こんにちは。

さて、特許庁のホームページに、「モザンビークを指定した国際登録:標章の更なる使用の宣言に係る提出要件(参考訳)」という記事が掲載されました。


これによれば、マドプロ出願において、


・モザンビークを指定した出願人又は名義人は、国際出願又は事後指定に係る商品及び役務について、当該国における標章の使用の意思を宣言したことになる。


・国際登録の名義人は、標章の更なる使用の意思の宣言をポルトガル語による所定の様式を使用してモザンビーク知財庁に直接提出し、かつ、手数料を支払わなければならない。


・本宣言書面は、モザンビーク在住の授権代理人を介して提出しなければならない。


・1回目の宣言は、モザンビーク知財庁が国際登録又は事後指定を通知された日から5年以内に提出しなければならない。更なる宣言は、国際登録が継続して更新される日から5年以内毎に提出しなければならない。


・国際登録の名義人は、上述の5年の期間の前後となる6月の期間内に、本宣言書面を提出することができる。


ということです。


これは・・・非常に面倒くさいですね。


ポルトガル語による所定の様式を使用してモザンビーク知財庁に直接提出
「本宣言書面は、モザンビーク在住の授権代理人を介して提出


というところが特に。


というか、これならマドプロを使わずに、最初から現地代理人にドメスティックな出願を依頼した方が安全な気がします。いや、多分気のせいではないです。


ただ、アフリカ方面の現地代理人は英語の文章が独特で、意思の疎通が取りにくいという印象があります。加えて、メール不達とか音信不通にもなりやすい印象があります


そういえば、過去にOAPI(アフリカ知的財産機関)に問い合わせのメールをしたら、1か月経っても返信が来ないことがありました。その後、何度も送り直したのですが、結局返信は来ませんでした・・・


なので、いずれにしても、手続には難儀する予感がします・・・。


まぁ、そもそも、モザンビークに出願するケースって稀な気もしますけど。

アフリカ方面まで模倣品が出回るような一部の大企業を除いて、マドプロでモザンビークを指定することって、ほとんどないのではないでしょうか。


私もこれまでにかなりの数の海外出願を経験しましたが、モザンビークについては、ドメスティックな出願で2回くらいしかやった記憶がありません。ここ2~3年では多分やっていないと思います。現在の個人事務所では、よほどのことがないかぎり取扱うことはないかもしれません・・・。


というわけで、本件、世の中のほとんどの方には、関係ない話かもしれません笑。


ちなみに、マドプロ出願は便利で安上がりですが、国(たとえば、中国)によっては不安要素が大きい場合がありますので、注意していただきたいと思います。


あ。今日は真面目なことを書いたので、次回記事はしょーもないネタにします(苦笑)。


おわり