48d14036.jpg渋谷の広告代理店の同僚K氏が今日で退職。
おととい、送別会をやり、1次会→4次会までやり、すっかり朝になる頃合にも関わらず10名は残っており、うち2名は翌日10時の大事な商談のために渋谷に住むN氏の家に泊まった。

そんなことはさておき、K氏とT局長と俺の3人でランチをとった時、「あの映画見た?」みたいな他愛もない話をしていた最中、兵庫出身の42歳独身ロマンスグレー光るも同級生のようなしょーもないことをゆうかわいいT局長の口から「岸和田少年愚連隊を見ろ」と辞令が下ったので、俺も「カオルちゃんシリーズ見てこそ漢(おとこ)ッスよね。」という話になり、何の因果かK氏に竹内力が16歳を演ずるという超絶不良バカ映画をお勧めするという一幕があった。

そこで最終日の今日、花束代わりに、仕事中こっそりとタワーレコードへ行き、井筒監督のコーナーから「岸和田少年愚連隊カオルちゃん番長サッカー篇」を購入し、「リボンお願いします。」という行程を経て、感動の送別プレゼントを手渡した。このときDVDの裏面を見たK氏からの喜びのコメントが「僕も次の職場では体を張って電車を止めます。」という感動の返答を頂戴し、心の底から「惜しい人を失くした。」と悔やむ。

コバカンさん!新しい職場に行ってもDVDの感想はメールで頂戴ね!!
というわけで、明日からもう会わない社員さんのために自腹で5000円払う。
ハリウッド映画ですら3000円しないのに、竹内力の「カオルちゃんシリーズ」はなぜに5000円もするのか、そしてなぜ渋谷のど真ん中のタワレコでこれにリボンをかけたのか…。活きた金の使い方を実践できたような気がしてうれしい。