こんにちは。お久しぶりです!!


事務所のホームページのコラムに、「それって登録商標?普通名称?」の記事を追加しました。

そのコラム内で最後に書こうと思っていたものの、「公式サイトにはふさわしくないかな・・・」と、
断念した話がありますので、ここで書きたいと思います笑

さて、コラムでも書きましたが、「ウォシュレット」はTOTO株式会社の登録商標であり、
一般名称は「温水洗浄便座」です。これは、われわれ弁理士にとっては常識なのですが、
人によっては勘違いをしているケースもある・・・そして、それは時には深刻かも・・・というお話です。

ちょっと昔に、マンションを借りた時のことです。

不動産屋さんのホームページで見つけた部屋を内見に行ったのですが、
「温水洗浄便座付き」と書いてあったのに、実際には付いてませんでした。

そこで、以下、私と不動産屋さん(以下、F)の会話です。


私「えっと、この部屋はトイレってどうなるんですかね?」

F「はいっ!!この後、ウォシュレットが付きます!!」

私「え!?ウォシュレットが付くんですか?もうそこまで決まってるんですか?」

F「(ちょっと不思議そうな顔をして)あ、は、はい・・・。ホームページにも掲載していたとおりです!」

私「(「ん?」と思いながら)あ、そうですか。それは失礼しました。それはイイですね」

F「はい!!」

そして、いろいろと見た結果、気に入ったので契約することにしました。

私「じゃあ、入居までにトイレの件お願いしますね。」

F「大丈夫です!ウォシュレットをちゃんと付けておきます!!」


・・・。

そして、入居日。

ガチャッ

私は、トイレのドアを開けて、便座を確認しました。

たしかに、そこには「温水洗浄便座」がきちんと付けられていました。

しかし、私のイヤな予感は見事的中しました。その便座には・・・



『Pa●as●nic』のロゴが!!






ウォシュレットじゃないやん!!(笑)






そう。お察しの通り、この不動産屋さんは、温水洗浄便座のことすべてを
ウォシュレット」と呼んでいたのです。

まぁ、私としては温水洗浄便座が付いていてくれれば、特にこだわりはなかったので、
別に何も言わなかったのですが、こだわる人なら「話が違うじゃないか!!」となりかねません。

厳密に言えば、この場合、契約違反ともいえるかもしれません。
私には「この『ビ●ーティ・ ●ワレ』を『ウォシュレット』に変えろや!!」
と、主張する権利があるのかもしれません。

登録商標と普通名称を誤解すると、こんな意外なところでもトラブルを生じる可能性があります。
商標を正しく意識することって、やっぱり大事です。


おわり