価ではなくこれが彼ら専門家チーム
がオイラ1人のために出してくれた思い遣りの応えだったらしい。しかも
月末のクソ忙しい時間を割いてまで優先的に造ってくれた事に深謝である。

早ぇ。なんじゃこの反応の早さは

皆様が造りたもうた魂の逸品を使用して驚いた。今使っているR7をも
凌ぐほどのチワワを超えて警察犬のようにシェパードとして生まれ
変わっていた。いや、まるでサバンナを駆け巡るチーターばりの早さだ。

皆様。忙しい中本当に有り難う御座いました

皆様の“気持ち”を大事にしながら大切に使わさせて頂きます。
気軽に引き請けた某会社の社員旅行のアテンドが、まさかこんな結果に
繋がるとは夢にも思わなんだ。まるでシナリオのないドラマのような物語。

袖振り合うも多生の縁

今や座右の銘にもなっている格言は、またも貴重な縁を作ってくれた。
この場を借りて感謝。こりゃあ来年の社員旅行が再びタイに決まったら
今年以上の刺激的で魅惑の楽園に誘って差し上げましょうぞ。

2235「神楽の酒」


2235「神楽です」


因みにH氏からT5と一緒に神楽“と書かれた銘酒やラクトフェリン
や名古屋のカレーうどんもお土産に頂いた。そして3度目の打ち上げは
神楽で“神楽”を呑みながらいろんな気持ちに感謝しつつ心から堪能した。

で、例によって翌日は毎度同じ結果の二日酔いで頭を抱えながら
目を覚ましたのは言うまでもない。で、体重計に乗って吃驚。

5


げっ、60.5

さらに体重が0.5垳困辰討い拭50埖罎盍峩瓩世勝やべぇ。



asia_jiyujin at 04:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

October 30, 2011

第2234回「地球最後の晩餐は」

2234「セブン前に歯


どうやら、28日を過ぎてもまだ地球は存在していたようだ

曾有の国家的危機状態にありながらもオイラが住むスクンビット地区は
今のところ水害の影響はない。とは言え近所の店は土嚢どころか本格的
なコンクリートで入口を固めている。最近では起床するとすぐにベランダ
に出て階下に見える道路状況とBTSを確認する。

よし、よし、BTSは動いている

2234「コンクリート壁」


2234「コンクリ壁」


2234「店の前の土嚢」


陸路の移動が遮断されればそれこそオイラのAPTは陸の孤島に
なりかねない。水も食料も買えなくなったらそれこそラマダンじゃ
あるまいし断食せな。先日体重計に乗ったら過去最低の61圓世辰拭

ひぇ〜、また減ったぞな

しばらく多忙が続いていて食事も満足にしていないのだ。
気が付けばパンやお菓子で飢えを凌ぎ、酒で栄養を補給している。
ダイエットしているわけでもないのに体重が減るのはあまり良くないよな。

さて、TVやネットで洪水の範囲を調べながらもいつ水が押し寄せて
くるか分からない恐怖に、まだまだ気が抜けない状態が続く。
このままピークが過ぎてくれと仏陀に懇願す。

ま、今後水が引いて普通の生活に戻れるまでには1ヶ月間ほど
掛かると思われ、来月のミッションが全て無事に終われば関東地方の
友人知人等からお誘いを受けているので、2年ぶりに関東各地を
周遊しながらご当地のうんまい名産と銘酒を堪能しようばい。

うんめぇ塩ラーメンが食いてぇなぁ

で、こんな状況でなんでやねん、という事案を1つご紹介。
今夏、日本に帰国して最初にやったことは税務署で確定申告してから銀行で
息子の学費やら母上様の上納金やら、兎角金銭的な所要が大半を占めた。

で、少ないばかりのUFJ定期預金の金利を見て驚いた。「なに!0.06%」
昨年は0.15%。その前年は0.35%。円高が影響しているのか銀行金利は
まるで視力検査のような数字になっていた。仮に100万円預金していても
1年間の金利で『信月』の塩ラーメンが一杯も食べられないのである。

で、つい先日、所要でバンコク銀行に行ったら我が目を疑った。

2234「銀行金利」


期間限定スペシャルプロモーション。定期預金3.75%

げっ、マジかよ。もう1つ預金してある華僑系銀行はなんと4%の金利。
最低5ヶ月以上預けるのが条件なのだが、まさしく「ひぇ〜」である。
(因みに普通予期の金利は現行で0.75%)

仮に日本と同じように40万バーツ(約100万円)を預金したら
TAX15%を差し引いてもスクンビット38の屋台街にある黄金色
スープの至高のタイラーメン(50B)が92杯も食える計算である。
札幌の信月の塩ラーメンでも16杯は食べられるんだぞ。

翌日、速攻少ない金を掻き集めて定期預金の書類にサインした。
でもねぇ、近日中に地球が滅亡するかもしんないっちゅうのに、
この期に及んでオイラは将来に何を期待してんねんと自己嫌悪に陥る。

2234「ハロウィン」


いずれにしても今月末のハロウィンまでが運命のターニングポイントだろ。
地球が滅亡する前夜は寿司と銘酒で決まりや。う〜む、肉じゃがを作って
チビチビ酒を呑みながらでもいいかな。いや、その前に先月札幌からの
訪タイ客に買ってきて貰った救援物資の西山ラーメンもいいな。

2234「肉じゃが


2234「西山ラーメン」


因みにオレの父上様は胃癌の闘病入院中の最後に口にしたのが生鮨だった。
もちろん癌の末期だから食べることも呑み込むことも出来ずに口の中で食感を
楽しむだけだったが。果たしてオイラの最後の晩餐は生鮨か塩ラーメンか。

う〜む、佐賀県呼子の活イカも捨てがたい・・・



asia_jiyujin at 05:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

October 28, 2011

第2233回「首都圏危機的状況」

2233「間もなく川が氾濫」

徐々にチャオプラヤ川流域のチャイナタウンの浸水が広がっている

インラク首相は、あと1日以内にバンコク都内の洪水が
本格化すると述べた。バンコクの洪水の見通しについては、
「防衛線の急所3カ所を守りきれば都心部の50%以上は浸水しない」
「スワンナプーム空港(バンコク国際空港)は安全」
「都内の洪水の深さは10センチから1メートルほどになる」
「事態が悪化した場合、排水に2週間から1カ月程度かかる」と発表。


2233「滑走路

ドンムアン空港の滑走路が徐々に浸水

さて、いよいよ近日中に連日TVで流れている洪水状況が中心部まで
迫ってきている。17年間バンコクに住んでいて初めての体験である。
それなりの覚悟は出来ているが、やはり28日に地球が滅亡しない
までもそれに近い被害が世界各地で発生するということなのか。

2233「バス


スクムパン・バンコク都知事は10月26日午後9時、
「バンコクは危機的状況に陥った。特に、高齢者、病人、障害者、
こどもは一刻も早く避難してほしい」と危機感を露にした。


