December 2011

December 31, 2011

第2278回「幸せの極みを堪能」

2278「八海山」


うっわぁ〜八海山やないですか。どうも有り難う御座います

湯河原から開業医のN先生が訪タイされた。N先生はオイラが先月
帰国して沼津に行った時にわざわざ電車に乗って遭いに来てくれた人。

一緒のホテルに滞在して沼津の仲間たちと温泉に入って駿河湾の幸を
堪能し夜通し沼津の帳で盛り上がった。翌朝7時半には電車に乗って
帰宅された。僅か一夜だけの宴とはいえ妙に愉しかったのを覚えている。

そのN先生がタニヤのAGEHAで飲んでいるというので、早々顔を出したら
冒頭の思いも寄らない大吟醸八海山の手土産である。いやはやブログに
大好きな銘酒の名前を書いてみるもんですねぇ。ホントにマジ嬉かよ。

N先生は明朝には飛行機に乗って北のチェンマイに行くそうな。翌日には
車をチャーターしてビルマ(現ミャンマー)との国境近くのメーホンソン
を旅するらしい。首長のカレン族の村に嫁でも見つけに行くのかしらん。

で、「一緒に行きませんか」と誘われたがさすがに1泊2日はキツイ。
それに車でチェンマイ市内からメーホンソンまでは8時間は掛かる。
今の季節の山岳地帯の外気温は一桁台。風邪も持病の腰痛も悪化しそうだ。

年を越したらバンコクに戻りそのままパタヤで1泊した後に日本に帰国。
何とも忙しくも移動距離の長〜い1人旅ですこと。でも、昔からタイを
こよなく愛されているN先生はタイ語も読めてルークトゥンも歌えます。

因みに沼津のT社長。これを見ていたらN先生がガンダムの●○が
手に入りそうだと言っておりました。いずれ連絡がいくかも知れません。

で、AGEHAから河岸を変えてN先生に頂いた八海山を持って馴染みの
神楽に顔を出す。こんなうまか銘酒を1人占めしたら罰が当たるばい。
旨いもんはみんなで幸せを感じながら時間を掛けてジックリ吟味せんとね。

ちわぁ〜
「お、来たな。Iさん来てるぞ」
あぁ〜、兵庫のIさん。久しぶりでした
「こんばんは。待ってましたよ」

2278「いなみ氏と社長」


久しぶりにお会いしたIさんは顎髭を蓄え、まるで世界中を旅する
冒険家のようにちょっとばかり男臭くなっていた。

「おぅ、これIさんからの土産だ」
おぉ〜、柿の葉鮨。かぁ〜、めっちゃ嬉しか〜

2278「柿の葉鮨」


おぉ〜、これは夢か幻か。盆と正月がいっぺんにやってきた気分じゃ。
オレの目の前に大吟醸の八海山と柿の葉鮨がある。涙が出て来そうだ。
今年1年いろいろあったけど、苦労も苦悩もいっぺんに吹っ飛んだ。

「かんぱ〜い」
くぅ〜、やっぱうめぇなぁ。おっちゃん幸せやなぁ
「ホンマやなぁ」
Iさん、おおきに。ありがとです

その後、遅れてN先生が合流した。先生も柿の葉鮨を堪能。
十分舌の味覚を満足して脳味噌のアドレナリンが放出した後の事だ。

「ほれ、これもIさんからの土産だ」
おぉーーーーーーー伊勢のあかふくじゃないっすか

2278「あかふく」


何と言うことでしょう。盆と正月とゴールデンウィークがいっぺんに
やってきた気分だ。今一番食べたいモノが目の前に次から次とまるで
コースのように出てくる。一流の割烹料理屋をはるかに超えた満足度だ。

Iさん、貴方は何という凄い人なんでしょ。神様みたいやで

こりゃあ、ずっとオイラのブログをみてなきゃ絶対に分からん好みでしょ。
いやはや、この夜ばかりは久しぶりにテンションが上がりっぱなしだ。
だってさ、これに佐賀の活イカがあって〆に札幌の信月の塩ラーメンが
食べられたらさ、もう明日地球が滅亡しても悔いがないって事でしょ。
ま、間違っても活イカもラーメンも持ってくるアテは無かったけどね。

でも、これであの客人が来たら・・・

そう、このタイミングであのチーカマの客人が来店したら、まさに
国士無双をリーチして最後の最後でつもってロンした気分だったろう
けど・・・さすがにそんな奇跡は起きそうにもなかった。

それにしても、あの朝電話してきたチーカマの客人は何処に行ったのだ。
まったく持って一度も連絡が来てない。まぁ、事件に巻き込まれず楽しく
満喫してくれていればいいのだが。

2278「もち」


で、さらにである。極めつけにI氏が餅と鍋の出汁とお豆をお土産に
くれたのだ。「うっほぉ〜」もう気分は正月である。ガラではないが
久しぶりに日本の正月を思いだして藤岡家伝統の雑煮が食べたくなった。

それにしてもI氏はお土産チョイスの大天才だね。どうもおおきにです。
K社長共々先の短い爺さま連中は心から深〜く感謝しております。

翌日、北海道の母上さまに電話してオイラがガキの頃に食べていた
藤岡家の雑煮の作り方を訊いた。めんつゆと鰹出汁だけで味付け。
具は人参、ゴボウ、椎茸、かまぼこ、長ネギ、に焼いた餅を入れる。

