March 2013

March 31, 2013

第2468回「なんでぇこの暑さは」

2468 31℃

【2013年3月31日午前1時31分31℃】



あ“づぅ〜なんでぇ、こんなに暑いんじゃい

多忙で更新出来なかったブログを遡って想い出しながら
ようやく書き終わった頃タイはすでに暑季に入っていた。
部屋の温度計が31℃を指している。熱帯夜に当然小型
の扇風機だけでは耐えられずにエアコンをつける。

2468バンコク40℃


げっ39.℃かよ

先日26日の朝のTVの天気予報を観て我が目を疑った。
3月後半に40度を超えることは滅多にない。例年なら13日の
ソンクランを過ぎたあたりから一気に最高気温になるのだが。

今年の暑季も異常気象なのかね

タイの新聞には、タイ発電公社によると28日午後2時半の
電力需要が26,430メガワットを記録し、これまでで最高
だった2012年4月26日の26,121メガワットを上回り、
過去最大となった。と記載されていた。

かぁ〜どうりで朝から暑いはずだよなぁ

ってことは、このままいけばソンクランには相当の暑さになる。
これから2ヶ月間は一気に電気代が上がるな、と嘆いていたら
今月分の家賃の請求書が来た。電気と水道代を見たら格段に安い。

理由は簡単。それだけ普段から部屋にいる時間が少なかったこと
を物語っている。電気代と対照的だったのがランドリー代である。
そりゃ、毎日のように外出していれば当然洗濯物は増えるわな。

実は、日本と同様にタイの電気代が値上げになった。それに伴い
昨年暮から「このままでは続けられない」とランドリー代も値上げ。
値上げになってないのは水道代だけで月に100B(300円)程度。

電気代も水道代もランドリー代も増やさずに過ごす方法を考えた。

その1 昼間はエアコンのある喫茶店で陽が落ちるまで読書する。
その2 五つ星ホテルに潜り込んで宿泊者のふりしてプールで泳ぐ。
その3 涼しいデパートでひたすらウィンドウショッピング。
その4 いっそのこと日本に帰国して比較的温かい町を巡る。

どれもこれも『下手な考え休むに・・・』ま、おそらくは
大人しく部屋でDVD観てんのが一番の良策だと思うわけで。

さ〜て雨季までどうやってこの暑さを乗り切ろうかしら



asia_jiyujin at 04:02|PermalinkComments(0) 気ままな呑んだくれ日記 | 藤岡わこう

March 30, 2013

第2467回「繁忙ミッション終焉」

2467プールサイドななめ


【2月14〜16日】バンコク

タイに来てから3ラウンド目になるゴルフでとうとう
70歳を超えた最高齢者のNさんが脱落。さらに翌日に
エアコンが原因で下痢気味になったTさんが脱落。

さすがのやん衆たちも風邪には勝てぬ。2人だけじゃ
つまらんだろうと、4ラウンド目にオイラも入って回るも
OUT55・IN50の105と又しても100切れず。

2467ゴルフカート


あぁ〜マジ情けねぇ

そしてタイ滞在最終日、とうとうガタイのでかい豪快ショットの
Oさんまでもが体調不良で脱落。細身で華奢なKさん1人だけは
元気いっぱいで1人でもラウンドしたいとやる気満々。

う〜んしゃ〜ないっすね。オレが一緒に回りましょ

本来であればゴルフ場の予約と送迎がオイラの役目。
自ら一緒にラウンドすればかなりの体力が消耗する。ましてや
この1ヶ月間は殆どまともに休んでいないだけに不安やのう。

こりゃ気力で乗り切るしかないっしょ

で、土曜日ともあって当然ゴルフ場は平日以上に混んでいた。
スターターから他のプレイヤー2名と一緒に回れと言われる。

あらまぁ〜、今時珍しいファッションのオッサンやなぁ

ま、タイではよくあることだからオイラ自体は全然平気だった
けど、オーストラリアからの旅行者と名乗る2人はやたらと
ハデで見栄っ張りの悪態をつくデコボココンビの日本人だった。

「なんだよ ここのキャディはよ、全然英語が通じねぇな」
ま、ここはタイですから(なに期待してんだこのオッサン)
「オレは何度もタイに来てんだ」
あぁ、そうなんですか(だったら多くを望むなよ)
「ま、宜しくたのむわ」

素晴らしく自分本位で我が儘なオッサンやなぁ。かつてバブル全盛
時代にこんなオッサンがいっぱいいたよなぁ、と昔を懐かしむ。

2467最終日ユニコ


「あぁ〜あ、こんな人たちと18Rも回るんですか」とKさん
が嘆くので「まぁ、会うのは最初(ティーグランド)と最後
(グリーン)だけですからね
」と宥めた。人生は最悪の状況こそ
気持ちを切り替えて楽しむのがオレ流の生き方だったりする。

「おぅ、ところであんたタイ語喋れんのか」
えぇ、まぁ(さっきから喋ってんだろ)
「ならよ、このキャディに通訳してくれよ」
いいですよ。・・・え、何このオッサンのスイング

驚いたのはノッポの未だ観たこともないヘンテコなスイングだ。
上下に伸び縮みしながら顔が打った瞬間に変顔になる前代未聞
のあり得ないようなゴルフにオレもキャディも笑いを堪えた。

「よくもあんなスイングで球に当たるもんだな」
誰からもアドバイス受けずにやってきたんだろね
「ダメだ。見てたら笑っちゃうよ」

打つ度にやたらと大きな声で弁解するノッポ。それに引き替え
無口で冷静なイケメン。まるで漫才コンビのような2人だけど、
最初こそ苦手な人等だと思いながらも途中から可愛く見えてきた。

「あぁ〜、まただよ。やっぱり借りたクラブはダメだな」
えっ・・・(それ以前の問題とちゃう)

