2010年02月10日
2010年02月09日
完全犯罪
冤罪、世の中にどれだけの人が苦しんでいるだろう。
天地神明に誓って、そう宣言してもいい。
間違いなく僕ではない。
僕だって人間だし魔が差すこともある。
うっかり、なんてこともあるだろう。
でも、僕ではない。
そんな時に限って挙動不審になってしまう。
周囲の視線が気になって仕方がない。
僕じゃない。
左右を見渡す。
余計に怪しまれる視線を浴びる。
電車内、上手いこと犯行をすり替えられる時がある。
臭い。
身に覚えのある臭いではある。
しかし、他人のそれは耐え難い。
嗅ぎたくない。
鼻で呼吸を止めるとその臭いを口で食べる羽目になる。
隣人の屁なんざ、鼻でも口でも嗅ぎたくない。
右隣の中年サラリーマンが臭い。
恐る恐る右を向くと、先に迷惑そうに一瞥される。
まさに超高等技術、擦り付けられて候。
天地神明に誓って、そう宣言してもいい。
間違いなく僕ではない。
僕だって人間だし魔が差すこともある。
うっかり、なんてこともあるだろう。
でも、僕ではない。
そんな時に限って挙動不審になってしまう。
周囲の視線が気になって仕方がない。
僕じゃない。
左右を見渡す。
余計に怪しまれる視線を浴びる。
電車内、上手いこと犯行をすり替えられる時がある。
臭い。
身に覚えのある臭いではある。
しかし、他人のそれは耐え難い。
嗅ぎたくない。
鼻で呼吸を止めるとその臭いを口で食べる羽目になる。
隣人の屁なんざ、鼻でも口でも嗅ぎたくない。
右隣の中年サラリーマンが臭い。
恐る恐る右を向くと、先に迷惑そうに一瞥される。
まさに超高等技術、擦り付けられて候。
2枚爪
茹で卵を作る。
目玉焼きは充実感があるだけに向上心をもって
新たなものに挑みたい。
茹で卵は黄身が半熟でなければならない。
あくまで、僕が求める満足度でのことで黄身が固い方が
あ好きな人はそれでいい。
どうも歯に詰まる、ぼそぼそ感が苦手ということもあって
自分で作る際は、半熟以外認めない。
ただ、何分が一番いい絶妙な半熟さなのか未だ
見いだせないでいる。
茹でたら一度、ざるに空けて水で冷やす。
そうすると、殻が綺麗に、でも剥けない。
息子は要領よく、光沢のある額のように綺麗に剥く。
不器用なのか、僕がやるといつも身が殻について剥がれてしまう。
大きな殻が剥がれた場合、薄い膜が白身に覆っているのに
気付く。
それを見て、爪を思い出す。
2枚爪、幼少の頃によくなった。
爪先を見ると、爪と皮膚の間にもう1枚、薄い爪が出来る
ことがよくあった。
僕はこれを2枚爪と呼んでいる。
2枚爪が出来た時は指先が痛く、何かをうっかり指先で
触ってしまった際には小さく悶絶したものだった。
爪も厚くなり僕も歳を重ねた。
茹で卵の殻をしくじる度、幼少の苦く痛かったことを思い出しながら
その頃の自分の歳と同じくらいの息子を眺める。
息子を眺めながら過去の自分を重ねることは多い。
目玉焼きは充実感があるだけに向上心をもって
新たなものに挑みたい。
茹で卵は黄身が半熟でなければならない。
あくまで、僕が求める満足度でのことで黄身が固い方が
あ好きな人はそれでいい。
どうも歯に詰まる、ぼそぼそ感が苦手ということもあって
自分で作る際は、半熟以外認めない。
ただ、何分が一番いい絶妙な半熟さなのか未だ
見いだせないでいる。
茹でたら一度、ざるに空けて水で冷やす。
そうすると、殻が綺麗に、でも剥けない。
息子は要領よく、光沢のある額のように綺麗に剥く。
不器用なのか、僕がやるといつも身が殻について剥がれてしまう。
大きな殻が剥がれた場合、薄い膜が白身に覆っているのに
気付く。
それを見て、爪を思い出す。
2枚爪、幼少の頃によくなった。
爪先を見ると、爪と皮膚の間にもう1枚、薄い爪が出来る
ことがよくあった。
僕はこれを2枚爪と呼んでいる。
2枚爪が出来た時は指先が痛く、何かをうっかり指先で
触ってしまった際には小さく悶絶したものだった。
爪も厚くなり僕も歳を重ねた。
茹で卵の殻をしくじる度、幼少の苦く痛かったことを思い出しながら
その頃の自分の歳と同じくらいの息子を眺める。
息子を眺めながら過去の自分を重ねることは多い。
選択肢
「どっちにすんの?解雇するのか引退するのか、」
「いや、やりたいです」
「どうしたいのか訊いてんじゃないんだよ、
どっちにすんのか訊いてんの」
「やりたいです」
「それは選択肢に入ってない」
「やるつもりでも解雇するから、引退した方が
利口だろ」
「解雇になったら貰えないんすか?」
「引退したら養老金と功労金出してやるよ」
新聞を読んでつい、そんな場面を想像してしまった。
選択肢のない選択、そんないつかを思い出してしまった。
先日、頑張れと云われて怒ったことで批判的なことが
書かれていることが僕にはわからない。
頑張っている人に簡単に頑張れなんて云うものじゃない。
頑張っている人に頑張れって云える人は限られている
ようには思う。
もちろん、手を出したり怒鳴ったりする必要はない。
漫画家やくみつるが尤もなことをいっている。
確かにそう、でも人が口付けたペットボトルや吸い殻を
収集してそれを仕事にしてしまう人が云っているのかと
思うと心中微妙になる。
今、やくみつるが真似するいしいひさいち氏に再び
アサシオくんを描いてもらいたい。
「いや、やりたいです」
「どうしたいのか訊いてんじゃないんだよ、
どっちにすんのか訊いてんの」
「やりたいです」
「それは選択肢に入ってない」
「やるつもりでも解雇するから、引退した方が
利口だろ」
「解雇になったら貰えないんすか?」
「引退したら養老金と功労金出してやるよ」
新聞を読んでつい、そんな場面を想像してしまった。
選択肢のない選択、そんないつかを思い出してしまった。
先日、頑張れと云われて怒ったことで批判的なことが
書かれていることが僕にはわからない。
頑張っている人に簡単に頑張れなんて云うものじゃない。
頑張っている人に頑張れって云える人は限られている
ようには思う。
もちろん、手を出したり怒鳴ったりする必要はない。
漫画家やくみつるが尤もなことをいっている。
確かにそう、でも人が口付けたペットボトルや吸い殻を
収集してそれを仕事にしてしまう人が云っているのかと
思うと心中微妙になる。
今、やくみつるが真似するいしいひさいち氏に再び
アサシオくんを描いてもらいたい。


