なんともシンプルな雑煮だが、早速スーパーに買い出しに行ったら
さすが年の瀬です。スーパーはまるで洪水の時の買い占めのように
沢山のお客で賑わっていた。オイラは必要な食材を吟味して即退散。
で、帰宅して時間を掛けてジックリ作ってみた。

くぅ〜、うっめぇ。これだよ。この味だよ

2278「雑煮」


舌は覚えているモンだね。ガキの頃の正月の風景が走馬燈のように
蘇ってきた。あの頃は父上も生きていて楽しい家族だったよなぁ。

よし、酒でも呑ん・・・ん、あれ、ないじゃん

2278「元気の源」


おかしい。お土産に貰ったはずの銘酒が消えている。いつ呑んだのだ。
記憶にないぞ。オイオイオイ、こんなうんめぇ雑煮が出来たのによぉ。


asia_jiyujin at 03:03|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

December 30, 2011

第2277回「紅色国旗の越国へ」

2277「ブランコ」


ふぅ〜やっとこさ終わった

年内最後の取材がようやく終わった。後は写真を整理して原稿を
書いて送るだけ。先週ドタキャンされた“お部屋訪問”の取材だが、
なんと「午後から実家に帰るから午前中に来て」とリクエスト。普段なら
寝ている時間だがこの日ばかりは寝ないで行って終わらせて来た。

2277「アパート」


2277「お部屋」


2277「外」


後はこれを明朝までに仕上げて日本に送ったら今年の仕事納めだ

ま、前日までは「最悪の場合はバックれるか」とまで思いながらも
結局はキッチリ〆切りまでに仕上げる自分の生真面目さが恨めしい。
いずれにしても未曾有の洪水でアテにしていた取材が殆どドタキャン。
まさか災害がこんな形で自分に影響してくるとは夢にも思わなんだ。

試練は人を強くすると言うが、正直こうも毎年のようにいろんな事件
や災害が頻繁に起きるとさすがのオイラも真っ向から勝負したろとは
思えず仕舞いには白旗振って降参したくなってきた。仕事(責任)を
放棄して逃げたくはないがしばらく休業して身体を休めたいもんだ。

さて、不条理なタイの法律のせいで年明け早々にタイ国外に出なく
てはならなくなったのだが、何処にしようか思案していたら英国に
赴任しているJICAのYくんからメールが届いた。


藤岡さん

ブログ読みました、ビザと銀行の件お疲れ様でした・・。
暖かい渡航先、見つかりそうですか?
イギリスはご想像のとおり、寒いです。
0度を下回る日もあります。
それでも去年よりは暖かいようです。

それにしても宿題の量が半端なくて困ってます。
(中略)
しかしはかどりません・・・今日から1月3日まで大学の図書館は
閉館で、勉強する場所も探さないと。ねじを巻き直します。

妻も子供も元気です。妻が風邪をひいちゃってそれがかわいそうなのですが。
子育てっていろいろ手がかかりますが幸せだと思いました。でもそれは妻が
大部分をこなしてくれているからだと思います。妻に感謝です。
ではでは、風邪には気をつけてください!



ほぉ〜、異国で難儀しながらも幸せを感じてんのね

子育ても勉強もマルっと自分の宝。苦を楽しんで幸せを喜びなはれ。
その先にはけっして凡人が行き着けない世界が待っているはずです。
その立場に選ばれし人には、大きな宿命も待っているけどね。

と言うことで、年明けに選んだ国はな〜んと紅色国旗のベトナム。
かつて取材でインドシナ半島や東アジアや東南アジアを取材で回った
中でもっとも行きたくない苦手な国No.1に輝く因縁の地である。

スリ置き引き、ボッタクリ、詐欺、搾取、睡眠薬強盗。
中国もそうだったが取材に行けばかなりの確率で痛い目に遭う。
まぁ、ネタ的には事欠かない国であることが確かではあるのだが。

以前は資本主義が蔓延るサイゴン(現ホーチミンシティ)だったが、
今回は中国食が色濃く残る首都のハノイ。どちらにしても共産国で
あることには間違いない。だが、意外とタイに比べて勤勉な国民性なのね。

実は何の因果か、今年1月に一緒にエジプトを旅したA嬢の彼氏の
Nくんが今年の7月からハノイで仕事しているのだ。以前勤めていた
会社では頻繁にフランスに行っていた彼だが、まさかアジアの地とは。

先月、埼玉の川越でA嬢とK嬢夫婦に会いに行ったときに
I Phoneの画面を通してTV電話でNくんと話をした。
その時彼が携帯電話の画面を通して見せてくれた街の様子が
まるでお洒落なフランスの町並みに見えたのだ。

へぇ〜意外と綺麗じゃないっすか

A嬢も年越し前からハノイに行くというのでオイラも行くことにした。
これもきっと来年の何かを暗示する縁かもしれぬ。それにまさか2年
連続して年始めに3人で会えるのも摩訶不思議な縁だと思うのだ。

その彼氏のNくんから、社会主義国の現状や寒さ、治安、ネット状況
使えるクレジットカード、観光地、日本料理店、ベトナムフード、
フリーの情報誌、日系企業やハノイに住む日本人駐在員の現状など
まるで大学の論文並みのレポートが送られてきた。

一番気になるのは治安や料理や酒よりも1月上旬の寒さだ。
TVのウエザーニュースで観る限りでは最近の気温は20/12℃。
先日、日本で購入したユニクロのヒートテックだけでハノイの
寒さが凌げるのだろうか。Nくんの部屋にはストーブがある
と言うのだからやはりタイよりはかなり冷えるのだろう。

