January 2019

January 30, 2019

第3417回「今夜は大将の客人」

こんやはしゃかりき432”



「藤岡さん マレーシアからWさんが
 来てるんだよね 一緒に呑むかい」
ほ〜いいいっすよ

鹿児島から戻った2日後にまたしても
N大将から嬉しい酒席のお誘いがきた。
当然宴の時間は仕事終わりの午前1時。

初めまして藤岡です。Wさんは東京の
 Yさんのお知り合いだそうですね

「はい 昔はフィリピンで」

昨年10月に東京の赤羽で梯子酒したY氏
の知人と聞いてN大将が誘ってくれたのだが
W氏はフィリピンでも活動し、マレーシアでは
南国新聞を発行してると聞いて興味が湧いた。

あの女性記者の連載コラム面白かったですよ

今夜はいつもと違った献立で


もう18年前になるけど、当時は輸出の仕事で
毎月のようにクアラルンプールに飛んでいた。
宿泊先は決まってブキビンタンのマリオット。

その時、現地の居酒屋でよく目にしてたのが
南国新聞だった。日本語の活字に飢えていた
オレは貪るように読み耽っていたのを覚えてる。

今は街並みも随分変わったんでしょうねぇ

静かな個室です


と、例によってオレの記憶はここまでだった。
いつも通り残ったおかずをタッパに詰めて
お持ち帰りして部屋で呑んだのは間違いない。

しかも、昨夜は近所の“極楽”ではなく
W氏が宿泊していたSK33の近くの
しゃかりき432””だったので帰りは
ローカルバスに乗って帰宅してたのだ。

酔ってタクシーに乗るのは危険だもん

過去に何度か呑んでTAXIに乗って途中で
寝ちまったときは見覚えのない道を走ってた。
バスなら立ってるから寝ることもないしね。


さて、鹿児島から戻ったばかりのN大将は、
週末から慰安旅行でタイ人従業員を
伴って北陸能登カニ食べ放題ツアーに行く。

相変わらず忙しいやっちゃのぉ

そう言うオイラも今夜から来月末まで
6組のアテンドで超多忙になる。

あぁ・・・オレ体が持つのかしらん


asia_jiyujin at 04:19|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

January 29, 2019

第3416回「夢抱いて移住決断」

M氏と再会



どうも〜Mさんどうでした
「はい 決めました」

鹿児島から戻ったその日の午後に、
先週から研修を兼ねてバンコクに来ていた
札幌のM氏がお土産を持って訊ねてくれた。

呑まんと寝られんのじゃ

さすがに数時間前に日本から戻ったばかりで
しかも荷物の整理や洗濯物を仕分けしながら
9時くらいまで呑んでから寝てさっき起きたオレ。

うぅ・・・眠・・・

明日の朝便で帰国するので会えるのは今日
だけに14時半に我がAPTの下で待ち合わせ
してたんだけど、まだ脳が半分起きてなかった。

「札幌を閉めて4月にはタイに来ます」
わぁ〜一番暑い時期ですね

M氏は札幌で鍼治療院を開業している。
オイラも帰国した時に何度か治療して
もらったことがあった。その時から何度か
タイ進出の話は聞いていた。

2年ほど前にもバンコクに来てオイラの
APTに滞在しながら都内の按摩や
鍼治療の業界を調べたのだが、その時はタイの
複雑な法律に断念して一度は帰国した。

「タイはまだのびしろありますから」
奥様は
「妻も面接受けて決まりました」

奥様も今回日系の某社に就職が決まった
ようで、最初は仕事をしながら将来を視野に
入れてタイ語の習得も考えられていた。

「藤岡さん いろいろと教えて下さいね」
もちろんですオレが出来ることならね

日本の企業からの海外赴任ではないだけに
何の保証もない。完全に1からご夫婦で
海外移住を決断された背景には、やはり
将来性のない今の日本社会の閉塞感なのか。

オレも24年目かぁ
「長いですよねぇ」

NGOが切っ掛けでタイに移住した当初は
毎日が刺激も多くて楽しかったのを覚えてる。

しかし、それは最初の頃でやがて理不尽な
対応に憤りを覚え、不条理な法律や社会
の現状に翻弄されるようになった。

タイ人だけでなく同邦にも騙され、裏切られ、
逃げられ、それでもドン底から這い上がって、
よう今まで生きて来られたと我ながら感心する。

一度底辺を体験した人間は強い。タイ人と同じ
目線になって生きる術だけは身についたと思う。



まさに何の因果か、昨日滅多に会わんバンコクの
先輩日本人から2年ぶりに電話が掛かって来た。

「藤岡さん○●だけど」
ど〜も 久しぶりです

「現在、我々のがん治療は最終局面に来ています。
ユーザーのファイザー社の担当者は我々の技術を
高く評価してくれています。しかし、上層部は・・・
(中略)
○●万円を投資して下さい。返済は1ヶ月から
2ヶ月掛かります。宜しくお願いします。
写真は樹状細胞セパレーターです。ドイツ製。
契約前払い金を受け取りその中から元金を
含め○●○●万円を藤岡さんに支払います。」

○●さん ちょっと考えさせて下さい

電話が掛かって来たと思ったら唐突に
世間話もなくいきなりの投資話である。

でもなぁ、その昔腹痛で藻掻き苦しんでた時に
病院に運んでくれた恩人だけに無碍にはできん


もしこれが本当なら凄ぇ儲け話だ。
BMW320がキャッシュで買えるぞ。

投資した金が2ヶ月で10倍ってさ、
いや待てよ、最近はボーっと生きてるけど
昨日今日タイに住んでるボケ老人じゃねぇ。

そもそも、そんな凄いガン治療の開発を
なんでオレみたいなチンケな呑んだくれ爺に
投資話をふってくるのかが疑わしいじゃん。

オレがそんな大金持ってると思ったの

タイ語も話せて読めて書けるんだから
例えば名のある大学病院の教授とか
金の余ってる富裕層のタイ人に話せば
興味を持つ人は沢山いると思うんだけどな。

仮にこれが本当の話でアレ、詐欺でアレ、
信用して金を出した段階で友人関係は消える。
投資であれ債権者と債務者となるからだ。

そう言えば彼らは今どうしてんだろうなぁ

過去に金を貸した日本人とは、今は一切
連絡が途絶えた。”金の切れ目が縁の切れ目
金とはそう言うもんだ。タイ人もそうだけど
日本人が同邦を詐欺るのはこの国ではよくある話。

