November 2016

November 30, 2016

第3068回「雨の古都を探訪す」

参拝



11月11日】チェンマイ 

「今日も朝から雨が降ってるね」
ランチはデパートのフードコートに行きましょ

チェンマイに来てから毎日雨が続いている。
折角初めて訪れたN氏に申し訳ない。とは言え
天候だけはどうしようもない。雨よ止んでくれ。

「フジさん乗ってく?」
ありがとう。店までお願いしますわ

ソンテウに乗る


従業員宿舎前でソンテウを待っていると、店に
出勤するAさんたちが寅次郎まで送ってくれた。
そこからソンテウに乗ってセントラルデパート
まで行くことにした。(1人20B也)

この雨じゃあデパートのフードコートが正解だね
ビールあるかな?」
同じ階にスーパーマーケットありますから
「持ち込んでいいの?」
まぁ タイですからね

フードコートでランチ


ソンテウはお堀通りを軽快に走り10分ほどで到着。
早々にTopsマーケットで冷えたビールを2本購入
してクーポン券を買ってパッタイとカオパットを注文。

「うん、美味しいよ」
オレは水割りとピーナッツで

ランチ


店内はランチタイムでデパートの従業員らしき
制服組が目立つ。皆胸に黒いリボンをつけている。
その中でも明らかに観光で訪れている中国人
カップルも数組辛そうなタイ料理を食べていた。



食後は雨が止んでいたので再びソンテウに乗って
旧市街地にある有名なワット・チェディルアンに。

あれいつから入場料40B払うようになったんだ

昔は無料で入れた寺院だったのに中国人観光客が
激増してからなのか入場料が発生していた。

「わぉ、すごい古そうな遺跡だね」
以前よりだいぶ朽ちてきてるなぁ

ワットチェディルアンで


旧市街地の中にあるお寺の中ではワット・プラシンと
ワット・チェディルアンが観光客の多い有名な寺院。

チェンマイに来てドイ・ステープを見ずして
チェンマイを語るな
】という名言をよく聞く。

本来ならN氏を山の上にあるドイ・ステープ寺院に
案内すべきなのだが、それほど遺跡に興味がない
ので、せめてこの寺院をバックに記念撮影しないと
「本当にチェンマイに行ったの」と疑われるだろ。

「ここで記念撮影しておかないと職場とかにね」

旧市街地を観光


毎年タイを訪れるようになってからは、職場や娘さんや
友達に写真付きの旅行記を書いて説明しているそうだ。

アラハトパカワト


「わぉ 生きてるみたいだね」
かなりリアルでしょ

本堂にて


タイで製造される蝋人形は毛穴までハッキリ再現
されていて、まるで生きてるような臨場感がある。

は〜い涅槃像前でパチリ

涅槃像


Nさん もう1カ所行きましょう

オイラの右手首に巻かれているサイシンは昔から
ここチェンマイの無名寺院のワット・ダッパイで
結んで頂いたもの。今回も行ってみることにした。

「僕もそれつけて欲しいなぁ」
いいですよ御利益あると思います

ソンテウで僧侶に遭遇


誰もいないね
「随分と参拝者の少ないお寺ですね」

ワット・ダッパイ仏教体験


参拝者が多ければいいっちゅうもんじゃないしね

ワット・ダッパイ参拝


サワディクラップ。サイシンお願いしていいですか
「ほんじゃあ座りなさい。ナモタサ・アラハトパカワト・・・」

ワット・ダッパイでサイシン


オレもお願いします

オイラもサイシン


何はともあれチェンマイでタンブンと仏教を体験。
夕方にいつもの寅次郎に行って晩酌を始める。



ほんじゃおつかれさまでした
「良い体験が出来ましたよ」
後での街も探索しましょ

今夜も寅次郎で晩飯


食後に再びソンテウに乗ってターペーゲートまで。
そこから歩いて旧市街地にある屋台街を探索。

「わぁ〜お ターペー門だぞぉ」

ターペ問前で


「孫にお土産買っていくかな」

旧市街地を探索


その手鏡可愛いですね

孫に土産を買う


お孫さんの土産に300Bを200Bに値切って2つ購入。
ま、タイの土産は大人には不評だけど子供にはね。

ほんじゃかんぱい
「なんか怪しい店だねぇ」

ビアバーで乾杯


この街にはよくあるビアバーですよ

ビールが美味いぞぉ


外国人観光客の多いチェンマイ市内は、昔から
ターペーゲートの通りからナイトバザールに
かけてGOGOBARやビアバーが軒を並べている。

「それにしてもタイ人よりも外国人が多いよね」
タイ人は生バンドの演奏する店が好きですから

ビールを飲み終えてからメイピンホテルまで歩き
ラストオーダー前に再び寅次郎へ入店。タイミング
よくAさんたちが仕事を終えて帰宅の準備中だった。



「さぁ 今夜も飲むわよぉ」
今日は鍋とかはいいからね
「マイペンライ アヒル肉があるから」

今夜も宴会


ビーフジャーキーのような乾燥したアヒル肉と
ピーナツやらスナック菓子を器に入れて
ビール片手に今夜も楽しい宴会が始まった。

「フジさん 今日は何処に行ったの?」
今日はねセンタンで昼飯食って・・・

今夜は豆で


雨が上がってようやく旧市街地の寺院や夜の街を
探索した話をすると、NさんとOさんは宿舎と店の
往復とリンピン市場だけで観光したことがないと言う。

「遊ぶところも少ないしね」
オレたち明日は温泉行こうと思ってんだよね

AさんとJさん


チェンライ行きを諦めただけに、せめてN氏に
温泉で心身を癒して頂いてから傘で
有名な街のボーサンをご案内しようと考えていたのだが。

「オレ明日休みだから連れて行きましょうか」
マジっすかそれは有り難い

Aさんと嫁のNさん


初日のソンテウを交渉して行くつもりだったけど、
Aさんが明日休みだというので、お言葉に甘えて
サンカンペーン温泉に連れて行ってもらうことにした。

「わぉ 明日は温泉だぁ。晴れるといいなぁ」
んじゃあ快晴を祈って呑みましょ

宿舎で宴会



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November 29, 2016

第3067回「カオソーイと焼肉鍋」

今夜もスタッフ達と朝まで呑む


11月10日】チェンマイ  

「うん 美味いよ。カレー味だねぇ」
北タイ地方にしかない名物料理ですよ
「札幌発祥のスープカリーみたいなもんだね」

N氏カオソーイを食べる


今回の旅行でいろんな国の料理を食べたいというN氏。
ノンカイでベトナム料理とイサーン料理。ラオスでは
辛くないラオ料理。そしてここチェンマイでは北タイ
名物のカオソーイ(カレーうどん)の老舗名店にご案内。