一刻も早くって言われてもさ、今更何処に避難すればいいのだ。
来月のミッションがなければ1日も早くバンコクを脱出するところだが
それは同時に責任放棄になり信用も信頼も同時に失う結果になる。

「日本側とタイ側の狭間に立って責任は全部藤岡さんが負うんでしょ」
最悪の場合はそう言うことになりますよね
「だったら辞めたら」

確かにいっその事キャンセルを宣言すれば済む話ではあるが
タイ旅行を楽しみにやっと有休休暇を取ってくる日本人観光客と
こんな状況でも家族のために稼ぎたいタイ人に挟まれて決断が鈍る。

どうすりゃ、ええのや〜

因みにバンコクでは27日から31日まで長期休暇となることから、
洪水を逃れるためパタヤに避難する都民が続出し、そのため、
バンコク・パタヤ間の幹線道路が各所で渋滞となっているらしい。

2233「空港前


そんな折、以前タイでボランティア活動をしていた神奈川のK嬢から
思わず微笑んでしまったメールが届いた。


お久しぶりです。Jさん。
タイの洪水、連日ニュースでやってるよ。Sやタマサト大卒の子達、
他の友人に電話したけど、みんな口揃えて『マイペンライ』そして、
四階だから…、膝までの浸水だから…、仕事休みになったから…と
理由になってないの。これこれって相変わらずで微笑ましい。

とはいえ、規模が凄いので心配です。みんなの無事を祈ってます。
Jさんもいつもの記者魂はちょっと封印して身の安全を。
体調ずっと崩してるようですが、免疫力さらに低下してるのに、
汚水で感染症にでもなったら危険です。気をつけてね。


四階だからマイペンライ(大丈夫、気にしない)かよ

タイに長年住んでいると、まるで呪文のようにありとあらゆる
シチュエーションで聞く『マイペンライ』。このタイ人特有の
超楽観的な言葉を聞くと何とかなると思ってしまうから不思議だ。

日本ではチマチマ小さな事で悩む人が多いけど、タイではイチイチ
小さな事で悩んでいたら生きていけない。だって、家族の問題や
それ以上の悩みが常に自分たちの肩に掛かっているからね。

2233「新しい携帯電話」


話は変わるが、先日の東京の某社員旅行1班のアテンド中に修理した
ばかりのピンクのSoft Bankが壊れた。直してから僅か1週間だぞ。
大方予想はしていたが、やはりタイ人の即興的技術はその場しのぎで
しかないことが露呈。あの時修理せんで新しいの買っておけばよかったばい。

いやぁ〜、このクソ忙しい時に困ったばい

急遽日本の友人に問い合わせたが、オイラが指定した機種が
入手出来るまでは相当の時間が掛かるらしいので仕方なく諦める。
で、先日第2班のアテンド中に偶然MBKで最新式のSoft Bankを発見。

お、ラッキーあの機種見せて
「いま先客がいるのよ」

残念ながらオイラの前に先客がいた。しきりに気に入って今にもお金を
払いそうだったので、心の中で「買うな」と念じたら、念力が通じたのか
そそくさと諦めて帰った。「やったぜ」速攻全額払って新機種を確保した。

街が危機的な状況に陥れば一番必要になるのが情報収集の為のアイテム。
今や携帯電話がない生活は誰もが考えられないだろう。本当は携帯電話も
インターネットもなければ時間にも追われる事なく、もっと心に余裕を
持ってマッタリゆったりのんびりした生き方が出来るんだろうけどね。

さて、明日地球が存続しバンコクがベニスと同じような水の都に
なっていなければ再びブログを更新致します。

では、このブログが最後にならないことと地球が滅亡しないことを祈って。
改めて今まで愉しく生きてこられた事を仏陀様に深謝す。



asia_jiyujin at 02:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 

October 27, 2011

第2232回「京都からの流浪人」

2232「ランシット洪水1


朝から24時間どのチェンネルを点けても洪水に関する
報道が続いている。昨年は赤服軍団によるバンコク騒乱の
状況に釘付けだったが、今年は迫り来る水の驚異に目が離せない。

「この状況ならイベントは無理でしょ」
無理でも(日本から)来る以上はやるしかないんですよ

刻一刻と水害地域が拡大し政府の予想に反して中心部に近づきつつある。
おそらく来月の団体ツアー時がピークになるだろうとイベント開催の
決定を月末までに判断しなければならない状況になってきた。

日本側からはスワンナプーム空港が閉鎖にならない限りは必ず行くと
明言しているが、ちょうどその頃にスクンビット通りやシーロム通りが
浸水する公算が高いらしい。はたして初めてタイに来られた観光客が
まるでベニスのような街になった景色を見てどう思われるのか。

しかも流れて来る水はけっして衛生的な綺麗なものではない。
クソや小便や生活雑排水まで全て入り混じって流れて来るのだ。
取りあえずは28日の大潮の日が1つの判断基準になりそうである。

先日、イベントの打ち合わせを兼ねてタニヤの協賛店に行った帰りに
神楽に寄ったら不思議な雰囲気を醸し出す1人の若者がいた。

社長、ま〜た、わけの分からん若もんの面倒みてんの
「しゃ〜ねぇじゃん。金全部使い果たしたって言うんだから」
社長も人が良いというのか懲りない人だよねぇ
「あんたのネタにもなるでしょ」

また神楽に風来坊が流れ着いた。昨年の赤服軍団の騒乱時に
ひょっこり店にやってきたのが関東に住む自殺志願者だった。
その後は青森の片田舎から出て来たニート。今は帰国して連絡無し。

で、今度は京都で代々続く老舗の骨董品屋の跡継ぎというTくん。
京都と聞いて俄然興味を持ったオイラ。さらに武士のような名前を
聞いて「君の祖先の家系は」と訊いたら「家系ってなんですか」ときた。

家系ってルーツだよ。名前からしてさぞかし名のある武将の末裔じゃないの
「いえ、たぶん普通の商人だったと思います」

まるでヤンキーがするようにクビを細かく縦に振りながらまったく
物怖じすることなくオイラの目を真っ直ぐ見ながら淡々と応えた。

だとしてもかなりの老舗なんだろ
「老舗ってなんですか?」
おいおい、君高校くらいは出てんだろ
「はい、ニュージーランドにも留学してました」

今時の新人類的ネオ若者とはいえバカではないらしい。
今春ニュージーランドで語学留学していたらしいのだが、
地震が発生する前には帰国していたという運の良い奴。

その後、いろんな国を流浪している時にどこかの国のカジノで多額の
借金をしたらしく、京都の親がその借金を全額負担してくれたらしい。
その後アジアを彷徨いながらタイに辿り着き、やがて磁石の磁力に
引きつけられるように神楽にやってきたそうな。