オレはそんな話をいやっちゅうほど知ってるし

それ故にM氏もタイで生きるなら充分見極めて
人付き合いして欲しいと思う。オレみたく
何度も痛い目にあいながらもその度に
生きる術を身につけられればいいけどね。

4月が楽しみです応援してますよ
「これ藤岡さんとN大将のお子さんに」
わぁなしてチータラ好きなの知ってんの

お土産はチータラ


お土産にと十勝産チーズを使用したチータラが
10袋に、N大将の息子には定番の白い恋人。

なんかすっげぇ嬉しいな今夜これで呑もぉ

自分の可能性にかけて日本を脱出したオレは
人様の国で多くの縁を活かして何とか今まで生きて
来られたけど、これから夢を抱いて来られる
M氏夫婦に同郷ながら応援したいと思う。

これで酒呑み仲間が増えるしね

ところであの投資話・・・どうしよっかな・・・


asia_jiyujin at 21:49|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

January 28, 2019

第3415回「最後の目的も叶う」

4つ目の目的叶う



うわぁ〜ご飯がわっぜぇうまかぁ

普段から朝は食べないオイラも前回同様に
N大将の実家では不思議と食欲が湧いた。
お世辞抜きに理想的な献立でマジ感動。

はさ掛け天日干しの白米はまさに魚沼産にも
勝るとも劣らない粘りとコシがある至高の逸品。
しかも自家製の味噌汁に漬け物である。
さらに昨夜N大将がスーパーで買った鮭。

オレこれだけで朝から呑めるばい

朝は鮭が定番


自宅の裏山には、だいだい(大きなミカン)や
ザボンや他にも柑橘系の果物が木々に
撓わに実ってるし、米や野菜も自家農作の
まさに理想的な自給自足の生活だ。

立派な実家ですたい


どうもお世話になりました
「は〜い また来るとよか」

実家の朝は寒かった


名残惜しく実家の両親に別れを告げて
前回アメリカ人のM夫婦と見学に行った
無双”の蔵元に向かった。はたして
アポなしで行って意中の人と再会できるのかしら。



どうもKさんご無沙汰してました
「あぁ〜Nさんの先輩の酒好きの人だ」
バンコクの寅次郎以来ですね

K社長と再会


N大将の高校の先輩のK氏は、まだ若いのに
前回訪れた後に社長に就任していた。その後
11月に仕事で訪タイしていたK氏と
寅次郎”で偶然再会して一緒に呑んだ。

縁を大事にしてるオイラは、その時K氏から
頂いた無双のTシャツを今回着て来たのだ。
彼と会うのが今回の4つ目の目的だった。

「実はですね・・・」

ところが、彼は数ヶ月前に脳卒中で倒れて
現在リハビリをしながら仕事しているとか。

あまり無理できんですね
「いやぁ きばらんと」

N大将がK氏と5,6月頃に鹿児島フェアを
開催する相談をしてる間にオイラは店内の
試飲コーナーで高そうな無双をチビチビ。

くぅ〜腹ん中が熱くなってきたばい

大将の高校の先輩


30分ほど話してから空港に行く時間が
迫っていたのでK社長と記念撮影して別れた。

K社長 チェスト

大将と先輩


これで前回鹿児島で縁ができた彼とも
再会出来て最後の4つ目の目的が叶った。



「これが鹿児島名物ざぼんラーメンだよ」
うぁなんかクドそうな色のスープだね

鹿児島名物ざぼんラーメン


ところが味見させてもらったらこれが
結構あっさり味で、しかも麺が九州では
珍しく北海道並みの中太麺。意外や意外。
空腹なら食べられるラーメンだな。

「鹿児島帰ってきたらこれを食べんとね」

ざぼんラーメン


さしずめオレが帰郷して札幌の“凡の風”の
塩ラーメンを絶賛するのに近い故郷の味かな。
とはいえさっき実家で朝飯食べたばかりだ。
そんなオレにN大将は日本酒を頼んでくれた。



温けぇ〜こらぁ〜気持ちよか

鹿児島空港天然温泉足湯


N大将が旅の最後に案内してくれたのが
鹿児島空港の外にある天然温泉の足湯。

韓国人と中国系の人ばっかりやな

足湯の殆どが韓国人や香港人だった


さすがに日本人旅行者は時間に余裕がないのか
或いは面倒なのか足湯の場で見かけんかった。

おやっとさぁってオレよりも大将だよな

足湯に満足


前回同様ゴールドの運転免許証は持ってきたけど
ずっと助手席でしかも呑んでばかりの旅。
まさに夢のような二泊三日の弾丸ツアーは
から覚めるように終わろうとしていた。

間もなく出国


鹿児島国際空港で出国手続きを済ませ
16時発の香港航空で香港に向かった。
香港時間18時50分に到着し、N大将は
1つ早い便でバンコクに飛んだ。

なんや1人だと心細いなぁ

名残惜しく鹿児島を発つ


N大将がネットでエアチケットを買う際に
分毎に料金が変わるためオイラの便は
その後の23時50分発の便になった。

まぁ、時間に追われる身でもないけど
さすがにトランジットで5時間もロビーで
待機すんのは相手がいないと辛いな。

たぶんそんなオレを見越してたんだろうな

ところがそんなオレのためにN大将は
鹿児島空港の免税店で紙パックの日本酒と
ざぼんラーメンを食べた後で隣の物産店で
酒のつまみになる惣菜を買ってくれていた。

くぅ〜冷えてないけどうまか

読み貯めていた小冊子や浅田次郎の文庫本を
アテにエアコンのガンガン効いたロビーで
一人悦に入りながら読書に耽っていた。

あららもうこんな時間かよ

香港からは1人旅


その後に機上した香港空港は、乗客を確認
した後に定刻の23時50分前に飛び立った。
オレは早々に邦画とワインを楽しんでいた。



おいおい来てないじゃん

定刻の2時20分より30分以上も早く
バンコクに到着したせいなのか、いつも
頼んでる水色服のファーストトラック
サービスのスタッフが迎えに来てないぞ。

マジかよ勘弁してくでぇ

電動カートに乗ってVIP待遇で入国出来る
サービスなのだが、よりによって空港の一番
端からイミグレまで500mも歩くハメになった。

タイ人スタッフに何度電話しても出ない。
まぁ、ここは1+1は2になんねぇ
だけにジタバタしても仕方あんめぇ。
と半ば諦めていたら電話が鳴った。

「藤岡さん 着いたかい」
おぉ〜大将今イミグレだよ
「仕事が早く終わったから迎えに来たよ」
ありがとぉ

なんちゅうええヤツなんだ到着早々に
タイの不条理な扱いに凹んでいたら、まるで
お釈迦様からの救いの電話だった。
これからボッタクリTAXIと交渉する手間が省けた。

