2006年01月11日

【ジャズCD】ヘレン・メリル ウィズ クリフォード・ブラウン(Helen Merrill)

【My Favorite JazzCDs】
「ヘレン・メリルとクリフォード・ブラウンが共演した歴史的名演」
ヘレンメリル
「ヘレン・メリル ウィズ クリフォード・ブラウン」。僕がこのアルバムに出会ったのは、ジャズを聴きはじめた大学生のころ。場所は京都の中古レコード店だった。まだヘレン・メリルというボーカリストはもちろん、クリフォード・ブラウンだって知らなかったころだ。このブログではCDばかり紹介しているけれど、実はジャズはほぼすべてLPで聴いている。
まだジャズのアーティストをあまり知らなかった僕は、ヘレン・メリルがマイクの前で懸命に歌っているLPジャケットに心奪われ、また値段がなぜか500円という安さにも惹かれ、思わずジャケ買いした一枚だ。
僕がなんといっても好きなのが2曲目「You'd Be So Nice to Come Home To」。コール・ポーター作曲のこの曲は、よく知られたジャズのスタンダードで、いろんなアーティストが取り上げているけれど、僕はヘレン・メリルとクリフォード・ブラウンが共演したこの作品がいちばん好きだ。ヘレン・メリルの歌もすてきなのだけれど、とくにクリフォード・ブラウンのソロに心が強く揺さぶられてしまう。情感にあふれ、繊細で、詩的で、よほど図太い神経でもしていない限り、このトランペットの音色に恋をしない人はいないと思う。
よくヘレン・メリルの歌声が「ニューヨークのため息」と形容されたりするけれど、僕はいまいちピンとこない。若きクインシー・ジョーンズのアレンジ力が素晴らしいといわれるけれど、僕は専門ではないからよくわからない。ただ、ヘレン・メリルの美しい声音、そしてクリフォード・ブラウンの芸術的なまでに昇華した美しいトランペットの音色に耳を傾け、ジャズの素晴らしさに純粋にひたることならできる。

ヘレン・メリル ウィズ クリフォード・ブラウン(Helen Merrill)/ヘレン・メリル(Helen Merrill)
■■■曲目■■■
1.ドント・エクスプレイン
2.ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ
3.ホワッツ・ニュー
4.恋に恋して
5.イエスタデイズ
6.ボーン・トゥ・ビー・ブルー
7.スワンダフル

■■■アーティスト■■■
クリフォード・ブラウン(tp)
ジミー・ジョーンズ(p)
オスカー・ペティフォード(b)
ヘレン・メリル(vo)

1954年録音

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2005年12月14日

【オススメ本】珍日本紀行(都築響一)

珍日本紀行
【My Favorite Books】
僕たちは小さいころからいろんな観光名所を訪れてきた。家族で、友達同士で、または恋人と愛をささやき合いながら、それはそれで楽しい旅行を経験してきた。でも僕たちは、実はもう、そんな「定番」旅行に飽きている。
都築響一氏の珍日本紀行(西日本編・東日本編)は、そんな僕たちがいま、きっと心のどこかで求めているであろう珍名所ばかりが収録された新しい紀行書なのだ。意味不明のテーマパークやエロ満載の秘宝館、何のためにつくられたのかさえわからない公園・・・。載っているのはもう、変なとこばっかりだ。この本片手に実際に行くかどうかは別にして、ガイドブックにさえ載っていない珍スポットの数々を、写真や紹介文を通して知るだけでも、枯れた心に奇妙なうるおいがもたらされたりしてしまう。西日本・東日本編あわせて、とっておきの珍スポットが341物件、ディープな魅力にあふれたロードサイドジャパンが味わいつくせるステキな本です。



  
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2005年12月13日

【ジャズCD】イン・コンサート(In Concert)

