商標弁理士Nの業務外ブログ

横浜市にある商標専門の特許事務所で商標弁理士をやっているNの業務外ブログです。弁理士業務とはあまり関係のない日常のことについて、商標に関する話題をたまに絡めつつまったり綴ります。

2017年10月

こんにちは、横浜市の商標弁理士Nです。

たまには、商標についての話をしたいと思います。笑

中国の今年上半期の商標登録出願数は、227万6000件と言われています。
年間にすると、500万件に達する勢いのようです

一方で、日本の昨年(2016年度)の商標登録出願数は、約16万件
おそらく、U氏やBL社の出願件数も含まれているので、実質的には14~15万件くらいでしょうか。

約30倍くらいの違いがありますね

もちろん、人口の違いもありますけど。

日本でも、もうちょっと多くても良いと思うのです。

保険には入るのに、なぜ多くの事業者は商標登録をしないのでしょうか

最近は、メディアでたびたび「他人の商標の先取り出願」が大きく話題になるにもかかわらず、です。

心配になって商標登録に関心を持った経営者の方々も少なくはないでしょうが、多くの方は「自分が巻き込まれることはないだろう」で済ましているような気もします

たしかに、商標登録は義務ではありませんし、お金もかかります。
こんなご時世ですので、予算をかけられないのも痛いほどわかります。

でも、商標登録をすれば、安心・安全に商標を使えるというだけでも、私のような心配性経営者にはとてもありがたいメリットです。お金だって、一見高いようですが、10年分と考えればそうでもありません。特許事務所に依頼した場合の手数料を含めても、1日分にすれば缶ジュース1本分にも満たない金額ではないでしょうか。


経営者の皆様、ぜひもっと商標登録に注目してください!!


とはいえ、事業者に商標登録の重要性や有効性を呼びかけるのも、我々弁理士の使命・・・。
それが世の中であまり認識されていないのなら、むしろ我々の頑張りが足りないのかもしれません。

そのへんも、頑張っていきたいところですね

おわり

こんにちは、横浜市の商標弁理士Nです。

先日、久しぶりに私の聖地である神保町に行ったのですが。

とても悲しい思いをすることになりました。

昔からよく行っていた、「すずらん堂」さんが土曜にもかかわらず営業していなかったので、「おかしいなぁ」と思ってググったところ、どうやら閉店してしまったようなのです。

真偽は定かではありませんが、ネット情報によれば9/30閉店とのこと。
最初に知ったときは、本当に、

なん・・・だと・・・!?

ウソ・・・だろ・・・!?

という某少年漫画的セリフを吐く勢いでした。
何かの錯覚をしていればよかったのですが、現実でした

「すずらん堂」さんは、その名のとおり「すずらん通り」にある本屋さんで、1階は一般の本・雑誌・コミック(と一部にエロ)、2階は全部エロ(笑)という構成だったのですが、特筆すべきは、かゆいところに手が届くような1階のサブカルコーナーでした

ネーミングの本とか、ロゴ・商品パッケージの本、マーク・表示の本などがさりげなく陳列されていたので、新刊を見かける度によく買っていた思い出があります。普通の大きな本屋さんでも置いてあるのでしょうが、ジャンル分けが難しいのか、あちこちのコーナーに分けて置いてあるのが普通なので、あらかじめ本の存在を知らないと探しにくいんですよね。

その点、すずらん堂さんに寄れば、新しく出た本が認識しやすいので、マニアック寄りの商標弁理士的には、とても助かっていました。

もっとも、ここ数年は、ネーミング関係の本をあまり置いてなかった気もしますが・・・。
でも、歴史とかミリタリーの本とか、興味をそそられるものが良い感じでまとめられていたと思います。

弁理士になる前から通っていた記憶があるので、10年以上前からの馴染みでした。
やはり、馴染みのあるものがなくなってしまうのは悲しいことです。
本当に残念です

閉店と言えば、神保町のドンキがわずか8か月で閉店したというニュースが出ていましたね。
同日、お店の前を通りましたが、たしかに「閉店しました」的な表示がありました。
理由は私にはわかりかねますが、やはり街の雰囲気や風土に馴染めなかったということでしょうか・・・。