冷静にかつ客観的に見ても基礎からやり直すべきでしょ。
出来れば人生もね。いろいろと文句を言いながらも最後は
丁重に頭を下げて帰った。で、結果はOUT53・IN48の101。

あぁ〜、あと2打・・・

2467キャディ


アマチュアゴルファーにとって100を切るのと切らないとでは
精神的にかなり違うもんだ。90前後で回っていた時代が緊張感も
あって一番ワクワクした。もう、そんな時代は永遠にやってこんな。
と言うよりさすがにこのポンコツ筋肉での連チャンは辛すぎますわ。

2467ビル群


さて、あっと言う間に1週間の日程が終わり今夜の便で立たれる前
の最後の晩餐。エアコンで体調を崩されて下痢気味の2人は
相変わらず食欲不振状態が続いている。

今夜はMKに行きましょ。最後に特製の雑炊作りますから
「俺はいいわ。みんなで行ってきて」
「フジさん、俺も遠慮するわ」

結局、元気なKさんとご高齢のNさんと3人でMKにいった。
例によってオレが食べたのは自ら作った出汁タップリの雑炊のみ。

「じゃあ、いろいろと世話になったなフジさん」
「北海道に帰ってきたら、また島まで遊びに来たらいっしょ」
「いやぁ、参ったべな。最後まで下痢治んなぐでよぉ」
有り難うございました。気をつけて帰られてくださいませ

食後に皆様を無事に見送ってから家路につき、
ふとシャワーに入る前に体重を計ってみた。

5


げっマジかよ・・・54.5圓辰董ΑΑΔ△蠅┐鵑笋

晩飯を食べた後なのに、今世紀(21世紀)になってから最低
の体重に驚く。筋肉も体重も激減してまるで爺の身体やないけ。
こらぁ洒落にならんわ。筋肉増強を宣言する前に先ずは太らな。

こうして約1ヶ月間、ポンコツの身体に油を差しながらも、
何とかぶっ倒れずに怒濤のミッションの終わりを迎えた。
ホント、よく持ったもんだよなと自分ながら感心するわい。

よし、取りあえず和食を食うぞ

さながらボロボロの肉体を復活させるべく週の初めに1週間分
の独自の献立表を作成。で、この1ヶ月間にいろんな方々から
頂いたお土産を賞味期限順に並べながら栄養バランスを考える。

ジャガイモに長芋に、さんまの缶詰にさばの味噌煮、イワシの
水煮に赤貝味付にホワイトアスパラ缶。ウニに昆布に、さらに
血液サッラサラになるらっきょにたまりニンニク。(ホントか?)
ジンギスカンに北海道ラーメンにマルちゃんの正麺なる新商品。

くぅ〜旨そう。何から食ったろかいのぉ

そしてなんと言っても北海道が誇る『ゆめぴりか』の白米。
すでに賞味期限切れの物もあったけど、そんなの関係ねぇ。

5


あれから1ヶ月が経ち、現在の体重は56.5圓泙婆瓩辰拭

2467プールサイドで読書

『待機中はいつもプールサイドで読書し・・・もとい、寝ていた』

すでに日本に帰国された皆様方、北は日本最北端の利尻島から
南は九州福岡までの10組31名様。今年も映画のような面白い
ドラマを体験することが出来ました。はたして来年はどんな
キャスティングでどんな波瀾万丈な展開があるんでしょうかね。

待ってますからねぇ〜本当に有り難うございました


asia_jiyujin at 21:11|PermalinkComments(2) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

March 28, 2013

第2466回「戦場にかける橋」

2466女の子大


【2月13日】カンチャナブリ県

さすがにゴルフの連チャンは身体も持たないからと、今日はバンコク
から車で3時間のカンチャナブリ県にあるクウェー川に架かる鉄橋の
観光に出かけた。オレが生誕した1年前に公開された英米合作映画
戦場にかける橋』の舞台にもなったいわゆる実際の戦争跡地だ。

1957年に公開されたのだが、オイラのすっかり退化した海馬の
中には中学校の夏休みに映画狂の友達に無理矢理誘われて旭川の
映画館に観に行った記憶がある。おそらくはリバイバル公演だった
のかもしれないけど、終始ジャングルの中を彷徨いながら最後に
鉄橋を爆破するという何とも退屈な映画だなと幼心に思った。

それがさぁ・・・

2466戦場に掛ける橋


何の因果か大人になってから、ガキの頃に観たあの映画の舞台の
ロケ地に実際自分が立っていること自体が不思議でたまらない。

1943年第二次世界大戦の真っ只中であるタイとビルマの国境付近に
ある捕虜収容所を舞台に、日本軍の捕虜となったイギリス軍兵士らと
彼らを強制的に泰緬鉄道建設に動員しようとする日本人大佐との対立
と交流を通じ極限状態における人間の尊厳と名誉、戦争の惨さを表現
した戦争映画
               (インターネットHP参照)

その映画にもなったクウェー川鉄橋は公開後半世紀経過した現在では
すっかりタイの有名な観光名所となり、近くには今年で100周年を迎える
タイ国日本人会が作ったミュージアムがある。

枕木2本に1人が死んでいる』とされる泰緬鉄道。何度か来ている
オイラは当時の悲惨な写真を見ながら、例え戦争とはいえ当時の日本帝国
陸軍は何とも惨たらしい事を強要したんだと戦争時代の狂気に身震いした。

因みに日韓合同サッカーワールドカップ開催前年の2001年にソウルに
行った時も現地の大学生等と一緒に行った博物館でも同じ心境になった。
偽りの歴史を教える国はやがて滅びる』入口にあった日本の教科書問題。

