ブログネタ
富士登山 に参加中!
夏休みに、たまたま河口湖畔の旅館に2泊することになりました。
せっかく河口湖まで行くのなら、富士山に登ってみようか??というSinの提案に、子供たちがすっかりやる気に。(^^;
Naoは地道なスポーツは好きではないんですが、一生に一度くらいは富士山に登ってみるのも良いかな・・・と思い、情報収集するうちに、段々楽しみになっていきました。
子供も小さいし、無理のない範囲でという前提での富士山挑戦です。

【日程・登山道】
2008年8月20日(水) 河口湖口


【メンバー】
Sin
(30代後半・男)
高校時代に山岳部だったので、それなりの知識はあるけれど、現在は定期的な運動はしていない。
Nao(40代前半・女)
毎週テニスはやっているけど、山登りなんて高校時代以来。
riko(9歳・女)
スイミングには通っているけど、運動神経はいたって普通の小学4年生。
riku(5歳・男)
山登りなんてもちろん初めてだし、身体はまぁ大きいほうだけど、運動神経は???な保育園児。
こんな家族だけど、基本的に身体は丈夫な4人です。(苦笑)

【準備したもの(一部抜粋)】
≪ザック≫
30リットル×2(大人のみが持った) 
※子供には荷物は持たせないほうが良いと思う。ウエストベルトがあるタイプが楽。
≪シューズ≫
それなりのトレッキングシューズを新調した。事前に少しだけ足慣らしした。 
※足にトラブルは少なかった。靴は大事かも。
≪ストック≫
2組(4本)長さ調節ができるもの。子供が持ちたがる時は1本ずつ持ち、そうでない時はダブルストックで使用した。 
※すごく重宝した。下山時は絶対必要。
≪軍手≫
ホームセンターで手のひらがゴムのタイプを購入。 
※岩場も多いので必要。日焼け防止にもなる。
≪雨具≫
それなりのものを準備した。幸い雨には降られなかったが、防寒具として大変重宝した。 
※登るときは汗をかくので、蒸れない素材のものが良いと思う。
≪水分≫
全部で4リットル持参したが、結局2リットルしか飲まなかった。気温が低かったからかな・・・
≪食料≫
ゼリータイプのものが重宝だった。ちょこっとつまめるお菓子も子供は喜んだ。いざという時に、非常食になるものを主に準備。
≪服装≫
長袖(薄手)+長袖(羽織りもの)+雨具の上着という感じ。寒かったので、雨具の着脱くらいしかしなかった。
≪酸素≫
吸うタイプ2本(500円程度で購入。八合目では1,500円)食べるタイプ(タブレット) 
※どちらも使用。誰も高山病にならなかったので、結構効いたのかも??
≪その他≫
雨対策、夜間登山対策など最低限準備していましたが、幸い使用しないで済みました。

【当日のタイムスケジュール】
3:00 起床
目覚ましをセットしていたのに、ほぼ全員がその前に目覚めました。
やっぱり、気持ちが高ぶっているのかな・・・

3:30 宿を出発
正面出口は閉まっているので、非常口から出発。
その非常口がすぐに見つからなくて、みんなでウロウロしちゃいました。(苦笑)

4:00頃 富士スバルラインへ
入り口で、すでに『駐車場満車』の表示が!
確認すると、手前なら大丈夫と言われ、???と思いながらもとりあえず進むことに。
実は、前日に燃料補給をしそびれて、かなり危険な状態。
今さら、他ルートへ変更はできなかったんです。(^^;

4:30頃 駐車
五合目の駐車場まで1キロという場所に駐車。(路駐ではなく、駐車場でした)
燃料に余裕があれば、子供たちだけでも五合目まで車で連れて行きたかったけど、その余裕すら無し。
走行中に、燃料切れ間近のランプが点灯したままになってました。(^^;
まだ太陽が昇っていないので、気温はかなり低く寒い・・・
身支度を整え、荷物を確認して、取りあえず出発!!

