一昨日は、月に2回曙公民館で行われる「気功教室」に参加しました。9月から休まずに参加しておりますから、これで6回目です。
習ったことを全部は実行できませんが、かなり日常生活の役にたっております。
それに、肩こりに良く効く方法などはお客様にもお教えできるので、大変ありがたいことです。
さて、昨日は、邪気を抜く“脱気”という方法を習いました。
非常に簡単で、しかも、大変効果がありますので、今日はそれをご紹介いたします。
まず、「ため息」の話です。「あー」とか「はー」という。
これはどういうときに出るかというと、元気一杯、やる満々の時には、まず出ません。
その反対の、「元気がないとき」「やる気を失ったとき」「落胆したとき」に出ます。
これはなぜ出ると思われますか?
私も昨日の気功教室で習うまでは知らなかったことですが、実はこれは、
「邪気を抜く」ために出るのです。
「元気がないとき」「やる気を失ったとき」「落胆したとき」というのは、その原因になる「悪い気」、気功や東洋医学で言う「邪気」が体じゅうに充満しています。
そういうものをいつまでも溜めていては病気になってしまいます。
それを抜くために我われの体に備わった、いわば「防衛本能」が「ため息」であるというわけです。
ちなみに、「あくび」は脳が酸欠状態になって疲れ、眠くなったときに出て、二酸化炭素−酸素の交換を促進してくれます。つまり、これも体に備わった「防衛本能」です。
人前での「あくび」は無礼、「ため息」は元気がないと言われて、どちらもあまり良いものとはされていませんが、実は、両者とも本当は大事なのです。
そして、その「ため息」を待つのではなく、「積極的に邪気を抜く」のが『脱気』であるというわけです。
具体的にどうするのか?といいますと、これが実に簡単で、『大きな声を出せば良い』のです。
ただ大声を出すだけでも効果はあります。
それは、カラオケで思い切り好きな歌を歌っただけでも気分爽快になるのが、何よりもの証拠です。
でもそれだけではもったいない。
このときに『体じゅうの邪気を吐く息と一緒に出し切る』というイメージで大声を出すと、これが全く違います。
実際にやってみればわかりますが、効果は倍増、3倍増です。
食品をビニール袋に入れて、空気を完全に抜いて「真空パック」することを『脱気』といいますが、それと全く同じイメージです。
『体中の“邪気”を完全に抜いて真空にするというイメージで、息を全部吐ききる』
これが「コツ」です。
このときに、実際には息を吐くときには、飛び上がって天に向かって邪気を飛ばしますが、それをここではご紹介できなくて残念です。
ただ、息の吐き方と、声の出し方には「コツ」があり、そのとおりに行えば、体の動きはそれほど気にしなくても十分に効果があります。
では、その「コツ」をこれからご説明いたします。
まず息を大きく吸って、その中に体じゅうの「邪気」が全部溜まったとイメージします。
その息を、「あ〜〜〜〜〜〜あッ!!」と声を出して吐き出します。
「あ〜〜〜〜〜〜」でドンドン吐いていって、最後の「あッ!!」で、“一気に、力強く、全部”吐き切ります。
そして、空になった体に、吸う息と一緒に新しい良い気を取り入れます。
この、「呼吸」と「イメージ(意念)」が気功の真髄です。
もし、良くわからなければお電話を下さい。私が実際に声を出してお教えいたしましょう。
ところで、この「大声を出す」ことですが、私は若い頃に柔道をやっていたこともあり、何かことがあるたびに「大声を出して気合を入れる」ということは、既に自分の習慣のようになっていました。
ブログにも、『高い所へ登って大声を出す効果』という題名で5回にわたって連載をしたこともあります。
ところが、大声を出すときに「邪気」を吐ききるというイメージ(意念)で行うと効果は倍増、3倍増であることは、昨日はじめて体験いたしました。
イメージ(意念)は『力』そのものです。
今朝は芦田川へ行って思い切りやってきましたが、効果は抜群、気分爽快、絶好調!!
私は自営業で、たとえ日中でも、お客さまがいらっしゃらないときには大声を出しても全く支障のない環境にいます。
しかし、多くの皆さまにとっては、そうは行かないでしょう。
でも、そうではあっても、「何とか場所を見つけて、ぜひとも実践してください」と、私は強力にお勧めいたします。
それは、「この方法を国民全員が実行したら、日本中の精神病院の大半は倒産するに違いない」と確信するくらいの威力があるからです。
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