カオソーイ イッサラーム“は地元では知らない
人がいないほどの超有名店。個人的には空港近くの
店が好みなんだけどさ、ちょっと遠すぎた。

なかなかイケるでしょ
「でも ビールがないのが残念だね」

北タイ名物カオソーイ


ナイトバザール沿いに位置するこの店はイスラム系
の子供が通う学校もあるイスラムストリートの中にある。
そのためか酒類の販売はいっさいやってない。

「くぅ〜 喉に染みるぅ〜」

食後にナイトバザール通りにあったコンビニで
冷えた缶ビールを買って早々に店先でグイッと。

あれぇ〜また雨が降ってきたよ

そのままマクドナルドに入ってソフトクリーム
を食べていたら俄に雨が降ってきた。ラオス
でもチェンマイでも毎日雨に祟られているな。

結局雨は降り止まず夕方までまるで老人の
残尿感のような雨がタラタラと続いた。

「小雨になったら寅次郎に行って一献やりましょ」
そうだね。これじゃ何処にも行けないもんね

結局この日は旧市街地を観光することもなく
ただただ雨で足止めされて市内の一部を
ちょこっと歩いただけで終わってしまった。



「は〜い Mちゃん。ありがとう」

Mちゃんのお酌


座敷部屋で呑んでいると幼稚園から帰ったMちゃんが
頭にティアラを乗っけてN氏にお酌のサービス。

ほぉ〜ちゃんと板についてんじゃん

タイ語も日本語も流暢に話す


タイ人スタッフたちとはタイ語で話し、オイラ
たちとは瞬時に日本語で会話するMちゃん。
イチイチ考えなくても無意識に話せんだね。

幼稚園児にしてすでにバイリンガル少女じゃん

夜はやっぱり寅次郎


さて、今夜もラストオーダーが過ぎる頃には
お客は我々2人だけしか残っていなかった。

と同様にAさんが運転する車で宿舎に戻り
早々に焼肉鍋の準備が始まった。店では毎日
まかないを食べているAさんたちだが、今
焼き肉に備えて少ししか食べてこなかったそうな。

「じゃあ おつかれさ〜ん。さ 食べて食べて」

今夜は三種類の鍋


北海道産のような鋳物のジンギスカン鍋で脂肉を
乗せてからおもむろに牛肉が焼かれ始めた。N氏は
折角だからと頑張って食べ始める。オイラは珍しく
晩飯に納豆>ご飯を食べてしまったので満腹状態。

「この鶏の足が美味いのよ」
じぇじぇじぇグロテスクでんなぁ

Oさんは鶏の足を食べてます


一度ジンギスカン鍋を洗って2度目の焼き肉が
始まった。一体全体何の肉かは分からないけど
N氏はまたも頑張ってビールと一緒に食べた。

「次は火鍋ね」
入れすぎだよ鍋が真っ赤じゃねぇかよ

Aさんの嫁さんのNさん


気がつくと昨夜残ったタイスキ鍋のスープに
新しい具材を入れて、そこに大さじで3杯も
プリック(唐辛子)を入れて煮込み始めた。

「アロ〜イ フジさんも食べてよ」
こんなん食ったら舌が麻痺しちゃうよ

この日も我々が寝た後にAさんとJさんは朝の
5時まで酒を呑んで語っていたそうだ。
午前11時までには店に出勤するというのに、
この体力たるや羨ましい限りである。

当初の予定ではチェンマイに2泊してからバスで
チェンライに行ってロイクラトーンにチェンマイに
戻ってきてコムローイを観る予定だったのだが、
雨のせいで予定を変更せざるをえなくなったのだ。

今夜は焼き肉も鍋もやんなくていいからね
「じゃあ 酒のアテのアヒル肉を作っていくから」
ア アヒルかよ・・・

料理の上手いAさん


も泊まると言ったら嬉しそうな顔を
する4人のスタッフたち。迷惑じゃないのだろうか。

おぉ〜今夜も楽しき宴会が・・・


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November 28, 2016

第3066回「北の古都を訪れる」

夜は寅次郎で晩餐



11月9日】(ビエンチャン→ウドンタニ→チェンマイ) 

「今日も朝から雨だねぇ」
参りましたねぇ雨季はいつ終わるんだよぉ

ベトナム風朝食にご満悦


二日酔いながらN氏はキッチリホテルの朝食を食べる。
ベトナム風オムレツと落としたてのブラックカフェ。
昨日のホテルに比べたら格段にサービスが良いじゃん。

今まで笑顔とサービスがお金になることを教えられて
こなかった共産国の民たちも。観光業が発展したことで
ようやく身に付いてきたホテルもあるようだ。

でも笑顔はやっぱりタイ人の方が上だね

ホテル前で


これで2人で3,000円ちょっとなのだから日本や
タイとの物価の違いをまざまざと思い知らされる。
ラオスでも高いホテルはいくらでもあるけどね。

「時間過ぎてるけど来ないですね」
きっと渋滞に巻き込まれてんでしょうね
「昨夜はJ兄かなり呑んでたからね」

ラオスの国境まで送ってくれると言っていた
J兄だが昨夜は無事に帰宅できたのか心配だ。

あ〜来た来た
「ご免なさい。渋滞に巻き込まれちゃって」

古民家風の宿


予定の時刻より30分近く遅刻したけど想定内だ。
小雨降る中をラオスの国境の入管まで送り届けてくれた。

J兄さん来月また来るからね
「フジさん。楽しみに待ってるよ」

ラオスを出国してタイに再入国。オレは1年ビザが
あるけ気になってN氏の滞在期間を再確認した。実は
以前は陸路での入国は15日間しか滞在出来なかった
けど今は空路でも陸路でも30日間滞在出来るようだ。

「またタイですねぇ」
何だかタイに戻ると安心しますよ

友好の橋に立つラオの旗


かつてNGO活動で何度もラオスに入国しているけど、やはり
慣れない共和国では何とも言えぬ不思議な緊張感がある。
昔、何かの施設を撮っていた観光客が警察に咎められて
フィルムを全部没収されたこともあった国だ。

タイ再入国


さて国境からワゴン車でウドンタニ空港に向かう。
予定では1時間は掛かるのにタイ人運転手は何を
思ったかビュンビュン飛ばすから50分で到着。

「どうだ。早かっただろ」とドヤ顔をする運ちゃん。
あのな「時間通りに安全運転に徹しろよ」と言葉には
出さず笑顔でコップンクラップを言って別れた。

「わぉ タイ風焼きそば美味いよ」
飛行機に乗る前にこれ全部呑んじゃわいとね

空港でランチ


初めて食べるパッタイだけど、想像以上にイケる味
だったらしい。オイラは飛行機には持ち込めないので
持参したウイスキーをソーダで割って全部呑みほす。

うっわぁ〜マジかよ土砂降りじゃん
「まさか飛行機に傘差して乗るとは思わなかった」

スコールの中を機上


ウドンタニ空港からチェンマイ行の飛行機は
前代未聞の小型プロペラ機だった。その昔
チェンマイからラオスのルアンパバーンに
飛んだときもプロペラ機だったけど大丈夫なのか。

