August 2012

August 31, 2012

第2377回「愛娘の一人旅紀行」

2377「ワイする




うぉ〜これ食べたかったんだよ。ありがとう

2377「救援物資

『茄子に沢庵の漬け物類に醤油煎餅と低血糖時のカンロ飴と純露と落花飴』

大量の救援物資を持って東京から愛娘のY子がやって来た。
娘と言っても血の繋がりはない。今から17年前にひょんな
切っ掛けから東京の日本社会事業大のHY教授と知り合った。

以来、教授が毎年夏に開催する海外研修のゼミ学生たちの
お世話をしながら通訳を兼ねてお手伝いするようになった。
教授は自分の大学の学生を教えるかたわら、他の大学にも
出向いて多くの学生たちにアジアの現状と社会学を教えた。

そんな学生たちが毎年タイにやって来たのだが、縁が出来た
学生たちとはその後も個人的に訪タイして我が家に宿泊して
いくようになった。以来毎年8月のオレの部屋はまるでバック
パッカーの聖地であるカオサンのようにドミトリィ化していった。

教授はその後千葉県の城西国際大学に転勤。それから東京巣鴨に
ある大正大学と移られ最後は仙台白百合大学で定年を迎えられた。
その間に教授を介して知り合った学生は数え切れないほどになった。

一方、教授とは関係のないところでも友人を介して沢山の大学の
学生と縁が出来た。そんなヤツらとは大学を卒業した後も世代を
超えた仲間でありタイが縁で仲良くなった永遠の友達となった。

時には兄的存在であり、親戚のおっちゃん的であったり、父親的
な立場にもなる。だからオレには血の繋がらない多くの娘と息子
たちがいる。子供が生まれれば必ず報告が来るし、帰国すれば
電車に乗ってあやしにも行く。気分は孫を抱く爺様の心境だね。

日本社会事業大学を初め、東京女子大、東京都立大、東京国際大
早稲田、上智、法政大、明治学院大、杏林大学院、慶應義塾大学、
千葉県の城西国際大、岩手県立大学、仙台白百合大学、日本大学、
北海道大学など、本当に数え切れないほどの学生たちと縁が出来た。

あれから十数年、赤十字やJICAやいろんな分野の第一戦で活躍
している。結婚して子育てに追われる子や、すでにマンションや
新築を建てた子もいる。セルビアを経てイギリスに赴任している
JICAのYくんからは自分が駐在中の訪英を誘われている。

みんな立派になって逞しく生きてるよなぁ

結婚して兵庫に嫁いだJちゃんや富山に嫁いだA。韓国に留学した
KとMは子育ての真っ最中。タイで働いていたI嬢は新潟の実家に
戻り学生時代から付き合っていた彼と結婚して今や二児の母ちゃん。

昨年カイロで今年はハノイで再会したAは現役バリバリの山梨学院
大学付属小学校の教諭。長年付き合っている彼氏は居るけど未だ未婚。
双子のJは結婚して二児の父。千葉に新居を建てたらしく、日本に
帰国したら泊まりに来てねと誘われている。赤十字のAは3児の父。

マレーシア人の彼氏と結婚したYは茨城の牛久にマンションを購入。
今年6月に旦那を連れて訪タイしたKから先日ご懐妊メールが来た。
元気娘のS子は静岡県の浜松に嫁いだが今は旦那の転勤で横浜の住人。

胃を切った翌年に電車に5時間に揺られながら行った長野県飯田市
のN&S夫婦は仲良く元気にしてんのかな。あの時手繰った信州の
蕎麦と岩魚の炉端焼きは最高に旨かったなぁ。

学生時代に告られた真面目で才女のY子も今は一児の母だ。
まぁ、今さらだがこの十数年で沢山の学生たちと縁が繋がって
数え切れないほどの悲喜こもごもの愉しい想い出が残っている。

縁が切れたのは胃癌手術前日に別れた元彼だけじゃん

ま、それは置いといて横浜にマンションを購入した愛妹のK子と
今回訪タイしたY子は毎年オレの誕生日の7月10日には必ず
お祝のメールを送ってくれる。しかも9日を過ぎた0時1分には
2人から届いているのだ。

そんなY子が12年ぶりにタイにやって来たのだが、
実は今回はあの幸せの国で一躍有名になったブータンに
行くためのトランジット。それも僅か15時間だけ。

とはいえ、折角の久しぶりのタイである。空港に迎えに行き
先ずは我が家に大きな荷物を置いて普段の仕事の疲れを癒して
貰うために定番のタイ伝統の古式マッサージに誘う。

心身共に楽になったところで、タイ料理が苦手なオイラを気遣い
「タイスキ食べた〜い」とY子。本来激辛エスニック料理を
好物とするY子だが、ま、それはブータンで満喫してくんろ。

2377「タイスキよこ」


「わぁ、これこれこの味よ」
おぉ〜、久しぶりに食べたら美味いなぁ

オイラは日本のゴマだれとポン酢を持参して久しぶりに日本の
鍋気分に浸る。やっぱり鍋料理は和風が一番でしょ。旨味も最高。
全部食べきって最後のおじやに辿り着く前に2人共満腹状態。

ふぅ〜、もう食えんわい
「わたしも〜」

んで、帰宅途中に辛味好きのブータン人のお土産に
コンビニでタイの超激辛お菓子を大量に購入した。
ブータンの民族が辛物が好きだとは初めて知った。

朝6時50分発のインド経由ブータン行きのフライトに間に合う
には午前3時半に我が家を出ないと行けない。寝るか寝ないか
迷っていたY子だが満腹感と強烈な睡魔に負けてあえなく就寝。

ま、3時間でも寝ておいた方が身体が楽だろ
「学生時代と違って三十路を過ぎたらキツイからねぇ」

普段からフクロウのような夜型人間のオイラは、部屋の照明を
半分消していつもと変わらず朝まで連載の原稿の執筆。で、3時に
Y子をたたき起こして重い荷物を引きずりながらいざ空港へ。