2232「時文と栓抜きと男山」


バカではないが相当天然くんである。日本酒の一升瓶の封を開けるのに
なんと栓抜きを持ち出してきたのだ。「おいおいおい、君大丈夫かよ」
オイラの息子と対して歳も違わない若者だが、妙に肝が据わっている。

かつての自殺志願者やニートくんと比べれば明らかに目の輝きが違う。
澄んでいて妙に綺麗なのだ。来月には帰国して再びタイにやって来る
というけど、若いうちはちっちゃく纏まらず世界を相手にいろんな人と
出遭って多種多様の人生の壁に真っ向からぶつかっていって欲しいと思う。

ふと、眉毛の細い彼を見ていて若い時にオレが付き合っていた彼女の弟を
想い出した。顔も妙に似ているが、そう言えばよく問題を起こして
富良野警察署に頭下げて迎えに行ったもんだな。

Tくんよ。世話になった人には嘘をつかず、義理は絶対欠くな。
それでさ、後指を指されないように人様の役に立つ存在になれよ


2232「お好み焼き吉野


2232「打ちあげ


昨夜、神楽の社長がTくんと若者等を集めてお好焼き屋で晩餐会を開いた。
オイラも呼ばれたのだが、「日本酒がないなら行かねぇよ」と我が儘を
言ったらキッチリ広島産の辛口を用意してくれていた。

酒に粉もんは合わないでしょ

さすがに焼きそばやお好み焼きの炭水化物ばかりではダンピングになる。
だが、洪水の影響で冷奴に使う豆腐などの日配ものが全然手に
入らないらしく、仕方なく酒の肴はトマトと枝豆のみ。

若者らは遠慮することなくてっぱんに持られた段階ですぐに完食。
オイラ爺たちのてっぱんには塩焼きそばもお好み焼きも残っている。
何だかんだと2時間。次は河岸を変えていつもの神楽に直行。

「エカマイの運河が氾濫したぞ」
「やばい。MRTが止まったってさ」
「チャルンクルンやヤワラートも浸水してきているってさ」

この日の夜、彼方此方から入ってくるリアルな洪水情報。
そんな中、再び広島産の一升瓶を開けて酌み交わす爺2人。

あぁ〜、うんめぇ

2232「カエル


2232「かえる食う


K社長がタイ人スタッフが買って来たカエルを無理矢理オイラに
食べさせようとしていたが安油で揚げたもんは胃が受け付けない。
代わりに社長がパクリ・・・うえぇ。

珍しくこの日の夜は1升瓶を空にする前に眠りに落ちた。
気が付けば我が家のベッドの上に・・・・。いずれバンコクが
冠水した時に泥酔して帰ったら家に辿り着く前に溺れかねないな。

来週からは傘よりも浮き輪を持参しようかしらん


asia_jiyujin at 01:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 藤岡わこう 

October 26, 2011

第2231回「秒読バンコク水没」

2231「歩いて避難」


連日のようにバンコクの洪水を心配するメールが届いています。
東日本大震災の時の津波の速度と違い、タイの水害はゆっくり
と広範囲に広がっているだけ徐々に恐ろしさを増している。


【上富良野の高校の同級生Mくん】
藤岡バンコクの水害大丈夫ですか?
非難してるんでしょうか!!
Hくんも心配してこの間 電話きてました。

【千歳市Nさん】
バンコク市内にも洪水のニュースで、びっくりです。
フジさんが住んでいるのはどのあたりでしょう。
ついにバンコク市内にも押し寄せ始めましたね。
徐々になので、死者騒ぎはないようですが、大丈夫ですか。
水が引くのは4〜6週間とのニュースです。水や食料の確保も
心配ですが、衛生状態が??どうでしょう。

日本人は、帰国して避難の話も聞きます。
フジさんはどんな予定でしょう。千歳に1ヶ月ほど避難しませんか。
宿は提供しますよ。何かあれば遠慮なく言ってください。

友人、知人からのメールの返事で忙しいと思いますので、
僕の返事はなくてもいいです。無事であればそれでいいです。
困ったことがあれば言ってください。

【千歳市の我が息子】
バンコクにも水が来るそうですね、あまり無理をしないように

【札幌のニューハーフパブららつーの綾子嬢】
洪水だいじょうぶですか?
え、まぢ!やばいしょ・・・てことはなむとぅあむとかも?
 ヘ ヘ
ミ・_・ミ
(m m)〜☆

【札幌市Y氏】
報道を見ているとバンコク市内に浸水が刻々と迫っているみたいですね。
テレビの画面を見ているとゴルフ場に行った時に寄ったセブンイレブンが
映っていた様な気がしました!? 藤岡さん溺れない様気を付けて下さい!!
たった今6時のNHKニュースでノンタブリの洪水の様子を報道してました、
大変ですね!!

【函館市H氏】
とうとう、洪水がバンコクまで押し寄せる中、恐れ入ります。
来年までには何とか治まると勝手に判断しANAの特典航空券を取りました。

【埼玉県川越市K嬢】
Jさん、
日本のメディアでも連日タイの洪水のニュースを流しています。
バンコク市内はまだ大丈夫だとの情報でしたが、Jさんの住んでいる
エリアは水があがっていませんか?問題がないことを祈ります。

【長野県飯田市S嬢】
Jさん
お元気ですか?
日本では連日浸水被害の報道がされていて心配しています。
でもブログ見る限り元気そうで安心してます(*^_^*)

2226「さくら大名きんつば」


なんと!
いとうやのきんつばが登場しているじゃありませんか!
びっくりしましたよー。
地元にいながらいとうやのきんつばが「五つ星の手みやげ」に入っている
ことはまったく知りませんでした。しかも全国。すごいんだあ。
地元でも愛されている老舗のお店です。
今度Jさんを案内する場所が1つ増えましたね。
主人も元気に毎日チャリ通してまーす(^u^)
Jさんくれぐれも気をつけてくださいね。

【静岡県沼津市T氏】
藤岡兄ぃ!
静岡沼津のTです。大変ご無沙汰してます。
私を始め沼津の藤岡軍団もそちらの洪水被害に心配しております。
沼津はまだそんなに寒くありません。…っていうより昼間は暑いぐらいですョ。
なので、早くこちらに来て温泉&海の幸を堪能して下さい。最近は、不況のせいか
伊豆・箱根の高級旅館でも日帰り風呂が楽しめるようになりました。
天然かけ流し温泉と美酒と美女?で出所祝いをさせていただきたいと思います。

【大坂府A氏】
ところで、ほんまに大丈夫ですか?
よく見たら膝あたりまで水没してませんか?

【和歌山県S嬢】
大丈夫ですか?
ニュース見るたびドキドキします…。
インラック首相が「制御不可能」って言ってるじゃないですか…。
チャオプラヤー川も決壊してるところもあるようだし
まだバンコクの中心地に水が入っていないようだけど
それも時間の問題でしょうか…。
くれぐれも、くれぐれも気をつけてください!!