緯度的に言えばかつて密輸クワガタの取材で行ったラオスの
サムヌアと同じだ。つまりはタイの最北部よりもずっと
上に位置することになる。

う〜、寒そうじゃのう

ま、寒さも苦手な社会主義国も仲間と共に愉しんだろ。


asia_jiyujin at 15:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

December 28, 2011

第2276回「年の瀬多忙極める」

2276「チップイン」


くぅ〜、忙しいよぉ〜、終わんねぇよぉ。時間が足りねぇ

未だ日本でひいた風邪が治らず、しかも無情にも年末が近づくも
未だ取材が終わらずに〆切りだけが迫ってくる中で、鼻水を垂らし
ながらタニヤとスクンビットを奔走する毎日で御座る。

「すいません。○●ですが覚えておりますか」
はぁ・・・

そんなクソ忙しい某日の朝、以前ツアーで来られた人から電話が来た。

「あの時チーカマを持って行ったモンです」
あぁ〜、何となく覚えています

実は、チーカマを食べた記憶だけはあったが彼の顔は
これっぽっちも思い出せないでいた。すでに認知症かな。

「これから成田を発つんですが今晩あいてますか?」
いやぁ〜、いま〆切りの取材と原稿に追われていて・・・
「飲み代出しますから一緒に何処か行きませんか」
いや、ちょっと今夜は・・・
「お土産にチーカマ買ったんで」

お誘いは大変嬉しいのだが、ツアーで来られた方々が訪タイされる
度にイチイチ呼ばれていては身体が持たない。暇な時期なら歓迎だが
今週だけは超多忙でしかも厄介な山場を迎えている。それにしても・・・。

チーカマ買ったんで・・・

何だか自分が情けなく感じた。チーカマが好物で特に食べたい訳でも
ないのだが、エサ欲しさに尻尾を振ってホイホイ付いて行く犬のように
思われているのかと思うと何となく空虚な感情が胸に込み上げる。

確かに「八海山を土産に買っていきますから」と言われればテンションは
上がるだけに日本からの救援物資は異国にいればかなり嬉しい。おそらく
バンコクの水害被災地や東日本の地震被災地の人たちも“食”に関しては
同じ思いかもしれん。いや、そもそも重さが全然違うか。

実は今週だけで3組のツアー客が訪タイする。事前にメールや電話で
連絡されている客人で以前も一緒に呑んでいる間柄なのだけに、
それまでに取材を終わらして原稿と写真を日本に送らねばならぬ。

おぉ〜、なんとか終わらせんといかんばい

2276「胡蝶蘭」


先週アテにしていた取材がドタキャンになってから急に歯車が
噛み合わなくなった。締め切りは迫るし取材は出来ないし。
もたもたしていれば無駄な時間だけが無情に過ぎて行く。

考えてみればこの1年。常にすぐ後ろに迫ってきている“時間”に
追われながら必死に追いつかれないように走っていたように思える。
別に逃げている訳ではないが“〆切り”と“時間”という呪縛が
常に脳裏につきまとった年だった。

あぁ、開放されたい

そもそも年明け早々にタイを出国しなくてはならなくなり、その為に
全てのしわ寄せが今週に一気にやってきてしまったのも要因だ。来年こそは
穏やかな年に・・・なんて思うヒマもなくすでに年越前から多忙を極めている。

時間が足りねぇ〜

2276「魔女」


まるで宿題が終わってない夏休みの最終日が迫っている小学生状態だ。
そうだ。人生初めてのエスケープに挑戦してみようかしらん。
携帯電話をOFFにして一切の痕跡を残さずに国外に逃亡。
そうすれば年明け早々に念願のクビ(引退)になるかもね。

asia_jiyujin at 17:34|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

December 27, 2011

第2275回「もう幾つか寝ると」

2275「渋滞」


早いもんで今年もあといくつか寝れば新しい年がやって来る。
この歳になると余計に1年が経つのが早く感じるもんで、
それは充実しているのか、はたまた多忙すぎるのが要因なのか。

今年はNZの地震を皮切りに3月11日の東日本の大震災。
その後のタイでの大洪水やトルコや中国の地震やアメリカでの
ハリケーンと世界中が自然の猛威に恐怖を感じた1年だった。

オレだけは大丈夫

なんて言う根拠は何処にもなく、先日帰国していた日本でも
割と近い場所で通り魔的事件やバスジャックなどの精神的に
病んだ人間の犯罪が多発していた。怖ぇよぉ。

何処かで歯車が狂い始めている

自然災害に遭遇しない。通り魔的事件にも巻き込まれない。
誰もがそう思いながらも「安全」で「平和」と言えるところが
はたして何処にあるのだろうか。先日親しい友人から電話が来た。

「フジさん知ってる。○●さんが殺されたって」
えぇ〜、いつ。何処でですか
「5日前にカンボジアだってさ」
殺されたって現地の暴漢に殺されたの。事故とかじゃないの
「道路脇の草むらで死後3日くらい経っていたらしいよ」

○●さんとは10年以上も前から知っている日本人だが、
最後に会ったのは1年半前か2年前くらいだったと思う。
昔は仕事柄毎日のように会っていたし5年前にオイラが
胃癌で入院していた時も頻繁に見舞いに来てくれた人だ。