「ねぇJさん。ヒマラヤが見えるのは左側の席だって」
おまえ、その頃イビキかいて寝てんじゃねぇの
「大丈夫。起きてるから。チェックインの時に頼むね」

で、いざ空港に到着して我が目を疑った。ざっと5〜60人が
すでに並んでいた。しかもSONYや韓国産LGの大型液晶
テレビを大量に買い込んで自国に帰るインド人の集団家族。

おぉ〜、こりゃあ1時間はかかるな
「えぇ、そんなに」
だってここはタイだぞ

自慢ではないが(実は自慢ですが)貧乏時代を経て今やANAの
ゴールド会員に成り上がった(上はまだありますが)オイラは
いつもエグゼブティブチェックインだから長時間並ぶことがない。

おまけにパスポートコントロール(出入国)もファーストトラック
サービスを利用しているから長時間並ぶことなくクルーやCAや
VIPたちと別のレーンで出国手続き。久しぶりに格安チケットの
忍耐の必要な洗礼を体験をするハメに。

「それにしても遅いわよねぇ」
タイだからな
「寒いわぁ。クーラー効き過ぎでしょ」
タイだからな
「どうしよう、1埆杜魅ーバーしてるんだけど」
大丈夫オレに任せておけ。ここはタイだからな

確かに日系の飛行会社と違って格安会社は僅か1圓任皀ーバー
しても厳格に5,000円を請求されるケースがあると聞く。だが、
ここは微笑みのタイ国。1圓瓦箸で追加されることはないだろ。

で、並んでからようやく45分後に順番が回ってきた。心配する
Y子を横にオレは笑顔でワイをしながら丁寧なタイ語で挨拶する。
カウンターのGHは重量を見ることなく無事にチェックインが終了。

な、タイだろ
「どうもありがとうJさん」
おう、気をつけて旅を楽しんで来いよ

エスカレーターで彼女の姿が見えなくなるまで立っていた。
こんな見送りをオイラは何百回やったんだろうな。と刹那的な
心境になりかけたら急に睡魔が襲ってきた。帰って寝よっと。

因みに今年で33歳になるソーシャルワーカーのY子。未だ彼氏
も出来ずキャリアウーマンの独身。毎年海外旅行を趣味としてタイ
国内を皮切りにベトナムやカンボジアを旅し、社会人になってから
は誰もが一度は行きたいであろう神々の国ジャワ島。さらに海が
綺麗なフィジィやパラオまで飛んで旅を満喫している。

今年は何を秘めてブータンを旅の目的地として選んだのか。
しかも11日間の長旅である。幸せの国で自らの幸福感を
感じてきて下さいませ。で、オイラにも少し分けてくんろ。

あ、もう十分救援物資で幸せを分けて貰ったわい。感謝

ところでY子は「左側の窓側を予約してね」と言ったけど
はたしてどちらから見ての左側なんだ。正面?それとも後方。
飛行中の窓側は絶対に冷えるからオイラは常に通路側を選ぶ。

あいつ、ヒマラヤ山脈見れたのかな・・・

2377「金のハンバーグステーキ

セブンイレブンの金のハンバーグステーキはマジ美味かった

2377「セブンプレミアムのさばの味噌煮

セブンプレミアムのさばの味噌煮は高級な料亭にも負けない味


asia_jiyujin at 05:56|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

August 26, 2012

第2376回「束の間の隠居生活」

2376「エアコン横


本来8月は日本からの訪タイ客も少なく割と穏やかな
月のはずなのだが気がつけば相変わらず気忙しい日々。
不規則な生活でも体調はそれなりに良いのだが、考える
事が多すぎて前頭葉と目の疲れが半端なく凄まじい。

あ〜ぁ、かったるい

2年前迄のこの時期は毎年のように某大学のHY教授から
海外研修のコーデェネートを頼まれて日本からの福祉系大学
の学生を受け入れていた。

教授に伴って学生たちを引率しながらバンコクの乳児院や
ロッブリ県のエイズホスピス。タイ北部のチェンマイ県の
孤児院やエイズ関係の施設や山岳の村々を走り回っていた。
だが、2年ほど前に教授の定年と共にパタッと無くなった。

それ以来8月は割と自由な時間が増えた。若い頃は1週間も
仕事がなければすぐにでも鞄に衣類を詰め込んで旅に出ていた
ものだが、最近はそんな気が全く起きない。

「藤岡さ〜ん、一緒にジャカルタ行きましょうよ」

先日もマレーシアに家族で移住された大阪のA氏からインド
ネシアの旅を誘われたが、昔掲載していたバンコクの某雑誌の
アジアの闇を歩く」シリーズで現地に飛んだのだが、その際
当時のスカルト大統領が失脚して暴動寸前の戒厳令が発令された
町中を取材した事を想い出すとさすがに腰が重い。

コタ地区の中国人商店街が放火されてマジ恐かった

11年前に物書業に転職してからはタイ国内の主要な県はもちろん、
近隣諸国やインドシナ半島や東アジア含めて11ヶ国を旅したが
あの頃は駆け出し時代だっただけに危険よりも面白味が勝っていた。
東・東南アジアで行ったことがない国は台湾と北朝鮮だけだな。

今ではよほどの仕事のオファーか或いはNGO組織からの依頼でも
無い限りは動く気にならない。経済的な問題ではなく一度体験して
しまったものは面白味が半減してモチベーションが上がらないからだ。

それにね、今月は4年に一度のスポーツの祭典でもあるロンドン
オリンピックがあったでしょ。普段はスポーツも観ないオイラが、
いざ観戦しようと思ったら肝心の時間帯に雨で画面がフリーズ。