いやはやまさかプロペラ機だとはね
「う〜ん まさに貴重な体験ですよ」

プロペラ機だぞ


「バスみたく狭いけど案外快適じゃない」
これが本当のエアバスですな

機内は案外快適


ウドンタニ空港からバンコクまで1時間なのに
チェンマイの方が遙かに距離が短いのにも関わらず
1時間以上も掛かってチェンマイ空港に無事着陸。



着きましたねぇ北の古都チェンマイ
「意外と涼しいですね」
夜はもっと肌寒くなりますよ

今年の2月に北海道の利尻島から来られた
客人をアテンドした経験もあり、すっかり勝手
知ったるチェンマイの移動手段。

メイピンホテルの前まで

空港にお客を送ってきたソンテウ(乗り合い
改造ピックアップトラック)に交渉して
寅次郎チェンマイ支店に向かった。1人40B也。

実はバンコクの寅次郎に何度も通っているうちに
大将のN氏から「チェンマイに行くならうちの従業員宿舎
に泊まって下さいよ」と勧めてもらっていた。

こんにちは〜I店長さん。お世話になります
「いらっしゃいませ。大将から伺っていますよ」
おぉ〜M2月に来たおっちゃんやでぇ
「こんにちは」

店長の娘Mと再会


Nさん無事到着に早速1杯やりましょ
「は〜い賛成 お疲れ様です」

着いた早々に寅次郎で一杯


ラオスと違って酒の販売時間規制があるタイだから
17時を過ぎているのを確認してからビールを注文。

「いやぁ〜良い雰囲気の街ですねぇ」
何となく京都っぽい町の風情でしょ



小一時間ほど飲み食いしてから市内のマッサージ店へ。
今年の2月にも来た店だが、以前までは24時間営業
だったのが今は午前0時までになっていた。

「中国人観光客が減ってどこも大変なのよ」

チェンマイ初マッサージ


タイ政府が現地でお金を落とさない所謂ゼロB観光
(中国で支払って現地では中国人土産店や契約した
レストランのみを利用するからタイ観光業界は無益)
を厳格化してからは3分の1に激減したようだ。

まぁ 今までが良すぎたんだろうね
「中国人はいろいろ問題起こすからね」

期待外れの按摩だった




2時間ほどマッサージを受けたN氏と再び寅次郎に
戻り夜の部で呑み始めた。バンコクでもチェンマイで
毎晩のように同じようなメニューを注文しているけど
グルメのN氏曰くは安心して食べられる店だからと。

「何だか久しぶりの日本食だよね」
オレは日本酒が呑めるだけで幸せですよ

再び夜は寅次郎で


ラストオーダーの時間が近くなって店長のIさんが
ホール係の女性スタッフのOさんを紹介してくれた。

「このOさんが藤岡さんたちの面倒をみてくれます」
「サワディカー」
サワディクラップ宜しくね

料理長のAさんの嫁さんNさんと料理担当のJさんの
嫁さんがOさん。その2組の夫婦が宿泊している
従業員宿舎に今日から我々が泊めてもらう。

「じゃあ帰っから宴会しましょう」
「うわ〜荷台に乗るのなんて初めてだぁ」

ピックアップトラックの荷台に乗るN氏


バンコクと違ってチェンマイ支店のラストオーダーは
午後22時半。すでにお客は我々だけだったので
10分後にはAさんのトラックの荷台に乗っていた。



じゃあ今日からお世話になりま〜す
「かんぱ〜い。さぁタイスキ鍋よ。食べて食べて」
いやぁ〜店でたらふく食べてきたからさ
「フジさん 遠慮しないで食べてよ」

スタッフと宴会


大将の友達と聞いて気を遣ってくれているのか
仕事が終わって疲れているにも関わらず
我々を歓迎してくれる2組の夫婦。

迷惑じゃないの
「そんあことないわ。普段は私たちだけだから嬉しいのよ」

寅次郎の従業員宿舎に泊まる


まるで正月かお盆に来た親戚のように至れり尽くせり
の歓迎会だった。ま酒は嫌いじゃないからいくらでも
つき合えるけど午前2時には力尽きて寝てしまった。

ところが、ふと夜中に目を覚ますとリビングで
AさんとJさんの話し声の中にN氏の声まで聞こえる。
何故か笑い声が聞こえて盛り上がっているぞ。

あれ何語で話してんだろ・・・

夢現の中で考えながらそのまま眠りに就いてしまった。

N氏に訊くと中に目を覚ましてトイレに
行ったら、まだ2人がビールを呑んで話していたので
つい自分も参加して一緒に呑んでいたそうだ。

まさに酒飲みは言葉の壁をを越えるだな

結局Aさんたちは朝の4時まで呑んでいたそうだ。
昨夜のラオスのJ兄たちもそうだが、今夜も
恐るべしザルの呑んべぇタイ人たちよ。

「フジさん今夜は焼き肉やるから楽しみにしててね」
は〜いNさん今日は晩飯押さえなきゃね・・・

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November 27, 2016

第3065回「愉快な酒呑仲間達」

メコン川沿いで晩餐会


11月8日】ラオス共和国(ビエンチャン)

「うわっ 不味い」
そのカフェ煮詰まって濃いでしょ

う〜不味いコーヒー


ラオスのカフェはベトナムのようにコンデンス
ミルクをタップリ入れて飲むのが習慣だから
ブラックで飲むには難儀な味わいかもしれない。

「最上階が朝食会場ってもったいないね」
ここをスィートルームにすればいいのにね

最上階で朝食


どうもラオスのホテルの大半は外国人観光客が多いから
ブッフェやアメリカンブレックファーストばかりだ。
出来るならフランスパンを用意して欲しいモンだな。

「ふ〜、眺めがいいねぇ」
今日こそは雨が降らないで欲しいなぁ

市内を愛でながら一服


あまりサービスが宜しくないので(アイスもない)
12時でホテルチェックアウトした。J兄が
ピックアップトラックで迎えに来てランチにGO。

「サワディカー」
あら誰この可愛い子は
「バンコクから出張で来ている我が社のスタッフです」
あらまぁ こんな可愛い子とランチできるなんて

ビエンチャン市内は昔と比べて格段にお洒落な店が
増えた。バンコクのように昼食は屋台で済ますことが
なく、ランチタイムは何処の店も車で埋まっている
から駐車場を探すのに一苦労していた。