わざわざ迎えに来てくれてありがとぉ
「仕事が一段落したからね」

さすがに夜中の3時過ぎは渋滞もなく
わずか20分足らずで我がAPTに着いた。

さぁ〜て日本酒と惣菜で一献やるか

帰宅してすぐに朝酌


実はまだ半分残っていた紙パックの日本酒を
カバンに忍ばせて、あの厳しい香港空港のX検査を
何故か没収されずに通ってしまったのだ。

以前、N大将の息子がカバンに入れてあった
ペットボトルを没収されたと言ってたけど、
もしかしたら紙パックだけに免れたのかな。

まぁラッキーだったのね

こうして今年最初の日本帰国は寒かったけど
それ以上に温かい想いや出逢いと、さらには
タイでは食べられない旨い料理や銘酒に
目的も全て叶えられて充実した三日間だった。

今日は良き事と悪か事の入り交じった
 日だったな。ま、終わり良ければ全てよしだな




因みに翌日ファーストトラックサービスを
頼んだ旅行会社に連絡して前夜の事の
あらましを伝えて直接空港に調べてもらったら、
スタッフが日にちを1日間違えていたそうな。

やっぱり怠惰・・・もといタイだなぁ


asia_jiyujin at 23:19|PermalinkComments(0) 気ままな流浪的旅日記 | 藤岡わこう

January 27, 2019

第3414回「大将の家族に乾杯」

大将の実家で晩餐会



「藤岡様チェックアウトの時間が過ぎてますが」
ちょちょっと待っ・・・低血糖で・・・

ヤバい。低血糖症だ。口は動かせるけど
体がどうにも言うことをきいてくんない。
昨年11月にノンカイのR先生の家で
ぶっ倒れたときと同じ症状だった。

「藤岡さん どうしたの」
すまん甘いカフェ買って来てくんない

フロントからの電話に続き、免許更新を
終えた大将からも10時なってロビーに降りて
こないオレを心配してインターホンが鳴った。

いつもなら糖分を摂取してから30分ほどで
回復するんだけど、自宅と違ってここには
甘味はないし、どうやら呑みすぎたのか
二日酔いも手伝って体が怠くて動けんばい。

いやはや学習能力のないやっちゃな

帰国早々にまたまたN大将に迷惑をかけて
しもうた。超過料金が気になって何とか
ロビーに降りてカギを返してチェックアウト。

「藤岡さん大丈夫かよ」
う〜んすんません
「超過料金言われなかったよ」

以前、N大将がタイ人従業員を連れて東京の
ホテルに泊まったときに30分遅れたら
1000円の超過料金を取られたそうな。

オレが常宿にしてる東横インもそうだけど、
鹿児島なのか超過料金は請求されんかった。

「さぁ今日はKに会いに日南に行くよ」
おぉ〜初の宮崎だ

1年3ヶ月前にN大将が中学生時代に
アメリカにホームスティしたときの
ホストマザーのMさん夫婦を九州で
アテンドした。実に30年ぶりの再会だった。

あん時の旅は実に楽しかったなぁ
「藤岡さんは呑んでばかりだったよ」

その息子さんのK氏が何の因果か現在宮崎の
日南市の小中学校で英語の教師をしてる。
お互いLINEで遣り取りして今日の午後に
会う予定になっているけど確実ではなかった。

「お〜今日は桜島が綺麗に見えるよ」
前に来たときも快晴だったよね

快晴の桜島


鹿児島港からそのまま車でフェリーに乗って
大隅半島の垂水を目指す約50分間の船旅。

「藤岡さん 朝飯のうどん食べますよ」
あまり食欲ないけど名物だもね

フェリーでうどんを注文


前回は僅か15分の桜島行きの船で
食べられなかったフェリー名物の
うどんを注文してくれた。

うぉ硬い麺やなぁ 噛み切れん

フェリー名物うどん


折角頼んでくれた名物うどんだけど、
二日酔いと低血糖症の怠さが治らず、
炭水化物だけに少しだけ食べて断念した。

オレちょっと横になるわ

さすがに迎え酒を呑む気にもならず
食堂室は肌寒かったので団体客室用の
ソファーで横になりながら桜島を見てた。

そういえば灰のことを“へ”って言ってたな

前回M夫婦とZ君とJと桜島に登ったときに
N大将が鹿児島弁で灰のことを“”と
教えてくれた。因みにおならも“”と言う。

調べたらハエも“”というらしい。
「今日はへが多いな」と言われても
県外の人間が聞いたらようわからんわな。

垂水に着いてから一路日南市に向けて
国道220号線をひた走るその間
オイラは助手席で爆睡してた。

おっ海だ

助手席で爆睡


どこを走ってんのか皆目見当もつかんけど
目覚めると海が見えた。その後も山間道を
ひた走り16時前に待ち合わせの日南駅に到着。

「K来てるかなぁ」

日南駅で待ち合わせ


今日は大分県側に近い高千穂野の神社に
神楽を観覧に行ってるらしい。アメリカ人が
日本の伝統芸能に興味があることに驚いた。

日に一本しか電車が走らない北海道の
新十津川駅並みの小さな日南駅には、
帰宅する地元の学生さんたちが屯していた。

「いないなぁ LINEで連絡したんだけどなぁ」

小さな駅舎内を一通り見渡すもK氏なる
外国人の姿が見えなかったようである。
お互い初対面なんだから顔が分からない。

大将 Kみたいな外国人が座ってるよ

一度駅舎を出ていったN大将に声を掛けた。
どう見てもこんな田舎の駅には場違いな
グレーの髪の毛に瞳の外国人を発見した。

「ミスターK?」
「ハ〜イ ナイス ミーチューN」
良かったねぇ会えたじゃん

会えましたぜ


鹿児島から4時間もかけてきた甲斐があったね。
帰国する前にN大将から宮崎で働いるKのことは
聞いていたけど、会えるかは定かではなかった。

「近くのカフェ行こうよ」
「私 知ってます」
Kさん日本語上手ですね

日南でK氏に会う


ハワイの大学で6年間日本語を勉強した
最初の動機は日本のアニメだったらしいけど、
今は日本の伝統芸能にも興味があるらしい。

「ここはいい波が来るよ」
サーフィンやってんだ
「さすがハワイアン」

大将の英会話がすごい


日南海岸と言えばオイラの親世代の人気の
新婚旅行先だったけど、その後の沖縄
返還でブームは廃れた。それでも未だに
多くのサーファーに指示されてるそうな。

「君がドランカーフジだね ママから聞いてるよ」
オーマイガット毎日ハングオーバーだったもんな

談笑する2人


一緒に旅をして朝からオイラが酒を呑む姿は
強烈な印象を植え付けたようで完全にアル中に
見えただろうな。ま、事実そうだったけどね。

胃が無くて血糖値を上げるためと言い訳したい
けど、そんな英語力はなかった。小一時間ほど
カフェテラスで談笑した後で駐車してた駅で別れた。
Kに会えて今回の4つの目的の2つ目が叶った。