なんで映らへんのじゃ

なぜ故に毎度毎度雨が降る度にNHKの画面だけが静止して
映らないのかオフィスのタイ人スタッフを問いただす。

「地上波の電波は大丈夫なんですけどねぇ、海外放送はねぇ」
その分お金払ってんじゃねぇの
「私たちじゃ分からないわ」
やっぱりね・・・

噂では正規の契約をしないで、どこぞの電波をジャックして
いるからまともに映らないと聞いたことがある。さすがタイ。
おかげでNHK連続テレビ小説「梅ちゃん先生」がまともに観れん。

いつの間にか梅ちゃんが結婚してたぞ

史上最多のメダル獲得で日本中が湧いて日本女子サッカー代表も
初の銀メダルを取ったというのにNHKニュースは映像権の問題で
どれも静止画だけ。結局オリンピックは何1つ観る事なく閉幕した。

あ〜あ、つまんねぇ

諦めが早いオイラは執筆以外の時間は読書に耽っているか料理を
作っているかDVDをレンタルして赤ワイン片手に映画鑑賞。
ほんの数日だが時間に追われず、まるで隠居した爺様のような
ライフスタイルに本人は至って満足している時にメールが・・・。

「日本は猛暑で熱中症が続出しています。タイも暑い
でしょうからクーラーで体調を崩されないよう・・・」

猛暑が続く日本の友人たちから最近やたらと勘違いされた
メールが届く。タイは年中暑いわけでないのよ。雨季の
この時期は割と涼しいからエアコンを使うことは滅多にない。

2376「エアコン掃除」

エアコンの清掃が終わったら黒い水が・・・

エアコンと言えば、先日この部屋に引っ越してから2年間一度も
掃除をした事がないエアコンを専門業者に頼んで洗浄して貰ったら
風邪を引きそうになるくらいやたらと冷える。当分は扇風機で十分。

あれぇ、また電気代が高いじゃん

今月の部屋代請求書がドアの隙間から入函。エアコンは使ってない
のに平月と比べて電気代が高い。原因は料理で頻繁に使う電気調理
器具の数々と推測。最近やたらと煮物やカレーの作り過ぎじゃ。
いささか自炊の隠居生活も考えんとイカンな。

節電せねば

こんなこったら毎回出前頼んだ方が良いような気がしてきた。
昔からタイ人が自炊しないで外の屋台で買ってきて部屋で食べる
習慣が色濃く根付いているのは、あながち賢いのかもしんない。

でもね、料理を作るときだけはあまり前頭葉は使わんのよ


asia_jiyujin at 05:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

August 24, 2012

第2375回「ヒマを持て余せず」

2375「雑誌類」


やっとヒマになるぞぉ

先月1ヶ月ほど北海道に帰国していた間に溜まっていた
取材や諸々の頼まれ事がようやく目処がつきかけた矢先に
バンコクのH氏から以前にも書いた夜の情報雑誌の原稿
依頼が舞い込んできた。某日オフィスにて打ち合わせ。

「何とか○○日までにお願いします」
げっ、マジっすか。ぜんぜん日にちないじゃないですか

帰国していた札幌滞在中に一度メールで連絡は来ていたが、
まさか〆切日がこんな早いとは思わなんだ。毎月連載中の
原稿を日本に送ったばかりだというのにタイトなオファー。
〆切日の延長を懇願するも首を縦に振らず。あっそう。

ふぅ〜、やっと書き上がりました

何とか2日間徹夜して書き上げてから〆切の朝に送ったら
今度は3ヶ月前に書いた某不動産会社の来年度版の記事と
HPの物件原稿の依頼。その数300〜350件だってさ。

げっ1日1物件書いても1年はかかるじゃん
「1日5件くらい書いて頂ければ・・・」
だって1部屋ずつ現地を回ってリサーチすんのでしょ
「はい、まぁ」
無理、無理、無理。絶対無理

不動産の物件紹介に使う言葉なんてせいぜい限られている。
いくらボキャブラリィに長けてても限界があるっちゅうの。
それ以上にオイラの老体力の方が限界を超えちゃうでしょ。

自信ねぇよ〜

降って湧いたように舞い込んできた数々の原稿依頼。
嫌なら引受けないけど縁ある人からの依頼だからねぇ。
そもそもが「NO」と言えない性分だけに難儀する。

まぁ、この十数年間いろんな業界人からどんなやっかいな
オファーを依頼されても何とか逃げずに真っ向から対応
して来たしね、それに難しいから挑戦する意味もあるしね。

だけどなぁ、さすがに体力に自信が持てねぇ。若くないのよ。
そもそもがいつでも飛びさせるくらいの体力を身につけて
おかんとイカン。自覚はしているけどまったく実行せず。

だってねぇ、ダンピング症候群って結構辛いのよ

日々トマトや納豆やヤクルト飲んで栄養価の高い食生活を
心掛けているんだけど不規則な生活に酒浸りの人生だもんなぁ。
ま、こんなポンコツ老体にオファーが来るだけ感謝せんとね。

中々、優雅にヒマを持て余す人生なんてやってこんのやねぇ


asia_jiyujin at 09:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

August 22, 2012

第2374回「脱日本民族大移動」

2374「ゲートウェイ1


オイラが住むAPTのBTSエカマイ駅前に複合商業施設の
ゲートウェイが7月18日にソフトオープンしていたので
ちょっくら散歩がてらに歩いて行ってみた。

いわゆるレストランやスーパーマーケットや衣料品店が
入った大型複合施設だが、特に“日本”をイテーマにした
店内はタイ人にも人気の日本料理店が多数出店していた。

へぇ〜、すごいじゃん

そう言えばアソークで開業したターミナル21も最初は
物珍しさで多くの人が入っていたけど今はどうなんだろ。
あそこも日本をイメージしたフロアーがあったけどね。

2374「鳥居


2374「店内1


2374「吹き抜け」


圧巻なのはBTS駅から直結したエントランスホールに
ある巨大な鳥居。さらに小さな鳥居が続きお賽銭箱もある。
フロアーをグルッと歩くと香川県からの鶏料理「ひな家」
を初め焼き鳥の「なぎ屋」TVチャンピオンにも輝いた
らーめん「ちゃんぶ屋」UCCのカフェもある。G階には
ふわふわのかき氷の茶房「えびす庵」も出店。