神保町の馴染みのある古書店も、ここ数年でポツポツと閉店してしまっています。
理由はいろいろあるのでしょう。
店主が年をとりすぎた、といった理由などもあるのかもしれません。

ただ、神保町に限らず、最近身の回りでなくなるお店などが多すぎる気がします。
「ホントに日本の景気は良くなっているのかな?」と思わずにはいられません。

おわり

こんにちは、横浜市の商標弁理士Nです。

先日のことです。

私は、某コンビニに入りました。

で、買うものを選んでいると、ワンちゃん(犬)を抱きかかえたお客さんが入店してきました。

ヒョイと抱きかかえてはいますが、小さくはない犬です。

「ちょ、普通の犬ってお店の中に入れていいんだっけ!?」

と一瞬面食らったのですが、そのお客さんは、一直線にレジに向かいました。

タバコを買ったのか、何かの支払いをしたのか、とにかく一瞬で退店。
風のように去っていきました。

しかし、私は見逃しませんでした

その犬が、飼い主がレジで用を済ましている間に、体をグルングルンさせていたことを。

そして、その先に、おでんが売っている浴槽(?)があったことを。

もちろん、おでんにはフタのようなものはされていません。

犬の毛、絶対中に入ったやろ・・・。

わりと潔癖症の私は、もうコンビニのおでんは一生買うまい・・・というか、コンビニでむき出しで売ってる飲食料って実は危険だなぁと強く思ったのでした。

たしかに、ワンちゃんも家族の一員として、わが子のように大切にしている人も少なくないと思います。
そういう人からすれば、今回の出来事は、なんてことないという感想なのかもしれません。

でも、いくら入店が一瞬だからと言っても、やはり今回のおでんのようなこともあるので、その飼い主は非常識だと私は思うのですが、皆さんはどう思われるでしょうか

ついでに言えば、注意しない店員はもっと良くないと思います。

一度大丈夫だと感じると、その飼い主はきっとまた同じことをするでしょう。
それを見ていた他の客も、「それなら自分も」とマネをするかもしれません。

私が潔癖症すぎるんでしょうか?

今回はコンビニでしたが、フードコート等でも同じことが言えそうですよね。
いろいろと考えさせられる出来事でした。


おわり

こんにちは、横浜市の商標弁理士Nです。

さて、タイトルのように、

ネット情報は当てにしない。

というポリシーで、毎日を過ごしてきたつもりなのですが・・・。

最近ふと、「ネット情報を当てにしていた」自分に気づきました

というのも、スマホを使っていると、ちょっと気になったこととか、調べちゃいますよね?

これが例えば、気になる商品の発売日がいつかとか、来年の〇月の祝日は何曜日かとか、形式的なことであれば問題ないと思います。

でも、ちょくちょくスマホで調べ事をしていると、いつのまにか、専門的知識というか、形式的ではない内容についてまで調べてしまっていることありませんか?

「ネットの情報なんて、どこの誰が言ってるかわからないことだし、信用できない」と思っていたにもかかわらず、次から次に調べ事をしていると、つい感覚がマヒしたように、情報を鵜呑みにしてしまうワナに陥ること、皆さんもあるのではないでしょうか?
特に、自分があまり詳しくない分野について。

具体的な内容には触れませんが(知財とはまったく関係ありません)、
私は先日、見事このワナにハマりました。

そしてある日、ハッと我に返り、「なんであの情報を信じたんだろう?」となりました
幸い、それが自分や他人に何らかの影響のあるものではなかったので良かったのですが。

しかしながら、気を抜いていると危ないなぁ、と反省した次第です。
やっぱり専門的なことは、専門機関や専門書にコンタクトしなきゃですね。
物事の本質を遠いところから見る目を、忘れないようにしなきゃいけない気がしました。

最近は、ネット上のフェイクニュースとか情報操作も問題視されていますしね・・・。
あぶない、あぶない。。。

おわり



こんにちは、横浜市の商標弁理士Nです。

さて、話題的には今更感もありますが、論文合格発表がありましたね。
司法試験とか、司法書士試験の合格発表も9月だったようですね。

論文合格された方、おめでとうございます
口述本試験まであとわずかかと思いますが、体調だけには気を付けて、ラストスパートを頑張ってください!