何とも複雑な心境だよなぁ・・・

学生時代にアジアの戦争の歴史を正しく学べなかった日本の教育を恨んだ
と共に自分を恥じた。実は韓国のこともタイのこともてんで分かっていな
かったからだ。もっとも正しく教えられても劣等生には自信なかったけどね。

2466車内1


で、北のやん衆4人組も当然娯楽の少ない昔にこの映画を観ている。
で、実際この泰緬鉄道に乗ってみたいとおっしゃる。以前にも関西
から来た某親分衆たちも同じリクエストをされて手配した事がある。

2466鉄橋よこ


2466鉄橋たて


テーマパークのアトラクション感覚で乗るのはいいけど、エアコン
もなく扇風機が回っているだけの単なるつまんないローカル電車。
外国人100B。タイ人無料。時間にして小一時間の旅だが見所は最初
の鉄橋と最終地に近い秘境くらいで後は延々と田畑風景が続くだけ。

2466駅員


熱風が車内を流れる。警察官のような制服の車掌たちが切符の
チェックに来た以外はバケツに氷を入れたビールやコーラの売子、
ガイヤーンやカオニャオの売り子が通り過ぎるだけだった。

ふぅ〜暑っ

2466女の子1


2466女の子たて


暑い風をかき回すだけの扇風機の下でひたすら耐えていたら
窓際に可愛い女の子を発見。あまりにも純粋な瞳に惹かれて
何枚か撮っていると母親らしきタイ人にお礼を言われた。途中
の駅で降りたときに見えなくなるまで親子で手を振ってくれた。

ガッタン ゴットン ガッタン・・・

80年前に無念にも死んでいったイギリス軍兵士の事などまったく
感じる事もなく、いまやすっかり観光名所とされてしまった鉄橋
には、あのガキの頃に観た映画の悲惨さは微塵も感じられなかった。

2466長い列車1


2466長い列車2がけ


因みに舞台となった鉄橋が架かる川の旧来の名称はメークロン川
だったが、映画によってクワイ川が著名となったためにクウェー
ヤイ川と改名された。第30回アカデミー賞作品賞受賞作品。

2466長い列車3


オレが高校3年の夏に47歳で他界した父上様の最後の台詞は
戦争で死んだと思えば長生きしたよ」。自ら志願した零戦の戦闘機
要員だった父は鹿児島の知覧駐屯地で終戦を迎えたらしい。もし命令
が数日早かったらオレはこの世に生を受けていない。そして母上様に
残した名言が「お前のおかげで愉しい人生だったよ」そっと目を閉じた。

47歳の夏に胃癌で他界した父。何の因果か奇しくもオイラも
47歳で胃癌宣告を受けた。来月の15日で術後丸7年になる。
生存率5年と言われながら未だ再発することもなく生きている。
生きていることに感謝しながら今日も人生の先輩方の誘人役。

2466最終駅


さ、皆様ここで降りますよぉ


asia_jiyujin at 21:51|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

March 27, 2013

第2465回「宣言・筋肉を鍛える」

2465ティーショット

【2月11・12日】バンコク

ナイスショットじゃあ、水だけはタップリ飲んでね

相変わらず身体に合わせた豪快なティショット。50歳台から
70歳過ぎの元気な4人衆。皆様のショットをティグランドで
見送っってからクラブハウスに戻ってしばし仮眠することにした。

2465さぁ打つぞ


北海道から来られる客人はほ〜んとゴルフ好きの人が多いよね。
1日に2ラウンドする強者のゴルフ狂もザラ。確かに雪が降る
北海道は関東や西日本と違って11月から4月まではゴルフ場
がクローズする。やれる時にめいっぱいやりたい気持ちも分かる。

ましてや利尻島にはゴルフ場がないから毎回ゴルフバッグを
担いで船に乗って稚内まで行ってやるらしい。オイラも北海道
にいた時はピーク時代で年40〜50回。タイに来てからも雨季
を外して50回は普通だったもんな。おかげで顔黒になった。

若い時は野球やバレーボールやバドミントンにモーグルスキーと
ヒマさえあれば身体を動かすのが好きだった。タイに来てからも
バレーボールとゴルフだけは続けていたけど7年前に胃を切って
からはさすがに体力も低下してあまり身体を動かさなくなった。

先日、何を思ったのかふと腕立て伏せをしてみたら、な〜んと
5回でギブアップ。「ウソだろ」と焦りながらもう一度
挑戦してみても5回が限度。腹筋にいたっては2回も続かない。

なんじゃこりゃあこれじゃあ完全に爺じゃねぇかよ

さすがに焦る。自分の筋力がこれほどまで弱体化しているとは。
そう言えば先日APTが停電でエレベーターが使えず8階まで
階段で上がったけど何度も休みながらようやく辿り着いたもんな。

アカンこんなこっちゃ近い将来寝たきり爺になっちまう

2465アユタヤティーグランド


やん衆軍団2日目にオイラも一緒にラウンドさせてもらった。
場所はアユタヤ。実は今年になってから初ラウンド。昨年の
初ラウンドは2月15日だったから今年も同じような時期だ。
で、結果はOUT57・IN49の106。又しても100切れず。

あ“〜あ相変わらず飛ばねぇ

2465カート


ピーク時と比べてティショットの飛距離が50ヤード以上も落ちている。
アイアンなんか2クラブ分も落ちた。てっきり飛ばないのは痩せたのが
原因だと思っていたけど完全に筋力も腰の切れも衰えていたのだ。

こりゃあ本腰入れて筋肉を強化せにゃイカンわな


asia_jiyujin at 04:16|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

March 26, 2013

第2464回「豪快な北のやん衆」

2464ホテルから見えるシェラトン


【2月10日】バンコク

さ〜て、行くか

肉体は痩せこけてすでにボロボロ状態なのだが、ホンの数時間
だけでも心を無にしてニュートラル(瞑想)状態にしただけでも
人間が持つ自然治癒力は高まるものである。今日もギヤをトップ
に入れて非現実的な愉楽の世界に誘って差し上げましょう。