まぁ、よくぞこんなに出店してくれたもんです

2374「幸楽苑


そんな中でも海外初出店ラーメン「幸楽苑」には長蛇の列が
出来ていた。屋台のタイラーメンが50Bに比べれば4倍強
の料金なのにハイソなタイ人が増えたのねぇ。しかも並ばない
タイ人が並んでんだよ。何だか違和感のある光景だよね。

1Fには24時間営業の食料品や生活必需品を売っている
マックスバリューもある。特に野菜類はフジスーパーより
多少安く天ぷらや寿司も売られていた。とは言っても
タイ人向けの寿司だけにさすがに買う気にはなれんわな。

画2374「店内2


実はここに来た理由はもう1つあった。今月の初めに
北海道人会「道産子会」でお会いしたクスリのツルハの
K氏とY氏に会うためだった。ドラッグストアーの
マツモトキヨシと同じようなコンセプトで店の中2階には
コスメフロアーがあった。

うわっ、やっぱり高いわな

関税の掛かった高額の日本商品がところ狭しと並んでいる。
ハイソなタイ人女性たちが興味深そうに手に取っている。
さすがに日本人女性の姿は見かけない。店長のK氏曰くは
「駐在員の奥様は帰国した時に買ってくるか、お友達が
タイに来られる時に買ってきてもらいますからねぇ」と
お客の対象はハイソなタイ人に絞っているらしい。

それにしても昨年あれだけ大洪水で甚大なる被害を受けた
にも関わらず都内には大型ショッピングセンターの建設が
次から次に相次いでいる。

もういい加減過剰気味でしょ

2374「ゲートウェイ2


今後もMRTタイ文化センター駅近くに6階建てのデパート。
ゲイソンプラザが運営するショッピングセンター。2年前に
バンコク大騒乱で燃やされたサイアムスクエアやプロンポン駅
直結のエンポリアムデパート2号店などまだまだ続くらしい。

まぁ、いくらショッピングセンターが出来ても物欲がないオイラ
にはまったく興味が沸かない。あるのは自分が食える食材探訪。
焼き肉屋、焼き鳥屋、ラーメン屋、うどん屋、居酒屋、気がつけば
毎月のように日本から出店して都内の何処かしこで開業している。

一昔なら考えもしなかった日本からの有名店が次から次に出店。
日本では行列の出来るラーメン屋やうどんの有名店や焼き肉店。
さらには大戸屋も吉野屋もすき家も牛角もある。まさにバンコク
に居ながらにして日本に住んでいるのと変わらない状況だね。

先日も我が家の近くに日本橋餃子っちゅう有名店がOPENした。
長らく景気が低迷する日本に見切りをつけて相次いで海外に出店。
製造業も含めてフランチャイズも移転すれば益々日本は空洞化する。

今や5万人を超えたタイ在住の日本人。このまま日本の景気が
低迷を続けてさらには就職難や年金問題が解決されなければ
民族大移動のように大挙して日本人が移住してくんじゃないの。

そうなれば移民の中国人のように完全に植民地化されたような
ジャパンタウンが形成されるかもね。ついでに後期高齢者用の
介護施設でもできればそれこそ年金受給者が挙って日本脱出。

そうなりゃ、モラルのない日本人が増えるんだろうなぁ

なにわともあれ18年前にこの国に住み始めたときは、
バンコクがこんな状況になるとは夢にも思わなんだ。
大都会の波や渦に呑みこまれないように泳ぐのがやっとだもん。

日本からの駐在員が増えそれまで見なけなかった渋谷系の
若者まで目立つようになり、それまで大手を振って町を
闊歩していた自由気ままな定年組が、まるで弾かれるように
画面の隅に追われて肩身を狭くしながら生きているように見える。

もしかしてオレのことか・・・

古くから住む先住民がやがて先進国から上陸して来る奴らに
自分たちが住む生活居住区を侵略されていくだろうな。恐ぇ。


asia_jiyujin at 04:51|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 藤岡わこう 

August 18, 2012

第2373回「何故か消える商品」

2373「フジスーパー1号店


あれ〜いつの間にか無くなってんじゃん

タイに長く住んでいるとある日突然何の前触れもなく
お気に入りの商品が陳列棚から消えていることがある。
在庫不足や売り切れたわけではない。

胃のない上に極度の辛い食材が食べられない体質故に
スーパーマーケットやコンビニで売られている商品の
殆どが口に合わない。どれもこれも辛いか味が濃い。

「本場にいながらタイ料理を食べられないって可哀想な
人ね」と同情というよりは蔑まされれることもしばしば。
まぁ、都内ならタイ料理以外にも旨い料理はあるからね。

インスタントラーメンやポテトチップスやその他のお
菓子に至ってはその殆どが辛味。唯一甘いチョコ類は
庶民向けの種類が少なすぎるんだな。

で、そんな理由でオイラにとっては「食べられる食材」
を見つけるのは結構至難の業。やっと美味しそうな
プリンが売られたと思いきや1年も経たずして売り場
から消えた。極旨のカニかま風味のおやつも消えた。

チューブ式のコンデンスミルクも消えた。3個入りの
メロンパンもいつの間にか消えていた。最近では気に
入って飲んでいたバイヤリースも無い。グリコのチョコ
やタイ限定ラープ味プリッツも棚から消えてから久しい。