「ここに駐めて歩いて行きましょう」
大丈夫なの

裏道の車道に駐まっていた車の後ろに駐めて
J兄がお勧めのお洒落なオープンレストランへ。

へぇ〜 店名がコープチャイ・ドゥーですか
「フジさん どういう意味」
タイ語ではコップンクラップ(有り難う)です

ランチ


広い店内はさながらビアガーデンのように
テーブル席が並んでいた。我々は一番奥の
木漏れ日が漏れるふかふかのソファー席に座る。

Nさん初めてのラオ料理ですね
「うわぁ〜 楽しみだなぁ」
タイ料理ほど辛くないですよ

昼食ランチ


いつもは夕方までお腹に飯類を入れない
オイラは持参して来たチーカマと魚肉ソーセージを
肴にウイスキーを呑みながら傍観していた。

「うんラオス料理けっこう美味しいよ」

小一時間ほどしてから駐車してあった場所に向かう
途中で、駐車違反で捕まっている女性2人組がいた。
賢明に懇願していたようだけど渋々罰金を払っていた。

「可哀想だねぇ。ここら辺は何処も駐めるとこないしね」
あれJ兄。タイヤがブロックされてるよ
「あっりゃ〜 僕もやられた」

駐車違反で捕まる


先ほどの警官がすぐにやってきた。明らかに確信犯
のような取り締まりだな。前に駐めてある車が
違反じゃなくて、どうしてその後ろがダメなのか
食い下がって訊いたら、どうやらその車の持ち主は
目の前の家の人の物だったらしい。

きったねぇなぁ〜これぞ共産国だな

これがお前たちのやり方かぁ〜」と心の中で
叫んだオイラは、資源も産業もなく外貨を稼ぐ
この国の公務員の実状を垣間見てしまった。

J兄いくら罰金払ったの
「300,000Kだよ」
さ、さ、30万キップ高っけぇ〜

タイバーツで1,300Bである。タイなら袖の下
で500Bもあれば許してくれるじゃん。(昔はね。
今は軍事政権で賄賂が厳格になっているけど)

N氏が罰金を払ってあげてと言うのでお金を渡したら
キッパリ断れた。ここら辺がタイ人のプライドの
高さだね。じゃあ、今夜の食事代を払いましょう。

さて、昼食後は女性スタッフと伴に昨夜Bさんから
紹介して貰ったホテルにチェックインした。
訊けばJ兄の会社のコネで10%割引になった。

「古民家風で雰囲気の良いホテルですねぇ」
オレこういうとこ好きだなぁ

LVの中庭


ロビーやレストランも広く、中庭もあって
迷路のような造りの部屋。かなりの年代物だと
思うけど部屋はリノベーションして綺麗だった。

目の前はメコン川だし、対岸にはノンカイの
シーチェンマイの町が眺められる。さらには
すぐ左側にコンビニもあってタイのように
酒販売時間の規制もないから頗る便利たった。

「フジさん 迎えに来たよ。すぐに出発しましょう」

チェックインしてしばらくするとJ兄がBさんを
伴ってやって来た。どうやら僕らをビエンチャンの
市内観光に連れて行ってくれるようだ。

仕事中なのに有り難うね。忙しくないの
「マイパンライだよ フジさん」
タートルアンとパトゥーサイだけでいいからね

黄金の仏舎利塔とフランス時代の置き土産のような
凱旋門意外はさして観る観光地はない。N氏も
それほど観光地には興味がないけど、せめて初めて
訪れたんだからラオらしい場所で記念撮影を考えた。

「ほぉ〜フランスの凱旋門だ」
本物よりは小さいっすけどね

凱旋門公園


「観光客風の外国人が多いね」
現地のラオ人も結構涼みに来てるんですよ

凱旋門をバックに


あの上まで上ったらノンカイとメコン川が見えますよ
「エレベーターとかあるの」
いえ階段で上がるんです
「行〜かない。下からで充分だな」

その後、Bさんの運転でタートルアンに行くも
何かのアニバーサーリーの祭典で駐車場が使えな
かった。車窓から観れたからもういいと断る。

するとすっかりホテルまで送ってくれると
思っていたら郊外まで車を走らせ、今まで
観たこともない中国人街のような道を通った。

「何処に向かっているでしょうかね」
さぁホテルじゃないのは確かですね

途中コンビニでJ兄が降りて何やら大量に買って
きた。N氏に手渡したのはラオビールの黒。
オレも勧められたけどビールは呑めないので断る。

車中で黒ビール


するとJ兄とN氏で車中で乾杯。さらには運転中の
Bさんまで呑み始めた。おいおいおいいくら昼間に
駐車違反で捕まったからって自棄になんなよ。
で、何となく見覚えのある道を左折した。

あれここってリーバーサイドレストランじゃん
「そう リンコンだよ。フジさん来たことあるの」
昔何度かね

対岸はノンカイ


そうなのだ。この2人は仕事中にもかかわらず午後から
我々2人を観光案内した後でグルッと市内を探索して
くれた後で今夜のディナー会場に案内してくれたのだ。

かんぱ〜いおつかれさま。今日は有り難うね
「僕らもまだ市内の知らない地区があるからね」

リンコン


所謂マーケティング調査も含めたドライブたっだわけで
今夜は後から仕事帰りのもう1人のPさんが合流した。
何でも3人は食品卸会社の店の裏に一軒家を借りて
仲良く自炊生活をしているらしい。

「初めましてPです。ようこそビエンチャンに」
何だか面白いキャラクターは来たぞ

最後は酩酊


3人ともバンコクの本店からの転勤組でBさんが40歳。
Pさんが38歳。J兄が35歳という愉快なトリオ。

「うわ〜対岸の灯りが綺麗ですねぇ」

対岸はタイ


川面に浮かぶシーチャンマイの町の灯りが幻想的に
映っていた。何だかこの緩さがたまらなく良い空間に思えた。

不思議なもんですよね
「こっちがラオで川を挟んで向こうがタイ」
たまに北朝鮮の脱北者が捕まってますけどね

国境の向こうで生まれた人と、こっち側で生まれた
人でその後の人生の将来が大きく左右されてしまう。
島国育ちの日本人には何とも言えぬ人生の縮図に思えた。

あれもう1本空いちゃったの

最後は酩酊


さすがにオイラと3人でジョニ赤を呑んでいたら
あっと言う間に1本が空いたので、そろそろ終焉と思ったら
もう1本追加。昨夜に続いてヤバイ雰囲気が漂う。

「さぁフジさん呑むよぉ〜」
はいはいいくらでもつきあいますよぉ〜

最後は酩酊


すでにBさん以外はオレも含めて酩酊状態。N氏は
席を外してステージで謳う歌姫の声に酔っていた。

「良い歌声ですよねぇ」
リクエストしちゃいましょ

歌の上手いラオ歌手


すっかり調子に乗ったオイラは往年のベストヒットソングの
ホテルカルフォルニアをリクエスト。するとこれがまた
酔った脳に心地良く響いて来てますます酩酊状態。

最後は酩酊


ところが一番のお調子者でひょうきんなPさんがオチた。
呑みすぎだよなぁ、と思っていたら案の定だ。ま、これが
翌日の仕事を考えないタイ人特有の呑み方でもあるのだが。