シーユーネクストタイム タイランド
「OK 2人に会いに行くよ」

日南で会えたK氏


K氏に会いに宮崎に来たことで5回目の
九州で福岡を始め全県を制覇したことになる。
そのうち4回が福岡で鹿児島が3回縁があるね。

福岡・佐賀・長崎・熊本・鹿児島・大分
・宮崎・・・って7県だな。なして九州なん
江戸時代は9つの藩か州があったのかしらん。
チコちゃんに叱られる前に調べておくべか。

「さ、藤岡さん 鹿児島に帰りますよ」
MさんにKとの写真を送ったらサプライズだね

袖振り合ったKとの多生の縁も、もしかしたら
数年後に偶然のような必然で活かされるかもね。

帰路はフェリーを使わずに山間道と高速道路を
経由して今夜はN大将の実家に泊まることになった。

やったまた父ちゃんとサシで呑めんのね
「Zが藤岡さんに酒買って待ってるってさ」
あいつ可愛いとこあんね

可愛いヤツだな


昨日のZ君が自分の小遣いでニッカを
買って待ってると連絡が来たけど、明日は学校が
あるしそれに妹の家は狭くて泊まれないらしい。

「また次の機会だね」
今度はNさんとR先生と来た時だな

途中20時に閉店ギリギリのスーパーで
黒豚のしゃぶしゃぶ肉や鶏刺身や
何やら沢山食材を買い込んで実家に戻った。

こんばんはいやぁ寒いっすねぇ
「コタツの中は温かいわよ」

実家の郡山は周囲が山で覆われてる
だけに、外気温は5度か6度。オイラの
体感温度はすでに0度に近かった。

まさか鹿児島で着るとは思わなかったけど
念のために持ってきたユニクロのヒート
テックの上下を着てスエットに着替えた。

おぉ〜コタツん中あったけぇ
「鹿児島名産の黒豚肉食べてよ」
うぉ〜柔らかくてうまか

まさに理想的な親子の晩酌ですな


いいねいいねこの日本の冬の雰囲気。
何十年ぶりの体験だろうな。家族団らんで
鍋を囲んで酒を傾けながら語り合う親子の姿。

まさに”男はつらいよ”のふうてんの寅次郎。
いや、根無し草のふうてんはオレか。

映画のワンシーン観てるみたいだな

親子水入らずですが


オレは家族じゃないけど昔から新十津川や
和寒や佐呂間に行っても家族愛に飢えてる
だけに厚かましいほどすぐに家族の中に
馴染める性格になっちゃったんだな。

これがいっちゃん幸せを感じるひと時だ

親子フジ入らず


N大将も今夜ばかりはタイ人の嫁さんや
走り回る息子を連れて帰郷してないだけに、
落ち着いて父親と膝を割って呑めんだろうな。

まさに画に描いたような“親子水入らず”だけど
オレは途中でオチて“親子フジいらず”になった。
それでも、すぐに復活して呑みながら
元嫁のことを語っていたようです。記憶にねぇ



「藤岡さん布団で寝ないと風邪引くよ」
は〜い

気がついたらコタツの中で寝ていた。
まさに理想的な酔っ払いの寝オチです。
幸福感に包まれながら長い一日が終焉。

低血糖症で始まった今日も宮崎でK氏に
逢えて、再びN大将の父親とサシで
呑めたことで3つ目の目的が叶った。

あと1つは明日だな・・・


asia_jiyujin at 20:39|PermalinkComments(0) 気ままな流浪的旅日記 | 藤岡わこう

January 26, 2019

第3413回「鹿児島わっぜ寒か」

至福の晩餐会



寒ぅ〜鹿児島の風はわっぜ冷たか

在泰20数年、この時期に日本に帰国
することは一度もなかった。寅次郎のN大将の
所用のお伴でヒマだったオイラも同行した。



さすがにこの時間帯は空いてんねぇ

出発の4時まで酒を呑む


出国手続きを済ませてからアル中のオレのために
N大将が気遣って店で酒を注文してくれた。
朝4時発の前に空港内で微酔いになる。

「香港まではパンしか出ないですから」
映画が観れるだけでもええよ

日本語で映画も観れた


定刻の午前4時に離陸した香港航空は
3時間後の7時(香港時間8時10分)に
無事に香港空港にランディングした。

香港空港で


おぉ〜17年ぶりの空港だなぁ

香港空港でトランジット


40歳代前半の頃は、輸出の仕事やその後
転職したライターの取材で3回ほど訪れた
空港だけど、広大すぎて移動だけでも大変だ。

香港空港


大将おらんかったら迷子になってまうで 

ロビーで待機


3時間ほどトランジットでエアコンのガンガン
効いたロビーで待機した後、11時15分発の
香港航空に機上機内食はまぁまぁだったけど
ワインのサービスがあったので何とか凌げた。

香港エアー




うぉ〜風が冷たか

鹿児島国際空港


3時間後の日本時間15時10分に無事に
鹿児島国際空港に到着。ウドンタニ空港並み
の規模だな。入国審査を済ませて空港を出た
途端に冷蔵庫並みの寒風が頬に突き刺さった。

こげん着てても寒かぁ

本州最南端の地とはいえ、この日の日中の
外気温は12,3度。N大将は生まれ故郷の
地だけに半袖姿でスタスタ歩いて行く。

大将待ってくでぇ

バンコクの乾季の最低気温は15度前後だ。
皮下脂肪のないオイラにとって折角機内で
呑んだワインも酔いが覚める気温だった。

レンタカー


空港近くでレンタカーを借りてからN大将の
運転で一路鹿児島の郡山の実家へ向かった。

「あら いらっしゃい」
どうも久しぶりでした鹿児島寒いっすねぇ
「今日は温かい方ですよ」
陽が落ちたら一気に気温が下がったよ

実家で運転免許証更新のハガキを受け取り、
バンコクの店で使う千葉から取り寄せた“恵方巻き”の
超高価な海苔や他にも食材を鞄に詰め込んだ。

「藤岡さん好きな酒持ってけぇ」

お中元やお歳暮でもらったと言う高価な
ウイスキーが居間のキャビンにずらっと
並んでいた。父上さまはビール派だから
呑まないんだってさ。もったいねぇ。

お父さんありがともすほなこれを

オイラは目ざとくオールドパーを頂き、
我々は鹿児島市内へ向かった小一時間で
市内に着きN大将の妹家族の家に立ち寄った。

Z〜タイのおっちゃん来たでぇ

1年3ヶ月前に「オレ気に入ったんだよねぇ」
と言ってくれたN大将の甥の小学生のZ君。
彼が中学になる前に会いたかったのだが、
どうやらオレと温度差があって態度が違うぞ。