いったい、どうしちゃったの

洪水で工場が被災した時のヤクルトやグリコの商品なら
まだしも今や主流の工場は復興して稼働しているはずなのに。
他にもこの数年で消えていったお気に入りの商品は数知れず。

食材も含めてトイレの洗浄剤や使い慣れた商品がある日突然
売り場から消えているのだ。無論売り上げ不振だから消える
のだろうがタイ人店員に訊いても明確な応えは返ってこない。

2373「ふじ店内


先日、6月から改修工事で休業していたフジスーパー1号店
がリニューアルOPENしていたので行ってみた。現在4号店
まで支店がある中では一番商品が揃っていると思ったけど、
惣菜や弁当コーナーのブースがちょっと大きくなっただけで
基本的には以前とそれほど大きな違いはなかった。

おまけに数年前にFTA(自由貿易協定)を締結したはずなのに
未だ輸入される日本食材は関税率が高い。先日帰国した時に
100円ショップで買った煎餅と同じ物がこちらでは108Bだぞ。
円高だけに270円もする。とても買う気になれんわな。

さらには今年の4月1日から施工された最低賃金引き上げ後、
それまでの商品が微妙に値上げになっている。アメリカの穀物
不作でタイの鶏肉の餌代が高騰。中東のオイルも高騰が続く。

給料が上がりそれに伴って物価も上昇。都内には次から次に
大型複合施設のショッピングセンターの建設が相次いでいる。
否応なしに庶民の購買意欲が増して消費も促進される。

でもねぇ、いくら新商品が発売されてもオイラが食べたくなる
ようなモンは殆どないもんね。それでも生きるためには何か
食材を買いに行かねばならぬ。と外出の準備をしていると・・・。

2373「スコール」


ザッザー、ザー

突然バケツをひっくり返したようなスコール。さしずめ日本なら
ゲリラ豪雨だ。たちまち道路が冠水し人々は逃げ惑いながら
雨を避けて軒先に避難する。見慣れた雨期のバンコク風物詩。

やれやれ今日は酒でも呑んで寝るか


asia_jiyujin at 20:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 気ままな呑んだくれ日記 | 藤岡わこう

August 17, 2012

第2372回「電気料金の値上げ」

2372「電気代アップ


げっ何でこない高いんじゃい

先日APTの家賃を払いに行ったら日本に帰国して1ヶ月間も
留守にしていた割に電気代が妙に高いのだ。そう言えば
エントランスに電気代値上げの紙が貼ってあったっけ。

いろいろ揉めたようだが日本の東電も来月から値上げを発表
したが、タイでも物価上昇により一律電気代値上げになった。
因みにウチのAPTの電気代は以前まで6B(KW時当たり)
だったのが7Bになっていた。


エネルギー調整委員会の発表によれば5−8月期の電気料金
(KW時当たり)が過去最高の3・8Bに引き上げられること
になった。これは、現在の3・5Bを0・3B上回るもの。
ERC委員長は「ガス料金が3%値上がりしているのが、電力
料金引き上げの最大の要因」と説明している。尚、仮に最近の
燃料値上がりをそのまま反映させた場合、電気料金はKW時
当たり0・57バーツ程度引き上げる必要があるとのことだ。



一般家庭では3・8BなのにウチのAPTは倍近い料金だぜ。
因みにタイのAPTの電気代は家主側で料金を決めている。
まぁ、ウチなんか良い方で高いとこは9Bもあるんだってさ。

プラヤット』最近覚えた節約というタイ語。それに加えて
ガーンプラヤット プララガン』(節電)も覚えた。
さすがにバンコクはどんなに暑くなっても計画停電はない。
代わりに突拍子もない時間帯に突然停電になる事がある。
業務用の冷蔵庫があるレストランはたまったモンじゃない。

今でこそノートパソコンだが、昔はオフィスでデスクトップ
を使いながら原稿を書いていた時は停電になる度に全部消えた。
結局バックアップしていない原稿を全部書き直すハメになる。

かぁ〜、ばっかやろう。あと少しやったのに

文明社会にとって電気は必要不可欠なもんやけど、NGO活動で
行ったことがあるタイやラオスの山奥の村には電気も水道もない
ところで生活している山岳少数民族がいた。まるで日本昔話に
出てきそうな川に洗濯に山に薪拾いだ。普通に炊事洗濯しながら
家族揃って笑って暮らしていた。ってことは文明社会から離脱
すれば電気も必要ないってことか。

はたして日本の原発問題はこの先どうなってしまうんでしょ。
脱原発を公言していたはずの野田首相が突然掌を返した。54
基全て廃棄してすぐにでも自然エネルギーに移行できない事情
って何だ。やはり大企業を優先した政策か。経済界を敵に回して
まで国民のために闘えない何かがあるのかね。我々には知ること
が出来ない裏事情や財界を操っている多くの利権者が裏で暗躍
しているんでしょうな。

原発問題に関しては殆どの国民がご存知の通り、我々のような
物書者やマスコミ関係者には目に見えない大きな圧力が掛かって
活字になって真実が世に出ることはまずない。皇室問題や北朝鮮
拉致問題の真相も同じだ。秘密裏に・・・止めておこう。怖ぇ。

真実が揉み消され政府の都合の良いように情報が操作されている。
北アフリカのナイジェリアやエジプトの『春の嵐』のように日本も
ようやく集団で政府に直接訴える抗議活動が巻き起こっていると
言うに政府は全く聞く耳持たずである。国民がもっと声を大にして
叫ばないと再びなし崩し状態で原発が再稼働してしまう。我々国民
の最大の抵抗と武器は次なる国政選挙の一票だろう。