ほぉ〜、ほ、ほ、ほ、ほ・・・ってオレは喪黒福造か

2464プールサイド


先日の親方衆が宿泊されたホテルの目と鼻の先にあるソフィテル。
9Fにあるプールサイドからはそのシャラトングランデが見渡せる。
つい数ヶ月前にOPENしたばかりの豪華な五つ星ホテルのロビー
は相変わらず冷蔵庫並みの強烈なエアコンで冷え切っっていた。

どうも、お疲れ様。いらっしゃいませ
「おぉ、藤岡さん。な〜したよ。なまら痩せたんでないんかい」
「したっけ今回もいっぺぇ世話になっからさ、よろしく頼むわ」
「ほれ、うっめぇ利尻昆布やウニとか持って来てっからさ」

2464土産利尻島2


毎年この時期になると訪タイされる日本最北端離島の利尻島から
来られる4人衆。(実際の最北端は礼文島だけどね)ホテルの
経営者から漁師や建築関係者など様々な職種のお仲間たち。

昨年は世界遺産のアンコールワット遺跡観光でカンボジアを
旅行されたのでタイに来るのは2年ぶりになる。しかも時化や
悪天候で飛行機が飛ばないと最悪タイに来られなくなるので
3日前から札幌に滞在して千歳空港からの直行便でやって来た。

「札幌に3日もいたらよ、ススキノでなまら金使っちまったさ」
「日本は何処行っても高っけぇからしゃ〜ないべさ」
「したっけ、○▲×だべや」

懐かしい北海道弁だけど、時たま浜の訛りがキツくて
何言ってるかさっぱり判別不能のときがある。ま、何は
ともあれ相変わらず豪快で元気な北国のヤン衆軍団だ。

「腹減ったな、今晩は何食わしてくれんのよ」
いつものお気に入りのフルコースを予約してありますよ

さて、タイ初日の晩餐は御存知ホックシャークのフカヒレ&
アワビ雑炊のコース。ここは誰を案内しても満足してもらえる。
フルコースを食べられんオレは銀ダラのあんかけをオーダー。

「タイに来たら食べるけどよ、やっぱうめぇな」
「んだな、ビールもなまらうまいしよ」

訪タイされる方々の初日のディナーは特段に気を遣う。
大概の客人は本場のタイ料理を期待するのだが、かつて
エスニック料理好きの客人が激辛タイ料理を食べ過ぎて
入院して以来、初日のタイ料理は日程表から外した。

どれだけ辛い料理が好きな人でも長時間の飛行機の移動で
胃も弱っている。さらに極寒の日本から急に亜熱帯気候の
南国に来たらその気温差だけでも環境の変化で体調は弱る。

グループで来られて1人が体調を崩されると他の仲間の
モチベーションが一気に下がり楽しさも激減する。毎朝
元気だからこそ異国のゴルフも観光も楽しめられるからね。

客人の体調管理はオレの役目でもあり、病気や怪我には特に
気を遣う。だから初日のタイ料理は絶対に薦めない。食べる
なら最終日。だって食後は飛行機に乗って帰るだけだからね。

「あぁ〜、うまかった。満足満足」

2464くすのき


食後は、言わずと知れたバンコクの妙艶な夜の帳に誘う。
ゴルフマッサージディナーそして最後は日本人クラブ。
これから6日間、このパターンが毎晩続くのである。
はたして豪快なヤン衆軍団の方々に耐えらんのかしら。

その前に自分の身体の方がよっぽど心配だけどさ・・・


asia_jiyujin at 11:37|PermalinkComments(0) 藤岡わこう 

March 25, 2013

第2463回「横浜からの珍客様」

2463フォアランポーン駅



【2月6〜9日】バンコク

プールサイドのジャグジーに身を沈めながら限られた束の間の
休息を満喫していたのだが、間もなく次なるミッションが始まる。

実は2週間前に横浜のGさんから突然連絡が舞い込んできて、
中華街の案内と晩餐を頼まれた。実はGさんとは3年前に
札幌と函館の友人らと一緒にタイ北部を旅したことがある。
国境の町で酒を酌み交わし2年前には新宿でも飲んだ。

げっ、マジ・・・やっと休めると思ったのに

今年はやたらと次から次とタイに来る客が多い年だよなぁ。
ちょうど2月6日から3日間ポッカリ空いていたのだが
まるで仏陀さまがオイラのスケジュール表を管理してん
じゃねぇのと思えるほどピッタリ空日が埋まっていく。

あ〜ぁ、また病気になんなきゃいいけど・・・心配

あたかも6年前に胃癌になったときと同じくらいの超多忙さ。
正直、オイラの身体はいつぶっ倒れるのか自分でも判らない。
調子の良い日もあれば朝起きた瞬間から最悪な体調の時もある。
さらに飯を食った後は必ず低血糖になってダンピングが始まる。

う〜アカン動けん

炭水化物を食べるとアミノ酸を酵素に分解する時に大量の
インスリン・・・詳しくはよう判らんけど、いずれにしても
大量の炭水化物摂取はダンピング症候群の原因になっちまう。

そうなれば半時間から1時間は動けない。だからと言って
客人たちに回復するまで待ってもらうわけにはいかず、
どうしてもアテンド中の食事は小食になってしまうのだ。

だから1つのミッションが終焉したら体重は激減するし
体調を戻すには最低2,3日の安息日が必要。今年は
1月19日から1日も休むことなく多忙に追われていた。

これじゃあ太りようがねぇ、死んじまうぞぉ

ま、そんなことはさておき、訪タイされたからには義理を
欠くわけにいかんのが日本人としての人情ってぇもんだろ。

東京は西新宿に自社ビルを持つ某大手ゼネコン会社を
退職されたGさんは当時虐めた・・・もとい、つき合いのあった
下請け業者3人を伴ってタイ旅行に来た。日中は毎日
ゴルフに繰り出し、夕方からがオイラの出番となる。