なんだよ緊張しとっと

2階のリビングに上がって感動の再会で
ギュッとハグをするつもりでいたんだけど
どうも恥ずかしがってよそよそしいのだ。

おっちゃんのこと忘れたと

子どもは毎日いろんな刺激の連続だ。
いちいちオイラのことなんか覚えてないか。
10歳ともなるとちょっと大人になったんかな。

「藤岡さん、お茶、ジュース、それともこれ」
それ大正解ですさすが分かってんなぁ

妹さんが手にするブラックニッカの小瓶を
見て、すかさず笑顔になるオイラ。さすが
N大将の血筋、気立てのよか薩摩おごじょだ。

「あれ、藤岡さんもう呑んでるの」
いやだって妹さんがさ・・・

表に車を駐車してから遅れて入って来た
N大将だけど、さすがに昨年の11月に
家族を連れて鹿児島を訪れていただけに、
妹家族との久しぶり感はなかったようだ。



「おやっとさぁ かんぱ〜い」
どもども今夜はわっぜ嬉しか

妹さん家族と会食


運転免許証の更新の講習会場がすぐ近くと
言うことで、前回も宿泊したホテルの1階に
ある居酒屋の個室で妹家族と賑やかな晩餐会。

これぞ海の幸


今夜はご馳走やな

ザ・ご馳走


「えへ、へ、へ、へ」

10歳のZ君はバレーボールに夢中


「家で食べさせてやる」と言っていたZ君だが
5年生になって始めたバレーボールの大会が今日
市内であったので自宅で料理を作る時間がなく
居酒屋での歓迎会と相成る。オレは何処でもよか。

アサリの酒蒸し


こういう家庭的な雰囲気で呑めんのが嬉しいね

大将とおつかれさま乾杯


運転免許証の更新で帰国するN大将にノコノコ
付いてきたオレだけど、旅の目的は4つあった。
先ずはZ君に再会出来てその1つ目が叶った。

Z また会えておっちゃんうれしかよ
「オレもね」
Jも綺麗になったなぁ

Zくんと再会の乾杯


たぶん姉のJちゃんが高校生になってZ君が
中学に入ったらオレなんか相手にしてくれん
だろうな。子どもの成長は早いからなぁ。

「藤岡さん 今夜はつき合えないからね」
大将そげなこつ〜

愉楽の宴のひと時はあっと言う間に過ぎた。
明日午前中に免許更新の講習があるN大将は
酔爺を部屋に送ってから自分の部屋に消えた。

あぁ〜鹿児島よかとこ最高やなぁ・・・

その後、ちゃんとお風呂に入ってから1人で
呑んでるうちにベッドに酔いつぶれた。



うぅ〜腹減ったなぁ

あまりの空腹感で午前3時に目が覚めた。
タイ時間なら午前1時だ。〆の飯でも
食べてるころだけど、再び酒のアテもなく
父上さまから頂いたウイスキーを呑む。

あ“〜ダメだ 炭水化物が食いてぇ

まだ陽が明け切らぬ朝4時。上下完全防備
してホテルを出るもあまりの肌寒さに踵を
返して戻りかけたが、それでも空腹感が勝った。

歩いて近所のコンビニでカップ麺とおにぎりを
買ってホテルに戻りようやく空腹を満たした。
これが数時間後にとんでもない失態に繋がった。

あぁ〜しもた 動けんばい


asia_jiyujin at 23:39|PermalinkComments(0) 気ままな流浪的旅日記 | 藤岡わこう

January 16, 2019

第3412回「初酒場のメソッド」

カウンターで呑む



「藤岡さ〜ん今夜は違う店に行こうか」
ほ〜い

年が明けてから2度目の日曜恒例深夜呑み会
だけど、明日からN大将がチェンマイに飛ぶので
土曜日にいつもの慣れしんだ“極楽”ではなく、
最近開業したSK33の“伊達酒場”での呑席。

へぇ〜いつの間に出来てたんだろ

伊達酒場


店名の通り伊達政宗氏由来の宮城県からの
出店らしいのだが、どうも雰囲気的には
ちょっと二の足を踏みそうな居酒屋だ。

「ドーンドーン いらっしゃいませ〜」

店内


うわっ吃驚したぜ。入店するなり威勢良く
和太鼓が高々と鳴らされた。これもこの店の
個性なんだろうけど、ちょっと恥ずかしい。

最近は夜遅くまでやってる店が増えたよねぇ

馴染みの“極楽”も平日は4時迄、日曜は3時。
トンロー通りには24時間営業の居酒屋まである。

それまでは漫画から映画化された店名をパクった
深夜食堂”それこそ深夜からの7時まで
やってたので当時はお客で賑わっていたけど、
昨今の同業者の煽りからか夕方から営業してる。

どの店も試行錯誤しながら大変だよなぁ

今時の居酒屋の生き残りは0時過ぎてから
いかにお客を呼ぶこむのかが勝負になんのかね。
そもそも0時以降に酒を出していいのかしら。

この国の法律は所詮賄賂次第っちゅうことかい

ハイボールで


我々が入店した時刻は午前1時過ぎだったけど
日本人クラブで呑んだ帰りのお客なのか、
小姐連れのアフターのお客が目立ったな。

店の授業員の対応もシッカリしていて綺麗な
店作りだった。喫煙ルームには無料の
タバコまで用意されていたけど、必要なのかね。

ここもいつまでもつんだろうねぇ

喫煙ルームのタバコはただです


いつの間にか開店して、そのうち訪タイ客と
行こうと思っていたら、いつの間にか閉店
してんのが昨今の日本食レストランの現状だ。

生き馬の目を抜く厳しい飲食店業界だからね

日本貿易振興機構(ジェトロ)が昨年6月から
8月に調べたタイ国内の日本食レストランの数は
3004店舗。バンコク都内は1718店舗で、
地方都市は1286店舗がしのぎを削ってる。

オレがバンコクに来た当時は20軒もあったかな

昨年は新開店が444店舗で退閉店が465店舗。
つまり21店舗が残ってることになるけど、
それにしても、都内はもう飽和状態でしょ。

大将高そうな店だぜ
「これも同業者としての勉強ですから」
オレは何か落ち着かなんなぁ

夜3時までやってるとか


N大将に誘われなかったら一生来ることは
なかったであろう“伊達酒場”は、いつもの
“極楽”と違って妙に尻が落ち着かんばい。

「じゃあお疲れさまです」
あらま食感も塩加減も丁度いいね

先ずは


いつにも増していっぱい注文するN大将だけど、
東北出身者や道産子はどうしても地域柄塩分が
強い味を好むだけに、意外とオイラの舌に合う店だ。
薩摩隼人と道産子が東北の味を堪能す。