まさか、殺されるとは・・・

数年前に事業を失敗して多額の借金でタイ国内や近隣諸国を
逃げ回っていた噂が流れていたが、まさか人生の末路が穏やかな
死ではなくカンボジアで惨たらしく殺されるとは悲しすぎる最後だ。

死ねば誰でもが仏様。ご冥福を祈ります

喧嘩のとばっちりで危うく流れ弾に当たりそうになった事や
一方通行でぶっ飛んできたTAXIに轢かれそうになったり、
とかくタイでは日本以上に危機管理意識を高めていないと
命がいくつあっても足りない。今までが幸運だったのかもね。

実は先日の夜、取材帰りにいつも乗っているBTSではなく
たまたま来たローカルバスに乗って帰宅した。バスの停留所が
BTS駅より多少アパートメントに近いこともあったのね。

で、いざ目的地の停留所に着いて降りた瞬間だった。大声で叫ぶ声が
聞こえ、ふと見ると左側から刃渡り60cmもありそうなナタのような
大きな刃物を振り回す1人の男が走ってきた。

ギョえぇ〜、なんじゃいコイツは

後方を見ると鬼のような形相で2人の男が必死に追い掛けている。
オレの目の前を通り過ぎる際に手に持っていたナタを捨てた男は
そのまま路上を必死に逃げて行った。そのすぐ後ろに2人の若者。
ふと落ちていたナタを見て腰が引けた。なんと血痕がベットリ。

ゲロゲロ、生々すぎるやん

少し歩くと黒だかりの人が路上の片隅に集まっていた。よく見ると
若者等の乱闘があったのか1人の男が頭から大量の血を流していた。
察するところ、仕事を終えた若者等が屋台で酒盛りしている最中に
何かの切っ掛けで喧嘩になり側にあった調理用の中国包丁で斬りつけた。

ま、そんなとこかしら。時には止めに入った仲間がとばっちりを
被って刺される事件も日常茶飯事の国である。旦那の浮気で後先
考えないで男根を切っちゃう通称阿部サダ事件も後を絶たない。

タイでは銃も包丁も人を殺める道具はいくらでも簡単に手に入るし
ましてやそれらをたまさか常備している事自体が殺傷事件を誘発
している原因になっているのだが。考えてみれば怖い国だよね。

おぉ〜、恐ろしかばい

日本だろうがタイだろうが意味のない無駄死だけは御免である。
せめてハイジャック犯と格闘して殺されるとか、自然災害で人を
助けた代わりに自分がやむなく事故死するのならば本望だが。

ま、どうせ死ぬなら人様の役に立つか感謝されて終わりたいもんだ

さて、もういくつ寝るとサワディピーマイ(ハッピーニューイヤー)だ。
来年こそは自然災害もなく啀み合いもない平和な年であって欲しい。
と、まるでニュースのキャスターか番組の司会者が〆で言いそうな
台詞であるが、果たして“何もない”なんて事は絶対あり得ないだろう。

某有名なタイ人占い師曰く「来年は北部の地震と政党間の問題が暴動に発展し
再びタイ国内が揺れる」のだとか。もういい加減啀み合うのは勘弁して欲しいけど
我々はいかにそれらのとばっちりを受けないで上手く生きていけるかだな。

画像-0002


洪水騒ぎが終息した街は今日も大渋滞。これがいつもと変わらぬバンコクの現状。

asia_jiyujin at 15:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 藤岡わこう 

December 26, 2011

第2274回「クリスマス・イブ」

2274「ツリー」


きっと君は来ない〜1人だけのクリスマスイブ〜

ここ数年、クリスマスイブは1人で過ごしていたと思う。
もしかしたら誰かと呑んでいたかも知れないが、女性と
過ごした記憶はない。まぁ、意中の人がいるわけでもないし
今更、恋だ愛だに右往左往したり一喜一憂するほど若くない。

「恋愛に年齢は関係ないでしょ」

確かにその通りで御座いますが、クリスマスはカップルと
家族のための一大イベント。そう割り切ればオイラが主役に
なることはない。X’masにあやかって酒が呑めれば幸せだ。

「おはよ〜、いまBKKよ〜。妹さくら」

イブの朝。UAのCAをやっている妹からメールが届いていた。
いつもなら数日前にバンコクフライトのスケジュールを連絡して
くるのだが、今回はバンコクに到着してからのメールだった。
おそらくウエイティング状態でのフライトだったのだろう。

UA御用達のホテルに電話したが、生憎留守。大方ネールサロンか
ショッピングにでも行っているのだろう。前回は2人してランチと
滅茶苦茶痛くて効く足ツボマッサージに行ったのだが。

「ハロー、元気」
よ、いらっしゃい

その日の夕方、耳に心地良い澄んだ声が受話器から聞こえてきた。
男には生理的に和む声や癒される声がある。京都の舞妓はんの京都弁が
最たる声だが、実は彼女もその2つを兼ね備えている1人でもある。

今夜は私が泊まっているホテルのバーで2人きりで晩餐会をやりましょうと
言うのでX’masバージョンに着替えてホテルに向かった。BTS駅を
降りると人、人、人。デモでも勃発したのかという程の人の数に圧倒。

君たちは敬虔な仏教徒でしょ

2274「つりー1」


と言いたいところだが、今やタイではバレンタインデーもX’masも
宗教を超えた一大イベント。街は華やかな衣装に身を纏った若者や
家族連れでごった返していた。ホテルに向かう途中に小さな花屋が
あったので一輪の花を買ってそれにサンタの絵を巻いて包んで貰った。

