商標弁理士Nの業務外ブログ

横浜市にある商標専門の特許事務所で商標弁理士をやっているNの業務外ブログです。弁理士業務とはあまり関係のない日常のことについて、商標に関する話題をたまに絡めつつまったり綴ります。

カテゴリ: ひと

こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。


先日、某本屋さんに行った時のことです。
私が立っている隣で、かなりご年配のおばあちゃんが、店員に尋ねました。

聞き耳を立てるつもりはなかったのですが、距離が近すぎて会話が自然と耳に入ってきました。
さすがに、ご年配のおばあちゃんなので、話し終えるまでに結構な時間を要しましたが、
要約すると・・・


自分の娘が、〇〇〇の仕事をしているのだが、うまくいっていないようだ。
具体的には、□□□といった点で悩んでいるらしい。
毎日毎日悩んでいて、見ていてツライ。
このような〇〇〇の仕事で、□□□の悩みを解決してくれるような本はないか?
※内容は↑では伏せていますが、私には聞こえています。


といったような感じの話でした。


(これはかなりハードルの高い・・・(汗))


内容が、一般的ではないのです。
どう考えても、ふつうの書店店員には無理難題なお伺いだと思いました。
こういう場合、困った(やっかいな)お客さん扱いされて、「そこまではちょっと・・・」と答えられるのがオチだろうと思います。私もそうなるだろうなと思っていました。


しかし!!


その店員さんは、「うちの在庫量の中で、そのような本があるかはわかりませんが・・・」と前置きをした上で、関連書籍を必死に探し始めてくれていたのです。


それで別コーナーの方に行ってしまったので、その後どうなったかはわかりませんが、素直に「たいした店員さんだなぁ」と感激しました。


というか、このやりとりの中で、私は3つの点に感激・感動しました。


1つ目は、上述のように、店員さんがプロフェッショナルな対応をしたこと。
普通の書店、特に大型書店などでは、店員さんは忙しくてここまでの対応はまずしてくれないと思います。おばあちゃんの話に心を打たれたからなのかもしれませんが、急にあのように聞かれて、ああいった対応ができるのはすごいと思います。若いニーチャンだったのに、たいしたものです。


2つ目は、おばあちゃんの優しさ。
失礼ですが、パっと見もかなりのおばあちゃんなのです。
娘さんといっても、ふつうに40代とか50代くらいだと思います。
ひょっとすると、悩んでいるのは実はお孫さんなのかもしれませんが、いずれにしても、その心遣いが本当に優しいなと思いました。


失礼ながら、自分も歩行が大変そうな体に見受けられるのに、「娘さんのために一生懸命、本屋さんまで歩いてきたんだなぁ」と思うと、感動してちょっと涙が出そうになりました。
「いくつになっても、わが子はこども」とは言いますが、きっと良いお母さんで、これまでも娘さんを大切に育ててこられたのだろうなぁと思います。娘さんも幸せ者ですね。


今の時代、ネットで調べれば、そこそこの情報はあるのかもしれません。
しかし、ネットの情報の信憑性など、皆さんもご承知のとおりです。
おばあちゃんが単純にネットを使えないだけだったのかもしれませんが、あえて本に頼っていたところが、本好きの私としては(なぜか)とても嬉しかったのでした。


3つ目は、おばあちゃんの説明のしかた。
言葉はたどたどしいものの、おばあちゃんの店員への説明は上記のように、経緯や困っていることが明確で、何をしてほしいのかが非常にわかりやすかったのです。おばあちゃんの心境や思いがダイレクトに伝わってくる説明でした。
こういう、気持ちの伝わってくる話だったからこそ、店員さんも「力になってあげたい!」と思ったのかもしれませんね。


今回の出来事で、「やっぱり、リアルの書店は絶対必要だよな~」と実感しました。
Am〇zonなどでのネット購入が便利すぎて、リアルの書店の減少が止まらない世の中ですが、このようなプロ魂を持った本屋さんには、この先もずっと存続してほしいものです。
(というわけで、ほっこりさせてもらったお礼(?)に、買おうか迷っていた本を何冊か買って帰りました(笑))