来週は鹿児島で酒が呑めんだなぁ
「Zが待ってますよ」

四種小鉢


実は今週末からN大将が所用を兼ねて実家の
鹿児島に帰郷するので、ヒマなオイラも同行する。
1年3ヶ月ぶりに彼の家族に会うのが楽しみだ。

Zは大きくなったんかな

岩手名物芋煮


「オレ気に入ったんだよねぇ」とやたらと言ってた
N大将の甥っ子の小学生のZ君。彼が思春期に
なる前に会いたいのもあったけど、やはりN大将と
旅をしながら地元のうまかもん食って銘酒を堪能
出来るのが今の人生最高の楽しみなんだな。

昨年の1月は胆嚢切除手術してからしばらく
通院生活してたからねぇ、それに今のPM2.5で空気の
悪いバンコクを脱出できるのは嬉しくもあった。
今のウチにうまかもん食って精力つけておかんとな。

だって今月末から怒濤のアテンドが始まんだもん

持ち帰った惣菜で二次会


で、残った惣菜をお持ち帰りして我が部屋で
二の膳で呑んだのは言うまでもない。

う〜ん幸せじゃのぉ


asia_jiyujin at 03:59|PermalinkComments(0)

January 14, 2019

第3411回「今年の抱負は“無”」

お釈迦様が見えた




一年の計は元旦にあり“と申しますが、
さして忙しい身でもないのに呑んだ
くれてたらもう半月も経ってしまった。

今更ながら一年の計画を立てたところで
大旨昨年同様に毎年大体同じなのだ。

日本が寒くてタイの乾季の時期は、北は
北海道の利尻島や道東から東京からも
西は大阪のゴルフ組の客人など含めて
すでに8組のアテンドの予定が入ってる。

それが終わればすぐにタイ人が待ち焦がれる
ソンクラーン(タイ正月)だ。この酷暑の
時期だけはなるべく外出を避けて引き籠もる。

水掛祭りあれはもう無差別テロだ

で、6月最終週に今年はオレが幹事の悪友会
でちょっとだけ早めに帰国する。で、毎年の
ように亡き友人知人の巡礼の旅と母親孝行と
称して呑んだくれの日々を謳歌する。

今年は2ヶ月くらい滞在しながらなるべく
地元の美食を存分に満喫したいと考えてる。

呑んだくれてるだけじゃ脳がない。これから
徐々に衰えていく老体を考えて栄養価の高い
食事を心掛けてもう少し筋肉をつけんとな。

ま、結局は酒のアテばかりだけどね

で、8月末にバンコクに戻り木々が色づく
紅葉の終わりに千歳のN氏とI社長との
タイ珍道旅までは何も考えんでボーっと生きたる。

まぁ いくら綿密な計画を立てたところで
 所詮ここは怠惰。あいやタイだ


それに今年は世界的にもタイも含めて
何が起きるか分からん情勢になるだろうし、
どうやら占いでは多忙の身になるらしい。
それに対応出来る情報とスキルを上げんとな。



さぁ〜て今年の抱負はなんにしょうかな

さて、取りあえず計画は置いといて、先ずは
今年の抱負だな。ま、それも数ヶ月も経たん
うちにすっかり頭から消えてんのが実状だ。

だからブタ年の今年はあえてな〜にも考えない

もし苦難や壁にぶち当たったら逃げずに
真っ向から笑顔で楽しむ。ダメなら
お釈迦様に助けを求めてみようかしら。

・・・ということにしておこう


asia_jiyujin at 02:19|PermalinkComments(0) 気ままな時遊人的日記 | 藤岡わこう

January 11, 2019

第3410回「恐るべし霊視能力」

親子で視てもらう



1月9日】 バンコク 

は、は、は図星じゃん

N大将のことをよく知っていたオイラは
思わず笑いを堪えてしまった。毎回の
ことけどまさに恐るべし霊視能力だ。



今年最初の極楽呑み会は元旦の夜だった。

今年も宜しくお願いしますね

元旦に呑む


で、6日の夜にN大将から連絡が来て
日曜恒例の深夜の極楽で呑んだときだ。

改めて今年もいろいろと迷惑をかける
かもしんないけどよろしく頼んますね

「ところで前から言っていた占いの・・・」
あ〜ヤダムさんの

夜会


予てよりオイラがよく友人や客人に頼まれて
案内している霊能占ヤダム師に興味を抱いて
いたN大将が近いうちに行ってみたいと申した。

なんか悩みでもあんの
「う〜ん 将来このまま店を続けていいんかな」

ひょんなことから“寅次郎”を開業してから20年。
9年前は反政府赤服暴動のとばっちりの火災で
セントラルデパートの支店を消失しても挫けず、
今や市内や県外にも出店して順風満帆に
見えたけど、経営者の抱える悩みは尽きんのね。

悩みと迷いは違うからね
「そうなんですよね」

今年最初の極楽夜会


迷えばいずれ惑う。それを迷惑と言うって、
最近何かの小冊子で読んだっけな。
いずれにしても孔子の「論語」の格言では
ないけど“男子40にして迷わず”だ。

いずれ50になれば天命を知るだろ

まぁ、N大将も四捨五入すれば50歳だ。
ビジネスも健康も家族も子どもの成長も
考え出したら心配も不安も尽きないものだ。

人生苦難を楽しめるようになったら達人の粋だな



ということで先日N大将の嫁さんと子どもを
連れ添って待望のヤダム師の館に案内した。

「最初に念じてから9回シャッフルして」

緊張するN大将


緊張するN大将が最初に引いたタロット
カードが示した、というよりはヤダム師が
霊視した最初の助言で思わず笑いを堪えた。

すっげぇな〜ズバリ当たってんじゃん

かつて日本から訪タイする老若男女の
いろんな迷える子羊たちを案内する度に
最初の霊視で悩みの全貌が見えてたのは驚いた。

いやはや相変わらず凄ぇ霊視力だなぁ

ズバリ当てられる


もちろん今回もヤダム師には予め何も言わず
友達を連れて行くから」としか伝えてない。
なのにのっけから「キッマークマーク」だ。

つまり「考えすぎ」だ。常に店や家族のことを
考えながら、さらには季節のプロモーションやら
従業員の慰安旅行にビジネスの出張だもんな。

ホッとできるのは店が終わってから“極楽”で
束の間思考をオフにして呑むくらいなのかな。
そんな彼に誘われて一緒に呑んでいても、
頭の中は常に幾つかを考えてんだな。