おっかしいなぁいないじゃん

約束の18時にホテルに行ったのに30分経っても40分
待っても一向に姿を現す気配さえない。しびれを切らして
携帯電話に連絡するとはたして御年配の女性が出た。

「主人は今タイに旅行に出かけておりますのよ・・・」
あ、そうですか。失礼しました

まったく.・・・、携帯電話を日本に置いてきてやんの。
結局1時間待っても来なかったので自宅に戻ってきた。
着いて1分後にGさんから電話が掛かってきた来た。

「悪い悪い。渋滞に巻き込まれちゃってさ」

訊けば市内観光ツアーに行ったらガイドに無理矢理頼まれて
土産物店に連れて行かれたそうだ。おかげで予定より遅くなって
渋滞に巻き込まれたので、急ぐならBTSに乗った方がいいと
ガイドに言われて先ほどホテルに戻ってきたとのたまいやんの。

だったらガイドから携帯借りて連絡くれりゃあよかったのに
「あ、そうか。悪い悪い。で、今晩はさ、本場のタイ料理をさ・・・」

結局、御大たちが本格的なタイ料理が食べたいとのたまうので
トンローの『トンクルアン』へ誘う。すでにエアコンの部屋も外の
オープンデッキも現地の日本人駐在員やタイ人客で満席状態。

しばらく待って下さいと言われたが、何とか馴染みの授業員に
無理を言ったら仕方なくパーキング横の更に奥の席に案内された。

「なんだよ。こんな場所しか空いてないのかよ」
そりゃあ、この時間は予約しなきゃ入れないですから

ちょっとイラっとしたオレは意地悪して激辛のトムヤムクンに定番
のプーパットポンカリーにカオパットプー。さらに辛ヤムウンセン
と空心菜炒をオーダーしてやった。食えるもんなら食ってみそ。

「おぉ〜辛い、やっぱり本場の味は美味いなぁ」
「これが現地のタイ料理ですねぇ。美味いですわ」
「この辛さ、ビールが一層美味く感じるな」
げっ辛いの全然平気なのかよ。オレは和食が食いてぇ

2463露店1


2463露店2


翌日はゴルフから戻って来たGさん等を伴って午後からバンコクの
チャイナタウンを探索。どう考えてみてもあのお洒落な横浜の中華街
と比較されても雲泥の差がある。路上には誰も買いそうもない古びた
靴や何の価値もなさそうなゴミのような商品が陳列されて・・・。

バンコク中央駅フォアランポーン駅が数年後には閉鎖してバンスーに
移動するという記事が新聞に出ていたけど、最近は地下鉄延長工事で
駅周辺を超えるとやたらと渋滞している。普段から慢性的な渋滞道路
なのにバンコクで一番古い中国人街が徐々に変わって行く。

2463露店3おんな


2463チャイナタウン明るい



ところで突然のミッションが舞い込みながらもいつものレギュラーの
取材は時間の合間を縫って短時間で終わらせて再び夜の接遇に奔走。

2463くすのき


2463胡蝶蘭


一見健康そうで便利に役立つ存在に見えるオイラですが、時には
扱説明書をよ〜く読んで労るように大事に使用しませんと途中で
バッテリーが切れて動かなく恐れが御座います。1日使用可能率66%まで。

ふぅ〜そろそろ体力の限界が近づいてきたかも・・・


asia_jiyujin at 04:05|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

March 24, 2013

第2462回「頑固な親方衆の笑」

2462プールからホテル


【2月6日】バンコク

じゃあ、気をつけてお帰り下さいませ
「藤岡さん、いろいろとお世話になったな」
また、機会が御座いましたらいつでも歓迎です

まだ陽も明け切らぬ薄暗い朝の5時。ホテルのワゴン車に
乗り込んだ親方衆をエントランスにて笑顔で見送った。

うぅ〜、眠い

部屋に戻り一眠り。実はZさんがまたしても粋な計らいで
本来午後12時にチェックアウトすべきところをわざわざ
レートチェックで夕方の18時まで延長してくれていた。

昼過ぎに起きたオイラは2日目とまったく同じように
持参した映画のDVDを観てから地中海SPAに行って
身体を癒し、再びホテルに戻ってプールサイドで読書。
身体が暑さで火照ってきたらプールの木陰でプカプカ浮遊。

2462ジャグジー


2462プールサイドおんな


いいねぇ〜ほんと心が癒されますわ

怪我も病気もなく無事ミッションが終焉した安堵感と
誰にも束縛されることのない自由と開放感が有り難い。
実はこの限られた束の間の休息を思い切り満喫しようと
思いきや、この後18時から次なる客人が待っているのだ。

あぁ、安息の日はいつ訪れるのやら・・・

2462ホテルから見た景色


帰国されたZ氏から早々にメールが届いた。

藤岡様 この度は何から何まで、大変お世話になりました。
昨夕無事に気温2度の成田空港に到着する事が出来ました。
愉しくも、あっという間の4泊5日でした。バンコクを離れる朝、
空港の搭乗口で歓談していると「昨夜の景色は凄かったな!」 と
話し合っているのを耳にして、半日遅れのリアクションに思わず
ニヤリでした。 私達高齢者団体が無事に楽しい旅がおくれる様に、
常に藤岡さんがぐるっと包み込んでいてくれて、本当に有り難う
ございました。次回はいつもの本当のプライベート旅行で
藤岡さんと二人でまったりと呑んで過ごしたいです。