最後は酩酊


結局飲酒運転のJ兄の車でホテルまで送って貰った
我々だが、オイラは一気によいが冷めて再びN氏と
部屋呑みを始めたのは言うまでもない。

あ〜それにしても愉快な酒呑み仲間たちよ
「感謝。感謝ですね」

それにしても毎晩のように楽しく呑んだくれてるけど、
明日からはタイに再入国して今度は北の古都
古のランナー王朝があったチェンマイに飛ぶ。


asia_jiyujin at 01:19|PermalinkComments(0) 気ままなアテンド日記 | 藤岡わこう

November 26, 2016

第3064回「ラオスの愉楽の夜」

どれすでん



11月7日】ラオス共和国(ビエンチャン)

「うわ〜 生憎の雨だね」
とっくに雨季は終わってんですけどね

昨夜もホテルに戻ってきてから2人で部屋呑み。
明け方から土砂降りのスコールが何度か降っていた。

トゥクトゥクに乗って国境に向かいましょ

ホテルからトゥクトゥクに乗って国境へ


ホテルのワゴン車をチャーターすると300B
だったので、2人なので100Bで国境に向かう。

おぉ〜雨で風が冷たいっす
「窓がないから雨が吹き込んでくるよ」

国境に向かう


小雨が降って肌寒い


10分ほどでイミグレーションに到着。さして
並ぶことなくパスポートに出国スタンプを押して
もらい乗り合いバスでラオスのイミグに向かう。

この友好の橋の真ん中が国境地点ですよ

メコン川を渡る


雨季の終わりの大河メコンの水嵩は高かった。
過去に何度も溢れて洪水になっているのに
どうして両国とも堤防を作らんもんかね。

昼過ぎだったこともありラオスの入管でも
さして並ぶことなくサクっと入国出来た。

J兄ちゃん迎えに来てくれてるかな
「来てるといけどね」
その前に免税店に行って酒買って来ますわ

オイラの好きな銘柄のウイスキーが15 US$で
売っていたので迷わず1本購入。免税店を出て
ほどなくすると見覚えのある顔が歩いてきた。

J兄ちゃ〜んこっちこっち。サワディクラップ
「お〜いたいた。フジさんサワディクラップ」
仕事中なのに迎えに来てくれて有り難うね

早々にJ兄のピックアップトラックに荷物を
詰め込んで首都ビエンチャンを目指す。

「へぇ〜 ラオスは右側通行なんだ」
なんか変な感じでしょ

タイは日本同様に左側通行だけどタイと国境
に面する近郊のラオス・ミャンマー・ベトナム・
カンボジア・マレーシアは、西洋の植民地に
なっていた関係もあり右側通行なんだね。

江戸時代の幕府はフランス式を取り入れていたけど
明治時代になってから政府は当時の世界の産業を
牽引していたイギリス式を取り入れたとされている。

タイもまたラマ5世時代に交通も含めて教育も
イギリス式を取り入れたので日本と同様に
左側通行で小・中・高は6・3・3制なのである。
因みにラオスの小学校は5年制だったりする。

J兄ちゃん仕事中だったのに有り難うね
「いやいやマイペンライだよ」
仕事が終わったら一緒に晩飯食べようね

早速部屋呑み


30分ほどで予約してあった市内のホテルに到着。
チェックイン早々小雨が降ってきたので、仕方なく
部屋でさっき買って来たウイスキーで乾杯する。

うわうわ凄ぇスコールになってきたぞ

窓から見えるビエンチャン市内


「向かいのビル建設現場の作業員が避難してるよ」

9階の部屋の横は建設現場


わっちゃ〜こりゃあしばらくやみそうにないっすね

大きなお寺の屋根が見える


小一時間ほどひとしきり降った雨は徐々に晴れてきた。
N氏を誘って市内を探索しながらメコン川沿いを歩く。

向こうに見えるのがタイ


「あ〜 オレンジ色の袈裟を着た僧侶たちだ」
どうやら学校帰りの時間帯のようですね

僧侶の学生たちが通る


タイに劣らず敬虔な仏教徒が多いラオスにも
多くの僧侶と仏教を学ぶ子供たちが多くいる。

「だんな。足を洗わせて下さい」
「な、な、なんだ
「今日は稼ぎが少なくてお願いです」
「何なのフジくんこれ?」

足淡いおばさん


片手に小さなビニール桶とイスを抱えて懇願している
一見物乞いのようなおばちゃん。バンコクなら路上に
ゴザを引いてひたすら物乞いしているけど、この国は
何かの労働をして対価を得ようとする貧困者がいた。

「5,000・・・いや3,000キップでいいからさ」
「どうせ汚れちゃうよ」

ラオスの通貨の3,000キップはタイバーツで13B。
日本円してたったの40円たらずである。それでも
日銭を稼ごうとする逞しいラオおばちゃん。

周囲を見たら外国人相手に彼方此方でこの足洗商売を
やっているではないか。どうせこの雨道を歩けば
汚れるんだし丁重にお断りした。

「いやぁ〜 何でも商売になるんだね」
バンコクの物乞いよりはマシですよね

メコン川沿いに立つ


今夜の寝酒用のために市内のワイン販売店に向かう。
先月W氏とロータリアンと来た時に店はチェック済み。

「ホテルに戻ってもワインオープナーあるのかな」
だったらここで開けて貰ってテイストしましょ
「う〜ん これは酸味があって結構美味いよ」

ワインバーでテイスト


ビエンチャンに着いてからすでにウイスキーを
2杯とワインを1杯。はたして夕方に
J兄が来るまでに酒が持つのかしらん。

「フジさ〜ん お待たせしました」
どうも〜 サワディクラップ
「こちらは同僚のBさんです」
宜しくです。じゃあお疲れ様〜かんぱ〜い

J兄さんと日本料理店で


J兄の勤める食品卸会社のB先輩が一緒に来た。
事前に我々が“OSAKA”という店名の日本
料理店を調べて来たのだが、Bさんが言うには
ここは料理が出て来るのが遅いからと
会社の取引先の店に移動することにした。



