船引を8:31の発車です。乗客が多い時間に乗務している磐越東線の車掌さんですが、全区間乗務するのではないようで、この駅で下車してしまいます。
ここから先はワンマン運転となります。
行先のところも「いわき」から「ワンマン いわき」に表示が変わります。
バスにおいてはワンマンバスが当然のようになってきたので、今はワンマン表示の義務は無くなったらしいのですが、鉄道においてはワンマン運転の時にはワンマン表示の義務があります。

船引から先は車内ものんびりしたもの。
セミクロスシートでクロスシートも一人掛けと二人掛けのがあります。

かぶりつきに疲れたので、座席に座りましょう。一人旅だから一人掛けのクロスシートに座ったら、陽が当たって暑い・・・。
郡山からいわきまで西から東へ走る鉄道だから左側の座席に座っていれば陽は当たらないと思っていたのですが、実際は船引付近までは東北に走り、その後は南東へ向かって走るので、左側の座席はモロに直射。
4人掛けの座席の方に避難します。
船引を出ると、磐城常葉、大越、菅谷、神俣と停車していきます。
小野新町に8:55に到着。郡山からの磐越東線の列車は1日に15本ありますが、そのうち9本がここ小野新町止まりとなります。
ここからいわき方面に発車する列車は1日に6本。
この724Dはいわきに向かう2番列車でこの後の列車は午後までありません。
そのために今回は朝早い列車で出発してきたわけで。
磐越東線の歴史は大正3年に郡山〜三春、大正4年に三春〜小野新町までを延伸した平郡西線から始まります。
小野新町から先は大正6年に開業して、すでに大正4年に開業していた平(いわき)〜小川郷間の平郡東線とつながり、磐越東線となります。
大正3年には磐越西線が岩越線として郡山〜新津がすでに全通していたので、早いうちにいわきから新潟は線路でつながっていたことになります。
山手線が全線つながって環状運転を始めたのが大正14年だからそれよりも早い。
小野新町は8:56に発車します。磐越東線の閑散区間。
運転本数が少ない区間だから、列車のスピードも落ちるかなと思ったのですが、なんのなんの列車はかっ飛ばしております。
磐越東線の利用者はほとんどが区間利用者で、いわき〜郡山を乗りとおす人はあまりいません。
いわき〜郡山間には高速バスが20分から1時間間隔くらい毎に走っていて、しかも会津若松までも直通。
所要時間はほぼ同じだけど、高速バスの方がちょっとだけ早く、運賃は磐越東線だと1620円でバスは1500円。
快速列車を走らせて、運賃も地方交通線の料金をやめて幹線の運賃にすればバスに勝てると思うんだけどなあ。
新しい車両などは入れるクセに、JRはあまりバスには対抗する気はないようで。



ちょっとだけ山の色が色づき始めているので、先頭に行ってみるも、ごく一部のところしか紅葉にはなっていません。
くる時期がちょっと早かったかも。
磐越東線の路線の愛称は「ゆうゆうあぶくまライン」。
まるで阿武隈川に沿って進みそうな路線名ですが、阿武隈高地を走るから「あぶくまライン」で、阿武隈川は那須の方から仙台平野までの川で磐越東線は阿武隈川は跨ぐだけ。
磐越東線に沿って流れる川は夏井川です。

小野新町を出て、夏井を過ぎて、次は川前。

9:09に到着して、いわき発郡山行の731Dと交換です。
この駅からいわき市に入ります。


かなり貧弱なレールに見えますが、これでも結構なスピードで列車は走っております。
大丈夫なんだろか。
夏井川を鉄橋で渡って磐越東線の左に来たり右に来たり。
車内は空いているので、鉄橋を渡るたびに右側や左側の窓に移動したりしてけっこう忙しい。


江田を過ぎて、次は小川郷。
大正6年に小野新町〜小川郷が開通して磐越東線は全通しますが、それまで平郡東線の終点だった駅。
いわき方面から1日に2往復だけここまでで折り返す区間列車がありますが、この駅は無人駅。
小野新町から先、いわきまでの間にある途中駅は全部無人駅です。


小川郷からは多くの乗車がありましたが、全員がお年寄り。
無人駅からの乗車ですから、とりあえず列車に乗ったのはいいものの、その後のワンマン列車の乗車の仕方がわからなくなっております。
お年寄りや学生など交通弱者のために地方の鉄道路線は存在するのだと思いますが、ワンマン列車はお年寄りにはわかりづらいかも。かえって鉄道離れを広めてしまうような・・・。
お年寄りの乗客が増えたので、私は席を譲り再びかぶりつきへ。


最後の停車駅の赤井を出てしばらく走ると、右下に常磐線の線路が見えてきて、併走するようになります。(左)
管理は水戸支社へ。
赤井といわきの間に支社の境界があって、磐越東線は仙台支社の管轄ですが、この常磐線との併走区間といわき駅構内の管理は水戸支社です。
並走すると、トンネルをくぐります。常磐線はコンクリートの複線トンネル。磐越東線は単線のレンガ造りのトンネル。
このトンネルの上には小学校の校庭があります。

トンネルをくぐるとまもなくいわき駅です。

定刻9:37に724Dはいわきに到着。
次に乗る列車への接続が悪いので、郡山で撮れなかった分撮影タイム。

キハ100系気動車のグループの中に、キハ100、キハ101、キハ110、キハ111、キハ112とあって、キハ111とキハ112は常にセットで2両で運転されます。
キハ100はまたその中で番台区分に分かれ、その番台によって車両の長さは16〜17m。キハ101は16m。
磐越東線で走るキハ110、キハ111、キハ112は長さが20mある大型車です。


そのなかでキハ100の0番台とキハ110、111、112の0番台と100番台は乗降扉がプラグドアになっています。

乗客を降ろしてしばらくすると、少し前へ進んでホームから離れ停車。エンジン停止。
次の磐越東線は13:13発。4時間36分お休みです。

いったん改札を出て、自由通路の上から。
こんな堂々と停めちゃって、磐越東線はかなり余裕のあるダイヤをしているんだなあ。


を吸いながらホームで待っていると、7:51に小野新町からの725Dが到着しました。



もちろんかぶりつきですよ。




前回は小山から郡山に行って、そこから磐越西線の方に行って一周してくる切符でしたが、今回は郡山から磐越東線の方に行って一周してきましょう。
それでも不安なのは、この時間は新幹線の特急券発売の窓口がまだ開いていないこと。



7:34に郡山に着きました。







17:17に南栗橋に停車してそのまま動かなくなってしまいました。





15:01に東武日光に着いたわたくしメ、いったん外へ出るので改札掛に手持ちの連続乗車券に下車印を押してもらおうと申し出たところ、危なく「無効印」を押されそうになりました。












伊勢崎線急行「りょうもう」は沿線に大きな観光地があるわけではなく、どちらかというと「ビジネス急行」を意識して作られたようです。






最後は「トイレッター」。





