July 2016

July 25, 2016

第3017回「悪友どもの同窓会」

毎年恒例の悪友会


7月2日】石狩 小雨

う〜いっすみんな元気そうだな
「お〜フジ遅いぞ。もう先に呑んでるぞ」
「とりあえず先に温泉に入ってこいよ」
「風呂上がりの一杯がなまらうっめぇぞぉ」

今年も高校時代の排球部の悪友どもが集まりて
酒宴が始まった。かれこれ40年近く続いている
同窓会だが、今年の幹事役のMが選んだ温泉は
日本海側に面する石狩町にある“番屋の湯”だ。

粋な中庭


「んじゃ、みんな揃ったとこでかんぱ〜い」
「っかぁ〜、冷えてぇ〜うっめぇ〜」
くぅ〜この酒案外イケるじゃん

石狩番屋の湯


生憎今日は朝から小雨が交じる雨模様。札幌の
友人曰くは、週末はいつも雨が降ると嘆いていた。
ま、外に出る訳じゃないけど折角の露天風呂がね。

「フジ、毎年訊いてるけどよ、今何やってんのよ」
う〜む、その質問に応えんのはちと難儀だな

石狩鍋


以前は教授のあだ名だったT君は、今やすっかり
禿げ上がって顎髭が似合い仙人と呼ばれていた。

「あの雑誌の連載って辞めたんじゃなかったけ?」
オレが辞めた後に廃刊になったらしいけどね

オレが胃癌になった年に心筋梗塞で倒れた今年の
幹事役のM君は、未だに嫁に内緒でタバコを吸っている。

「タイっていま軍事政権なんだろ。大丈夫なんか?」
軍政って言ったって北朝鮮とは全然違うからね

昨年まで道庁の参事だったK君は、今や○●部の
次長である。我らの悪友の中で1番の出世頭だ。
で、娘が結婚して孫が出来たので我々の中では
1番最初に爺ちゃんになったヤツでもある。

「フジ、タイ人の嫁連れて帰って来ないんかよ」
なんで?オレはタイ人とは結婚しないよ
「偽装結婚してTに紹介しりゃいいじゃん」
あのね、オレは人身売買業者じゃねぇっちゅうの

我々の中では2番目に結婚したA君は息子と娘の
4人家族。同じ町に住む仙人のT君の独身生活を
按じてか、この際外国人との国際結婚を画策する。

「おまえ、仕事ないのに収入どうしてんのよ?」
そこら辺は物価が安い国だから何とか食えてんのよ

高校時代は1番の悪で停学を二度も食らいながら
オレたち仲間たちの嘆願書で復学できたD君は、
今や大企業の○●部の幹部にまでのし上がっていた。

今年もKは来なかったんか。何かあったんか
「さぁな、嫁の親の介護かな」

部屋に戻りて二次会


高校時代3年間オイラとバンドを組んでいたK君は、
オレが幹事役だった3年前を境に参加していない。
もしかしたら、高2の時に留年したから、自ら
同窓生の資格がないと悩んでんじゃないのかしら。

そんなの関係ねぇぞ。来年は必ず来いよ

悪友会


晩餐は2時間飲み放題の宴会コース。気づけば
とうに時間が過ぎようとしていたので、残った
料理を部屋に持ち込んで二次会がスタートした。

あれDのヤツもう寝ちゃったぜ

すでに1人落ちた


ピッチの早かったD君は、昨年に続いて一番先に落ちた。
結局毎年最後まで呑んでいるのは仙人のT君とM君である。
でも、今年は最後まで席を離れずに呑んでいたのはオレ1人。

「フジ、先に寝るから戸締まり頼むぞ」
へ〜いかしこまりやした

二次会は夜半まで続く


まだこんなに酒が残ってんのにもったいねぇじゃん。
3人部屋を2部屋借りていたので、片方を宴会部屋にして
もう1つの部屋に布団を6組敷いて貰っていたのだが・・・。



「おいフジ、部屋に知らないヤツが寝てんだけどさ」
はてそう言えば・・・

翌朝知らない人が寝ていた


翌朝オレは宴会部屋で1人で寝ていた。前夜一番最後まで
呑んでから布団のある部屋に行ったら、何故か空きがない。
仕方なく宴会部屋に戻って寝たのだが、その時は酔って
いたこともあり、1人多いことに何の疑問も抱かなかった。