「どれすでん。日本人スタッフもいるんですよ」
へぇ〜お洒落な店じゃん。奥に日本酒があるよ
「あ、いえ。あれは空瓶で飾りだけですよ」

日本人客も来るお洒落なバー


「じゃあ かんぱ〜い」
タイじゃないから遠慮なく乾杯できるね

二次会はどれすでん


F氏と名乗る日本人の店長は、ちょうど今月で開店2年
と言うので大いに盛り上がって呑みまくってしまった。

「このワインも美味いねぇ」
昔はフランス植民地ですからワインも美味いでしょ
「やっぱり フランス産は美味いね」

ワインで乾杯


「フジさんNさん 最後にジャックでいきましょ」

この時点で何故J兄がジャック・ダニエルを
勧めてきたかは分からなかったけど、やたらと
盛り上がっていたこともあり迷わず呑んじまった。

「フジさん ラオスの夜は楽しいねぇ」
J兄ちゃんがいてくれたおかげですよねぇ

最後は酩酊状態


実は不覚にもこの時点から記憶がなくなっていた。
どうやってホテルに戻ったのかも覚えてん。たぶん
N氏に引っ張られて辿り着いたんだと思うのだが。

は〜どうしてこんなになるまで呑んじまうのかなぁ

理由・・・それは呑む仲間たちがいて頗る楽しいからです。


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November 25, 2016

第3063回「癒しの地と先生達」

ベトナム料理店



11月6日】ノンカイ

ふぁ〜よう寝たT先生おはよう
「フジさ〜んNさん。朝食の時間よ」

眩しい朝陽がカーテンの隙間から溢れていた。
空気も澄んで清々しい朝だけど日差しが強い。

「自然が豊かで空気が美味しいよね」
ふぅ〜目覚めの一服がうまいっす
「さぁ、私の手料理を食べてね」

朝のいっぷく


田舎のは早い。毎朝5時には起きてタンブン
(功徳)用のカオニャオを炊いて托鉢僧に献上。
その後母親は近所のお友達の家に行ったらしく
我々2人の朝食をT先生が作ってくれていた。

「わぁ〜味付けが絶妙に美味いね」
ほんとだ。全然辛くないじゃん

朝食


「フジさん辛いの食べられないでしょ」
お〜なんという優しいお気遣いでしょ

朝から一献


「あら、またフジさん朝から飲んでいるの」
は〜い低血糖防止の食前酒で〜す
「まったくぅ〜仕方ないわね」

朝食を作るT先生


2年前にT先生が北海道を訪れたときも、毎回
食事前に酒を呑んでいるオレを見て呆れていたけど
さすがに今はすっかり承認・・・いや諦めていた。

「あ〜良い気持ちだねぇ」
あれ昨年と変わってんじゃん

食後はハンモックで


食後に玄関先のハンモックでN氏が横たわる。
以前は太糸で編み込んだ物が竹製に変わっていた。

「あ〜極楽極楽」

はぁ〜極楽


オイラは片隅の年季の入ったチーク材の長椅子に
座りながらコップ片手に水割りを飲んでいた。何でも
この長椅子はT先生が生まれる前からあったそうだ。

「それにしても大きな家だよね」
お母さんと2人暮らしじゃ大きすぎるよね

T先生の豪邸


増築した1階の2部屋は姐と兄が資金を出して
いずれ歳を取ったら実家に戻るのだとか。
でも、T先生含めて兄姉はまだ結婚してない。



「お〜、良い眺めの店だね」
ベトナム料理の店ですよ
「流行っている店だねぇ」

メコン川沿いでランチ


昔は小さな店から始めて今やノンカイでは
知らない人がいなく地元民も含めて地方からの
観光客で店内はいつも満席状態だった。

それにしても見事にみんな黒服だね

名店Daeng


敬愛する国の父が亡くなってみんな喪に服している。
我々も含めてこの国に住む外国人も敬意を払って
みんな黒服か白地の服に黒のリボンを付けている。

「うわっこれどうやって食べたらいいの」
「こうやって巻いて食べるのよ」

初めて食べるベトナム料理の生春巻きに戸惑うN氏。
薄皮にパセリを乗せて刻んだニンニクや青唐辛子や
何やらかんやらを乗せてそれを巻いてタレで食べる。

「うんうまいよ」

生春巻きにかぶりつく


何度も食しているオイラとしてはネーンと言われる
ソーセージだけ入れて食べた。ウイスキーソーダー
割にはピッタリ相性の良い食べ物かも知れない。

「フジさん明日からビエンチャンでしょ」
そうだよ。去年行けなかったからね
「実はいま兄がラオスで働いているのよ」
へぇ〜そりゃあ是非会いたいな
「じゃあ連絡してみるね」

現在アサプション大学に通っているY君が、昨年
タマサト国立大学を受ける際に現地の大学や教育省
まで同行して受験手続きを手伝ってくれた恩がある。

「お兄ちゃんがラオの国境まで迎えに来てくれるって」
お〜それは助かります。Tコップンクラップ
「代わりに2年後の冬には絶対北海道に一緒に行ってよ」
じぇじぇじぇ

雪をどうしても見たいというT先生の夢は、2年後に
お金を貯めて行くからその時は同行してと切願された。
オレはもう20年以上も北海道の冬期間は帰国してない。

う〜極寒の北海道はしばれて寒いんだぞぉ

それにしても兄ちゃんがビエンチャンですか。
ま、“縁は異なもの味なもの”ってヤツですな。

昔からこの国に住んでいると、ひょんな縁で
窮地の時に助けてくれる人が現れたり、困った
時に救いの手が差し伸べられることが多々ある。

今回にしても何の偶然かバンコクに本店がある兄の
勤める会社がビエンチャンに進出して支店で働いている。

こりゃあラオの旅も楽しくなりそうだな

今日のお宿はasawann


食後は昨年も泊まっているasawann HOTELに
チェックイン。T先生は夕方から崩御された国王の
弔問の行事が地元であるとかで帰っていった。



ひぇ〜でっけぇ家じゃんかよ。凄いね
「お〜立派な佇まいの家じゃないですか」
「そんなことないわ。中古の小さな家よ」

R先生が買った家の前で


夕方R先生が迎えに来てくれて購入したという
家を見に行った。市内よりちょっと外れた静かな
住宅街だが緑もあって落ち着ける家だった。

近くには湖もある大きな公園もあり、夕方からは
仕事を終えたタイ人たちがセパタクローやフット
ボール(サッカー)などで汗を流していた。

ノンカイで日本語教師をやっている日本人のY先生も
合流してR先生の車で市内のタイ料理店に向かった。

P父ちゃんJ母ちゃんサワディクラップ
「お〜フジさん、今年もムービースターが来てくれたね」
「こんばんは。また今年もノンカイに来ましたよ」

P先生夫妻は今ゲートボールにハマっているらしく
ここに来る前に生徒たちと一汗流してきたそうだ。

DDで晩餐会


あ〜S校長先生。サワディクラップ
「フジさんNさんサワディクラップ」
「今年は絶対に虫は食べませんからね」

ひょうきんなS校長


S先生は昨年スペシャルランチをご馳走すると言って
我々を県境の道沿いのバンブー小屋レストランまで
案内してくれた。そこで川エビの躍り食いやコオロギと
白い幼虫の揚げを食べさせてくれたのだが・・・。