3年前、50年以上続いた自民党政権から民主党に変わったとき、
これで日本は変わる」「これでやっと日本に帰れる切っ掛けに
と淡い期待をしたけど、結局野党だった民主党が政権党になっても
ブルータス、おまえもか」だった。早い話が自民党も民主党も
所詮同じ穴の狢だったと言うことである。いや、もっと悪い方向に。

こりゃあ、まだしばらくはこの国で修練じゃのぉ

しかしだ、駆け出しの頃に諸外国を飛び回りながら切磋琢磨しながら
研ぎ澄ましたはずの感性も、堕落した生活と共に鈍化してやがてタイ人
化したオイラは日本では使い者にならんぐうたら人間になっちまうかも。

ま、そん時はそん時じゃ。今は身の丈にあった生活をしながら
混迷する日本の行く末を見守ることにするべ。いずれ政治が
安定して福祉が充実して老人から子供まで国民1人1人が幸せに
暮らせる時代・・・。

ってか、そんな時代が本当にくるのか。今の日本が
北欧のような国になれんのか・・・


その前に先ずは節電を心掛けんとな。その為には多少暑くても
エアコンは控える。極力マイクロウェーブなどの電気調理器は
使わない。夜は早めに寝る・・・う〜む、どれも無理っぽい。


asia_jiyujin at 05:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0) 藤岡わこう 

August 14, 2012

第2371回「祝4周年Vanilla」

2371「島袋ツーショット」

日本からオーナーの島袋氏が訪タイしてイベントは大盛上がり



「あら、こんばんは。今夜は店に寄って行かないの」
今日は何かやってんの
「パーティよ」
ん、パーティ

昨夜、所用でスクンビットソイ33を歩いていたらVanillaの店先
で馴染みの子等から声を掛けられた。ふと気になって階段を駆け
上がると廊下から店内にかけて豪華絢爛な花束が溢れていた。

2371「花束1


2371「花束2


げっ、やっべぇ。もしかして今日が開店記念のイベント日

一瞬にして顔から血の気が引いた。店内は多くのお客で盛り上がって
いた。普段からお世話になっている方々には義理を欠いちゃいけねぇ、
と友人や後輩たちに言っておきながらてめぇ自らこの失態だぜぇ。

ん、でも、オープンしたのは確か3年前の7月だったと・・・

まぁ、その前後の月で何かのイベントをやるとは思ってはいたが、
普段からよほど時間を余して無い限りはtwetterもfacebookも
見ないオイラはつい“Vanilla”のイベント日を見逃してしまった。

日本に帰国している最中に開催されていれば諦めもつくけんど、
目の前でパーティやってんのに「じゃあ、また今度」とは帰れん。
かといって今さら花屋に走ってこれみよがしにバラの花束買って
来ても時すでに遅しである。ましてや協賛品も出してないしね。

2371「ポスター」


う〜む、ならば今夜は花束分以上に呑むっきゃないっしょ

昔から「遅れてきたヤツは駆けつけ三杯呑め」というおそらく
体育会系の誰が考えたのか意味不明の悪しき風習を見習って、
空きっ腹の内臓に立て続けに焼酎ロックを3杯流し込んだ。

うっ、やっべぇ。悪酔いしそう

日本から戻ってきてから〆切前の取材と原稿に追われていた
せいもあって1週間以上も酒類は口に入れてなかった。
飯を食わずましてやウコンも飲み忘れりゃ酔いも回るわな。

店内の彼方此方のテーブル席で盛り上がる奇声を尻目にお気に
入りのガールズバーのゲウちゃんに4杯目の神の河をオーダー。

2371


「大丈夫なの?」
うっぷ、いや、かなり酔ってましゅ
「やめとく」
いや、注いでおくれ。君も何か呑んでいいよ

まだまだ、花束分も呑んでないだろう。売り上げに貢献じゃ。
結局4杯目が空になる頃には思考能力が低下して酩酊状態。
21時に入店したはずなのに気がつけば間もなく終電間近。

げっ、やべぇもうこんな時間なの

これ以上呑み続ければ泥酔して落ちてしまうかも。
ここはお店に迷惑を掛けぬよう早々退散するべか。

帰宅した途端に急に目が回ってきてそのままベッドに・・・。
3時間後、目覚めて覚醒。己の反省と戒めを兼ねてこの
ブログを執筆。外が白々と明けてきた。間もなく夜が明ける。

さて、もっぺん寝るか・・・


asia_jiyujin at 07:43|PermalinkComments(6)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

August 08, 2012

第2370回「泰国北海道人会」

2370「みんなで記念撮影」


先週の末、知人のJTBの女性に誘われて北海道人会主催の
ジンギスカンパーティに参加した。オイラが知る限りこの18年間、
発足してはいつのまにか自然消滅していた北海道の県人会だったが、
5年前に再び発足されて現在の登録会員数が80人もいることに驚いた。

あら、先日オープンしたクスリのツルハさんもいるのね

今回のパーティには家族連れや単身駐在員など男女子供合わせて
35名の参加。日中はゴルフ大会で夜はジンギスカンパーティ。
オイラは日中取材があったので夜からの参加。

まぁ、何処の県人会もゴルフ大会や定期的な飲み会が主体。
もっと親子で楽しめるようなボーリング大会とか日帰りのワンディトリップ
旅行があってもいいのにね。以前入会していた“道産子・みちのく会”も
ゴルフと飲み会だけだったしね。

まぁ、それでもたまにはこういう異業種が集まる県人会に参加する事
で新鮮な出逢いもあるし、それにどんな人が北海道から渡航してこの
不条理で理不尽な国でご活躍されているのか大いに興味があった。

泰国北海道人会(泰国道産子会倶楽部)』の名簿を見ると会員の
殆どが日本からの駐在員の方々。製造業や建設、保険会社や貿易関係
が大半を占めている。もっともタイで起業された方の参加は難しいのかな。