よ、メリークリスマス
「あら、いらっしゃい」

薄暗いバーで本を片手にアラフォー女性が意味ありげに座っている。
丸いテーブルの上にはちょっと大人の雰囲気を醸し出すマティーニの
カクテル。ここだけ切り取ればまるで恋愛映画のワンシーンだ。

よ、待った
「うん、少しね」
改めてメリークリスマス

2274「サンタさん」


オレはジージャンの内側に隠し持っていた薔薇一輪を差し出した。
彼女は「ありがとう」と慢心の笑み。女性いう生きものはこの何でも
ないような低価な一輪の花でも内心は大いに嬉しいものなのだ。

結婚していた時代に、何度かこの作戦を決行した事があるのだが
記念日でもない日にこれをやると「心に疚しいことがあるんでしょ」
と嫁があらぬ疑いを抱く事がある。女心は難儀や。一生の課題やな。

バーを出て上層階にある中華が食べたいとリクエストだったが、
敢えてバーを出ずにデリバリーして貰うことにした。折角の
X’masバージョンのホテルのバーである。愉しまないとね。

2274「ホテルバー」


とは言え、会話の話題はもっぱら彼女の恋愛事情。10年以上も昔から
何故かオイラはその時その時彼女が付き合っていた彼氏との相談事や
悩み事など散々聞かされてきた。結婚した今でもそれは変わらない。

ま、女性は相づちを打ちながら「うん、うん、そうか。大変だな
ふ〜ん、そうなんだ」と聞いているだけで内に秘めたストレスが
発散できるらしい。だからここで「でもな」とか「いや、しかし
なんぞ反論でもしようものなら即修羅場になりかねない。

この歳になるとアルコールを口にしながらの聞き役は適役かも。
カウンセラーと言うよりは単なる酔っぱらいが相手の話を親身に
聞いている風で実は右の耳から左の耳へと流しているだけかも。

思えば結婚時代にこれを身につけておけば、今頃は雪が降り積もる
北国で家族一緒にX’masを祝っていたかもしんないのね。グスン・・・。

2274「エンポリツリー」


明朝のフライトが早いさくらと別れて久しぶりにタニヤに向かう。
さくらが手土産に持って来てくれた銘酒を片手にかれこれ10日ほど
顔を出してない神楽のK社長に電話する。

おっちゃ〜ん。久しぶりに呑むぞぉ
「おぉ、風邪治ったのか」
アカン。鼻水が止まらん

チットロムのセントラルワールドやパラゴン界隈はまともに
歩けないほどのカップルや若者で賑わっていたが、タニヤは
意外と歩く客人が少なく感じた。馴染みの店を3,4店舗回ったが
洪水後でキャバ嬢たちも少ないのか、どこも熱気も活気も感じない。

あ〜ぁ、これじゃ益々タニヤが衰退していくわなぁ〜。寂しいな

こりゃあ、どげんかせんとイカンばい。そう思って昨年の赤服軍団の
騒乱時に本気でタニヤの盛況に尽力してきたつもりなのだが、やはり
オイラ1人が知恵を出して汗を流したところで景気は回復せずか・・・。

国破れて山河あり”ではないが“夢破れて銘酒有り”。
今宵もオイラは仲間たちと盃を傾けながら銘酒を口にするだけ。

2274「オレと銘酒」


2274「3人で」


2274「すいげい」


かんぱ〜い
おっ、高知の銘酒はずいぶん辛いのぉ

久しぶりに口にした銘酒は喉に絡みつき妙にヒリヒリした。


asia_jiyujin at 07:02|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

December 25, 2011

第2273回「オイラの元気の源」

2237「バイオリン」


えぇ〜まだないのぉ

未だにコンビニにはペプシコーラが売ってない。お気に入りの
ロイヤルティもカルピコもない。工場が水害に遭わなかったのか
コカコーラやミリンダなどの商品はラックの半分を占めている。

毎日欠かさず呑んでいたヤクルトもない。そう言えば最近街中で
ヤクルトおばちゃんを見てない。と言うことは現在失業中なのか。
他にも浸水前にはあった商品が未だに供給されていないモノも多い。

2274「今も尚洪水が」


スクムパン・バンコク都知事は23日バンコク都内のほぼすべての
場所で水が引き、洪水が終息したと宣言した。最後まで水が残って
いたバンケン区で22日に排水作業を完了したとしている。

タイ中部では9月から12月にかけピーク時の水量が満水時の琵琶湖
の3分の2という大規模な洪水が発生。アユタヤ県とパトゥムタニ県
の工業団地7カ所が水没しホンダ、ソニーなど日系企業400社以上
を含む700社以上の工場が浸水した。南下した洪水は10月下旬に
バンコクに達しドンムアン空港や大学、大型ショッピングセンターを
含む都内の半分以上が数十cmから2m以上の未曾有の洪水に浸かった。



バンコク中心部の水害は回避されたとはいえ、以前東部では完全に
水が引いたわけではなく、特に日系工場が400社以上も浸水した
アユタヤやロジャナーの工場地帯では今も尚必死の復仇が続いている。

車やプリンターの部品やIT関連の工場もみんな必死に工場再開に
向けて額に汗している。いずれ近い将来オイラの好きなペプシも
ロイヤルティもカルピコもヤクルトも売られる日が来るだろう。
それまでは水で我慢。