考えすぎ」「働きすぎ」「人が良すぎて儲けが
残らない
」「寝不足」まさに今の彼自身だ。

急いては事をし損じる」なんて格言もあるけど
彼の場合は“すぎては事をし損じる”かな。
まぁ、し損じないようにほどほどを提言したい。

でもなぁ、海流魚のマグロのように
常に泳いでるような彼には性格上無理だろうなぁ。
せめて迷走ではなく瞑想しながら
たまに脳を休める時間を作って欲しいもんである。

だって寝てても仕事してんだからね

以前、彼の鹿児島の実家の爺様の家に
泊まったときに、明け方ふと起きて彼を見たら
寝ながらパソコンのキーボードを打ち
ながら、しかも足が小走りだったのだ。

器用だなヤツだな寝ながら仕事してるよ

さて、ご夫婦で占って(視て)いただいた
内容は詳しくは書けんけど、自分の体の
ことを考えて、将来的には規模を拡大せずに
年に何度かは仕事モードをオフにして
家族旅行や仲間たちとすごして欲しいな。

ま、なにはともあれ良かったじゃん
「あれ 藤岡さん視てもらわないの」
健康だけね 将来は知らん方が面白い

考えすぎよ


タロットカードは引いてないけど、別れ際に
霊視してもらったオイラの健康運は当面は
良さそうだった。”男子60にして耳順”である。
(耳にしたがう)

さぁ〜て今夜の酒の肴でも買って帰るべか


asia_jiyujin at 23:19|PermalinkComments(0)

January 08, 2019

第3409回「幸せに恵まれた旅」

N大将と



12月30日】 夜の部 バンコク

うわぁ〜汁が赤いぞ

昼前にT先生の家を出たウドンタニ空港に
送ってもらう途中で、T先生が勤める学校の
前に出来た人気の赤汁麺屋でランチ。

一杯40Bなんだ 物価も上がったな

昼食は学校前のラーメン屋


思えば1994年1月に千歳ユネスコ協会の
メコン基金視察ツアーで初めてノンカイを
訪れて屋台で食べたラーメンが15Bだったな。

確か当時の1日の最低労働賃金が100B
だったと記憶する。今や300Bを超える
時代になれば値段も上がって当然か。

ウチの近所の麺屋は50Bだったな

これがなまら美味いらしいのだが、
オレは未だに食べてない。



空港でチェックインを済ませ、寅次郎の
従業員たちのお土産にノンカイ名産の
ムーヨー(ソーセージ)を買ってからカフェ。

A寅次郎のまかない飯食べてみるか
「ソムタムあるの」
たぶん言えば作ってくれると思うけど

空港のカフェで


どこまでも辛い物好きのA嬢のために
最後に”寅次郎”の東北出身者たちの
従業員が作るまかない飯を食べさせたかった。

じゃあねT先生お世話になりました

お世話になりました


僅か1日だけの滞在だったけど、何処にも
行かず、何もせず、家族と美味しい料理を
堪能して酒を呑みながらのんびり過ごした。

今回も癒されたなぁありがとね

ウドンタニ空港で


昔からそうだけど、彼ら夫婦と旅すると
いつも回りの人を笑わせて幸せな
気持ちにしてくれる。自分たちが幸せ
じゃないと人にも分けてあげられんもんね。

ブータンで幸せを充電したかな

まさに今年の年末は幸せの国と微笑みの国で
いっぱい辛い料理を堪能出来たから、きっと
心も浄化されて内臓もデトックスしただろうな。

「Tちゃん東京に来たら我が家に泊まってね」

離陸と共に爆睡


別れを惜しんで機上するも離陸と共に爆睡



じゃあノンカイの旅を祝って乾杯
「Jさん いろいろありがとうございました」
ボーペンニャンロー楽しかったねぇ

ようやく和の味が


明日の早朝の便で帰国する最後の晩餐も
タイ料理が食べたいだろうけど、今夜は
エアチケットを取ってくれたN大将の
寅次郎”で呑むことにした。

おぉ〜久しぶりの日本食だぜぇ

入店早々に店長のAにノンカイ名物の
お土産を渡して特別料理を頼んだ。

Aソムタム作ってくれたよ
「わぁ嬉しい プリック何個入れたかな」

まかない飯のソムタム


「藤岡さんお帰りなさい」
おぉ大将こちらはI夫婦です

オイラのブログを見てくれている
N大将は10月に東京に滞在した
Nちゃんたちの顔は知っていた。

「これ良かったら履いてください」
「わぁ 有り難う御座います。
 これ履き心地良いですよね」

気遣いのN大将


N大将が男女兼用のチェンマイ名産の
腰巻きズボンをお土産で2人分くれた。
どこまでも気遣いの忘れん人ですわ。



Nちゃんまだ呑むぞぉ
「Jさん 眠ぃっす」

Nちゃんまだ呑むぞぉ


帰宅してからNちゃんたちの部屋で
呑んだらしいのだが、全く記憶がない。
たぶんオレが無理強いしたんだろうけど
嬉しいとつい呑みすぎる悪いクセだ。

どっちにしもオレは朝まで寝られんしな

翌朝は4時に彼らをTAXIに乗せて見送った。
さすがに早朝だったこともあり30分で到着。
メーターも209Bと正規料金だったと喜んでた。

今日は大晦日かさて、もっぺん寝るか

どうもこの数日間、いつもの生活リズムが
狂ったようで突然睡魔が襲うその日の夜は
N大将がお節料理と御神酒を持ってきて
くれたのでTVで除夜の鐘を聞きながら呑んだ。

今年はホント楽しい1年だったな

嬉しいお節料理です


60歳の節目を迎えた今年は、年始めこそ
胆嚢全摘手術でどないなるやらと思ったけど終わって
みれば大旨楽しくて幸福に満ちた年だったな。

来年も呑んだくれながら楽しい年に邁進するべ



asia_jiyujin at 21:19|PermalinkComments(0) 気ままなアテンド日記 | 藤岡わこう

January 07, 2019

第3408回「幸せは誰のために」

托鉢僧にタンブンします




12月30日】 朝の部ノンカイ

ヤバっ赤飯つくんなきゃ

キッチンのドアが開く音で目覚めた。
腕時計を見たら5時を少し過ぎていた。
キッチンに行くと母ちゃんは前夜に用意
してたカオニャオをすでに蒸していた。

サワディートーンチャーウアルンサワ
「あら フジさん早いわねぇ」

五穀米のカオニャオ


クンメー赤飯作んなきゃ
「赤飯?」
あれ食紅はどこだ
「もう蒸し上がったわよ」

甘納豆入りカオニャオ


予てからカオニャオで北海道の赤飯を作って
みたかったので、先週北海道に行っていた
A嬢に頼んで十勝産の甘納豆と食紅を買って
来てもらっていたんだけど、時既に遅し。

