NY原油はチャート面からの買い圧力も強く、期近ベースで7年ぶりの高値を更に更新する展開

アジア時間から堅調推移で90ドル台でに上昇、欧州の時間帯に入ると91ドル台、米国の時間帯に入ると92ドル台に乗せてそのまま93.17ドルまで上昇し、一代新高値を更新後は軟化して92ドル台前半まで下落してはいますが・・・

米雇用統計発表後はドル高に振れて一旦は株価が崩れたものの、引き続きウクライナ情勢が緊迫化している事に加え、米国南部から東部にかけて寒波が襲っており、大規模な停電などが発生してテキサス州の製油所操業に支障が出ることが懸念された様です。
キャプチャ
米気象庁(NWS)によると、米国は3日、南部から東部の25州の広範囲で厳しい寒波に見舞われており、全米で26万3000世帯が停電。製油所が集積するテキサス州も大雪となっており、製油所の操業が停止した昨年2月の二の舞にならないか懸念されており、昨年2月には北米最大のモティーバの製油所が寒波の影響で操業を停止していますが・・・

原油相場はコロナショックでマイナス価格を示現後、月足ベースでもほぼ一本調子で上昇して既に2014年以来の価格水準、インフレ高進の要因にもなってはいますが、来週の3連休前後にかけて、金融商品全般の動きに変化が出る兆しもある様で・・・