一方で、惜しくも残念な結果に終わってしまった方は、今は少し休んでいただきたいと個人的には思います。

特に、何度も何度も挑戦しているのに、あとちょっとでうまくいかない方へ。

焦らないでください!きっと大丈夫です!!

すべてが終わったような絶望的な気持ちになるのは、私にもよくわかります。

私も、なかなかうまくいきませんでした。
しかも、専業受験生で仕事をしていない時期もあったので、不合格になったときの絶望感や罪悪感が、挑戦すればするほど増長して、心が壊れる寸前だったように思います。

でも、だからといって焦ってもロクなことにはなりません。
「今年は特に運が悪かったんだ」ということにして、積極思考に戻していただきたいと思います。そのためにも、1か月くらいはゆっくり休んでほしいと思うのです。

ただ、やはり反省点というか、「今年、何がダメだったのか」という振り返りは必要だと思います。

私は、(最後に不合格となった年は)いったん論文試験の初心に戻ってみました。
こだわりを捨てて、(イヤイヤ)素直に反省した結果、私のダメなところは以下の点なのがわかりました。

・なまじ知識がありすぎて、1つの項目の記載量が多くなりすぎる傾向がある。
結果、紙の量が足りなくなって全体としてバランスの悪い答案になる。

・なまじ知識がありすぎて、「学術論文」のようになる時がある。
しかも、そういった点で、他の受験生との差を試験委員に見せつけようとしていた。


自分で言うのもアレですが、めちゃくちゃ勉強してたので知識は十分だったのです。
答練なども、安定してそこそこ上位だった記憶があります。
しかし、逆にこれが仇となっていたようでした。
「当たり前のこと」すぎる事項や項目を、どうも省いてしまっていたようなのです。

論文本試験の採点は、その時たまたま当たった試験委員が担当するはずです。
ですから、試験委員は、この人が本当にわかってるかわかっていないかを判断するには、答案用紙しかありません。
本人からすれば「当たり前のこと」だからと記載を省いても、彼らからすれば「こいつは書けなかったんだ」と判断するのが普通なのです。

考えてみれば、至極当然のことなのですが、勉強すればするほど、受験期間が長くなればなるほど、このようなワナにハマってしまうこともあるような気がします。同じようなクセがある方は、ぜひ見直してみてください。

翌年の論文本試験では、面倒くさがらずに項目立て、定義、趣旨など、誰が書いても同じようになりそうな答案を書いた結果、合格することができました。

完全に答案から個性というか、オリジナリティを消しました。

なので、自分の出来としては過去最低の印象だったのですが、なぜか合格しました。
論文試験は、基本的に項目や論点言及で加点となるようですので、淡々と必要なことを読む試験委員が読みやすいように書く、というのが意外と重要なのかもしれません。

以前の私のようにクリエイティブな論文にこだわるのは、やめた方がいいのでしょう
今にして思えば、カッコつけすぎというか中二病みたいな考え方でした笑。

弁理士が書く意見書や審判請求書なども、ある程度は書き方の流れや型のようなものがあります。あまりクリエイティブすぎる内容にする弁理士はいない気がします。そして、審査官や審判官に快く読んでもらえるような文章にすることが必要です。論文試験もこのへんに通じるのかもしれませんね。

などと、偉そうなことを述べましたが、私が論文試験を受けたのは10年前ですので、現在の試験では当てはまらないかもしれません。その場合は申し訳ありませんという話になりますが、少しでもご参考になれば幸いです。

最後に。
「菜根譚」という中国古典に、このような言葉があります。

長い間うずくまって力を蓄えていた鳥は、いったん飛び立てば必ず高く舞い上がる。
他に先がけて開いた花は、散るのもまた早い。


「じっくりと時間をかけて努力すれば、最後は必ず飛翔する」と解釈できます。
勇気が湧いてくる言葉です。私も特にお気に入りの言葉です

焦らず、じっくりやっていきましょう!
いざ弁理士になれば、短期合格したことなど何の役にも立ちません。
多少時間がかかっても、実務をこなすための知識や人格をこそ、養うべきと思います。

おわり


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