また、店員が(若干無理難題でも)お客さんの悩みに寄り添うプロの姿勢は、われわれ弁理士もあらためて見習わなくてはいけませんね。
商標弁理士にとっても、仕事の中で一番大切なのはお客様とのコミュニケーションやヒアリングの部分だと思います。将来、AIがどんなに賢くなろうとも、絶対に置き換えられることのない、商標弁理士という仕事の醍醐味だと確信しています。


・・・。
余談ですが、おばあちゃんって良いですよね。
なんというか、無条件であたたかいというか。

もう10年ほど前に亡くなりましたが、私も田舎のおばあちゃんが大好きでした。

おばあちゃんは、私が小学生の頃、よく「ビックリマンチョコ」を送ってくれました。
知っている方も多いと思いますが、当時「ビックリマンシール」が大流行していて、商品が品薄でなかなか買えなかった時代です。


そんな中で、私が欲しがっていることを知ってか、大量の商品(時には箱ごと)を送ってくれていたのです。「箱買い」なんて、当時の私には夢のような出来事で、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。


でも、当時ハナたれ小学生だった私は思いもしなかったのですが、大人になってから聞いた話では、結構な苦労をして、おばあちゃんはビックリマンチョコをゲットしてくれていたそうなのです。(家から20~30分くらいかかる)スーパーで「おひとりさま3個まで」とされているのを、時間帯やレジを代えて何度も行き来してくれたとか。「箱買い」も、たしかに当時の状況を考えてみると普通にできることではないので、おそらく地元の問屋さん等に交渉してくれたりしたのだろうと思います。


当時、もう多少は足腰も弱っていただろうに、孫のためにそこまでしてくれて、本当に有難かったと今になって思います(ちょっと泣きそう)。恩返しできなくてゴメン・・・。あの頃、ちゃんとお礼を言えたかどうかも、今にしては怪しいです・・・


そういえば、私が新卒入社した会社を突然辞めて「ワイ、弁理士になる!」と言い出したとき、あきらかに周囲は「いやいや、おまえには無理だろ(笑)」ムードだった中、おばあちゃんだけは「ぜったいなれるよ!」と言ってくれたのは、今でも忘れられません。


おばあちゃんはきっと弁理士という職業なんて知らなかっただろうと思いますし、勢いで言ってくれただけだったかもしれませんが、当時の私には本当に励みになりました。
(結果、なんとか存命中に合格報告ができたのは本当に良かったです。)


なんだか話がそれましたね。(笑)
今回の本屋さんでの出来事は、そんな感じで、いろいろなことを感じさせてくれました。


おわり

こんにちは、横浜の商標弁理士Nです。

1か月ぶりの更新となってしまいました・・・
今日は目がやたらシュパシュパしますが、奴(花粉)が到来しているのでしょうか。


さて、昨日は美容室に行って散髪したのですが。
待ち時間に、スタッフの方が、雑誌を何冊か持ってきてくれたんです。


普段、まったく読まないようなシャレオツな雑誌がほとんどでしたが、若い頃たまに読んでいた某ファッション誌があったので、「懐かしいなぁ」と思いながら、ページをペラペラめくっていました。


すると、面白そうな「戦国武将占い」なるものがありました。
なにやら、生年月日に示された数字から、自分がどのような武将タイプかを占うもののようです。私の好きな武田信玄とか、上杉謙信もありました。

そこで、早速やってみようと、生年月日一覧を見てみたのですが・・・。


1987年生まれ
1988年生まれ
1989年生まれ
・・・・
1999年生まれ
2000年生まれ
2001年生まれ


うわあああああああ!
自分の生まれた年がない(笑)。


そう、最高で現在31歳までの人しか占えないのです。

自分、31歳なんてとっくに超えて、もはやアラフォーなんですが・・・。
戦力外宣告ならぬ、「対象外読者宣告」をされたにも等しい仕打ち。
「メン〇ノ〇ノ」は、もう読んではいけない世代なのか(苦笑)。
これはさすがにショックです。