【東京都某会社の社員旅行で来られた女性陣の方々】
『管理部T嬢』
タイでは大変お世話になりありがとうございました。
昨日、全員無事に日本へ到着致しました。
ニュースで見ると昨日からバンコクの中心部でも浸水が
始まったとのことでしたが大丈夫でしょうか。
タイの夜ツアーは日本ではなかなか出来ない貴重な体験で
とても楽しかったです。
今回行った女性メンバーは皆、またタイに行きたいと言っております。
それほど楽しい旅行になりました。これも藤岡さんを始め、I社長他
旅行に関わって下さった皆様のお陰です。本当にお忙しい中、いろいろ
とお骨折り頂きましてありがとうございました。

2231「祈る久子」


『第一営業部H嬢』
忙しい合間をぬって色々なバンコクを教えて頂いて、
本当に有難う御座いました。
またバンコク、絶対に行きます!
その時はまたぜひぜひ宜しくお願いします☆
タイの洪水被害がこれ以上広がらない事を願って。

2231「祈るかずの」


『第一営業部 法人営業2課K嬢』
絶対またバンコクに行きたいので、その時は
藤岡さんの大好きな日本酒持って行きます!
是非付き合って下さい☆一緒にお酒呑みたいです!
また、洪水も少しずつ被害が拡大してるみたいですね。
日本からとても心配しています。
藤岡さんもお身体に気をつけて怪我や病気などされませんように。
藤岡さんのブログを見ていたら夢中になりすぎて電車で5駅も乗り過ごしたKより

『N嬢』
バンコクでは大変お世話になりました!
とてもとても私たちだけでは行けないような場所へ連れて行って頂き、
貴重な体験が出来ました。またバンコクに行ったらぜひ観たいと思います!!
たどり着けるか怪しいですが・・・色々とお忙しい中、本当にありがとうございました。
日本のニュースをみる限りでは、バンコクは私たちが滞在中よりかなり
洪水の被害が拡大しているみたいですね。
御気を付けて取材して下さい。



先日帰国された女性陣たちや北海道や大坂を含めて日本の多くの
友人たちから洪水を心配しているメールや電話が続いている。
有り難いことですが、こればかりはジッと傍観するしかない。

「見てるヒマがあんのやったら今のウチに早よ逃げんかい

そない言われても今は避難するわけにはいかんんです。
別段浸水して失うものは何もない。もっともAPTの上層階に
住んでいるだけにそんな心配はないのだが、水害が長期化すれば
水や食料の物資が品薄になるのは否めないだろう。

すでに近所のスーパーやコンビニにはパンも水も棚から消えている。
商品を供給できないコンビニが都内でいくつも営業停止になっている。
こんな状況が1ヶ月以上続いたら昨年のバンコク騒乱の時のように
街中で略奪や暴動が起きないのかしら。

2231「セインスタント麺完売


2231「セエビアンしか


2231「セお菓子も無し


2231「セパン売れ切れ


2231「セ冷蔵庫の中の水も」


まぁ、仮にスクンビットエリアも水害になることがあれば、敢えて
被災地のど真ん中にいて自ら実体験してみるのも物書業の修練かと。
先ずは自分の目で見て肌で感じてみないと書けないからね。

おそらくは生死に関わるような問題は発生しないと思うけど、
来月の団体ツアーをどないしようかと試行錯誤している。
被災者の方々には非情に不謹慎ですが、参加者全員に水泳パンツと
ビーチサンダル持参を伝え、ついでに浮き輪も用意して頂ければ
わざわざパタヤまで行かなくても近場で泳げるかもしれません。

もしかしたら逞しいタイ人のことですから道路沿いにジェットスキーの
レンタルショップが出来るかも知れません。その時はバンコク市内の
幹線道路を水路のように船に乗って移動できるかもしれません。

でも、レンタルしたジェットスキーに言われ無きキズがついてレンタル
ショップの店員から多額の修理費を請求される事件が多発するかもね。
(プーケットやパタヤのビーチでは日常茶飯事的に起きている事件)

2231「車も冠水」


2231「道路も冠水」


タイのインラク首相は25日夜、地上波テレビ全局を通じ洪水で
バンコク全域が浸水する可能性があることを初めて認めた。タイ北部、
中部から流れ下ってきた膨大な水が防水壁と運河で対応できる量を超えて
いるとして最悪の場合は全域で10cmから1・5m浸水すると述べた。
政府は25日の閣議で、バンコクなど洪水で被災した21都県について、
27日木曜日、28日金曜日、31日月曜日を公休日とすることを決めた.

ひぇ〜マジかよ

こりゃあ、つまり避難勧告だな。冠水する前に逃げろっちゃうことか。
ま、いずれにしても中心部の浸水は免れそうもないので、このレアな
状況をいかにタイ人たちとソンクラーン並に愉しんでやろうかと。

兎にも角にも、毎年のように何がしかの事件や災害が発生する
アメージングなタイランド。ホントよく驚かされる国です。


asia_jiyujin at 18:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

October 25, 2011

第2230回「日本からのお誘い」

2230「夏ちゃん」


【埼玉県川越市K嬢】
Jさん
日に日に秋めいてまいりました。秋の澄んだ空気はとても気持ちがよいものです。
Jさんは今タイですか?今年は日本に帰国する予定はあるかしら?

こちらは大分子育てにも慣れてきました。どんどん大きく成長していく姿を
見ることは親としてうれしい限り。最近では寝返りをうつようになり、
気がつくとコロンと転がって笑っています。目が離せなくなりました(笑)。

そうそう、こないだM子と娘が川越の自宅に遊びに来ましたよ。
めちゃめちゃ可愛い。親となったM子はまた素敵になってました。
Jさんももしこちらに来る機会があれば寄ってくださいね。

ではでは、身体に気をつけて。

【山梨県甲府市A嬢】
Jさん山梨来られず?
ちなみにNちゃんが来週末から約2週間、ベトナムから一時帰国しますよ〜



あぁ、帰国してNちゃんと岩魚骨酒が飲みてぇ

今年の1月に一緒にエジプトを旅した山梨のカップル。
彼氏が7月からベトナムのハノイに海外転勤している。
一時帰国であれば一緒に温泉に入ってエジプト紀行を話題に
旬の食材を肴に美味い酒を酌み交わしたかったなぁ。

共通の友達のK嬢は昨年結婚してその後に子供が出来て
念願のエジプトは行けなかった。その母親になった
K嬢からの川越のお誘い。早く行って孫の娘をあやさねば。

毎年この時期は日本に帰国して東京を中心に関東近郊を周遊している頃だ。
でも、1年前からバンコク騒乱で景気が低迷した歓楽街の復興を推進する
ために企画した春と秋の愛読者対象のバンコクツアーを受けてからは
帰国も出来ずに関東の友人たちや仲間たちとは縁遠くなっている。