5:10 五合目に到着
ほぼ平坦な道で、特に辛くはなかったです。
五合目は、観光地!って感じですね。駐車場はいっぱいだけど、人の姿はまばらです。
2008.8.20-1


5:20 ご来光
レストハウスの人に確認すると、ギリギリかも・・ということだったので、急いで見に行きました。
バッチリなタイミングで、見事なご来光を見ることができました。(^^)
2008.8.20-2


ご来光ツアーの人が沢山いました。
その後、五合目のレストハウスで、軽い食事をしたり、トイレへ行ったり。
ここでわりとゆっくりできたので、高度にも順応できたみたいです。
名物の富士山型メロンパンもGET!!
2008.8.20-9

こちらは、後で食べることに。

6:30頃 いざ出発〜〜
・・・と、その手前で『馬』発見!!
七合目まで馬で登れるっていうのは、ガイドブックで知ってたけど、こんな早い時間は無理だと思ってました。
確認すると、乗れるって!! やった♪
でも、まさかこんなことがあるとは思わず、持参金は少なめ。
六合目までならなんとか足りるかな・・・などと相談してたら、ちょっと負けてくれました。(^^)
子供たちを少しでも高いところまで連れて行ってあげたかったのと、時間を稼ぎたかったので、乗せてもらうことに。
「馬は速いから、お父さんたち先に行ってて」と言われたので、一足先に出発〜〜
▼こんな道をひたすら登っていきます
2008.8.20-3

▼馬に乗ったrikorikuが後から追いかけてきます
2008.8.20-4


7:20 七合目に到着
結局、馬に追い付かれることなく七合目に到着!
▼馬さんたち、ジグザグ砂利道を頑張って登ってくれてます
2008.8.20-5

おじさんに「お父さんたち、速いね〜〜」って言われちゃいました。(^^;
▼ここでお馬さんとはお別れ。ありがとう(o^∇^o)ノ
2008.8.20-7

標準時間より、大幅に少ない時間で歩きましたよ。よし!時間節約!!
六合目までは余裕だったけど、六〜七合目にかけては、だんだん空気が薄くなるのを実感して、少々息が切れてきたかな・・・
でも、自分にはまだまだ体力があるかも・・・なんて、ちょっと思っちゃいました。(^^)

いよいよここからrikorikuの富士登山がスタート!
▼七合目より上を見上げたところ
2008.8.20-6

七合目を過ぎると、いきなり岩場が続きます。
rikoは「岩登りだ〜〜♪」と大喜びで、すごいハイペースで進みます。Naoが後ろから追い掛けるけど、追いつけない・・・
▼rikuも小さな身体をいっぱいに使って、頑張って登ります。
2008.8.20-10


この辺りは、ちょっと登ると山小屋があるので、riko&Naoは先に到着してはrikuを待ちました。
そして、rikuがやっとこさっとこ到着すると、rikoが「さぁ、次行こう!」って立ち上がるので、rikuはほとんど休憩できず。(苦笑)
それでも、目標が近くにあるのは気分的に楽なようで、
少しずつ水分補給をしたり、お菓子を食べたり、トイレに寄ったりしつつ、順調に登って行きました。

9:00 八合目、太子館へ到着
結局ここまでほぼ標準時間で登ってしまいました。
rikorikuにまだ体力があったのと、岩場が続いたので、子供達には楽しかったみたいです。
▼20分ほど遅れてrikuも到着。まだまだ元気で、上を目指します。
2008.8.20-11


10:15 白雲荘に到着
2008.8.20-12

八合目を過ぎると、砂利道が多くなり、rikoのペースがダウン。
▼ちょっと歩いては、こんな風に座り込んでしまいます。(笑)
2008.8.20-14

ジグザグに延々と続く道は、なかなか高度が稼げず、モチベーションが下がります。
▼rikuはいたるところで座り込みます
2008.8.20-13

そんなこともあって、ちょっと時間がかかってしまいました。
ここで、rikoが急に眠いと言い出し、ほんのちょっとですが眠りました。
頭も少し痛いらしい。高山病か??
食べる酸素と酸素ボンベをフル活用しつつ、rikuの到着を待って、さらに上へ。