でも、水だけじゃ元気が出ん

未だに風邪が完治せず、薬を呑んで出来るだけ部屋から出ないように
しているのだが一向に良くならない。咳も鼻水も止まる気配もない。
極たまに体調が良い時間帯もあるのだが、食後は急にグッタリ動け
なくなる時もある。まったくもってクソ面倒臭い身体である。

それでも最近はなるべく規則正しく食べるようにしているせいか
体重が60圓泙婆瓩辰拭出来れば無理にでも肉類と揚物料理を
食べて内臓に脂肪をつけんとこのクソ寒い乾季を乗り越えられん。

2273「吉の川」


とは言いながら、結局の所オイラの元気の源は日本酒である。
そんなある日、馴染みの韓国アジョシから突然電話が来た。

「アニョハセヨ。フジさんいま何処?」
部屋で寝こんでおります
「すぐに出て来ないか」
何で

訊けば近くのホテルで年に一度のお客様感謝祭で、寿司や刺身や
天麩羅などの日本料理が無料で振る舞われているらしい。1人で
行くのが恥ずかしいから一緒に行かないか、とのお誘いだった。

こちとらタイ人が握った寿司よりも白米に納豆が食べたい。
でも、ビールもウィスキーもおまけにワインも
無料だと聞いて二つ返事ですっ飛んで行った。

2273「行列」


アニョハセヨ アジョシ
「おぉ〜フジさん遅かったなぁ」
何なんすかこれは
「よく分からんが、今日は感謝祭らしい」
泊まり客でもないのに参加していいの
「おそらく、そんな感じゃのぉ」

顔馴染みのホテルウーマンがいたので早速訊いてみたら
本日だけの感謝記念パーティで、泊まり客も含めてホテルに関する
地域住民も19時から22時迄全てが無料ですと笑顔の対応。

ほぉ〜、えぇ企画やん
「いっぱい食べて行ってね」
は〜い

言われなくてもアジョシの分も含めて山盛りの寿司に
刺身をタンマリ皿に盛って2人で即席の宴になった。
時間が過ぎて行くと会場はタイ人やら日本人の家族連れや
多くの人が来襲状態で各ブースが人集りの行列になっていた。

「タダで寿司が食べられてビールも飲めるのはいいサービスだな」
これでおでんがあったら言うことないでしょ
「おぉ、そうだ。おでんはないのか」

2273「行列ブース」


サクッと見た限りでは天麩羅のブースにトンカツや海老の揚げ物。
寿司に刺身に何かの肉のブースだけだった。もちろん一番人気は
マグロやサーモンやカルフォルニア巻の寿司に行列が出来ていた。

ふと振り返ると可愛い2人のバイオリストが華麗に音楽をつま弾き
始めた。しばらく我慢していたアルコールがオイラの中枢神経に
行き渡り脳味噌がホンワカ良い気分になってきた。気付けばアジョシが
用事で帰った後に相席になった年配の日本人駐在員と熱く語っていた。

2273「バイオルストたて」


「あなたは楽しい生き方している人ですね」
そうですか。人生窮地に立たされた時こそ愉しまないとね
「はぁ、その域に達するにはかなりの時間が掛かりそうですが」

出張で今年2度目の訪タイらしいが、明らかにバーコード化した
頭皮を見れば彼の団塊世代のサラリーマン人生が垣間見れる。

いえいえ、僕の場合解決の方法は仲間と酒を呑むだけですよ
「そんなもので問題が解決出来る訳ないでしょう」
解決どころか下手をすれば泥沼状態にもなります
「だったら・・・」
それを愉しめるようになったら人生が変わりますよ

日本から仕事の重圧と責任を課せられた団塊の世代の方には
ちと難解すぎるかも知れませんが、要は仕事のことばかり
考えていると病気になっちゃいますよ。たまにはマルっと
目先を変えて自分の為に“愉しむ”のもよかばいっちゅう事。

ノンクラップ。赤ワインをお代わり
「は〜い、ただいまお持ちいたします」



asia_jiyujin at 18:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

December 22, 2011

第2272回「そろそろ執筆時期」

2272「オイラの本古本屋」


あれオレの本やん

先日、取材でプロンポン駅を降りて歩いていたら
ふと古本屋の店頭にかつて自分が執筆した本を発見した。
一瞬足が止まり懐かしさのあまり思わず手にする。

アジア・アンダーストリート。あれからもう10年か・・・

当時バンコクの東京堂書店さんや泰文堂さんを通して100冊ほど
売って頂いたうちの1冊だろうか。今では自分でも2冊しか持って
いなかったので思わず買おうと財布に手を掛けたが思いとどまった。

このまま店頭に並んでいればいずれ誰かが買って読んでくれるやろ

2272「オイラの本が縦」


15年前、勤めていたバンコクのデザイン事務所の社長が会社の金を
持って国外逃避。すぐに会社は立ちゆかなくなり倒産。それを期に
1人でタイ南部から北部や東北部など、全国各地の裏街道を歩きながら
自由気ままな旅を続けた1年半の書き下ろしの記録。

国の政策の片隅に追いやられた貧困層の民でも、仏教が生活の一部に
溶け込み、師を尊び親を敬いお互い助けないながら常に明るく元気に
逞しく生きる姿に「生きる意味」と「仕事の意義」を教えられた。

毎日愉楽に全力で楽しむ超楽天思考のタイ人たちとの交流や、喧嘩に
巻き込まれて拳銃に打たれたエピソードや、時には女子大生との切ない
恋愛物語もありおよそ普通の旅ではあり得ない体験を執筆したものだ。

