商標弁理士Nの業務外ブログ

横浜市にある商標専門の特許事務所で商標弁理士をやっているNの業務外ブログです。弁理士業務とはあまり関係のない日常のことについて、商標に関する話題をたまに絡めつつまったり綴ります。

2017年01月

こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。

さて、特許事務所でも法律事務所でも行政書士事務所でも同じですが、たいていは事務所ホームページに「メンバー紹介」のページがあって、そこで有資格者のプロフィールが掲載されていることが多いかと思います。

で、「開業本」とか「集客本」の類いでも強くオススメされているせいか、プロフィールとあわせて、その人の顔写真についても掲載している事務所も少なくありません。「どんな人がやっているのかわかる方が、依頼人は安心できる」という点は大いにあるかと思いますので、きわめて合理的だと思います。

ただ、最近はスマホの普及もあって、非常に多くの人がネット環境にアクセスできるようになっていますし、ネット上での申請サービスのようなものも増えてきていますので、「プロフィールと顔写真を公開することのリスク」も考えなくてはいけないように思います。

たとえば、真面目な人(堅実な事務所、歴史のある事務所)ほど、プロフィール写真は「証明写真風」というのが多い印象があります。しかし、もしこの証明写真風画像と氏名などの個人情報が組み合わされて犯罪者に悪用されたら・・・と考えると、とても恐ろしいと言わざるを得ません。具体的には書きませんが、考えられ得るケースは結構あるように思います。

このような面もあってか、最近では打ち合わせ時の写真とか、背景入りでポーズを決めた写真とか、証明写真風ではない自然な動きのある写真をプロフィールとともに掲載している事務所も多くなったように思います。

証明写真風の方が、見る人に真面目さや誠実さを印象付けられるのは間違いないですが、やはりリスクもあるように思います。時代の流れとして、プロフィール画像がフランクな写真となっていくのも、リスクヘッジの面からも仕方ないのかなと思いますし、むしろ賢いのではないかと思います。依頼人の方々には、このあたりご理解いただきたいところですね。

まぁ、もちろんフランクな写真だとしても、悪用されるリスクはありますが・・・。
名前だけでも同じことですし、「そんなことイチイチ気にしても仕方ない」という考え方もあると思います。

以上、木曜日の雑感でした。

おわり

こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。


さて、今更なネタで、かつ、他のブログでも同じような記事を書かれている方も多くいるとは思いますが、さすがに当ブログでも言及しておいた方が良いと思いましたので、周回遅れながら投稿します。

報道によれば、「政府は、2019年1月1日に皇太子さまが新天皇に即位し、同時に元号を改める検討に入った」とのことで、「新元号は改元の半年以上前に公表する」方向のようです。

そうすると、まだ「平成」の時代であるにもかかわらず、次の元号が明らかになるという、これまでには想定できなかった状況が生じることが考えられます。

ここで、商標実務家として気になるのは、「そうなったら、絶対に新元号を先取り的に商標登録しようとする人が現れるよね」ということです。ほぼ、100%出てくるだろうと予言してもハズレないと思います(笑)。

ところで、商標実務家であれば誰でも知っているように、特許庁編纂「商標審査基準」では、「商標が現元号として認識される場合は、商標法3条1項6号に該当すると判断する」とされています。今、私が「平成」という商標を商標登録出願したとしても、識別力がないという理由で登録は拒絶されることになるわけですね。

ただ、気になるのは、上記の「現元号として」の文言です。素直に解釈すれば、「過去の元号なら登録し得る」ということになります。今、私が「昭和」という商標を商標登録出願すれば、登録できる余地はあるということです。

じゃあ、未来の元号はどうなんだ?というのが今回の論点です。商標審査基準的には、おそらく未来の元号が事前にわかることなど想定していないでしょうから、ここをどう判断するの?という話です。

結論としては、現元号と同様に、当然に登録できないと考えてほぼ間違いないと思います。

商標審査基準に未来の元号のことが書いていなくとも、3条1項6号とか、4条1項7号で拒絶されるでしょう(拒絶理由がどのように書かれるのかは興味のあるところですが…)。ただ、今のうちに商標審査基準に手を加えておかないと、意見書などで揚げ足取り的に反論されてマズイんじゃないのかなとも思います。このへん、将来的にどう手当てするのか気になるところです。

ちなみに、仮に何かの間違いで新元号が登録されることがあっても、これを使うことについて実質的に問題となる可能性は低いでしょう。商標的使用となるケースなどほとんどないと考えられるからです。

というわけで、新元号を先取り的に商標登録しようなどというバカげた考えは捨てましょうね!!ビジネスチャンスにもお金にもなりませんし、きっと関係者に嫌われるだけですよ(苦笑)。

おわり

こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。

今朝の新聞の記事で知ったのですが。
小田急電鉄が、2018年3月から増発する「朝方通勤特急ロマンスカー」の愛称を募集しているそうです。

愛称募集ページ

愛称のネーミングとして、「○○○○○○○○号」(全角8文字以内)になるようにしてほしいとのこと。

採用されると、「小田急トラベル旅行券 10万円分」(1名)がもらえるそうです。
あと、参加賞としても抽選でいろいろ当たるようですね

こういった企画、日ごろからネーミングを取り扱う商標実務担当者の皆様にとっては、賞品とか関係なしに、非常に興味深いのではないでしょうか。もちろん、商標弁理士である私にとっても、黙ってはいられない企画です。

というわけで、応募してきました(笑)。

トイレの中で考えて、1分くらいで思い付いたネーミングですが・・・。

でも、ネーミングセンスとしては、少し自信があります。
だって、一応プロですからね!!(苦笑)

ひそかに商標調査をしてみましたが、こちらも大丈夫のようです。

ちなみに、小田急電鉄のホームページにて決定した愛称を発表。愛称発表・賞品の発送は、2017年5月以降を予定しています、とのことです。

もし、私の案が採用されたら、当ブログで発表したいと思います!!無理やろ)
あ、今後、このネタに何も触れることがなければ、察していただければと存じます。

なお、愛称応募は上記サイトのみから行えます。
募集期間は2017年1月12日(木)23:59まで
(明日いっぱいですね)

ネーミングに自信のあるそこのアナタもぜひ!!

おわり

こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。


たいへん遅くなりましたが、皆様明けましておめでとうございます
本年も何卒よろしくお願い申し上げます

最近、ブログ村のランキングを見ると、ほかの商標弁理士さん達による有意義なブログが続々と登場しているようで、本ブログの存在価値はかなり微妙になってきてはおりますが(苦笑)、今年もマイペースに更新していけたらと考えております。

さて、年は(とっくに)明けましたが、なんだか世の中の「どんより具合」は相変わらずのように感じます。

2016年を自分なりに回顧してみると、ますますもって「その場しのぎ」や「後回し」、「自分さえ良ければの精神」、「本質から反れたいろいろ」が蔓延している世の中だからこそ、わたしたちは日本人としての品格やモラル、そして人間力を日々より一層高めていかなくてはならない、と実感した年明けでした。

人としてもそうですが、もちろん、職業人である弁理士としても同様です。

というわけで、最近は、新渡戸稲造先生の「武士道」を読み直しています。

ちなみに、この「武士道」。10件以上の商標登録があるようですね。
(新渡戸稲造に関係があるものかは不明。)

おわり

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