いやたしかに、自分がもうヤングではないことは認識してはいますが、こういうことは初めてだったので、何とも言えない悲しい気持ちになりました。


たしかに、考えてみれば、今年30歳の人が平成生まれになるんですもんね。
いやいや、のんびりしてたら、人生って一瞬で終わってしまいますね。

1日1日、ホントに大事にしなきゃなぁと、あらためて実感したのでした。


おわり

こんにちは、横浜市の商標弁理士Nです。

「僕は、空手を絶対ケンカに使いません!」

さて、表題について、「なんぞ?」と思われた方が少なくないかもしれません。

小学生の時、私は空手クラブに在籍していました。
上記は、練習開始前、顧問の先生に必ず大きな声で叫ばされたフレーズです。
一種の誓いというか、誓約というものでしょうか。

小学生のパンチ力やキック力などたかが知れているかもしれませんが、やはり経験者の威力は違います。武道は精神鍛錬の色が濃いスポーツですが、小学生にはそのへんわかりにくいだろうからキチンと認識させなきゃイカンということだったのでしょう。

現代の小学校でこれをやらされたら、「軍隊みたいだ」とか文句や苦情が出そうですが、私はこのように躾られたことはとても良かったと思っています。やはり、日々口に出して、繰り返していることで、「本当にやっちゃダメなこと」だと、幼いながら脳裏に焼き付いていたように思います。

実際、空手をケンカに使ったクラブのメンバーはいなかったと記憶しています。

中学校や高校というのはケンカも多い多感な時期ですが、ここでも私にとっては、小学校の頃の経験が抑止力となった気がします。これまでに他人に対して本気のパンチやキックを繰り出したことは、考えてみれば一度もない気がします。(かわりに柔道技とかプロレス技は(冗談で)使っていた気がしますが。。。

そんな小学生でもやってはダメとわかることを、どうして某横綱はやってしまったのだろうかと、残念でなりません。

正確な情報はイマイチ出てませんし、事件に関する様々な面が報道されていますが、どんなことがあっても、力を持った者が試合以外で他人に手を出したらダメでしょう。人間性や品位を疑問視されても、しかたありません。

何かのアイテムで殴ったか、殴ってないか。
何発殴ったのか。
どんなケガをさせてしまったのか。


それらは、本質的な問題ではないと思います。
「殴った」という行為自体が、もっとも大きな問題ではないでしょうか。

某横綱への厳しい処分は、避けられないだろうと個人的には思っています。

あ、ちなみに。
なぜ、小学校のときに空手クラブに入ったかというと。。。
勘の良い方はわかったかもしれませんが、完全に「ドラゴンボール」の影響です笑。
顧問の先生が、「気」だのなんだの言ってたこともあって、真面目に練習(修行)すれば本気で「かめはめ波」を撃てるようになると思っていた、アホな小学生でした・・・。

おわり

こんにちは、横浜市の商標弁理士Nです。
今日は、先日遭遇した出来事について書きたいと思います。


さて、先日、某レコードショップに行ったときのことです。
4~5歳くらいの女の子と、そのお父さん(20代後半くらい)との会話。


女の子「パパー、プリ〇ュアのDVD買ってー!」


父「えーっ?ダメだよ~。高いから~。」


女の子「なんでよ~?パパだって買ってるじゃん!」

(父親は、これから買うと思われるCDアルバムを手に持っていた。)