設計業から執筆業に転職して10年以上も経ってしまった事に改めて
タイでの長い歴史を感じた。白髪も増え確かにオイラも歳を食ったわけだ。

この10年間でタイと日本でいろんな雑誌や小冊子で書かせて頂き
いつの間にか生活費の半分以上を稼げるようになった。気が付けば
今でも毎月“〆切り”の呪縛に追われながら連載を続けている。

他の雑誌でも不定期にアジアのネタを書かせて頂いているから
とても長編の書き下ろしに手を付ける余裕が無かったのね。

さ〜て、そろそろ3作目を書かなきゃならんかな



asia_jiyujin at 01:31|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

December 20, 2011

第2271回「不条理なタイ法律」

2271「パスポート」


んなアホな。なんでやねん

まったく持ってよく分からん理不尽で不条理なタイの法律である。
実は来年1月12日に1年間のロングスティビザが切れる。で、
いつも頼んでいた会社から「早めに手続きされる事をお勧めします」
と連絡が来たので手続きに行ったら何故か更新出来ませんとのたまう。

今年は1月3日にエジプトに飛び11日にタイに戻ってきたのだが
その時イミグレで「貴方の滞在出来る期間は明日までです」と信じられない
言葉が返ってきた。通常はノービザで30日間滞在出来るはずの日本人だが
ロングスティビザを持っている場合はそちらの期間が優先するとのたまう。

んな殺生なぁ〜。お代官(入管係官)さまぁ〜

結局その時は、幾ばくかの袖の下を通して僅か1日で1年間のロングスティ
ビザの更新が出来た。それを考えれば早めに更新しておく事に越したことはない。
で、早々に毎年頼んでいる会社にパスポートと預金通帳を持っていったのだが、

あれ、そう言えば・・・

ふと気になることが頭の脳裏を過ぎりビザ申請の担当者に質問した。
実は今年の10月18日にそれまで手つかずで預けてあったお金を
今なら4%】のプロモーションに誘惑されて定期預金にしていたのだ。

継続して同じ銀行に預けてんだから大丈夫ですよね
「大丈夫だと思いますが一応調べてみます」

その時点ではまさか期日不足でNGになるとは夢にも思わなんだ。
ところがだ。常識的には同じ銀行に90日間以上預けてある計算に
なるのだがタイの不条理な法律はそれを認めてくれないらしい。

「藤岡さんダメでした。別の方法で8,000B出せば更新出来ますけど」
はぁ、何でやねん。銀行にキッチリお金があんのになんでアカンの
「ハイ、入国管理局に確かめたんですが1つの通帳で90日間が条件です」
んな、アホな。無茶苦茶やな

ロングスティビザ更新のための条件に預金口座の預入れ期間が最低90日と
なっている。新規の申請であれば60日間だ。(これも納得しがたいのだが)
10月18日に新しい口座を作って預金口座を開設した事でVISAの更新日
には84日間となり僅か6日間足りない為条件を満たしてないとの理由で却下。

んな、表向きの法律なんかどうでもえぇわい。裏で何とかしてぇな

賄賂、汚職、揉消。いくら国が先進国並みに発展しようともアジア圏では
未だに無くなりそうもない裏社会のアンダーテーブルマネー。特に外国人に
とっては必要とする人はわんさかいるだろう。それ故に暗躍する世界だ。

元に今年の1月だって何とかなったやないの

日本であれば不可能なことでも、ことタイではいろんなコネを駆使して
無理にでも法律をねじ曲げて可能になるケースが度々ある。実際そんな
ミラクルを何度も垣間見ているオイラとしては楽天的に考えていたのだが・・・。

2271「IDカードの重要性」


「やっぱりダメでしたぁ」
へっ、あっそう。タイはいつからそんな真面目な国になっちゃったの

あの時『今なら定期金利4%』のプロモーション広告に誘惑され、
後先考えないでつい預けてしまった事が副因となり、まさかその3ヶ月後に
こんな事態に発展するとは。せめて10月12日に定期に入れておけば
90日間を満たしていたのだが。まさしく何かの因果。たかだか数千バーツ
の金利のためにそれ以上の余計な経費が出ていってまう。

ト、ホ、ホ、ホ・・・・
「で、どうします藤岡さん。別途8,000Bで更新しますか」
アホか。せんわ

預金不足や条件を満たさない人の為に別途8,000Bで申請も更新も
出来ること自体がそもそも違法の賄賂行為とちゃいまいクラップ。
これがアジア。これもタイ。理不尽でも肯定して受け入れるしかない。

と言うことで、8,000Bの私腹を肥やす片棒を担ぐぐらいなら、いっその事
国外に出ればいい話で、要はロングスティビザが切れる1月12日を過ぎて
からタイに再入国すれば新規の申請になり銀行の預入期間は60日間でOK。

来年の年明けは、今年のエジプト同様にどっかの異国でも探訪しましょ。
出来れば温かい国がえぇんやけど。Yくんの居てる英国はめっちゃ寒そうやし。
かと言って正月早々に日本に帰国しても誰も相手にしてくれそうもないしなぁ。

さ〜て、何処の国に行こうかしらん



asia_jiyujin at 18:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

December 18, 2011

第2270回「I Phone デビュー」

2270「i Phoneデビュー」


じゃぁ〜んとうとうオイラもI Phoneデビュー

MBKやそこら辺の露店で売っているmade in chinaではない。
先月、日本に帰国した際に札幌のW氏に分けて頂いたホンマ物だ。
これでようやく疎外感から開放されて流行の先端に追いつけるわい。