「いま寝てるあの人って・・・誰だろ」
Kが生き霊で来てんじゃないの
「まさかよ」
いやいや、あり得るかもよ
「そう言えば白髪頭だったし顔も何となく・・・」

幹事のM君にせっつかれて隣の部屋に行ってみた。
確かに1人多い。他の悪友たちも起き出して
いま寝ているヤツの存在を不思議に思った。

「お早う御座いま〜す。あれ眼鏡眼鏡」
あの〜あなた誰ですか
「あれ?オレ部屋間違って寝たんかな」

結局、隣部屋で我々と似たような同窓会の集まり
だったのだが、数十年ぶりで似た目がみんな同じに
見えたせいで部屋を間違って寝てしまったんだそうな。

「あれが10年前に死んだNさんだったら恐かったよな」
いやいや、Kの生き霊の方が恐いだろ

朝食はみんな揃って


当初は10人くらいで始まった悪友会も、今や転勤や
病死などいろんな理由で6人になってしまった。最後の
2人まで続けると豪語するけど、最後の1人って誰だろ。

オレは最後にはなりたくねぇな・・・

地元の朝市


家族に土産を買うヤツ等


朝風呂を浴びて朝食を綺麗に平らげた我々は
石狩の朝市に立ち寄って家族に土産を買った。
ま、家庭のないオレは今日から札幌入りである。

さぁ〜今夜は1人だぞぉ。どうするべか

asia_jiyujin at 01:00|PermalinkComments(0) 気ままな帰国滞在記 | 藤岡わこう

July 23, 2016

第3016回「故人を偲ぶ墓参り」

先ずはワインで乾杯


7月1日】千歳

南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏・・・

父が胃癌で他界して今年で40年の歳月が流れた。
奇しくもオレも父と同じ47歳の時に胃癌全摘手術
を受けて今年で丸10年が経った。

早いもんだよなぁ。光陰矢のごとしだね

父の墓前に合掌


40年前の医療技術に比べれば、現代医療は格段に
進歩しているけど、オレは発展途上中のタイで手術を
受けたのに未だに生きながらえていることが奇跡だ。

まだこの世でやるべきことがあんのかね

まだまだこの世での修行が足りないっちゅう
ことだと思うので、人様に感謝しながら人生の
修練や鍛錬を続けて役に立つ存在でいなければ。

さて、毎年この時期に帰国する目的の中には、
亡き父の墓参りを始めとする過去にお世話に
なった縁ある故人たちに手を合わせることにある。

さりとて年々手を合わせる故人が増えていることに
心を痛める。まだまだ元気で活躍して欲しい人も
病魔には勝てずに惜しまれながらこの世を去った。

美人薄命で憎まれっ子世にはばかってるオレは生きてる

墓参り巡礼の旅の最初は


ここ数年は、故人を偲ぶ北海道巡礼の旅になってる。
千歳を皮切りに札幌→新十津川→和寒→サロマ。
もちろん滞在中や巡礼旅の途中で旧知の友と呑む
機会が多いだけに酒好きのオイラとしては至福の限り。

「建前はそうだけど結局毎晩呑んでんじゃん」
う〜む言われてみれば確かに・・・

ま、理由はどうであれ行く先々で故人を偲ぶためには、
酒は必須アイテム。だけどブログを見る人には
呑んだくれ爺の帰国旅日記にしか見えんだろな。



朝起きたらワイン


「フジくんウィスキーもあるからね」
う〜んオレの身体をよく分かってらっしゃる

と、昨晩の酒がまだ身体から抜けきらんうちに、
N氏宅の朝食には赤ワインが用意されていた。
まるでアルコール中毒患者のようだが、胃のない
人間の低血糖打開的快適食生活の秘策なのである。

父の墓参りを終えた夜は、千歳時代の親友でもあり
人生の師匠のI君と3人で松前料理およべ〜で晩餐。

「うぃ〜っす。こんばんは」
よっしゃあお疲れさんです。かんぱ〜い

師匠のI君もまた5年前に胃癌手術を受けた。
オレよりも早くビタミンB12欠乏症になり
悪性貧血でメチコバールの薬を常用していた。

「フジくんも胃がないのによく酒が呑めるよな」
まぁね胃のない人にも個人差はあんだよ

N氏と人生の師匠と乾杯


I君は、術後は殆ど酒類を嗜まなくなった。
もっとも昔から酩酊するほど呑むヤツじゃなかったけど、
若い時はオレを誘って週5でクラブに行ってたっけな。

「呑めるようになったのはいいけど呑み過ぎんなよ」
は〜い師匠。もう一万回以上言われてま〜す

北海道産男爵芋バター乗せ


N氏はビールからワインに。オイラは酩酊を自制
しながら日本酒からワインに。師匠は烏龍茶。
で、今宵はお店の奥様の誕生日と知り、さらに
ワインを1本注文して生誕をう。

