昨夜発表された7月の全米雇用報告は、労働力と原材料不足が足かせとなり、事前予想の69万5000人増を大きく下回る33万人増加

一方、7月の米ISM非製造業総合指数は、事前予想の60.5に対して64.1と過去最高となり、テーパリング観測が強まる結果に・・・


米FRBのクラリダ副議長は、「米経済が雇用や物価の目標達成に向けて引き続き順調に推移している」とした上で、「2023年に利上げを開始できる状況にある」という認識を示した事で更に上値を圧迫


又、ブラードセントルイス地区連銀総裁は、「米国の雇用が毎月約50万人のペースで増加し、労働市場は来年の夏までに新型コロナウイルス禍前の水準を回復する軌道に乗る」との見方を示し、米ダラス地区連銀総裁も、「米FRBはテーパリング(量的緩和の縮小)に近く着手する必要がある」とし、FRB高官のタカ派発言が相次いだことで相場の重しとなりました・・・


金価格はデルタ株感染や債務上限問題が下値をサポートするものの、白金は6月の安値を更新中

キャプチャ
特に国内市場は、今回の下げ道中で取組高が増加している事から買い付きが入っていると思われ、明日の米雇用統計発表を前に買い方ふるい落としの場面も・・・?


参考になりましたらポチッと

にほんブログ村 先物取引ブログ 商品先物へ
にほんブログ村

先物でいこう