【My Favorite JazzCDs】
「激しくて、ロマンティック。情感あふれるピアノプレイが魅力の一枚」
ジョンヒックス
ジョン・ヒックス。僕がこのピアニストを知ったのは、ファラオ・サンダースのアルバム「Live」を友人に勧められて手に入れたとき。社会人1年目のころなので、5年程前になるだろうか。このアルバム(Live)のなかでジョン・ヒックスは、ファラオ・サンダースとともに怒濤のようなプレイを繰り広げていく。興奮の渦に観客も巻き込んで、すさまじい即興が続くのだけれど、ジョンのピアノはどこまでもロマンティックで美しかった。そのライブ演奏を聴いて、僕は一発でファンになってしまったのだ。
今回取り上げたアルバム「In Concert」は、そんなジョンの情感あふれる演奏が堪能できる一枚。とくに3曲目「Pas de Trois」、なかでもジョンのソロ部分。それはまるでピアノの音色が凍結した湖面の上をすべりながらスピードを増していき、ついに感情の高ぶりとともに一気に大空にジャンプしたかのようにスリリングでロマンティックな演奏で、思わず「ジャズはパッションの表出だ!」と叫びだしたくなる美しさだ。感情が抑えきれずに爆発したあと、天空からヒラヒラと美しい音色が舞い降りてきたかのような一枚です。抽象的な表現ですが、僕にはそう聴こえます。


イン・コンサート(In Concert)/ジョン・ヒックス(John Hicks)
■■■曲目■■■
1.Some Other Time/Some Other Spring
2.Paul's Pal
3.Pas de Trois (Dance for Three)
4.Say It (Over and over Again)
5.Soul Eyes
6.Take the Coltrane
7.Oblivion


■■■アーティスト■■■



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2005年12月10日

【ジャズ】ミッドナイト・ブルー(Midnight Blue)

【My Favorite JazzCDs】
「ブルースフィーリングあふれる名盤。スタンリー・タレンタイン(ts)の名演にも注目の一枚」
ミッドナイト・ブルー
ブルーノート1500番台の超人気盤「ミッドナイト・ブルー」。ケニー・バレルのブルージーなギタープレイを心ゆくまで堪能できる珠玉の一枚だ。ゆったりとしたマイナー調で進行する1曲目「チトリンス・コン・カーネ」は、ケニー・バレルのギターは決して派手ではないけれど、静かにスウィングしていて心地いい。そこへ、スタンリー・タレンタインのソロがはじける。こちらはバレルと違って、熱い。このバレルとタレンタインの静と動の対比が実に決まっていて、洗練されたグルーブ感を生み出している。このアルバムのタイトルとなっている4曲目「ミッドナイト・ブルー」はミディアムテンポで駆けていく爽快なナンバーだ。バレルがいちばん乗りに乗っていて心躍る。

ミッドナイト・ブルー(Midnight Blue)/ケニー・バレル(Kenny Burrell)
■■■曲目■■■
1.チトリンス・コン・カーネ
2.ミュール
3.ソウル・ラメント
4.ミッドナイト・ブルー
5.ウェイヴィー・グレイヴィー
6.ジー・ベイビー・エイント・アイ・グット・トゥー・ユー
7.サタデイ・ナイト・ブルース

■■■アーティスト■■■
スタンリー・タレンタイン(ts)
ケニー・バレル(g)
メジャー・ホリーJr.(b)
ビル・イングリッシュ(ds)
レイ・バレット(conga)

1963年録音

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2005年12月09日

【ジャズCD】スイス・ムーヴメント(Swiss Movement)

【My Favorite JazzCDs】
レス・マッキャン
先ほど梅田の中古レコード店に行ったとき、店内にものすごくブルージーでカッコイイ曲が流れていた。僕は、こういった場合すぐ、何て人の何て曲か、ということを店員に聞くようにしている。店員さんは「レス・マッキャン」という人の「スイス・ムーヴメント」ってアルバムだと教えてくれた。買いたい、と申し出ると、「盤飛びのチェック中なのでダメなんです」と言われた。だからまだ手元にはないのだけれど、今晩、もう一度訪れて買おうと思っている。
アマゾンのレビューを見ると、

「〜'69年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでの伝説ライブがやっとCDになった」「レス・マッキャンのピアノ・トリオにエディ・ハリスとベニー・ベイリーの二人のホーン・プレイヤーが加わった、ぶっつけ本番の真剣ライブ・セッション。」(ともにアマゾンのレビュー転載)
とある。

まだ買ってない僕が言うのもなんですが、とにかくヤバイ。もうこれは買うしかない。下のアマゾンリンクで視聴できるので、まず1曲目、ぜひ聴いてみてください。もうかっこよすぎます。
購入して聴いたあと、あらためてここに感想を書きたいと思います。

スイス・ムーヴメント(Swiss Movement)/レス・マッキャン(Les Mccann)
■■■曲目■■■
1.Compared To What
2.Cold Duck Time
3.Kathleen's Theme
4.You Got It In Your Soulness
5.The Generation Gap
6.Kaftan


■■■アーティスト■■■

1969年録音Live

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