な〜んだ、親方たちシッカリ感動してくれてたんやないの

喜怒哀楽をあまり顔に出さなかったけど、人生の諸先輩方に喜んで
頂けて嬉しい限り。それから1ヶ月後に再びメールが届いた。


藤岡様 頑固職人ツアーでは何から何まで大変お世話になりました。
殺人的なスケジュールが続いていらっしゃいましたが、そろそろ
一服なさいましたか? その後、体重は如何でしょうか?
(中略)
琥珀のすき焼きとバンコクの夜が恋しくなって来てしまいました。
では、またお逢い出来る日を楽しみにしております。


7


オイラの体重を気にして下さっていたZさん。実は皆様が帰国
された朝に体重を量ったら、なんと54.7圓泙之禪困靴討い拭
ここまで体重が落ちるとさすがに体調が不安定になってきた。

ふと気がつくと股関節部分や足先に小さく黒ずんだ斑点が気に
なった。栄養失調かはたまた血が通わず鬱血してんのかしら。
おいおい、変な病気になってないやろな・・・取りあえず米食おう。

2462炊き込みご飯の素


よし炊込ご飯いっぱい食って太らんとな


asia_jiyujin at 05:51|PermalinkComments(0) 藤岡わこう 

March 23, 2013

第2461回「ビッグなサプライズ」

2461ロングボート1


【2月5日】バンコク

タイ旅行最終日。当初のリクエストはCMや映画で有名に
なった近郊県の水上マーケットのダムヌンサドゥアク。
だが、片道2時間はご老体には少々辛い道のりかと。

何よりも昼には殆どの店が閉店してしまう特殊な観光地。
何度も行っているオイラとしては、いっそのことバンコクの
チャオプラヤ川の支流で実際に水上生活している下町を巡る
方がリアリティがあっていいんでねぇのと提案。

「そっちの方が面白そうですね」

人工的に造られた観光地よりは昔から水と共に息づく暮らしは
まさにタイの長い歴史を垣間見られる場所かもしれませぬ。
早速チャオプラヤ川沿いの某所でロングボートをチャーター。

「おぉ、早ぇなぁ」
「わっ、水しぶきが飛んできたぞ」
「あぁ〜、風が爽やかで気持ちええわい」

2年前の11月にチャオプラヤ川沿いの民家の殆どが冠水した。
当然バンコク三大寺院の暁の寺院も涅槃僧もエメラルド寺院も
王宮も全てが冠水。支流を回るとその時の傷跡が未だに残る。

2461水上生活者


壁に洪水の跡が残ってるでしょ
「へぇ〜、殆ど1階部分は川の中だったのか」

当時は1階部分が冠水して2階に避難したり屋根裏で凌いだ。
水も食料も滞り大変な状況が何日も続いていた。そんな劣悪な
状況を乗り越えて我々お気軽観光客にも笑顔を振る舞ってくれる。

2461ロングボート2


「微笑みの仏教国の国民は苦境に強ぇ・・・」

さて、下町を垣間見た後はいつもの定番のホックシャークで
フカヒレ&アワビ雑炊のランチ。本来ならディナーにすべき
お店なのだが、今宵の晩餐はタイの宮廷料理を用意している。

2461フカヒレ


「ほぉ〜、これがフカヒレか。べらぼうにうめぇな」
「美味い。こりゃあ〜、たまげた」

若い世代と違ってあまりリアクションの少ない御年配の親方衆も
食事の時だけはほんの少し笑みが溢れる。さすがにここのフカヒレ
姿煮スープとアワビ雑炊を食べて顔をしかめた人は1人もいない。

うまかもんは自然と人を微笑ませるパワーがあるとよ

午後からはデパートやスーパーを回って日本へのお土産を購入。
で、夕方からは今年で3回目になるアジアティークへ赴く。

2461アジアティーク観覧車


ま〜た、来ちゃいました・・・

19世紀のチャオプラヤ川沿いの貿易港を再生させたナイトバザール。
当時の建築物を現代に活かしたデザインは、規模は少々見劣りする
けどまさに港町横浜のお洒落なレンガ倉庫街に似ているかもしれない。

2461宮廷料理みんな


2461宮廷料理


さて、今夜の最後のディナーはタイの伝統舞踊を観ながら宮廷料理
のフルコース。タイならではの激辛料理こそない昔ながらの珍しい
料理だが、オイラは十数年前に何度か食したことはありますが・・・。

2461タイ舞踊と記念撮影


食後はラーマキエンの舞踏を踊ったシータ妃とハヌマーンと記念撮影。
それが終わるとすぐに場所を移動してタイ名物の改造人間
(レディボーイ)によるカリプソ・エンターティメントショーを堪能。

2461カリプソショー


オイラは例によって外のベンチで転た寝をしながら待機。
1時間後に外に出てきた親方たちは、はたして愉しかったのか
それとも詰まらなかったのか限りなくリアクションが薄かった。

あらら、気難しい職人さんにはタイのオカマは強烈すぎたかしら

本来ならこれでホテルに戻る予定だったのだが、突然オイラは
冥土の土産(ご免なさい)とリアクションの薄い親方衆に旅の
最後の最後にみんなが驚くビックサプライズを思いついた。

「うぁ〜、綺麗」
「おぉ、すっげぇな」

ステートタワービル64階にある屋根のない天空のスカイバーから
観るバンコクの摩天楼の夜景は、誰しもが映画の主人公の気分を
味わえて、そのワンシーンを切り取った光景に老いた心も震える。

オイラはこの光景を何百回も体験しているけど何度観ても飽きない。
みんなでソファーに横たわりワインやビールで乾杯。階下に見える
チャオプラヤ川を眺めながら日中ボートで巡ったコースを説明する。