10:50 元祖室に到着
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かなり寒くなってきました。
▼riku、ちょっと遅れて到着〜〜バタッ(苦笑)
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rikuがどうしても温かいものが食べたいというので、カップラーメンを購入。600円也!!
1個のカップラーメンをみんなで食べました。
いつもは残してしまうスープも全部飲みました。美味しかった♪

11:40 本八合目、トモエ館に到着
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噂には聞いていたけど、七〜本八合目の区間は長い!!
▼歩いても歩いても、頂上が近付きません
2008.8.20-17

「もうすぐ九合目?」と、しきりに尋ねるrikuに、「まだ八合目だよ」と何度言ったことか・・・
空気も薄くなって、息がハァハァしてしまいます。
このあたりになると、小さな子どもは珍しく、rikuは何度も「ボク何歳?」と聞かれました。
「5歳」と答えると、「えっ?まだ幼稚園なの?すごいね〜〜」と言われ、気を良くするriku。(^^;
たくさんの皆さんの励ましで、rikuは頑張れたようです。
2008.8.20-19


12:15 八号五勺、御来光館に到着
「どうしても、もう一度カップラーメンが食べたい」というriku。
「頂上で食べようよ」と言っても、「今食べたい!!」と聞きません。
でも、メニューには普通のラーメンしかなく、ラーメンを注文。700円也。
2008.8.20-20

カップラーメンと100円しか違わないので、期待してなかったけど、ちゃんとしたラーメンでした。(インスタントではない)
チャーシュー&メンマも入って、とっても美味しかったです。ここでも1杯をみんなで食べました。

13:20 riko 九合目に到着
もう山小屋はありません。鳥居があるだけです。
目標が定めにくく、延々と続くジグザグの砂利道は、ただただ辛く、ここが一番の頑張りどころでした。
rikoは「頂上でメロンパンを食べるんだ♪」って、それを目標に登ってました。(苦笑)
rikuとの差が開いてたので、待とうって言ったんだけど、早く頂上に着きたいと言うので、そのまま出発することに。
▼rikuはまだまだ鳥居の下
2008.8.20-21


14:20 riko 登頂!!
いやいや良く頑張った!!
神社の近くで、わずかに携帯(ソフトバンク)の電波が入る場所があったので、ばぁちゃんへ電話。
まさか頂上まで行けるとは思っていなかったらしく、すごくビックリしてました。
rikuが来るまでには少し時間がかかると思ったので、一通り頂上見物。
その後、念願のメロンパンを頬張ってました。(笑)
2008.8.20-22

▼rikuももう少しだ。頑張れ〜〜
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14:35 riku 登頂!!
2008.8.20-24

早くてビックリ!!(危険の少ないところで、少しだけSinがおんぶしたらしい)
いやいや、まさか登頂できるとは思ってなかったね・・・
神社でお守りを買ってから、山小屋でカレーうどん(1,000円)&うどん(800円)を食べました。
とにかく寒くて、温かいものが美味しい♪

15:25 下山開始
今日中に下山しなくてはいけないので、火口をちょっと見ただけで下山開始。
2008.8.20-25

登ってる途中に左手に見えていた下山道は、すごく楽そうに見えたので、2時間半くらいで下りられるのかな〜なんて甘く考えてました。
しか〜し!! この後、甘くない現実に直面するんです。(苦笑)

下山道は、ひたすらジグザグの砂利道。
ズリズリ滑りながら下りていくんですが、これが結構足に来る・・・
2008.8.20-26

須走口や御殿場口の、いわゆる砂走りといわれる下山道は、かなり豪快な感じで下山できるようですが、
吉田口の場合は、下山道の道幅が狭いため、一歩足を踏み外したら・・と思うと、さほどスピードも出せず、
ちょうど、スキーでいう初心者用の迂回路を下りるような感覚で、結構気を遣いました。

最初のうちは、rikuが怖がってしまい、下りたくないって半泣きに。
これは一体何時間かかってしまうのだろうと、途方にくれそうになりました。
しばらくすると、慣れてきたのか自分からどんどん進んでいくようになったけど、行き過ぎるとまた危険なため、手をつないだ状態で行き過ぎないようにセーブしてあげるのが、これまた大変で・・・
とても耐えられなくなって、途中でSinにバトンタッチしてもらいました。
▼見上げると、こんなに下りたのねって思うけど・・・
2008.8.20-27