仕事を取るか友人たちを取るか。以前なら迷わず仕事を捨てて友人たちを
優先していたのだが、どうもマイペンライ精神がない日本の厳しい出版業界
は“責任”を重視する傾向が大きいのだ。至極ごもっともな話だけどね。

ならば仕事もキッチリ終わらし、かつ関東周遊を実行すればいいのだが
なんせバンコク都内に浸水が迫っている状況では決断力が鈍る。

帰ろかなぁ〜帰るのよそぉかなぁ〜

柿の葉寿司、岩魚骨酒、サロマ産のプリプリ牡蠣、
築地の大和鮨、沼津の駿河湾の幸、ラーメンに蕎麦に・・・
あぁ〜、日本には誘惑が多い食材が満載ですな。
もっともこれもご当地に友人や仲間たちがいるからだけどね。

バンコク都内の浸水被害が45日間続くと政府の発表があった。
45日間っちゅうことは1ヶ月半だぞ。
その間は水も食材も品薄になるのは明確だ。

よし、この際バンコクを脱出して関東近郊周遊の旅へ出るべかのぉ

でも、ネットで気温を確かめると朝晩は1桁台じゃん。う〜、凍死する。
因みにバンコクの乾期の最低気温は15℃である。つまりその外気温より
寒い温度はこの数十年間体験していないのだ。

2230「ピラミッドフォー」


あ、そうだ。今年の1月にエジプトで体験したっけ



asia_jiyujin at 05:14|PermalinkComments(3)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

October 24, 2011

第2229回「バンコク浸水状況」

2229「バスも冠水」


「どうもフジさん。大丈夫ですかバンコク」
う〜ん、今のところ僕が住む地域は大丈夫ですけどね
「心配ですよね」

今日も故郷の友達やバンコクのツアーで来られた客人から
バンコク都内の洪水被害を心配するメールや電話が来ている。
タイを訪れた人にしてみれば今一番気になる感心事だろう。

日本大使館からも注意勧告のメールが随時届いている。
いろんな憶測が飛び交っているが、外国人や富裕層が住んでいる
スクンビットエリアまでは水害はないと想定しているのだが、
実際いざ水が押し寄せたらどういう状況になるのだろう。

逞しいタイ国民と違って普段から衛生面を気にする日本人には
免疫が備わってない分だけパニックになることだけは避けて
欲しいものだが。いずれにしてもチャオプラヤ川下流のバンコク都に
向かって拡大していた河川の氾濫及や洪水被害は、とうとうオイラが
住む中心部に向かって迫ってきている。

ひぇ〜、マジっすか

2229「リポーター」


2229「フィーチャーパーク冠水」


このままではバンコク中心部も時間の問題だろう。バンコクの洪水の
広がり状況を警戒しながら安全な場所の確保を早めに講じねばと思った
矢先に昨日取材兼ねて行ったドンムアン地区やランシット方面にも
既に大量の水が流れ込んできている。

げっ、ドンムアンを過ぎればイミグレがあるラクシーじゃん

タイに住む多くの外国人が滞在ビザの申請に行く施設がラクシーにある。
それが過ぎれば先日某会社の女史たちを伴って行ったサンデーマーケット
があるモチットである。

2229「最後の土嚢」


政府は躍起になって水の流れを変えるために防水壁を強化しようとしたが
バンコク都庁職員らを地元住民数十人が襲撃していた。原因は定かではないが
暴徒化した住民が激しい勢いで職員らに殴るけるの暴行を加える様子がTVで報道。

今回の洪水では、被災した各地で住民同士が防水壁の設置場所をめぐり衝突したり、
当局が設置した土嚢を住民が撤去するなどの騒ぎが起きている。バンコクの防衛方法を
めぐる現首相派の政府と反タクシン派の対立も報じられている。

そりゃあそうだろなぁ

中心部の為に犠牲になりたくない住民だって大勢いるはずだ。
選挙で大敗した今の政府を良く思わない反対派だっているだろう。
昨年のバンコク騒乱並の暴動が再び勃発しそうな一触即発な緊張感。

「こればかりは誰も予想が出来ないじゃないのか」
「でもよ、政府からは避難勧告も何も知らされてないぞ」

不満や不安が募る住民をよそに徐々に広範囲に広がる洪水被害。
タイ政府はバンコクでの洪水は4〜6週間続くと予想しているが、
そのエリアがいったい何処になるのかが一番の問題である。

2229「若い女史も」


23日午前の時点で洪水が発生していたのは北部のドンムアン区、
ラクシー区、サーイマーイ区、バンケン区、チャオプラヤ川岸の
ドゥシット区、プラナコン区など。タイ政府の洪水対策本部がある
ドンムアン空港は空港前の道路が浸水している。

いやぁ〜、それにしても不気味なほど車の数が少ねぇじゃん

都心部のラーチャプラソン交差点や日本人が多く住むスクムビット地区
では今のところ洪水の報告はない。浸水を恐れ多くの自動車が高架橋や
ビルの駐車場などに移されたため道路はいつもに比べ大幅に空いている。

洪水の原因となったのは9月から10月上旬にかけて北部、中部で降った大雨で、
北部の大規模ダムが一気に大量の放水を始め、事態が悪化した。23日の時点で
洪水が発生しているのはバンコクのほか、北部ナコンサワン、中部アユタヤ、
パトゥムタニ、ノンタブリなど28県、被災者は約247万人。7月29日〜
10月22日の水害による死者は356人。

2229「ワニ捕獲」


2229「ワニデッカイ」


2229「ワニと子供」


因みにタイのTV報道によると、23日バンコク郊外のノンタブリ県バンブアトン郡の
洪水で浸水した商店街で体長3〜4mほどのワニ数匹が泳いでいるのが目撃され、
現場に急行した警官が1匹をけん銃で射殺。また、同郡の大通りで慈善団体職員と
地元住民が別のワニ2匹を捕獲した。

そう言えば以前の報道では捕獲料が一頭に付き2,000Bって言っていたけど。
射殺した警察官と慈善団体の職員は懸賞金を貰ったのかしら。



asia_jiyujin at 04:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

October 23, 2011

第2228回「ミッション無事終了」

2228「エラワン像」


刻一刻とバンコク中心部に近づきつつある洪水被害はとうとう
2日前に行ったばかりのドンムアン空港手前まで迫って来た。
今日が旅行最終日のアテンドだが彼ら全員が飛行機に乗るまでは
何とか増水した水が押し寄せて来ないことを祈る。

2228「ドンムアン空港前」


2228「空港まで」


彼女たちの最終日のリクエストは第1班同様に土日だけ営業している
サンデーマーケット。だが、位置的にはドンムアン空港に近い。いつ水が
来るか分からない状況。さらにこの日は朝から汗が噴き出すほどクソ暑い。