誕生日おめでとうございま〜す
「あえて歳は訊きませんよぉ」

店の女将の誕生日だった


この後、I君の愛車でN氏宅まで送って頂き、
再び酒盛りが始まったのは言うまでもない。

あぁ〜今宵も実りある幸せな一日だったなぁ


asia_jiyujin at 12:09|PermalinkComments(0) 気ままな帰国滞在記 | 藤岡わこう

July 22, 2016

第3015回「懐かしき故郷の地」

津軽海峡上空通過


6月30日】千歳

おぉ〜寒やっぱり風がひんやりしてんなぁ

一年ぶりに生まれし北の大地に降り立った。
さすがに気温30度以上の南国から来た身では
空の玄関口でもある千歳は寒く感じて当然である。

千歳空港到着


例によって国際線ではワインを呑みながら一睡も
しないで最新の映画を観まくっていたせいで、
成田空港で国内線に乗り換えて座った途端に落ちた。

機内爆睡


「フジくんお帰りなさい」
どうもNさ〜んお迎えに感謝です

毎年帰国する度に愛車で空港まで迎えに来てくれる
千歳の旧知の友N氏。昨年の11月に訪タイされた
ときは一緒にタイ東北部ノンカイを旅した仲だ。

もっともバンコクでもノンカイでも、日がな
呑んだくれていたのだが、おそらく今夜もタイと
同様にそうなるだろうと思ったら予感は見事的中。

「フジくん昼まだだろ」
はい機内食は朝5時でしたから

N宅へ向かう途中でスーパーに寄って、念願の
エンガワ鮨が入ったセットと冷えたビールを購入。
自宅に着くなりテーブルには冷えた八海山があった。

「では、改めてお帰りなさ〜い」
ただいま〜乾杯。おぅ旨っ

ランチは八海山とエンガワ鮨


スーパーマーケットの寿司とはいえ、日本に
帰国して最初に口にしたのがエンガワ鮨とは
幸せの極みである。

くっはぁ〜なまらうっめぇでないんかい

五臓六腑(オレは五腑)に染み渡るってぇのは、
まさにこういう様を言うんだろうね。ネタとシャリが
旨い具合に絡み合って口の中に幸味が広がっていく。

極上の酒もさらに旨いっちゅうもんです

夕方にひとっ風呂浴びてから旅の疲れを落としつつ、
N氏宅に友人のI氏も訪来されて第二弾が始まった。

どうもご無沙汰してました
「元気でやってた?これお土産」
へぇ〜写楽ですか

初めて見る酒だが、これが意外と北海道滞在中に
幾度となく御相伴になった人気の酒だったのだ。

じゃあ、かんぱ〜い
「明日は仕事だから今夜は早めにね」

晩餐はN氏とI氏と乾杯


午後21時にはお開きの予定で呑んだ酒が、気づけば
22時を過ぎていたらしい。翌朝お仕事のN氏には
申し訳なかったのだが、例によって途中から記憶が無い。

呑むほどに酔う。酔うほどに記憶が無くなる

初日からこれじゃ、この先が思いやられるよなぁ・・・


asia_jiyujin at 14:39|PermalinkComments(0) 気ままな帰国滞在記 | 藤岡わこう

July 20, 2016

第3014回「呑んだくれ巡礼旅」

呑み過ぎ注意発令


あぁ・・・また今日も二日酔いだぜ

先月末に帰国して以来、今日に至るまで
ほぼ毎晩旧知の縁人たちと酒を酌み交わ
しながら愉楽のひと時を過ごしている。

例年と違って、今年はブログを書きたく
てもいつもの常宿ではなく、また酒による
極度の体調不良で思考が停止していたのだ。

ホント毎晩限度を超えて呑んじまってるもんな

この時点で酩酊中


先日も和寒でオイラの誕生祝をして頂いた
ときも『のみすぎ注意』がケーキの上に。
その時点ですでに酩酊状態で記憶は無い。

ケーキの上にはのみすぎ注意


そして例によって落ちる・・・

懲りずに朝から落ちる


今週初めに美瑛の実家に滞在してからは
ようやく体調も戻り書く時間が出来たのだが・・・。

はてさて北海道滞在中にどれだけ更新出来る
ものやら。週明けからは札幌に移動して毎晩の
ように愉楽と悦楽の酒席が続きます。

嬉しからずやだが呑み過ぎには十分注意・・・

ま、所詮無理だろけどね。


asia_jiyujin at 13:29|PermalinkComments(0) 気ままな帰国滞在記 | 藤岡わこう