ところがアナログ頭に加えて老化によるポンコツの脳細胞では使い方
がよく分からない。おまけに文字を打つのにキーボードが小さすぎる。
指がつりそうになりながらタッチパネルと格闘する事数十分。

アカン。諦めた

別段流行物が好きっちゅう訳ではないのだが、近年最低限一般人が
使っているモンくらい理解出来るようにならんと益々頭がボケる。
ま、いわゆる老化防止の脳細胞リハビリの意味もあるわけで。

2270「Vanilla」


某日、取材先のVanillaに行った時にN店長が以前から華麗に
I Phoneを操作しているを知っていたので恥を忍んでレクチャー
を受けた。ついでにwifiやメールのセットまでやって頂いた。

「これをこうしてこうするでしょ。ほらこれで終わり。簡単でしょ」
ほぉ〜、さすがですなぁ。有り難う御座います

こういう文明の新しい利器をいとも簡単に使いこなせる人を
オイラは限りなくリスペクトしている。一度覚えてしまえば
簡単なのだろうが、爺はその域に行き着くまでが面倒なのだ。

しかしだ。何でもかんでも便利になっていつでも何処でもメールが
チェックが出来ておまけにブログまで更新出来てしまうと強迫観念に
駆られて常にI Phoneが手放せなくなったらそれこそ本末転倒である。

今や日本でもタイでも、若者は歩きながらスマートフォン片手に音楽
聴いたりメールを打っていたりする。プラットホームから転落する奴も
いれば、人や建物にぶつかりそうで端から見ても危険極まりない。
さらには周囲を考えず歩く速度も遅いからなまら邪魔である。

人の迷惑顧みず、オイラも明日は我が身にならないためにも
最低限の情報収集の為にだけ利用しましょう。それにしてもだ。
あと10年も経ったら携帯電話は何処まで進歩すんだろうね。

はたして10年後のオイラの頭は最新機種を使えんのかな


asia_jiyujin at 02:11|PermalinkComments(4)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

December 16, 2011

第2269回「独身には辛い季節」

2269「まさかの59圈


うぅ〜寒い。あ“ぁ〜身体が怠ぃ〜

バンコクに戻って来てから一向に風邪が治らないでいる。
オイラの周辺の日本人たちも風邪を拗らせて元気がない。
食欲もなければ精気も気力もないからな〜にもやる気が起きない。

確か昨年も風邪が治ったのは年が明けて気温が上がってからだった。
ニュースではタイ東部チョンブリ県とトラート県で12月12日に
寒さによる低体温症が原因とみられる男女2人の死亡が報告された。

チョンブリ県のココナッツ園で働いていた女性が前日から寒さで
体調を崩していたが12日朝、住居のバラックで死亡。また、
トラート県の男性は前夜に飲酒し、そのまま毛布も掛けずに
寝込んだらしく12日正午前、家族が死亡しているのを発見した。

タイ最高峰であるチェンマイ県インタノン山の山頂付近では12日、
最低気温4度を記録。なお、北部チェンマイ県、メーホンソン県では
気温の急激な低下により災害ゾーンに指定された。

「えぇ〜、タイで凍死なんてあんの」

な〜んて思われておられる方。これがね、毎年いるんですよ。
でも、タイ北部や山岳部なら分かるけどチョンブリ県と
トラート県は緯度的にはバンコクより南に位置するんだけどね。

風邪が完治しなくてもやることだけは山のようにあった。
一向にモチベーションが上がらず頭もボーとしている。
身体がフワフワするので体重計に乗ったら目が点になった。

うっそぉ〜59キロ

日本に帰国して毎日散々贅沢な旬の秋食を堪能しながら
最後に沼津の温泉で体重を計ったときは確か61.5圓△辰拭
あれから僅か1週間も経ってないのに2..5圓眤僚鼎減った。

どうりで身体が浮遊している感じがするわけだ

59圓覆鵑胴盥酸鍵瞥茲凌字である。あぁ、このまま体重が減り
続けさらには僅かな皮下脂肪も無くなれば部屋にいながら凍死・・・。
おぉ、バンコクで邦人の孤独死なんてあり得ないでしょ。

2269「クリスマスタニヤ」


2269「クリスマスプロンポン」


町を歩けば豪華なX’masツリーが燦然と綺麗に輝いている。
家族や恋人がいる人たちには年に一度の楽しいイベントだが、
毎年この時期が来る度に独身爺の心に冷たい風が通りすぎる。

風邪でクルシミマス人がクリスマスツリー見ても心が苦しみます

ほな、お後がよろしいようで・・・。ま、閉塞感が続く日本でもそやけど、
案外南国のタイでも寂しい日本人もようけいてはんのよ。もっとも元気
さえあればそんな陰気をぶっ飛ばす愉楽の園はいっぱいあんのやけどね。

ま、無理に頑張ろうとは思わへんけど弱い自分に負けたない。
せやけど、やっぱり元気がないとな〜にもやる気が起きない。

こらあんた、ふんどし締め直してしっかり気張りぃや

こない叱ってくれる伴侶が必要やな・・・と思うドMのオイラ。
最近は風邪で寝こみながら朝から三べんもNHKの連続テレビ小説
カーネーンション”ばっかり観ているせいか、おかしな河内弁と
関西弁が熱のあるオイラの脳細胞に入り混じっておりまする。

asia_jiyujin at 01:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 気ままな呑んだくれ日記 | 藤岡わこう