「タイっぽいTシャツが買いたいんですが」
え、もしかしてパロディTシャツっすか

Tシャツ以外は特に買い物が決まってないと言う彼女たちの要望と
上記の状況を総合的に考えて大型商業コンプレックスビルのMBKに
行くことにした。あそこならエアコンも効いているしフードコートもある。

暑さで熱中症になることもなく、万が一水が押し寄せてきてもBTS一本で
ホテルまで帰ってこられる。それに昨夜も2日前も殆ど寝ていないオイラの
体力を考えれば、いざ倒れても彼女たちに迷惑を掛けずに対処できると判断。

「うっわぁ〜、いっぱいある」

強壮ドリンク「RED BULL」の牡牛が後ろから交尾している「BAD BULL」や
マクドナルドのMのマークが女性がM字開脚しているロゴになっていて、その下に
「Im Loving it」のフレーズが書いてあるタイのパロディTシャツは
ブラックでユーモアーを超えたふざけたものが昔から人気である。

売り場で思わず笑ってしまうTシャツをしり目にK嬢が買ったものは
LOVEのロゴがハートマークになっている「I LOVE Bangkok」の
無難なもの。出来ればスターバックスのパロディシャツを買って欲しかった。

後はお決まりのエステグッズに山羊の首の皮を使用したパシュミヤの
マフラーや定番Narayaの小物バック。それとタイ料理の食材を少々。
もうそれだけでかなりの重量になった。フードコートでローカルフードを
食べた後に一度ホテルに戻り今度は日本でもパワースポットとして何度も
テレビで放送されているエラワン像へ行きたいそうな。

君たちも好っきやねぇ
「折角だから行きたいんです」
で、何をお祈りすんの
「結婚と宝くじ」
結婚は分かるけど宝くじもか。強欲の固まりやんけ

2228「踊り子」


2228「2人ロウソク」


グルメにエステにショッピング。忘れていました女性の三大欲求番外編の
占いと普段は無宗教のくせにこういうときだけの他力本願的なお祈り。
願いは「結婚」と「前後賞含めて全部当たるようにと宝くじ祈願」だってさ。

色即是空・・・

2228「2人祈る」


人間は欲望の強い生きものである。生活の一部なっているタイ人でさえ
毎日のように仏陀に祈っているけどそれで宝くじが当たるとは思えない。
宝くじは別としても結婚は本人の意志だから懇願することで自らそう言う
行動や振る舞いを気をつけるからあながち叶う可能性は大。されど運命。

2228「タイスキ食う」


最後の晩餐にMKにご案内。クソ暑い国でもエアコンのガンガン効いた
室内で食べるタイスキはオツなものである。ましてや大勢で食べれば
味覚も上がって楽しい。ただ、日本酒が置いてないのが残念なのね。

「いっわぁ〜、美味しい」
「何杯でもいけちゃう味ね」
「この辛さが何とも言えないわね」

初めてのタイで初めて食べるタイ料理が美味しく感じられれば
またいつかこの味が恋しくなるというものです。気に入って頂けて
良かったで御座る。最後に〆でオイラ特製のオジヤを作って振る舞う。

「うわぁ〜、味が染みてて美味しい」
「お出汁が利いていて美味しいです」
そうやろ、そうやろ。だがオレ的には何かが足りない

午後20時。どうやら水害被害は中心部までは来ていないようだ。
4日間を十分満喫された某会社の第2班は男子班も女子班も全員バス
に乗り込んでスワンナプーム空港に向かった。バスの下で手を振って
見送るも誰もオイラを見ていない。ま、それだけ楽しかったのね。

おぉ、淋しい・・・

ま、所詮オイラは脇役なワケで、この後ホテルのロビーの
片隅にあったイスに座った途端に睡魔が襲ってきて一気に
夢の世界へ吸い込まれてしまった。

あぁ〜、限界だぁ・・・

すぐ近くでアラビア語で騒ぎ立てるイスラム圏のガキの
甲高い声も徐々に聞こえなくなり心地良い眠りに落ちた。

1時間後、神楽のK社長から電話。「終わったんなら店で呑むぞ」と。
電話を切ってから、再び睡魔が襲う。「あきまへん。眠いっす」。
再び催促の電話が来て22時半過ぎに神楽に顔を出す。

空港まで見送りに行った旅行代理店のI氏が、
4日間のツアー日程を無事に終わらして安堵していた。
4日間のご褒美は平成23年全国新酒鑑評会金賞受賞の
土佐の大吟醸「酔鯨」で御座る。

では、お疲れ様でしたぁ〜
「かんぱ〜い」
くぅ〜、さすが大吟醸っすねぇ。旨い

この後は、いつもと同じ展開になり、例によって気が付けば
照明とテレビを点けっぱなしでベッドの上で爆睡していた。

うぅぅぅ、頭が痛ぇぇぇぇ

あぁ、来月野ミッションのためにそろそろ本格的に準備せんとね。
でも、気になるのは洪水被害と28日の地球滅亡説である。
今週はなるたけうんめぇもんをいっぱい食べておこうかしらん。

asia_jiyujin at 21:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

October 22, 2011

第2227回「魅惑のタイ4日間」

2227「バンヤンツリー3人」


20日未明、北部から押し寄せて来た洪水がとうとうバンコク北郊まで
到達した。「バンコクの中心部は回避する」と明言していた政府の思惑
とは別に水の流れはさらに勢いを増して中心部まで迫ってきている。

ここ2,3日。都内は不気味なほど車も人も激減している。
おまけにスーパーマーケットやコンビニの棚からパンと水が消えた。
ビールの製造工場も生産停止になり近いうちに品薄になるらしい。

当然地元の駐在員は外出を控えているから歓楽街を闊歩する人の姿も
疎らでただならぬに雰囲気に思わずマヤの予言が頭を掠めてしまう。

地球滅亡まで後1週間

10月28日は大潮で海面も上がる。はたして海に流れている今の洪水が
逆に押し流されバンコク都内は66年ぶりに水没してしまうのだろうか。
とうとうオイラが住む周辺のコンドミニアムも土嚢を高く積み上げている。

2227「土嚢コンド」


2227「タニヤの昼」


2227「土嚢タニヤ」


タニヤの歓楽街でさえ彼方此方で万が一のために土嚢が用意されている。
昨日の午前中は先日“大枡”でプリプリの広島牡蠣をご馳走になった手前
断れ切れなくなった120%難儀な案件のためにドンムアン空港近くに行った。

高速道路の路肩部分には数え切れないほどのピックアップトラックや乗用車が
水害を避けるために避難駐車していた。さすがの緊急事態発生のため高速警邏隊も
取締はやむなし的な状況である。ドンムアン空港から20辧水は今夜にでも
空港周辺まで押し寄せてくると予想。自然の驚異に為す術がないのか。