父「パパはいいんだよ~。」


女の子「なんでよー?パパだけズルいよー。ズルいっ!!」


父「今度、買ってあげるから。ガマンしなさい。」


女の子「ズルい!ズルい!なんで?パパだけなんでいいのよー?」


父「パパは働いてるからいいんだよ。」


女の子「そんなのズルいよ!パパなんて嫌い!!(号泣)」


いやいやいやいや
最後はさすがに、「ええっ!?」ってなりましたよ。


「パパは働いてるからいいんだよ。」


いや、たしかにそうでしょうし、それは正論でしょう。
けれど、子どもからしたら、理不尽な理由すぎないでしょうか。
子どもは、働きたくても働けないのですから。

人にはガマンしろと言いながら、自分はしっかり買う。
そして、それを可能とするのは、理不尽な理由です。
子どもにとっては、打開策のない無理ゲー状態です。


あの女の子は納得できないと思いますが、受け入れざるを得ないでしょう。
そして、きっとモヤモヤしながら、これから成長していくでしょう。
同じようなことが繰り返しあれば、「世の中はそういうもの」と決めつけるかもしれません。


そんな考え方が、あの子の中で当たり前になったら、とても怖いと思います。
父親と同じく、自己中心的な、思いやりのない生き方をするかもしれません。
あの子が「ズルい」と感じた、まっとうな感性を失ってしまうかもしれません。
こんな些細なことから、あの子の将来の可能性を台無しにするのではと心配になりました。


もちろん、子どものしつけも大事です。
欲しいものを我慢させるのも必要だと思います。
でも、それでも筋は通すべきだと思います。


今回の場面では、


父「そうだよね、パパだけ買うのはたしかにズルいよね。じゃあ、パパもガマンするから、今日はガマンしようね?」(と、とりあえず買わないフリをして、後でこっそり買いに行く)


というのが、望ましかったのではないかなぁと思いました。
若いお父さんではありましたが、親としての資質がちょっと足りていない気がしました。
賛否両論あるかもしれませんが


以上、モヤモヤを感じた、ある休日の出来事でした。


おわり

こんにちは。横浜の商標弁理士Nです。

通勤や通学って、だいたいいつも同じ時間帯になりますよね。
そうすると、そこで出会う人たちも、わりと固定化してきて顔なじみになりませんか?

とはいえ、顔は知ってるけども、名前やパーソナリティなどは一切わからないという状態。
なので、自分の中でのネーミングで勝手に呼び、識別しているのではないでしょうか。

私にも最近、このような人がいます。

そう、それがマリックおじさんです。

毎朝、事務所に向かう道を歩いていると、反対側からやってくるオジサン・・・。
オジサンというか、おじいちゃんに近い年齢だと思いますが。

彼が、かの有名なMr.マリック氏にそっくりなのです。

というわけで、勝手に自分の中で「マリックおじさん」と名付けました。

ていうか、激似なんですよ。

グラサンやし

晴れでも雨でも冬でも基本サングラス装備。

なんでやねん。まぁ、カッコいいけども。

ちなみに、向こう側からやってくるマリックおじさんを見付けた時、私の脳内では「テッテッテッ テテッ♪」というお馴染みの曲が鳴り響き、「マリックおじさんきたーーーーーー!!、ハンドパワーきたーーーーー!!(笑)」となります。
朝から何をやってるんだか・・・。

マリックおじさんの歩行は、リングに向かって花道を歩むプロレスラーのごとく華麗です。

初めて出会った時の衝撃は、それはもう、とてつもないものでした。

でも、何度か遭遇するうちに、いろいろなことがわかってきます。

・いつもトレーニングウェアのような服を着ていること
・いつも同じような時間帯であること
・いつも右手にペットボトルを持っていること

以上を鑑みれば、おそらく健康のためにウォーキングをしているオジサンなのだろうと。

しかし、最近困ったことが起こりました

何度も出会っているせいか、マリックおじさんも私のことを認識し始めたようなのです

すれ違いざまに、「よう!」みたいな顔をされることが多くなりました(笑)。

これが心理学でいうところの単純接触効果の法則というものでしょうか。

そのうち、お互い挨拶するようになるのではという気がしています。

それはそれで、良いことなのかもしれませんが。

むむむ・・・

どうせなら、ガッキーみたいな女性が良かった。。。


というわけで、皆さん今週もお疲れ様でした。
明日の夕方からJ-PlatPatも停止しますので、ゆっくり休みましょう。


おわり

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