しゃ〜ない甘納豆だけでも混ぜよう
「何だか虫が入ってるみたいだわね」
これが甘くて米に合うのよ

見た目は虫が入ってるみたいだな


本来はピンク色のカオニャオを見た托鉢僧の
驚くリアクションが見たかったんだけどね。

結局、昨夜A嬢と話したときは赤飯を断念
したから食紅はカバンに入れたんだとか。
オレは酔っていて全然覚えてなかった。

「これは貴重な米なのよ 高いのよ」

貴重で高いそうです


栄養がある黒米(五穀米)は貴重だから
托鉢僧には滅多に出さない代物らしく、
この日は我々のために蒸してくれた。

おーーーい起きろ タンブンに行くぞ
「は−い もうそんな時間なの」

何とも不思議な3人です


お〜馬子にも衣装でんな

姉妹みたいだな


やっぱり東北の朝は肌寒いなぁ

両手に花?


おぉ第一陣の托鉢僧が来たぞ

第一弾のお寺は托鉢僧が3人


「わっどれだけ入れればいいの」
まだ次のお寺のお坊さんが来るからね

朝のタンブン


T先生の地区には3つの寺院があって
朝6時を過ぎてから順次歩いて来る。

「次のお寺は人数が多いのね」

配分が難しいわ


「子どものお坊さんもいるのね」
はい 朝のお勤めご苦労さん

近所のおばちゃんと


来世の幸せと運気向上と言われているけど、
365日雨の日も休まずタンブンする敬虔な
仏教徒のタイ人には頭が下がる思いである。

「さぁ 帰って朝食作りましょう」

兄ちゃんも料理を手伝う


帰宅してからすぐにT先生はキッチン
で手早く料理を始めた。今朝は人数も
多いから作るおかずの数も多そうだ。
久しぶりに帰省したJ兄も手伝っていた。

広いキッチンでしょ


「Tちゃんにソムタム教えてもらうの」

ソムタム作りを教わる


Aプリック入れすぎたら辛いぞ

ソムタム調理中のA嬢


寒さに震えるオイラは体を温めるのに
キッチン横の広い庭を竹箒でお掃除。

体動かしたら少しは温まるな

掃除するオレ


傍らでNちゃんが調理用のちっちゃい
イスに座って日向ぼっこしてた。

Nちゃん佇む


おぉ〜朝の太陽はありがたいなぁ

太陽に感謝




じゃあ〜いっただきま〜す

久しぶりに賑やかな朝食


朝の食卓には沢山のおかずが並び
A嬢の前には自ら作ったソムタムが
陣取っていた。

「うわっから〜い」
だから入れすぎんなよって
「だってR先生のとこは12個入り
 でも辛くなかったんだもん」
プリックの大きさが違うでしょ
「うぇ〜ん」
責任持って君が食うべし

賑やかな食卓


朝から賑やかな食卓ですが、オレはひたすら
水割りを我慢してたら向かい側に座るJ兄が
飯には手をつけずひたすら液体を呑んでた。

久しぶりの兄と


Nちゃんがコーラだと思って確認したら
リージェンシーだった。それを見た途端オイラも
グラスにアイスを入れてウイスキーを注いだら
隣席のT先生の冷ややかな目線が刺さってきた。

「呑んでもいいからちゃんと食べなさいよ」
へぃへぃゆっくりね

酒呑んだら叱られるだろうなぁ


「TちゃんはJさんのお母さんみたいだね」
体のことを考えてくれてんだろうけどね

食後は高級リゾートホテルにもありそうな
竹製のハンモックで束の間の癒しの時間を。

あれNちゃん もう寝てるぜ

食後にNちゃん寝る


「私も眠たくなってきたわ」

A嬢タイ語の勉強しながら寝た


母ちゃんがバイクで出かけた後で、T先生も
学校に用事があるからと30分ほど留守番を
頼まれた。ま、オレも呑んで一眠りするかな。

「フジさん ちょっと出かけようか」

食後に爆睡するオレ


そこにJ兄が久しぶりの帰省で近所の友達
に会うから一緒に行こうと誘われた。

えっでも今出たら彼ら2人だけだよ
「マイペンライ ここら辺は安全だから」
A ちょっとJ兄と出かけてくるね
「・・・・・」
アカン寝てるわ



「ここはお婆ちゃんの親戚の家だしこっちもね」

ビール片手にハンドルを握りながら近所の
親戚や同級生の家の説明が始まる。ようするに
この村落は昔からみんな顔馴染みで安全なのだ。

「おぉ〜J帰ってきてたか いま飯作ってるから」

さながらキャンプです


どうも〜こんにちは 何作ってんの
「何に見える?」
ウサギ

ん?何の肉だ


「は、は、は、ネズミだよ」
ひぇ〜牙が見えてんじゃん

ひぇ〜ネズミだぁ


野ネズミ料理とは実に20年ぶりのご対面だ。
その昔、メコン基金のスタディツアーでホーム
ステイした家で出された朝食が野ネズミだった。

調理はいつも外


「セェーブ ボー?」
う〜ん言われなきゃ何の肉かわからんな

遠慮せんで食べんしゃい


家族の昼食なんだろうけど、出されたら
先ずは口に入れてみるのが親しくなる秘訣。
とは言え現物を見てるから次の手が出ん。

次は魚焼いてあげるからねぇ


「いま魚焼いてあげるわ」
「フジさん これ新商品なんだよ」
おぉ このラオビア泡がクリアーで美味いね


ラオビアホワイトは美味い


普段ビールを呑まないオイラも、J兄の
友達がビエンチャンに行って買って来た
新商品のラオビアホワイトをゴチになる。



「Jさん こんなにもらっちゃった」
おぉ良かったなぁ
「東京でレモングラス買ったら高いのよ」

カオニャオとレモングラス貰っちゃった


家に戻ると、母ちゃんがA嬢のために
精米したカオニャオと家庭菜園で栽培してる
レモングラスをお土産でいっぱいくれた。
その後ろでNちゃんは未だ夢の中だった。

Nちゃん念願のハンモックで爆睡


「Jさんどこ行ってたの」
J兄の友達のとこでネズミ食ってた
「え〜ネズミ」
ネズミよりビアラオがなまら美味くてさ

ラオビールの泡がクリアーで美味い




じゃあお母さんお世話になりました
「またいつでも遊びに来なさいよ」
J兄ちゃんまた呑もうね

幸せ家族と


の部に続く


asia_jiyujin at 22:49|PermalinkComments(0) 気ままなアテンド日記 | 藤岡わこう