2227「違法駐車」


2227「橋に駐車」


以前、オイラの体調を気遣ってにラクトフェリンを頂いた東京のH氏から
彼の仕事上のお付合いのある某社の海外旅行のアテンドを2週連続で頼まれた。
縁も所縁もない人からのオファーは一切受けないことにしているが
ひょんな事から縁もゆかりも出来ちゃったから気軽に請けた。

気軽に請けたけど、決していい加減ではない。受けた以上は
120%満足して頂けるように尽力するのがオイラのモットー。
もっとも20名近く来られる中の女性陣4名のアテンドだとか。

へっ、女性陣だけでいいんすか

何とも気が抜けるというか、いつもなら男どもを得意なジャンルに
誘ってタイの魑魅魍魎満載のパラレルワールドを体験させたかったのだが。

初日は先週の第1班同様、到着してすぐにタイマッサージへ行きたいと
おっしゃる女性陣のリクエストに叶えるべく前回と同じ店に手配。
通常お店は0時で閉店するんだけどね。

0時過ぎに連れてくるから宜しく頼むね
「いいわよ。間違いなく連れてきてよ」

前回同様第2班がホテルに到着したのが0時15分。
電光石火の如くチェックインを1秒で終わらせて
各自で荷物を部屋に運んで10分後にホテルを出た。

歩いて近場のマッサージ店にご案内。マッサージが終わったら
按摩嬢全員で彼女たちをホテルまで無事に送り届けるようにと
赤い紙幣を握らせる。これにてミッション1つ終了。

2227「足マッサージ」

写真は2日目の足マッサージ

お次はバスで待機していた男性陣をバンコク最大の歓楽街にご案内。
旅行代理店のIさんと協力して前後を固めながらパッポン通りを探索。
時間は既に0時50分を過ぎている。

「時間的に大丈夫ですかね」
大丈夫にするのがオレの役目でしょ
「1時過ぎ迄にタニヤに入らないと」
マルっとお任せアレ

タイの名産名物の改造人間が怪しく踊るゴーゴーバーを横目に
一行を引き連れてバンコクの怪しい露店街を練り歩く。かくして
初タイの彼らに刺激的なのタイの空気を感じて貰う。

「あらフジさん。久しぶりだね。団体さんなの」
そうだよ
「うちの店に案内してよ」
また今度な
「そんなこと言わないでさ」
時間がねぇんだよ

遠巻きに改造人間と分からずに目が点になるもの。ニヤけるもの。
ただ呆然とするもの。リアクションは各自様々。初めてタイを訪れて
最初に目にしたのが綺麗な女性ではなく改造された妖艶な踊り子軍団。

どうタイの改造人間は凄いでしょ
「え、うっそ〜、みんなオカマなの」

刺激の止まぬ一行を準備されているタニヤの神楽へご案内。
さぁ、タイの夜は始まったばかりである。オイラは店にお連れした
段階でお役御免で片隅にフェードアウト。本日の報酬の男山の封を切る。

2227「オレと男山」


くぅ〜、これだよ。仕事終わりの酒は格別でんな


翌日の夜。かつてASEAN会議で元小泉首相も来店した
ソンブーンで晩餐会を済ませた女性陣を引き連れて、前日
彼女たちがタイマッサージを堪能している間に男性陣が
通りから見ていた究極のパラレルワールドへご案内する。

「え、綺麗な人。女性なの」
さぁ〜、どちらでしょうね
「え、ウソ。オカマなの。滅茶苦茶綺麗」

この後に禁断の愉楽園のGO GO BOYストリートを探索。
しつこくまとわり付くジャニーズ系のポン引きタイ人に辟易するも
これぞゲイとオカマが混在するバンコクの魑魅魍魎地帯の暗黒街。

こりゃあちょっと刺激が強すぎたかな

気分を変えてトゥクトゥクをぶっ飛ばしてステートタワーに直行。

「ぎゃぁ〜、怖〜い」
「面白ぃわぁ〜」
「涼しいわぁよ」

下手なパークのアトラクションより興奮するタイ産のトゥクトゥク。
とは言え、この狭い後部座席に5人はさすがにつらいぜ。膝が痛い。
で、10分後にはバンコクの夜の摩天楼が一望できる64階の天空のバーへ。

「え、え、なに。すごぉ〜い
「わぁ〜、綺麗
「すっご〜い。街が宝石箱みたい
「彼氏と一緒に来た〜い

2227「スカイバー4人」


この夜景を見て感動しないものはおそらく誰もいないだろう。
オイラも久々に心が躍る。考えてみればタイに初めて来られて
未だ24時間も経ってないのである。目まぐるしく駆け回った
後に、靴を脱ぎ捨てホッと足を休めて夜空を見ながらワインで乾杯。

は〜い、かんぱ〜い

階下には今にも溢れんばかりのチャオプラヤ川が一望。
眩いばかりの街の灯りは全ての汚いものを消してくれる。

翌日も過激なコースを体験した後に最後にBanyan Tree HOTELの
59Fへと誘った。ここは前夜のスカイバーと違って360度がまるで
パノラマ状態でぐるっとバンコクの摩天楼の夜景が眺められる。

まさに光り輝く宝石箱の上にいるようでしょ
「めっちゃ綺麗。二晩続けて夜景が見られるなんてすてき」

意外と気の強い女性でも案外綺麗な夜景には弱い生きものである。
毎年業績の如何によって海外旅行が行われる会社らしいが、昨年は
オーストラリアはケアンズ。その前の年はハワイ。どちらも先進国だ。
発展途上中のタイ国でも、いや途上中だからこそ人を引きつける魅力がある。

君たちが見たり体験したものはほんの一部ですよ
「来年も絶対タイに来たいわね」
「まだ見てないところいっぱいありそう」

最終日は前組と同じくサンデーマーケットや地元のローカルフード
を堪能して頂き最後には名物のタイスキを堪能して帰国して頂く予定。
だが、オイラの脳裏には迫り来る水害の被害がせめて彼女たちが
飛行機に乗って飛び立つまで間に合ってくれと祈るばかりだ。

に、してもだ。朝の7時に寝て2時間後の9時には起きてドンムアン空港
近くに行き、午後からはスクンビット33にある按摩店BACCARAを取材
した後に来月のツアーでお世話になるVanillaへ顔を出して店長と打ち合わせ。

それが終わってからカスタードナカムラで好物のコロッケパンを買って食べ、
それから再びスクンビット33に戻り日本人クラブのニュー不死鳥の取材撮影。
終わってからシーロムにぶっ飛んでいって彼女たちをケアして帰宅したのが午前1時半。
それから何だかんだと自分の仕事を終わらしたら時計は朝の5時半を差していた。

