2025年01月30日
2025年01月25日
データ用2(軽便鉄道博物館)
※データ用に付きこの記事に限りコメント、ご質問はお受けできません。
「ミニ電ホクさんの紹介動画です」
軽便鉄道博物館 俯瞰撮影 三岐鉄道北勢線阿下喜駅に隣接しています。

昭和6年製モニ226

ミニ電車勢ぞろい

モ220型の実車とミニ電

軽便鉄道博物館は阿下喜駅に隣接している。

大人気のミニ電車

手前は北勢線標準色の黄色、隣は三重交通時代の復刻版塗装。

昭和6年製の保存電車モニ226と軌道自転車もあります。

大賑わいの軽便鉄道博物館。多い時には300人ほどの見学者が訪れます。







軌道自転車

開業当時から阿下喜駅に設置されていた転車台も展示。動態保存ですが人力で回します。

「ミニ電ホクさんの紹介動画です」
軽便鉄道博物館 俯瞰撮影 三岐鉄道北勢線阿下喜駅に隣接しています。

昭和6年製モニ226

ミニ電車勢ぞろい

モ220型の実車とミニ電

軽便鉄道博物館は阿下喜駅に隣接している。

大人気のミニ電車

手前は北勢線標準色の黄色、隣は三重交通時代の復刻版塗装。

昭和6年製の保存電車モニ226と軌道自転車もあります。

大賑わいの軽便鉄道博物館。多い時には300人ほどの見学者が訪れます。







軌道自転車

開業当時から阿下喜駅に設置されていた転車台も展示。動態保存ですが人力で回します。

2024年11月10日
電化開業時の貴重写真展示(北勢線開業110周年記念講演会協賛)
北勢線の電化開業の工事記録メモから作成された貴重な資料が発見されました。
これは東京在住の船橋氏より「亡父のメモ書きから作成した」と題した手紙と写真がASITA会長あてに送られたものです。今回、同氏の許可を得て北勢線開業110周年記念講演会に際していなべ市役所シビック棟ロビーで展示された記録です。
なお記事中の文は展示された手紙より抜粋したものです(原文のまま)
(写真の内容とは一致しません)
【電化完成の記念写真】

昭和2~9年までに、一括工事として一畑電鉄、神戸有間電鉄、博多湾鉄道、定山溪電 鉄、富士山麓電鉄、秋田電車、北勢電鉄などを手掛け、監督官庁の認可手続きから初まり 変電所、電車の計画、電化工事の施工。それらの完了後、監督官庁の検査を受けて客先に 引き渡した。
【展示会場】

北勢鉄道(桑名・阿下喜間)
三重県には北勢鉄道、四日市鉄道、松阪鉄道など軌間762mmの鉄道が多い。北勢鉄道は沿線に部落が多く、三重県では唯一の優良会社で、資金も豊富で、三菱商事の本電化 工事を一括契約した時も、契約金全額を契約と同時に前払い、これに6歩の利息を三菱よ り払ったような次第である。
【開業当時のSL】

【開業当時の客車】

電化の目的は、スピードアップして輸送力を増強するにあるが、762mm軌間では車体も小さく、大容量電動機も精々30HP位でなかなか目的に沿わない。電気方式もDC1500Vは採用出来ず、DC600V直接制御方式に限定される。
電車電動機の容量は軌間762mmの点から許容される最大30HPとするが、電圧を 300Vとし、これを2台永久直列に接続したものを2組取付けKR-8の直接制御器で 制御することにした。この結果4-30HPの大容量装備となり、目的を達せられた。
【完成した電気機関車】

【完成した電車】

四日市大学名誉教授の岩崎恭典氏も見学にこられました。ASITA講師の原文人氏と歓談中。

変電所は、30KW回転変流器で、開通後、変電所も電車も殆ど無事故、且つ、消耗品 も少なく、先方に大変喜ばれた。
【完成した変電所】

【珍しい変電所の内部】

【テレビ局の取材も入りました】

先方には土木技術者のみで電気屋は居ないから、電気関係は全部三菱側で担して貰い たいとのこと。電気鉄道では電気主任技術者は専任有資格者が必要と規定化されているの で、私が三菱電気を休職となり、北勢鉄道の電気主任技術者に就任、約1年間現地に赴任、 監督官庁との折衝、工事施工認可申請、現場監督、完成後の官庁検査など一切の面倒を見た。
【架線柱の建植工事】

【架線柱の建植工事完成】

【建築限界測定車】

木製で架線の分が見込んであることがわかる。
【建築限界のゲージ】

電化完成後昭和6年7月、吉住分平氏に引き継ぎ、三菱に復職した。その間に蒸気機関 車の運転手を電車の運転手に養成し、恙無く電車運転に移行し得た。
【走り始めた電車】

【貨物列車】

【阿下喜駅も新設された】

【阿下喜駅前】

亡父のメモ書きから作成した
これは東京在住の船橋氏より「亡父のメモ書きから作成した」と題した手紙と写真がASITA会長あてに送られたものです。今回、同氏の許可を得て北勢線開業110周年記念講演会に際していなべ市役所シビック棟ロビーで展示された記録です。
なお記事中の文は展示された手紙より抜粋したものです(原文のまま)
(写真の内容とは一致しません)
【電化完成の記念写真】

昭和2~9年までに、一括工事として一畑電鉄、神戸有間電鉄、博多湾鉄道、定山溪電 鉄、富士山麓電鉄、秋田電車、北勢電鉄などを手掛け、監督官庁の認可手続きから初まり 変電所、電車の計画、電化工事の施工。それらの完了後、監督官庁の検査を受けて客先に 引き渡した。
【展示会場】

北勢鉄道(桑名・阿下喜間)
三重県には北勢鉄道、四日市鉄道、松阪鉄道など軌間762mmの鉄道が多い。北勢鉄道は沿線に部落が多く、三重県では唯一の優良会社で、資金も豊富で、三菱商事の本電化 工事を一括契約した時も、契約金全額を契約と同時に前払い、これに6歩の利息を三菱よ り払ったような次第である。
【開業当時のSL】

【開業当時の客車】

電化の目的は、スピードアップして輸送力を増強するにあるが、762mm軌間では車体も小さく、大容量電動機も精々30HP位でなかなか目的に沿わない。電気方式もDC1500Vは採用出来ず、DC600V直接制御方式に限定される。
電車電動機の容量は軌間762mmの点から許容される最大30HPとするが、電圧を 300Vとし、これを2台永久直列に接続したものを2組取付けKR-8の直接制御器で 制御することにした。この結果4-30HPの大容量装備となり、目的を達せられた。
【完成した電気機関車】

【完成した電車】

四日市大学名誉教授の岩崎恭典氏も見学にこられました。ASITA講師の原文人氏と歓談中。

変電所は、30KW回転変流器で、開通後、変電所も電車も殆ど無事故、且つ、消耗品 も少なく、先方に大変喜ばれた。
【完成した変電所】

【珍しい変電所の内部】

【テレビ局の取材も入りました】

先方には土木技術者のみで電気屋は居ないから、電気関係は全部三菱側で担して貰い たいとのこと。電気鉄道では電気主任技術者は専任有資格者が必要と規定化されているの で、私が三菱電気を休職となり、北勢鉄道の電気主任技術者に就任、約1年間現地に赴任、 監督官庁との折衝、工事施工認可申請、現場監督、完成後の官庁検査など一切の面倒を見た。
【架線柱の建植工事】

【架線柱の建植工事完成】

【建築限界測定車】

木製で架線の分が見込んであることがわかる。
【建築限界のゲージ】

電化完成後昭和6年7月、吉住分平氏に引き継ぎ、三菱に復職した。その間に蒸気機関 車の運転手を電車の運転手に養成し、恙無く電車運転に移行し得た。
【走り始めた電車】

【貨物列車】

【阿下喜駅も新設された】

【阿下喜駅前】

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