そこからは、ほとんどノンストップ。
途中、山小屋は1件だけ。その他トイレも一箇所だけ。
落石の危険もあるので、のんびり座って休むところは基本的にありません。
確かに上りに比べれば楽だけど、あまりに単調で長い道のりなので、子供たちのモチベーションを保つのに苦労しました。
▼景色は最高なんだけど・・・ボクそんなの楽しむ余裕無いの・・・
2008.8.20-28


17:00 緊急避難所に到着
2008.8.20-29

下山道のちょうど半分くらいのところにあります。
雷雨などのときは、ここに避難するんでしょうね。
正直、ここに到着した時は、まだここまでしか下りてないの??!って気持ちでした。
そろそろ五合目に着くのかな・・・ってくらいの疲労度だったので。(苦笑)

どのあたりか忘れましたが、途中「五合目まで残り4km」って看板があり、
平地の感覚で、あと1時間くらいかな・・・なんて思ったのに、
それから延々と下った後にまた看板が現れて、残り2キロ位か??って思いつつ見ると、
「五合目まで残り3.3km」ってなっていた時には、ホント絶望的になりました。(爆)
そのくらい距離感がつかめませんでした。下りを甘く見てはいけません。
2008.8.20-30


六合目で登山道と合流し、五合目のレストハウスが見えてくると、ものすごくホッとしました。
六合目から五合目にかけては、若干の上りがあるんですが、それが下り疲れた足には逆に嬉しかったです。(苦笑)
ちょうど、山頂御来光目的のツアー客が登り始める時間のようで、何組もの団体さんとすれ違いました。
その度にrikuは注目の的で、たくさんの人達に「ボクすごいね〜〜」「頑張ったね〜〜」と声をかけてもらい、
最後のひと頑張りに力をもらったようです。

18:30 五合目に到着
riko&Nao 五合目に到着。
10分ほど遅れて、riku&Sinも到着。
2008.8.20-31

なんとか、ヘッドランプを使わずに済みました。
下山開始から3時間余り。ほぼ標準時間で歩ききりました。
rikoもrikuも本当に頑張ったと思います。

そこからさらに、車が駐車してある1キロ先まで歩かなくてはいけなくて、さすがにrikuはちょっとだけおんぶになったけど、rikoは最後まで頑張って歩ききりました。
rikoはまだ9歳なのに、身長が150センチもあるので、つい大人のように扱ってしまうけど、実際はまだ4年生。
下山のときに転んでしまったので、ちょっとだけ泣き言を言ったけど、それ以外はほとんど弱音を吐かずに頑張って歩ききったのは、本当にすごいと思います。
どうしても、小さいrikuばかりが目立ってしまって可哀想だったです。

【感想など】
子供たちは二人とも、「もう富士山はコリゴリだ〜〜」なんて言ってますが、頂上まで行けたことは、きっと一生の宝ものになると思います。
富士山は初めてで、よく全員で頂上まで登れたな・・・
最高のお天気に恵まれ、運良く馬にも乗れ、登山道も混んでなくて、自分たちのペースで登れたことが勝因かなと思います。
あと、子供はどうしても根気が続かないので、目標はできるだけ近い所に定めることと、
ちょこちょこと休憩を入れて、決して無理はさせないことが大事かもしれません。

でも、通常は子連れの場合、山小屋1泊が基本なんでしょうね。
我が家の場合は、慣れない山小屋で1泊するよりも、馬を使ってでも日帰りという選択をしましたが、それが良いのかはわかりません。
でも、こんな方法もあるよってことをお伝えしたくて、この登山記をまとめてみました。
これから、子連れで富士登山をされる方の参考になれば幸いです。

【最後に】
今回、初めての富士登山にチャレンジするにあたり、
あっぱれ富士登山

上記サイトを大変参考にさせていただきました。
ここに御礼申し上げ、ご紹介させていただきます。