アカン、今日サンデーマーケットで倒れるかも・・・

何とか持ちこたえろオレの体力と気力。報酬は大吟醸が待っている。
あ、誤解の無いように記載しておきますが、決して日本酒が呑みたいが
為にミッションを受けたわけでは御座いませんのでお間違えの無いように。

袖振り合ったH氏の縁を大事にしたかったからです。
でも、H氏以上に今回の女性陣たちとも縁が出来ちゃった。
出逢いは人の心を豊かにしてくれる。人生愉しからずやである。感謝。


asia_jiyujin at 06:50|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

October 21, 2011

第2226回「つかの間の息抜き」

2226「さくらのお土産」


いやぁ〜、それにしてもクソ忙しい

10月に入ってからまるで歯車が急に噛み合ったかのように、トップギアに
入れたポルシェが一気に加速してレッドゾーン全開で飛ばしている感覚だ。
生活のメリハリがあるのはいいんだが、寝る時間も無くて身体が持たん。

バンコク都内に浸水が迫ってきている状況だというのに、次から次に
日本からやって来る訪タイ客。さて今日は3年ぶりにUAに勤める
CAの義妹さくらが来る。お土産はもちろん吟醸酒・・・かな。

米国に本社を持つIT関連に勤めるアメリカ人と結婚したさくらは
今やアラフォーの2児の母。オイラが5年前に胃癌摘出手術をした時も
わざわざ病院まで見舞いに来てくれた。不思議な縁だがつき合いも長い。

術後の翌年に彼女が住む恵比寿プレイスガーデンでイタリアンを
一緒に食べたのが最後だったと思うから実に3年は会ってなかった。
もっとも彼女も2人目の子供を出産してから忙しかったのだろう。

かつてはUAのクルーたちが宿泊するホテルはチャオプラヤ川沿いに
位置するヒルトンだったが、最近はチットロム駅近くのルネッサンスに
変わったらしい。もしヒルトンホテルだったとしたらかなりヤバイ状況。

週初めの昼過ぎ。ホテルのロビーで待ち合わせる。広いロビーの高級な
ソファーに座って新聞に目を通していると奥からそれらしき女性が歩いてきた。

おぉ〜、さくら〜。久しぶりじゃん。元気だったか
「フジさ〜ん。久しぶり」

懐かしさのあまりに思わずハグ。端から見れば遠距離恋愛のカップルが
久々に会う再会シーンにも見えるが、アメリカ育ちのさくらにしてみれば
いたって普通の習慣だろう。タイ人は先ずはワイ(合掌)だもんな。

で、ランチはガッツリ肉が食べたいと申すさくらのリクエストに
お応えしてトンローの韓国焼き肉店へご案内。さすがに胃を切ってから
自らは食べないオイラも、ついつられてビタミンB6の肉類を食らう。
見ていて気持ちが良いほどの食いっぷりに母親になった力強さを感じる。

胃を満たした後は、強烈な足マッサージをご希望。では、いつもの
きつ〜いと評判の“Dr.Feet”へご案内。オイラも一緒に足マッサージ。

痛ってぇ〜
「前頭葉が悪いです」
くぅ〜、いってぇよぉ〜
「肝臓が悪いです」

考えてみれば今年になってからマッサージを受けたのは3回目である。
昔は週に2,3度通っていたマッサージも今は殆ど行かなくなっていた。
定期的に通わないと身体に溜まっている老廃物が排出しないようです。
予想以上にオイラの身体は無理をしていたようで1時間では完治せず。

お次の希望はスンビット15にあるマンハッタンホテルの2F。
今やリボンバックで有名になった“Naraya”だが、そのリボンバッグを
最初にブレークさせた老舗店がある。元はJALやANAのCAたちが流行らせた
リボンバッグだが、さくらはこの店にしかないバッグを希望していた。

まさにタイに来る女性特有のグルメにエステにショッピングだな

手に一杯の買い物袋を抱えながらアソークの交差点に開業したばかりの
タワー21で今度はクレープやらお菓子を買って探索。まぁ、女性はパワフルだ。
で、ようやくホテルに戻りキャビンアテンダントが泊まる専用フロアーの部屋に入る。

へぇ〜、ちょっと狭いけど綺麗な部屋じゃん
「以前のヒルトンよりは広いのよ」

一泊で帰る彼女たちにしてみれば部屋の広さよりも機能性とホテルの
サービスの方が評価を重視している。驚きはバスルームの窓から隣の
オフィスビルが丸見えなのだ。もちろん電動のブラインドが完備。

「お土産があるのよ。これ」
おぉ〜、吟醸酒じゃん。嬉しいねぇ
「私も吟醸が好きなのね」
よし、今日は部屋呑みすっか
「そうね、つまみもあるしお部屋で呑みましょう」

早速アイスペールに氷を貰って水を入れて一気に冷やす。
部屋の間接照明に灯りを点してちょっと大人の雰囲気作り。

では、かんぱ〜い
「でね、聞いてよ」
はいはい、いいですよ
「旦那がね・・・」

往々にして文化も風習も違う異国人同士の結婚は、端で見るよりも
はるかに問題が蓄積されるようで、出るわ話すわ怒濤のように喋り続ける。
今でこそ悟りを開いたオイラは、黙って頷きながらただジッと耳を傾ける。
これが出切れていれば18年前に離縁することもなかったのだが。

携帯電話が鳴り、出ると神楽のK社長からだった。「妹連れて飲みに来い」
と言われたが、CAを悪の巣窟に連れて行ってどうすんじゃい。

「行っても良いのよ」
あの店はいつでも行けるけど君とは今度いつ会えるか分かんないじゃん

10月に入ってから1日も休むヒマがない日々が続いていた。
ま、今宵くらいは久々のつかの間の息抜きの時間じゃい。
同窓会のように懐かしき仲間と呑む酒はいつにもまして
格別な味に感じるもんである。

あぁ〜、吟醸が染みるぅ〜

因みにさくらに「何か買って来て欲しいものある」と訊かれたので
迷わず北海道江差町の五勝手屋本舗で造られている羊羹を切望。
丸い筒状で白い糸で切りながら食べるだけど、これがなまら美味い。

たぶん記憶の片隅では函館のH氏が以前お土産で買って来てくれた
羊羹だと思うのだが、これがとらやの羊羹より見た目は駄菓子っぽくって
チープに見えるけど食べると意外とハマる味なのだ。

2226「さくら大名きんつば」


さらに低血糖のオイラを気遣って買って来てくれた甘い生菓子が
な〜んと信州長野県飯田市本町の“いとうや”の大名きんつば。
実は全国「五つ星の手みやげ」に掲載された銘菓なのだ。

おぉ〜い、飯田市のN樹にS織。君たちの街のきんつば美味かったぞ

いっぱい懐かしい銘菓と五臓六腑に染み渡る銘酒をありがとね、さくら。



asia_jiyujin at 05:52|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう