商標弁理士Nの業務外ブログ

横浜市にある商標専門の特許事務所で商標弁理士をやっているNの業務外ブログです。弁理士業務とはあまり関係のない日常のことについて、商標に関する話題をたまに絡めつつまったり綴ります。

カテゴリ: しごと

こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。

「どんなことも、その90%はカスである」

という、「スタージョンの法則」というものがあります。

アメリカのシオドア・スタージョンという人が、1972年に唱え始めたそうで、皆さんもよくご存じの「パレートの法則(80:20の法則)」を発展的に解釈したものと言われています。

もともと「物事に対する批判の90%はカスの言うことだから、イチイチ気にする必要はないゾ」と、スタージョン氏は言いたかったようですが、いろんなケースに当てはまり得るということで、ビジネス法則の一つとして紹介されています。

なかなか過激な言い回しですが、つい先日、この言葉をふと思い出した瞬間がありました。

週末の終電間際、電車は乗客ですし詰め状態でした。で、週末ということもあり、皆さん疲れもたまっているでしょうし、お酒の席で酔っ払ってフラフラって人も少なくなかったのでしょう。なんだか、ぐでぐでした乗客ばかりだったのですね(ただし、自分も含む)

まぁ、それはそれで仕方ないのですが、ほとんどの乗客がスマホやタブレットとにらめっこをしてるんです。だから、途中駅で人が乗ってこようが、降りようとする人がいようが、おかまいなしでその場から動かない(熱中しすぎて気にもとめない)ものですから、電車の乗降がスムーズにいかないわけです。そうすると、そのような人を押しのけようとして、他の乗客にぶつかったり、乱暴に体当たりしてくる乗客が増えてきます。

私は、周囲の乗客が動かないので、しかたなく降りる人のためにスペースを空けてあげたところ、そこにめがけて人が押し寄せてくるものですから、肩やらカバンやらをぶつけられて、相当なダメージを受けました。すると、「なぜ態度の悪い奴らがラクをして、親切にした私がこのような目に遭わなければならないのか?」という理不尽さをジワジワと感じ始め、2・3駅したところで、

このクソったれがぁぁぁぁ!!
(ベジータ風に)

と、MK5(死語)状態に。しかし、ここでスパーキンしても誰も得しませんし、下手して他の心ない乗客に「電車でオッサンがキレたなう」とかTwitterに顔出しで動画を投稿されても困りますし(苦笑)、怒りにまかせてギャリック砲をかましてYahooニュースに載って弁理士会で問題になっても困りますので、グっと堪えるわけです。

そこで、私はこのスタージョンの法則を思い出し、こう考えることにしたのです。

そう、「乗客の90%はカスなのだ・・・」と。そう思い込むことで、怒りをいくぶん鎮めることができました。というかむしろ、こんな些細なことでギャリック砲を打ちたくなる自分こそが、人間的に未熟なカスなのだと・・・。すると、恥ずかしさから怒りを完全に消すことができました

この「スタージョンの法則」による思い込みは、多少乱暴ではありますが、イライラすることの多い現代社会においては応用が効きますし、結構使えると思います。皆さんもぜひ、MK5(死語)の時には使ってみてください。

ということで、花粉が増えてきましたが、今週も元気に頑張りましょう!!

おわり

こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。

さて、当事務所のホームページは、一部の画像を除いて全て私自身で作っています。

「閲覧者の方に少しでもお役に立つコンテンツを!」という思いで、時間を見付けてはちょくちょく更新をしているのですが、「作ったコンテンツを見直す作業」が、いまひとつ十分ではなかったと、この度反省させられました。

というのも、作成から約1年以上経って、ちょっとした「誤記」があるページを発見したのです。

発見した時は、「どうしてこうなった・・・」と本気で焦りました。
1年以上も誤記のまま掲載されてたという・・・。

幸い、閲覧者の方には実質的に影響がない事項ではあったのですが、コンテンツを一生懸命読んで下さった勉強熱心な方の中には、この誤記のせいで混乱された方もいらっしゃったかもしれません・・・。

そう考えると、本当に申し訳ない気持ちと、プロとしての責任感の認識が足りなかったという気持ちでいっぱいです。というか、私自身、「ミスをしないこと」が自分の強みだったりするので、結構凹みます。

原因は、自作の他のコンテンツからのコピペでした

著作権法の分野で作ったコンテンツを、商標法の分野でコピペして、一部分を修正するという手順だったのですが、修正し忘れた箇所があって、結果誤記になってしまったと(文脈からは誤記だとわかるものでした)。

「提出書類・報告書類等でのコピペとか使い回しをしたら、絶対に修正漏れがないように!」

とは、さんざん後輩指導などでもうるさいくらいに言ってきたくせに、本当にお恥ずかしい限りです・・・。

「そうは言っても、一人でホームページって大変なんだゾ!?」と言いたい気持ちがないわけではありませんが(苦笑)、今後はこのようなことがないよう、より一層気を付けようと思いました。

自分のことって意外と気付かなかったりします。皆様もどうかご注意を。

おわり

こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。

さて、特許事務所でも法律事務所でも行政書士事務所でも同じですが、たいていは事務所ホームページに「メンバー紹介」のページがあって、そこで有資格者のプロフィールが掲載されていることが多いかと思います。

で、「開業本」とか「集客本」の類いでも強くオススメされているせいか、プロフィールとあわせて、その人の顔写真についても掲載している事務所も少なくありません。「どんな人がやっているのかわかる方が、依頼人は安心できる」という点は大いにあるかと思いますので、きわめて合理的だと思います。

ただ、最近はスマホの普及もあって、非常に多くの人がネット環境にアクセスできるようになっていますし、ネット上での申請サービスのようなものも増えてきていますので、「プロフィールと顔写真を公開することのリスク」も考えなくてはいけないように思います。

たとえば、真面目な人(堅実な事務所、歴史のある事務所)ほど、プロフィール写真は「証明写真風」というのが多い印象があります。しかし、もしこの証明写真風画像と氏名などの個人情報が組み合わされて犯罪者に悪用されたら・・・と考えると、とても恐ろしいと言わざるを得ません。具体的には書きませんが、考えられ得るケースは結構あるように思います。

このような面もあってか、最近では打ち合わせ時の写真とか、背景入りでポーズを決めた写真とか、証明写真風ではない自然な動きのある写真をプロフィールとともに掲載している事務所も多くなったように思います。

証明写真風の方が、見る人に真面目さや誠実さを印象付けられるのは間違いないですが、やはりリスクもあるように思います。時代の流れとして、プロフィール画像がフランクな写真となっていくのも、リスクヘッジの面からも仕方ないのかなと思いますし、むしろ賢いのではないかと思います。依頼人の方々には、このあたりご理解いただきたいところですね。

まぁ、もちろんフランクな写真だとしても、悪用されるリスクはありますが・・・。
名前だけでも同じことですし、「そんなことイチイチ気にしても仕方ない」という考え方もあると思います。

以上、木曜日の雑感でした。

おわり

こんにちは。


ここ数年の私の趣味は、もっぱら読書なのですが、最近本を読んでいて気付いたことがあります。

それは、


誤字・脱字が多い


ということです。


単行本、雑誌にかかわらず、特に最近(ここ数年)発行された本の誤字・脱字が多いのです。それなりに、かなりの数の本を読んでいるので、おそらくは気のせいではないと思います。


コンサルタント系の人が書いた、聞いたことのない出版社から出ていた某ビジネス書なんて、本当に日本人が書いたの?っていうくらい、ひどいものもありました。せっかく内容は悪くないのに、誤字・脱字が多いとそれだけで内容も胡散臭く感じられてきますよね。本当にもったいないことだと思います。


法律書の単行本や雑誌についても、頻度は低いですが、最近はやはりチラホラと誤字・脱字があるように感じます。格式高い出版社が多いですし、校正もしっかりやっているはずなので、「どうしてこうなった?」という思いです。


で、自分なりに考えてみたのですが、このような傾向にある原因は2つしか思いつきませんでした。一つは、単に仕事をする人の質が落ちているということもう一つは、仕事をする人のキャパシティがいっぱいいっぱいということです。


前者の場合、人員としては十分足りているけれど、各人がつい「うっかりミス」をしてしまう、といった感じでしょう。最近では、スマホやタブレットを片手に仕事をする人も多く、集中力が欠けやすいのかもしれません。私個人の感覚としても、最近では分野を問わず、仕事に魂が込められていない人が多いなぁと感じることも少なくありません。理由はわかりませんが、長引く不況で明日が見えないという不安や、混沌とした毎日に心が参ってしまっているというのも、無関係ではない気がします。また、「とりあえず、お金だけもらえればいいや」という、その場しのぎの考えの人が、増えてきているのかもしれません。最近の世の中の事件や事故、騒動を見ても、このような「うっかりミス」が原因のものが多いですよね。


後者の場合は、不況の影響で人員を減らしたことで、各人が仕事にかけられる時間が足りていない、といった感じでしょうか。どの業界でも同じでしょうが、同じ量の仕事を、人数を減らして処理するわけですから、当然一人あたりに配分される仕事量が増加するわけです。そこで皆頑張るのですが、だいたい体調を壊して離脱する人が出てきます。そうすると、残った人にはますますシワ寄せがくるといった悪循環に陥り、結果として仕事の質が担保できなくなるというわけです。


どちらのルートにしても、最終的には人的ミスが原因です。ただ、改善策を施すとすれば、原因が前者か後者かでまったく違ったものになるでしょう。経営者は、そのへんの判断を間違えないようにしなければなりません。


私は、誤字・脱字の多い人の仕事を基本的に信用しません。ですから、自分が作ったものに誤字・脱字がないかという点は、かなり念入りにチェックします。


商標業務で言えば、願書や意見書等もそうですし、商標調査報告書などの報告書についても、一切ミスがないように気を付けています。というか、昭和人間である自分にとっては、「他人に読んでいただくものに、誤字や脱字があったら失礼だ」という意識が、そもそも前提にあるのかもしれませんが

考えてみれば、こんなの当たり前です。


でも現代は、当たり前のことが、当たり前にされていない世の中だと思います。古臭いとか、融通が利かないとか、非効率とか言われたとしても、私はこういうこだわりを持ち続けたいと思っています。


あ。勢いで超高速で書いているので、相変わらず支離滅裂な内容となりました(笑)。



おわり


↑このページのトップヘ