出身地も札幌が殆どだったが旭川や函館の市以外にも寿都町、八雲町、
阿寒町、余市町、倶知安町、清水町、日高町、などの小さな町やなんと
長万部町の出身者までいて思わず心がホッコリした。

やっぱり同郷者っていうだけで安心できますよね
「そうですねぇ。方言とかも分かりますしね」
そうそう、ゴミを投げる(捨てる)って言っちゃうし
「めんこい(可愛い)子でないんかいってね」

2370「道産子会挨拶


初参加の人たちがそれぞれ自己紹介をする事になった。典型的な
駐在員家族に続き現地のタイ人女性と結婚して参加されたカップル。
最後はオイラの番。普通の挨拶じゃつまんないから何か強烈な
爪痕を残してやろうと閃いた。

どうも皆様初めまして。わたくし18年タイに在住している藤岡です。
職業は表向きはNGOのスタッフですが、実は駐在員妻の宿敵とも言える
某風俗雑誌にタイの記事を連載しているライターを生業にしています


この時点で会場の男どもから歓声が上がった。

仕事柄その手のジャンルが妙に詳しくなりまして、
何方かご興味のある方は後で・・・


挨拶を終える寸前にかなり食い気味に声が掛かった。

「おぉ〜、すぐに名刺交換して下さ〜い」
「あ、オレもオレも」
「僕もお願いします」
「私も頼みます」

瞬時にしてオイラの前に行列が出来ていた。先頭は先日
ゲートウェイにOPENしたばかりのクスリのツルハさん。

「今度サンプルを差し上げますんでどうか宜しくお願いします

あっという間に7人の名刺がオイラの手元に残った。訊けば、
独身男子や単身者は意外と行動範囲が狭いらしい。ホンマか。
よしよし、ならば初心者向けの安全に遊べる入門編から
かなりディープな暗黒街までずぃっと教えてしんぜようぞ。
(因みに「女性版も教えてよ」という声もあったのね)

2370「ベルとソラチ


さて、肝心のジンギスカンですが肉は欧州産のリサーチ用の
ラム肉だとかで、これが遜色なく殊の外普通に美味かったのだ。
先日帰国したときに「必ず買ってきてね」と頼まれた北海道定番
のジンギスカンのタレのベルやソラチの瓶が各テーブルに並ぶ。
道産子はやっぱこの味で育ってきただけに思わず故郷の味に心躍る。

うぉ、なまらうまいんでないんかい
「ホント美味しいわよ」
「癖が無くて食べられるわ」

普段から肉を食べないオイラでも不思議とラム肉だけは食べられる。
ふと、先日帰国したときに和寒で食べたジンギスカンを想い出す。

ありゃあ、マジうっめぇかったなぁ

さて、パーティがお開きになる頃、滋賀県出身(北海道に所縁があれば
参加可能)の28歳のS女史とすっかり意気投合して呑んでいた。

まだ呑み足りないっすね。どっか行きますか
「私のAPTシーロムなんです」
あ、っそう。じゃあタニヤ行こか

スリーショット


酒


ツーショット


この日の夜に訪タイされる愛読者のO氏が銘酒をお土産に来店すると情報が
あったこともあり河岸をタニヤの“神楽”に変えて呑んでいた。飛行機
がリレーしたとかでO氏が来た頃にはかなりの酩酊状態だったのね。で、気が
つけば、なんと朝の3時だぜぇ。翌日は完璧に二日酔いでごわす。

あったま痛ぇ〜て言うか、なまら酒が強ぇおなごじゃて

次回の道産子会ジンギスカンパーティは11月17日だそうです。
異国でくすぶっておられる北海道に所縁のある方はどうぞお参加を。
タイで美味いラム肉食べて元気もりもりエネルギー充電しましょ。


asia_jiyujin at 13:12|PermalinkComments(15)TrackBack(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

August 07, 2012

第2369回「函館からの大家族」

2369「パッタイ


7月30日【ナコンパトム】

バンコクに戻った日の夜に函館のH氏が3人の子供と嫁と
高齢のお婆ちゃんを連れてやってきた。正直身体が辛い。
1ヶ月も日本で酒に溺れた怠惰な生活をしていただけに
すぐにタイモードには戻せない。最低でも1週間はかかる。

せめて1日だけでも休ませてくでぇ〜

おまけに留守にしていた1ヶ月間で溜まっている所用や
お世話になっているとこへのお土産配り。一方後任者に
頼んでおいた取材が一向に進んでない事を知り焦った。

やれやれ頼みますよぉ。大丈夫だって言ってたじゃん

バンコクに戻った翌日からすぐに取材に加えて留守中の歓楽街
の景気リサーチ。お土産配りに挨拶回り。友人知人から頼まれた
数々の野暮用。その他来月訪タイされる客人のホテルや
ゴルフ場の手配などやらなきゃなんない事項が山積みだぜぇ。

マジ、ホントに今年は異常に忙しいわな

とはいえ、今の優先順位はH氏の70歳になられる母上さまの
親孝行のお手伝いと子供たちの観光。当初はH氏の知り合いの
タイ人がいるからワゴン車だけの手配だけかと思ったらアテに
していた子がNGで急遽オイラがアンパワの水上マーケット
にナコンパトム県にあるワニ園の観光ガイドを仰せつかった。

ひぇ〜、身体が持つかしらん

溜まってるお仕事を片付けつつも一睡もしないでいざアンパワへ。
移動の1時間半は当然車中で爆睡。で、現地は生憎の小雨ながらも
観光客はゼロ。元々水上マーケットはダムヌンサドゥアクの方が
有名だから殆どの外国人のツアー客は挙って全部そっちに行く。

さりとて本来アンパワが賑わうのは夕方以降。理由はホタル。
さすがにホタルが飛ぶ時間帯までは待ってられないけど、
「母親を船に乗せたい」と言うH氏の希望は叶えられそうだ。
が、はたして難民ボートみたいな船で母上さまは大丈夫なんかい。