2461ステートタワー


考えてみれば3日間ともこの川で船に乗ったんですよね
「そうか、そう言われてみればそうですね」

初日のシャングリラホテルの豪華ディナークルーズ。2日目の
アユタヤ観光クルーズツアー。3日目の下町の支流を巡る船旅。
他にも観るところはいっぱいあったけど今回は初心者コースだね。

それにしてもみんな元気っすよねぇ
「そうですね。体調を崩した人もいなかったですしね」

おそらく昭和一桁台生まれの親方もいるだろうし、高度成長の
日本や激動の日本も生き抜いてきた歴史の生き証人だ。その深く
刻まれた額のシワや黒ずんで熟練した指先に男のロマンを感じる。

でもねぇ、仕事柄なんすかねぇ・・・

特殊な職種の親方連中は最後までリアクションが薄かった。

さ、明日は朝早いですからそろそろホテルに戻りましょう


asia_jiyujin at 05:07|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

March 22, 2013

第2460回「癒しと安らぎの一日」

2460窓下BTS


【2月4日】バンコク

う〜、朝か・・・

本日も気持ちの良い朝をホテルで迎えた。ベッドから起きて
遮光カーテンを開けると昨日と同じ光景が窓下に広がる。

2460 2月4日55


げっ55圈ΑΑ

今年に入ってから2圓眤僚鼎減っている。何かの病気かしら。
いや、単にまともに飯食ってないだけだろうな。

さてと・・・熱いシャワーを浴びて朝食でも行くか

さっきまで活動を停止していた細胞の1つ1つが目覚めていく。
サッパリした後は昨日と別の屋外ラウンジで朝食を楽しむことに。
いつもと違う空間は理想ながらも見事なほど非現実的な生活。

「サワディカー。カフェ?ティー?」
カフェローンナクラップ。リョコーサイラックドゥアイナ

人工的に緑化されたプールサイドで実に優雅でのんびりした朝食。
仕事柄、年に数回はこんなエレガンスな朝食に恵まれることもある。

「朝からそんなにマッタリしてていいのか?」

いいんです。実は本来ならオイラが引率しなければならないのだが、
Zさんが日本でアユタヤ観光クルーズツアーを予約したとのたまう。

なんで

当然オプショナルツアーは現地の旅行代理店で予約した方が安いし、
オレが引率すればもっと安く観光できたのだが、彼曰くは「いやぁ、
どうしてもつき合いで1つだけパックツアーを入れたんです」と。

おそらくは超多忙な日々だったオイラを気遣って束の間の休息を
与えてくれたのだろう。「なんて心優しい方なんでしょ」古い職人
の親方っていうのは実に人情派の人間が多いのね。深謝です。

と言うことでZさんの計らいで、今日の夕方まで誰にも束縛される
こともない完全無欠の自由な時間を満喫できることになった。

これもきっと仏陀様から頂いた至福の時間なのね

ゆったり読書をしながら朝食を食べ、部屋に戻って自宅から持って
きた映画のDVDを観賞。午後からは前日客人たちを連れて行った
地中海SPAで究極のオイルマッサージを受ける。

あぁ、気持ちえぇ。極楽じゃあ〜

再びホテルに戻りプールで溺死体の如くプカプカ浮遊。暖かいジャグジー
で身体を癒し飽きたらひたすら読書。それを2時間ほど繰り返した。
兎角日本人ってぇのはタイに来たら朝早くからゴルフに出かけたり、
あれやこれも観たいと欲張って一日中観光に繰り出すのが大半だ。

西欧人のバカンスと違って日本は3泊4日や長くても1週間程度の
休暇だろうから仕方ないとは思うけど、せめて異国に来たならば
1日くらいはこんなのんびりした優雅な時間を過ごして欲しいわな。

2460プールサイド



皆様お疲れ様でした。暑かったでしょう。さ、晩餐に行きますよ

さて、夕方チャオプラヤ川を下ってクルーズで戻って来た親方衆を
伴ってスクンビットソイ33にある『琥珀』で日本食のディナー。
佐賀県から直輸入された黒毛和牛のすき焼きと冷酒に焼酎の晩餐。

2460晩餐会一同


じゃあ、かんぱ〜い
「おぉ、うっめぇな。やっぱり焼酎は口に合うべ」
「この肉うめぇな」

やはり御年配の方々には日本食が口に合うようで、しかも意外と
年輩の元気の元は肉だったりするのね。それに普段から飲み慣れ
ている焼酎やビールは安心出来るんでしょうね。

2460佐賀牛すき焼き


「だからよぉ、おめぇんとこの・・・」
「ありゃあ、良い仕事だったな・・・」
また仕事の話ですか・・・好きやなぁ

何がそんなに話すことがあるのか、飯を食べているときの話題は
終始仕事ばかりである。ここは微笑みの国タイでっせ。もっと他
にも楽しみがありまっせ。気がつけば鍋の底が見えるほどの完食。

2460すき焼き完食


「おぅ、ねぇちゃん。肉追加してくれ」
「こっちは焼酎をもう一杯」

う〜む、オイラのポテンシャルを発揮する場面がねぇ。
そう言えば今日は仕事らしい仕事を殆どしてねぇよな。
ホテルで安息の時を過ごし夜はすき焼きを食べただけ。

ま、たまにはこんな日があってもバチは当たるめぇ


asia_jiyujin at 08:31|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

March 19, 2013

第2459回「職人気質の親方衆」

2459向かい側ホテル


【2月3日】バンコク

うぉ〜、バンコクの摩天楼。なまらえぇ眺めでねぇかい

一瞬起きた時に「ここは何処」と頭上に?マークが浮遊して
いたけどすぐに昨夜のことを想い出した。分厚い遮光カーテン
を開けると窓下にはいつも見慣れた通勤ラッシュの大渋滞の光景。
すれ違うBTSも今や山手線並みの乗車率で車内は満員ラッシュ。

2459窓下BTS


洗面所にある体重計に乗ると56.1圈この1週間は地方にいて
まともに食べていなかっただけに減量は仕方ないわな。

1


ほな、朝食たんまり食うて体重増やしますかいのぉ

階下に降りて優雅に朝食ビュッフェを堪能する。落としたての
コーヒーに熱々のオムレツ。新鮮なサラダも果物も肉や魚も
目移りするほどの種類がコーナーいっぱいに並んでいる。

ほ〜、どれも美味そう

映画みたいなリッチな気分のブレックファーストを終え朝9時に
チャーターしたワゴン車に御年配の親方衆を乗せてバンコク三大
寺院巡りに出かけた。今年に入ってから確か3度目だよな。
渡し船でチャオプラヤを渡り対岸のワット・アルンへ。

2459渡し船


2459ワットアルン合掌


寺内で頭を垂れてワイ(合掌)をしながら僧侶に清水を掛けて頂き
お祓いを受けながら家内安全や仕事柄商売繁盛と無病息災を祈る。
先日の北見のTさんを想い出しご高齢なる皆様に要所要所で飲水。

今日は朝から暑いから水分取って下さいね

2459エメラルド寺院


ワット・アルンのお次はワット・ポー。最後にワット・プラケオと
王宮を巡るも相変わらずの中国人観光客の多さにウンザリする。

なんでぇこの観光バスの異常な数は

王宮周辺がかつて見たこともないほど観光バスで埋め尽くされて
いる。あまりにも大型バスが多すぎてチャーターしたワゴン車が
停車出来ずに延々と王宮広場の反対側までテクテク歩くハメに。
ご高齢者を気遣う前にオイラが暑さでぶっ倒れそうだ。

ふぅ〜やっと大混雑から解放されたわい

昼食はホテル近くのMKでタイ人の誰もが大好きなタイスキ。
ま、いわゆる旬の野菜や魚介肉類を入れたごった煮鍋である。
鍋奉行になり最後にたっぷり魚介類から出た出汁で雑炊を作る。
オレはこの雑炊食べたさに最初の具材には殆ど手をつけない。

「あらぁ〜、いい出汁が出て美味しいわねぇ」
「お、うまい、うまい」
でしょう。けっこうオジヤには自信あるんですよ

さてさて、食後は本格的な地中海SPAでタイ古式マッサージ。
数人のご年配者は「わしゃ疲れたわい」とホテルへ戻って休養。

参加者の殆どがオイラより年上の60〜70歳台の職人気質の
親方ばかり。仕事柄なのか笑顔は少なく常に気難しい顔をして
いらっしゃるのです。ちょっとした怪我をさせては某業界の
大きな損失になりかねないだけに普段の3倍の気を遣いまくる。

2459ディナークルーズ


「藤岡さんも是非ご一緒に・・・」
えっ、オレもいいんですか

今夜のディナーは日本の旅行代理店で事前に予約してある
五つ星のシャングリラホテル出向の豪華ディナークルーズ。
昔はよく客人に同行して上船してたけどここ5,6年はない。

キャンセル分が2名分あるからと言うのでいつものワゴン車の
お抱え運転手も誘ってみる。ディナークルーズなんて生まれて
この方、いやこの先も永遠にないかもしれないでしょうから。

キャンセル分があるから服を着替えてよ
「え、オイラなんかが乗ってもいいのか」
いいよ。オレも一緒だから。人生で最初で最後かもね
「へ、へ、へ、へ、へ。嬉しいな」

インドのカースト制度があるわけではないけど、昔からオイラ
のお抱え運転手は絶対に客人と一緒にすることはなかった。
タイでは観光地はガイドと運転手は別の場所で食べる仕来りが
あるようだけど長年のつき合いだけに彼にもご褒美のお裾分け。

2459クルーズ乾杯


「うっわ〜、どれもこれも美味しそうねぇ」
ここで一番美味いのはパンプキンスープですよ
「へぇ〜、そうなの」
これがなんまら旨いのって

久々のディナークルーズ。船内に並ぶ豪華なビュッフェはどれも
これも五つ星ホテルの高級料理だったけど、内容は昔と1つも
変わってない。オイラの一番のお気に入りはパンプキンスープ。

2459クルーズでぃなー


「そんな技法じゃ、これからの・・・」
「そんなこたぁねぇ。あれはな・・・」

さっきから親方衆たちは食べながら仕事の話ばかりしている。
折角異国に来たんだからせめて仕事の事は忘れて楽しんで
欲しいと思いながらも珍しくまったくその場に入れないオレ。

「いやぁ、うめぇうめぇ」

運転手はここぞとばかりに何度も料理をテーブルに運ぶ。
オイラはエアコンですっかり乾いたネタの寿司や刺身を
食べながらパンプキンスープを何杯もお代わりした。

2459クルーズ船頭


あ、あれ昼間観たワット・アルンですよ
「まぁ、綺麗・・・」
「おぉ、素晴らしい景色じゃねぇか」

2459ワットアルン


ライトアップされた暁の寺院が暗闇の中でその偉大な存在感を
照らし出す。その後もエメラルド寺院や王宮が暗闇から浮き上がる。
やがてチャオプラヤ川で一番美しいと言われるラマ8世橋で折り返す。

2459ラマ8世橋


「風が気持ちいいわねぇ」
「夜は気温も下がってちょうどいいな」
「ところでよ、さっきの話に戻るけどよ・・・」

自分たちの仕事に誇りと威厳を持つ特殊な職人の親方衆たち。
普段は滅多に会わない親方たちもこの時ばかりはお互いの垣根
を越えて和気藹々に話す姿が何とも微笑ましくも羨ましい限り。

オレも何かを造る拘りの職人になりたかったなぁ・・・


asia_jiyujin at 19:55|PermalinkComments(0) 藤岡わこう