「フジさん。次はいつ来るの?」
来月の年末に今度は友達夫婦と女友達連れてきます

晩餐会


先月のバンファイパヤナークに札幌のW氏たちを。
今月は千歳の旧友のN氏を伴って。で、来月には
大学時代に一度連れて来ている東京のY子と
毎年末に海外旅行を伴にしているNちゃんとA嬢の夫婦だ。

何かオレ毎月ノンカイに来ているよね
「いっそのことフジさんこっちに住んじゃえば」
無理無理日本食材のない街は生きていけないですよ


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November 24, 2016

第3062回「いざ想い出の地へ」

yayoiで晩餐



11月5日】ノンカイ

やっぱ来ないっすねぇ
「電話してみたの」
運転中なのかな。出ないんですよ

2日前に約束したTAXIと連絡がつかない。
3度目の電話でようやく出たおばちゃん運転手
の声は明らかに今起きたばかりに聞こえた。

「ご免なさい。マイサバーイなの」
あっそうやっぱりね

どうしてタイ人という民族は体調不良で来れん
のなら事前に電話してこんかねぇ。面倒なのか
それとも怒られるのを恐れているのか、昔から
こんなパターンはくさるほど味わっている。

やっぱり来ないでしょ
「良い人に見えたのにね」
ここはタイですからねぇ

気持ちを切り替えて流しのTAXIを止めて
空港に向かう。すると車内の中に子供や
女性の写真がこれ見よがしに貼ってあった。

誰この可愛い子と女は嫁と娘ですか

興味が湧いて訊いてみると「貴方日本人?」と
返された。「そうだよ」と応えたらこれがまた
日本人びいきの運ちゃん。妹が茨城に嫁いで
旦那は日立で働いていて姪がどうのこうのと・・・。

結局空港に着くまで自慢話を聞かされるハメに。
でも、N氏は話が楽しくて結構喜んでいた。



は〜いTサワディクラップ
「フジさんNさん。いらっしゃ〜い」

お迎えのT先生


搭乗時間1時間5分。定刻より若干遅れた飛行機は
無事に東北の玄関口であるウドンタニ空港に到着。
昨年同様にT先生が笑顔で迎えに来てくれていた。

早々にT先生のHONDAでノンカイに向かう。
車窓から大草原に夕陽が沈んでいくのが見えた。

「タイで見る太陽は大きく見えるよね」
そう言えば来週はスーパーフルムーンですよ

ノンカイの夕陽


今夜のお宿は、昨年も泊まった大きな家のT先生宅。
その前に市内で晩飯を食べに日本料理店へ向かう。

「フジさんR先生に電話してみたら」
なんで今日はノンカイ市内にいるの
「家を買ったから土日はノンカイにいるはずよ」
マジかよ。とうとう資産家になっちまったか

で、R先生に連絡するとすぐに出た。今は市場に
いるけど、今夜の晩餐会に顔を出してくれる。

R先生。サワディクラップ。家買ったんですか
「小さな中古の家よ」
実家のナコンシタマラートにも家建てたでしょ

先生方と会食


出逢ってから22年。すでに教頭先生まで昇格し
ゴム園農家も手掛けてAPTまで持っている。
もはや貧困層とは思えんほどの生活レベルだ。

「あと2,3年したら早期退職しちゃおうかな」
R先生は不動産王のドナルド・トランプか



食後はビールと氷を買ってT先生宅に。着いて
早々に2つあるシャワールームでアップナーム。

うわっまた停電かよ。お〜いT
「ごめんなさ〜い。ちょっと待ってね」

昨年も2人同時に温水シャワーを使ったら
途端にブレーカーが落ちて停電してしまった。

「ごめんね。次回までには電圧を上げておくから」

増築を何度か繰り返しているけど、ブレーカーは
昔の電圧のままだとか。ま、タイ人は普段は
水シャワーだから電圧も変えなかったんだね。

Nさんビール冷えてますよ

シャワー後にキッチンでビールと水割りで一献。
普段は21時には就寝しているT家族だけに
30分ほど語り合ってから寝室で呑むことに。

ねぇNさんもっと呑みましょうよ

あらら先に寝ちゃった


気がつくとN氏が爆睡していた。きっと長距離の
移動で疲れたんだね。日本で例えるなら東京から
仙台空港に飛んでそこから車で青森だもんね。

1人で呑むか・・・

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November 23, 2016

第3061回「生蕎麦と按摩と酒」

二日目はどんたくで



いやぁ〜驚きましたねぇ

昨朝はNHKを観ながらブログを書いていたら
突然テレビのテロップに「つなみ!にげて」の
文字に吃驚して思わず3:59(日本時間5:59)で
アップしてそのままニュースに魅入っていた。

福島県沖を震源とするM7・4の地震でしたが、
5年前の悪夢のような東日本大震災並みの
つなみ災害がなくてホッと胸をなで下ろした。


11月4日】バンコク

「うっわぁ〜大っきなかきあげだよ」
ホントだ。でっかいすねぇ

昨夜は久々の再会で嬉しくなって深酒が祟ったのか、
オイラは全然食欲が湧かない。それに比べて良識人の
N氏は好物の蕎麦とドデカイかきあげセットを頬張る。

「フジくんも少し食べないかい」
いやオレはこれで迎酒しますわ

デッカイかきあげ


蕎麦は好物だけど、起きて1時間も経たない
オイラの内臓は全然機能していなかったので
取りあえず持参した焼酎でクイっと。

ふぅ〜ちょっとは内臓も起きたかな
「相変わらず午前中はダメだよね」
昨夜は記憶がなくなるほど呑んだからねぇ

ランチはあずまで生蕎麦


食後は、これまた昨年もご案内したBEAR HUGで
足の角質取りとフットマッサージと全身按摩コース。

まずは足を洗って


「うわっ、恥ずかしいほど角質が取れるね」
オレもやっかな
「一緒にやろうよ」

角質取り&フットマッサージ


店長さんの娘さんがオイラに懐いてきたので
構っていたんだけど、明日からの長旅に備えて
角質取りと全身按摩コースをやる事にした。

店長さんの娘さんと


「おじさん、いっぱい白いのが落ちてるよ」
ほんまやな。老化した足の皮膚だぞ

溜まった角質をゴシゴシ


オイラも角質取り


日頃の疲れを癒すようにN氏は按摩の途中で
イビキをかいて寝てしまった。オイラは全身の
コリが酷くて寝られたもんじゃなかった。

みんなでパチリ





「はい、かんぱ・・・じゃなくってお疲れさん」
Yは今日も試験だったんか
「簡単なテストですよ」

どんたく


今夜は九州酒場“どんたく”で晩餐。今日もY君を呼んだ。
彼はタイ人の同級生に教えるほど成績が優秀らしい。
若いと言うことはそれだけで財産である。さながら
スポンジのように何でも吸収出来るその脳が羨ましいぜ。