オラ、なんまら腰が痛ぇぞ

2369「アンパワ1


2369「アンパワ2


2369「アンパワ3


ところでH氏の母上さまは門下生を持つ由緒あるお茶のお師匠さん
である。オイラが函館に行った時にはお茶を点てて頂いたこともある。
普段からぐうたらした生活者のオイラにとってはあの張り詰めた凛と
した空気の中で正座しながらお茶を嗜むのが好きだったりする。

それに加えて母上さまが普段から話される物言いが実に綺麗で正しく
丁寧な日本語を使われる。昔で言うなら貴族のようなあるいは山の手
言葉のような言い回しに物書者としては頗る勉強になるんだよね。

例えばだ、母上さまと孫のH美と3人でTAXIに乗る機会があった。
で、H美とタイ料理の話題になったとき、ついオイラは「クソ不味い
と言ってしまったら、そのままH美が真似をして「クソ不味い」と
のたまったら、間髪入れずに母上さまが訂正された。

「クソ不味いなんて言ってはいけませんよ」
「だったらなんて言えばいいの」
「そう言うときはお口に合わないと言いなさいね」
う〜む、さすがお茶の先生やなぁ

この会話を聞いているだけで心が妙にホッコリしてしまった。
今やギャル語や略語が罷り通る世の中になっちまって、それが
格好いいと思って使っている奴らを見ると実に嘆かわしく感じる。

女性が女らしい言葉使いをしなくなったのはいつの時代からだろうか。
「〜ですわね」「〜ですわよ」「〜ますわ」「〜なのよ」「〜かしら」どうよ、
この美しい語尾。やはり正しい日本語は心が落ち着くってもんです。

それにしては3人の孫も含めて1人息子であるH氏はどうして
厳しい母親の教えが継承されていないのかが不思議だ。いや残念。
えぇ、そうなんです。孫たちは頗るやんちゃなんですな。

これこれ君たち。もう少し落ち着きなさい・・・ませ

2369「サンプライ動物園


さて、夜はH氏のリクエストでいつものフカヒレ&アワビ雑炊の
会食に出かけた。14歳の長女が美味そうにフカヒレを食べるのを
見て羨ましく思えた。「この若さでフカヒレかよ・・・」11歳の
次女と一番年下の弟くんはさすがにこの旨味は解らんだろう。

オレが初めてフカヒレ食べたんは30歳過ぎやでぇ・・・

翌朝、H氏の大家族は元気に次なる目的地のクラビとプーケットに
向けて飛び立った。オレも自分の母親が元気なウチにタイに連れて
きたかったけど、さすがに80歳の高齢では長時間の飛行は無理。

Hさん、十分気をつけて旅を楽しんでやぁ〜

この日を境に3日間ほど寝込んだ。情けねぇ。
やはり老い歳には勝てんはなぁ。あぁ、腰が痛ぇ。


asia_jiyujin at 03:32|PermalinkComments(2)TrackBack(0) 藤岡わこう 

August 06, 2012

第2368回「故郷の地を離脱」

2368「時計台たて


7月28日【千歳・成田】

バイバイ北海道

ゆっくりと機体が浮き上がり斜めになった地上を見ながら
この1ヶ月間の旅のことが走馬燈のように頭に蘇った。

千歳の友と呑み、札幌の仲間たちと呑み、砂川でO社長と。
美唄では悪友どもと騒ぎ、滝川で毛蟹と牡蠣と銘酒。ようやく
辿り着いた美瑛の実家では母上さまが腰痛で動けなかった。

2368「図書館」


2368「ラベンダー


それでも季節のラベンダーを愛でながら生まれ故郷の空気を
思いっきり吸い込んで図書館の帰りには自ら酒の肴を買って
土産で頂いた新十津川の金滴を毎日嗜んでいた。

その後も和寒で仏壇に手を合わせた後はジンギスカンを肴に
故人を偲んでまたも浴びるように酒を呑んだ。札幌に戻って
からも毎晩のように呑んだ。結局この1ヶ月間は酒を交わす
相手が変わるだけでほぼ毎日酒をかっくらっていたわけだ。

2368「銘酒


皆様、有り難うございました。心から感謝の念ですばい

こんなオイラのために貴重なお時間と大枚を使わせてしまって。
酒に始まり酒で終わったような旅だったけど幸せやったなぁ。
考えてみればこの数年間の帰国は全部同じパターンじゃんね。

仮にエジプトのようなイスラム圏の国で酒の入手が困難だと
したらはたして1ヶ月はもたないだろうな。原発問題や年金
問題で揺れている政治は別として改めて日本は良い国だよな。

酒が呑めてタバコが吸えてガムも噛める国。ある意味自由すぎる
国だが発展途上国から見たらやはり日本は黄金の国ジパングだ。
でも、その黄金の国も徐々にメッキが剥がれ落ちて下地の銅板が
見えているほど政治も教育も福祉もみ〜んなダメダメな時代だ。

情けねぇなぁ。誰かがどげんかせんとますます国が衰退するぞ

いつかこの国がまともになったら戻ってこようと思いつつもすでに
日本を離れて19年目。このまま本拠地をタイに置いたまま本帰国
を欲しないほど魅力のない国にならんで欲しいと懇願する。

あ、CAさん。レッドワイン下さい

夕方成田を飛び立ったANAは間もなくして水平飛行になった。
機上の人になってもやはり酒類を嗜むのが唯一の楽しみなのだ。
って、単なるアルコール依存症やろ。

バイバイ日本国

97

『成田空港で両替すると1万円が3.367B。タイ国だと4008Bである。
641B(1,600円)も違えばタイマッサージが2時間×2回も受けられます』
2368「4008円


asia_jiyujin at 06:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)