「さて、明日からの旅に備えて早めに切りあげるよ」
Nさ〜んもうちょっと呑みましょうよ

と、昨夜に続いて酒癖の悪いオイラはN氏に
無理強いして我が部屋で二次会が始まった。

「明日からの旅が楽しみだなぁ」
マルっとオレにお任せあれ


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November 22, 2016

第3060回「郷里から朋友来る」

初日は寅次郎で


11月3日】バンコク

Nさ〜んいらっしゃ〜い
「無事に着いたよ。今年は骨折してないよねぇ」

今年も千歳の旧友が元気にタイを訪れた。
友遠方より来る。また楽しからずやである。
ある友人から昨年のように悪戯で白三角巾をして
迎えに行ったらと言われたけど、さすがにやめた。

おっ幸運のタクシーじゃん

空港の2階のTAXI乗場では決まってもめるので
4階の出発ロビーにお客を乗せて来たTAXIを
メーターで交渉して我がAPTまで向かった。

滅多に乗れない乗車拒否無釣り銭もキッチリ
支払うのを謳うAll ThaiのTAXI。しかも
運転手は珍しくおばちゃんドライバーだった。

明後日の昼に空港まで送ってくれますか
「いいわよ。20バーツがプラスになりますからね」
「フジくん、良い運転手に会えたね」
さぁ〜どうでしょ。ここはタイですからねぇ

タクシーオールタイ


果たしてAPTまで送ってくれた女性運転手は
キッチリ時間通りに迎えに来てくれるのかしら。


じゃあかんぱ〜あ、やめときましょ
「国王が崩御されたのに不謹慎ですよね」

初日は寅次郎で


バンコク初日の晩餐会は馴染みの寅次郎で一献傾けた。
折角なので日々試験に追われてるY君も呼んだ。
今年の夏にはY君の母ちゃんの実家の和寒で
オイラもN氏も大変お世話になったしね。

毎日テストばっかなの
「そんなことないっすけどね」
「タイで大学に行ってるなんて立派だよねぇ」

N氏の娘さんも、高卒後にアメリカ留学経験があった。
今は結婚して育児に追われてるそうだが孫に会わせる
口実なのか土日はN氏の運転で買出しに出かけるそうだ。

明後日からノンカイとラオス旅だよ
「いいなぁ。オレも行きたいなぁ」
そのうち君もラオスに行かんとな

今年は昨年同様にタイ東北のノンカイに行く。
で、昨年はパスポートの出入国カードをバンコクに
置いて来たので出国出来ず行けなかったラオスの
ビエンチャンに行く予定だ。

タイに再入国してからその足で今度は飛行機で
チェンマイに飛びそれからチャンライを旅しながら
毎晩北タイ料理と酒を呑みまくる旅を計画ている。
それでも国王崩御に伴い計画通り行くかは不確定。

ま、どんなに綿密に計画したところで所詮1+1が2に
ならないお国柄だけに考えるだけ無駄である。

旅にハプニングはつきもの。場面で楽しみましょう

asia_jiyujin at 03:59|PermalinkComments(0) 気ままなアテンド日記 | 藤岡わこう

November 06, 2016

第3059回「悲劇事故から1年」

ハロウィン当日


「藤岡さん、いま何やってるんですか」
今夜も部屋で呑んでるよ
「これから一緒に飯食いませんか」

日が変わる少し前に寅次郎の店主のN氏から
電話が掛かって来た。思い起こせば昨年の
10月31日の夜に、その悲劇の事件は起きた。

そう、その夜マリオットのルーフトップバーで客人を
連れてハロウィンパーティに参加していたら
突然の雨で急遽ホテルを出て走ったら、
そこに僅か30僂梁舁石に滑ってスローモーションの
ように宙に舞って転倒。見れば右手はあらぬ方向に。

思い出す度に右手が疼くわい

ハロウィンの悲劇だ


あれから1年。高額治療の甲斐もなく右手の骨折した
カ所は、未だに最大限に曲げることが出来ないまま。
しかも金属プレートは外さずに装着したままである。

未だ完治せず


熱い風呂やサウナに入れば右手首は熱を持って
内側から熱くなるし空港や地下鉄の
金属検査でも必ずピーピー音が鳴り響くから面倒なのだ。

その節は大変迷惑をお掛けしました
「いやぁ〜、本当に吃驚しましたよ」

前夜の晩餐


あの時に手首があらぬ方向に曲がっているのを
見て瞬時に「これはダメなやつだ」と判断した
オレは、客人をBTS駅に送って急いで帰宅した。

お〜い助けてくでぇ〜
「どうしたんですか。こんあ時間に」
転んで手首があっち向いてんのよ
「骨折したんですか」
たのむ病院に連れてってくでぇ

情けねぇ姿


冷静ながらすぐにN氏に連絡するも、奇しくも
彼は各店の売上金の集金の真っ最中。にも関わらず、
従業員に集金を任せて駆け付けてくれて、いざ病院へ。

いやぁ〜あん時はホント助かりました
「今年はハロウィンには行かないんですか」
いや今年は国王崩御だし大人しく家にいるよ

ハロウィンパーティ


4日後には今年も千歳の友人が訪タイすることに
なっている。ある旧知の友は「悪戯で白い三角巾をして
空港に迎えに行ったらさぞや吃驚するだろうね」と笑う。

いや〜そんなドッキリはやめときましょ

橈骨縁位端骨折


毎年、タイの旅を楽しみに来てくれるのに、昨年の
ような病院に見舞い通いしてもらっちゃ申し訳ない。

今年はタイ東北ノンカイ。国境を越えてラオスの
ビエンチャン。チェンマイやチャンライの国境の町
を旅しながら美味い料理と酒を呑みまくる旅を計画
していたのだが、はたして国王崩御で当初の計画が
どこまでやれるのかは皆目見当もつかない。

ま、爺ぶらり2人旅でも楽しもうとしましょ

庵寺にてN氏と晩餐



asia_jiyujin at 01:00|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう